武里西小学校
先生たちの放課後~教科等部会が行われました。
節分の日に出た給食のメニュー。
節分の豆があったり、鬼の顔のかまぼこがあったりして、子供たちも季節の行事を改めて意識する場面となりました。
そんな先生たちの放課後。
先日の教育ボランティアの大学生に続き、もう1名の方が今週で最終日を迎え、御挨拶をいただきました。
武里西小を始め、全国各地の小中学校では、大学生や保護者、地域の方々などの教育ボランティアさんに、定期的に授業や事務作業のお手伝いをお願いしています。
ボランティアの際には、子供たちの様子を気遣いながら、優しく声をかけてくれたり、プリント等の印刷などの事務作業にも的確に御対応いただき、助かりました。
来年度は埼玉県の教員になるべく、教員採用試験に向けて頑張っていくそうです。
今回の教育ボランティアの経験を活かしつつ、採用試験にも合格し、教員生活を一緒に頑張っていけるよう、御多幸と御活躍を祈っております。ありがとうございました。
また、今週から教科等部会の会議も行われています。
この時期の教科等部会は、算数や国語の教科、特別活動などの領域のそれぞれの校務分掌の担当に分かれ、部会を開き、今年度の反省や次年度への課題について話し合っていきます。
部会は、他の会議や研修等の合間をぬって、来週の放課後も続きます。
2月の生活表彰朝会が行われました!
1日(火)、2月の表彰朝会がオンラインにて行われました。
今回の講話は、主幹教諭から行われました。
戦国武将として有名な武田信玄にまつわる名言「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」についてお話がありました。
この格言は、「立派な城があっても、人の力がないと役に立たない。国を支える一番の力は人の力であり、信頼できる人の集まりは強固な城に匹敵する。」という武田信玄の国づくりの際の考え方を表しています。
この名言を踏まえ、「思いやり算」についてのお話がありました。
ACジャパンのCMでも一昔前に話題になりました。
算数で使う計算の記号を例えに人に対する想いを表現したものです。
これを武西の学校生活に照らし合わせて考えてみると、「武西10の一生懸命」に繋がっていきます。
「仲間は、みんなのことを助けてくれる。守ってくれる。そんな仲間を信じて、大切にしよう。」というように、例え、設備が素晴らしいものであっても、それを扱う子供たちの気持ちや心が高まっていないと話になりません。
武西の凄いところは、校舎という城や石垣、堀ではなく、思いやり算の気持ちを持った武西っ子やそれに関わる人達なのです。
そして、そんな武西っ子が成長していくために取り組んでいる「武西10の一生懸命」が、みんなの心の豊かさを育んでいます。
先日の昼休みの風景。
武西っ子の仲間たちで元気に外遊びをしたり、ちょっとした運動をしたりしながら、友情を育んでいます。
(教師の声かけや子供たちの心がけで安全対策や感染症対策に注意しながら楽しんでいます。)
3日(水)の委員会活動の風景。
学校をより良くするために、自分たちで学校環境を整えるという「自治」に繋がる城づくりを子供たちで行っています。
仲間を想う城づくりは、下級生へと継承されていきます。
現在、最上級生である6年生が、下級生が縄跳びなどを楽しめるようにと新しいジャンブ台の制作を行おうとしています。
歴代の最上級生が卒業にあたり、下級生という仲間を想って行っている慣例です。
これも一つの城づくり。
また、講話の後半では、城づくりは人づくりに必要なものの一つとして、「武西10の一生懸命」から「けじめ」の中の「時間」についてお話がありました。
もし、授業の始まりが1分遅れてしまったとしましょう。
それが毎回起きてしまう。
1日6時間だとして、1日6分の学習時間が無駄になってしまう。
年間200日の学校生活だとして、それがずっと続くと、6×200で1200時間の学習時間が無駄になってしまう。
この1200時間は、1週間の授業時間に相当します。
年間で1週間も時間を無駄にしてしまうのです。
ノーチャイムで生活できている武西っ子。「時間にルーズになる」という悪習慣がついてしまったら、今後の人生に多大な影響を与えてしまいます。
今月の生活目標は、「時刻を守ろう」です。
1年間のまとめの時期で慌ただしくなっていく頃です。
時間を意識し、時刻を見て、行動できるようにしていきましょう。
講話後は、各表彰が行われました。
先日の「近江の子ども俳句教室」の各賞の表彰や、6年生が居なかったときに率先して6年生の掃除場所を代わりに掃除してくれた高学年に対して、ひまわり賞が授与されました。
「ひまわり賞」とは、武里西小のオリジナルの賞で、教育目標や「武西10の一生懸命」の理念に基づいて、顕著な活躍、率先した自主的活動の継続を称える善行賞で、武里西小の児童、その保護者、地域の方など、武里西小に関わる方々を対象にしています。
各賞の受賞、おめでとうございます!!
令和3年度 特別支援学級ふれあいアート展(オンライン)が開催中です!
1月31日(月)から2月14日(月)まで、春日部市教育委員会ブログ ポータルサイト内において、令和3年度 特別支援学級ふれあいアート展(オンライン)が開催中です。
武里西小の子供たちの作品も小学校の部において、平面と立体の作品が展示(掲載)されています。
他にも子供たちの素直な気持ちが表現された作品がたくさん展示されています。
2月14日(月)までの展示(掲載)ですので、是非、御覧ください。
令和3年度 第3回 校内授業研究会が開催されました!
27日(木)、令和3年度 第3回 校内授業研究会が開催されました。
今回も指導者として、春日部市立正善小学校の窪田校長先生をお迎えし、御指導いただきました。
一昨年度から算数科の研究を行っている武里西小では、今年度も春日部市教育委員会の委嘱を受け、昨年度までの研究を更に深めていくために、今年度の研究主題を「自らの考え、学び合う児童の育成~考えを伝え合い、思考力、判断力、表現力を高める授業~」と題して、児童の育成を図っています。
今回で、令和3年度の授業研究会も終了となります。今年度も、2・3・4・6学年の授業研究会を行ったり、埼玉県学力学習調査の結果から対策を考えたりしながら、研究主題に関する仮説を踏まえつつ、子供たちの算数科の学力向上に努めてきました。
▶令和3年度 第2回授業研究会(支援担当訪問)(2年生、3年生)
4校時 1年1組「かたちづくり」
この単元では、身の回りにあるものの形に関わる数学的活動を通して、形の特徴をとらえたり、いろいろな形を構成、分解したりして、具体的な操作をしながら、表現していきます。
ここでとたえた感覚や特徴が、後々の中学年や高学年での図形の学習で役立っていく大事な単元の一つです。
今回の授業では、色板の形に着目し、色板を並べたり動かしたりしながらいろいろな形を作る活動を通して、形を構成・分解することを考え、説明するのが目標になります。
今回の単元では、色板を使った図形の操作活動が重要な活動になっていきます。
パワーアップタイムでは、前回までに学習した「ぴったんこ」という技を使いながらいろいろな形を作っていきました。
今回の授業では、「回す→クルッ」「ずらす→スー」「裏返す→クルリンパ」という3つの技を使って、形を変えていきました。
1年生ということもあり、分かりやすいキーワードで示すことと、一つひとつに動きをつけて動作化することで、技のやり方を全体で共有していきました。
今回は、操作活動をしっかり行うことで目標の達成や学力の定着を図れるだろうと考え、「変身ゲーム」と題して、個人活動、ペア活動、全体での共有をしっかりと行いました。
複数のお題があり、それぞれ、3つの技を駆使してクリアしていきます。
まずは自分で考えてやってみて、ペアの子に見てもらい、考えを共有しました。
3つの技を2つ使って変身させるところなどは、よくよく考えを巡らせて頑張っていました。
3つの技を使えば、形を変えることができるこを全体で確認して、今度は説明しながらゲームに挑戦です!
どんな風に動かしたか説明しました。
全体でも考えや説明を共有し、最後は振り返りを行いました。
5校時 5学年「比べ方を考えよう(2)」
3年生以上の学年では全体的に苦手意識が見えたり、効果的に学習に取り組める確率が高かったりする単元において、習熟度別に分けた少人数での学習に取り組んでいます。
5年生の今回の単元では、少人数で学習に取り組んだ方が学習の高まりが見られるだろうということで、習熟度別に5コースでの研究授業となりました。(写真は順不同)
この単元では、2つの数量の関係に着目し、割合の意味と求め方、百分率、歩合の意味と表し方を学習しつつ、割合による比べ方や表し方を考えていきます。
今まで学習してきた少数の倍の比較、単位量あたりの大きさなどを踏まえ、今後の比の学習にも繋がっていきます。
パワーアップタイムでは、前時までの学習内容を確認していきました。
本時の学習では、和や差を含んだ割合の場合について比較量を求めたり、割引の場面で、ひかれる金額や割合に注目して解決の仕方を考え、説明することが目標になります。
買い物の際によく目にする「〇〇%引き」という言葉が登場し、割引後の値段を求めていく問題だということを確認し、問題に取り組んでいきます。
まずは、個人で考えていきました。
今回の問題は、250円の商品を30%びきの値段で購入した際の値段を求める問題です。
大きな考え方としては、「30%の値段を求めてから、もとの値段を引く」という考えか、「30%を引いた残りの70%分の値段を求める」という考え方に分かれていきました。
個人で考えたことを3人組やグループに分かれ、説明していきました。
コースの実態に合わせて、考え方や説明を求めるやり方に変化はありますが、たどり着く答えは一緒です。
どのコースでも対話を重視しながら答えを求めていきました。
考えを求めるときに迷ったときは、算数コーナーの掲示物で振り返りました。
グループで考えを比較し合ったものを図や表、式や言葉を使って説明していきました。
先生の補足を付け加えつつ、全体でしっかりと考えや求め方を共有しました。
その後の適応問題では、高額な商品を割引の数を変えて取り組み、振り返りを書き、時間となりました。
放課後は、協議会です。
春日部市立正善小学校の窪田校長先生から御指導を戴きました。
まずは、授業者の先生方から実際に授業を行ってのポイントなどのお話がありました。
ワークショップでは、今回の授業を参観しての意見を交換しました。
今回の授業で良かった点や自分なりのやり方、疑問点など、活発な意見交換がなされました。
ワークショップ後、そこで出た疑問の答えも含めて、窪田校長先生より講評と御指導を戴きました。
それぞれの学年の今回の単元での重要なポイントの解説をしていただきながら、抑える点やスムーズな進め方等について御指導いただきました。
また、1年生の実態に合わせて、楽しく図形の操作活動に取り組ませていたことや、5年生でも実態に合わせて、目の前の子供の反応にしっかりと対応しながら授業がなされていたというお言葉ももらいました。
窪田校長先生におかれましては、今回の授業研究会に際しても、日頃の自校での御校務の合間を縫っての御指導、ありがとうございました。
最後に、今回、御参観させていただいた1年生の先生方、5年生の先生方、少人数指導の先生方におかれましては、様々な御指導、御参観、ありがとうございました。
授業を受けた子供たちもよく頑張りました。
埼葛美術展などの各展覧会や雑誌に子供たちの作品が出品されています!!
武里西小の児童が国語の時間等で考えた秋や冬を題材にした俳句が、NPO法人 現代の教育問題研究所主催の「第3回 近江の子ども俳句教室」(投句部門)の作品集に掲載されました。
全国各地の小学生から3541句の応募があり、96句の入選作品の8句として掲載。
秋冬の何気ない日常の生活から切り取った武里西小の子供たちの素直さがよく出ていますね。
そんな小学生の部の応募総数3541句から5年生児童の作品が25句の大賞のうち、FM大津賞を受賞しました。
5年児童の作品
「ぐるぐると へびのマフラー あったかい」
俳句では、「へび」というのは夏の季語になります。が、「へびのマフラー」はマフラーのことを表すので、季語は「マフラー」になります。長いマフラーを首に巻いていると寒さを忘れてしまいます。〇〇さんは、「ぐるぐる」という言葉を選びました。大好きなマフラーをしている様子が分かる上手な作品です。
講評:吉永幸司(理事長・前京都女子大学教授・同付属小学校長)
武里西小では、現在は算数の研修を中心に子供たちの学力の向上に取り組んでいますが、かつては、国語科についても研修を行っていて、その流れを汲んだ国語の授業を時代や子供たちの実態に合わせて深化させながら取り組んでいます。
昨年度からは、「こくごの時間」を業前(朝)の時間に新設し、文章の視写を中心に取り組んでいます。
また、令和3年度 市内書きぞめ展覧会(オンライン)が本日まで開催され、校内書きぞめ展において特選を受賞した作品の中から代表の1点が掲載されました。
そして、現在、埼玉県小中学校児童生徒美術展埼葛地区展(オンライン)が開催されています。
武里西小からも小学校の部に各学年平面と立体の部で1点ずつ掲載されています。
平面の部 特選
平面の部 銀賞
平面の部 銀賞
立体の部 特選
立体の部 銀賞
立体の部 銀賞
そして、31日(月)からは、同じ春日部市教育委員会のホームページ上にて、「令和3年度 春日部市特別支援教育ふれあいアート展(オンライン)」が開催されます。
是非、御覧ください。