最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

秋の雲 巻積雲

台風17号(ターファー)の北上に伴い、暖かい大気が日本上空を覆い、
厳しい残暑が戻ってきました。
東京では9月23日に真夏日を記録しました。
9月24日、それでも、朝の雲は秋の雲でした。
秋の季語である「いわし雲」とか「うろこ雲」と呼ばれる巻積雲です。
雲の名前は5年生の理科の教科書にも出ています。
 
学校のヒガンバナももうすぐ咲きます。
「暑さ寒さも彼岸まで」そろそろ残暑も収まることでしょう。

台風15号の爪あと

9月9日未明に通過した台風15号(ファクサイ)は、
1週間以上過ぎた現在も、千葉県で停電や断水が続く被害をもらたしました。
本校のビオトープにあるコナラの林も高い場所の太い枝が3本折れる被害にあいました。
各地での台風被害のため、すぐに撤去することはかないませんでしたが、
9月18日、専門業者の方に剪定(せんてい)・撤去していただくことができました。
これで、立ち入ることができます。一安心です。

下は拡大写真です。専門家の技術は素晴らしい!

ギンナン

9月9日未明に通過した台風15号の暴風の影響で
「なんつる農園」のイチョウに付いていたギンナンが落ち始めました。
1年生が生活科で利用するのを待っているところです。
 
飼育小屋に近い方がメスの木、校舎に近い方がオスの木です。
関連記事 平成31年4月27日 イチョウの小さな新芽

ヤブカラシとヘクソカズラ

ヤブカラシ、ヘクソカズラともに夏の草花です。つる性で木を覆って広がります。
ヤブカラシはヘクソカズラに比べて葉が大きく、木を覆って枯らせてしまう(?)ほどです。
花には色が付いているところがあり、蜜が出るのでチョウなどが飛来します。
色が付いていない花に触ってもらい、受粉してもらう作戦です。
この日も交尾しいてるマメコガネが来ていました。
 
ヘクソカズラはとてもきれいな花なのに、かわいそうな名前を付けられています。
ヘ(屁)クソ(糞)カズラ(つる性の草)
茎や葉、実は、おならやうんこのように臭いのが特徴です。
白とエンジの花(左写真)、茶色の実(右写真)
 

台風一過

9月9日。重陽の日、菊の節句です。
台風15号(ファクサイ)の直撃による未明の暴風雨が過ぎ去り、
台風一過の猛暑日となりました。東京都心では今夏一番の暑さを記録しました。
今月3回目となる富士山がくっきりと見えました。

南からの熱風が吹く中ですが、子どもたちは芝生校庭で元気に遊んでいます。
2学期に出したGボール(バランスボール)も使って遊んでくれていました。

オオミズアオ

9月5日。朝、5年生がきれいな緑色の大きなガを見つけて持ってきてくれました。
尾の部分がなくなっていますが、オオミズアオの仲間です。
(オナガミズアオというよく似ている種があるようです。)
 
右の写真はフラッシュをたいて形の輪郭を分かりやすくしました。
比べてみるのですがよく分かりません。
オオミズアオとオナガミズアオの識別は難しいのでやめました。

2種では触覚の色が少し違うようですが、よく分かりません。

アブラゼミ

雨が降っていないときはセミがよく鳴いています。
でも、鳴いているところを写真に撮ることができるのはアブラゼミくらいです。
比較的近くにい行っても逃げないからです。
個体数が多く、よくつかまえることができるので日本ではあまりありがたみがありません。

しかし、世界的に見れば茶色の羽をもつセミは少ないため、
海外では、標本が、とても喜ばれるそうです。
そういう目で見ると、茶色の羽は素晴らしい保護色となっていて、
羽根に入っている緑の筋はとても美しい。

ムクドリのいたずら?

8月24日。朝、校庭を見ると、トラックの目印として埋めてあるマーカーが
何者かによって引き抜かれていました。
 
昨日の朝、同じように引き抜かれていたので埋めたばかりです。
昨日は、ラジオ体操後から1日雨が降っていて、校庭は使っていません。
そういえば、昨日も雨の合間に100羽くらいのムクドリが芝生に降り立って
芝生をつついているのを目撃しています。

ムクドリは地中の虫を狙って芝生をつついているのですが、
犯人はムクドリなのでしょうか?

4年 ゴーヤカーテン8月

4年生が育てているゴーヤカーテンができあがりました。
一部、アサガオカーテンになっていますが・・・

実もできています。観察するために取って食べないので熟してしまった実もあります。
熟すと黄色に色づいて甘くなり、中の種は真っ赤になります。