日誌

11月28日(月)その2 子育て・親育ちの眼「江戸しぐさ」

<子育て・親育ちの眼「江戸しぐさ」> 今日の産経新聞3面に「過保護な大人が嫌うスポーツ」という小見出しの記事がありました。
〇全国高体連まとめ 平成27年度競技別登録人数によると・・・・・・10年前より増加している競技は、陸上、競泳、バドミントンなどです。これらの競技は接触プレーによるリスクが低い競技です。
●一方、ラグビーや柔道などは怪我のリスクを考えて入部数が減少しています。ラグビーは2万3146人(平成27年度)で、10年前からでは6千人以上も減少しています。「歴史的勝利」をあげたワールドカップのイングランド大会での日本チームの活躍はあるものの、各県ともラグビー部が減少しています。***参考文献「産経新聞」(H28,11,28) 3面から

〇江戸しぐさとは・・・・・・「江戸しぐさ」とは、江戸町民の公衆マナーであり、コミュニケーション・スキルであり、他者への優しさ・思いやりの心を表すものです。大都市、江戸の自治、治安を守ることから生まれてきた習慣でした。
●例えば、「肩引きしぐさ」・・・狭い道で、対向者とすれ違うとき、道路中央側に肩を引けばぶつからない動き。 
●「カニ歩きしぐさ」・・・もっと狭い道では、お互いが「カニ」の」ように横向きに歩いて通過します動き。 
●「こぶし腰浮かせしぐさ」・・・後から来た客が席に座れるようにと、先客たちが「こぶし」一個分ずつつめて席を空け、座らせるという配慮の動きです。 
******「江戸しぐさ」をインターネットで検索すると、50個ぐらいの「しぐさ」が出てきます。 北中の中でも、「江戸しぐさ」のいくつかが取り入れられないか、と考えているところです。