ブログ

校長ブログNo179 白浜地区の史跡「木戸陣屋跡」

横芝光町図書館からのお知らせです。

企画展 『木戸陣屋跡 ~よみがえる海の要塞~』はこちらから

https://www.library.yokoshibahikari.chiba.jp/gallery.html

横芝光町図書館2階のギャラリーでは様々な企画展が催されていますが、このたび、白浜小学校区にある歴史的遺産「木戸陣屋跡」に関する企画展が開かれます。(10月5日(土)~12月8日(日))

本校、1階体育館側の東階段の上り口に「しらはまたんけんマップ」とタイトルが書かれた手作りの生活科マップがあります。いつ作られたかはわかりませんが、生活科の絵地図で学区の様子を絵地図で表したものなのでおそらく1・2年生の児童が学習で教師と共に作ったものと思われます。

この地図の上方(北側)「ごのかみ(五ノ神)」地区に「長屋門」という絵カードが貼ってあります。地元でも大切に受け継がれている史跡であることがわかります。この「長屋門」はもともと九十九里浜付近の屋形に位置していましたが、明治時代になりこの地の旧家が大切に受け継ぎ、現在の地に移築され現在でも使用されているとのことです。江戸時代、わたしたちの白浜地区は佐倉藩の所領でした。当時、江戸幕府政策で鎖国をしていましたが、日本を諸外国の侵略から守るために警備の必要性から「陣屋(じんや)」という建物を築いたとのことです。「長屋門」はその陣屋の入口にあった門だとのことです。開国と共に役目を終えた「木戸の陣屋」はわずかに他の土地よりも少し高く築かれた場所が残っているということがわかるくらいで、今は栗山川沿いの林野になっています。

 

江戸後期、太平洋岸に迫る異国船に対応するため、佐倉藩が下総国匝瑳郡木戸村(現在の横芝光町木戸)に「木戸村御小屋」と称する陣屋を築きました。本展では、木戸陣屋跡と幕末の海防について紹介します。(パンフレットより)