日誌

令和6年度学校の様子

1月15日 電子標準点周辺の樹木を伐採しました。

 1/15(土)に国土地理院からの依頼を受け、校庭南側にある電子標準点周辺の樹木を伐採しました。
     

【電子標準点とは・・・】
 電子基準点(でんしきじゅんてん)とは、国土地理院が管理する測量における基準点、観測点の一つで、 国土地理院は精度の高い測量網、地殻変動を監視するシステムとしてGNSS連続観測システム(GEONETGNSS Earth Observation Network System)を構築しました。電子基準点は、その観測点です。

電子基準点は日本全国に概ね20km間隔でおよそ1,300ヶ所に設置されており、南鳥島や沖ノ鳥島などの離島や富士山や乗鞍岳の山頂付近などの山岳部にも設置されています。電子基準点は学校や公園に設置されていることが多く、地理院地図や地形図では三角点と電波塔の地図記号を足し合わせたような地図記号で表記されます。

 国土地理院による電子基準点の前身となるGPSの連続観測は1992年から行われており、電子基準点と国土地理院にある中央局から、高密度かつ高精度な測量網の構築と広域の地殻変動の監視を目的として観測しています。

【電子標準点の地図記号】


1月14日 冬休みが明けて、1週間が経ちました。

 1月11日(火)から玉生小学校は、通常どおり授業が再開しました。当日は、冬休み後の集会をリモートで実施しましたが、児童の元気な様子に安心しました。また、校長先生が用意した「恐竜の骨格モデル」を校内に掲示したところ、多くの児童が興味を持って鑑賞していました。
 なお、新型コロナが感染拡大の状況にありますが、明日からの週末も、感染防止対策を十分に行ってほしいと思います。ご家庭での協力も、よろしくお願いいたします。
    

「百葉箱」を設置しました。

 令和3年12月25日、校庭西側ヒマラヤ杉の近くに「百葉箱(ひゃくようばこ・ひやくようそう)」を設置しました。
  
 「広辞苑」で調べると、「気象観測用の白ペンキ塗り鎧戸(よろいど)の箱。天井に通気筒を設けて通風をよくし、温度計・湿度計などを入れておき、気象要素を観測。」と説明があります。

 小学校の理科教育では、学習指導要領解説「理科編」の4年生「天気の様子」の項目で、天気や気温の変化に着目し、観測方法が身に付くよう「百葉箱」を利用することが例示されています。

 「百葉箱」の名前の由来ですが、中国・清代の「百葉窓」であると考えられるとしています。「百葉窓」とは、清朝の離宮である円明園などにみられるもので、日本では「ガラリ」や、板簾(イタスダレ)と呼ばれるものと同様なものらしいです。ちなみに「ガラリ」とは建築用語で羽板を取り付けた物、直射日光や雨を遮り空気を流通させるため、窓に間をすかして取り付けた幅の狭い薄板のことをいいます。つまり、百葉箱とは、通風をよくするための鎧戸風の部分の形が百葉窓に似ているところからきた名称らしいです。(所説あります。)
 昨今「地球温暖化」が問題視されていますが、児童にとって、「科学的な視野」が広まり、「論理的な思考」が深まるよう、有効に活用していきます。

令和4年 元旦

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 さて、1月1日元旦の学校の様子です。薄っすらと銀世界に包まれました。