日誌

2016年11月の記事一覧

11月29日(火)その2 子育て・親育ちの眼「悪い状況に」

<子育て・親育ちの眼「悪い状況にあるときこそ、別の能力が発揮される」> 人は誰でもプラスの道を歩いてばかりはいられません。 時として、坂道や峠にさしかかることもあると思います。
〇このような悪い状況や・・・・・・問題、失敗したときに、別の能力が発揮されること(恩恵)があります。それら7つを紹介します。
●1つ目・・・バランスのとれた物の見方ができるようになる。

2つ目・・・感謝の気持ちがもてるようになる。

3つ目・・・潜在能力を引き出してくれる

4つ目・・・変化を起こし、(まわりが)しかるべき行動をとるよう激励してくれる。

5つ目・・・貴重な教訓を与えてくれる。

6つ目・・・新しい扉(仕事や人間関係)を開いてくれる。 

7つ目・・・(決断と勇気を持つとき)自信と自尊心を築き上げてくれる。
******失敗の中で、模索、考えながら方向付けをして進むことで、人は一回り大きく育っていくと考えています。
  参考文献  ジェフ・ケラー著 「できる人とできない人の小さな違い」 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015年 p88,89から

11月29日(火)晴れ その1 校長室コラム「教室内は暖か」

<校長室コラム「教室内は日がさしてポカポカでした」> 毎日、新聞を4紙読んでいますが、日々、世界中で日本中で、地方で色々な話題が報じられています。
●国会は12月14日まで延長されるようです。 「年金法案」以外に、教育面では「改正教育公務員特例法」が成立する予定です。この特例法の主な改善点としては「教職10年目研修」が変更されて、「中堅教員等研修」になることが伝わってきました。
   
 (今日の給食メニュー 和食3品)   
  
 (定点カメラ 東小給排水工事)
   (体育館)西側カーテンの取り替え工事

〇インフルエンザ情報・・・・・・先週罹患した生徒は登校し、また新たな生徒がインフルエンザに罹患しています。 十分、自己管理してほしいです。
●各クラスの罹患者の状況です。 1年1組・・・0人  1年2組・・・2人   1年3組・・・1人   2年1組・・・3人   2年2組・・・1人   3年1組・・・1人 合計8名です。

〇自学習コーナー 設置・・・・・・1階職員室廊下に、「自学習コーナー」という長机とパイプ椅子を配置しました。
●このコーナーは、昼休みや放課後などを利用し、解決できない問題などを一人で学習するコーナーになります。 どうしても分からないときは、職員室の先生に「支援(HALP)」をすることも可能です。 学力向上の一助となればと考えてます。 
 
  (職員室廊下北側に置かれた自学習コーナーの机と椅子)
******私の前任校やいくつかの県立高校でも、職員室前の廊下に「学習コーナー」を設置しています。 自学習生徒が多くなれば、長机と椅子を増やしていきます。

〇午後、「地区中校長研修会」参加のため、校長は学校不在になります。塩谷・南那須地区の中学校のようすなどを確認してきたいと思います。

   (2年女子 保体科の授業風景です)

11月28日(月)その2 子育て・親育ちの眼「江戸しぐさ」

<子育て・親育ちの眼「江戸しぐさ」> 今日の産経新聞3面に「過保護な大人が嫌うスポーツ」という小見出しの記事がありました。
〇全国高体連まとめ 平成27年度競技別登録人数によると・・・・・・10年前より増加している競技は、陸上、競泳、バドミントンなどです。これらの競技は接触プレーによるリスクが低い競技です。
●一方、ラグビーや柔道などは怪我のリスクを考えて入部数が減少しています。ラグビーは2万3146人(平成27年度)で、10年前からでは6千人以上も減少しています。「歴史的勝利」をあげたワールドカップのイングランド大会での日本チームの活躍はあるものの、各県ともラグビー部が減少しています。***参考文献「産経新聞」(H28,11,28) 3面から

〇江戸しぐさとは・・・・・・「江戸しぐさ」とは、江戸町民の公衆マナーであり、コミュニケーション・スキルであり、他者への優しさ・思いやりの心を表すものです。大都市、江戸の自治、治安を守ることから生まれてきた習慣でした。
●例えば、「肩引きしぐさ」・・・狭い道で、対向者とすれ違うとき、道路中央側に肩を引けばぶつからない動き。 
●「カニ歩きしぐさ」・・・もっと狭い道では、お互いが「カニ」の」ように横向きに歩いて通過します動き。 
●「こぶし腰浮かせしぐさ」・・・後から来た客が席に座れるようにと、先客たちが「こぶし」一個分ずつつめて席を空け、座らせるという配慮の動きです。 
******「江戸しぐさ」をインターネットで検索すると、50個ぐらいの「しぐさ」が出てきます。 北中の中でも、「江戸しぐさ」のいくつかが取り入れられないか、と考えているところです。 

11月28日(月)晴れ その1 校長室コラム「」

<校長室コラム「北風の強い一日でした」> 今日のお天気は晴れたり曇ったりですが、「強風注意報」が出ていて、冷たい北風が吹いていました。
●カレンダーを見ると、今月は第5週まである月です。今週木曜日から12月、「師走」になっていきます。
  
 (今日の給食 イタリア風メニュー)  (青空と強風で国旗・町旗がたなびく)
  
(強風で自転車が倒れています)
 
(定点カメラ 東小給排水工事)

〇北風の強い中で「持久走」・・・・・・午前中、2年生の保体科では男女とも「持久走」をしていました。
●女子は、校庭大回りコース(約400m)を3周していました。 負荷の大きい逆風の中を女子たちは、黙々と自分のペースで走っていました。
   
 (強い北風に負けないで走っています)

〇チューリップ球根贈呈式・・・・・・本日、16時30分から校長室で「チューリップ球根の贈呈式」があります。
●例年、厚生保護女性会から「球根」を寄贈していただいています。 厚生保護女性会長様をはじめ女性会員の方3名、岩松先生も贈呈式に参列いただきました。
●生徒会では会長と副会長が同席し、小林会長が「球根」を受け取りました。
    
   (チューリップの球根贈呈式のようす)

〇インフルエンザ情報・・・・今日のインフルエンザ罹患生徒の情報をお知らせします。
●1年1組・・・2名  1年2組・・・2名   1年3組・・・1名   2年1組・・・1名   2年2組・・・1名   3年1組・・・1名 合計8名です。 先週はじめにインフルエンザに罹患した生徒は、今日から登校しています。  

〇第2学年だより第9号・・・・・・本日付けで、お子様をとおして配布させていただきました。「pdf」でもご覧ください。  第2学年だより第9号(H28,11,28).pdf

11月27日(日) その2 子育て・親育ちの眼「あきらめない」

<子育て・親育ちの眼「絶対にあきらめない」> 「成功の法則」を発見したアメリカのジェフ・ケラー氏の話を紹介します。
〇絶対にあきらめない・・・・・・チャーチル首相は次のように言っています。失意と挫折の中でも、「絶対に、絶対に、絶対に、絶対にあきらめるな」と言っています。
●アメリカのヘビー級ボクサーのジュエイムズ・コーベット氏は、こんなアドバイスをしました。「あなたはもう1ラウンド戦うことによって,チャンピオンになる。状況が厳しいときは、さらにもう1ラウンド戦うのだ」と。
●自分の目標を達成すると決めたなら、あなたは非凡な忍耐力があれば、いずれ「勝利」を収めることができます。それは、「平凡な才能と、非凡な忍耐力があれば、どんなことでも成し遂げられる」と。 
******「成功の法則」では、「忍耐力」が勝負のカギになるそうです。「忍耐力」をこの中学校生活の中で身につけていってほしいです。   参考文献 ジェフ・ケラー著 「できる人とできない人の小さな違い」 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015年 

11月27日(日)晴れ 曇り 今週の行事予定表

<今週の行事予定表> 昨日の北中ホームページへのアクセスは「374件」ありました。土曜日にも関わらず、PTA会員数以上のアクセスをいただいていることに感謝申し上げます。
●本日、町民ホールでお会いした母親から、「毎日、北中のブログを見ていますよ。」「学校のことが分かってありがたいです。」などとお話をいただきました。嬉しいお話をいただきました。

〇今週の行事予定 11月第5週から12月第1週に入る今週です。
27日(日) きらきらフェスタ(町民ホール 12時30分) 

28日(月) 更生保護女性会チューリップ贈呈式(校長室 16時20分)  3学年会  部活動16時25分終了・16時40分下校  月曜①②③④⑤⑥ ***晴れても風の強い一日になりそうです。

29日(火) 部活動16時25分終了・16時40分下校  火曜①②③④⑤⑥ 

30日(水) 職員会議  部活動なし一斉下校  水曜①②③④⑤

12月1日(木) 調査書作成委員会  マイ・チャレンジふり返り(⑤⑥校時 視聴覚室)  卒業アルバム個人写真撮影(3年 中会議室)  木曜①②③④⑤⑥  部活動16時25分終了・16時40分下校  

2日(金) 移動図書館返却  部活動16時25分終了・16時40分下校 

3日(土) 熱気球ふれあいボランティア生徒17名参加
******「きらきらフェスタ2016」のようすを写真で紹介します。北中女子3年生徒のダンス参加や運営面でのボランティア生徒の参加もがありました。 
            

11月26日(土)晴れ 校長室コラム「きのこまつり」

<校長室コラム「キノコまつり ボランティア参加」> 外は少し寒く感じますが、今日も「秋晴れ」の一日でした。
 (イチョウの落ち葉のジュウタンが続いています)
●昨日の「県立高校説明会」には、多くの3年生保護者に加えて、1年、2年の保護者18名も参加いただきました。 体育館内はストーブを止めて冷える中で県立一般と特色選抜の説明をお聞きいただきありがとうございました。 
●お子さんが志望する県立高校の特色選抜の「資格要件」が合点(合っている)する時は、是非、特色選抜の受検をお家の中で検討してください。  

〇きのこまつり 生徒ボランティアで参加・・・・・・児童館きのこのもりは今日、「きのこまつり」を開催しました。
●阿久津中生徒たちと北中生徒たち9名がボランティアで参加していました。 児童館内には、色々なオリンピックにならったスポーツ体験ブースがあり、ポイントをもらって最終では「金・銀・銅メダル」がもらえるような楽しい企画になっていました。
●生徒たちは、各ブースに配置され、幼児や小学生の競技(?)を手助けしたりアドバイスしていました。
       

〇第1学年だより第9号発行・・・・・・昨日の25日(金)にお子様をとおして届いていると思いますが、「pdf」で掲載させていただきます。 
    第1学年だより9号 横(H28,11,25).pdf

11月25日(金)その2 子育て・親育ちの眼「県立高校説明会」

<子育て・親育ちの眼「県立高校説明会での校長の話から」> 本日の「県立高校説明会」で、「校長のはなし」の内容を紹介します。
〇3年生に 3点・・・・・・1点目  人生「90年」の時代になります。自分が30歳、40歳になって何をやっているかを考えてください。
今回の受検勉強や高校選択は、大きいものでしょうが、気持ちを大きく持って楽しく生活してください。 これから先、色々な選択肢や分岐点があります。それらを選択していく中で、将来の自分に向かうために修正は可能です。

●2点目  「あなたは今、調子はどうですか?」と質問されたとき、どのように答えるでしょうか? 
受験勉強で今、苦しい、つらいのは分かっていますが、回答は「元気です」「大丈夫です」「最高です」「順調です」などと答えてほしいです。
ポジティブ、プラス思考で考えていくことで、「よい結果」が舞い込んでくるものです。

●3点目  高校にも色々あり、県立や私立、国立(高専)、専修学校などがあります。
どの高校でも、生徒数の減少から入学する生徒が一人でも多くほしいのです。 入学生徒が少なくなると、その高校は廃校になる可能性も出てきます。
そこで、どの高校でもみなさんを丁寧にやさしく教えてくれます。 みなさんは、色々な高校から自分が希望する学校を選択できるのです。

〇保護者の方々へ 1点・・・・・・高校は義務教育ではないので、県立、私立でもお金がかかります。 授業料は申告すると所得に応じて、あとで返ってきますが・・・。
●私には子ども2人います。高校、大学と進学させましたが、高校では1万円が、大学では100万円が飛んでいくように感じました。 
お金はかかりますが、これはお子さんへの「先行投資」だと考えてください。 お子さんへの「先行投資」が将来、お家に、町に、県に、日本にきっと還ってくると思います。 
******校長6年やってきて、この時期の3年生、保護者に伝えたい内容を話させていただきました。 「ガッテン!ガッテン!」と感じていただけたら幸いです。 

11月25日(金)晴れ その1 校長室コラム「暖かな晩秋」

tr<校長室コラム「昨日と打って代わって暖かな晩秋の一日に」> 昨日の雪は何だったんでしょうか? 11月中の降雪は、宇都宮気象台では「54年ぶり」だったそうです。今日は、暖かな秋晴れとなりました。
 
(今日の給食メニュー)     (よい歯の優良学校コンクールで入選に)
      (定点カメラ 東小給排水工事風景)    (朝の国旗掲揚塔)

〇中間テスト2日目・・・・・・中間テスト2日目、2教科が終了しました。
●体調不良や発熱、インフルエンザ等でテストを受験できなかった生徒が10名以上います。受けられない生徒が多かった1年生については、28日(月)に5教科のテストを行うことになっています。なお、2年、3年の未受験者は各教科の授業の中で、取り出してテストを受けてもらいます。
 

〇県立高校等説明会・・・・・・本日の⑤,⑥校時を使い、体育館で「県立高校等説明会」を開催しました。
●校長あいさつのあと、荒井先生の方から「県立高校等の受検関係」の説明がありました。 今回は急遽、実際の県立高校の実情を話していただきたく烏山高校の大川校長先生に来校いただきました。 
******1年,2年の保護者は約20名。3年の保護者は3分の2以上の参加をいただきました。これからの受検高決定に向けて、有意義な進路明会になったように感じています。 
                    (学校紹介 烏山高校大川校長先生)

〇新聞の「社説」を読む・・・・・・国語の読みや読解力、漢字力をアップする方策の一つとして、今日からお家でとっている新聞の「社説」を毎日、読んでみることをお奨めします。
●チェック項目としては、漢字の読みができるか? 行ごとの文意が分かったか? 文章全体の要旨(言いたいこと)が分かったか? などです。
******「社説」を読むことで、読解力と漢字力が自然と身についていきます。御推奨します

〇インフルエンザ情報・・・・・2名増えて、「13名」になりました。
●1年1組・・・4名  1年2組・・・7名   1年3組・・・1名  2年1組・・・1名 でした。来週月曜日にはほとんどの生徒が復帰できると考えています。

11月24日(木)その2 子育て・親育ちの眼「不登校増加」

<子育て・親育ちの眼「県内昨年度の不登校児童生徒は2,288人に」> 一昨日、昨日の天気予報で、「24日は雪が降ると報道されたことで、県内のガソリンスタンドやディーラー、自動車整備工場、タイヤ店などが「タイヤ交換」の列で大渋滞だったようです。 本校職員の一人は「4時間並んで交換しました」と言っていました。
  
 下野新聞(不登校記事).pdf  (「pdf」をクリックすると新聞記事がご覧いただけます)

〇県内平成25年度の不登校児童生徒は2,288人に・・・・・・県教委で昨年度の不登校数についてのまとめの発表がありました。
●年間30日以上、小中学校で欠席した人数は、「2,288人」(前年度より111人増)。3年連続増加しています。 県立高校の不登校生徒は「664人」(昨年度から5人減)

●中学校の不登校数は「1,814人」(前年度から50人増)。生徒100人当たりの出現率は「3,53%」。 1クラスに1名の不登校生徒がいるという厳しい現状です。 主な要因としては、「無気力傾向」が「664人」で約4割です。

●小学校の不登校数は「474人」(前年度から61人増)。 出現率は「0,46%」。200人に1人の不登校児童がいるという現状です。 小学校の不登校の主な要因は、「不安傾向」が「174人」で、これも全体の約4割に当たります。 

●県教委の結果分析では、子どもの欠席を容認するなど、保護者の意識に変化がある。児童生徒の意思を尊重し、時間をかけて復帰を目指す指導が定着している。 継続した対応や未然防止の重要性を強調しています。
******今から26年前の平成2年の県教委の調査で、不登校児童生徒が「1,000人」になりました。 この当時、県教委は不登校生が1000人越えたということで大きな施策を講じます。 これが県内3カ所に不登校児童生徒が通級する教室(施設)を設置することでした。この時、県北の不登校適応指導教室の担当になったのが私でした。 それ以来、多くの不登校や不適応の児童生徒たちとの関わってきています。   参考文献 下野新聞(H28,11,24) 1面から