今日の東寺方小

2023年6月の記事一覧

6月2日(金)台風の影響による大雨の対応について

台風2号の影響で、本日及び明日の気象庁の予報では、東京でも断続的な降雨となり、本日夕方以降は時間雨量が50mmと雨が強くなる見込みです。本日の下校時間帯は強い雨の心配があります。また、明日の天気も心配されるため、学校では以下について指導します。

 

1.大雨で河川や用水路が増水する予想があるため、登下校時には河川や用水路に近づかないこと。

2.傘をさして歩行する際の注意をし、週末の持ち帰る荷物等も天候状況を鑑みて指示します。

3.斜面から地鳴りがする、茶色い水が噴出している等の土砂災害の前兆があった場合は近づかない。

4.通学路の電柱の電線が切れたり、看板等が落下してくる危険もあることを注意させる。

 

万が一台風等による臨時休業及び登校時刻の変更等がある場合は、右記の「お知らせ」の通知にある通りです。ご覧ください。明日、保護者の判断で登校を遅らせたり見合わせたりする場合は、学校にご連絡ください。(安否確認)ご理解ご協力をお願いいたします。

 

 

6月1日(木)お店の紹介集会

来たる土曜日に開催される子どもまつりの4年生以上のクラスの出し物の紹介がありました。たくさんのお店の紹介なので、早回しのような説明でしたが、だいたい子供たちの中には、どんなお店があるのかがぼんやりとでも分かったようです。

 

「お化け屋敷行ってみたい~~」「ぼっちゃ行きたい~~」と楽しみにしているようです。

明日が前日準備、土曜日が本番です。

本年度特別活動は、今までのきょうだい学年の交流だけではなく、たてわり班活動を主に、子供たちのたくましさを育んでいきたいと考えています。

豊かな人間関係の形成と自己実現に向けた教育活動として、異年齢交流を通してたくましさを身に付けさせたいと考えています。

上学年では、「リーダーシップの発揮」や「思いやりをもって接する」こと、下学年には、「高学年へのあこがれ」や「上学年のサポート」を意図的に組み込んで学校教育目標である「たくましい子」を育成し、安心して学校生活を送ることができるよう年間を通して活動させていきたいと思っています。初めての取り組みで先生方もこどもたちも思考錯誤を繰り返しながらのスタートです。

もちろん、上学年と言っても様々な性格をもったこどもたちがいます。キャパシティオーバーになってしまうこともあるかもしれません。学校に来るだけで精一杯なのに、下学年の子どもたちとも関わるのはきついかもしれません。しかし社会に出て、もっと言うとぬくぬくと保護される小学校を卒業して、その後どう生きていくのか。どんな状況も乗り越えていけるたくましさを身に付けていけるよう、いまだからこそ適切に支援し、育てていきたいと考えます。子ども達には、この活動を楽しいと感じてほしいと願います。

たてわり班活動で期待されるのは、子供たちの居場所が増えること、他者を思いやる豊かな心が育成されること、高学年の自己有用感が向上し上学年が下学年に積極的に関わり相互に人間関係形成力を身に付けていくこと、担任だけの指導ではなくチームで支援するよさがあることなどがあります。教職員が、組織的に運用にあたること、年間を通して計画的な取り組みになるよう年間行事にしっかりと位置付けることによってその効果が最大限に引き出せるようにと工夫しました。

本年度、まずたてわり班で重視したいことは、「楽しく遊び楽しく過ごす」ことです。教員がいちいち指導したり指図したりするのではなくサポートに徹する、また高学年である班長が責任を取らされるなどということがないようにしていきたいと考えます。今年の子どもまつりも、やがてはたてわり班で行える行事に進化させていきたいと思っています。

学校に行きたくない子どもが減るように、子供の居場所作りができるように、子ども一人一人が活躍できる場ができるように。「あの子がこんなに活躍している!」「集団の中で取り組めている!」など、複数の教職員で児童一人一人の良さを見出していきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

教育実習生 佐藤先生の別れのあいさつです。

 

 

5年生は、東京都教育委員会実施の令和5年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」を行いました。これは、成績とは直接関係なく、学習についての考え方や、学習の進め方を知るものです。正解があるわけではないので思った通りに答えればよいものです。調査は1から13までの内容に分かれています。お子さんから、どんな問題があったかお聞きになってくださいね。

 

 

こま学級 川上グループ 国語の様子です。

6月1日(木)すごい魔法の粉!感動編!

今朝の出来事です。いつものように電車に乗ると、なんと車両床に大量の嘔吐物が!強烈なにおいも立ち込め、最終駅に着いたようです。折り返しの新宿行きでこの先はまだ長い。

先に電車に乗っている人たちは、静かに、騒がず、そこの一角を避けて楚々と座っていました。どうしようと迷いましたが、そこは関西出身の私。大阪のおばちゃんのごとく、気になり、黙っていることができませんでした。

交代する運転手さんが必ずホームを通り改札に向かうことを知っているので、待ち構えて「嘔吐物があります!」と知らせました。若い車掌さんは「わかりました。」と言って階段を上っていきました。出発まであと3分しかない!しかし、待てど暮らせど車掌さんは来ませんでした。そのうちベルが鳴り電車は発車してしまいました。

なんだかな~~、このまま嘔吐物から発するにおいや、もしかするとウイルスやら拡散して嫌だな~、新聞でもあればぱっとかけられるのにな~~と思いつつがっかりしていると、高幡不動に着いたとき、2人の駅員さんがピンポイントですっと乗り込んできました。てきぱきと、嘔吐物の量・状況を見て、そのうちのひとりが、さっと「これなら大丈夫です。」「いえ、私は下りずに乗って処理します。」と返事をされていました。やがて電車は発車しました。

車内に残った駅員さんの手には、箒と粉が入った袋と消毒スプレーが入った袋の2つ、そして塵取り。

袋から適量おがくずのような粉をまいたかと思うと、箒で巧みに混ぜ合わせさらっとなった状態の物を塵取りで集める。この作業を手早く確実に、ほこりも立てず、音もたてずに4~5回に分けて処理をされていました。痕跡も残さず処理をした後、2種類の消毒液でしょうか、しっかりと吹きかけ掃除は終わりました。あまりの見事さにお声をかけようかと思ったら、次の百草園にてさっと降りていかれました。たった一駅の間の出来事です。

見事な手さばきと、この魔法のような粉、おがくずではこうもうまくいかないのでは?と思いました。

この出来事から、2つ。教訓にしたいこと。

まずは、自分中心で物事を考えることはやめようと思いました。初めは、すぐに駆け付けてこなかった若い車掌さんを疑ってしまったこと。「やっぱり若いから、客が言うことにすぐに対応できないんだな」と思ってしまったこと。きっと、あの若い車掌さんはすぐに報告し、瞬時に駅所に連絡し、到着駅で対応できるように連携を取り、駅側はすべてを準備し、きちんと対応してくれていたんだ!と大大反省をしました。少しでも疑ってしまった自分が恥ずかしいと思いました。

もうひとつは、この素晴らしい動きを嫌な顔一つしないでさっと任務をやり遂げられた駅員さんはじめ組織対応のすばらしさを見習いたいこと。

学校ではどうだろう。先生方と、さっと対応出来るように、普段から連携を取っているつもりでしたが、組織でしっかり動くということの大切さを改めて見せていただきました。「今日、帰りには、しっかりとお礼を言って帰ろう!」とすがすがしい気持ちになりました。

 

それにしてもあの魔法の粉は、何だったのでしょう。

おがくずであんなにすべてを吸い取って、濡れた跡もなく、さらっと元通りになるなんて!養護の青山先生に、学校でも子どもが吐くことが多いから、あの魔法の粉が欲しいね!と話しました。、やっぱりおがくずなのかな~。恐るべし!魔法の粉でした。