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校長ブログ

校長ブログNo341 3月11日東日本大震災から14年

 今日3月11日は、2011年(平成23年)3月11日に起きた東日本大震災から14年を迎えます。

 東日本大震災津波で尊い命を失われた方々に、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害を受けられた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

【参考】震災を語り継ぐ校舎

~仙台市立荒浜(あらはま)小学校~(NHK for Schoolより)

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005320423_00000

津波で大きな被害に遭った千葉県旭市飯岡の地に立つ「旭市飯岡津波被災の碑」

【碑文全文】 

 2011年3月11日午後2時46分。三陸沖を震源地とするマグニチュード9.0の国内地震観測史上最大の地震に伴って発生した津波が、旭市沿岸部を襲いました。

 特に飯岡地区沿岸部一帯においては、大津波が数回にわたり襲来し、未曾有の被害がもたらされました。

津波の高さは、午後5時20分の襲来時に、海抜7.6メートル、陸上においては、地上より2.1メートルの高さにまで達しました。

 この津波により旭市において13名の尊い命が奪われたほか、行方不明者2名、住宅被害は、3708世帯に及びました。

この度の東日本大震災にあたり、多くのライオンズクラブ並びに関係者が、人道的奉仕を理想とするライオニズムのもと、旭市飯岡地区を含めた被災地支援に立ち上がりました。

 飯岡ライオンズクラブは、ライオンズクラブ国際協会333-C地区の支援を受け、この津波被災を将来にわたり忘れ去られることのない教訓として後世に伝えるために、来襲した津波の高さを示すモニュメントを設置し保存することといたしました。

 このモニュメントが、地域住民の防災意識を高め、安全で安心なまちづくりの一助となることを願うものであります。
2013年2月10日 飯岡ライオンズクラブ

 

【参考】本校の津波避難階段とライフジャケットご寄贈の紹介(過去ブログNo266 12月26日号)

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

校長ブログNo340 3月10日東京大空襲から80年

習慣づけよう衛生の意識

ハンカチ、ティッシュを身につける習慣をつけるために、保健美化委員会の皆さんが取り組んでくれました。一度も忘れずに毎日習慣づけていた児童は33名。年間賞が渡されました。とてもすばらしいです!!

これからも一人一人が衛生に対する自覚と意識をもち、まずはハンカチやティッシュを身につけることを習慣づけていきましょう。また、手洗いやうがいもしっかりとしていきましょう。

戦争を わすれまじ

1945年(昭和20年)3月10日未明に起きた東京大空襲から80年を迎えます。

主に、東京の隅田川沿岸を中心とした下町一帯が攻撃されました。

この3月10日の大空襲だけで死者約10万人、罹災者約100万人を超える大きな被害を受けました。

東京は記録に残っているだけでも1942年(昭和17年)4月18日から1945年(昭和20年)8月14日深夜(日付をまたいだ8月15日まで)の3年間で、のべ100回以上のアメリカ軍による空襲を受けました。

▼空襲前の浅草付近の航空写真(出典:国土地理院空中写真閲覧サービス)

1944年(昭和19年)11月7日米軍撮影 

中央を流れる川が隅田川。碁盤の目に家屋が立ち並んでいる様子が分かる。

●が東武浅草駅 ●が総武線両国駅

▼空襲から2年が経過した浅草付近の航空写真(出典:国土地理院空中写真閲覧サービス)

1947年(昭和22年)8月8日米軍撮影 

中央を流れる川が隅田川。前の写真と比較して焦土と化した部分が白く映っている。

●が東武浅草駅 ●が総武線両国駅

 

過去ブログ(No125 8月8日号)のシリーズでお伝えした中にも東京大空襲の記事があります。

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

「警戒警報発令、敵B29編隊は相模湾上空を北に向け飛行中」ラジオから流れます。それは現在の天気予報みたいなものでした。警戒警報が空襲警報に変わり半鐘が鳴り渡っていました。昭和20年3月東京大空襲。東京方面を爆撃したB29の爆撃機は、悠々と我々の上空を飛び去って行きました。」

米軍が東京での空襲後、基地へ戻る際に飛行機の重量を軽くするために余った爆弾を千葉県内で落としながら引き揚げたという話もあります。

【参考】NHK for Schoolより

東京大空襲

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005403093_00000

浅草の空襲

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005311281_00000

防空壕

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005310150_00000

校長ブログNo339ありがとうを伝える

昨夜は雪が降りました。降り始めから1時間程度でどんどん強まり、あっというまに真っ白に。

今日3月9日は「ありがとうの日」

サン(3)キュー(9) Thank you. の語呂合わせから

「ありがとう」たった5文字の言葉ですが、とても重みのある言葉です。

「ありがとう ありふれた言葉だけれど ありがとう とても大切な言葉 大切な言葉」

『ありがとう』(詞・曲:若松歓)より

家族、地域、先生、友達...あなたは誰にありがとうを伝えたいですか?

卒業式まであと10日。修了式まであと17日。

明日から卒業式全体練習が始まります。

【お知らせ】

広報「よこしばひかり」3月号には本校児童の活躍の様子や町の関係行事についてたくさん掲載されています。

・周遊フライト(1月27日(月))

・ベリーズとの絵葉書交換

・第19回町内駅伝大会(1月26日(日))

・ポスター入賞者 等

【参照】広報「よこしばひかり」3月号はこちらから

https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/uploaded/attachment/28543.pdf

横芝光町坂田城跡の梅まつりも今日が最終日です。

3月7日(金)に満開となり、花盛りでしめくくる「梅まつり」となりました。

https://yokoshibahikari-kankomachidukuri.jimdosite.com/

梅まつりが終了するといよいよ季節は春に向かって進んでいきます。

▼写真は先週、たっぷりと降った雨の日の下校の様子

3日目にやっと上がりました。「わくわくの池」は長いこと雨が降らなかったので、浅い部分で水が干上がっていたのですが、3日間降り続けた恵みの雨により、水も澄み、メダカも少し一安心したように午後の日を受けて集まっていました。

 

校長ブログNo338おいしい学校給食

 今週の献立の紹介です。

▼3月3日(月)の献立

ちらしずし ちくわ磯辺揚げ 菜の花の辛子和え すいとん汁 雛菓子 牛乳

▼3月4日(火)の献立

ごはん 鶏肉のハニーマスタード焼き マカロニサラダ ひよこまめのスープ 牛乳 

▼3月5日(水)の献立

きなこ揚げパン パンプキンオムレツ ジャーマンポテト サイダーポンチ 牛乳

▼3月6日(木)の献立【光中学校リクエスト献立】

ご飯 メンチカツ ピリッとサラダ ABCスープ 牛乳

▼3月7日(金)の献立

ご飯 白身魚のマヨネーズ焼き もやしのごま酢和え カレー肉じゃが 牛乳

春の食材を生かした献立で、色合いも明るくとてもおいしかったです。 

校長ブログNo3376年生を送る会

3月5日(水)6年生を送る会を行いました。

今年は昨年度までの発表内容が、劇や歌の発表を見ることが中心だったことを再検討し、もっと6年生と交流を深めることのできる内容の集会形式で行うことにしました。

6年生入場 名前と将来の夢の紹介後、ステージ上で決めポーズをして入場。エスコートは1・2年生児童です。

担任の先生も紹介されて入場です

6年生へ 5年生による児童代表の言葉を伝えました。

全校合唱1 ♫『グッデーグッバイ』

交流ゲーム1『ボール送り』なかよし班のチームワークを生かして勝負!!

交流ゲーム2『〇✖ゲーム』6年生や先生たちのことがよくわかったかな?

最後に子供たちが大好きなアンコールゲーム『じゃんけん列車』をしました。

全校合唱2『友達はいいもんだ』

最後の全校合唱では、さみしさのあまり泣き出してしまう児童も。それだけ6年生との思い出はあたたかくやさしいものなのです。6年生のみなさんどうもありがとう。思いのこもった歌声が響きました。

校長の話の中で6年生へのありがとうの他に、今年1年間お世話になった学校関係者評価委員、読み聞かせボランティア、交通安全ボランティアの皆様の紹介をし、代表の方からお話をいただきました。

また、全校児童でお礼の挨拶をしました

6年生も残すところ今日を含めた登校日数が8日です。

いつも下級生にやさしく教えてくれたり、一緒に遊んでくれたりした6年生との交流の時間をもつことができ、子供たちの笑顔や笑い声がいっぱい見られた集会でした。 

校長ブログNo336ギャラリー(2月のアルバム)

数日続いた雨は大地を潤し、恵みの雨になりました。寒さが続きますが、やっと雨が降ってくれました。天気は今日から少し回復しそうですが、また週末雪マークがちらほら出ていますね。

月が木星、火星に接近(2025年3月)(国立天文台HP)

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/03-topics03.html

ギャラリー2月の風景の様子です。冬晴れが続いた2月の様子を振り返ってみましょう。

▼ 南側は暖かな陽ざしを受けポカポカです

▼「成長の庭」と名付けられた校舎南側の遊具や校庭で元気に遊ぶ子供たち

▼長年親しまれたジャングルジムが新しいものと交換となりました。

▼新しいジャングルジムは横芝小学校よりいただきました。

▼2月梅の花の時期です。今年の書き初め4年生の題材は「うめの花」書星会賞を受賞した2作品から

梅一輪 一輪ほどの あたたかさ

令和の梅咲く

▼ 坂田城跡の梅も開花 梅まつりは3月9日(日)まで

▼ 梅林周辺の杉林。スギ花粉も千葉県は昨年の1.3倍の飛散だとか

▼ 陽ざしを受けてキラキラと輝く太平洋

▼ 朝陽を浴び、尾垂浜をカッと見つめる「不動明王像」(成田山不動明王上陸之地)

▼ 校舎の真上、突き抜けるような青空に浮かぶ上弦の月

▼ 海上から成田空港に向かう飛行機がひっきりなしに飛んできます。

よく見ると光輪ができていましたね。

▼ 飛行機からはきっとこんな風にみえることでしょう。●が白浜小学校(周遊フライト時に撮影)

▼ 風光明媚な景色が広がる白浜 時間を忘れてしまいます

▼ 宵の明星が最大の輝きを放っていました

▼ そして満月 2月は、「スノームーン」です

▼ 冷え込んだ夜はよ~くあったまりましょうね。お月さまもおりてきませんかぁ?

▼ ソテツの木には菰(こも)が巻かれていますが早春の訪れを告げる菜の花も満開です。

春までもう少し

▼ 大好きな6年生と一緒に登下校できる日もあとわずか...

▼ 強い北風で砂塵が舞い上げられ空が褐色になってしまいました。

▼ 教室では学年末のまとめ(復習)を進めています。

▼ グラウンドの片隅にある「わくわくの池」のメダカも暖かい日には水面近くまでやってきて日向ぼっこをしています。まさに「メダカの学校」です。

▼ 白浜(しらはま)とは、日本の白砂青松100選にも選ばれる九十九里浜の別称のことです。

かつてこの付近は白浜村という村がありました。

今は本校の白浜小学校に名前をとどめるのみ。大切にしていきたいですね。

▼ どこかで春が生まれている 少しずつ春の訪れを感じます。

校長ブログNo335啓蟄(けいちつ)

今日は「6年生を送る会」が行われます。昨年度までは各学年が趣向を凝らした劇や歌などの学年発表を行っていましたが、今年度は、全校で6年生への「ありがとう」の気持ちを伝える会ということでレクやゲームを行う交流会形式で行います。

▼5年生が中心となり準備を進めています。春は別れと出会いの季節でなんとも言えない気持ちになります。今日の6年生を送る会では、学校関係者評価委員、交通安全ボランティア、読み聞かせボランティアの皆様にも日頃の感謝の気持ちをこめて集会の他に、日常授業の様子も参観していただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

早いもので二十四節気の第3節目「啓蟄(けいちつ)」を迎えました。

「啓蟄」(漢字で書くと難しいなといつもながら感じます。)とは、冬ごもりをしていた生き物たちが気温の上昇に伴い目を覚まし、活動に入る頃のことです。さらに細かく区切った七十二候では、最初の時期(3月5日~3月9日)を「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」といいます。

さて、春が来た喜びを歌った歌や詩は数多くあり、このブログでも折に触れて紹介していますが、「啓蟄」といって思い出すのは、なんといっても草野心平(くさのしんぺい)さん(1903年~1988年 福島県出身)の詩「春のうた」です。多くの国語科教科書にも掲載されなじみの深い詩です。

「かえるは冬のあいだは土の中にいて. 春になると地上に出てきます。 そのはじめての日のうた。」と序があり、「ほっ まぶしいな」「ケルルンクック」などカエル目線から春が来たうれしくて抑えられない気持ちを表現した詩です。みなさんでもお読みになったことがあることと思います。

とはいえ、今週は雨、霙(みぞれ)、雪と先週の暖気から一気に寒気へと逆戻り。カエルもびっくりしていることでしょう。それともまだ早かったともう一度穴の中に戻っていったかもしれません。湧水の湧く里山ではこんなことが起きているかもしれませんね。

三寒四温を繰り返しながらこの時期の季節は進んでいくことを体感しています。昼は暖かくなる予報でも朝晩の最低気温はまだ0℃~2℃ということもあり、まだまだ上着は必需品です。子供たちのロッカーにはたたんであるもののふっくらとした上着が幅をとっています。

▼浜離宮恩賜庭園(画像は知人提供)菜の花畑と梅の花

 

 

校長ブログNo334一人一人が危機管理意識をもつ(不祥事根絶研修)

気づいたらしばらくぶりの雨でした。それだけ毎日晴れの日が続いていたことにすっかり慣れてしまっていたのです。もっと言うと、天気は晴れていて当たり前。それよりも、冷え込みが厳しくないかということにだけ気を取られて過ごしていたような感じがします。

子供たちが傘をさして登下校する様子を久しぶりに見ました。気温が下がるばかりで東京や千葉の北西部では雪が降り、今週前半は気を抜けません。一度春が来たような暖かさを知ってしまったためです。

先週2月28日(金)午後の校長室の温度・湿度計

エアコンなしの気温です。校長室は北側と西側に窓があるため、けっして日当たりはよくないのですが

それでもこの気温です。もちろんエアコンはいりません。下の写真は知人提供によるものですが、早いもので3月2日(日)をもって成田梅まつりは最終日。成田山新勝寺では最終日を飾る毎年恒例の「全国氷彫刻展(今年は35回目)」が行われたそうです。暖かな陽気だったため氷が溶け始めていたそうです。

【参考】ちば観光ナビ https://maruchiba.jp/event/detail_11714.html

2月27日(木)職員研修の時間に、モラールアップ研修として不祥事根絶研修会を行いました。

私たち教職員は誰からも信頼される自覚と責任をもってこの職務を行う使命があります。今回の研修会では、改めて綱紀粛正を図るために若年層教員が中心となり企画し、事例をもとに研修会を実施しました。

「よいことも悪いことも誰かに見られている」ということを意識し、胸を張って児童や保護者、地域の皆さんの前に教師として立てるか。自分自身問い直しました。まずは自身から。そして同じ職場に勤務する私たちの学校からは絶対に不祥事を起こさないという強い決意をもちました。日々、不適切な言動を起こさないことを心がけるとともに、より信頼される教職員を目指し今後も謙虚に取り組んでまいります。

校長ブログNo333上巳(じょうし)の節句

先週の暖かい陽気で一気に梅の開花が進みました。この土日は横芝光町坂田城跡の梅まつりも大いににぎわったことでしょう。先週もお伝えしましたが、NHKのお昼のニュースで放映されたり、新聞等でも記事となり、職員室でも話題になりました。

【参考】3月1日(土)現在七分咲きとなった坂田城跡の梅まつり情報はこちらから

https://yokoshibahikari-kankomachidukuri.jimdosite.com/

【参考】千葉県最大の梅の名所 坂田城跡梅林

横芝光町公式動画チャンネルはこちらから

https://www.youtube.com/watch?v=1qGCuJFftp4

平日は仕事のため早朝と夜にしか家にいないため日中の家の様子を見ることができません。土曜日の朝、いつもより遅めに起床して雨戸を開けて驚いたのが八分咲きの梅の花でした。一週間前、初めて一輪二輪と咲いた梅が、先週の暖かさで一気に開花が進んだのです。おもわず声をあげてしまいました。

先週は暖かくなるのは心地よくうれしかったのですが、日が経つにつれ、南風により砂ぼこりをはじめ、なんといってもスギ花粉にマスクとティッシュを手放せない厄介な1週間になりました。

さて、先々週行われた大阪マラソン2025は最高気温7℃で小雪がちらつく中行われたのに続き、昨日行われた東京マラソン2025は最高気温21℃という陽気の中行われました。いずれも今シーズンのマラソンをしめくくる大きな大会でした。どちらもランナーにとっては過酷な条件だったことでしょう。

小学校もマラソンに見立てれば、各学年がそれぞれのゴールをめざしてしめくくりの時期を迎えています。先週は、各学級で学力検査の問題の答え合わせや解答率が悪かった問題の復習、6年生を送る会に向けての準備、卒業式に向けての歌の練習などなど充実した学年末の日々を過ごしています。

▼5年生朝の歌の時間に真剣な表情でみんなで声を合わせて歌っています。

▼3・4年生 6年生を送る会に向けて飾りの準備を進めています。

会場いっぱいに花を咲かせるために、みんなで力を合わせて大量生産中。

▼一方で6年生は... 卒業式に向けて指揮者・伴奏者も決定。いよいよ合唱練習が始まりました。

そして、今日3月3日は上巳(じょうし)の節句 桃の節句 ひなまつりです。

学校給食も行事献立となります。

▼3月3日(月)の献立

ちらしずし ちくわ磯辺揚げ 菜の花の辛子和え すいとん汁 雛菓子 牛乳

学校給食センターより

【給食ひとくちメモ】

ひなまつり

今日はひな祭りです。ひな人形を飾り、女の子の成長を祈る行事です。ひなまつりに欠かせないお菓子と言えば、「ひなあられ」ですが、地域によってあじが違います。関東地方では、米を乾燥させて作る「ポン菓子」と言われるものに砂糖で味付けし、甘くサクサクとした食感のものが定番です。静岡県や岐阜県などの東海地方では、マヨネーズ味やサラダ味、しょうゆ味など塩味のするものが定番だそうです。関西地方では、塩味、しょうゆ味、青のり味、えび風味などいろいろ混ざっているそうです。今日はひな祭り献立で、ちらし寿司やひな菓子です。よく味わって食べましょう。

NHKテレビで「浮世絵EDOーLIFE」という番組があるのですが、ひな祭りにちなみ、歌川豊春・画の「昼夜十二ヶ月 やよひ ひな祭り 汐干」という作品が紹介されていました。著作権の関係で掲載できないのですが、1枚の構図を斜め半分で2分割し、昼の場面と夜の場面が描かれています。

昼の場面では、春の陽ざしをたっぷり浴びて江戸前で潮干狩りをする様子が描かれています。夜の場面では、母と娘が貝づくしの柄の振袖を着た娘の様子が描かれています。ハマグリは対になっている貝以外はぴったりと合わないことから、夫婦和合の象徴ともされ、一生添い遂げる伴侶と巡り合えるようにという願いが込められているといいます。女の子の成長と幸せを祈る行事には、こんな関係性があったのですね。だから、今でも上巳の節句の日には、ハマグリのお吸い物を食べる習慣があるのです。

【参考】さわら雛めぐり・さわら雛舟春祭り

4年生が校外学習で訪れた日本遺産・千葉県香取市佐原の町並みでは「佐原ひなめぐり」が開催中です。ロケ地としてもたびたび登場する小江戸佐原の町並みをゆっくりと歩きながら楽しめます。

https://www.city.katori.lg.jp/sightseeing/gyoji/haru/s_hina.html

【参考】和宮ゆかりの雛かざり(国立歴史民俗博物館HPより)

6年生も校外学習で訪れた日本遺産・千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館では「和宮ゆかりの雛かざり」の展覧会が開催中です。歴博の自由広場の梅林や河津桜も名所として知られ、城下町早春を満喫できます。

https://www.rekihaku.ac.jp/event/2025_exhibitions_tokushu_hina.html

校長ブログNo332 守りたい未来があるから火の用心(春の全国火災予防運動)

晴れの日が続き、静電気がバチバチと発生するほど空気が乾燥しています。

3月1日(土)~3月7日(金)は「春の全国火災予防運動週間」です。

「守りたい 未来があるから 火の用心」をスローガンに、春の全国火災予防運動を実施します。
火の取り扱いには十分注意し、火の用心を心がけましょう。

すでに報道されているとおり、海外だけでなく、日本国内でも山火事による延焼被害が拡大し、大勢の住民が避難を余儀なくされています。また、今年に入り、横芝光町内でも火災の発生件数が増加しています。本校は、九十九里平野に位置するため、見晴らしがよく、教室や校舎内にいても黒煙が立ち上る様子を目にすることがあり、改めて火災の恐ろしさを感じます。平日、学校で授業を行っていても突然「ウーーー」とサイレンが鳴り、防災無線で火災の発生場所と消防団の出動要請の放送が流れるので、児童も教職員にも緊張感が走ります。特に、学区で起きたときは、本校の児童の家庭ではないだろうかと心配し、すぐ現場付近まで行き地図で照合することもありました。私が住む地域でも毎日のように時間を問わず火災情報がメールで配信され、多い日には4~5件情報が入ってきます。「火の用心」です。火の取り扱い、消火の確認には十分注意を払っていきましょう。

学校では火災想定の避難訓練を9月に実施しました。高学年は水消火器を使った消火訓練、中学年は煙発生装置による避難体験、低学年は消防車のはたらきとしくみについて学習しました。

全国火災予防運動は毎年春と秋の2回実施されています。季節の変わり目は特に火災が発生しやすい時期です。消防庁の統計によると火災の発生件数は3月が最多とのことです。十分に用心しましょう。

校長ブログNo331おいしい学校給食

今週の学校給食の紹介です。

▼2月25日(火)の献立

ご飯 いかカレー焼き サツマイモサラダ かき玉汁 牛乳

▼2月26日(水)の献立

うどん(五目うどんのつゆ付き) 鶏天 胡麻和え 豆乳プリンタルト 牛乳

▼2月27日(木)の献立

ご飯 豚塩こうじ焼き 切り干し煮 ジャガイモの味噌汁 オレンジ 牛乳

【給食ひとくちメモより】

オレンジ

オレンジは、柑橘類の中では世界で一番生産量の多いフルーツです。日本に輸入される果実の中でもバナナ、グループフルーツに次いで第3位の実績を誇っています。1年中食べらる点で、日本人にとって、最も身近な柑橘類の1つになりました。オレンジの2大品種にはネーブルとバレンシアがあります。ネーブルは種がなく、生で食べるのに大変便利なのに対し、バレンシアは生で食べるとネーブルに比べてやや酸味が強いので、ジュースにしてしばらくおいてもビタミンCや風味が損なわれることなくおいしく食べられる特徴があります。また、ビタミンCだけでなく、ビタミンA、B1、B2、食物繊維など多く含まれておりストレス解消や風邪予防など多くの効果があります。残さず味わって食べましょう。

 ▼2月28日(金)の献立

麦ご飯 さばの胡麻揚げ のり和え 炒り豆腐 牛乳

【今月の千産千消費】

【かぶ】2月14日(金)グリーンサラダの食材でした。

【ほうれん草】2月26日(水)胡麻和えの食材でした。 

旬鮮図鑑より

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/horenso.html

校長ブログNo330 寒波を越えて

先週、昼休みの校長室...

トントントン!と扉をノックする音とともに、廊下でガヤガヤと話し声が聞こえます。

「はい」と返事をしながら入口の扉の方へ向かうとガラス窓越しに子供たちの影が...

扉を開けると、久しぶりにカラフルな折り紙を持った2年生数名ががやってきました。

外は寒いからどうやら今日は校内で過ごしているようです。そしてみんな違った作品を持ってきてくれました。

折り紙で作ったネイルエクステンション、キーボード、などなど今日はびっくりする作品を見せてくれました。折り方を工夫したり、細かい部分も丁寧に折ったりしてカラフルな作品ができあがりました。せっかくなので記念に写真に撮らせてもらいました。

子供たちが集団下校した後の空。午後1時~5時にかけて成田国際空港は着陸のピークの時間帯で海側から飛行機が連続して飛んできます。まるで隣の駅に後続の電車が停車しているのが見える山手線のようです。

ゴーッという音と共に、車輪を出した航空機が近づいてきました。航空機の大きさはさまざまですが、学校校舎のすぐ上を飛ぶ飛行機もあります。距離が近いと航空機のラッピングデザインや航空会社のロゴも見えます。

今日で2月も終わり。「2月は逃げる」のとおりあっという間でした。様々な行事を体験し今月も充実した月になりました。朝は海鳴りや北風の音の中、だんだんと学校に近づいてくる登校中の子供の声に始まり、日中は子供の声と風の音しか聞こえない白浜小学校。今日も1日元気に過ごし、さっきまでにぎやかな声で包まれた学校も、一斉に下校してしまうと、しんと静まり返り、航空機の変化して聞こえるエンジン音だけが響きどこかさみしく感じます。

この日は前日よりわずか2℃だけ最高気温が上がったのですが、あたたかく感じました。すっかり体が冬の寒さに慣れてしまってこのわずかな違いを感じることがなんとなくうれしいです。

グラウンドを1周しながら「わくわくの池」に近づくと、メダカが群れで泳ぎ、私の動きに合わせて反対側へと逃げていきます。長いこと雨が降っていないため、水量が減りつつあり、浅いところは水草が頭を出していました。よく見ると小さな羽虫も池の水面を飛び交っていて時おり水面につくとそれをねらってメダカが口でつついていました。食べられる前に飛んでいってしまいましたが寒さのためか動作はまだまだお互い鈍いようですが、生き物は気温の差を敏感に感じ取っているのですね。

今週は長く続いた寒波から抜け出し、日に日に春の訪れを感じさせるような暖かさがやってきました。さあ、明日からいよいよ3月 Last Month(ラストマンス)です。

今夜は新月。真っ黒な空に一段と星が輝いて見えることでしょう。夜から朝にかけてはまだまだ気温が1けたの日が続きますので、どうか風邪などひかないようお気をつけください。

校長ブログNo329すてきで素晴らしくて(担任から子供たちへ)

昨日に引き続き、6年生の担任から子供たちへのありがとう【教室以外の場面編】です。

【教室以外の場面で】

給食委員で休みの人の分を手伝ってくれてありがとう!

体育の片付けにすぐ来てくれてありがとう!

具合の悪い人を保健室へ連れてきてくれてありがとう!

ステキな会を企画・運営してくれてありがとう!

体育館の片付けにすぐ来てくれてありがとう!

始業式の準備をしてくれてありがとう!

 1年生の机を片付けてくれてありがとう!

下学年に「掃除だよ。」と声掛けしてくれてありがとう!

上履きを履きやすく並べてくれてありがとう!

2年生教室でテレビを入れる手伝いをしてくれてありがとう!

 多目的室の机やいすを運んでくれてありがとう!

家庭科室の後片付けをしてくれてありがとう!

白衣を届けてくれてありがとう!

忘れ物を他の学年に持っていくのに戻って来て変わってくれてありがとう!

 手紙に気づいて持ってきてくれてありがとう!

登校中、1年生の落とし物を拾いに行ってくれてありがとう!

家庭科室の後片付けをしてくれてありがとう!

保健室の掲示物を直してくれてありがとう!

【ステキ! すばらしい!編】

「先生、やります!」その一言が言えるってとてもステキです!

掃除の取組が早くてすてき!

お世話になった人へ礼儀正しくお礼が言えるところがステキ!

いつも友達に優しい声をかけているところがすてき!

友達のいいところ探しが上手!よく人の動きを見ているね!

みんなが歌いやすい指揮 すばらしいね!

 

校長ブログNo328たくさんのありがとう(6年担任から子供たちへ)

三好達治さんの詩『雪』です。教科書にも掲載される有名な詩です。この詩の作者三好達治は幼い頃養子となったため、雪降る夜に、それぞれの家に眠る子供たちがすやすやと眠る子供たちの心情や、やさしく包み込むように雪が降り続く情景を描写したと言われています。

本来ならば静かにこのような景色を静観できるのでしょうが、毎日のように流れる日本海沿岸、北日本、北海道地方の記録的な大雪のニュースには胸が痛みます。夏は猛暑。冬は豪雪。同じ日本国内でもまるで異国にいるかのような錯覚に陥ります。

冬の寒さの厳しさはわかっていても、心はあたたかく過ごしたいものです。

卒業までの登校日数も15日となりました。6年担任は、日々の学校生活におけるいろいろな場面で、実に多くの思いやりの行動が見られることに、改めて子供たちの成長を感じています。そんな気持ちを言葉にして一人一人にメッセージを送っています。

私もこのような場面に遭遇することがありましたが、教室でも教室以外の場面でも、たくさんの「ありがとう」があふれていることがわかります。1回ではお伝えしきれないため、今日と明日の2日間に分けて「ありがとう」の気持ちを掲載します。

今日は【教室編】です。

【教室で】

窓を閉めるときにすぐに動いてくれてありがとう!

ミニテストを集めてくれてありがとう!

ほうきを片付けてくれてありがとう!

業間休みにそうじをしてくれてありがとう!

給食後、落ちていた野菜を拾ってくれてありがとう!

読み聞かせの忘れ物に気づいて届けてくれてありがとう!

「しずかにするよ」とみんなに声をかけてくれてありがとう!

ファイルを配ってくれてありがとう!

ドリルを拾ってくれてありがとう!

休みの人の代わりに黒板をきれいにそうじしてくれてありがとう!

給食準備で消毒の手伝いをしてくれてありがとう!

読み聞かせのとき教卓や机を動かしてくれてありがとう!

休み時間の終わりにみんなに声をかけてくれてありがとう!

シールのごみを分けてくれてありがとう!

シールを集めてきてくれてありがとう!

先生の机の上を一緒に片付けてくれてありがとう!

友達の失くしたものを探してくれてありがとう!

石鹸の補充に気づいてくれて&補充してくれてありがとう!

電子黒板を運んでくれてありがとう!

漢字が分からなくて悩んでいる友達に教えてくれてありがとう!

休みの人の机を片付けてくれてありがとう!

早退する人の帰りの支度を手伝ってくれてありがとう!

床にこぼれた給食をふいてくれてありがとう!

ジャージを干し直してくれてありがとう!

画用紙を拾ってくれてありがとう!

ストローを分けてくれてありがとう!

英語のカードを集めてくれてありがとう!

ほうきのごみ取りを手伝ってくれてありがとう!

 

校長ブログNo327力いっぱい取り組む児童

11月から1月にかけてたくさんの作品展等が行われ、参加した児童の賞状が続々と学校に届きました。賞状伝達を行いました。昨年度まではコロナ禍の影響で、体育館に一堂に集まっての賞状伝達ができなかったそうですが、今年から体育館にて実施しています。個人または学校代表として参加した児童の活躍をみんなでたたえ合うことや、友達や上級生に対するあこがれを抱く機会にもなります。

今回は、次の項目についての賞状伝達をおこないました。

・こども県展入選3名・佳作9名

・千葉県小中高校書き初め展覧会書星会賞4名、特選5名

・山武郡市書き初め展覧会最優秀賞1名、優秀賞2名、優良賞3名

・校内書き初め展覧会金賞(代表6年児童)

・千葉県小中学校家庭科作品展入選2名

・全校テスト(年間最優秀賞10名・優秀賞7名、後期最優秀賞6名・優秀賞6名)

・運動能力証(5・6年生)26名

このほか、学年末を迎え、保健委員会による衛生検査、図書委員会による読書奨励賞など、1年間継続してきた活動への取組の成果が見られた児童に対しても表彰を行う予定です。

今日2月25日(火)は学問の神様として知られる菅原道真(すがわらのみちざね)公が亡くなった日として知られています。(生まれた日は6月25日、亡くなった日は2月25日ということで両方とも日にちが25日ということで、太宰府天満宮では25日祭がある。)

白浜小学校では2月20日(木)・21日(金)の2日間、千葉県標準学力検査を実施しました。

学年末の復習をし、習熟を図っています。修了式まで1か月となりました。復習を大切にしていきます。

何ごとにも「力いっぱい取り組む」児童をめざして。子供たちの頑張りを支え励ましながら育んでいきます。 

校長ブログNo326「富士は日本一の山(3776m)」

昨日2月23日は語呂合わせで「富士山の日」でもありました。

▼空からの眺め(1月実施の横芝光町連合小学校周遊フライト時に撮影)

昨年12月24日、国土地理院が次のような発表をしました。(以下、国土地理院HPより引用)

国土地理院は、全国の基準点の標高成果について、令和7年4月1日に改定します。今回、その改定に向けた準備の一環として、富士山において測量作業を実施し、その結果、富士山の三角点の標高成果が現在より5cm高い値となります。

cm単位までだと、これまでの標高成果3775.51mから、今回の標高成果3775.56mとなり、0.05m=5㎝高くなります。しかし、山の標高は四捨五入で表すため、これまでの「3776m」のままで変わらないとのことです。山の高さは、山の頂上などにある「三角点」(緯度・経度の基準となり水平位置を示す)と、全国の主要国道にある約2キロごとに設けられた「水準点」(標高を表す高さを示す)をもとに測定されます。現代の最新技術により、近年では、人工衛星の電波を受信して高さを求める「全球測位衛星システム」(GNSS:Global Navigation Satellite System)が使われています。精度が上がりより正確な数値が測定できるようになっているんですね。

【参考】国土交通省国土地理院HP キッズページより

https://www.gsi.go.jp/KIDS/KIDS06.html 

さて、数値の測定といえば、算数科の学習です。校舎内の階段にはこのような算数の単位に関係する掲示物があります。みなさんも学習してきましたよね。でも、単位は種類も多く、また、他の単位で表す単位の換算は難しいですよね。今の時期、学年末のまとめとして算数科では単位の変換について各学年で学習し、特に6年生は小学校算数科の学習のまとめとしてこれらの単位を全て復習しています。算数科の数学的活動では、いろいろな考え方で問題を解く力を養うことが大切になります。特に、導入に当たっては、具体物を使って考えたり体感させたりします。

最初の数学的活動に戻り、みなさんは身近に「ものさし(定規)」がないとき、1mをはどれくらいの長さか体でどのように表現しますか?だいたいの長さとして子供が両手を広げた広さが1mを越えた長さになります。両手を広げ、子供はほぼ身長と同じ。+10cm前後が大人の身長と同じくらいになり、この幅を「ひろ」と呼びます。ちなみに親指と人差し指を直角 に広げたときのそれぞれの指先を結んだ長さを「あた」と呼びます。

さらに学年が進むと、算数科の問題では、三角形の性質を使って標高の求め方も学習します。

 

最近では、防災の面から、富士山の噴火に備えシミュレーションした画像が時々報道されますが、先日もテレビで噴火したときの噴煙がどの範囲まで及ぶかという映像が流れていました。歌にも歌われるように、「富士は日本一の山」であることに変わりはないですが、標高の数値がたとえ変わったとしても、富士山の美しい姿だけは変わって欲しくないです。白浜小学校から見える美しい富士山の姿を永遠に見たいものです。

▼富士山の眺望(本校屋上から12月撮影)

 

校長ブログNo325どこかで春が生まれてる

先日のブログで二十四節気「雨水(うすい)」について取り上げました。暦どおり、週間予報では晴れなのに前日になり急ににわか雨の予報が出たり、夜寝ている間にまとまった雨が降り、朝起きた時に道路が濡れていると驚いたりすることも最近多くなりました。一雨ごとに春が生まれる。まさに恵みの雨です。

今日は祝日「天皇誕生日」です。今上天皇(現在の天皇)が即位するにあたり、元号も2019年5月1日(水)にそれまでの「平成」から「令和」に改元されました。(発表は同年4月1日(月))

当時、内閣総理大臣であった安倍晋三氏は、発表当日、次のような談話を発表しています。

「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、『令和』に決定いたしました。」

時代が移り変わっても、一人一人が希望を持てる、幸せな国だといいですね。

さて、2月は異名月として「梅見月」とも呼ばれ、各地で続々と「令和の梅」が開花しています。花と言えば今の時代は桜を指しますが、昔は梅を指し、春の訪れを告げる代表的な花でした。昨日2月22日(土)から、横芝光町坂田城跡梅林では「天空の梅まつり2025」が始まりました。(2月23日(日)正午のNHKニュースでも紹介され、三分咲きの白梅の様子や、当日のイベント「梅染め」(梅の木の枝で染める)などのどかな様子が放映されていました。最後は梅林と飛行機がクローズアップされたここならではの景色が。とてもきれいでした。)私は先日夕方、まつりが始まる一足先に、平地からはこんもりと樹木に覆われて見えない城跡に広がる梅林へつながる遊歩道を本校職員から教えていただき、梅林の様子を見てきました。途中でイノシシに遭遇しないか少し不安でしたが、急斜面に整備された階段を上りきり、空堀を渡ると開け、まだ蕾の梅林が続いています。寒波が続くため開花は足踏み状態のようです。看板の案内図をもとに梅林の中の遊歩道を進んでいくと所々で開花が始まっている白梅、紅梅が見られました。まだまだ春の訪れをはっきり体感しないものの、山のどこかでは春が生まれていることを感じました。

▼過去ブログでも掲載した紅梅の木も1週間前と比べ花の数が増えていました。菜の花も少しずつ開花。満開になったら黄色とピンクの競演がきっと美しいことでしょう。

▼中間地点にある坂田跨道橋(銚子連絡道路・匝瑳方面)からの眺め。平地はまだ枯草色です。

【参考】特設サイト(横芝光町まちづくり観光協会HP)

坂田城跡天空の梅まつり2025
開設期間:2025年2月22日(土)~3月9日(日)

https://yokoshibahikari-kankomachidukuri.jimdosite.com/

▼横芝光町の隣の市、山武市蓮沼にある道の駅「オライ蓮沼」の沿道では冬と春が同居する景色が見られます。2月の初めごろから菜の花が咲き始め、満開です。

ソテツは冬ごもりのため12月頃から幹に藁(わら)をまく「こもがけ(菰がけ)」の姿に。

その間には、早春の訪れを告げる菜の花が咲いています。

雨あがりの朝、朝陽を受けて黄色がまぶしいです。

この時期の七十二候を簡単に紹介します。
【初候】第四候 「土脉潤起つちのしょううるおいおこる)」 2/19~2/23頃

一雨ごとに大地が潤い生命が生まれ活気づく頃です。どかかで春が生まれていることを実感します。

【次候】第五候「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」 2/24~2/28頃

遠くを見渡すと、大気中に細かな塵や水滴が満ち、霞か雲かのように見境がつきません。春霞がたなびき始めています。
 
【末候】第六候 「草木萌動 (そうもくめばえいずる)」 3/1~3/4頃

3月に入るとだんだんと春めき、光の春を感じます。生命力がよみがえり、大地からのエネルギーが動き始めるころです。 

どこかで春が(詞・百田宗治 曲・草川信)(1923年(大正12年)3月発表)

どこかで「春」が 生まれてる
どこかで水が ながれ出す

どこかでひばりが ないている
どこかで芽の出る 音がする

山の三月 東風吹いて
どこかで「春」が うまれてる

 

校長ブログNo324おいしい学校給食(栄養士さんと調理員さんが来校)

2月18日(火)横芝光町学校給食センターより、栄養士さん1名と調理員さん3名が来校し、児童の給食の様子を参観されました。

現在の横芝光町学校給食センターの施設は、2011年(平成23年)に光小学校の隣に開設されました。全国学校給食週間のときに過去ブログでもご紹介したとおり、昔は各校の給食室で調理していましたが、旧横芝町は1966年(昭和41年)、旧光町は1979年(昭和54年)にセンター方式の学校給食提供となり、現在に至っています。

【参考】完成当時の様子を伝える町の広報記事(2011年4月1日発行「広報よこしばひかり」より)

https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/uploaded/attachment/4359.pdf

調理員さんたちは毎日給食の残菜量を計測しているとのことです。白浜小学校は残菜率が低いとのことでよく食べる学校と栄養士さんが来校されるたびに褒めてくださいましたが、ぜひ、調理員さんもみんなが給食を食べる様子を参観したいとのことで今回実現しました。

私が皆さんを教室にご案内したのですが、栄養士さんと調理員さんが「給食はどうですか?」と聞くと、どの学級の児童も開口一番「とってもおいしいです!!」と笑顔で感想を話していました。「きれいに食べていますね。」「こんなにたくさんおかわりする人がいてうれしいです。」などお褒めの言葉をいただきました。また、学校給食を作るお仕事のお話も聞かせてくれました。みんなが起きる時間の毎朝6時には出勤して、施設内の消毒をするとのことです!!(驚)その後、7時45分頃から食材の搬入対応、そして本格的な調理は9時に始まります。約2時間足らずで、町内の小中学校の児童と教職員分約1800食を23人の調理員さんの手により調理し、6人のトラック運転手さんにより各校へ提供されます。白浜小学校は11時頃学校給食センターのトラックが来て、用務員さんの手により各学級へ配食されます。今日はコーンかき玉スープを作る過程や、野菜の洗浄など、給食を作る様子についてお話してくださいました。また、手づくり献立にこだわっていることから、直近の2月14日(金)バレンタイン献立「米粉のショコラ」の作り方についてもお話をしてくださいました。食べながら聞いていいですよということだったのですが、栄養士さんと調理員さんのお話を聞く中に工夫や苦労など感じるものがあったのでしょう。食事の手を休めて熱心に聞いている子供たちでした。

物価が高騰したり、猛暑や寒波などで食材の仕入れが厳しい中、学校給食センターの皆さんが私たちのことを考えて工夫してくださっていることを忘れず、これからもおいしい給食を感謝の気持ちをこめていただきたいと思います。学校給食センターの皆さんありがとうございました。またのご来校をお待ちしております。

今週の献立紹介です。

▼2月17日(月)の献立

ご飯 ヒレカツ 納豆和え けんちん汁 牛乳

▼2月18日(火)の献立

ご飯 あじのバジル焼き 胡麻マヨサラダ コーンかき玉スープ ミニゼリー 牛乳

▼2月19日(水)の献立

シュガートースト ソーセージ ツナサラダ 白菜のシチュー 牛乳

▼2月20日(木)の献立

ご飯 レンコンとエビよせ揚げ 五目豆 芋の子汁 牛乳

【給食ひとくちメモ】

<サトイモ>

今日はサトイモについて話をします。サトイモは、中国や南方から縄文時代に伝わり、日本では米より先に主食とされていた歴史のある野菜です。サトイモという名前は山で採れる「山芋」に対して、里で採れるから「里芋」と呼ばれるようになったと言われています。

里芋には、肥満や生活習慣病の予防効果が期待できる食物繊維が豊富に含まれています。また、じゃがいもの約1.5倍のカリウムが含まれています。カリウムには、体内の余分な塩分や水分を体の外に出す働きがあり、むくみの改善や高血圧予防効果があります。今日の給食は、里芋が入った芋の子汁です。のこさず食べましょう。

▼2月21日(金)の献立

麦ご飯 鶏肉チーズやき 春雨サラダ スープ リンゴ 牛乳

ダイヤモンド富士を見つけてみませんか

 さて、明日2月23日は祝日「天皇誕生日」です。また、数字の並びから語呂合わせで「富士山の日」でもあります。先日のブログで「ダイヤモンド富士」のことについて書きましたが、今月いっぱいが見頃とのことです。以下のサイトをご参照ください。残念ながらどこからでも見えるということではないようですが、この時期は話題になりマスコミで取り上げられる他、SNSなどでもアップされることが多いようです。琥珀色の夕焼けの日に見られることを願って。

【参考】

千葉cityベイエリアからダイヤモンド富士を見よう。(千葉市観光協会HP)

https://www.chibacity-ta.or.jp/fuji

特集 千葉県からダイヤモンド富士が見られるスポット(千葉県観光物産協会HP)

https://maruchiba.jp/feature/detail_90.html

 

校長ブログNo323シリーズ「冬をあたたかく過ごそう」⑤(5・6年生)

【5・6年生】体育科「フラッグフットボール」

今日も風が強いですが、青空の下、5・6年生は元気な声をあげてグラウンドで体育科の学習をしています。授業の様子を見ていると、コートの中を逃げたり追いかけたりして、鬼ごっこをしているようにも見えてのですが、よく見ると、何か持って走っています。アメリカンフットボールのようなボールを持ち、ボールが空中を飛んでいることもあります。これは「フラッグフットボール」というスポーツです。

「フラッグフットボール」の起源は、アメリカンフットボールです。1990年代後半に日本に伝わりました。アメリカンフットボールのようなタックルなど身体接触はなく、代わりに腰につけた「フラッグ」を取ります。少人数で安全に楽しむことができるスポーツです。また、鬼遊びと融合させ、ゲーム前に作戦会議を開くこともこのスポーツの特徴です。小学校の授業では、2020年頃学習指導要領の改訂に伴い導入が進んでいます。5・6年生混合、3人1組でチームを組み、チームごとにアイディアを出しながら作戦を立て、ゲームに臨んでいました。

 

これが「フラッグフットボール」というスポーツの「フラッグ」です。

私が学級担任だった頃にはまだ体育科で導入されていなかった種目ですが、子供たちはとても楽しそうに取り組んでいました。また、この授業以外の日にも作戦を練っている様子も見られ、スポーツを通して友達とのコミュニケーションが深まり、クラスの一体感が生まれる機会にもなるなと感じました。スポーツのコミュニケーションはお互いの信頼関係に成り立つものです。子供たちの姿を見ながら、心が温まる感じがしました。

フラッグフットボールに関する詳しい内容についてはこちらから

【参考】公益財団法人 日本フラッグフットボール協会HP

https://japanflag.org/

校長ブログNo322シリーズ「冬をあたたかく過ごそう」④(3・4年生)

【3年生】

体育科の学習では器械運動で跳び箱運動に取り組みました。開脚跳び、台上前転を中心に3つの場所に分かれて自分のめあてに向かって取り組んでいました。1人あたりの運動量も確保され、時間の中で回数を重ねるごとに跳べるようになり、自信をつけている様子がうかがえます。

【4年生】

図画工作科の学習です。彫刻刀を使用して木版画を作成しています。

切り出し刀の他、丸刀や三角刀など種類を使い分けて掘り進めていました。大きなかぶなどを題材とした楽しい作品が出来上がることが楽しみです。

また、完成後は、身近な人へ「ありがとう」の気持ちを伝えるカードづくりを進めています。

制作キットに材料が入っていますが、家族や友達に自分の気持ちがまっすぐに伝わるように工夫しながらデコレーションのパーツを作っていました。完成してカードを渡す日が楽しみですね。