最近の学校の様子から

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ど根性ひまわり 最盛期終わる

この暑い夏の間、校内で咲き誇っていたど根性ひまわりの最盛期が終わりかけています。

 

茎をどんどん伸ばし3m近くまで成長したひまわりも、花びらが散り、少しずつこうべを垂れ始めています。

立秋は過ぎましたが、本格的な秋の気候になるまでは、まだまだ時間がかかりそうです。

種の採取に向けて、時々の状況報告をしていきます。

7月25日 ど根性ひまわり成長中

校舎の北側にふたば3年が植えた、ど根性ひまわりです。

とても背が高くなり、男子バレーボールのネットの高さは超えていると思います。

これから咲く花もあります。

 

 

 

学童クラブの前にある畑に咲く、ど根性ひまわりです。

高さは180センチくらいです。

 

 

飼育小屋の前に咲く、ど根性ひまわりです。

とても背が高くなりました。

一番高いひまわりは、バスケットボールの一般使用リングと同じくらいの高さです。

青い円で囲んでいるのはミツバチです。

彼らによって、受粉がされていきます。

受粉が為された花は、次世代に受け継げる種を付けることができます。

一方で、受粉がされなかった花の種は中身が空っぽになり、次の季節に芽を出すことができません。

マンションの高層階のベランダ等の環境で育成すると、そのような現象が起きてしまいます。

ベランダでゴーヤを育てるときと同じように、人工的な受粉が必要になります。

秋を期待しましょう。

 

飼育小屋の前のひまわりは、マロニエ公園へ向かう橋の手前の道からも見ることができます。

 

 

 

校舎の南側の学級園で3年生が育てているど根性ひまわりです。

これからもっと、背が高くなり、花が咲くと思います。

 

ど根性ひまわり

ど根性ひまわりが育ち始めました。

 

以前も当ホームページで紹介しましたが、2011年3月11日に起きた東日本大震災の数か月後に、石巻市の瓦礫や塩害の中から力強く花を咲かせた1輪のひまわりから採取された種が、14代目になっても全国で花を咲かせようとしています。

 

昨年度に市内の小学校で採取された種を譲り受けましたが、上手に咲かせることができませんでした。

今年度は、2月の頃に石巻市の関係者の方々や、ひまわりの育成と共に防災教育を推進している団体の方々のおかげで、再びど根性ひまわりの種を入手することができました。

 

理科の学習の一環としても、3年生やふたば3年でも種を受け取ってもらっています。

また、読み聞かせボランティアをしてくださっている保護者の中には、3月になると東日本大震災のエピソードが描かれている絵本を紹介してくださる方もいます。

 

本校でも、このひまわりを大事に育てながら、子どもたちと様々な話をしていけるようにしていきたいです。