日誌

活動の様子

残りわずか、夏休み

   ~残りわずか、夏休み~
 夏休みも、今日を含めて7日となりました。夏休みの宿題は、もう終わっているでしょうか?これから追い込みだというお子さんもたくさんいると思います。以前お願いしたとおり、
子ども自身が宿題を最後まで終わらせるという選択をして、計画的に進められていることが1番です。あと7日間、サポートをお願い致します。
 また生活リズムが乱れているお子さんもいるかと思います。来週からの学校に備えて、そろそろ生活のリズムを整えていくとよいのではないかと思います。

飼育ボランティア

   ~ありがとうございます~
 本校は、モフというウサギを飼育しています。土日や学校閉庁日には保護者とお子さんの飼育ボランティアを募集して、えさやりをお願いしています。
ボランティアで来てくださる保護者もお子さんもモフのことをよくかわいがってくれていることがわかります。本校のモフは、本当に幸せだと思います。これからもよろしくお願いします。

 
 

お盆です

   ~お盆です~
 8月15日(木)台風の接近に伴い、とても蒸し暑い日です。地域により期間に若干の違いがありますが、今日はお盆期間中だと思います。自分が子どもの頃に教わったお盆とは、ご先祖様を1年に1回家にお迎えし、いろいろな物をお供えしご冥福をお祈りし、先祖の霊を供養するというものでした。13日の夕方に提灯を持ってお墓に迎えに行き、提灯に火をともし、ご先祖様を家まで連れてきて、用意された水で足を洗て頂き、仏壇まで案内した記憶は、今でもよく覚えています。
 この期間に子どもたちには、ご先祖様が命のバトンをつないできてくれたおかげで、今の自分の命があるということを実感してくれればいいなと思っています。そんなことをちょっとお子さんと話してみてはいかがでしょうか。

共感、気持ちを受け止める

   ~共感、気持ちを受け止める~
 学校の先生に「共感することが大切」とか、「子どもの気持ちを受け止めてやってください」と言われることがありますが、具体的にどういうことなのかわかりますか。

  子ども:「学校に行きたくない」と言ったとします。
  母親:「どうして?」と聞くと思います。
 その後色々話をすると思いますが結論は、
  母親:「でも、学校は行かなくちゃだめ」と言うでしょう。
 これは、子どもの気持ちに共感し、受け止める対応ではありません。
  母親:「行きたくないなら、休めば」と言うのがいいでしょうか。

 これも、子どもの気持ちに共感している対応とは言えないと思います。なぜなら、子どもも、そんなに簡単に学校は休めるものではない、と知っているからです。では、子どもの気持ちに共感し、受け止める対応とは、どういう言葉でしょうか。

  母親:「学校へ行きたくなくなるくらい、学校がつらいんだね」
  母親:
「そんなつらい中で、よく今まで行っていたね」
という言葉です。「いい」とも「だめ」とも言わず
その気持ちを受け止め言葉にして返し、今までの頑張りを認める。それだけで、子どもは楽になり、もうちょっと頑張ってみよう、と思えることがあります。これが、共感する、気持ちを受け止めるということだと思います。

笑顔2

   ~笑顔の力2~
 夏の甲子園大会が始まりました。昨日、奥川恭伸投手(3年)の星稜(石川)が登場。奥川投手は旭川大高(北北海道)を3安打完封し見事に勝利しました。この星稜高校の合い言葉が「必笑」です。奥川投手の、笑顔での投球とても素晴らしいと思いました。
 この場面を見て感じたのですが、本当に奥川投手は楽しいから笑っているのだろうか?逆ではないだろうか。「笑うことで自分で楽しい気分になっているのではないか」と。たいへんなこと、苦しいこと、辛いこと・・・・、いろいろありますが、そこで笑うことで楽しい気分になって乗り越えていきたいと思いました。笑顔の力恐るべしです。子どもたちが笑顔で通える学校、教職員が笑顔で働ける学校を目指してがんばります。

笑顔

   ~笑顔の力~ 
 全英女子オープンで渋野日向子選手が優
勝しました。その笑顔の素敵さから彼女はスマイルシンデレラと呼ばれるようになりました。その後の母親と本人のインタビューでとても気に入ったところがありましたので紹介します。
 母親は「お世辞にも美人とは言えないので、常に笑顔でいるように小さい頃から教えてきた」本人は「去年までは喜怒哀楽を出すタイプだったけど、感情を出すとスコアを落とした。いつも笑顔でいようと気をつけるようになった」という言葉です。小さい頃から母親から教えられてきたことを実践しての優勝、本当に素晴らしいと思うとともに、母親のすごさを感じました。
 夏休み明けからは、私も日々笑顔で生活しようと思います。

夏休みの宿題

   ~夏休みの宿題~
 夏休みも2週間が過ぎました。お子さんの宿題の進み具合はいかがでしょうか?低学年のうちは、親も関わらないとなかなか終わらないと思います。そんな中で、保護者の方々は「早く終わらせなさい」「計画的に進めなさい」・・・色々子どもたちに声をかけていると思います。
 でも間違えないでください。宿題は誰の課題か?ということです。宿題をやることを選ぶのは子ども、宿題をやらないことを選ぶのも子ども。子どもの責任です。
 では親はどうすればよいかです。それは、子どもが不安な気持ちを抱えていたらそれを聞いてあげること、計画を立てるための手助けをすること、モチベーションを上げるためにはどうすればよいかを話し合うこと・・・サポートの方法はたくさんあると思います。子ども自身が宿題を最後まで終わらせるという選択をし、意欲的に取り組めるようなサポートをお願いします。

リフレーミング

   ~リフレーミング~
 リフレーミングとは、ある枠組み
(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指します。たとえば、「乱暴」な子がいるとします。これを違った枠組みで見ると「たくましい・活発」と見ることができます。また「整理整頓」ができない子がいます。これは「こだわらない・おおらか」と見ることもできます。このように、見るフレームを代えることで短所であることが、長所にもなります。長い夏休み、自分のお子さんのことを違ったフレームで見て声をかけてあげてください。インターネットで「リフレーミング辞典・辞書」で検索すると、たくさんの言い換えの言葉が出てきます。参考にしてください。

意図的教育・無意図的教育

   ~意図的教育・無意図的教育~
 教育には、意図的教育と無意図的教育の2つがあります。意図的教育とは学校教育で考えると、各教科の授業や学校行事等の何らかのねらいを持って行われることから学んでいくもの、無意図的教育は、先生や友だちの言動や関わりの中で、その子が色々なことを感じ自然と学んでいくものです。家庭教育で考えると、意図的教育とはまさに「しつけ」だと思います。では無意図的教育とは、それは「子どもは親の背中を見て育つ」という言葉どおり、
親の姿(生き様)から学ぶということではないでしょうか。ぜひこの夏休みに親が必死で働く姿や、周りに優しく接する姿など、かっこいい生き様を見せてあげてください。

叱ること

   ~叱ること~
 自己肯定感・自己有用感を高めるために「ほめる」ことをお願いしていますが、ダメなことをしたときは当然しっかり叱ってください。叱り方にもいくつかのポイントがあると思います。自分が考えているポイントは5つです。
 1 冷静に叱る。怒るにならない。(怒るは感情的になっています)
 2 その時のことだけを叱る。(過去のことを引きずり出さない)
 3 事実について叱り、人格を否定しない。(だから、おまえはダメなんだ等)
 4 だらだらと叱らない。(できるだけ短い時間で)
 5 一貫性をもって叱る。(この前はOKだったのに、今度は叱られる)
 ほめることはとても大切なことですが、ダメなことはしっかりダメと言える大人でありたいと思っています。