八木崎小学校 校長室より

校長室より

漢字検定実施

 ボランティア13名により5教室を使って実施された漢字検定。92名が合格を目指して取り組んだ。9:45の開場時刻近くになると、東昇降口付近に子どもたちが集まり始めた。手提げには、筆記用具と上履きの他に練習問題集を数冊入れている子も。昇降口が開くまでの間、教室で待つ間等、隙間の時間も有効に使って漢字の勉強をしていた。中には、終わって昇降口を出てから、気になった問題について調べてにっこり笑顔になった子も。目標をもつってすごいなとつくづく感じた瞬間だった。

校庭が使えない!校庭を使いたい!

 雪のため使用できない校庭。ついに6年生が動き出した。バケツを手に校庭へ。少しずつ雪をバケツに入れ、校庭の隅に置いてくる。気の遠くなるような作業をコツコツやってくれていた。
 翌日の27日に校庭を見ると、雪をどかしてくれた場所だけ、使える状態になっていた。ありがとう!6年生。

学級閉鎖第1号

 欠席の少なかった八木崎小だったが、このところ病欠と出席停止を合わせると50人を超える日が多くなっている。そして、ついに学級閉鎖の措置をとらなければならなくなった。欠席率34%となり3年3組を2日間学級閉鎖とした。

4年ぶりの大雪

 予報では3~5cmだった雪が20cmを超えた!
 安全のため鉄道を使って出勤。学校に近づくと雪かきをする音が聞こえてきた。すでに出勤した職員が除雪作業を始めていた。春日部市は、市内一斉に2時間遅れの登校措置をとったので、児童が登校するまでに校舎へ入れるようにと歩ける道を作っていたのだ。頼もしい職員の姿に感謝!

大雪

 関東地方に4年ぶりの大雪。予報より早い時間に雪が舞い始めた。子どもたちが下校する頃には、かなりの積雪に。少しでも・・・との思いから、校務員の鈴木さんとともに正門を出た左右の歩道の雪かきをして児童の下校を待った。
 その後も雪は降り続き、都心でも21cmを記録。我が家の屋根には、もっと積もっている。屋根の構造が悪いのか、我が家の道路側の屋根は、雪が積もると、その雪解け水が家の中に流れ込んでしまう。そのため、夜遅くに2時間!雪おろしをすることになってしまった。
 明日の朝、学校に到着できるのだろうか。不安な気持ちで床についた。

まだ28人いる

 気になっている掲示物がある。保健室前に歯の治療勧告を受け治療してきた児童数(白い歯の形をしたフェルト)と、まだ治療していない児童数(赤○シール)をあらわした掲示物がある。赤シールが、まだ28人いるのだ。すでに、治療勧告が出て半年以上経過している。複数回、その家庭に治療勧告書を渡しているが、いまだに受診していないのだ。
 保護者には、子どもの歯に、もっと関心をもってもらいたいものである。乳歯から永久歯に生え替わっているであろう3年生に多いのが気になる。

放課後子ども教室

 放課後、1月27日(土)の漢字検定に向けた放課後子ども教室を開催した。今日で3回目なので、本番直前模擬試験を行った。参加している児童は、皆、真剣に取り組んでいる。先生方は、職員会議なので、ボランティアの方に任せっきりである。
 たまたま年のはじめだったからであろうか、この日のボランティアの数が足りないとの情報。しかし、学生さんのボランティアも今日は0。あとで聞いた話だが、たまたま中学生が部活なしの早帰りだったらしく、ボランティアの中のお子さん(中学生)もお手伝いに来てくれたとのこと。感謝!
 27日は、103人が受検する。全員合格目指して頑張って欲しい。

クイーンズラン州との交流

 10日の午前中、市内小中学校長研究協議会があった。その中で、県国際課の方がいらして「オーストラリアクイーンズランド州の小学校との交流」を進める話があった。こちらの要望にマッチングする小学校が見つかれば国際交流が実現するらしい。
 さっそく今朝のあいさつ運動中に校門付近いる子どもたちに出口調査?を行ってみた。子どもたちは、「ぜひ、やってみたい!」(100%)という反応。さらに、どんなことしたいか聞いてみる。
「八木小で流行っている遊びを英語で紹介したい」「クレヨンしんちゃんのことを説明したい」「羽根つきを見せたい」「直接会いたい」など、色々出てきた。スカイプを使ってテレビ電話のようなこともできるらしい。実現に向け、アタック!

3学期が始まったけど・・・

 10日から3学期が始まったが、発熱やインフルによる欠席が各学年1~2人ずつまんべんなくいて、合計20人前後となっている。本校は676人在籍しているが、極めて欠席数が少ない学校である。ほとんどの日が一桁で10人以下であった。それが、始業式の日から20人を越えている。21人→23人→22人と。
 なんとか踏みとどまって欲しい。

3学期がはじまります!

 20日間におよぶ冬休みが終わり、今日から3学期。八木崎っ子がどんな顔で登校するのか楽しみだ。もうすぐ子どもたちが登校する。
 3学期の授業日数は約50日。この間に、学年のまとめと新たな学年に進級するための心と身体と頭の準備をしなければならない。先生方にとっては、毎年のことだが、子どもたちにとっては、その学年の3学期は一生に1回のみ。そんな気持ちで、先生方には子どもたちに接して欲しいと願う。

???

 冬休み中ではあるが、今日は、ほぼ全員が出勤している。学年主任の先生方は企画委員会。その他の先生は、各教科や領域の部会を設定し、話し合いを重ねている。平成30年度に向けた準備が主な内容である。その後は、教室の整理整頓等を行い、始業式に備える。先生方に感謝。
 一方、?なこともあった。冬休み中も、学校に来た子どもたちが使えるように「なわとびジャンプ台」を設置していた。が、1枚が壊れていたのだ。厚さ21mmの新しいベニヤ板。児童が、その上で短縄の練習をしているのだが、こんな簡単に割れるものだろうか。不可解なできごとだった。

箱根駅伝に感動!

 今年の正月は、めずらしく箱根駅伝をずーっと見ていた。2日は、春日部高校出身の法政大学青木選手の活躍に歓喜。「涼真」という名前もいい。5区山登りの区間新記録をたたき出してゴールしたときは、思わず拍手。あのゴール付近は、見慣れた場所で、本校の修学旅行で宿泊するホテルのすぐ近く。
 そして3日は、なんといっても順天堂大学の10区を任された花澤賢人選手。実況アナの解説を聞いていて思わず目頭が熱くなった。華やかだった高校時代の活躍から一転、大学に入ってから苦難の連続。普通だったらあきらめたであろう怪我や病気とうまくつきあいながら練習を続け、大学生活最後の4年生で初めて箱根駅伝に参加できた。それを支えたのは、仲間の存在と「走るのが好きだから」というシンプルな理由だった。

年のはじめに

 今年も元旦に分厚い新聞が届いた。平成時代を振り返る記事やこれからの世の中を予見させる記事、そして各企業の広告が多くのページを占めていた。
 企業の広告にあったキャッチコピーをいくつか紹介したい。
・あなたの個性は、みんなの可能性だ。(集英社)
・この一瞬も、つぎの一瞬へ。(SEIKO)
・心にとまった一瞬を、心を動かす一枚に。(Canon)
・それは、いつもの毎日にやってくる、半歩先の未来(Society5.0の政府広報)
・未来のボクの、安心ってどんなの?(SECOM)
・妻へのサプライズ、もうすぐ成功です。(ヤマト運輸)
・AI、VR、IoT、5G。すごいテクノロジーで、ふつうの毎日をつくっていこう(docomo)
・世界はもういちど、ドキドキできるクルマを待っている(中略)日産がやらなくて、 ほかに誰がやる。(日産自動車)
 特に最後の日産自動車のキャッチコピーは、学校でも使えそうです。次のような気持ちでいきたいと思います。
 子どもたちは、ドキドキできる学校(授業)を待っている。八木小がやらなくて、ほかに誰がやる。(八木崎小職員一同)
 いかがでしょうか?

新しい年

 年が明けた。新しい1年が始まる。今年は「戌」年。「犬」ではない。
戌年いついて調べるが、他の干支と違って、あまりデーターがない。しいていえば、以下のような説がある。
 『「戌」には、もともと「滅(ほろぶ)」の意味がある。しかし、この「ほろぶ」は、悪い意味ではない。戌年の前の酉年は、成長してきた草木が実を結ぶという意味があり、 一つの結果が出たといえる。また、戌年の後の亥年は、滅びた後に新たな種子ができるという意味をもつ。つまり、戌年は、 新しい生命の始まりを予感させる年といえる。』と。
 こう考えると、前向きになれる。これから、ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!するために力を蓄える年といえそうだ。
 本年も、八木崎っ子がワクワクしながら登校できるような学校になるよう色々考えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

ドン、ドン、ドン

 校長室にいると、最近、「ドン、ドン、ドン・・・」というリズミカルな音が聞こえてくるようになった。
 校長室前の校庭に5台の縄跳びジャンプ台が置かれ、子どもたちが練習に励んでいるからだ。放課後になった今も、音が聞こえてくる。落とし物箱に入っていた持ち主不明の短縄をそばに置いて使えるようにしているので、子どもたちが、その縄を使って練習している。八木崎っ子の素晴らしいところは、置いてある縄がなくならないことだ。使うと元の場所にもどしてくれる。
 今、「初めて二重跳びができた!」と喜ぶ声が聞こえてきた。私にとって心地のよい音と声である。

みかん

 6月に工事をおこなった「校庭の一部芝生化工事」の際に植えた『みかんの木』に実がなっていた。最後まで残っていたのが下の写真のみかん1個。八木崎小で初めて実ったみかん。来年が楽しみである。


 欠席が多かった6年生の1クラスは、本時の欠席者6名に減少。明日は終業式。担任の気合いで、なんとかゴールできそうだ。

落とし物が増える

 職員室後ろの隅に落とし物箱がある。時々、箱の中を見に来る児童がいるが、ほとんど数は減らない。減らないどころか、増える一方であふれている。ハンカチ、ポケットティッシュ、ヘアピンが上位3つ。さらに、鉛筆、ネームペン、洋服、靴、はし、マスク、赤白帽子・・・
 名前が書いてあれば、落とし主の所にもどるのに、なぜ、記名がされていないのか。本校のルールでは、持ち物には名前を書くことになっている。靴や洋服がなくなったとき親は気づかないのか?不思議である。
 ○○均一なるお店のおかげで、品物を安く手に入れることができるようになったことも影響しているようだ。物を大切にする心を養うには、家庭や学校、地域の大人の声がけが必要である。
中でも一番は、親であることは明白である。

↑落とし物箱から出し、廊下に並べた大物の落とし物。数は増えている。???

不安的中

 連休明けの月曜日。2学期最後の週が始まった。
 朝の正門前で、6年の担任が登校する子どもたちの中から自分のクラスの児童を探している。何をしているのか尋ねると、欠席者の人数を把握しているとのこと。この担任は、先週の金曜日、急に欠席が増えたため、心配して正門前のあいさつ運動をしながら児童の登校を見守っていた。さらに、児童の登校班を把握し、一緒に来ているかどうかで欠席者のチェックをしていたのだ。感心するとともに、数が増えないことを祈った。
 朝の健康観察後、欠席が10人となっていることが判明。出席している子は、元気であるとの報告。短縮日課もはじまり、残り4日。学級閉鎖はしないで乗り切ろう!という判断とした。

あと15日

 今年もあと15日で終わる。早いもので2学期も来週の5日間を残すのみとなった。世間では、インフルエンザが流行期に入ったとニュースになっているが、八木崎っ子は、元気いっぱい。欠席も一桁であった。しかし・・・
 今週末、6年生2クラスで、病欠が増え始めた。この土日でどうなるか?月曜日が、少し心配である。あと5日間。頑張れ!八木崎っ子!

お事多さんどす

 『京都の花街では、お世話になった人たちへ今年1年のお礼と新年の挨拶を交わす、恒例の「事始め」が行われた。』というニュースが流れていた。
 「事始め」とは、1年を締めくくり、正月の準備を始める、江戸時代から続く京都の花街の伝統行事んもこと。芸妓さんや舞妓さんが、師匠を訪ね、今年1年のお礼と新年の挨拶を交わし、師匠からご祝儀の舞扇を手渡される。
 事始めが終わると、花街では年末にかけて「おことう(お事多)さんどす」と挨拶を交わすようになり、京の年末が慌ただしくなるという。「年内にやることが多くて大変ですね。お互いにがんばりましょう!」という意味を込めて挨拶を交わしているそうだ。
 教師もこの時期は忙しい。「お事多さん!」と声を掛け合いながら終業式を無事迎えたいものである