日誌

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1月27日(金)曇りのち晴れ 子育て・親育ちの眼「力を引き出す」

<子育て・親育ちの眼「力を引き出す~ゆとり世代の伸ばし方~」> 箱根駅伝3連覇を達成した青山学院大学の原 晋監督と博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平氏との対談をまとめた本の中から、「ゆとり世代の子どもの伸ばし方」のヒントを紹介します。
〇ゆとり世代の子どもの伸ばし方・・・・・・原監督が対談で答えている文や言葉を紹介します。
●組織というものは、ベースにちゃんと組織としてのルールがあって、その上に自由な発想というものが乗っかかってくるもの。
●陸上競技は、時間管理が基本となる。
●食事の時間に、選手たち全員の雰囲気を見ることで、何か変化を感じる部分がある(全員で食事をとる)。

●青学は、5時30分から朝練がはじまる。
●スタートとゴールを大切にすると、その間のプロセスも大切にするように自ずとなります。
●箱根駅伝「優勝」という成果を出すまでに、10年近くの土壌作りがあったんです。

●どんな子をスカウトするか?・・・自分の言葉を持っている子。 自己表現ができる子をとる。
●面接で、「自慢話を言わせる」と・・・自分の言葉を持っているかが分かる。
●陸上競技の原点は、「規則正しい生活」と「時間を大切にする」こと。

●ゆとり世代は、母親と息子の関係が近づく・・・母子で「Win Winの関係」ができている。

******参考文献 原晋・原田曜平 「力を引き出す」 講談社+α新書 2016年から引用

1月26日(木)晴れ 子育て・親育ちの眼「育ジイ・育バア」

<子育て・親育ちの眼「期待される育ジイ、育バアの活躍」> 1月26日付け、「読売新聞」にこのようなや見出しの記事がありましたので紹介します。
〇国民生活における問題・・・・・・子育て中の親の孤立感や負担感が大きいことが妊娠や出産、子育ての制約の可能性になっているという課題があります。

〇期待される育ジイ、育バアの活躍・・・・・・日本は「核家族化」の進行で、身近に頼れる人が少ない中での子育ては難しいものです。
●児童相談所での「児童虐待対応件数」(厚生労働省)を見います。平成2年度には1,101件だったものが、平成27年度では「10万件以上」。この25年間で、虐待の対応件数が100倍になっています。

●そこで共働きのパパやママの負担を軽減する一つの方法が、おじいちゃん、おばあちゃんの活躍です。 尾木ママこと、教育評論家で法政大学教授の尾木直樹先生の提案は「育ジイ、育バア」の活躍です。しかも、孫の育児の手助けをするために、「近居」(親と子の家を往来できる近い距離)に住むことを話していました。 
******参考文献「読売新聞」(H29,1,26) 5面を参考 

1月25日(水)晴れ 子育て・親育ちの眼「婚姻スタイルに」

<子育て・親育ちの眼「婚姻スタイルに変化が起きています」> 「大寒」過ぎて、日本列島が冷蔵庫の中に入ったような寒さが続いています。 1階廊下の温度計で、朝は3,5度。14時でも「5,4度」ぐらいでした。 
  
  (朝の廊下の気温 3,5度)      (午後2時の気温 5,4度)

〇空には綿(わた)のような雲がたくさん浮かんでいます・・・・・・「今日のような雲は何と言いますか?」 小学校高学年の理科で勉強したと思います。 
●「積雲(せきうん)」と呼ばれる、地上から低い(地上から2000mぐらい)ところにできる雲で「わた雲」とも呼ばれます。 
 
        (積雲 綿雲)

〇婚姻スタイルが変化してきています・・・・・・2015年度の厚生労働省「人口動態統計の特殊報告」から、お知らせします。
●初婚同士の結婚の割合は、73,2%。1975年からの調査以来、最低の割合でした。

●婚姻の約3割が再婚・・・夫婦どちらかが一方が再婚で婚姻は17,1%。 夫婦ともに再婚同士の婚姻が9,7%。 この両方を合わせると、婚姻の26、8%(約3割)が再婚で結婚していることになります。

●結婚の平均年齢・・・男性は30,7歳。 女性は29,0歳。 男女とも10年前の調査と比べると、1,2歳年齢が上がっています。 日本人の結婚の「晩婚化」が進行していることになります。

●国際結婚の割合は・・・全体の3,3%でした。 10年前の調査では6,1%と高かったのですが、ここ数年は3%台です。
******お子さんが結婚する10年後、15年後には、また異なった結婚スタイルになっているのかもしれません。 参考文献「毎日新聞」(H29,1,19) 25面から引用 

1月24日(火)曇り 子育て・親育ちの眼「勝つために」

<子育て・親育ちの眼「勝つために必要なこと」> 最近、この本が気になり購入しました。著者はラグビ-元日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズ。著書名は「ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング」(講談社)です。


〇勝つために必要なこと・・・・・・203ページの中に、たくさんヒントが書かれています。エディーの言葉を紹介します。
●マイナス思考を捨てれば、誰でも成功できる。
●目標は数字などで具体的に表現され、結果がでたとき達成できたかどうか、はっきり分かるものを。
●短所は長所にもなりえる。

●周りの人間にある事柄を浸透させたいなら「シンボルマーク」をお勧めします。
●約束は、小さなことこそ大事(守れ)。
●向上心のない努力は無意味。・・・適当に練習している選手は外す。

●リスクを負わないと進歩はない。
●スポーツよりまず勉強するべき。人間の基本は学問教育。
●練習は、できる限り実施の試合に近づけるべきだ。

●成功は準備がすべて。
●国家(校歌)が歌えないチームは弱い。 
●ミスをしないことは重要ではない。

●成功にはチャレンジ精神が必要不可欠。
●成功のあとに、落とし穴がある。
●冒険しない人は、後退するだけ。

●明日のために準備せよ。 

******参考になる、勇気がもてた言葉がありましたか?! 「ハードワーク」校長室で貸し出ししています。

1月23日(月)晴れ 子育て・親育ちの眼「稀勢の里横綱へ」

<子育て・親育ちの眼「稀勢の里 横綱へ」> 暖かな太陽の日差しはありますが、外は冷たい北風が吹いていて、より寒さを感じさせる一日でした。

〇稀勢の里 横綱へ・・・・・・大相撲初場所で、大関 稀勢の里(30歳)は14勝1敗で「優勝」しました。
●稀勢の里は横綱審議委員会で推薦され、春場所番付編成会議と理事会で正式決定になれば、19年ぶりの日本人出身の横綱になります。

●稀勢の里は中学校卒業後、田子ノ浦部屋に入門し新入幕から73場所(15年)かけての横綱昇進です。1958年以降の入幕力士では最も遅咲き横綱です。
*****「石の上にも3年」という諺がありますが、稀勢の里は15年かけて相撲の最上位「横綱」を射止めることになります。  参考文献「読売新聞」(2017,1,23) 1面から