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校長ブログ

校長ブログNo213授業で学ぶ日本の文化①(鬼来迎)

今日は祝日 文化の日です。

文化の日 (11月3日)(あしたの暮らしをわかりやすく「政府広報オンライン」HPより引用)
自由と平和を愛し、文化をすすめる。
「文化の日」は、昭和23年の祝日法制定当初から設けられている国民の祝日です。
祝日法の制定前、11月3日は、明治天皇の誕生日であったことから祝日の「明治節」として休日とされていました。祝日法の制定に当たっては、この日が、昭和21年に日本国憲法が公布された日であり、憲法において戦争放棄という重大な宣言をし、国際的にも文化的意義を持つ重要な日であることから、平和を図り、文化を進める意味で「文化の日」と名付けたと説明されています。

「文化の日」にちなみ、横芝光町が日本に誇る重要無形民俗文化財「鬼来迎(きらいごう)」を紹介します。(※鬼来迎の「鬼」は正式には異字体で角のない鬼ということで一画目のはらいがない字。仏道に帰依した鬼や人を助ける鬼、角のない鬼の意味です。)鬼来迎 (きらいごう、または 「鬼舞」 ともいわれる)は、 千葉県 山武郡 横芝光町 虫生(むしょう)の 広済寺(こうさいじ)に伝わる、 地獄 の様相と 菩薩 の救いを 仮面 狂言 にした日本唯一の 民俗 芸能 です。 因果応報・勧善懲悪を説く、全国で唯一の古典的仏教劇です。その起源は、約800年前、鎌倉時代初期にまで遡るといわれ、1975年 (昭和50年)の 文化財保護法 の改正によって制定された 重要無形民俗文化財 の第1回の指定を受けました 。

【参考資料はこちらから】

横芝光町「ヨリドコロ」HPより

https://yoridokoro.chiba.jp/article/170/

横芝光町商工会HPより

https://www.yokoshibahikari.jp/kiraigou/kiraigo.html 

▼1学期に3年生が町探検で訪れた横芝光町民会館のエントランスホールにある『鬼来迎』のレリーフ

10月22日(火)に3年生の総合的な学習「横芝光町の観光大使になろう」の学習の一環として、先月、町教育委員会社会文化課の学芸員の方をお招きし、児童へわかりやすく映像教材や鬼来迎についての解説をしていただきました。事前に授業で学習していた「鬼来迎」を子供たちにわかりやすく解説してくださり、真剣な表情で話を聞いていました。また、郷土に伝わるすばらしい伝統芸能を知る貴重な機会となりました。ありがとうございました。

【参考動画はこちらから】

『鬼来迎 鬼と仏が生きる里』(ポーラ伝統文化記録映画)

https://www.youtube.com/watch?v=NbguBi1vsNU

『鬼来迎 鬼と仏が生きる里』2013年度 製作(カラー38 分)監督:村山正実 片岡希 井上実
【文部科学省選定、教育映像祭優秀作品賞、文化庁映画賞・文化記録映画優秀賞、映文連アワード・優秀作品賞(準グランプリ)、キネマ旬報文化映画ベスト・テン第5位など】

千葉県山武郡横芝光町虫生には、数世紀にわたり仮面劇・鬼来迎が伝えられてきた。それを支えているのは、わずか25戸の集落(*撮影時からさらに減り、2023年現在は23戸)の人々である。毎年8月16日施餓鬼会のあとに演じられる。大人も子供も、里人たちが心をひとつにしていくさまを丹念に記録。里人たちの生活と共にある民俗芸能の姿を描きだす。

鉛筆文化財について鉛筆(文化庁HPより)

演劇,音楽,工芸技術,その他の無形の文化的所産で我が国にとって歴史上または芸術上価値の高いものを「無形文化財」という。無形文化財は,人間の「わざ」そのものであり,具体的にはそのわざを体得した個人または個人の集団によって体現される。「民俗文化財」とは衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術及びこれらに用いられる衣服、器具、家屋、その他の物件など人々が日常生活の中で生み出し、継承してきた有形・無形の伝承で人々の生活の推移を示すものである。国は、有形、無形の民俗文化財のうち、特に重要なものを「重要有形民俗文化財」、「重要無形民俗文化財」に指定し、その保存と継承を図っている。

 

校長ブログNo212 おいしい給食

今週の給食をお知らせします。

▼10月28日(月)の献立

麦ご飯 納豆和え 豚の肉の生姜焼き じゃがいもの味噌汁 牛乳

▼10月29日(火)の献立(画像なし)

ご飯 ホキフライ ひじき煮 かきたま汁 牛乳

▼10月30日(水)の献立(ハロウィンメニュー)

食パン(イチゴジャム付) キャベツサラダ マカロニグラタン ポトフ 牛乳

▼10月31日(木)の献立

ご飯 ごまマヨサラダ 鶏肉バーベキューソースがけ かぼちゃ ミネストローネ

【ひとくちメモより】

今日は「かぼちゃ」について話をします。かぼちゃは、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類に分類され、現在では、ほくほくして甘みの強い西洋かぼちゃが主流となっています。ペポかぼちゃは、ハロウィンの飾り物である「ジャックオランタン(jack-o'-lantern)」を作るときに使われます。かぼちゃの栄養素は、βカロテン、ビタミンE、Cなどが豊富で野菜の中でもトップクラスです。また、栄養が実よりも皮に多く含まれるので食べるときは皮ごと調理するとよいと言われています。ハロウィンなので、今日の給食はかぼちゃプリンです。残さず食べましょう。

かぼちゃ(JA千葉本部HPより)

https://www.zennoh.or.jp/cb/safety/ssi/item/vegetable/post-11.html 

 

▼11月1日(金)の献立(画像なし)

ご飯 厚焼き玉子 ピリットサラダ キウイフルーツ すき焼き煮

今日は特別支援学級の合同学習会。横芝光町の小中学校児童生徒の交流を兼ねて成田方面へ校外学習へ行ってまいりました。さわやかな晴天の中で活動することができ楽しい1日になりました。

 

校長ブログNo211 11月1日

グッと冷えた朝でした。放射冷却現象です。

今日から11月です。今年も残すところあと2か月となりました。日中は久しぶりに日が差し20度以上とあたたかくなりましたが、昨日は10度。これまでは家の中では裸足でしたが、朝から靴下をはきたくなる陽気です。いつもどおり家を出発し、しばらくは太陽の昇る東の方へ向かって車を運転するのですが、10月に入ってから日に日に太陽の光がちょうど目に飛び込んでくる高さになりとてもまぶしいのです。サングラスをしてもまだまぶしい。信号の見落としがないように運転するのが少し疲れます。(昨日までの雨の日の夜の運転も非常に疲れました汗・焦る)今年の人間ドックで視力はアップしたはずなのに年のせいもあるのでしょう(苦笑)。東の方角を外れ、太陽の光も直接受けることが無くなるとようやく空を見る余裕が。今朝はきれいなすじ雲が浮かんでいました。また、雲が太陽の光を受けて虹のように光る小さな彩雲(さいうん)も見ることができました。久しぶりに晴れたのでとても気持ちがいいです。

さて、学校到着後、登校指導のため畑の広がる方へ歩いていたら、過去ブログ記事にも取り上げた「季節外れのサクラ」の花が咲いているのを見つけました。ここにもあったんですね!!季節外れのサクラです。遠くからオナモミを見つけて拾いながらやってくる子供たちに教えると、信じられない顔で、「どこ?どこ?」「あっ本当だぁ!」「あっちにもこっちにも」「3つ見つけた。」「あっ4つ!...6つ!」と見つけた数が増えていきます。子供たちの目は私の目よりもよく見え、しかも見つけるのが早い!!いつもは静かな畑が広がる朝ですが、子供たちの明る元気な声で今朝はにぎやかでした。

さて、週末にかけてこの時期には珍しい勢力の強い台風が東へ大きく方向転換をして進んでくるようです。関東に接近する前に温帯低気圧に変わるとのことですが、大きな影響が無いことを祈るばかりです。台風21号関連。最新の台風情報はこちらから

https://tenki.jp/bousai/typhoon/2421/

さて、すでにご連絡させていただいたとおり来週11月7日(木)は校内音楽集会が開かれます。保護者の方をはじめ、日頃学校関係でお世話になっている地域の方々をご招待して参観していただく予定です。

全部の学年ではないですが、練習風景の様子を少しだけご紹介します。

【1・2年生】体育館に実際に並んで位置の確認とこれまでの練習の成果を確認しています。

【4年生】パートごとに安定したテンポで演奏できるかみんなで聴きあっていました。

【音楽部】

【体操部】は競技会を終えた後、校内のお別れ会(納会)に向けてフォーメーションの練習にとりかかっています。

校長ブログNo210 HAPPY HALLOWEEN!

トリック・オア・トリート(Trick or Treat)

ハッピーハロウィンHAPPY HALLOWEEN!

すっかり日本に定着したハロウィン。

本校の給食の時間に流れる曲(10月)もハロウィンの歌です。

♪ねえ もう暗くなりそうだから 出ちゃってもいいかしら?~ で始まりドキドキわくわくする歌詞とリズムに校内が包まれます。

学校から家までの帰宅の道、暗闇の道路沿いに置かれたハロウィンの置物にドキッとしたことがあります。本当に怖かったです。また、お店に入ると突然お化けカボチャが話しかけてきたり。ミイラ男がいたりと、(お願いだからやめてくれ~)と最初の頃は心の中で叫んでいました。今ではすっかりと慣れましたが...。

まずはイラストクラブの児童の作品です。

恒例の職員玄関にあるウェルカムボードもハロウィンバージョンに模様替えです。

みんなが下校して先生たちも退勤したあと、誰もいなくなった夜の学校でどんなことが起きているのか

ドキドキ想像しながら描きました。

TRICK OR TREAT!!

今日の給食の献立は、ハロウィンにちなんだ献立でした。(後日掲載)

ハロウィンを彩る3色のハロウィンカラー。オレンジ(Orange)、ブラック(Black)、パープル(Purple)それぞれ次のような意味があります。

オレンジ(Orange)

秋の収穫、太陽、豊穣などを象徴しています。

ブラック(Black)

魔女や悪霊を連想させる色です。死や未知への畏敬の念を表しています。

パープル(Purple)

月明かりの空や月の光を表しています。 

【追悼】

『ねないこだれだ』シリーズの絵本で知られる絵本作家・せなけいこさんが10月23日(水)ご逝去されました。小さなお子さんへの読み聞かせから、昔読んだ絵本をもう一度読み直してみたい大人まで大人気の絵本です。

『ねないこだれだ』特設サイトはこちらから

https://www.fukuinkan.co.jp/nenaikodareda/

校長ブログNo209 ぼく・わたしの秋

3・4年生の廊下には「ぼく・わたしの〇〇な秋」のタイトルで、子供たちが頑張りたいことについて書いた掲示物が飾られています。どんな秋があるのか見てみましょう。

【3年生】

読書の秋

毎日本を1冊読む。ほかにも3冊読む。10冊読む。など

スポーツの秋

バスケットボール 家でできる技術の練習をする。お父さんに教えてもらう。

野球ではスイングやティー、キャッチボールなどの練習をする。

休み時間キャッチボールをする。

芸術の秋

空が晴れてめずらしい雲があったりしたら絵に描くことや絵本を描いてみたり絵の具を使って描いてみたりする。

リコーダーの練習。ピアノで好きな歌やディズニーの曲を練習したり覚えたりする。

【4年生】

スポーツの秋

挨拶・練習・力をつける。協力する。努力する。

鉄棒、跳び箱、体力テスト、水泳、

給食を残さずにたくさん食べる。睡眠時間をたくさんとる。

大会で1位、新記録を取りたい。ジュニア大会へ行きたい。

休み時間にサッカーやドッジボール逆上がりなど体を動かす。

試合で声を出せるようにする。

あいさつの秋

試合で声を出せるようにする。

挨拶・返事。敬語を使う。

時と場に応じた挨拶 心を込めた挨拶・返事

姿勢に気をつける。

いろいろな人に挨拶をする。人に聞こえるくらい大きな声で挨拶をする。

立ち止まって大きな声で挨拶をする。

自学の秋

宿題が少ないときに自学をする。

復習をする。長い休みのときは自学を2ページくらい進める。

読書の秋

本をたくさん読む。新しい本を探す。好きな本を読む。

秋が終わるころには静かにいろいろな種類の本を読めるようになりたい。

睡眠の秋

夜9時半ごろには寝る。遅くなったら行動をハイペースにする。

いっぱい食べて運動する。

なるほど!なるほど!

一人一人が実りある秋になることを願っています!! 

校長ブログNo208 深まる秋

新聞やテレビでは報道されていたので、聞いたことはあるとはいえ、驚いたことにこの時期にサクラが開花しています。

▼横芝光町民会館前交差点の桜の花

先週、出張帰りの日没時のできごと。白子町の九十九里ビーチラインを車で走っていたところ、目に飛び込んできたのはポツポツと咲くピンク色の花。一瞬「?!」と目を疑い、まさか!と思っていたら、樹木に「シラコザクラ」と表記がされているではありませんか。びっくりしました。道沿いには約500本のサクラが植えられているそうですが、ポツリポツリと点のように咲いているのが見えます。そして黄緑色の葉も少しといった感じで、春の満開のサクラの景色とは全く違って見えます。

さらに、22日(火)4年生の校外学習の帰りの出来事です。横芝光町に入り、町民会館の交差点にさしかかったときにサクラの花が咲いているのを見つけてしまったのです。これもバスに乗っていたため後日改めて撮ったのが今回掲載した写真です。あいにく前夜から降る雨の中のサクラではありますが、目の前で見ることができよかったです。猛暑の影響で秋に再びサクラの花が咲く光景は県内の他の場所でも見られました。また、大変珍しいと言われる紫色のペチュニアのような形をしたサツマイモの花も咲いている光景も見かけるなど(残念ながら本校のサツマイモの花は咲いていませんが)、猛暑のもたらした影響はすごいですね。

さて、普通の秋の光景に戻ります。

柿の実がたわわになっている晩秋の景色。10月23日二十四節気「霜降(そうこう)」を迎え晩秋もラストスパートです。

千葉県の特産でもある落花ぼっちも畑のあちこちに姿を見せ始めています。共同作業で次々と進めている畑もあれば、一人で地道に黙々と作業を進めている畑もあります。こうして落花ぼっちを作っていくんですね。大変な作業を通して私たちの食卓においしい落花生が届くありがたみを感じます。

落花ぼっちにはいろいろな形がありますが、学校近くの畑でも次のような落花ぼっちが...

七十二候

初候「霜始降(しもはじめてふる)」(10月23日~10月27日)
「霜が降りた」「霜が降る」と、朝、外を見た時に道や田畑が霜で真っ白になっている様子を見ていいます。氷の結晶である霜がはじめて降りる頃。紅葉の見ごろを終えた山間部では冬に向かって季節は進んでいきます。

次候「霎時施(こさめときどきふる)」(10月28日〜11月1日)
先週末から天気がいまひとつすっきりしません。季節の変わり目にはよい天気と悪い天気が交互にやってくるもの。ぱらぱらと通り雨が降ったかと思えば、灰色の雲の間に青空が見えているところもあります。最高気温も20度前後になってきて、服を選ぶのに迷う朝です。暖房器具のありかも確認して冬支度に備えましょう。人々や動物が冬支度を始めるころです。

今年は夏ごろから新型コロナウイルス感染症をはじめ、手足口病やインフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、ヘルパンギーナなどの感染症が冬を待たずして猛威をふるっています。寒暖差が大きい今の季節は特に気をつけて自分の体をいたわることが大切です。

校長ブログNo207  山武郡市小学校体操競技大会

10月26日(土)山武市立日向小学校で行われた山武郡市小学校体操競技大会の模様です。

山武郡市内から小学生4~6年生を中心に、約180名の選手が集まり演技を披露しました。

山武郡市の体操競技会は私にとって初めて見る競技会でしたが、会場は、本校の児童も含め、朝早くからアップする児童と各校の指導教員たちで熱気にあふれていました。また、朝早くから応援にかけつけてくださった保護者の方で2階ギャラリーもギッシリでした。

本校は、男子7名、女子7名が団体チームを組み、マット、鉄棒、跳び箱の3種目の団体戦に出場しました。

【マットの部】【鉄棒の部】【跳び箱の部】

フロアは3種目のエリアに分かれて競技を進めていきます。選手の挨拶、演技に対する拍手、審判の声などが入り混じり、始まってしばらくは慣れるまでは少し落ち着かない環境でした。次々と演技を披露する選手たちは、技が決まる場面もあれば、思うように力を発揮できず悔しい思いをする場面などさまざまでしたが、同じチームの児童や会場の観客から温かい拍手を受けていました。このような雰囲気の中で選手児童たちは演技を発表するのですから想像以上に緊張することでしょう。演技は時間にしたらわずかに1~2分程度。一回限りの演技です。これこそが競技会です。「お願いします」「ありがとうございました」の声にも気合が入り会場に響きます。会場の雰囲気にのまれることなく演技終了の決めポーズまで集中して堂々とやりきる姿がとてもすばらしかったです。

今年の体操部の練習は、週2回、放課後30分程度の限られた練習時間の中で取り組んできました。今回惜しくも選手に選ばれなかった児童も含め、この練習を通して複数の学年の児童が交流しながら器械運動に取り組み、正課体育では触れない技や連続技に取り組むおもしろさにも触れることができたことと思います。特に、3年間続けてきた6年生は、指導者曰く、これまでの基礎があってこそ、最後の1年となった今年の成長がとても頼もしかったと言います。

児童の練習段階から児童の様子を見てきたので、「努力」「成長」「あきらめない」「継続は力なり」「練習は本番のように。本番は練習のように。」などの言葉が次々と浮かび、最後までやり抜く児童の姿から大切なことを改めて教えてもらいました。

保護者の皆様には、これまでご理解ご協力いただきながら子供たちを支えてくださりありがとうございました。

最後に、今日の体操競技大会は、他校の演技の様子も相互に見ることができ、これまでの努力をたたえ合うとともに演技を披露することで自分の力を試し、知ることのできる絶好の機会です。山武郡市の小学校体操競技大会の歴史は1981年(昭和56年)に始まったとのことです。約40年近く長く続けられてきたこの競技大会も、今年度で幕を閉じます。

今回の競技会に向けて取り組んで一人一人が感じたこと、得たことを大切にしてこれからの生活に生かしていけることでしょう。お疲れさまでした。

校長ブログNo206  読書の秋

たいへん残念なことに、子供にも大人にも大人気の作家である児童文学作家の中川李枝子さんが10月14日にご逝去されました。中川さんは本を書くほかに、大人気のジブリアニメ『となりのトトロ』の主題歌「さんぽ」の作詞も手がけています。

▼横芝光町図書館に本を借りに行ったら、「追悼 中川李枝子さん」特設コーナーがありました。

『ぐりとぐらの12つき』の10月の場面は、森へ散歩をしに出かける場面で、野原で本を読んでいる様子が描かれています。

今日10月27日は『読書の日』。10月27日~11月9日は「読書週間」です。1974年(昭和49年)に制定されました。読書週間のねらいは、戦後、文化の再建や教育の重要性を広めるため「読書の力で平和な文化国家を創る」ことを目的としています。

以下、「2024年第78回読書週間の概要」についてです。(読書推進運動協議会HPより引用)

http://www.dokusyo.or.jp/jigyo/jigyo.htm

本終戦の2年後の1947(昭和22)年、まだ戦争の傷あとが日本中のあちこちに残っているとき、「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」と、出版社・取次会社・書店と図書館が力をあわせ、そして新聞や放送のマスコミも一緒になり、第1回「読書週間」が開かれました。
 第1回「読書週間」は11月17日から23日でした。これはアメリカの「チルドレンズ・ブック・ウィーク」が11月16日から1週間であるのにならったものです。各地で講演会や本に関する展示会が開かれたり、読書運動を紹介する番組が作られました。いまの10月27日から11月9日(文化の日をはさんで2週間)になったのは、第2回からです。
 それから約80年、「読書週間」は日本中に広がり、日本は世界のなかでも特に「本を読む国民」の国となりました。
 今年の「読書週間」が、みなさん一人ひとりに読書のすばらしさを知ってもらうきっかけとなることを願っています。本

【読書週間マークについて】その昔、ギリシャ神話の世界で「ふくろう」は、学問・技芸・知恵を司る美貌の女神アテナの使者であり、また、代表的なポリスで文化の中心地アテナイ(アテネ)の聖鳥でもありました。古代のギリシャ人たちは、賢そうな丸い目ですまし顔の「ふくろう」を知恵の象徴として大切にしたといいます。森の奥ふかく、静かに瞑想にふけるこの「ふくろう」の姿こそ、読書週間のシンボルマークとしてもっともふさわしいものと考え、読進協では長い間使用してきました。

▼横芝光町図書館から各学年へ図書の書籍が配本されます。

1か月ごとに新しい配本の書籍と交換になります。

▼こちらは学校の図書室入口にある図書の掲示物です。いつも季節に応じた掲示物が飾られ、季節感あふれる図書室になっています。

そして...

東階段2階を上ったところの壁面には「読書賞の大きな木」があります。

本を読んだ冊数により花の色が異なり、重ねて貼っていきます。10月22日(火)の時点で、1年生は全員20冊学校の図書館で本を借りたので白い花が満開になりました。お祝いまた、2年生も10冊以上借りています。中学年高学年になるにつれ、借りる本の冊数も増えていきます。多い子は、30冊以上も読んでいることがわかりますが、なんと!もうすぐ100冊に到達する2年生や6年生児童もいます。3年生も国語や総合的な学習の時間の授業で使用する図書をよく活用しています。これからも学校や町の図書館を利用してさまざまな本に親しんでいけるようになるといいですね。

図書室での様子

横芝光町図書館のエントランスにはハロウィンのディスプレイが飾られていました。

開館30周年記念図書館まつりが11月9日(土)・10日(日)と開催される予定です。

https://www.library.yokoshibahikari.chiba.jp/pdf/ibennto/tosyokanmaturiR6.pdf 

校長ブログNo205 柿の日

今日はいよいよ山武郡市小学校体操競技会です。(写真は昨日の練習の様子です。)選手たちがこれまでの練習の成果を発揮して、ベストで臨み最高の演技ができるよう、学校全体で応援しています。

最近の校長ブログは「〇〇の秋」という秋をテーマにしたタイトルが多いです。「〇〇」という部分にはどんな言葉を入れてもしっくりとくるような気がします。そんな秋の季節も今まさに充実期を迎え、いよいよ終わりに向けて季節が進んでいます。

今日10月26日は「柿の日」です。今の季節、夏の間青々としていた葉が黄色や橙色、赤色と日に日に変化し落葉していく中で、オレンジ色の柿の実がたわわになっている柿の木を至る所で目にします。

ところでなぜ今日が「柿の日」なのでしょう?

それは、過去ブログNo197-1(10月18日号)にも掲載した2つの俳句のうち、正岡子規による「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の俳句を詠んだことにちなんでいます。

1895年(明治28年)9月に夏目漱石が「鐘つけば銀杏散るなり建長寺」と詠み、その2か月後の11月に正岡子規が「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」と詠みました。視覚的にも聴覚的にもそして叙情的にも秋が充実していくさまとその充実感から広がる世界を感じる句です。

これもまた過去ブログNo200(10月21日号)で紹介した「去る者は去りまたみちて秋の空 飯田龍太」の句につながります。

「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざをお聞きになった方もいらっしゃると思います。ビタミンCが豊富に含まれ、抗酸化作用があり、老化防止の成分や二日酔いの予防や緩和につながるタンニンが含まれるなど、栄養満点の果物です。さわやかな秋晴れの続く秋は天候がよく、柿の実も日に日に赤く熟れ、「柿をみんなが食べると、医者にかからずじまいで、医者はもうからなくなる」という意味です。似たことわざに、果物のリンゴの栄養に注目し、「1日1個のリンゴは医者知らず」というものもあります。

といっても今年の秋はなんだか不思議な秋ですね。気象庁の「むこう3か月の天候の見通し」によると、記録的な暑さがとなった9月、10月が終わっても、11月も平均気温が高めとのこと。12月、そして年が明けた1月にようやく平年並みとの予想だそうです。となると秋は短く、急に冬らしくなるということが予想されます。

10月23日(水)は暦の上では二十四節気「霜降(そうこう)」でした。霜降とは、朝晩の冷え込みがさらに増し、山間部や北国などでは霜が降り始める季節であることを意味します。

みなさんも季節の変わり目特に健康に気をつけ、油断することなく体調管理に努めていきましょう。

校長ブログNo204 おいしい給食

今週の給食を紹介しましょう

▼10月21日(月)の献立

ご飯 ブロッコリーサラダ カボチャコロッケ キャベツのスープ 牛乳

教えてちばの恵み ブロッコリー

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/broccoli.html

▼10月22日(火)の献立(画像なし)

麦ご飯 キムチ炒め 鶏肉チーズ焼き 春雨スープ お米のタルト 牛乳

▼10月23日(水)の献立(画像なし)

中華麺 中華サラダ パリパリ春巻 塩ラーメンスープ 手作りみかんゼリー 牛乳

▼10月24日(木)の献立

ご飯 キュウリの和えもの スタミナ焼肉 コーンかきたまスープ 牛乳

教えてちばの恵み キュウリ

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/kyuri.html

▼10月25日(金)の献立(画像なし)

ご飯 もやしと油揚げの和えもの いわしのかばやきふう おろしじる 牛乳

校長ブログNo203 思いやりと友情

4年生の教室には「心に響く名言集」が掲示され、シリーズ化されています。

廊下の書写作品の掲示にも授業で学習した課題の字ですが、「友情」と「思いやり」の言葉が掲げられていました。

左側:6年児童の作品 右側:4年児童の作品

わたしたちは毎日家族をはじめいろいろな人たちとの関わりの中で生活しています。特に、1日のほとんどの時間を過ごす学校では、子供たちは友達や教師との関わりの中でたくさんのことを学びます。学校は小さな社会です。けんかやいじめのない学校生活を送るために、お互いが気持ちよく生活できるためのヒントになる名言です。

同じく4年生の教室掲示からシリーズ第2弾

こちらは2学期始業式にも校長講話の中で取り上げた言葉「あきらめない」。

名言や格言は歴史的に偉業を成し遂げた偉人の他、スポーツ選手、芸能人、音楽家、実業家など著名な人が発した言葉が紹介されることが多いですが、漫画やアニメの登場人物が言った台詞も読んだ人にとって心に残る言葉があります。最近では日本のアニメが海外で高く評価されています。夢中になって読み、感動するあまり飛行機に乗って日本へやってくる海外の観光客も多いそうです。

2学期も折り返しに入ります。ここでもう一度初心に返り、2学期始業式で話した「あきらめない」という言葉を胸に、2学期後半もいろいろなことにチャレンジし力いっぱい取り組む白浜小学校の子供たちであってほしいと願います。

あわせいっぱい

ンドセルにつめて

つらつと

っすぐに

校長ブログNo202 学びを広げる(2年生国語科学習から)

過去ブログで触れたように、2年生が国語科で学習した説明文『どうぶつ園のじゅうい』のクイズ問題づくりをしていました。

先々週、まず1年生と3年生の教室を訪れてそれぞれの学年にクイズを行いました。写真は3年生の教室での発表です。3年生は去年、この『どうぶつ園のじゅうい』について学習をしているので、一生懸命思い出しながら解答していました。そして10月15日(火)には、いよいよ校内放送で全校児童向けにクイズを実施しました。

給食の時間に放送したので、2年生はいつもよりも早めに給食を食べ終え、ワクワクドキドキしながら放送のマイクの前へ。9人で上手に役割分担をしていざ発表です。

それでは、みなさんもいっしょに考えてみてください。

【問題】

なかなかくすりをのまないニホンザルに、じゅういさんはどうやってのませたでしょう。

① えさの中に くすりを入れて のませた。

② バナナに くすりをはさんで のませた。

③ くすりを はちみつにまぜて のませた。

答えは ③の「くすりを はちみつに まぜてのませた。」です。ピース

問題と答えが放送されると、上の階から歓声や拍手が聞こえてきました。

問題をつくるためにはしっかりと読み取り理解していないと問題の文章や選択肢を考えることができません。また、一人一台のタブレットを活用して問題づくりを実施したので、パワーポイントのスライド資料の作成や、キーボードの入力等情報機器に関する知識と技術が必要です。今回の学習を通して国語科の学習を教室だけで終わらせるのではなく、相手(他の学年)に話す(伝える)力も含めてたくさんの学びを広げることができました。

校長ブログNo201 ちいさい秋みつけた

♪「ススキの中の子1、2の3人~ はぜつりしてる子 3、4の5人」で始まる童謡『秋の子』(作詞:サトーハチロー 作曲:末広恭雄)この曲は童謡ですが、ゆったりとした秋の時間の中にも、今とは全く時代が異なる戦後間もない日本の社会の様子が歌詞から読み取れます。廊下に掲示してある児童の俳句にも次のような俳句が目にとまりました。

夕焼けの 栗山川で ハゼつりだ

美しい自然の栗山川流域で季節を感じながら育つ子供たち。恵まれているなと思います。自然が豊かでなければなかなかこのような俳句を詠むことはできないでしょう。10年くらい前まで、この『秋の子』は今月の歌でも歌っていましたが、時代と共に歌集『みんなの歌』からも姿を消し、歌う機会も少なくなりました。歌詞の中には「すすき」「はぜつり」の他、「やき栗」「椿」「柿の実」「こおろぎ」など秋にまつわる言葉がいろいろと出てきます。

同じ、サトーハチローさんが作詞した曲で有名な「ちいさい秋みつけた」があります。みなさんはどんな「ちいさい秋」を見つけたでしょうか。私は、「サンマ」です。特に昨年は不漁であり価格も高騰したため1回しか食べる機会がありませんでした。いくぶん回復傾向の今年は、これが最初で最後になりませんようにと初物の「サンマ」を感謝しながらいただきました。

花が咲き終わり1か月が経ち、完全に乾燥したヒマワリの種取りをしました。ちいさい秋を見つけた5年生の俳句です。白浜小の子供たちは秋の季節の中でどのように季節を受け止めているのでしょう。五感を働かせて作った俳句がいいですね。みなさんも似たような経験がおありでは?

秋の代表的な花であるコスモスは至る所で見られ、鮮やかな色が美しいです。1・2年生が栽培しているサツマイモ畑の草取りをしています。芋掘りは11月上旬の予定です。 

校長ブログNo200 秋の歳時記

暦の上では10月8日に二十四節気寒露(かんろ)を迎え、朝晩の気温が20度を下回る一方で日中は25℃以上の日が続き、1日の気温差が大きくなりつつあります。朝の川面が冷やされ水蒸気が発生し朝もやも見られるようになりました。

晩秋に入りましたが、一昨日(10月19日(土))横芝光町の最高気温29.7℃。県内では2番目だったそうです。10月としては蒸し暑い1日でした。(1位は鴨川市の30℃。今年の夏、猛暑日知らずとして注目された地域です。)東京都心では、30.1℃。1875年の統計開始以来、観測史上で最も遅い真夏日(2013年(平成25年)10月12日に31℃)の記録を更新した。同日行われた箱根駅伝予選会の選手たちにとっては、過酷なレースとなりました。 

さて、しばらく取り上げていなかった「七十二候」について、十月初旬からこれまでを振り返ってみたいと思います。

去るものは去り また充ちて秋の空 飯田龍太

飯田龍太 山梨県出身の俳人(1920年(大正9年)~ 2007年(平成19年))

秋がやってきて季節の変わり目、風景写真を撮っていると色が黄・茶・灰色などの落ち着いた色へと変わっていきます。この俳句は、夏を彩った青々とした緑や鮮やかな花が去り、秋の空に新たなものがやって来ることで心充たされる様子を表しています。

水始涸(みずはじめてかるる)(10月3日~10月7日)

田の水を抜き、稲穂の刈り入れを始める頃となりました。夏の頃は青々とした田園風景だった景色も、寒さと共に動植物が冬支度に向けて準備を進めます。

稲刈りが終わった後の田んぼも

蓮田も

 

▼アキノノゲシ(秋の野芥子) 花言葉は「控えめな人」、白い綿毛で風に舞い飛ぶ種子の「幸せな旅」稲刈りが終わった閑散とした田んぼで見かけた綿毛がきれいでした。

鴻雁来(こうがんきたる)(10月8日~10月12日)

ツバメなどの夏鳥が南へ帰るのと同時に入れ替えで北の国から雁が渡ってくる頃です。

水辺には鴨が多く見られるようになってきました。

菊花開(きくのはなひらく)(10月13日~10月17日)

▼用務員さんが立派な菊を持ってきてれて生けてくれました。あざやかな黄色が映えます。先日の十五夜の月見の花もススキと一緒に生けてくれました。

近隣の市町では菊花の催し物として次のようなものがあります。

山武市では第62回菊花展が11月3日~8日に開催される予定です。

https://www.city.sammu.lg.jp/data/doc/1727591082_doc_161_0.pdf

過去ブログで紹介した成田山菊花展も始まりました。

https://www.nrtk.jp/enjoy/shikisaisai/kiku.html

▼写真は昨年の様子

香取市の香取神宮でも11月1日~24日に菊花まつりが開催される予定です。

https://maruchiba.jp/event/detail_13349.html

佐倉市の「国立歴史民俗博物館くらしの植物苑」では毎年恒例の「伝統の古典菊」が来週から公開される予定です。

https://www.rekihaku.ac.jp/event/2024_plant_kikaku_kiku.html.html

蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)10月18日~10月22日

ここでいうキリギリスとは1000年前の昔はコオロギのことをそう呼んでいたとか。

百人一首にも次のような和歌があります。

きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに

衣かたしき ひとりかも寝む(後京極摂政前太政大臣九条良経)

(意味)コオロギがしきりに鳴く霜の降る寒々とした夜に、筵(むしろ)の上に衣の片袖を敷いて、私はたった一人で寂しく寝るのだろうか。

コオロギも先日、1・2年生と一緒にサツマイモ畑の草取りをしていたときに草むらから飛び出してきました。季節は確実に晩秋の日を歩んでいます。 

最後に...

先日の過去ブログ記事10月15日(火)(No194)で掲載した「YOKOSHIBA STATION物語(横芝駅物語)」の関連記事が10月19日(土)付けYahoo!ニュースで報じられていました。なんてタイムリーなんでしょう!!「築127年で千葉県最古!総武鉄道が建てた入母屋造りの木造駅舎 総武本線横芝駅(千葉県山武郡横芝光町)」のタイトル記事が掲載されていました。(また、銚子方面へ2駅先の八日市場駅も同日に掲載されていました。)

横芝駅はこちらから

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b0c107c251678302200ff4fd37b66e81c6f58f38

八日市場駅はこちらから

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/613e9c3b63f2e60ca900bb863b994b462f67fe92

校長ブログNo199 体操部壮行会

10月26日(土)に行われる山武地区小学校体操競技会までいよいよあと6日となりました。

大会が近づくにつれ、選手たちも顔つきが引き締まりこれまで以上に集中して練習するようになってきています。

10月16日(水)全校児童による選手を励ます会「体操部壮行会」が行われました。

給食終了後、ロング昼休みに行われる壮行会前に先に体育館に集まりアップをしている体操部の児童たち。初めて練習の様子を見るため、少しザワついています。準備運動やストレッチ等が終わり、鉄棒、マット、跳び箱でそれぞれ試技をすると「うわぁっ!」とか「オオ~!」と言った感嘆の声が聞こえてきました。低学年の児童は目を丸くしてドキドキしながら本番まで待っています。

「お願いします!!」力強い声とともに1人1人の演技が披露されました。初めて全校児童に披露する本番同様の連続技を次々と披露していきます。先ほどまでザワついていた体育館の空気がし~んとなりピンと張り詰めた空気が流れ体操部選手の演技にぐいぐいと引き込まれていきます。選手たちはいささか緊張気味ですが、それでも落ち着いて途中思うように演技できない部分があってもあきらめずに最後まで通してしっかりと演技をやりきっていました。前日の演技よりもさらによくなり集中して演技を披露することができたと思います。特に、挨拶の声は体育館に力強く響き渡り、また静止のポーズも胸を張り指先までピンと伸ばしていつも以上によくできていてとてもよかったです。

部員の中には今年初めて選手として出場する選手もいれば、現6年生の中には4年生の頃から3年間続けて年ごとにぐんぐん上達して今日の日を迎えることができた児童もいます。まさに「あきらめない」の言葉のとおり、「継続は力なり」これまでの努力が今日の形となったのだなあと思いました。

体操部選手の皆さん、大会当日はこれまでの練習を信じてあきらめずに最後まで力を出しきって頑張ってください。全校児童・教職員でみなさんの健闘を祈っています!! 

校長ブログNo198 2つのニュースから感じたこと

十六夜(いざよい)(10月18日(金)撮影)

天気が不安定で朝から大雨が降ったりやんだりしましたが、昨夜もようやく8時過ぎに雲が晴れ姿を現しました。10月の満月はスーパームーンでしたが、気象条件がよくなかったものの、夜に晴れ間が広がり見ることができたのがうれしかったです。

昨夜の帰り道、心温まる出来事がありました。雨の中、国道で車を走らせていた時のことです。押しボタン式信号が赤になり停止しました。青になり横断歩道を渡る1人の学生が。すでに暗く、中学生か高校生かはわかりませんが、歩きながらじっと対向車と私の車の方を交互に見てそれぞれに頭を下げたのです。きっと自分がボタンを押したことで車に停車してもらったことがすまなかったと感じたのでしょう。登下校時や信号機のない横断歩道で停止した場合に歩行者が頭を下げてお礼を受けることはよくありますが、今回のような例は初めてで心があたたかくなる出来事でした。

さて、先週10月11日(金)は大きなニュースが2つ報道されました。

1つはドラえもんの声優大山のぶ代さんがご逝去されていたこと。もう1つはノーベル平和賞に「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」(以下日本被団協)の受賞が決定したことです。

大山のぶ代さん

大山のぶ代さんといえばドラえもん。ドラえもんといえば大山のぶ代さん。子供にも大人にも大人気の日本を代表する「ドラえもん」は、漫画をはじめアニメ、映画と数多くの作品がつくられています。そしてドラえもんの声は私たちの心に沁みついています。大山さんご自身がドラえもんと「一心同体」であったと言っています。大山さんは、自分の声にコンプレックスを感じ、中学校時代にいじめに遭い悩んでいたといいます。そんな大山さんを救ったのは、母親の温かい一言でした。「声が変だからといって、弱点を気にしてかばってばかりいたらもっと弱くなってしまう。声を出すような部活動をしなさい」という母の助言に従い、のぶ代さんは放送研究部に入部し、活動する中で自分の声の可能性に気づいていったそうです。弱点をプラスに変えるお母さまの考え方と努力された大山さんご自身がすばらしいと思いました。

▼教育相談室の数あるぬいぐるみの中にもドラえもんが待っています。

ノーベル平和賞

毎年10月のこの時期、さまざまな分野においてノーベル賞受賞の発表がありニュースになります。

ノーベル賞って何?(文部科学省HPより)

https://www.mext.go.jp/kids/find/kagaku/mext_0002.html

ダイナマイトを発明したスウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベル(1833年~1896年)の遺言に基づき贈られる賞です。賞は6つの分野(物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、そしてのちに加わった経済学)で「人類に最大の貢献をもたらした人々」に贈られます。各賞最大3名まで受賞でき、賞金・賞状・メダルが授与されます。ノーベル平和賞以外の発表と授賞式(12月10日)はスウェーデン(首都ストックホルムのストックホルム・コンサートホール会場)で、ノーベル平和賞の発表と授賞式(首都オスロのオスロ市庁舎会場)(12月10日)はノルウェーで行われます。

ノルウェーのノーベル賞委員会は2024年のノーベル平和賞を日本の団体「日本被団協」に授与することを決めました。

<受賞理由>

1 被爆者でもある広島、長崎の原爆生存者による草の根運動

2 核兵器のない世界を実現するための努力と、核兵器が二度と使われてはならないことを目撃証言を通じて示してきたこと

 過去ブログNo122-3(8月6日号)とNo132-2(8月14日号)でも触れたように、唯一の被爆国日本の広島県と長崎県からのそれぞれのメッセージには大切なメッセージです。来年は、2発の米国の原子爆弾が広島と長崎の推定12万人の住民を殺害してから80年目にあたります。2学期の国語科の学習で3年生以上の学年では戦争と平和について考える教材(過去ブログNo122-2(8月6日号))を学習しました。上の写真は5年生廊下に展示してある平和教育に関する資料や図書。

5年生は教科書教材『たずねびと』の学習を通して次のような感想を述べています。

原爆で何を失ったのかもっと調べてみたい。

 なぜ戦争というものができたのか疑問に思った。戦争をなくすためには他国との交流を増やす。

人の命の大切さがわかった。家族が亡くなったら...と考えてみて、家族、自分、動物などを大切にしていきたいと思った。

世界中でなぜミサイル爆弾をつくったのか。武器をなくせば戦争は起きないのか。みんなが仲良くできるのか。戦争は何のためにあるのか。戦っても人も町もなくなるだけ。うれしいことは何にも起きない。

戦争をなくすには、一人一人の相手のことを考える気持ち、命の大切さを考えることが大切だと思った。

戦争をした人に腹が立った。何も罪のない人たちを大勢失ってしまったからだ。人はなぜ戦争をするのか。自分の欲で人を傷つけることは違うと思った。

原爆で亡くなった人たちのためにも、今の人生を大切にしようと思った。

2つのニュースを通して感じたことは、子供たちも学習を通して過去の過ちから学び、幸せな未来を歩んでいってほしいことです。ドラえもんの映画で流れる歌には数々のヒット曲がありますが「ひまわりの約束」「YUME日和」「夢をかなえてドラえもん」などは子供たちの歌集にも掲載されている曲であり人気の曲です。そこには人として大切な「思いやり」そして誰もが夢をもちつづけ生活してほしい「幸せ」を願う歌ばかりです。

週末の金曜日に報道されたこの2つのニュースは大きな意味がこめられているように思います。

校長ブログNo197-2 芸術の秋(書写入賞作品の紹介)

第44回金刀比羅神社奉賛会書道展覧会が10月7日(月)~10月13日(日)開催されました。

白浜小学校からは各学年6点の代表作品を出品し、全員に金賞・銀賞・銅賞の賞がつきました。また、6年生は特別賞がつきました。おめでとうございます。

【1年生】

【2年生】

【3年生】

【4年生】

【5年生】

【6年生】特別賞受賞

【会場の様子】山武地区の参加校・園(小中学校、まさご幼稚園)の作品が展示され、他校の幼児・児童・生徒の力作を鑑賞することができました。

書写の大会や作品展覧会は年間を通して多く、『成田空港周辺書道・図画作品展』(6月)、『千葉県小中高校席書大会』(8月)の他、今後も『横芝光町文化祭』(11月)や『千葉県小中高校書き初め大会』(1月)と大会が続きます。ぜひ多くの子供たちが参加するとよいと思います。

文字を書くことは、一見、特別なことのように思われますが、児童は毎日字を書いています。連絡帳をはじめ、ノートやプリント、テストなど授業の中で「書く」場面はたくさんあります。このような小さな積み重ねの中で字を丁寧に書くことを心がければ「ちりも積もれば」のようにコツコツと上達する近道です。また、大会は目標を定めてチャレンジする絶好の機会です。一人でも多くの白浜っ子が大会に参加することを期待しています!!

校長ブログNo197-1 おいしい給食

実りの秋を迎え、校内だけでなく校外行事も今週本格化してきました。昨日今日と2日間続けての出張となり、残念ながら給食時に在校しないため、今週の給食の様子をいつもよりも早くまとめてお届けします。今後も出張等で不在のときが増え、給食の画像を全て掲載できませんがお子さまから今日の給食の様子や感想をご家庭でもぜひ聞いてみてください。

今日は、山武地区の特別支援学級の児童生徒と東金特別支援学校、大網白里特別支援学校の児童生徒が一堂に集まり、スポーツ大会が行われます(東金アリーナにて)。

▼第45回という長い歴史がある推進スポーツ大会です。

先日10月11日(金)に横芝光町の小中学校の特別支援学級の児童生徒が一堂に集まり練習会を実施しました。今日はいよいよ本番です。練習で確認したことをしっかりと行いながら参加者と交流を深めながら1日を過ごしたいと思います。

種目は、チャレンジ走、大玉リレー、ダンス、玉入れなどがあります。

▼大会スローガン

▼作品展も行われました。白浜小学校児童による共同制作。

▼10月15日(火)の献立

ご飯 五目豆 イカフライ けんちん汁 りんご 牛乳

次世代に伝えたい大切な味「けんちん汁」(農林水産省HP)より

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/35_1_kanagawa.html

「けんちん汁」は鎌倉・建長寺が発祥と言われています。私も昔訪れたことがあるのですが、建長寺山門前には、伝授された料理方法で作られた「けんちん汁」をいただくことのできるお店もあり、おすすめです。

鐘つけば銀杏散るなり建長寺 

            夏目漱石

この俳句は夏目漱石が建長寺を訪れた時に詠んだ俳句ですが、この俳句がベースとなり2か月後に正岡子規が次のような有名な俳句を詠んでいます。

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

            正岡子規

▼10月16日(水)の献立

ピザドッグ やさいのマリネ 米粉のシチュー ぶどうゼリー 牛乳

▼10月17日(木)の献立(画像なし)

ご飯 のりあえ さばの塩こうじ焼 親子煮 牛乳 

▼10月18日(金)の献立(画像なし)

むぎご飯 ピリットサラダ シューマイ 八宝菜 牛乳 

校長ブログNo196 秋の夜長 スーパームーン

♪ 出た出た月が まるいまるいまんまるい 盆のような月が

(童謡「月」より) 

10月17日(木)夜、心配されていた雨も降ることなく、何とか満月を愛でることができました。今年最大のスーパームーンはあいにく雲が厚く、月の出からしばらくは見えなかったのですが、時間が経つにつれ空高く昇り始めると、雲に隠れたり(雲隠れの月)雲の間から見えたり(雲間の月)またそれも趣があり静かな秋の夜の空に白い月光が輝いていました。その後も月はどんどん昇り、とうとう雲も晴れ、明日から天気が崩れることもあり少しぼんやりしていましたが、煌煌と輝いていました。

▼学校玄関のウェルカムボードも再び月見バージョンに模様替え

▼折り紙で作ったお供えの飾り。

 手前のカラフル(赤・青・黄色など)な色で折った玉手箱は2年生の子供たちが作ってくれました。

▼本校理科室に掲示されている白浜小屋上から撮影されたスーパームーン

(2014年(平成26年)9月9日(重陽の節句)当時の校長が撮影した貴重な写真が掲示されています。とてもお上手で子供たちも見入っています。)

 今宵は十五夜です。月の出17日(木)16時47分 月の入18日(金)5時6分

気象条件さえよければ見られますが、はたしてどんなお月さまが見られるでしょうか。(下の写真へ)

【参考】るるぶKids HP

https://kids.rurubu.jp/article/157023/

1か月前の9月17日(火)は中秋の名月、そして翌18日(水)は満月でした。

小学4年国語科教科書(光村図書)季節の言葉3秋の楽しみには、秋の行事について掲載されています。10月13日(旧暦9月13日)は十三夜。「後(のち)の月」「豆名月」「栗名月」などが紹介されています。

過去ブログNo167-1&2(9月17日号)

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/ 

今回17日(木)の満月は今年最大でスーパームーンとも呼ばれます。また、アメリカ先住民族の呼び方ではハンターズムーンとも呼ばれます。

▼夕暮れどきの三日月(月齢4.3)(10月7日撮影)

▼まだ明るい時間に出ていた月(月齢10.3)(10月13日(日)撮影)

10日目の月を十日夜(とおかんや・とおかや)とも呼ぶそうです。

▼修学旅行で泊まったホテルに飾られていた秋満月のディスプレイ

▼「竹の春」秋のこの時期、青々と成長した竹が美しい。「かぐや姫」を想起させるような竹林。

▼十三夜の月光(MoonLight)(木戸浜 海に映る月の光がまぶしい)

▼10月17日(木)満月の夜 上段:雲隠れの月 中段:雲間の月 下段:やっと姿を現した満月

 ▼6年理科の学習では、「太陽と月のうごき」について学びました。

模型を使って月と太陽と地球の動きを確認します。

 ▼「太陽と月の動き」について、タブレットでパワーポイントを使ってスライドを作成し、まとめました。

 

 

校長ブログNo195 成長楽しみな秋

二十四節気では「寒露(かんろ)」(10月8日~10月22日)にあたり、秋も後半に向かい晩秋を迎えます。

▼秋高馬肥(天高く馬肥ゆる秋)(10月14日(祝)撮影)。見るからに気持ちいい、青色のキャンバスにサーッと刷毛(はけ)で描いたようなすじ雲(気象用語では「巻雲(けんうん)」)が現れたのもつかの間。昼にかけて気温がぐんぐん上がりあっという間にわた雲(気象用語では「積雲(せきうん)」)に模様替え。

「寒露(かんろ)」とは、秋が深まるとともに夜が長くなり、露が冷たく感じられるころです。朝晩の冷え込みとともに、空気が澄んだ秋晴れのさわやかな日が多くなります。夜空の月もこれからの季節はいっそう輝いて見えます。明日17日は十五夜。満月です。
今年は記録的な暑さが尾を引いたため、まだ秋が始まったばかりで実感がわかないものですが、日の入りの時刻は今週末からいよいよ夕方5時を切るようになります。虫の音を聞きながら秋の夜長を楽しんでいらっしゃるかたも多いのでは? 

▼ブルーアワーに輝く宵の明星

もうご覧になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年発見された彗星、紫金山・アトラス彗星が13日(日)に地球に最接近し、16日前後から日没後西の空に肉眼でも見やすいとのことです。ぜひ見てみたいものです。

▼学校付近の畑では、掘り上げられた落花生を逆さにして干しています。

▼青々としたネギも

▼学校敷地内のサクラとイチョウ サクラはすでに葉を落とし、冬芽(ふゆめ・とうが)が見えています。イチョウの葉はまだ緑色ですがこれから日に日に色づき始めることでしょう。

▼クラブ活動

10月7日(月)クラブ活動。

▼なかよしタイム(たてわり班活動)

10月9日(水)ロング昼休み。外はあいにく冷たい雨が降り、最高気温も17℃という肌寒い1日となりましたが、室内では仲良くたてわり班活動を実施しました。

班ごとに工夫して活動していました。ジェスチャーゲーム、椅子取りゲーム、フルーツバスケットなど思わぬハプニングに笑い声と笑顔があふれ楽しそうでした。ドッジボールでは力いっぱいボールを投げたり、友達にパスしてなるべく多くの友達に攻撃のチャンスをあげたりする姿も見られました。 

▼放課後の課外活動(体操部・音楽部)

体操部は10月26日(土)の体操競技会に向けて、音楽部は11月7日(木)の校内音楽発表会に向けて練習に取り組んでいます。

体操部は選手がユニフォームを着用しての練習が始まりました。今日は全校児童による選手を励ます会(壮行会)が行われる予定です。

音楽部は合唱と合奏の両方を発表する予定です。まだまだ楽譜を見ながらパート練習を中心にできない部分を繰り返し練習しているところですが、パート練習の後にみんなで合奏して今日の練習の成果を確かめながら頑張って練習を進めています。

来週からは、各学年の校外学習が始まります。穏やかに晴れ渡った10月の三連休でしっかりと充電し、学校では友達と関わりながらたくさんのことを学ぶ毎日です。秋の深まりと共に一人一人の成長が楽しみな秋です。 

校長ブログNo194 YOKOSHIBA STATION物語(横芝駅物語)

♪ 線路は続くよどこまでも 野をこえ 山こえ 谷こえて  

今から30年前、千葉に来て間もない頃、美しい景色を見ながら総武本線の特急「しおさい」に乗車していたときのことです。途中の停車駅で発車時刻を過ぎたのに出発しません。「業務放送。ただいまお客様が1名改札を通ります。お客様乗車後出発となります。」との放送。Σ(・□・;)「1人のお客さんを待ってから出発するように駅員さんが車掌さんに放送で伝えるなどなんてやさしいのだろう。というよりもなんてのどかなんだ。」と驚いた出来事が忘れられません。

▼黄金色の田園の中を快走する特急「しおさい」

今日の本題は「YOKOSHIBA STATION物語」(横芝駅物語)です。今年は、現在のJR横芝駅を通る総武本線の最初の区間開業130周年にあたります。(昨日10月14日は鉄道記念日です。日本で初めて鉄道が新橋~横浜間に開業したことにちなむものです。また、今年は東海道新幹線開通60周年。東京駅開業110周年などの周年行事もあります。)

▼ここが横芝駅(千葉駅から47km 各駅停車で55分に位置する。)

まずはこちらの写真をご覧ください。

▼横芝駅の木造駅舎(正面)

▼木造駅舎を支える柱

▼駅全景と鮮やかな青色(空と海)とかわいい「よこぴー」が描かれたコミュニティバス(横芝コース・光コースの2つがあります)停まる駅前ロータリー。「ブルーライト・ヨコハマ」にちなみ思わず「ブルースカイ・ヨコシバ」と口ずさんでしまうのは私だけでしょうか(笑)

130年前というと、白浜小学校開校(1889年(明治22年))5年目。その2年後(1896年(明治29年))に白濱尋常高等学校と改名された頃です。

鉛筆総武本線鉛筆

1894年(明治27年)7月20日に総武鉄道の市川〜佐倉駅間が開通し、同年12月9日に 本所(現:錦糸町)〜市川駅間が開通した。その後、1897年(明治30年)5月に成東駅まで6月には銚子駅まで全線開通となった。佐倉駅までの主要駅では、この夏JR東日本千葉支社による数々のイベントが行われているが、横芝駅が開業130周年を迎えるのは3年後の2027年(令和9年)。

▼総武本線車内の路線図 黄色(色あせている汗・焦る)のラインが総武本線(千葉~銚子)

▼総武本線を走る数々の車両

ナンバーワン(No1)&オンリーワン(Only One)とは?

さて、本校の最寄り駅(といってもコミュニティバス「木戸郵便局」バス停から15分程度かかりますが)となる横芝駅はこの総武本線の区間の中であることがナンバーワンでありオンリーワンなのです。それは何かご存知でしょうか。

写真をご覧になってお分かりのとおり、この風格ある横芝駅舎は、1897年(明治30年)、当時の総武鉄道が銚子まで開通したときに建てられた駅舎をいまだに使っているのです。寺社や武家屋敷などで見られる「入母屋造り」という日本の伝統的な建築様式が取り入れられています。数々の震災や戦災(銃撃を受けた傷跡があるといわれる)など破壊的な被害を受けることなく、駅舎が建設されてから修復されることはあっても、建設当時のそのままの姿をとどめている県内で最も古い駅舎なのです。(ナンバーワン)さらに、1日1本ずつ(オンリーワンその1)、横芝駅発着の電車が存在します。横芝駅6時59分発千葉行きの始発電車(千葉駅8時3分到着)。千葉駅21時57分発横芝行の電車(横芝駅23時ちょうどに到着)です。そして、わが横芝光町に存在するたった1つの駅でもあるのです。(オンリーワンその2)こんなことを知ると一気に横芝駅LOVEになる方もいるかもしれませんね。(私は初めて知ったときにときめきました(笑))このような歴史ある横芝駅。現在は貨物の取り扱いはやめ、貨物の引き込み線のみが残り、駅舎の改札口は自動の簡易Suicaによる検札機が設置されるなど様子は変わりましたが、待合所の腰掛けは変わっていないとのことです。(参考資料:横芝光町文化遺産ガイド1 横芝光町教育委員会編集)

▼たった1台の横芝駅改札簡易Suica検札機。

頭上のレトロチックなアナログ時計がいい雰囲気を出していますね!「朝起きて、家の居間から玄関を飛び出すとそこはホームであった!」かのようにも見えますが、上り電車には「Suicaでタ~ッチ!」さえすればそのまま階段の上り下りや人混みをかき分ける煩わしさもなく乗車できるこのホームがまたいい!朝の通勤・通学時間帯でもゆったりと座れる下り方面とは違い、上り電車には通勤・通学客がたくさん乗車していました。今日も元気にいってらっしゃいませ!!

ちなみに1つ前(千葉方面)の松尾駅(1898年(明治31年))、2つ先(銚子方面)の八日市場駅(1897年(明治30年))もほぼ同時期に建てられた貴重な歴史的な建造物だそうです。(今回は写真がないので駅舎を紹介できませんが、ぜひ今度実際に見て写真を撮ってみたいと思います。) 

最後に、横芝駅の1日の乗降客数(2022年(令和3年))は、総武本線全22駅の中で第12位の2236人。(近隣の旭駅3182人(第10位)、八日市場駅2870人(第11位)に次ぐ人数)「国土数値情報(駅別乗降客数データ)」(国土交通省国土政策局・令和5年度)

参考:ちば観光なび「横芝駅」(明治時代の面影を残す千葉県内最古の木造駅舎)

https://maruchiba.jp/spot/detail_10244.html

校長ブログNo193 祝日 スポーツの日

今日は祝日「スポーツの日」です。もともとは「体育の日」(10月10日)といい、1964年の東京オリンピックを記念して10月10日が開会式であったことからこの日に制定されたといいいます。そしてもう一つ、スポーツの祭典を祝う開会式は何が何でも晴れてほしいもの。当時の気象観測記録により、10月10日は晴れの特異日とされ、オリンピックの開会式の日が決められたと言われています。(今年は10月10日から天気が回復し、この3連休は秋晴れに恵まれました。)さわやかな秋晴れの中、学校や園、そして近隣の市町では運動会シーズンです。昨日は横芝光町でも「横芝光町スポーツフェスタ2024」が行われました。

さて、みなさんは日頃運動されていますか?本校の子供たちは、野球、サッカー、水泳、体操などをはじめとするスポーツに取り組んでいるようです。また、これまでもお伝えしたとおり、休み時間は元気に外遊びをする児童が多いです。白浜小学校は古くから保健体育の研究校でもあったり、各種体育的行事で入賞したりと運動が好きで得意な子供たちが多いようです。

このような子供たちと比べると、恥ずかしながら私は運動不足です。といっても運動をしなくては!という意識は少なからずあるようで、私は外出先でエスカレーターがあっても乗らず、なるべく階段を使うように心がけています。(最近、エスカレーターを使おうとするところを阻止され、階段に誘導されるCMを見かけますが、まさにあれです。街を歩いていたら、こんなものにも遭遇しました!)

運動しているときとしていないときでは、階段の上り下りのときに体が軽く感じるか重く感じるか違いは明らかです。こんなちょっとした変化に気づくにつけ、日頃から運動習慣をつけることは大切だなと感じます。スポーツの日(10月の第2月曜日)

(あしたの暮らしをわかりやすく「政府広報オンライン」より引用」) 

スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う。
「スポーツの日」は、1966年(昭和41年)の祝日法改正により、「体育の日」として設けられた国民の祝日です。「スポーツの日」(旧「体育の日」)は、国民がスポーツに親しみ、その精神を通じて健康な心身を培って、明るく住みよい社会を建設することを願い、祝日とされました。この日は、当初「体育の日」という名称で、10月10日とされていました。これは、1961年(昭和36年)に制定されたスポーツ振興法において10月の第1土曜日が「スポーツの日」とされていたことを尊重し、あわせて1964年(昭和39年)のオリンピック東京大会を記念し、その開会式の日が選ばれたものです。体育の日は、1998年(平成10年)の祝日法改正により、2000年(平成12年)から、10月の第2月曜日となりました。また、2018年(平成30年)の祝日法改正により、2020年(令和2年)から、名称が「スポーツの日」に改められ、その趣旨についても、「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」から「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」とされました。

「体力テスト」実施週間

先週から全校で体力テスト週間として全児童を対象に取り組んでいます。先週は雨天が続いたため、今週はソフトボール投げを実施する予定です。今年も得点表を見て少しでもよい記録を出そうと子供たちは意気込んでいます。もうご覧になられた方も多いと思いますが、体育主任が開設している「体力向上ブログ」には体力テストで記録を伸ばすコツが掲載されています。Let's Try!!

体力向上ブログ「No5 新体力テストのコツを伝授!!」はこちらからhttps://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/40/1224ab

▼ソフトボール測定会場(職員がつくるのですが、きれいに正確に作るのは大変な作業です)

▼ソフトボール投げ以外の実施項目と(  )は体力の種別

握力(筋力),反復横とび(敏捷性),立ち幅跳び(跳躍力),長座体前屈(柔軟性),上体起こし(筋持久力),20mシャトルラン(全身持久力),50m走(走力)

【文部科学省HPより 新体力テストについて】

1999年度(平成11年度)の体力・運動能力調査から導入した「新体力テスト」は、国民の体位の変化、スポーツ医・科学の進歩、高齢化の進展等を踏まえ、これまでのテストを全面的に見直して、現状に合ったものとしました。「新体力テスト」の理解が深まり、「新体力テスト」が有意義に活用され、ひいては21世紀の社会を生きる人々が心身ともに健康で活力ある社会を営んでいくことを期待いたします。

新体力テストの対象年齢は、6歳から79歳までです。対象年齢は、6歳から11歳(小学生)、12歳から19歳(青少年)、20歳から64歳(成人)、65歳から79歳(高齢者)に区分され、年齢別に得点表がわかれています。

25年前に導入された新しい体力テストで注目されたのが「20mシャトルラン」の実施です。ドレミファソラシドの上行下行に合わせて走る画期的な項目です。各校から1名ずつ教員が参加して、実際に私も千葉県総合運動場の体育館で実技体験し、後日職員に伝達したことがなつかしいです。

【参考】小中学生用項目別得点表(文部科学省HPより)https://www.mext.go.jp/prev_sports/comp/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2018/02/13/1401299_13_1_1.pdf 

校長ブログNo192 ギャラリー「初秋の白浜小学校」

〽エッサノコラサノエッサッサー(♬テンテコテンテコテンテコテン)

各地で秋まつりが行われ、祭り囃子の笛や太鼓の音が鳴り響き、神輿や山車が練り歩いています。そんな光景を見ていると、あのうだるような暑い夏もどこか遠くへ行ってしまったのだなぁと思うと共に、体にしみついていたはずの猛暑の暑さまですっかり記憶から遠ざかってしまっています。

♪ 夏が過ぎ 風あざみ…… 

「2学期が始まりあっという間の1か月。9月の風景はこんな感じだったんだね~。」と校庭の片隅にある掲揚台からふりカエル「カエルさん」

3連休中日の今日は9月の学校生活と白浜風景のアルバムをお届けします。

季節の移り変わりをお楽しみください。

▼猛烈な残暑(本校屋上)から始まった2学期も1か月が経ちました。

▼飛行機雲 地上の気温は高くても 上空の気温は低い日も

▼同じ航路を通るから何本も川の字のように広がっていきます。川の字の間にさらにまた新しい飛行機雲ができています。

▼中秋の名月(9月17日木戸浜)

▼海響月(うみひびきつき)美しい自然の景色を表す造語です。今年度、本校の教職員向けの校長通信のタイトルにもしています。

▼お月見 お飾りをするとグッと気持ちも高揚します。

▼半月と横芝光町出身の俳人伊藤白潮の句碑(屋形海岸)

稲架のつづきに 母あり ひびく 海もあり(伊藤白潮)

▼稲架(はさ)(私の地元にて撮影。1か月近く干して最近になりようやく取り入れていました。)

▼秋の夕日(屋形海岸マリンピアくりやまがわ)

▼海と半月(屋形海岸)

▼秋は日暮れ

▼風紋

▼風紋の上に秋日影

▼薄明光線(後光または光芒(こうぼう)とも)日没時に太陽側(西側)に見られる

▼反薄明光線(裏後光または裏光芒ともいう)日没時に太陽とは反対側(東側)に見られる

 大気中に水蒸気の量が多いときに見える。

▼登校風景 毎日、交通安全ボランティアの方に見守られながら。ありがとうございます。

▼おはようございます!!1日のはじまりです。

▼秋の空と飛行機 

▼成長の庭(卒業制作)

 ブランコ、ジャングルジム、すべり台、タイヤなどの遊具があります。

 元気いっぱい遊んで すくすく大きくなあれ!

▼どれだけ伸びたかな? (身体計測)

 おおっ?!すご~い!! どれどれ?

▼成長の庭(校舎からの眺め) 

▼よく学び 授業風景 

▼よく遊ぶ SOTOASOBI いろいろな学年の友達と一緒に遊びます

▼そしてよく働く OSOUJI おそうじ名人 

▼また明日 しあわせいっぱいランドセルにつめて 集団下校を見送ります。

 ▼津波避難用階段

年1回白浜保育園と合同の津波を想定した避難訓練を実施しています。今年の夏は南海トラフ巨大地震注意情報が出されたため、非常階段の点検と避難の仕方の再確認を行いました。

▼蟷螂(カマキリ)

外で草刈りをしていたら住処を奪われて仕方なく道路に出てきました。大きなカマキリです。

▼新米の恵み

子ら皆に 新米ご飯 かがやけり 田宮尚樹(句集『山桜』より)

今年も町の農家より米3俵(町内の小中学校1日分の量)をご寄附をいただき9月24日の学校給食で提供されました。貴重なお米をみんなでおいしくいただきました。ありがとうございました。

▼横芝光町マスコットキャラクター「よこぴー」

2学期から玄関に花を飾ることにしました。校長と用務員さんとであれこれ相談しながら花を飾るのが楽しみです。明るい花に囲まれて「よこぴー」の表情もうれしそうに見えます。

▼チョウセンアサガオ

4年生の花壇に何やらめずらしい巨大な花が咲きました。カボチャの花くらいの大きさです。グーグルレンズで調べたら「チョウセンアサガオ」という花でした。誰が植えたというものではなく、どうやら鳥が運んできて咲いた可能性が高いようです。

雲七変化

変身1【盛の術】

シュークリーム? 生クリーム? ソフトクリーム?

変身2【舞の術

フラメンコ? 天女? 火の鳥? 白浜小の空に幸運の兆しが!!

変身3【消の術】

夕日が沈むころ、色も形も刻々と変化し消えていきそうな雲

変身4【昇天の術】

かなとこ雲ができていた! 積乱雲が限界まで昇天してできる雲。近そうに見えて実は群馬・栃木方面にゲリラ豪雨をもたらした雲。暗くなるにつれ、稲光がピカピカ光っていました。

変身5【覆の術】

朝陽を覆う雲。このあと晴れて一気に蒸し暑く。

変身6【流の術】

千葉県東方沖を台風が北上中。東の空は暗雲でしたが、西の空は美しい夕暮れの景色が広がり始めました。ちぎれ雲が流れていきます。

変身7【焼の術】

雨上がりの後、真っ赤に焼ける夕空 ♪まるまるモリモリ あしたは晴れるかな?

▼「わくわくの池」(校庭北側)

スイレンの白い花が咲いていることを子供が教えてくれました。私たちの目の前をいろいろな種類のトンボが産卵に来ています。メダカも子メダカがいつのまにか大きく成長していました。「わくわくの池」の意味がよくわかります。

▼雨上がりの虹 Over the Rainbow ザーッと雨が降ったあとに見られる光景

▼夏・秋の花アラカルト

▼秋の七草から3種

ムラサキシキブ クズ ススキ

サヨナラの形に

ススキが手を振って

駆け抜けてゆく

風の輪唱

 俵 万智

▼ヒガンバナ(辻公民館)

雨あがりの朝に撮影した写真です。水滴が玉のようにつきキラキラと光っています。

▼秋の生きものさがし

8月の終わりごろから大きく成長した虫がたくさん見られるようになりました。生活科学習をしている1・2年生は休み時間のたびに生き物をさがしながら虫かごに入れて観察をしています。

▼1日の終わり 栗山川(屋形橋)夕景

また来月もお楽しみに!!

校長ブログNo191-2 給食センターより栄養士さん来校(食育)

10月10日(木)「食に関する指導訪問」として横芝光町学校給食センターより栄養士さんが来校されました。

最初に校内放送で全体へお話をしてくださり、そのあと各学級の給食の様子を参観しました。【栄養士さんによる講話】

こんにちは。日に日にすずしくなってきて体を動かすのに気持ちのいい季節となりました。10月は芋や栗、キノコ類がおいしいと感じる季節です。そこで今日は、旬の食材について話をします。

さて、旬とはなんでしょう?旬とは自然の中で育てた野菜や果物がおいしくとれる季節や、魚がたくさんとれる時期のことです。食べ物によってその時期は違いますが、いちばんおいしくて栄養もたっぷりです。旬の食材は、そうでないときに比べて栄養価が高く、香りや旨みが豊富なのでおいしく味わうことができます。特に野菜は、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれていて、かぜの予防が期待できます。

旬の食材は季節ごとに変わります。旬の食材を味わうことは春夏秋冬の四季である日本ならではの楽しみです。今月の給食では、サツマイモやニンジンなど秋の味覚を感じながらおいしくいただきましょう。

訪問で教室を訪れると、

「リクエスト給食はどのように決まるのですか?」「他の日に同じメニューが出されない日に出しています。」「4年生はご飯をたくさん食べる学年です。さらに多くの白米が提供されるとうれしいです 。」「麻婆豆腐がおいしい、他にもサラダが大好きです。」「献立を考えるときにむずかしいことは何ですか。」「どれくらい手作りで給食を作っているのですか。」などなど子供たちからも質問がたくさん出ました。

▼旬の食材(秋)

先週から今週にかけて「体力テスト週間」です。記録がのびる1つの秘訣として、「栄養のある食事を摂ること」が挙げられます。また、これからだんだん寒くなり体調を崩しやすくなる季節です。かぜに負けない体づくりのためにも、1日3食バランスのよい食事を心がけましょう。

 

校長ブログNo191-1 おいしい給食(秋のめぐみ)

実りの秋、食欲の秋。秋の味覚であふれている「今週の学校給食」を紹介します。

▼10月7日(月)の献立

ひじきごはん 鶏肉の香味焼き もやしの胡麻酢あえ フルーツヨーグルト 牛乳

▼10月8日(火)の献立(画像なし)

ご飯 あじクリームチーズフライ 野菜炒め いももち汁 牛乳

「いももち汁(芋団子汁)」(全国学校栄養士協議会HPより)

https://www.zengakuei.or.jp/kyodosyoku/pref/hokkaido_02.html 

▼10月9日(水)の献立

ミートスパゲティ ツナサラダ スイートポテト 牛乳

ミートソースは、豚肉、玉ねぎ、人参、マッシュルーム、コーン、にんにく、パセリ、大豆と栄養を考えた具材がたっぷり。

ツナサラダにも千産千消の人参が、そしてスイートポテトにも千産千消のサツマイモが含まれています。

 

▼10月10日(木)の献立

ご飯 焼きぎょうざ 切り干し大根のサラダ 麻婆豆腐 ブルーベリーゼリー 牛乳

 再掲載【給食ひとくちメモ10月10日(木)目の愛護デー】より

目の愛護デーとは目を大切にしようという日です。数字の10を右回転させると眉毛と目のように見えることから、10月10日が目の愛護デーとなりました。目に良い働きをする栄養素にはビタミンAとアントシアニンがあります。ビタミンAは、にんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜やレバー、うなぎなどに多く含まれています。アントシアニンは、ブルーベリー、ぶどう、なすなどに多く含まれています。今日の給食はブルーベリーゼリーです。残さず食べて目を大切にしましょう。 

▼10月11日(金)の献立

玄米入りご飯 カレー ツナとわかめのサラダ 人参蒸しパン 牛乳

 

給食レシピ【にんじん蒸しパン】

ビタミンAたっぷりのにんじんを使ったおすすめデザートです!!

【材料(4人分)】

蒸しパンミックス80g

牛乳35CC

砂糖12g

サラダ油1g

にんじん1/2本

【作り方】

1 にんじんはすりおろしておく。

2 蒸しパンミックスに牛乳と砂糖を入れよく混ぜる。

3 2にすりおろしたにんじんとサラダ油を入れさらに混ぜる。

4 アルミカップに生地を注ぎ、蒸し器で15分程度蒸して完成!!

▼千葉の畑に広がるニンジン畑

今日はカレーの具材にも ツナとわかめのサラダにもニンジンが入っていました。

♪ にんじん たまねぎ じゃがいも 豚肉 

お鍋でいためて グツグツ煮ましょう~(カレーライスの歌)より

教えてちばの恵み「にんじん」(千葉県HP)

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/ninjin.html 

校長ブログNo190-2 【お知らせ】第4回講師登録説明会(東上総教育事務所より)

千葉県教育庁東上総教育事務所管理課からのお知らせです。

「第4回講師登録説明会」 10月26日(土)開催予定

千葉県の東上総地区で勤務可能な講師・事務職員・栄養職員を募集しています。
◇小・中学校教諭の免許がない方でも、勤務可能です。
 幼稚園教諭の免許状、高等学校教諭の免許状だけをお持ちの方も、 小中学校で働けます。ぜひお越しください。
◇教員免許状を取得したが、今まで教壇に立ったことの無い方についても、講師に興味がある方はお越しください。

詳しくはこちらから

https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/kj-kazusa/kanrika/koushitourokur061026.html

【ペーパーティーチャー】11月10日(日)開催予定

教員免許状を保有しているが、今まで教員として働いた経験がない方(いわゆるペーパーティーチャー)、過去に教職についていたが、しばらく教職から離れている方、その他、教員免許保有者の方で、学校で働きたいという思いをもつ方を対象にペーパーティーチャーセミナー・相談会を開催いたします。

※教員免許更新制度が廃止されたことにより、これまで更新手続きを行っていない方でも教員免許状が「手続き不要で有効になる」または、「一度の手続きのみで有効な免許状を再授与される」場合があります。

https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/syokuin/ninyo/r06/kousisetumeikai.html

【千葉県公立学校教員採用セミナー】10月12日(土)開催予定

千葉県公立学校教員採用セミナー 「教壇の花咲く交流会~NEW STAGE~」
千葉県の教員の声、働き方改革の今、様々なリアルがわかるイベントを開催します。

教員に興味のある方、悩みや不安がある方もぜひ御参加ください。

詳しくはこちらから

https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/syokuin/saiyou/kyouin/documents/kyouinsemina.pdf

校長ブログNo190-1 学びの秋(学年アラカルト)

暑さもおさまり、過ごしやすい気温の日が続きます。学習にも集中して取り組むことができる季節になりました。今日は、各学年の最近の授業風景をお届けします。

【1年生】

▼音楽科の学習 はじめての鍵盤ハーモニカ大型モニターに映した先生の手本を参考に、ドとソの指づかいを覚えて音を出してみます。

初めて出た音ににっこり。

 11月の音楽発表会に向けて鍵盤ハーモニカのパートになった児童は、さっそくグループで練習です。みんなで頑張って練習しています。

▼2学期になり、漢字の学習も頑張っています。グー(お腹と机の間はグー1つ分)ペタ(足は床につけて)ピン(背筋ピーン)サッ(サッと正しく鉛筆を持って)と正しい筆順で字を書きます。

【2年生】

▼給食風景

9人でいつも仲良く食べています。今日の給食も最高!!自然と笑顔が出ます。

▼国語科説明文「どうぶつ園のじゅうい」の学習でクイズを作っています。クイズができたら1年生と3年生には教室へ訪問して、全校児童には校内放送で出題する予定です。どんなクイズが出されるかドキドキです。楽しみに待っていますよ!

【3年生】

▼笑顔がステキな3年生ポーズも最高だネ!!11人で今日も仲良くランチで~す!!

▼図画工作科 お話の絵「モチモチの木」を題材に

ビリビリビリ~ ガサガサガサ~ あちこちから色画用紙をちぎる音が聞こえてきます。ちぎってちぎって~ ならべてならべて~ 枝の形をあれこれと考えています。いろんな形が生まれていますね。一人一人のモチモチの木。手作り感がいい味を出していますね。どんな作品ができるか楽しみだなぁ。

▼3年生は4年生と共に体育科の学習で鉄棒運動を学習しています。授業だけでなく、9月からずっと休み時間もたくさん練習して手が豆だらけ。あともう一息でできる子もいれば、ついこの間まで悩みながら練習していた子もいつのまにかくるりんと逆上がりができるようになったり、いろいろな技にチャレンジしたりと上達がめざましいです。

【4年生】

▼社会科 自然災害からくらしを守る。いつもは元気な4年生が、今日はなんだか難しそうな表情でタブレットに向かって作業をしています。何をしているのでしょう?

「マイタイムライン」の作成にチャレンジしていました。

▼理科の学習「流れる水のはたらき」雨が降ると水はどのように流れていくか、かんたんな実験模型(割り箸の枠の中にサランラップを貼り地面の上に置く)を使って考えています。どんなふうに流れるのか、よ~く観察して話し合っていますね。

 算数科の学習では式と計算の順序について□にあてはまる数の求め方を考えています。

【5年生】

▼教室で飼育栽培している動植物

メダカやカメなどの小動物や緑や花のあふれる潤いが感じられる5年生教室です。夏休みに職員の日直もえさやりをしながら世話をしていました。私も教室を訪れたときにえさをあげようとしたら、2回目は水槽にいません。はてどこにいるんだろうと探したものの水槽には見当たりません。空直期間もあるので、家へ持ち帰って飼育し、猛暑の夏を乗り切り再び教室に元気に戻ってきました。

▼国語科 戦争と平和に関する読みもの教材『たずねびと』の学習に関連して 廊下には担任が取り寄せた資料や図書室にある本などが並び、子供たちが関心をもてるようにしています。

 

▼体育館から♪ドレミファソラシドのメロディが聞こえてきます。今年も体力テスト週間が始まりました。まずはシャトルランから(5・6年生合同)合同体育で効率よくかつ正確に測定を進めていきます。新体力テストが導入されてから今年で25年目を迎えます。保護者の方も今の体力テストを小中学校の頃に受けた方もいるのでは?

図画工作科の絵画の学習です。筆の太さや色の濃淡を使い分けて一つ一つ塗り込んでいきます。校舎の茶色系のレンガの風合いや、椅子や机の木の質感など感じるままに丁寧に描く子供たちの表情に圧倒されます。

【6年生】

▼総合的な学習で9月に行われた修学旅行の振り返りをしていました。これまでの学習をふりかえり、だれとでも協力し合うこと、相手のことを考えて発言・行動ができたこと、教科学習の知識を深めることができたこと、友達との絆を深めることができたこと、自分の役割に責任を持って取り組むことができたことなどレーダーチャートに記入し、後期の自分の課題としてとらえました。自分に向き合ってふりかえる大切な時間になりました。

▼理科では月と太陽と地球の動きについて学習しています。10月17日(木)は十五夜(満月)です。空を眺めて月の満ち欠けと太陽の動きとの関係について観察してみるといいですね。

▼図画工作科で絵画の学習をしています。学校生活の風景を水彩絵の具で表現します。バスケットボール、教室の植物、6年間使用しているランドセルなどが絵の素材になっています。事前にとった写真や実物をみながら形をデッサン用の鉛筆で下がきした後、水彩絵の具で着色していきます。細かい部分まで丁寧に筆の太さや色の濃淡を考えながら丁寧に塗り込んでいきます。

▼給食風景

心も体も伸び盛りの6年生。栄養満点の給食を元気モリモリたくさん食べています。はい撮りますよ~「はいッ まいう~!!」

【特別支援学級】

特別支援学級は、10月18日(金)山武地区合同の「スポーツ大会」(会場:東金アリーナ)に参加します。10月11日(金)横芝光町体育館で合同練習会を実施しました。各校児童による係が割り当てられ、白浜小学校は開会式を担当しました。続くスポーツ大会の競技種目練習会では、整列の仕方、入退場の仕方、実際の競技の練習を行いました。校内での練習会を重ねてきた児童は自信をもってとても大きな声で話したり、よく話を聞きながら練習を進めたりすることができました。

 

校長ブログNo190 Eye&愛 目を大切に

10月7日(月)17時30頃の西の空。写真が小さくて申し訳ないですが、よく見ると墨絵のような空に「三日月」があります。見つけられましたか?10月17日(木)の十五夜に向けて月が満ち始めています。どうか晴れて見られますように!

ズームイン!!

【給食ひとくちメモ10月10日(木)目の愛護デー】より

「目の愛護デー」とは目を大切にしようという日です。数字の10を右回転させると眉毛と目のように見えることから、10月10日が目の愛護デーとなりました。

目に良い働きをする栄養素にはビタミンAとアントシアニンがあります。ビタミンAは、にんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜やレバー、うなぎなどに多く含まれています。アントシアニンは、ブルーベリー、ぶどう、なすなどに多く含まれています。今日の給食はブルーベリーゼリーです。残さず食べて目を大切にしましょう。

白浜小学校「ほけんだより」(10月号)は目に関する健康特集記事が掲載されています。

(「ほけんだより」はメニュー画面より「各種おたより」に掲載中)

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/cabinets/cabinet_files/download/42/1a16510a113280cba9eaeccf31f07988?frame_id=59

近年の社会情勢の変化に伴い、児童生徒のスマートホン所持率の向上やGIGAスクール導入によりICT機器の使用時間が昔と比べて増えています。そのため、以前と比べ子供の近視や視力低下などの問題が生まれています。

目薬の製薬会社のアンケート(2024年5月中旬に実施)によると、小学生の36.7%は裸眼の視力が1.0未満だったとのことです。デジタル機器の使用を控え目をいたわる必要性は子供も大人と同様であるとのことです。1.0未満を対象に生活への影響を聞くと「授業で黒板が見えにくい」「目が疲れる」などの回答が多かったそうです。専門家は「近くを見る時間が多いと近視になる恐れがある。」と指摘し、「読書や勉強をするときは30分ごとに休憩を入れ、目のケアをしてほしい」と助言しています。また外遊びも奨励しています。

 公益社団法人「日本眼科医会」の啓発資料

『ギガっこ デジたん!』の最初のコンテンツは、GIGAが始まると同時にデビューしました。近視の進行をおさえるなど、目の健康についての啓発マンガとそのポスターに始まり、続いてダークヒーロー「近視マン」と対決しながら、近視のメカニズムや続発する目の病気について学ぶ動画を製作しました。 この『ギガっこ デジたん!大百科』は、これらのコンテンツのまとめに加えて、1人1台の環境のなかでも、近視の進行予防をはじめとする目の健康の維持、増進に役立つ情報を揃えました。

https://www.gankaikai.or.jp/school-health/detail/daihyaka.pdf

 

校長ブログNo189 キミも詠んでみよう!俳句・川柳募集中

校長ブログNo189 1・8・9の数字を並べ替えると8・1・9(は・い・く)にもなりますが(偶然です(笑))そう、今日は「俳句・川柳を作ろう」コーナーの紹介です!!(拍手)

1学期の俳句募集コーナーに引き続き、教務主任の先生が「チャレンジ!五七五」のコーナーを掲示しています。2学期は俳句、川柳を募集しています。ところで、夏休み中に掲載した「シリーズ『先生からの夏だより(暑中見舞い)』を覚えていますか?そのシリーズ②(校長ブログNo121 8月5日号)に登場したD先生はこの夏、川柳を趣味にしていること、2学期に川柳コンテストを企画したい!と思い、今回このイベントを企画したのです。わかった人はいましたか?

秋の音 みんなでならす 虫の歌 5年児童の作品

この俳句から、2年生が音楽の授業で「虫の声」を楽しそうに歌ったり楽器を演奏したりする様子が浮かんできました。「音楽」や「楽器」という言葉が出てこなくても、この17音だけで、読む人がここまで想像できるなんて、すてきな句を作りましたね。この句を作った児童によると「夜に聞こえてきた虫の声が、歌っているみたいで楽しそうだな」と思ったときに詠んだそうです。涼しくなり、秋らしくなってきました。みなさんの新作を募集中です。(選・評:教務主任)

俳句は、五七五の十七音でできる短い詩です。文字の数ではなく、音の数なので「チャレンジ」は5文字ありますが、4音。小さい「っ」は、1音として数えます。また、季節を表す季語を1つ入れます。

川柳は、同じく五七五で詠みますが、季語を入れる必要はありません。俳句や川柳ができたら、提出してください。たくさんの句を待っています。

ということで...早速集まった応募作品の中から紹介しましょう。

秋の朝 夏の体がこごえてく 5年児童の作品

ずうっと暑い日が続いていたのに、急に涼しくなりましたね。夏に慣れていた体は、急な気温の変化にこごえてしまいます。今の季節にぴったりの句です。「ぼく」がこごえるのではなく、「夏の体」がこごえているというのが、とてもおもしろいですね。

みなさんも、ふだんの生活で印象に残ったことを五七五にしてみましょう。川柳なら季節に関係がなくても大丈夫。まずはチャレンジしてみましょう!!(選・評:教務主任)

 おしまいに「こぼれ話」を...

修学旅行バスレクの「先生だあれ」クイズで、このイベントを企画している教務主任の先生のヒントに「川柳」をつくることとありました。修学旅行から帰ってきた日の夜、教務主任から、校内にこの「俳句・川柳募集コーナー」を作ったことを聞きました。掲示を読んで自分でも作ってみたらおもしろそうだなあと思い、私は翌日、修学旅行のブログ記事を作成するときに、2日間の修学旅行の思い出を川柳や短歌で詠んでみました。

校長ブログNo188 魚にドレスを着せましょう。1年生初めての絵の具。

今日は残念ながら1日雨です。前日よりも約10度も低く、最高気温は20度との予報。肌寒い1日になりそうです。冷たい雨が降る朝から、「読み聞かせボランティア」の皆様がご来校される予定です。いつもありがとうございます。今日は、毎週火曜日町図書館から読書指導員の方が来校される日でもありますので、教室や図書室などで読書をする日にしましょう。(写真は前回9月24日(火)の読み聞かせの様子です。)

雨にちなみ、まずは2年生国語科の学習「あめのうた」より、視写の作品を紹介します。様子を思い浮かべながら書きました。(現在、作品が廊下に掲示中です。) 

そうなんですね。雨はひとりじゃない誰とでも仲良しなのですね。今日は雨の音を聞いてそんなことを

思い出しながら過ごす1日としましょう。

さて、ここから本題。1年生図画工作科の授業で「絵の具の使い方」を学習しました。

1年生の廊下には、それはまあきれいな模様の魚が泳いでいますよ。

図画工作科の学習で、初めて絵の具を使った学習をしました。

絵の具の出し方。パレットや筆の使い方など基本的な内容を学習しました。

「小さいお部屋(パレット上段に小さく仕切られた溝の部分)には小指のつめくらいの大きさの絵の具をだすんだね。」

「大きなお部屋(パレットの大きく仕切られた広い部分)にくるくる~とまぜて色をつくるんだね。」ととても楽しそうに活動していました。

白の画用紙に黒い線で描かれた魚に、絵の具の色をそのまま塗ったり、まぜて塗ったり、水で薄めてぬったりしながら色をつけてみたら...

あらあら?!不思議なことにドレスを着たお魚さんたちが気持ちよさそうに泳ぎ始めましたよ!!

▼みんなで作った絵をコラージュするとこんな感じに! 

まるでスイミーのお話のような魚の集団ができました。

校長ブログNo187 あたたかい心たずねて

 【お知らせ】「第44回金刀比羅神社奉賛会書道展」開催について

10月7日(月)~10月13日(日)金刀比羅神社(山武市松尾町八田)敷地内の会館において書道展覧会が開催されます。開館時間は午前7時~午後4時30分です。白浜小学校からは、各学年から6点ずつ選出、合計36点の作品が出品されます。山武市(旧松尾町・旧蓮沼村)・横芝光町・芝山町の小中学校及びまさご幼稚園年長組の作品(硬筆・毛筆)が展示されておりますのでぜひご覧ください。

会場へのアクセスはこちら 

https://www.kotohirahatta44.jp/map.html

さて、今年の夏は猛暑でしたが、9月も過去2番目の記録的な暑さだったとのことです。ようやくここに来て気温が下がりつつあります。毎日測定している熱中症警戒指数も3か月ぶりに「注意」まで下がり、安定してきました。朝夕は25℃以下になりますが、10月でも最高気温が30℃の日が続くなど信じられないことです。

▼白磯区から望む校舎 秋の青空

朝から海上から成田空港へ向かう飛行機が着陸態勢をとり次々と本校上空を飛んでいきます。

10月の異名は「神無月(かんなづき)」。「神無月」と書く由来には諸説あり

【その1】

もともとは神様に収穫した五穀を捧げて感謝のお祭りを行う季節だったことから、「かむなづき=神の月」の意味から来ていると言われています。

【その2】

文字どおり全国の神社から「神様がご不在になる月」というところから来ています。ではどこに行かれてしまったのか?それは、出雲神社に集まると言われています。出雲は、旧暦10月は全国のやおよろず(八百万)の神々が集まる月。だから、出雲地方では「神無月」ではなく「神在月」と呼ぶそうです。 

さて、本校の校歌3番は「秋」にまつわる歌詞です。歌詞の冒頭に「熊野神社」が登場します。

♪ 神まもる 熊野のあたり みのりゆたかに 秋の風...

かねてから気になっていたこの「熊野神社」。秋になったので早速訪れてみました。

「熊野神社」は、平安時代に紀伊の熊野本宮大社より今の地に勧請されたとのことです。その後、旧白浜村(本学区)、旧東陽村(現光小学区)の惣鎮守となり今日に至っています。「鎮守(ちんじゅ)」といえば文部省唱歌『むらまつり』の歌詞に「♪むらの鎮守の神様の 今日はめでたいお祭り日 どんどんひゃららどんひゃらら...」とあるように、私たちの村の鎮守府でもあることから校歌にも登場するのですね。

▼ご神木「梛(なぎ)」の木

▼熊野の森

白浜地区は広大な田畑、九十九里浜など風光明媚な土地ですから季節の移り変わりを深く感じることができます。秋深まる時期に日本的な叙情あふれる景色を見るとノスタルジックな雰囲気になり、つい立ち止まってしまいます。

▼1日の終わり 秋の夕暮れ

校歌のつづきです。

♪ おお友よ 手をつなぎ 励もうよ

新しい 智恵を求めて

そうだ 白浜小に学ぶ子は 

あたたかい 心 たずねて

私はこの「あたたかい心たずねて」の歌詞が好きです。3番の歌詞は「知・徳・体」の「徳」にあたります。学校教育目標「思いやりがあり心豊か」の部分にあたります。「あたたかい」=「思いやり」でもありますが、その前に登場する「新しい智恵を求めて」とあるように、これは「古きをたずねて新しきを知る」つまり「温故知新(おんこちしん)」とも解釈できます。「実りの秋」にふさわしい歌詞です。

鉛筆温故知新(おんこちしん)鉛筆

昔の事柄や以前学んだことをもう一度調べ直したり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。「温」は「温ねる(たずねる)」とも読み、復習する。根源を明らかにするという意味もあります。 

 

校長ブログNo186  ひらめき☆ときめきサイエンス(山武郡市科学工夫作品展)

今年度の山武郡市小中学校科学工夫作品展に次の2つの作品を学校代表として選出し出品しました。

【銀賞】1年児童作品 浮沈子(ふちんし)「たこキャッチャー」

作ったきっかけは、図鑑に載っていた「浮沈子(ふちんし)」を見て興味をもち、そのしくみを使い友達と遊ぶことができるおもちゃを作りたいと思ったからです。

タレビンを再利用して作ったタコの形をした浮沈子にクリップのフックをつけてペットボトルの底に沈んだプラチェーンをひっかけてとるクレーンゲームです。みんなも一緒に遊びませんか?

▼ 作品展規定の出品用紙(教師作成のもの)から構造図部分

【銅賞】5年児童作品 電池掃除機「ハルソン」

▼ 作品展規定の出品用紙(教師作成のもの)から構造図部分

作ったきっかけは、家の掃除をしていて、どうしてもほこりがたまりやすい隅の部分のところまできれいにしたいと思い、作りました。電池を使いモーターで動く小型のハンディクリーナーを作ることはとても楽しかったです。難しかったところはプラスチックを切るのこぎりを使いホースを切ることや、再利用したペットボトルとのジョイント部分にしっかりと接続できるよう調整するところです。実際に使ってみて小型で軽く、役に立ってよかったです。作品名も強力な吸引力のある掃除機メーカー名と自分の名前をミックスしてオリジナルの掃除機が完成しました!!

 

 

校長ブログNo185 くしゃくしゃぎゅっ(2年生図画工作作品)

2年生の作品コーナーに、なにやらおもしろいぬいぐるみの形をした作品がありました。

図画工作科の「くしゃくしゃぎゅっ」の単元で学習した作品です。

クラフト紙でできた筒状の袋の中にくしゃくしゃにした新聞紙を詰め込んで思い思いの形を作ります。ぬいぐるみのようにぎゅっと抱きしめたり、ふかふかした感じを楽しんだりとお気に入りのぬいぐるみをつくりました

髪飾りを工夫したり 耳をつけたり...

服のデザインを考えたり 立体的にしたり...

丸めたり重ねたりして貼って 立体的にしたり...

くしゃくしゃぎゅっ とってもかわいい作品ができあがりました。

校長ブログNo184 今日は「白浜小リクエスト給食!!」

【広報よこしばひかり10月1日号より】

学校給食では9月24日(火)から今年の新米が提供されていますが、今年も町農業振興会営農集団部会から、新米の町内産コシヒカリ3俵(1日使用量相当分)が寄附されました。新米は学校給食で提供され、児童生徒が味わいました。お米づくりも、農業後継者が少なくなるなど大変になっています。新米を食べた子どもたちから、将来、農業の担い手が誕生することを部会のみなさんも楽しみにしています。

さて、今日の給食献立は、白浜小学校のリクエスト給食です。1学期に6年生を対象にリクエストを募り提供された献立になります。どれも子供たちに人気のメニューです。ぜひ、お子さまから感想を聞いてみてください。

本日(10月4日(金))の白浜小リクエスト献立

ご飯 ブロッコリーおかかあえ ハンバーグきのこソース ABCスープ 牛乳

▼リクエストした6年生の配膳と給食風景

給食センターの皆様 いつもおいしい給食をありがとうございます!!

これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

さて、ここで今週の給食をまとめて紹介。実りの秋で今日はボリュームたっぷりでお届けします。

▼9月30日(月)の献立

麦ご飯 ピリットサラダ さばの竜田揚げ 肉じゃがに 牛乳

【千葉県で獲れる魚】

千葉県は、海に囲まれているため、たくさんの魚が水揚げされています。銚子や九十九里では、イワシ、サバ、キンメダイ、ハマグリなどが獲れます。その他の漁港では、スズキ、カレイ、アナゴ、のり、アサリ、ブリ、イセエビ、サザエなどが獲れます。

おしえてちばの恵み【千葉県HP】

https://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/sakana/chibanosakana.html

さばの竜田揚げ【参考「食育大事典」】 

https://shokuiku-daijiten.com/rp/rp-3511/

▼10月1日(火)の献立

ご飯 たくあんあえ 鶏肉のごまだれがけ さつま汁 キウイフルーツ 牛乳

【今月の千産千消食材:サツマイモ】

サツマイモは千葉県が発祥の地です。

【参考】過去ブログ(No58 6月4日付)にも掲載

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

香取市や多古町が有名な産地です。千葉県では「紅あずま」や「紅はるか」といった品種が有名です。

おしえてちばの恵み【千葉県HP】

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/satsumaimo.html

薩摩汁(さつまじる)

次世代に伝えたい大切な味(農林水産省HP)

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/satsumajiru_kagoshima.html

▼10月2日(水)の献立

ココア揚げパン 小松菜サラダ たれ付き肉団子 野菜スープ 牛乳 

10月2日(水)は語呂合わせで「豆腐の日」。また、毎月12日も「豆腐の日」だそうです。(1993年(平成5年)日本豆腐協会により制定)偶然にも10月3日(木)の食材に豆腐が入っています。というよりも豆腐は「煮るなり焼くなり...」(どこかで聞いたことのあるフレーズですが)私たちの食生活にとって身近な食材の1つです。(先月の町学校給食センター発行の「給食だより」からで「ごはんと大豆はとっても仲良し」という記事を取り上げました。)栄養満点の豆腐。これからだんだん涼しくなってくると「冷や奴」から「湯豆腐」や「鍋の具材」としても大活躍ですね。

 

▼10月3日(木)の献立

ご飯 春雨の炒め物 白身魚のマヨネーズ焼 豚汁 アセロラゼリー 牛乳

【給食ひとくちメモ】

アセロラ

今日は「アセロラ」について話をします。アセロラは、熱帯気候の地域を中心に栽培されています。そのため、沖縄の気候と土はアセロラ栽培に適していて沖縄は日本で唯一の生産地です。アセロラの味は甘酸っぱくサクランボとレモンを混ぜたような風味が特徴です。ビタミンCがレモンの約34倍でフルーツ界でもトップクラスで、サクランボのように小さくかわいらしい果実の中にレモン4個から5個のビタミンCが含まれているため「ビタミンCの王様」と呼ばれています。今日の給食はアセロラゼリーです。残さず味わって食べましょう。

校長ブログNo183  実りの秋(1年生アサガオの種とり)

1年生が5月頃から育てたアサガオ。猛暑ニモマケズ9月に入ってからも花を咲かせ続けました。ご家庭でのお世話のおかげです。ありがとうございました。学校へ再び持って来て暑い日がずっと続いたため、水やりを続けているとまだまだ花を咲かせていました。花が咲き終わりだんだんと種の数も増えてきた9月中旬ごろから、楽しみにしていた「たねとり」が始まりました。

▼1年生のベランダに行くと、「こんなにとれたよ!!」と教えてくれたり、観察記録には「『タネ』が小さくてアサガオの家族かと思いました。『タネ』がすごく小さいから赤ちゃんみたいでした」と命の大切さに気づいた児童もいました。

とれた種はおうちへのお土産用と、来年入学する1年生へのプレゼント用です。来年はどんなアサガオが咲くか楽しみですね。春まで大切にとっておきましょう。

七十二候 水始涸(みずはじめてかるる) 10/3〜10/7頃
水田の水を抜き、稲穂の刈り入れを始める頃。農家の方は大忙しです。学校給食は9月24日(火)に今年初めての新米が提供されました。今週末にかけてまだ稲刈りが終わっていない田も次々と稲刈りをしている風景が見られます。色づき始めた稲穂が輝き、風がなびく様子は晩秋の風物詩です。

種取りといえばこちらも種ができています。2学期に私たちを明るく迎えてくれたヒマワリです。

満開からもうすぐ1か月。もう少し秋の日差しで乾燥させて種が完熟したら収穫です。

学校玄関のウエルカムボードもコスモス畑に模様替えしました。

やさしいね 陽のむらさきに 透けて咲く 

去年の秋を 知らぬコスモス  俵万智

この近くですと、多古町の栗山川沿岸がコスモスの見所として知られていますが、ほかにも「ちば観光ナビ」HPに県内のコスモス畑の名所が紹介されています。https://maruchiba.jp/feature/detail_34.html

千葉市 若葉区/富田さとにわ耕園
船橋市/ふなばしアンデルセン公園
柏市/あけぼの山農業公園
佐倉市/佐倉ふるさと広場 佐倉コスモスフェスタ
印西市/牧の原公園 コスモスの丘
香取市/与田浦コスモスまつり
木更津市/武田川コスモスロード
 

校長ブログNo182 「自分たちが学校を変える!」(児童会と委員会活動)

▲放送室に掲示されている言葉です。

児童会は4・5・6年生の各学年から2名ずつ合計6名で構成されています。4月の着任式では、「歓迎の言葉」を代表児童が読み、で私を含めた今年度の着任者を温かく迎えてくれました。

児童会の朝は忙しい。登校した7時45分、三旗(国旗・町旗・校旗)を掲揚台に揚げます。次に、7時50分頃、CD(オーケストラによる校歌演奏)をセットしてBGMに、校内放送で今日1日の予定やめあてなどを呼びかけます。放送を終えてやっと教室へ上がり朝の支度をして8時からの朝の活動に移るのです。その他にも児童会の主な活動として、代表委員会の運営。月目標の啓発。キラキラ度の集計と掲示。壮行会や学校行事、児童集会の計画運営。全校に関わる募金や標語などがあります。

過去ブログNo45(5月22日付)で掲載したように、特別活動の一環として4・5・6年生で委員会を構成し、児童会活動が行われています。https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

「9・10月の目標とお知らせ」を見てみましょう。

1年の折り返しである10月から後期が始まります。これからも高学年児童を中心に、自分たちの学校をよりよくしていこうという気持ちのもと、冒頭に掲げられている「自分たちが学校を変えるという自覚と責任」をもち、全校児童をリードしていってもらいたいと期待しています。

10月の校門掲示板ができあがりました。

校長ブログNo181 修学旅行2日目(鎌倉路)

【2日目】9月27日(金)鎌倉

▼ 朝食バイキング

1日目、ホテル到着後、お風呂の休み処で見た天気予報。「台風が消えた後の低気圧の発達により、警報級の大雨」とのこと。急遽、荒天バージョンをもとに予定を組み直しました。児童の安全を憂慮した苦渋の決断です。

2日目。予報どおり朝から小雨が降り始めました。朝食バイキングをしっかり食べ、楽しく過ごしたホテルを出発。

▼「いざ鎌倉へ!!」

バスの中ではイントロクイズとカラオケと朝から元気な子供たちです。ノリノリでとても楽しかったです。大仏周辺は駐車場に止められないほど大混雑で、本校と同じように記念撮影だけは撮って移動する学校であふれかえっていましたが、思いの外時間があり、記念撮影後、ガイドさんの説明で大仏の座像周辺を一周しながら比較的ゆっくりと見学ができよかったです。強まる雨の中でも鎌倉大仏(阿弥陀如来坐像)のお顔は穏やかで優しいまなざしでした。

かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 

美男におはす 夏木立かな 

 与謝野晶子

(鎌倉の大仏様は 仏様であるけれど、この お釈迦様はほれぼれするような美男でいらっしゃる。背景の夏木立の緑も美しく調和していることだなあ。(与謝野晶子 1878(明治11年)~1942(昭和17年))与謝野晶子が詠んだ短歌が大仏の後ろの森に歌碑として立てられていました。

有名な俳句のあとで、再び才能ナシの短歌・川柳で申し訳ないですが...今日も短歌・川柳とともに修学旅行を振り返ります。

10曲中2曲しかわからぬ ジェネギャにうちのめされた イントロクイズ 

思い出に「鳩サブレ」をと並ぶ子供ら 涙雨ふりしきる鎌倉の朝 

「遠くからよく来たね」 秋雨の中我らを見守る優しき大仏

「お守りください」 優しき御顔の大仏さまに 白浜の子と職員らの幸せ祈る

▼ 江の島

大仏出発時に雨脚が強くなり始め、右手に並走する江ノ電と左手の湘南海岸を見ながら次の見学地へと移動します。鎌倉時代について幕府の説明を聞きながら進んでいきます。雨がだんだん激しくなる中、どんどん江の島の景色が近づいてきます。途中、鎌倉高校前の映画の聖地である踏切も多くの観光客がカメラを構えていました。

もののふの世に思いを馳せ駆け抜ける湘南の道 

雨けぶる窓景色に近づく 江の島と湘南サーファー

皆の命あずかり 湘南海岸を快走する 安全運転の波乗りジョニー

(※ジョニーは修学旅行中のバス運転手さんのニックネーム)

▼ 新江ノ島水族館

ツアーガイドさん曰く、駐車場が本校の貸切バスで満車となるのは初めてのこと。2000人もの見学客であふれ返る水族館でしたが、順路に従い、珍しい水生生物や、海の生き物に触れることのできるコーナーなど楽しむことができました。また、最後のお土産を買う子供たちもいました。

海近き地に育つ白浜の子 いかように映る湘南の海とガラス越しの海洋生物

千葉に近づくにつれ再び雨脚が強くなってきました。心配されるのがアクアラインの通行止めと高速道路の速度規制、渋滞です。本校と同じように東京・神奈川方面から千葉へ向かうバスで「海ほたるPA」は混雑していました。バスの運転手さんが気を遣ってくださり大雨のなかでも安全運転で走行してくださいました。運転手さん、ガイドさん、写真屋さんには2日間大変お世話になりありがとうございました。

出発した昨日見たはずの白浜小学校の校舎ですが、もう1週間も見ていなかったのように久しぶりに感じました。大雨の中、スムーズに降車できるよう、玄関には教職員と保護者の方が出迎え荷物をリレーで運んでくれました。保護者の皆様、1泊2日の修学旅行にあたり準備・お見送り・お迎え等、たいへんお世話になりありがとうございました。

降りしきる冷たき雨の中待ちわびる 

「ただいま。ありがとございました」の声聞きあたたまる 

校長ブログNo180 6年修学旅行1日目(箱根路)

今日と明日の2回にわたり、6年生修学旅行(箱根・鎌倉方面1泊2日)の模様をお届けします。(斜体字はそのときどきの思い出を私が川柳・短歌にしたものです。頑張って作りましたが、プレバト流でいう「才能ナシ」ですので悪しからず。)

【1日目】9月26日(木)

朝6時半、保護者の方のお見送りをいただきながら箱根・鎌倉へ出発です!!。2日間たいへんお世話になる運転手の通称ジョニーさん、ツアーガイドの通称リリーさんの紹介を受け、朝の会。その後、レク係によるバスレクがスタート。はじめにクイズ「先生だあれだ」。3ヒントで答えますが難問も続出...ですが、担任は一発で当てました。さすがですねぇ。続く歴史ビンゴも日頃しっかり勉強している6年生はどんどん当ててあっという間にビンゴの続出!すごいです。

行ってきます いざ箱根・鎌倉へ DEF!

(※DEFとは児童が考えたD:誰とでも仲良く E:エンジョイ F:深め合う の意味)

▼1日目 生命の星地球博物館(小田原市)

 開館30周年を迎える博物館のスケールは大きく、幼稚園から高校生まで多くの学生が見学していました。(私も28年ぶりに修学旅行引率で訪れました。開館間もない当時よりさらに充実していました。)班別行動で生命の起源や地球の歴史についてワークシートを見ながら見学。実物大の標本やわかりやすい解説を興味深く見学していました。

46億年の歴史大河が流れる 生きとし生ける生命の星・地球博物館

▼ 箱根山越え

小田原から箱根強羅へ向けて山のぼり。一気に400m近くを箱根登山鉄道(写真は小涌谷付近)と交差しながら東海道を進んでいきます。美しい清流の景色に歓声があがりカメラで写真を撮る児童も。この後ガイドさんと歌った「箱根八里」6年生の歌声にガイドさんも感心していました!ちなみに、夕方の防災無線のチャイムは「箱根八里」でした。ご当地ソングに気づいた子供たちも驚いていました。

九十九(つづら)折りの坂進みゆく山のぼり 移ろう景色に声あげる子ら

この道は 思い込めた襷を胸に 100年の歴史をつなぐ駅伝コース

▼ 大涌谷

早雲山駅からロープウェイにのり大涌谷駅へ。あまりの高さと景色とともに硫黄の臭いが加わり車内は総立ち「ヤバい ヤバい」の言葉が連発。「生きている地球」を感じ、ただただ景色に呆然とする子供たち。自然観察路は火山活動活性化につき制限されていましたが、自然のパワーに感動。家族へのお土産も友達と相談しながら真剣に選んでいました。その場で黒玉子を買って食べる児童が誰もいなかったことには驚きでした。

聞いて極楽 大文字焼のガイドの声  見て地獄 噴煙立ち込める硫黄色の山肌

「これが地獄か」見たこともない景色に総立ちの子ら 到着直前 師の声に我に返りて あわてて座る

玉子形した洋菓子をポンポンとかごに入れ楽しい土産選び 延命伝説の黒玉子にはふりかえりもせず

▼ 芦ノ湖

午後になり広がってきた怪しい雲でしたが、修学旅行の運命の分かれ目となる箱根芦ノ湖遊覧船に無事乗船できました。新型(2019年製)の「Queen芦ノ湖」に乗船できラッキー。穏やかな湖上を速く進む船と船上から見える美しい景色に見とれていました。箱根の外輪山には霧が降りてきました。日頃山のない千葉県で生活する子供たちにとって見慣れない景色のため、さっき見た大涌谷の噴煙と思った児童もけっこういました。

秋風に吹かれ湖上を進む海賊船 霧降る箱根山を噴煙と見まごう

曇天であいにく富士山は見えませんでしたが、九頭龍神社の赤い鳥居がきれいでした。

▼ 箱根関所

歴史で学習した関所。リアルなジオラマに興味津々。弥次喜多道中のように東海道の旅人となりタイムスリップ。悲劇の「お玉伝説」の資料を見て江戸幕府の厳重な取り締まりの厳しさにしびれていました。全員が69段の階段を上り遠見番所から芦ノ湖を一望したり、下にいる友達や先生に手を振ったりと景色を楽しみました。

入り鉄砲に出女 リアルなジオラマと厳しき掟にしびれ 子らの歩み進まぬ▼ ホテル到着

1日が3日分に感じるほど充実した1日目の見学を終え、ようやくホテルに到着。挨拶後、ベッド付きの和洋室の部屋でくつろぎ、豪華露天風呂、夕食と大喜び。荷物整理が終わると子供たちを別棟にある温泉まで連れて行きます。そこで流れてきた最新の天気予報に2日目の行程を変更せざるを得ませんでした。夕食は全員同じ料理をいただきました。よく食べ、おかわりご飯もたくさんいただき、とてもおいしくきれいに食べていました。

休み処に流るる気象予報士の声に明日の行程変更迫られる 何も知らずに湯浴み楽しむ子らの気持ちいかんばかりか

ご当地グルメに舌つづみうち 思い出話に花咲く 夕餉のひととき

▼ 寄木細工

風呂と夕食を済ませ、今日の最後の活動「寄木細工」の体験です。ツアーガイドさんが講師になり説明を受け、3種類の寄木を組み合わせコースターをつくりました。納得する組み合わせをうんうん悩みながら考え、こだわりながら丁寧に作りました。世界で1つだけのコースターの完成です!

一コマが無限の組み合わせを生み出す 想い出のアルバムのような寄木細工

▼ 振り返りタイムと自由時間

活動後、今日1日を振り返り「俳句・川柳づくり」「小遣い帳」「日記」の記入を終え、フリータイム。ボードゲームで先生とも対戦し盛り上がりました。外は秋の虫の音。ゆったりと秋の箱根の夜が過ぎていきます。このあと明日の行程変更について児童へ話をしました。事前に下調べをして一生懸命考えてきた児童にとってがっかりなお知らせでしたが、冷静に状況を受け止めてくれました。

我に対戦を挑む子と真剣勝負 励ます子らの力を借り1勝す

漏れ出ずる子らの笑い声に合わせて鳴く秋の虫 

校長ブログNo179‐2 【再確認】気象警報発令時の登下校等の対応について

令和6年7月12日付で「気象警報発令時の登下校等の対応について」スクリレにより配信しました。

このホームページのホーム画面にも同内容を掲載してありますのでご確認をお願いいたします。

気象警報発令時の登下校等の対応について.pdf

来週からいよいよ10月に入りますが、まだまだ季節外れの暑さが続き、天気も不安定です。

南の海上には台風が発生し今後の情報に注意が必要です。

最新の台風進路情報はこちらから

 https://tenki.jp/bousai/typhoon/japan-near/

校長ブログNo179 白浜地区の史跡「木戸陣屋跡」

横芝光町図書館からのお知らせです。

企画展 『木戸陣屋跡 ~よみがえる海の要塞~』はこちらから

https://www.library.yokoshibahikari.chiba.jp/gallery.html

横芝光町図書館2階のギャラリーでは様々な企画展が催されていますが、このたび、白浜小学校区にある歴史的遺産「木戸陣屋跡」に関する企画展が開かれます。(10月5日(土)~12月8日(日))

本校、1階体育館側の東階段の上り口に「しらはまたんけんマップ」とタイトルが書かれた手作りの生活科マップがあります。いつ作られたかはわかりませんが、生活科の絵地図で学区の様子を絵地図で表したものなのでおそらく1・2年生の児童が学習で教師と共に作ったものと思われます。

この地図の上方(北側)「ごのかみ(五ノ神)」地区に「長屋門」という絵カードが貼ってあります。地元でも大切に受け継がれている史跡であることがわかります。この「長屋門」はもともと九十九里浜付近の屋形に位置していましたが、明治時代になりこの地の旧家が大切に受け継ぎ、現在の地に移築され現在でも使用されているとのことです。江戸時代、わたしたちの白浜地区は佐倉藩の所領でした。当時、江戸幕府政策で鎖国をしていましたが、日本を諸外国の侵略から守るために警備の必要性から「陣屋(じんや)」という建物を築いたとのことです。「長屋門」はその陣屋の入口にあった門だとのことです。開国と共に役目を終えた「木戸の陣屋」はわずかに他の土地よりも少し高く築かれた場所が残っているということがわかるくらいで、今は栗山川沿いの林野になっています。

 

江戸後期、太平洋岸に迫る異国船に対応するため、佐倉藩が下総国匝瑳郡木戸村(現在の横芝光町木戸)に「木戸村御小屋」と称する陣屋を築きました。本展では、木戸陣屋跡と幕末の海防について紹介します。(パンフレットより)

 

校長ブログNo178 秋は夕暮れ

日没後間もない夕焼け空です。(撮影日9月22日(日))朝からどんよりとして雨が降ったりやんだりした1日でしたが、1日の最後に贈り物のように美しい景色を見せてくれました。どんどん焼ける空の景色に見とれている間にも刻々と表情が変化していきます。鮭の切り身のような色合いのものもあれば、若草山(奈良県)の山焼きに見られる炎のような色合いのものもあります。この写真を撮影した後、さらに雲に夕日が反射してレースのカーテンのように細かい模様が刻まれたのですが、残念ながら写真に収めることができませんでした。

小学5年国語科教科書下巻(光村図書)P134「季節の言葉3 秋の夕(ゆうべ)」にも「枕草子」(清少納言)のあの有名な場面が掲載されています。

秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言うべきにあらず。

願わくば、烏(カラス)や雁(かり)が夕焼けをバックに群れをなして飛んでいる光景を撮影したいものですが、実際にはそのような景色に出会うことがかなわず...もし撮れたらそのときに紹介したいと思います(苦笑)それとともに、この時期は童謡『ゆうやけこやけ』『七つの子』の他に、昔小学校で歌った文部省唱歌『かりがわたる』(現在、教科書には掲載されていません。)のメロディが思い出されます。

かりがわたる ないてわたる

鳴くはなげきか よろこびか

月のさやかな 秋の夜に

さおになり かぎになり

わたるかり おもしろや

上段の花の写真は、散歩中に見かけた秋の七草の1つとして知られる「葛(クズ)」の花です。今年は開花が早く、7月頃には咲き始めていたということですが、きれいな濃い紫色と薄い紫色の花が大きな緑色の葉っぱが茂る中に引き立ち、あちこちで見ることができます。ご覧のとおり、夏の暑さであっというまに生い茂り背丈が2メートル近くになります。クズはマメ科のつる草で、正式名称は「寒根葛(かんねんかずら)」といいます。クズの根にはデンプンが10~15%含まれており、葛粉として和菓子や料理の材料として使われます。また、クズの根は葛根湯(かっこんとう)の原料にもなり風邪のひき始めに効能があるといわれています。

こちらも小学4年国語科教科書下巻(光村図書)P38「季節の言葉3 秋の楽しみ」に山上憶良(やまのうえのおくら)の和歌と共に紹介されています。

学校近くの用水路沿いにも、秋の七草の1つである尾花(オバナ)(いわゆるススキ)の銀の穂が朝日を浴びて輝いていました。

 

山上憶良の歌 二首(書き下し文)

秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花(あきののにさきたるはなをおよびをりかきかぞふればななくさのはな)(万葉集巻八・一五三七)

次の歌で詠んだ七種類の花が秋の七草の始まりと言われています。

萩(はぎ)の花尾花葛花瞿麦(をばなくずばななでしこ)の花 女郎花(をみなへし)また藤袴(ふぢばかま) 朝貌(あさがほ)の花(万葉集巻八・一五三八) 

七十二候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」(9月28日〜10月2日頃)

外で活動していた虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃。虫たちは秋冬が終わるのを、約半年間も土の中で静かに待ちます。そして、啓蟄(けいちつ)(2025年は3月5日)の頃に再び姿を現します。今年の猛暑の影響ですから暦と実際の景色の差がありますが、これから秋らしくなっていくことでしょう。

校長ブログNo177 おいしい給食(「体力と栄養」について考える)

修学旅行1日目の昼食は箱根にある「生命の星地球博物館」にて少し早めのお弁当をいただきました。

小学校での給食はいかがでしたでしょうか。

【給食ひとくちメモより】

体力と栄養

スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、みなさんはどのような秋を楽しんでいますか?

今日は体力と栄養の関係について話をします。

体力とは、さてなんでしょう?それは、私たちが毎日、勉強やスポーツをするための基礎となる体の力です。また広い意味ではストレスや病気にチアする抵抗力も体力に含まれます。

この体力を高めるためには、栄養が必要です。みなさんは毎日三食、しっかり食べていますか?

学校給食は、成長期の皆さんが1日に必要とする栄養素の約3分の1以上が摂れるようになっています。

ちょっと苦手なものが出ても自分の健康を考え、一口食べてみましょう。きっと今まで以上に体力がつくはずです。

今日は横芝小学校のリクエスト給食です。残さず食べましょう。

ということで...

▼9月24日(火)の献立(横芝小のリクエスト献立)※本日の給食は今年初めての新米です。

 ニヒヒごはんと大豆はとっても仲良し!ニヒヒ

日本ではよく「ごはんと味噌汁」や「ごはんと納豆」など、ごはんと大豆、大豆製品を一緒に食べています。これは栄養面からみてもとてもよいことです。一緒に食べることで米は大豆の、大豆は米のお互いの足りないところを補い合ってくれます。

おススメメニュー(小中学校からリクエストされるメニューです。)

▼「納豆和え(なっとうあえ)」(4人分)

 

鶏ひき肉30g、長ネギ半分、酒・醤油・各小さじ1

三温糖 小さじ2分の1、にんにく・生姜・ごま油 少々

ひきわり納豆50g、ほうれん草100g、にんじん50g、しょうゆ 大さじ1

鰹節 少々、白いりごま 少々

【作り方】

1 鶏ひき肉をみじん切りにした長ネギ、にんにく、生姜と調味料でよく炒めて冷ます。

2 ほうれん草はザク切り、にんじんは千切りにし、茹でて冷ます。

3 1・2、しょうゆ、鰹節、白いりごまで和えて できあがり!!

▼9月25日(水)の献立

うどん きつねうどんの具 野菜のかきあげ ツナとわかめのサラダ 焼プリンタルト 牛乳 

▼きつねうどんかき揚げ風に

▼焼プリンタルト

 ▼9月26日(木)の献立(画像なし)

ご飯 あじアーモンドフライ もやしのごま酢和え 鶏ごぼう汁 牛乳

▼9月27日(金)の献立(画像なし)

ご飯 豚肉の生姜焼き マカロニサラダ コンソメスープ ブドウ 牛乳

校長ブログNo176 9月の授業風景

おはようございます。今日から6年生は1泊2日の箱根・鎌倉へ修学旅行です。

修学旅行テーマ「自ら考え・メリハリつけて・行動を!」

~みんなで一緒に DEF !~

DEFとは、D(だれとでも仲良く) Eエンジョイ(Enjoy) F(深め合う)という意味だそうです。

なるほど!子供たちが考えることはスマートでかっこいいですね!ジェネレーションギャップを感じてしまいました(笑)昨日紹介したしおりの表紙の絵の他に、今日は裏表紙の絵としおりのカットもご紹介します。子供たちが描いた絵は上手で最高です!名実ともに「最高の思い出」の修学旅行になりますように!!

▼裏表紙の絵

▼しおりの中のカット

私も、今日は午前4時半に家を出て学校へ向かっています。途中で予約送信のブログ更新、学校に到着する頃に日の出、こういうときでないとめったに聴く機会のない朝の防災無線のメロディチャイム「まきばの朝」。午前6時半学校発、明日は午後5時半に学校着となります。行ってまいります!!

さて、記録的な猛暑の中始まった2学期ですが、ここ数日涼しく過ごしやすい日が続きました。今日は久々に猛暑が復活しそうです。児童は、暑くても涼しくても変わりなく学校生活を楽しくそして一生懸命過ごしています。今日は、最近の授業の様子をお届けします。

9月24日(火)朝、始業前(午前7時45分頃)の図書室です。「読み聞かせボランティア」の皆さんが来校されました。毎回読み聞かせのたびに、1学年あたり1冊8分から10分程度で読み終わる本を事前に選び、ご家庭で練習と時間まで計ってくださり、頭が下がる思いです。子供たちもとても楽しみしています。9月は2回の予定でしたが、3日(火)は台風による臨時休業のため、24日(火)の1回だけとなってしまいました。2学期もよろしくお願いいたします。

▼図書室で参加者が集まり、学年ごとの読み聞かせ本の記録簿に記入後、いざ教室へ出発です。

今回、読み聞かせで使用した本は...

1年生『バルバルさん』(乾栄利里子・作 西村敏雄・絵)

2年生『ほしじいたけ ほしばあたけ』(石川基子・作絵)

3年生『じゃがいもめがね』(まきのみそら・作絵)

   『おだんごとん』(ガタロー☆マロン・作絵)

4年生『おにのおにりぎや』(ちばみなこ・作絵)

5年生『紙のむすめ』(ナタリー・ベルハッセン・作 ナオミシャピラ・絵)

6年生『いえいえそんなことはありませんよ』(シゲタサヤカ・作絵)

涼しくなり、本も集中して読みやすくなる「読書の秋」の季節がやってきます。ぜひご家庭でも読んでみてください。

ここからが本題。各学年の授業風景をお届けします。

【1年生】

一斉学習の他、グループ学習もしっかりと話し合いをしながら進めています。教師の話をしっかりと聞き、どの活動も意欲をもって取り組んでいます。

【2年生】

全校で1学級の児童数が一番少ないのに、それを感じさせない子供たちです。教室はいつも男女仲良く、助け合いながら力を合わせて取り組んでいます。1年生に対して色々教えてあげる姿はとても頼もしいです。

【3年生】

学習中の姿勢がよく、教師の話をしっかり聞きながら学習を進めています。ノートの書き方や字がどの児童もとても丁寧で落ち着いて学習しています。新しい教科の学習にも慣れ、友達と励まし合いながら学習を進めています。

【4年生】

どの学年の児童よりも給食をしっかりと食べ、休み時間は男女仲良くドッジボールをして元気な声がグラウンドに響きます。授業中の子供のつぶやきや発言を聞いていると好奇心旺盛な様子に感心させられる場面もあります。2学期からは算数少人数の指導者も加わりよりわかりやすい授業を進めています。

【5年生】

教師の指示をよく聞き、新出漢字の読み方、筆順、書き方など真剣に学習していました。また、外国語科の授業では友達とペアになり質問したり答えたりと会話に親しむ様子が見られます。教室には観葉植物や小動物を飼育しており、潤いのある環境で気持ちがいいです。

【6年生】

さすが最高学年です。学習問題に対してタブレットや資料集などを活用して調べてノートにまとめたり発表したりと、個人やグループの友達と考えたり教え合ったりしながら学びを深めています。一つ一つの学習に真剣に取り組んでいる様子が背中からも伝わってきます。いよいよ26日(木)・27日(金)1泊2日の修学旅行へ行ってまいります。

校長ブログNo175 あいさつは、いつも、さきに、つづけて

あ・い・さ・つ

 かるく・つも・自分からきに・習慣をづけよう

挨拶は魔法の言葉です。お互いに挨拶をするだけでなんとも気持ちのよいものです。

校内の別の掲示板にはこんな標語もありました。

「あいさつ」はいいことがたくさんありそうです。

本校では「あいさつ・歌声・花いっぱい」を柱とし、「しあわせいっぱい ランドセルにつめて はつらつと まっすぐに」健やかな児童を育むことを目指しています。

【参照】過去ブログNo97「あいさつの言葉」(7月8日号)

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/d60c4978f72049fc6474d1bcf4e9e535?frame_id=48

▼「あいさつ運動」をする児童会のメンバー 気持ちのこもった元気な挨拶は全校児童の手本です。

挨拶は習慣づいてないと自然とできないものです。「おはようございます。」と挨拶をして「おはようございます!!」と元気に挨拶が返ってくる児童や、先に児童の方から「おはようございます!!」と気持ちのよい元気な挨拶ができる児童もいますが、わたしが「おはようございます。」と挨拶をしても、「(ぼーっとして)...」「(無言で)...」そのときの子供の様子によっては挨拶が返ってこないことも多くあります。このような状況を見て、気持ちのよい挨拶ができるようにと、1学期に引き続き児童会のメンバーを中心に、4・5・6年生の児童も週3回当番で「あいさつ運動」を実施しています。昨年度担当が作成した「あいさつ」ののぼりが今年も登場!登校してくる児童に元気よく「おはようございます!!」と挨拶をすると、「おはようございます!!」と挨拶が返ってきます。一方で、中には眠そうな児童、少し元気がなさそうな児童もいます。体調が悪いのか、前夜寝るのが遅かったのか等々気になる面もあります。朝食を食べてこなかった、夜遅くまでゲームをしていた、休日もスポーツの大会で十分体を休めることができなかったなど様々です。2学期が始まり学校生活のリズムに慣れようと頑張ってきた子供たちですが、季節の変わり目は特に体調を崩しやすいものです。ここで再度、規則正しい生活習慣を身につけ、元気に登校できるようお子さまの生活リズムを確認してみましょう。ご協力をお願いいたします。

さて、いよいよ明日26日(木)・27日(金)6年生は箱根・鎌倉方面へ1泊2日の修学旅行へ行ってまいります。(1日目 箱根、2日目 鎌倉の予定です。)

修学旅行テーマ「自ら考え・メリハリつけて・行動を!」

~みんなで一緒に DEF !~

私も引率の一員として2日間学校を留守にします。修学旅行の模様は30日(月)以降にこの校長ブログでも記事として掲載する予定です。

▼修学旅行のしおりです。とってもステキな表紙の絵は児童によるもの。しおりの中のカットも児童によるもので楽しいしおりができあがりました。子供が届けてくれたしおりの表紙を見た瞬間、私の似顔絵かと思ってしまいました(笑)が、畏れ多くも鎌倉高徳院の大仏様でした。

▼児童は、ガイドブックやタブレットなどを使い班別行動の計画を友達と協力して練り直しました。

▼職員も思い出に残る修学旅行に向け、遅くまで入念に準備をし最終確認をしています。

留守中の「校長ブログ」について。いつも「校長ブログ」をご覧いただきありがとうございます。

今後の掲載テーマの予告です。

26日(木)9月の各学年の授業風景

27日(金)おいしい給食(今週の献立紹介)

28日(土)秋は夕暮れ

29日(日)横芝光町図書館より『「木戸陣屋跡」ギャラリー展』のお知らせ

以上のテーマでお届けします。すでに書き終えた原稿が予約送信で毎朝5時に更新されますのでお楽しみに。

校長ブログNo174 「やればできる」おそうじ名人

前期終了が近づき、先週19日(木)大掃除を行いました。少人数でも少数精鋭、みんなで協力してピカピカに。白浜小学校の児童は「おそうじ名人」です。

今年度、本校の清掃の時間では「無言清掃」の定着に取り組んでいます。これまでは無言清掃の取組は難しいかもと学校全体での指導は見合わせていたようですが、年度初めに協議したとき、私は「やればできる」と、清掃の意義を考えるとともに、より集中してわたしたちの学校をよりきれいにしていこうという気持ちを高めるために、「無言清掃」を指導することになりました。すでに5・6年生については教室に児童がいないのではと錯覚するくらい静かに取り組んでいます。ほうきで掃き清める音と移動する机と椅子の音だけです。4年生以下もその姿を担任から聞き、見習って定着しつつあります。「やればできる」です。清掃の様子を見まわりながら、一生懸命頑張っている児童へ声かけをしますが、階段掃除も2人組で協力しながら丁寧に掃き掃除とふき掃除をしている低中学年の態度も立派です。1・2年生も教室の中にある配膳台、雑巾たて、長机など友達と協力しながら廊下へ移動させています。また、自分の机と椅子の脚の部分のほこりを丁寧に雑巾でふきながらとっていました。このように集中して取り組み、高学年児童は特別教室の清掃も手分けしてどんどん進めていきます。

さらに驚いたことは、白浜小学校の高学年児童は、ワックスがけも教師の指導のもと、モップで手際よく進めることができます。これも「やればできる」です。今では考えられませんが、昭和の時代に40人学級で教室の床をクラス全員で雑巾でワックスがけしていたことを思い出しました。

先週、光中学校(本校のほとんどの卒業生が進学します。)の授業を参観する機会がありました。玄関に上がり廊下を進むと、すれ違う教職員や生徒の方たちの挨拶が礼儀正しく、とても気持ちがよかったです。また、現在の校舎が建てられてすでに20年が経過しているにもかかわらず、校舎内外の環境はがきれいでした。特に、階段を上りながら床が自然と視界に入るのですが、埃がひとつもなく清潔感あふれる校舎に日頃の清掃指導が行き届き、大切に使用していることが感じられました。また、校内にはよく他の中学校でも見かけるスローガン「挨拶」「清掃」「返事」「歌声」そして「笑顔」と掲げられていました。本校も、児童や教職員が気持ちいい環境の中で学校生活を送ることができるように努めていくとともに、来校される方にも失礼のないよう清潔感あふれる環境に努めていきたいと思います。積み重ねは小さい頃から...「やればできる」です。

校長ブログNo173 「暑さ寒さも彼岸まで」とは言いますが...

沈む夕日をバックに海外へ飛び立つ飛行機。本校学区ならでは見られる絶景です!!左側、西の方角へ向かう別の飛行機の飛行機雲も見えます。この時期、上空には早くも寒気団がおり始め、飛行機雲が見られます。同じ航路を飛ぶので何本も航跡ができ、時間と共にだんだん太くなり、川の字のように見えるのです。

「夕日が背中をおしてくる」小学校3年国語科教科書上巻(光村図書)に掲載されています。この詩は、阪田寛夫さん(童謡「さっちゃん」の詞でも知られる)による詩です。作曲家の山本直純氏により合唱としても歌われています。)

夕日が背中をおしてくる

       阪田寛夫

夕日が背中を 押してくる

まっかな腕で 押してくる

歩くぼくらの うしろから

でっかい声で よびかける

さよなら さよなら 

さよなら きみたち

晩ごはんが 待ってるぞ

あしたの朝 ねすごすな

(中略)

さよなら さよなら

さよなら きょうの日

すてきな いい日だね

あしたの朝 またあおう

さよなら きょうの日

さようなら

▼ 初秋の夕日を浴びた私の影もこんなに長くなります。へんし~ん!足の長さにご注目!モデルをはるかに超えています!!(笑)風紋の上にできたシルエット。映えです。

七十二候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」(9月22日〜9月27日)
8月の下旬から夕方から積乱雲が巨大に発達し、ゲリラ雷雨の日が増えました。横芝光町からもはるか遠くの空(群馬・栃木・茨城方面)が稲光でピカピカと光る様子が見られます。1週間前までは積乱雲を中心とした雲が空を独り占めしていましたが、先週あたりから「鱗雲(うろこぐも)」が見られるようになってきました。北海道では季節が足早に秋へ。大雪山では紅葉が見頃だそうです。天気予報によると「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉のとおり、関東もようやく今週末あたりから秋雨前線の影響で残暑も和らいできそうですが、それでも例年よりは気温が高くまだまだ蒸し暑い日が続きそうです。「ちいさい秋見いつけた」という日が待ち遠しいです。

▼この暑さで開花が例年に比べ遅れているというヒガンバナ(別名:曼殊沙華(まんじゅしゃげ))が近所の田んぼで開花し始めました。観光地では見頃かもしれません。

校長ブログNo172 暑い!! 熱い!!

今日は祝日「秋分の日(しゅうぶんのひ)」です。

鉛筆秋分の日鉛筆

1948年(昭和23年)の「国民の祝日に関する法律」の制定当初に定められた計9日の「国民の祝日」の一つであり、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日とされています。祝日法の制定時には、春分の日と同様に、昼夜の長さが等しい日であり、季節上の一つの区切りになるという意味で、春分の日に対応するものとして採用されました。春分の日と秋分の日は、法律に具体的な月日は定められておらず、天文学上の言葉である「春分日」と「秋分日」とされています。これについては、国立天文台が毎年2月に公表する暦要項により、翌年の春分の日と秋分の日の日にちが確定します。(総務省ホームページより引用)

暑い!!

猛烈な残暑が続く9月も残すところ10日となりました。なのに日中の暑さが収まらない。

9月18日(水)東京の最高気温35・1度の猛暑日(35度以上)を記録したことがニュースになりました。これは気象庁が1875年(明治8年)の観測開始以来、最も遅い猛暑日の記録を82年ぶりに更新したことになります。実は東京だけでなく、千葉も同じく最も遅い猛暑日の記録を更新しました。この日、県内で最高気温を記録更新したのは市原市の上総牛久で37.0度。このほか県内数地点で9月の最高気温を更新した他、横芝光町も35.4度とものすごく厳しい暑さの1日となりました。昨日21日(土)も32.8度。今年の異常な暑さに「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉はあてはまりそうもありません。

毎朝、児童の登校の様子を見守りに出かけて戻ってくるだけで私もすぐに着替えが必要となりますが、18日の暑さは朝から格別でした。朝からズキズキ突き刺すような痛みを肌に感じるくらい強い日差しが照り付ける中、子供たちは自分の足で歩いて汗びっしょりになりながら登校してきます。中でも40分から50分もかけて遠距離登校する子供たちは、学校にたどり着く頃には「おはようございます。」と挨拶を交わす他は、なるべくエネルギーを消耗しないように黙々と歩きます。そこで励ましてくださるのが、交通安全パトロールボランティアの皆さんや保護者の方の励ましの声です。低学年児童がつらそうなときは水筒や絵の具など持ってくださるときもあります。温かい心に頭が下がります。パトロール隊の方や保護者の方は児童を学校まで安全に送った後、再びご自宅へと帰ります。往復1時間半以上大量の汗をかきながら児童の見守りにご協力くださっているのです。毎日ありがとうございます。

暑いといえばこちらも熱い!!

大谷翔平選手が20日(現地アメリカ時間では19日)にメジャーリーグ史上初の「50本本塁打、50盗塁」を達成し、さらに記録を更新中です。

先月はオリンピックそしてパラリンピックとスポーツを通してあきらめない姿について話をしましたが、このニュースもスポーツで野球をやっている子供たちはもちろんのこと夢と勇気を与えるニュースですね。

 

校長ブログNo171 秋の交通安全運動

1日を学校で過ごしていると、時々、サイレンを鳴らして近づくパトカーや救急車にドキッとすることがあります。事件や事故がない世の中を願いたいものです。

▼ 朝の登校は交通安全協会、交通安全ボランティアの皆様のご協力をいただきながら

  帰りの集団下校では全職員で交通安全や不審者対応についての注意喚起と見守りをしながら

  安全に登下校できるよう指導しています。

 校長ブログNo168で掲載したように、今日から9月30日(月)まで全国秋の交通安全運動が実施されます。

千葉県の交通事故の現状

千葉県警察によると、今年の上半期(1月~6月)に千葉県内で起きた交通事故において、交通人身事故の死者数は72人(前年同期比15人増)に上り、全国ワーストでした。また、飲酒運転による人身事故の発生件数は67件(同10件増)でした。ちなみに今年9月18日(水)現在の千葉県の交通事故死亡者数は97人(前年度比+17人)。1位の東京都は98人、3位の愛知県95人とその差はわずかです。

上半期の交通人身事故原因の75%は単独事故、正面衝突が多く、運転中のスマートフォン操作、わき見運転によるドライバーの前方不注意が占めます。シートベルト着用を怠るケースもありました。飲酒運転による人身事故の発生件数は深刻で、年齢別では20歳代が最も多く、次に50歳代が続きます。発生時間帯は午前2時~7時台、午後8時~11時台が多いです。

体重60㎏の人がビール(アルコール5%)500mlを飲んだ場合、アルコール分解に約4時間かかります。飲酒運転は犯罪です。前日飲みすぎたと思ったら翌日は運転しないという意識の徹底をと呼びかけています。

私たち大人は子供たちの手本です。人として恥ずかしくない行動をとりたいものです。

台風14号(プラサンPulasan) まさかのUターン!! 

今夜には温帯低気圧に変わるも、連休は秋雨前線活発化 大雨に注意!!

最新の台風情報はこちらから

https://tenki.jp/bousai/typhoon/2414/

校長ブログNo170  おいしい給食

 昨日9月19日(木)の朝は、深い霧に包まれました。太陽はだんだんと霧に覆われしまいには姿を隠してしまいました。

▼朝の学校から見た太陽

▼夜の学校から見た十六夜(いざよい)の月。雲間の月となりました。

1日遅れですが、今朝とってきたススキを一緒に生けてみました。

 

▼9月18日(水)の献立

シュガートースト スパゲティサラダ ソーセージ フルーツヨーグルト 牛乳

▼9月19日(木)の献立

ご飯 五目きんぴら シルバー西京漬け いももち汁 牛乳

【給食ひとくちメモ】

ごぼう(牛蒡)

ごぼうはお腹に入ると、たくさんの水分を吸収して、腸の運動を元気にさせ、便秘を防ぐ働きがあります。また、ごぼうは固くてかみごたえのある野菜です。よくかんで食べることで少しの量でもお腹がいっぱいになったと感じることができるので、食べ過ぎることがなく、肥満を防いでくれます。今日の給食では、れんこん、にんじんなどと一緒に五目きんぴらにしました。よくかんで、今日も残さず食べましょう。

次世代に伝えたい大切な味 うちの郷土料理「きんぴら」(農林水産省HP)

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/34_27_tokyo.html

▼9月20日(金)の献立(画像なし)

麦ご飯 野菜のマリネ ヒレカツ カレー

校長ブログNo169-2  シリーズ「夏休み明けの子供たち」⑨(最終回)授業をよりわかりやすく

子供たちは学校へ学習をしに来ています。1日の中でいろいろな教科や領域の授業の他、学校行事などを通して友達やわたしたち教職員とかかわりさまざまなことを学習しています。学校教育目標にもあるように「すすんで学ぶ」ことを目指して毎日の授業が充実するよう私たち教職員も教材研究に努めています。

2020年度(令和2年度)にGIGAスクール構想が取り入れられてから、学校の授業や家庭学習において1人1台のコンピューターを活用した学習が進められています。

鉛筆GIGAスクール構想鉛筆

2019年(令和元年)に開始された、全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み。 「GIGA」は「Global and Innovation Gateway for All」を意味する 。2020年(令和2年)に学習指導要領が改訂され、授業で1人1台のコンピューター(タブレット)が支給され、授業や家庭学習で活用されている。 

今回は、実際の授業で使用されている場面を写真で紹介します。

▼タブレットは各教室の充電器庫に保管されています。格納すると充電されます。

教師は従来の黒板と電子黒板を併用し、児童に見やすく提示したい資料の提示や、デジタル教科書(児童が使用する教科書の拡大表示、朗読などの音声読み上げで活用)電子黒板で提示し(書き込みや保存ができる)効果的に活用しています。

▼電子黒板の導入により、教師も教具の準備にかかる時間が大幅に縮減され容易になりました。これまでは、児童が見やすいように配付資料を手書きで自作したり、拡大コピーをとる必要があったものが、画面上でスワイプしながら拡大縮小、さらにタッチペンで書き込みができるなど利便性が高まっています。

▼2年生の学習では、ICT支援員さんに授業に入っていただき、タブレットの操作方法を教えていただきながら個別に調べ学習をしていました。個人で調べてタブレット上でまとめたものを教室へ帰ったらクラス全員で共有して確認する授業へとつなげていきます。

▼6年生は修学旅行を来週に控え、グループ別行動の計画を立てていました。観光情報誌や地図を手元に置き、おおまかな計画を立てながら、さらに調べたいことをタブレットでネットで検索し詳しく調べていきます。友達との作業の分担もスムーズで効率が上がっています。

過去ブログでも取り上げたように、私たちは学び続ける教師であり、研修をしています。今年度の校内研究のテーマは「各教科における効果的なICT機器の活用」です。2学期は、私たち教職員の課題として、児童がICT機器をツールとして効果的に活用し、効率的に学習を進めるとともに、知識や理解力の向上につなげていくほか、児童が表現したいことをICT機器の活用によりより表現し思考を深めていくことができるよう努力してまいります。