日誌

活動の様子

お盆です

   ~お盆です~
 8月15日(木)台風の接近に伴い、とても蒸し暑い日です。地域により期間に若干の違いがありますが、今日はお盆期間中だと思います。自分が子どもの頃に教わったお盆とは、ご先祖様を1年に1回家にお迎えし、いろいろな物をお供えしご冥福をお祈りし、先祖の霊を供養するというものでした。13日の夕方に提灯を持ってお墓に迎えに行き、提灯に火をともし、ご先祖様を家まで連れてきて、用意された水で足を洗て頂き、仏壇まで案内した記憶は、今でもよく覚えています。
 この期間に子どもたちには、ご先祖様が命のバトンをつないできてくれたおかげで、今の自分の命があるということを実感してくれればいいなと思っています。そんなことをちょっとお子さんと話してみてはいかがでしょうか。

共感、気持ちを受け止める

   ~共感、気持ちを受け止める~
 学校の先生に「共感することが大切」とか、「子どもの気持ちを受け止めてやってください」と言われることがありますが、具体的にどういうことなのかわかりますか。

  子ども:「学校に行きたくない」と言ったとします。
  母親:「どうして?」と聞くと思います。
 その後色々話をすると思いますが結論は、
  母親:「でも、学校は行かなくちゃだめ」と言うでしょう。
 これは、子どもの気持ちに共感し、受け止める対応ではありません。
  母親:「行きたくないなら、休めば」と言うのがいいでしょうか。

 これも、子どもの気持ちに共感している対応とは言えないと思います。なぜなら、子どもも、そんなに簡単に学校は休めるものではない、と知っているからです。では、子どもの気持ちに共感し、受け止める対応とは、どういう言葉でしょうか。

  母親:「学校へ行きたくなくなるくらい、学校がつらいんだね」
  母親:
「そんなつらい中で、よく今まで行っていたね」
という言葉です。「いい」とも「だめ」とも言わず
その気持ちを受け止め言葉にして返し、今までの頑張りを認める。それだけで、子どもは楽になり、もうちょっと頑張ってみよう、と思えることがあります。これが、共感する、気持ちを受け止めるということだと思います。

笑顔2

   ~笑顔の力2~
 夏の甲子園大会が始まりました。昨日、奥川恭伸投手(3年)の星稜(石川)が登場。奥川投手は旭川大高(北北海道)を3安打完封し見事に勝利しました。この星稜高校の合い言葉が「必笑」です。奥川投手の、笑顔での投球とても素晴らしいと思いました。
 この場面を見て感じたのですが、本当に奥川投手は楽しいから笑っているのだろうか?逆ではないだろうか。「笑うことで自分で楽しい気分になっているのではないか」と。たいへんなこと、苦しいこと、辛いこと・・・・、いろいろありますが、そこで笑うことで楽しい気分になって乗り越えていきたいと思いました。笑顔の力恐るべしです。子どもたちが笑顔で通える学校、教職員が笑顔で働ける学校を目指してがんばります。

笑顔

   ~笑顔の力~ 
 全英女子オープンで渋野日向子選手が優
勝しました。その笑顔の素敵さから彼女はスマイルシンデレラと呼ばれるようになりました。その後の母親と本人のインタビューでとても気に入ったところがありましたので紹介します。
 母親は「お世辞にも美人とは言えないので、常に笑顔でいるように小さい頃から教えてきた」本人は「去年までは喜怒哀楽を出すタイプだったけど、感情を出すとスコアを落とした。いつも笑顔でいようと気をつけるようになった」という言葉です。小さい頃から母親から教えられてきたことを実践しての優勝、本当に素晴らしいと思うとともに、母親のすごさを感じました。
 夏休み明けからは、私も日々笑顔で生活しようと思います。

夏休みの宿題

   ~夏休みの宿題~
 夏休みも2週間が過ぎました。お子さんの宿題の進み具合はいかがでしょうか?低学年のうちは、親も関わらないとなかなか終わらないと思います。そんな中で、保護者の方々は「早く終わらせなさい」「計画的に進めなさい」・・・色々子どもたちに声をかけていると思います。
 でも間違えないでください。宿題は誰の課題か?ということです。宿題をやることを選ぶのは子ども、宿題をやらないことを選ぶのも子ども。子どもの責任です。
 では親はどうすればよいかです。それは、子どもが不安な気持ちを抱えていたらそれを聞いてあげること、計画を立てるための手助けをすること、モチベーションを上げるためにはどうすればよいかを話し合うこと・・・サポートの方法はたくさんあると思います。子ども自身が宿題を最後まで終わらせるという選択をし、意欲的に取り組めるようなサポートをお願いします。