八木崎小学校 校長室より

2017年11月の記事一覧

漢検Ⅱ

 本校を会場にした漢検を平成30年1月27日に実施する。今回申し込んだ人数は、103人。リベンジする子、一段級を上げて挑戦する子、親子で受ける子、3世代で受ける子・・・。共通するのは、目標の級に合格できるよう、自ら漢字の勉強に取り組んでいるところである。申込み用紙を直接取りに来た子に聞くと、「漢検に向けて勉強してます!」という反応があり、意気込みが伝わってくる。校長としては、全員が合格して欲しいと願うばかりである。
 
【反省】
 今回の漢検(1/27)の申込みについて、10/30付けで文書を発出した。漢検資料の受け取りは、11/17日までに担任へ。受検申込みは、11/27,28の2日間のみと。
 しかし、実際は、11/27,28に駆け込みで資料を請求し申し込んだ家庭が30件ほどにのぼった。改めて、分かりやすい文書を作らないといけないなと反省し、次回は、図式化したものも入れて工夫しようと思っている。

プチ・ボランティアを仕掛けてみました

 廊下に、さりげなくポスターを貼ってみた。「2年生のかけ算九九応援プロジェクト」に参加してくれるボランティア募集のポスターである。
 呼びかけに応えてくれたのは、本日現在、3~6年生の25人。業間の時間に2年生の教室へ行って、2年生がかけ算九九を唱えるのを聞いてあげるのが役目。単純な内容だが、ポスターに書いてある情報だけが頼り。担任の先生方からの説明はない。ポスターに書かれている情報を読み取って、自分の意志で参加しようと決め、所定の用紙に必要事項を記入し、校長室前の箱に入れてくれた25人である。
 来週も楽しみな一週間になりそうで、ウキウキしている校長でした。

歯を大切にⅡ

 私は子どもの頃、虫歯と友達で、何度か痛い思いをしたことを今でも記憶している。だから大人になってからは、予防歯科に重点を置いてきた。1年に1回チェックしてきただけで、痛い虫歯治療とは縁遠くなった。最近通い始めた歯科医は、3か月ごとの点検を奨励。今は、そのペースでチェックを受けている。歯ブラシをあてる角度、歯間ブラシやフロスの必要性も教わり実践している。
 また、我が子には自分と同じ経験をさせたくない。虫歯になるのは親の責任だと考え、我が子の歯の健康管理には、かなり気をつけてきた。幼い頃は、仕上げ磨きをし、小学校以降は、1年に1回バースデーチェックをし、フッ素を塗布してもらっていた。おかげで、我が子2人は、痛い治療の経験なく成人した。

 歯とお口のことなら
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歯を大切に

 保健室前の掲示に虫歯治療に関する掲示物が貼ってある。赤シールが虫歯ありの人。白い歯の形をしたシールが治療済の人。1年生と5年生は、治療完了。全校で、あと18人。特に永久歯が虫歯になった子は、早い段階で治療して欲しい。その後は、もう生えてこないよ。象さんのように6回も生え替わらない。人間は1回だけしか生え替わらない。
 歯がだめになると、色々な所に影響が出るという。「よく噛めない。よく噛まない。」ことの影響は大きい。「よく噛めない」から、消化が大変になる。内臓に負担がかかり・・・。「よく噛まない」から、脳への刺激も少なくなる。学力への影響もあるかもしれない・・・。
 あと、18人、早めに治療に行きましょう。治療率100%は、当たり前の八木崎小です!!

 さらに、予防歯科にも積極的に取り組みたい。以前は、バースデーチェックとして1年に1回の点検を奨励していた。今は、3か月に1回を進める歯科医もいる。痛い治療をしたくなければ、予防歯科がおすすめ。

しつけ

 帰宅途中、男の子(孫)を連れたお爺さまを見かけた。私は、交通量は少ないが、縁石のある大きな道路を車に乗っていた。孫の洋服の裾を持ち、微笑みながら歩いている。孫は、キャッキャ言いながら、縁石に乗ろうとする。時には、縁石に馬乗りになって乗ろうともした。???
 すぐ脇を車が走る縁石は「乗るな!」と教えるべきではないか。この2人は、笑顔で縁石を遊び道具の1つとしていないか?
 自分の孫なら・・・と考えたとき、私は、「ここは、乗ってはいけない所」と教える。小さいときに、「縁石は乗るところではない」感覚を植え付けておかないと、成長し、一人で歩くことになったときに、縁石に乗ってしまう心配があると危惧するのは私だけ?

中学生がんばる

 11月15日から3日間、大沼中学校1年生8名が、3Day's(職業体験)を実施している。中学校の配慮で、八木小出身者は0。皆、新鮮な気持ちで八木崎小を見てくれているようだ。
 職業体験ということで、先生の仕事を体験。教室では、学習の補助、プリントの丸付けを体験。休み時間には、子どもたちと一緒に外遊び。時々、きつい作業時間が入る。この時期は、落ち葉掃きが定番となっている。今年は、落ち葉を入れる穴掘りもやってもらい大変助かった。
 どの学年も、この時期の体育は、持久走大会に向けた練習。中学生が配属されたのは1,2年。どの学年の時も、中学生がペースメーカーとなって先頭を走ってくれていた。2年の男子とやっていたときは、結構本気モード?食らいつく2年生男児も必死の形相。あと1周あったら・・・

県小学校長校長会研究協議会

 今日は、埼玉県全域から小学校の校長先生方が、この春日部市にやってくる日。埼玉県小学校校長研究協議会中央大会が春日部市民文化会館を中心に、春日部市教育センター、粕壁小学校を会場に行われる。
 県内811校が対象の一大イベント。春日部市24校の校長を中心に東部地区の校長が協力して準備や当日の運営を行う。様々な諸課題について意見交換を行い、今後の学校経営に活かしていくのが目的。実りある交流が望まれる。
 春日部市の校長先生方、がんばりましょう!

埼玉県民の日

 本日は、埼玉県民の日。子どもたちは学校が休みで嬉しい日。県庁は、この日一日見学できる。今年は、乃木坂46の新内さんも一日広報課長として県庁に来るそうだ。家族で行ってみてはいかがでしょうか。
 明治4年に廃藩置県が行われ、「県」の統廃合があり、11月14日(旧暦)に「埼玉県」が誕生。当時の埼玉県は今と違って、荒川より東の地域のみ。荒川の西が入間県で、明治6年に群馬県と合併して熊谷県に。そして、明治9年、埼玉県と旧入間県が合併して、今の埼玉県とほぼ同じ形になった。当時の資料によると、人口は896,107人。

 昭和46年、それからちょうど100年目に当たるのを記念して、11月14日を「県民の日」と制定。県内では、毎年、この日を中心にいろいろなイベントが開催されるようになった。
 ↓ 県庁オープンデー
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0301/kenminnohi/kentyouopenday.html

地球史に「チバニアン」

 地球の磁場が反転した痕跡を残す千葉県市原市の地層が、地球の歴史で約77万~12万6千年前の年代を代表する基準地に認められる見通しとなったというニュースが流れた。これが実現すれば、ラテン語で「千葉時代」を意味する「チバニアン」の名称がつくことになる。世界中の人が「チバニアン」という言葉を使うことになる。千葉県が世界進出するチャンスになりそうだ。

昨日のフェスタについて

 八木崎小フェスタを活気あるものにしたいという思いで、今年度新たな取り組みを行った。
①大沼中と春日部中にお願いして中学生のボランティアを募った。
 約40名の中学生が、各ブースでお手伝いをしてくれた。片付けの時も、大きな力となってくれた。
②地域の皆さんにもお手伝いの声がけをした。
 地域の方(八木崎小サポーターズ)やガールスカウトの方が、当日お手伝いに入ってくれた。当初は、少年野球チームやサッカーチームも興味を示してくれた。今後も継続して声がけをしていきたいと思う。
③スタンプラリーを実施。
 学生さんたちが動くチェックポイント役をやってくれたので、子どもたちが必死に探す光景を見ることができた。
④5年生の有志を中心に、フェスティバルを盛り上げるために「ソーラン節」を踊った。

 また、4年生以上の八木崎っ子には、今年もジュニアボランティアを受け付け、お手伝いをしてもらった。共栄大学の学生さんの助けも大きかった。午前中の学校探検は、学生の力なしでは実現できないものであった。
 以上のような工夫により、今年度の八木崎小フェスタは、今まで以上に活気のあるものとなった。かかわってくれた皆さんに感謝。

かかわってくださったすべての方に、ありがとう!

 3時間連続の土曜授業公開に多くの保護者が参観していた。保護者の皆様の学校教育に対する関心の高さがうかがえる。また、その裏では正午から始まる八木崎小フェスタの準備が着々と進んでいた。20人程のお父さん方が集まって、あっという間にテントを立ち上げ、大きな荷物を所定の位置に運んでくれた。図書室では、釣り銭に使う小銭の仕分け作業、それが終わると、パンや弁当の仕分け作業。PTA役員さんやフェスタのお手伝い担当の保護者は、その合間を縫って授業参観をしていたようだ。
 あまり見えないところで支えてくださった皆さんのおかげで、無事、八木崎小フェスタが終了した。感謝。

スーパー元気さわやか集会

 中央公民館で行われた『スーパー元気さわやか集会』に参加してきた。小中学生と地域の大人が集まって共通のテーマで意見交換を行える貴重な時間である。意識の高い子どもや大人たちなので、初対面にもかかわらず、結構話が進んでいる。流石!
 今回のテーマは、『思いやりの心 ~伝えたい思いを言葉にのせて~ 』とし、テーマに沿った3つの具体的な課題が示され、話し合った。10班に分かて話し合ったが、どの班も、LINEを代表とするSNSを使うな!ではなく、便利な道具として有効に使うにはどうすればいいかという方向で話し合っていた。日時や場所等簡単な事柄の確認はSNS等で、大切な事柄は直接本人と会って話す方がいいという考えが多くあり安心した。
 表情や声のトーン、身振り手振りも、思いを伝える重要な要素となっている。この集会で話し合ったことや感じたことを、代表の児童生徒たちには、各学校のお友だちに伝えて欲しいと思う。

手先を鍛えないと!

 本日、放課後子ども教室『自主学習教室』を開催した。約130名の児童が参加、宿題や繰り返し計算・漢字ドリル、家庭でやっているワーク等、自分でやることを決めて学習している。目標をもっている子は強い。だまっていても、すぐ取りかかる。周りが騒がしくてもなんのその。黙々と鉛筆を動かしている。こんな八木崎っ子を1人でも多く育てたい。
 子どもたちが帰った後、ボランティアの方たちと情報交換。子どもの手先のことが問題となった。発端は、課題が終わった子に「三つ編み」方式を使ってミサンガを編もうという課題を出したときだった。三つ編みを教えても、なかなかできない。力の加減が分からない。といった具合だ。
 そういえば、いつの頃からか、三角巾を頭の後ろで結べない子、エプロンを後ろで結べない子が多くなったという話題も。時間にゆとりがないので、掃除の時は三角巾ではなく紅白帽に。あ~、子どもたちの手先が危ない?
 折り紙やあやとり、おはじきなど、昔の遊びは指先を多く使った。ゲームのボタンを連打するのとは、ちょっと(かなり)違う。今の子どもたちに、これらの遊びが、おおいに必要ではないかということで、その場にいた大人たちの考えが一致した。
 何か手を打たねば!!!!!

笑顔あふれる八木崎草花植栽事業

 今年も八木崎自治会からお声がかかり、笑顔あふれる八木崎草花植栽事業に参加してきた。税務署跡地を有効活用するために始まった本イベントも6回目となった。最初は、県の補助等があったが、今では、八木崎自治会の皆さんが中心となって実施しているそうだ。
 花絵のデザインや植栽、当日の音楽部のコーラス発表や吹奏楽部の演奏等で、春日部高等学校が全面的に協力している。本校も、イベントを盛り上げるために子どもたちの発表という形で参加させていただいてる。
 以前は、合唱という形でお願いされていたようだが、昨年度から、中味は学校で決めさせていただいている。より主体的に取り組んで欲しいという願いから、「依頼されたからやるではなく、こんなイベントがあるけど、出たい人いないかな」という形で子どもたちに投げかけた。その結果、今回は、リズムダンスクラブと八木崎ソーラン2017の2団体が参加する形となった。
 特に、八木崎ソーラン2017は、運動会の時、あれだけ練習したのに、運動会1回だけの発表じゃもったいないということから結成された「精鋭隊」である。隙間の時間を使って練習し、運動会のときよりワンランク上の内容に仕上げてきたという。子どもたちの顔にも自信がみなぎっていた。この子たちには、これからも機会があれば、踊る場を提供してあげたいと思う。
 日曜日にもかかわらず集まってくれた八木崎っ子の皆さん、ありがとう!そして、参加してくれた子どもたちの保護者の皆様にも感謝申し上げます。ありがとうございました。

文化の日

 朝7時。近くの学校の校庭から花火が打ち上げられた。「パーン! ド~ン、ド~ン」という重低音が空気を震動させ我が家まで伝わってきた。今日は文化の日。恒例の市民運動会がめでたく開催される(K市)。
 体育の日と並び、晴れの特異日の1つである文化の日。「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」として定められた。1946年11月3日に平和と文化を尊重する「日本国憲法」が公布されたことに由来し「文化の日」が定められた。季節ともピッタリのネーミングである。

彩の国教育の日

 埼玉県では、教育に対する関心と理解を一層深める機会として、毎年11月1日を「彩の国教育の日」、11月1日から7日までを「彩の国教育週間」としている。教育の日を含む教育週間には、家庭、学校、地域社会の連携のもとに、教育に関する様々な取組を推進することになっている。
 実際には、この1週間だけでなく、11月の1か月を教育月間として、春日部市内の小中学校が工夫を凝らして様々な行事に取り組んでいる。本校でも11日(土)には、土曜公開授業を実施、午後には八木崎小フェスタ(バザー)を開催。また、7日(木)には、中央公民館でスーパー元気さわやか集会を行う。本校からも代表児童が参加。隔週月曜日の『放課後子ども教室』も開催される。漢検に向けた勉強会や自主勉強会を行う。今月下旬に予定されている個別面談も学校と家庭との連携強化に欠かせない大切なものと位置づけている。

 ※彩の国教育の日についてチラシ↓
http://www.pref.saitama.lg.jp/f2215/kyouikunohi/documents/h29-omote-ura.pdf