最近の学校の様子から

タグ:芝生校庭

11月4日 芝生管理作業

養生開始後、初めての芝刈りです。

50ミリ〜60ミリに伸びてきた冬芝を刈高35ミリで15ミリ〜25ミリ刈り込む事で、残った35ミリの冬芝に栄養を吸収させて太くするごとになります。

芝生に負担がかからないように、手押し式の芝刈機のみを使いました。

 

参加してくださった有志の方々、鶴牧SCの皆さん、ありがとうございました。

養生期間は9日(木)まで続き、いよいよ10日(金)から校庭を使えるようになります。

冬芝養生中

冬芝が順調に育っています。

運動会後は半分以上が枯れ芝の色でしたが、種を撒き、養生をし始め、緑が鮮やかになってきました。

 

草の丈は2~3センチほどです。

 

 

 

黄色の線で囲ったように、一つの根から芝が3本程度に分かれてきました。

これは順調に育っている証拠です。

まだ、細くて低い芝ですが、あと数日養生を続け、しっかり根を張ったころに一度芝刈りをします。

その後、いよいよ校庭使用を開始します。

今が一番大切な時期です。

冬芝は夏芝のように横には広がっていかないので、根ごと抜けたり踏みつぶしたりしてしまうと、来年の夏まで土の領域になってしまいます。

9月30日 芝生管理作業

ようやく涼しさを感じられるようになりました。

3週間ぶり(先週は雨、先々週はエコスポ後に有志で実施)の芝生管理作業です。

今日のリーダーは鶴牧SCの皆さん、担当学級は2年3組と4年3組でした。

最初に雑草除去のレクチャーを受け、校庭の端のほうへ移動して雑草除去の作業を行いました。

 

有志だけの作業では芝刈りをするだけで精一杯なので、雑草が3週間の間でとても増えたり伸びたりしていました。

たくさんの人が集まれる機会ではないと、なかなか作業の充実が図れません。

今日は久しぶりに雑草除去がはかどりました。

 

続いて芝刈りです。

今日は校舎に対して平行方向へ刈り進みました。

 

来週末は本校の運動会開催のため、作業を行いません。

その後、オーバーシード(冬芝の種まき)を行い、4週間程度を養生期間に充てる予定です。校庭も、その期間は閉鎖しますが、管理作業を一度くらいは行うと思います。

 

本日は、途中で小雨が降る空模様でしたが、たくさんの方々にご協力をいただきました。

ありがとうございました。

 

 

南鶴牧小学校Gネットワーク委員会

9月27日 4年生・ふたば4年 芝生管理作業体験

本校では4年生以上の学年で、芝生管理作業の体験を授業で実施しています。

子どもたちの日々の生活に欠かせない校庭の芝生について、さらに深く理解していくことと、過去から受け継がれてきた素晴らしい環境を今後も継続していく担い手を育成していくために続けてきた授業です。

 

本校の芝生校庭を管理し整備してきたGネットワーク委員会の委員長である吉瀬さんと、同委員の橋本さんが子どもたちに指導をしてくださいました。

 

先週の芝刈りが雨で実施できなかったため、通常よりも長く伸びた芝を手押し芝刈り機で刈ることには少し苦労をしていました。芝刈り機の回転が重くなり、真っすぐに進めるのも難しいことに気付きました。

 

芝刈り以外にも、管理作業として2通りの穴あけ機械を操作しました。

円形にくり抜く機会は、芝生の植え替えに使います。

雑草が広範囲で密生した場合、1本ずつ除去するよりも部分的に芝生を剥がすことがあります。

そこにきれいな芝生を植え付けますが、この機械は植え付け用の芝生をくり抜くのに使います。

 

もう一つの機械は、針状の突起で芝生に小さな穴を空けます。

エアレーション効果とも呼ばれます。穴を開けて空気が地中まで入ると土壌の改良にもなります。

また、芝生の下の土壌は放っておくと固くなり水はけが悪くなるので、水はけを良化することもできます。

 

本校のような芝生のコンディションを保つには、多くの人出と時間、手間が必要です。

専門の競技場などは、使用頻度を制限したり、費用を潤沢に使ったりし、剥がれればすぐに新しい芝を植え付けますが、学校の校庭でも同じことをするのは不可能です。

15年間に渡り、多くの人たちの協力で現在の芝生校庭が継続していることを、子どもたちが感じられることを願っています。そして、今後も受け継いでいく意思の形成にも役立ってほしいと思います。