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校長ブログ

校長ブログNo112 正しく使おう情報機器

夏休みが始まり1週間が経ちます。今日は、夏休み前に行われた「情報モラル教育」をお伝えします。

7月18日(木)、PTAの家庭教育学級と共同開催で、「情報モラル教育」(インターネットをはじめとする情報機器の適正な利用の仕方について)を開催しました。千葉県環境生活部県民生活課より講師にお招きし、本校児童4~6年生と参観希望の保護者、教職員を対象にご指導いただきました。

情報機器の急速な普及に伴い、インターネットやSNSを利用することに伴って起きる、ネット依存、ネットいじめ、情報の拡散、誘い出し、なりすまし、個人情報、ネット詐欺、著作権・肖像権などの項目について大人だけでなく子供たちに迫る危険の実態を正しく知り、トラブルを未然に防ぐことを学びました。

グループ 参観者からの主な感想グループ

【保護者】具体的な内容を知ることができわかりやすかった。改めて子供とスマートフォンの使い方や約束事を確認したいと思った。

【児童】SNSに投稿した画像には個人情報や場所が特定されるなどさまざまな危険な情報が映りこんでいる危険を感じた。インターネットは楽しいけれど危険だということを感じた。正しく使用することの大切さを感じ、気持ちよく使おうと感じた。

 重要情報機器を使用することで実際に起きた事例重要

【ネットの偽情報の例】

1月に起きた能登半島地震でSNS上で倒壊家屋の中で動けず救助を求める虚偽の投稿や実在しない地名への救助要請が発信され、警察や消防を混乱させた。また、東日本大震災の被災状況の動画を加工した映像をあたかも能登半島地震の被害であるかのように発信された。

【ネットいじめの例】

インターネット上の掲示板やSNS等を利用して、特定の児童生徒に対する誹謗・中傷が行われる「ネット上のいじめ」は、他のいじめと同様に決して許されるものではありません。個人への誹謗・中傷により被害者が尊い命を絶つ例もあります。

情報処理・パソコン【千葉県が行うネットパトロール】情報処理・パソコン

青少年がインターネットを利用して様々なトラブルに巻き込まれるケースは後を絶ちません。千葉県では、ネットパトロールを継続し、子どもたちを見守りながら、関係機関と連携・協力し、指導や保護につなげています。 

お知らせ【関連リンク】インターネット、携帯電話の安全で安心な使い方について

https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/kenzenikusei/internet.html

校長ブログNo111 給食白衣の洗濯と保管

7月18日(木)1学期最後の給食終了後、各学級から回収した白衣を用務員さんが翌日から2日間かけて洗濯しました。ご家庭の負担軽減と、管理の面から学校で一括回収し、2学期の給食開始まで保管します。夏休みに入り子供たちが家庭へ帰り、静まり返った校舎の中で洗濯され干している白衣を見ていると、にぎやかだった子供たちの声が聞こえてきそうでなんだかさみしい感じがします。

7月22日(月)は暦の上では二十四節気の「大暑」。1年の中で暑さがいちばん厳しくなる頃です。また、7月24日(水)は土用の丑の日です。(8月5日(月)も土用の丑の日)記録的な猛暑が続きますが、健康に十分気をつけて元気に夏休みを過ごしてください。丑の日は「鰻(うなぎ)」を食べるとよいと言われますが、鰻以外にも「う」のつく食べ物がよいと言われています。

「う」のつく食べ物

うなぎ・・・胃腸を養い体力をつける。「ぢ」を防ぐ。

うどん・・・消化促進。 おなかをあたためる。

うめぼし・・・食欲増進。のどの渇きに。解毒に。

うし・・・胃腸を養い体力をつける。

うり・・・体の中の余分な熱や水分を追い出す。

 

 

校長ブログNo110 防災無線の時報メロディに思うこと

今日は少し学校の話から離れます。過去ブログで花壇で作業していたら3階の音楽室から音楽科の学習で歌う文部省唱歌「まきばの朝」の歌声が聞こえてきた話を書きました。あれから1か月が経ち、朝から高温多湿の日が続きます。「今日も暑いですね。」が挨拶代わりです。1か月前は、朝は涼しい空気が漂い「まきばの朝」にぴったりでしたが、もし今聞いたとしても6月ほどではないでしょう。さて、「まきばの朝」といえば横芝光町では防災無線から流れるメロディを連想させます。防災無線は時報代わりになっており、地区によりチャイムやメロディなど様々です。今から30年前の昔、教師になりたての頃、山の中に学校があり、夜9時に「ウゥ~」とサイレンが遠くから聞こえ、遅くまで仕事をして退勤するときに真っ暗な中で聞くときほど怖かったことはありません。その年のうちに騒音になるからという理由でなくなり、内心ホッとしたことを覚えています。現在でも、時報代わりに防災無線でチャイムやメロディを流しているところもあるようですが、全国では農村地区を中心に早朝や夜間の時報チャイムが残っているところもあるようです。

先月末のある日のこと。給食の検食中に「恋はみずいろ」の音楽が遠くから聞こえてきます。はて?音楽室では「まきばの朝」だったし、子供の歌声でも鑑賞用CDの音楽でもない。何度聞いても「恋はみずいろ」で「なぜ???」と戸惑いました。本ブログ記事を書くにあたり調べたら謎が解けました。隣の山武市蓮沼・成東・松尾地区では5月~8月に「恋はみずいろ」が流れているとのことでした。はるか遠くから栗山川を隔てて本校まで聞こえてきたのでしょう。この日の天気は雨が降る前の曇天。雨の日は遠くの音が伝わりやすいことが理由だったのです。(参考:日本気象協会HP)

Q:遠くのチャイムが聴こえてくるのは

A:ふだんは地表付近よりも上空の方が気温が低いので、音は上に流れます。 けれども、低気圧が近づくと上空に暖かい空気が流れ込んで地表付近の方が気温が低くなることも。 すると、音は上に行かず水平方向に広がるので、ふだんは聴こえない遠くの音が聴こえるのだそうです。)

白浜小学校での勤務も3か月が経ち、防災無線の時報メロディにも慣れ、時刻の感覚もつかめてきました。

音楽横芝光町防災無線の時報メロディ音楽

音楽午前6時「まきばの朝」(小学校4年生音楽科教科書掲載の文部省唱歌)

音楽正午「歓喜の歌」(ベートーヴェンの名曲中の名曲。この音楽を聴くともう少しで授業が終わり、給食だと児童が少し落ち着かなくなる。学校現場あるある。)

音楽午後3時「恋はみずいろ」

原題は仏語でL'amour est bleu ラムール・エ・ブル。私が生まれる前にヒットしたポピュラー音楽。日本人歌手によりカバーされている。)

音楽午後6時「家路」(今日もお疲れ様です。この曲を聴くと誰に言われなくても自然と家へ急いで帰らなければという気持ちになる。)

私の中でのヒットは音楽午後3時の「恋はみずいろ」です。理由はなんといっても曲がいい。この時季にぴったり。もう一つの理由が児童の下校時刻と近いため、今日1日も終わりに近づく、静けさを取り戻した校舎にどことなく寂しさを感じセンチメンタルになるからです。

 

校長ブログNo109‐1 夏季休業中のブログ更新について

いつも校長ブログをご覧いただきありがとうございます。

これまで毎日更新してまいりましたが、夏季休業中のブログ更新はペースダウンして不定期で更新させていただきます。よろしくお願いいたします。

昨日、第1学期終業式を行い、児童は44日間の夏休みに入りました。健康で安全な夏休みを過ごせるよう、全体でそして学級でそれぞれ指導をしました。9月2日(月)第2学期始業式で再び元気に会えることを楽しみにしています。

▼ 梅雨明けしたナツゾラ(7月19日 朝 本校屋上より太平洋方向を望む)

今年の夏休みは特別な夏です。それは、7月26日から8月11日まで夏季オリンピックパリ2024大会が開催。また、8月28日から9月8日までパリ2024パラリンピック大会が開催されるからです。

前回の夏季オリンピック東京大会は1年延期開催。あれから3年があっという間に過ぎたという感じがします。(東京大会は2020年(令和2年)開催予定が新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で1年延期して2021年(令和3年)に開催された。)競技はもちろんのこと、多様化の時代、様々な視点でオリンピック、パラリンピックを楽しめることと思います。

 

校長ブログNo108 第1学期終業式

 今日で1年生は69日間、2~6年生は71日間の3か月にわたる1学期が終了します。

4月、ホトトギスの美しい鳴き声がこだまする中で迎えた始業式、入学式に合わせたかのように咲いた満開の桜などを思い出すと、梅雨明け到来とともに潮騒がより近くで鳴り響く今、季節の移り変わりを感じます。今日の終業式において校長の話として1学期をふりかえります。また、健康や安全に気を付けて夏休みを無事故、無事件で過ごすこと。つまり、自分の命を大切にすることについて話をする予定です。

1学期の間、保護者の皆様をはじめ、地域の皆様には教育活動にご理解とご支援賜りましてたいへんお世話になりました。ありがとうございました。夏休みは44日間という非常に長い期間の休みとなりますが、ゆっくりと身体を休め、それぞれのご家庭での時間を大切にお過ごしください。

 ▼ 写真は毎朝登校後すぐに三旗(国旗・町旗・校旗)を揚げてくれた児童会のメンバー

 ▼ 1学期、どの学年も一生懸命学習に生活に取り組みました。

 


 

 

 

 

 

 

校長ブログNo107 ごちそうさまでした。給食終了(1学期)

明日で1学期最後の給食になります。横芝光町学校給食センターの皆様、毎日とってもおいしい給食をありがとうございました。

給食センターよりメッセージが届きましたのでお伝えします。

1学期の給食は明日で終わりです。好き嫌いしないで毎日楽しく給食を食べることができましたか?あさって20日(土)から長い夏休みが始まります。学校があるときとは違う生活になるので、生活リズムが乱れがちです。今日は夏休みも元気に過ごすためのポイントを話します。

1 夜ふかししない。

2 朝、起きる時刻を決め、毎日、朝ご飯を食べる。

3 涼しい部屋の中でだらだらせず、積極的にお手伝いをする。

4 おやつは決められた時間と量を守る。

5 こまめに水分補給をする。(水や麦茶、牛乳など甘くないものにする)

この5つのことを意識して栄養バランスのとれた食事をしっかり食べ、夏休みを元気に過ごしましょう。

では、今週の献立紹介です。

▼ 7月16日(火)の献立

ご飯 キャベツのいためもの ポークケチャップ わかめスープ レモンソーダゼリー 牛乳

▼ 7月17日(水)の献立 

冷やしきつねうどん 鶏天 小松菜ホットサラダ スイカ 牛乳

▼ 7月18日(木)

麦ご飯 夏野菜カレー 野菜のマリネ プリンタルト 牛乳

 

校長ブログNo106 水分補給のススメ

蒸し暑い日が続きます。養護教諭が保健室前に「熱中症危険Lv(レベル)」の掲示板(活用例)を設置しました。過去ブログでもお伝えしたとおり、熱中症予防のため、本校教職員も毎日の天気予報を確認し、養護教諭が毎日熱中症警戒指数の測定機器を設置し測定しています。毎日校内放送で測定の結果と、外遊びが可能かどうかの判断や、水分補給・汗の始末・エアコンの活用など注意を促しています。

放送で知らされたときは「気をつけよう」と意識が働くのですが、その後時間が経つと忘れてしまいがちです。そこで、「できるだけ目で見ても分かりやすいように、保健室前に設置してはどうでしょうか。」と養護教諭が提案して掲示物を作成してみました。保健室前は昇降口から階段へと向かう場所にあたり、職員や児童の目にもつきやすい場所です。早速、気づいた児童が「ここに掲示してある。」と会話をしていました。一人一人の意識が高まることはとてもいいことですね。

児童が熱中症等で倒れることがないよう、私たちも最善を尽くしています。幸い、海風が吹くこの白浜地区は厳重警戒でも運動制限になることは数回程度で済んでいます。しかし、あくまでも測定値であり、実際の体感は子供も大人も人により感じ方は異なります。そのため最近では、今日は無理せず室内で過ごすようにしようとか、外遊びの時間は短めにしておこうなど児童も自分たちで判断することができるようになってきました。

梅雨も終わりに近づき、予報では今週末から全国各地続々と梅雨明けの発表がされるとのことです。猛暑が再びやってきますが、体調には十分気をつけていきましょう。

笑う水分補給のススメ了解笑う

こんな動画もあります。

NHKforSchool 子ども!安全リアルストーリー「熱中症」

みなさんにも起こるかもしれない“危険”について、この番組を見て、いっしょに考えてみませんか?

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005170662_00000

 

 

 

校長ブログNo105 気持ちよく夏休みを迎えるために

いよいよ1学期最後の週になりました。児童に関わる学期末の予定についてお知らせします。

1 今週の給食当番の白衣について

7月18日(木)で1学期の学校給食が終了となります。今週の給食当番の白衣について、当番の児童は家に持ち帰りません。ご家庭の負担軽減と保管上の観点から、18日(木)の給食終了後に学校で一括して回収し、学校で洗濯乾燥し2学期まで保管します。 


 

 

 

 

 

2 図書の貸し出しについて

夏季休業中の読書用の図書を図書室から1人3冊まで借りることができます。16日(火)~18日(木)に学級ごとに図書室に借りる予定です。みんなで使う大切な図書ですので、汚したり、破損や紛失したりすることのないようお気をつけください。

3 夏季休業中の生徒指導上の注意事項

夏季休業中、安全に過ごすための留意点について19日(金)終業式の日にスクリレで配信予定です。また、各学年、お子様を通じてお渡しする「夏休みのしおり」に具体的な内容を記載しました。お子さまと一緒にご確認をお願いします。

4 「夏休みのしおり」をお子さまとご確認ください

40日近い長い夏休みです。一人一人が有意義な夏休みを過ごすことができるよう「夏休みのしおり」をもとに、児童に夏季休業中の学習・生活について事前指導を行います。お子さまに聞いてもご不明な点は、19日(金)までに担任へご連絡ください。特に、夏休みが始まってから、宿題やしおりが見当たらない。しおりをなくした。ということがないようお気をつけください。 夏季休業中になりますと、私たち教職員も学校以外の場所を会場とする出張や研修等に参加し、在校しない日が多くなります。ご理解とご協力をお願いします。

校長ブログNo104 海に寄せる想い

童謡「海」(林柳波作詞、井上武士作曲)(1941年(昭和16年)発表)

うみはひろいな おおきいな つきはのぼるし ひはしずむ

うみはおおなみ あおいなみ ゆれてどこまで つづくやら 

うみにおふねを うかばせて いってみたいな よそのくに

この童謡は2007年(平成19年)に日本の歌100選にも選出されている曲です。

海をテーマにした歌は、このほかにも文部省唱歌の「海」や「われは海の子」などがあります。

▼ 写真は尾垂浜

夏の海 心開けば あたたかい

本校の3年生児童による俳句です。「夏といっても海は冷たいのに、どうして「温かい」なのか考えたくなります。きっと海に入った瞬間は冷たくても、遊んで心が開いてくると、温かく感じるほど楽しいということなのかもしれません」と指導した教員が評しています。

今日7月15日(月)は、祝日 海の日です。

鉛筆祝日 海の日鉛筆(参考資料:ウィキペディア)

国民の祝日に関する法律では、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。国土交通省は「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」としている。海の日は、1995年(平成7年)に制定されて1996年(平成8年)から施行された日本の国民の祝日の一つである。制定当初は7月20日であったが、2003年(平成15年)に改正された祝日法のハッピーマンデー制度により、7月の第3月曜日となった。日化される前は「海の記念日」と呼ばれていた。海の記念日は、1876年(明治9年)に明治天皇が東北地方に巡幸した史実を記念して、1941年(昭和16年)に制定された。このとき使用した船は「明治丸」と呼ばれ、現在でも東京海洋大学越中島キャンパスに保存されている。

▼ 写真は屋形海岸の夕波千鳥

さて、冒頭の俳句のほかにも、本校の児童(5・6年生)はこんな短歌や俳句を詠んでいます。

たのしみは ゴーグルつけて 海に行き 砂浜かけて 落ちていくとき

たのしみは 晴天の日に 海に向かってわくわくしながら 走っているとき

砂浜に 黒と緑の風船だ

ダイビング ジンベイザメと 海の旅 

子供らしくのびのびとしたエネルギーを感じる作品です。海のある地域に生まれ育った子供たちでなければ詠むことのできない短歌や俳句が生まれました。

校長ブログNo103 個人面談ありがとうございました。

7月11日(木)・12日(金)に行われた個人面談では、お忙しいなかご来校くださりありがとうございました。特に、3・4年生の保護者の皆様には、2階の空調設備が故障中で点検と修理を依頼したものの、1学期中に修理が見込めないとのことで、仮教室で面談を実施することになりたいへんご迷惑をおかけいたしました。おひとりあたりの時間が短く、全ての保護者の方に十分な時間とはいえなかったと思いますが、廊下から面談が行われている教室の様子をうかがうと、保護者の方が熱心に担任と面談されている様子や、話の流れからでしょうか、ときには笑い声が聞こえてくるなど、学校とご家庭の様子を共有できたことは私たち教職員にとっても大変有意義な時間となりました。ありがとうございました。面談のお席で出たご質問やご要望については教職員で検討し、改善できることは改善に努めてまいります。今後も引き続き皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

また、個人面談の時間帯にあいにく大雨が降る中、一部の学年では保護者の方に夏休み中に持ち帰る道具や生活科学習で栽培している植物をお持ち帰りいただくことになり、大変だったことと思います。ご協力ありがとうございました。来週は夏休み前の最後の1週間となります。担任が児童と共に計画的に机やロッカーの中を整理整頓し、児童が学習や生活用具を持ち帰りますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月19日(金)は1学期終業式です。

終業式では校歌を歌います。校歌の歌詞は1番から4番までありますが、1学期の学校行事では時間の都合上、全てを通して歌う機会がありませんでした。(着任式・始業式・入学式では1番のみ、運動会では2番までなど。)しかし、終業式では1番から4番まで通して歌います。過去の校長ブログでもご紹介したとおり、「校歌」はわたしたちの学校の歌です。白浜地区の美しい四季折々の自然と子供への願いが込められています。その気持ちを大切に歌いたいと思います。

明日15日(月)は祝日「海の日」です。

▼ 写真は木戸浜

注意昨日13日(土)海開きとなった屋形海水浴場の遊泳注意情報が横芝光町のホームページに「本日の遊泳情報」として更新されています。学校近くの木戸浜海水浴場をはじめ、隣接する堀川浜、飯岡海水浴場などは海難事故防止のため、今季海水浴場を開設しておりません。遊泳禁止となりますので十分ご注意ください。注意

 

校長ブログNo102 夏を乗り切る食材のヒミツ(その2)

本日7月13日(土)海開きが行われる屋形海水浴場のポスター

http://yokoshibahikari-kankou.com/%e6%b5%b7%e6%b0%b4%e6%b5%b4%e5%a0%b4%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%82%92%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99/

梅雨が明ければ猛暑が再びやってきます。今日は前回に引き続き夏を乗り切る食材のヒミツ(その2)です。

▼ 7月11日(木)の献立

ご飯 ブロッコリーおかかあえ 鶏肉の西京焼き カボチャそぼろ煮 牛乳

 

カボチャといえば、秋のハロウィンやカボチャの煮付けなどイメージされる方も多いと思います。しかし、実は夏の野菜なのです。(カボチャの旬は6月下旬から7月上旬)写真のように鮮やかな色味のカボチャは見るからに栄養がたっぷりつまっています。ビタミンEやβカロテンをはじめ、ビタミンCやカリウム、食物繊維がたっぷりです。甘い味のするカボチャは料理からスイーツまで幅広く使用される人気の野菜です。

また、ブロッコリーは山武市でも栽培がさかんな野菜です。

教えて千葉の恵み(野菜 旬鮮図鑑「ブロッコリー」)のサイトはこちらから

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/broccoli.html 

▼ 7月12日(金)の献立

キムチチャーハン コールスローサラダ いか照り焼き サイダーポンチ 牛乳

【千産千消 きゅうり】

きゅうりの95%は水分です。水分補給になる夏野菜です。山武郡市内では山武市や九十九里町、大網白里市で多く栽培されています。

教えて千葉の恵み(野菜 旬鮮図鑑「きゅうり」)のサイトはこちらから

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/kyuri.html

地元の特産物を扱う「海の駅 九十九里」のサイトはこちらから

https://uminoeki99.com/product/cucumber/

校長ブログNo101 夏を乗り切る食材のヒミツ(その1)

▼ 7月8日(月)の献立

ご飯 青のりポテト ハンバーグハワイアンソース ABCスープ 牛乳

ABCスープ(マカロニがアルファベットになっています)

 ▼ 7月9日(火)の献立

ご飯 チンジャオロース(青椒肉絲)鯖(さば)の塩こうじ焼き コーンかきたまスープ 牛乳

7月9日(木)給食ひとくちメモより

【夏野菜】今日の献立の「チンジャオロース」にふんだんに使われています。夏野菜とは、かぼちゃ、なす、ピーマン、トマト、ズッキーニなど夏に多く収穫される野菜です。夏野菜はカラフルなものが多く、見た目も楽しいのが特徴です。このカラフルな色の役目は、夏の強力な太陽の光(紫外線)から、野菜自身が身を守るためだと考えられています。また、夏野菜には水分が多く、体を冷やす働きがあります。水分だけでなく、ビタミンやミネラルもたくさん含んでいます。ビタミンやミネラルは、汗と一緒に体から出てしまうので、汗をかくこの季節には特にしっかりと摂りたい栄養素です。 

▼ 7月給食献立表より

 ▼ 7月10日(水)の献立

ココアトースト 海藻サラダ たれつき肉団子 米粉のシチュー 牛乳

ココアと聞くと、冬をイメージする方も多いと思いますが、最近では、アイスココアも入手しやすく私たちの生活にも浸透してきました。ココアの原料はチョコレートと同じくカカオ豆です。実は、このココアは夏バテを予防してくれる成分がたっぷり含まれているのです。ミネラルやポリフェノールが豊富に含まれています。汗と流れ出るミネラルの補給にはもってこいなのです。年齢に関係なく、夏バテの原因は、自律神経の乱れが影響するといわれています。今の時期は温度差による自律神経の乱れが大きいと思われます。暑さによって体力が消耗すると、消化器官の機能低下が起きます。このことが影響し、疲労感、倦怠感、食欲不振などの症状が起こりやすくなります。 

校長ブログNo100 学校図書館と読書のススメ

学校図書館(図書室)の入口には・・・

「あめの日もたのしいね。」雨の日は静かな図書室で落ち着いて読書。そんな時間もいいよね。毎週火曜日に勤務してくださる町の読書指導員の方が作って掲示してくださったものです。

「本をかりて読んで、読書の木に花をさかせよう!」

図書室の本は1週間につき1人2冊まで借りられます。夏休みなどの長期休業前は3冊まで借りられます。1週間本を借りるとレシートが発行されます。そのレシートを個人の用紙に貼って保管し、火曜日に来校する読書指導員さんのところへ持って行くと、「読書賞」をいただけます。

図書室の本を借りて10冊になったら、2階の階段を上りきった正面の壁にある「読書賞のおおきな木」に花を飾ります。下の写真のように、冊数によって花の色が異なります。今年度すでに1学期で50冊以上読んだ児童が2名、20冊以上が3名、10冊以上が27名です。

梅雨が明ければ夏休みが始まります。

夏休み、いつもより時間をとって読書に親しむのもいいですね書店では各出版社が夏のキャンペーンを実施しています。

【参考】

 今年で70回目を迎える青少年読書感想文全国コンクールについては以下のリンクから

夏の課題図書の紹介や、感想文の書き方Q&Aのコーナーなどが掲載されています。

課題図書については、書店の店頭に並んでいますし、ネットでの購入や横芝光町図書館でも借りることができます。

https://www.dokusyokansoubun.jp/

また、横芝光町図書館の読書感想文課題図書検索資料のリンクはこちらから

https://www.library.yokoshibahikari.chiba.jp/list/kadai/kadai2024.html

 

校長ブログNo99 身につけよう 交通ルールと ヘルメット

今日7月10日(水)は交通安全の日(アクション10)です。

そして本日から7月19日(金)まで夏の交通安全運動です。

【スローガン】

~身につけよう 交通ルールと ヘルメット~

実施要項はこちらから

https://www.pref.chiba.lg.jp/seikouan/koutsuuanzen/jikoboushi/kenminundou/r6/documents/r6natsuyoko.pdf

【目的】

夏休みを迎えるこの時期は、行楽客等による交通量・交通流の変化や、暑さによる集中力の低下などから、重大交通事故の発生が懸念されます。運動期間中に、交通安全教育や広報啓発活動を集中的に展開することにより、県民一人一人が交通ルールを遵守し、正しい交通マナーを実践し、交通事故の防止を図ることを目的に実施します。特に、本校が位置する場所は、県内でも有数の観光スポットで夏場は特に込み合います。また、地理に慣れていないため、いっそう気を付ける必要があります。

【運動重点項目】

1 自転車ヘルメット着用と交通ルール遵守
2 飲酒運転の根絶 ~飲酒運転ゼロを目指して~
3 歩行者の安全確保と安全運転の励行
4 全ての座席のシートベルト・チャイルドシートの正しい着用の徹底

 

特定の時期に限らず、交通安全には十分気をつけましょう。近年、児童の交通死傷事故が起きていることは胸が痛みます。運転する大人の立場としても、歩行者には十分気をつけて安全運転したいです。

本校でも、安全担当が校内放送で注意を呼びかけました。道路を渡る合言葉「止まる(とまる)・待つ(まつ)・見る(みる)」急に飛び出すことのないよう、左右後方の安全を十分に確認してから渡りましょう。(横断歩道、踏切、交差点、店舗の駐車場等が事故が起きやすい場所です。)

千葉県交通安全対策推進委員会発行の「思いやり交通ちば」

校長ブログNo98 夏 鮮やかに咲く花

1学期も残すところ2週間となりました。(1学期終業式は7月19日(金))学校に到着する頃には「晴れ暑い、暑い汗・焦る」と言いながら到着する子供たちですが、通学途中で道端に咲くピンクや紫色の花を見たり、南側の通用門を入ると花壇に咲く鮮やかな花を見ると暑さを忘れ、花の美しさに思わず足をとめてしまいます。1年生が1人1鉢ずつ育てているアサガオも毎日色とりどりの花が咲き、とても美しいです。また、各学年の花壇(南門側)にマリーゴールドとサルビア(植えてから2週間が経ちます。)、ヒマワリ(こちらも種から育て植えてから2週間が経ちましたが花が咲くまではまだまだかかります。正門側職員玄関となりの花壇はぐんぐん成長しています。)などを植えました。ご来校されたときにでもぜひご覧ください。

さて、7月11日(木)・12日(金)の午後、2日間にわたって個人面談が行われます。面談時間は短いですが、1学期の学校での生活の様子と、ご家庭での生活の様子を保護者の方と担任が面談形式でお話をさせていただきます。その話をふまえて、夏季休業中の過ごし方や2学期の学習・生活に向けて学校とご家庭で共にお子様を育む方向性を共有したいと思います。お忙しいなかではありますが、有意義な面談となるよう皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。ご来校をお待ちしております。

 

校長ブログNo97 あいさつの言葉

校内の廊下にある掲示物です。児童会が作成したもので、昨年から掲示されています。

 「あり」の「お・す・し」「さおこ」ちゃん

りがとう はようございます みません つれいします ようなら ねがいします んにちは 

児童会は、6月に「あいさつ運動」を実施しました。登校してくる児童に「おはようございます。」と相手の方向を見て、元気な声で呼びかけていました。本校に着任したとき、笑顔で気持ちのよい挨拶ができる児童が多いということはどの職員も感じたことです。しかし、いつも挨拶ができているかというとそうではありません。慣れてくると緊張感が薄れ、こちらが挨拶をしても「・・・(無言)」と挨拶がない(つまり停滞する)ときもあります。児童会はそのことを課題に感じて「あいさつ運動」を実施したのです。挨拶は相手がいることや場面に応じて初めて成立するものです。私たち教師も率先して挨拶をし、児童と挨拶をする大切さを感じることができるようにしています。

 

 これまでを振り返り、私が「やはり挨拶はいいな。」と感じ、「(子供たちが)自然に挨拶ができているな。」と心に残るエピソードをいくつか紹介します。

【エピソード1】

校内で私と児童がすれちがうとき、きちんと目を見て「おはようございます。」「こんにちは。」「さようなら。」と挨拶ができる児童。中には、きちんと立ち止まって頭を下げて挨拶できる児童。

【エピソード2】

教室から出てきた児童が、廊下にあるロッカーに道具の準備や片付けを終えて向きを変えたときに私の姿を見て「おはようございます。」「こんにちは。」と挨拶ができる児童。

【エピソード3】

職員室へ用事があり用件を伝える場面の他、清掃のときに借りた鍵を返しにきたときに「ありがとう。おつかれさま。」と私が受け取ると「ありがとうございます。」とお礼の挨拶ができる児童。

【エピソード4】

職員玄関前のウェルカムボードの絵を見て「校長先生が描いたんですか?」と感想を言ってくれた後に、「がんばってください。」と励ましの言葉を返してくれる児童。

【エピソード5】

私が担任へ急ぎの連絡をとりたいときに教室へインターホンをしたときのこと。「はい、〇年 〇〇〇〇(自分の名前)です。」と自分の名をきちんと名乗ることができる児童。そして、担任が不在で探してくれたあとに「どうもありがとう」とお礼を言うと、「大丈夫です。」と言葉を返してくれる児童。

【エピソード6】

教室で授業中、児童の持ち物と思われるものを拾い、「これ〇〇さんの?」と渡すと「ありがとうございます。」や会釈でお礼ができる児童。

【エピソード7】

交通安全ボランティアの方へ「おはようございます。」「行ってきます。」の挨拶、ゲストティーチャーなどの来校者と廊下ですれ違ったときに「おはようございます。」「こんにちは。」などの挨拶ができる児童。

などなど、他にも挨拶したときに心がぽかぽかとあたたまり自然と笑顔になる場面がたくさんありました。保護者の皆様とも電話やスクリレでの連絡時や送迎時にお会いしたときに「ありがとうございます。」「よろしくお願いします。」「ご連絡いただきありがとうございます。」など丁寧に挨拶をいただくことも多く、学校以外に、家庭や地域の皆様に見守られながら子供たちが育っているんだなと改めて感じます。

これからも挨拶の習慣を大切にしていきたいと思います。 

校長ブログNo96 小暑(しょうしょ)

昨日7月6日(土)は二十四節気の小暑でした。

「小暑(しょうしょ)」梅雨が終わりに近づく。この日から暑中(夏の暑さが盛んな時期)に入り、暑さが増してくる。(小学校6年国語科教科書(光村図書より引用))

7月4日(木)は朝から熱中症警戒アラートが発令され、横芝光町の最高気温は32度と今年一番の暑さでした。「小暑」があるということは大もあるということで「大暑(たいしょ)」(7月22日)は1年のうちで最も暑く感じる時季となります。ですからこれくらいの暑さはまだ序の口ということです(泣)。

梅雨入りしたものの、雨がなかなか降りません。ちょっと不満げなカエルがぴょこぴょこ花壇や草むらに現れます。なんと!カニも涼を求めて外から職員玄関や廊下など校内に入ってきます!!(みなさんは当たり前?!のように思っているようですが…)

雨が降らない日でも湿度が高く、朝から蒸し暑いどころか、前日が熱帯夜のため子供たちもよく眠れず、疲れた表情で登校してくる姿や、学校まで徒歩30分以上かかる児童もおり、朝からかなりの体力を消耗しているのが実態です。先週は連日のように熱中症警戒アラートが発令され、体調を心配しました。

幸い、本校は海風が吹き渡るため、ガイドラインに従い外での活動が中止となる基準以下だったため、外遊びが中止になったのは2日(火)の1回だけでした。海風に助けられている部分もありますが、1日の気温と湿度の変化に要注意です。朝の段階でグラウンドで測定した数値が厳重警戒(指数の数値が28以上)になると、養護教諭が校内放送で教師と児童に注意を促し、適度な休憩と水分補給、汗の始末について呼びかけています。

校長ブログNo95 おいしい学校給食

▼ 7月1日(月)の献立

ご飯 キャベツサラダ 豚肉香味焼き かぼちゃの味噌汁 マスカットゼリー 牛

▼ 7月2日(火)の献立

ご飯 のりあえ いわしあげだまフライ カレー肉じゃが グレープフルーツ 牛乳

 

▼ 7月3日(水)の献立 (画像なし)

中華麺(味噌ラーメンの具付) 切り干し大根のサラダ 肉団子もち米蒸し 豆乳ブラマンジェ 牛乳

ひとくちメモ【切り干し大根】

今日のサラダに入っている切り干し大根は、かみ応えのある食材です。みずみずしい大根を長く保存させるために考え出されたものが切り干し大根です。日光に当てて干すことで、生の大根よりもカルシウムや鉄分の量が多くなります。カルシウムは骨や歯を丈夫にしてくれ、鉄分は血液を作る大切な働きをする栄養素です。さらにおなかの調子を整える食物繊維も豊富です。 

▼ 7月4日(木)の献立

玄米ご飯 とうもろこし 春雨サラダ 麻婆なす 牛乳

▼ 7月5日(金)の献立

ご飯 ひじき煮 鶏肉の唐揚げ 味噌汁 牛乳

 

校長ブログNo94 七夕を前にして

♪ 笹の葉 さらさら 軒端(のきば)に揺れる お星さま きらきら 金銀 砂子

用務員さんが自宅の裏山にあった笹を持ってきてくれ、七夕飾りをつけてくれました。不思議なものです。笹を飾ったとたん、歌のメロディが聞こえてくる感じがします。

1年生教室の廊下には図画工作科の授業で作った七夕飾りがあります。折り紙の切り紙風に工夫して作りました。いろいろな形できれいな飾りに仕上がりました。

そして2年生の廊下にもステンドグラス風の工作が。夜空に浮かぶ星のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひまわり学級の廊下にもすてきな七夕飾りが掲示されています。

七夕(たなばた)

短冊や飾り物を笹竹につるして願い事をする行事。七夕(しちせき)の節句とも呼ばれる。1年に1度だけ会うことを許された織姫(織女星)と彦星(牽牛星)の伝説が有名。日本には今から約1300年前の奈良時代に中国から伝わったそうです。7月の異名月「文月(ふづき)」の名は、短冊に詩歌をしたため書の上達を祈る七夕に由来すると言われる。 

また、職員作成の校門前の掲示板も7月に模様替えしました。

 

校長ブログNo93 歯磨き教室(全学年)

「歯を見せて 笑える今を 未来にも」過去ブログでもお伝えしたことのある、今年度の歯と口の衛生週間(6月4日~6月10日)の標語です。児童にも職員にも意識してもらいたい大切なことなので、期間が過ぎても校内にはポスターを常時掲示しています。

講師用ご案内掲示板には、横芝光町のゆるキャラ「よこぴー」のイラストを入れて。コップと歯ブラシを持ち、ピカピカな歯をめざす「よこぴー」です。

7月1日(月)全学年が横芝光町健康こども課の保健士さんによるブラッシング指導を受けました。

専用の染め出し液(歯垢染色剤)を使い、みがき残しがないか鏡を見ながらチェックしています。

赤く残った部分を赤鉛筆で塗ってみるとこのようになりました。

正しい歯磨きの仕方を実際に歯ブラシを使って確認していきます。前歯は歯ブラシをたてに使って1本1本丁寧に磨くようにすることや、となりの歯との境や奥歯、歯のみぞなども丁寧に磨いていきます。

正しく磨くことができましたね。保健士さんが一人一人確認をしてほめてくれました。

私たちの体は食べたものの栄養でできています。健康に大きく成長するために栄養バランスを考え、よくかんで食べることが大切です。よくかむことで食べ物を消化しやすくなり、栄養も体内に吸収されやすいからです。歯周病や歯肉炎の予防にも気をつけていきましょう。奥歯から順番に1本ずつ丁寧に磨くことで汚れ(歯垢)が落ち、丈夫な歯を育てることにつながります。

歯磨き教室で改めて自分の歯を大切にすることと、正しい歯磨きの仕方について確認することができました。これからも丁寧に1本ずつ磨き、みがき残しがないように気を付けていきたいと思います。ありがとうございました。

 

校長ブログNo91 合言葉は「UITEMATE(ういてまて)」

7月になりニュースでも山開き、川開き、そして海開きと夏休みの訪れと共にレジャーを楽しむ人たちの映像が流れるようになりました。先日、今年の夏、千葉県内で開設されない海水浴場が報じられました。残念ながら、本校学区にある木戸浜海水浴場や近隣の堀川浜や飯岡海水浴場など5か所が該当していました。10年以上前から九十九里浜の砂浜が侵食されている危機的状況ということが理由の1つだということです。

すでに先週末の6月29日(土)・30日(日)には今週6日(土)のオープンを前に近隣の大型レジャープールがプレオープンし、多くの人でにぎわったようです。また、隣の学区にある屋形海水浴場も来週13日(土)に海開きとなり、本格的なシーズンを迎えます。暑くなる時期、プールをはじめ、川・池・沼・用水路・海など水辺に行く機会が多くなります。もうすぐ夏休み。レジャー施設をはじめ、海や川などへ出かけることを楽しみにしている児童も多いようです。

さて、4年生教室では座学による水泳学習が行われていました。画像のスライド資料は教師の自作教材です。「もし用水路に落ちてしまったらどうする?」担任が児童に問いかけます。小学生の頃ザリガニをつかまえたくて用水路に入り目の前にいるザリガニに手を伸ばしたとたん、突然深みにはまってしまった体験談を聞き、児童も緊迫した様子で話を聞きます。

水泳学習も残すところあと1回となりました。水泳学習の中で、いざというときのための水難事故対応として、自分の身を自分で守る意識を高めるための学習を行います。

水泳学習において常時確認するのがバディシステムです。

鉛筆バディシステム鉛筆(文科省『水泳指導と安全』より)

バディシステム バディシステムは、2人1組をつくり、互いに相手の安全を確かめさせる方法で、事故防止のみならず、 学習効果を高めるための手段としても効果的です。 例えば、教師の笛の合図と「バディ」という号令があったとき、互いに片手をつなぎ合わせて挙げさせ点 呼をとる方法があります。

水泳学習は命に関わる危険性があるため、特に安全指導には気を付けて児童が自覚できるよう指導をしています。(プールサイドを走らない、プールに飛び込まない、必ず準備運動を行う、適切な休憩時間と水分補給を心がけるなど)

万が一、海や川、用水路で事故が起きてしまったら。毎年水難事故で取り上げられる「離岸流(りがんりゅう)」についても触れました。海に近い本校は地元以外の人もたくさん訪れます。過去ブログでもお伝えしたように、夏になりサーフィンを楽しんでいる人も増えてきました。

合言葉は「ういてまて」

服を着たまま水に落ちたとき、いかに呼吸できる姿勢を確保し、救助に結びつけるかと考えられたのが「浮いて待て」という方法。 災害の多い日本で起きやすい津波や洪水などの体験から獲得した対処法で、「UITEMATE(ういてまて)」という言葉はそのまま世界でも広がっています。

参考:一般社団法人水難学会HP「UITEMATE(浮いて待て)」のサイトはこちらから

https://uitemate.jp/

 

 

校長ブログNo90 めあて達成!充実した宿泊学習

5年生は1泊2日の行程で千葉県立東金青少年自然の家で宿泊学習を行いました。

到着後入所式を終え、ウォークラリーに出かけました。みんなで力を合わせてコマ図を解読して挑みます。途中苦戦したところもありましたが、無事ゴールできました。

ゴール後、子供たちの手によりピザ生地にトッピングし、専用のピザ窯で所員の方が焼いてくださいました。ご覧のような特大ピザの焼き上がり!格別の味でした!!ペロッと平らげ、午後も楽しく活動が続きました。

一人一人がめあてを達成できたことで順調に活動が進み、予定にはなかった室内でのモルックも楽しむことができました。

2日目の朝、出勤前に子供たちの様子を見に立ち寄ったときは、「昨日はとても楽しかった。今日の活動も楽しみ!!」と元気な様子で安心しました。ごらんのとおり、朝食前に自分たちが使った寝具や使用した場所の清掃や道具の整理整頓、片付けを静かに行っていました。キャンプ用テントのたたみかたもきれいで上手です。

 

残念ながら2日目は朝から雨だったため、カヌー体験は中止となりました。施設の体育館にてチャレンジランキング。めいっぱい体を動かして競っていました。

 1人の力ではできないことも、みんなと協力することで達成できたこと、学校ではできない体験にチャレンジして充実した宿泊学習になりました。東金青少年自然の家の所員の皆さま2日間大変お世話になりありがとうございました。また、保護者の皆様には宿泊学習に際し、準備やお子さまの健康管理等お世話になりありがとうございました。

最後に残念なお知らせです。長いこと千葉県民の皆さんや学校関係に親しまれてきたこの「千葉県立東金青少年自然の家」(1972年4月設置)開所してからすでに52年の歳月が経過しました。そのため、来年度いっぱい(2026年(令和8年)3月)をもって廃所される予定です。私も過去の勤務校も含め子供たちと楽しい思い出がつまった大変お世話になった施設なので残念です。今の4年生の宿泊学習については先日予約を済ませ、東金青少年自然の家で実施の予定ですので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

校長ブログNo89 学校給食メニューの深イイ話(6月27日・28日)

7月に入りました。先月下旬、天皇皇后両陛下が訪英され、イギリス国王が晩さん会において日本文化についてユーモアたっぷりにスピーチされた場面が紹介されました。現地では日本人俳優が「千と千尋の神隠し」を公演しており連日大盛況とのこと。また、舞台版「となりのトトロ」についても鑑賞されたことが話題になっていました。昔描いた「となりのトトロ」のワンシーンから。

トトロといえば子供にも大人にも人気の歌「さんぽ」が4月の今月の歌でした。トトロの森のモデルになったのは埼玉県に広がる狭山丘陵だそうですが、過去ブログでも触れたように、ここ白浜小でも2か月の間に、歌に登場するキツネ以外の動物や昆虫に全て出会ったんだよなあと、本当にお話の世界に入って生活していたような感じがします。それだけ恵まれた自然に囲まれているということです。イラストのようなシーンを思い出させるような激しい雨が金曜日から土曜日の朝にかけて降りました。

通勤で白浜小を出ると、九十九里平野に広がる青々とした水田の中を進むのですが、内陸に進むにつれ、前方に立ち込める暗雲にざわざわしていました。方角的に避けることができません。どんどん近づき暗雲が立ち込めるエリアへ入るとバケツをひっくり返したような台風並みの激しい雨でした。ワイパーもきかず、畑からあふれ出た土で路面は茶色に染まった川と化しています。自然とハンドルに力が入ります。数分でくぐりぬけると雨は急に小やみに。明るい景色になりホッとしました。

さて、気持ちを切り替えて今日の本題「学校給食メニューの深イイ話」です。

▼ 6月27日(木)の献立

 ご飯 ブロッコリーおかか和え メンチカツ なめこじる 牛乳

▼ 6月28日(金)の献立

 麦ごはん にんじんシリシリ あじのチーズパン粉焼き ひよこまめのスープ ドーナツ 牛乳

鉛筆にんじんシリシリ鉛筆

「にんじんシリシリ」とは沖縄の郷土料理です。「シリシリー」とは、「すりおろす動作」、すりおろす時の音の「すりすり」を表す沖縄県の方言。 県内では、専用の“シリシリ器”という大きなおろし金のような道具を使い、ニンジンをおろして使うがシリシリー器がない場合は千切りにする。 シリシリ器は、ほとんどの家庭の台所にあると言われている。(農林水産省HPより引用)

詳しくはこちらから(外部リンク 農林水産省「うちの郷土料理」のサイトへ)

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_13_okinawa.html

 タコライスを紹介した過去ブログでもお伝えしたとおり、6月23日は沖縄慰霊の日でした。第二次世界大戦末期、日本で唯一の地上戦となった沖縄において旧日本軍の組織的な戦争が終わった日とされています。巻き添えとなった一般住民約94,000人が亡くなったとされています。6月の給食献立は、パイナップルやタコライス、にんじんシリシリなど沖縄県とゆかりのあるメニューでもありました。献立表にはあえて紹介されていませんでしたが、おそらく栄養士さんは考えていらっしゃることと思います。

もう1つ沖縄の話題を。沖縄といえば国指定重要文化財や世界遺産として登録されている首里城が有名ですが、残念ながら2019年(令和元年)火災により焼失してしまいました。焼失した首里城そのものは1992年(平成4年)に再建されたものです。琉球王国(1429年~1879年)が1500年代半ばに建立した首里城をはじめとする建物は、この沖縄戦において焼失してしまったのです。首里城近くにあった守礼門は1958年(昭和33年)に再建されていますが、この守礼門と今年の大河ドラマの主人公である紫式部が書いた「源氏物語」が2000年(平成12年)に沖縄サミットが開催されたことを記念に発行された二千円札のデザインとなっています。平和への誓いと日本が誇る文学作品が意匠となっている美しいデザインです。現在はなかなか目にすることがありませんが流通しているとのことです。さて、いよいよ明後日7月3日には一万円札、五千円札、千円札と新しいデザインのお札が発行されます。五千円札の肖像は千葉県とゆかりのある「津田梅子」がデザインされています。

校長ブログNo88 水無月

紫陽花に 雫集めて 朝日かな (あじさいに しずくあつめて あさひかな) 

       加賀千代女(かがのちよじょ)(1703~1775 江戸時代の俳人)

アジサイの花に水滴がたくさん集まっている。花や葉の雫に差し込んだ朝日が差し込み光り輝いている。

梅雨入り後、職員玄関にあるウェルカムボードの掲示を更新しました。これまで白浜小で出会ったトカゲ、カタツムリ、カニも登場しています。

6月30日(日)今日で6月も終わりです。1年の半分が過ぎたことになります。「過ぎた」のか、「過ぎてしまった」のかは人により感じ方は異なりますが、皆さんはいかがでしょうか。例年より遅い梅雨入りとなりやっと6月らしくなってきたと思ったらもう明日から7月となんとも早いものです。

はじめに、先日このブログでもお伝えした坂田城址の梅「白加賀」が「天空の梅」として横芝駅前情報交流館「ヨリドコロ」にて好評販売中です。

駅前にはこんな立派な梅の木もあります。

読んでいるだけでも口の中が甘酸っぱくなってきたところで...6月の異名月の呼び名としてよく知られているのが「水無月(みなづき)」です。梅雨の時期なのに「水が無い月?」と不思議に感じます。実は、「無」は古い日本語の文法で助詞で「の」にあたる意味があったそうです。つまり「水の月」ということになるわけです。

6月といえばやっぱり雨。なつかしの絵かき歌を描いてみました。

子供たちは絵かき歌を知っているのかな?

さて、これまで半年分のけがれを祓い清め、残りの半年の無病息災を願う「夏越の祓(なごしのはらえ)」が行われる日でもあります。この日は神社などで、大きな茅の輪をくぐりお祓いをする「茅の輪くぐり」を設置し、「夏越しの祓(なごしのはらえ)」や「水無月祓(みなづきばらえ)」と呼ばれる神事が行われます。

もう一つ、私は最近知ったのですが「水無月(みなづき)」というなんとも雅な和菓子があります。京都を中心に関西では、本格的な夏の暑さが到来する前の暑気払いとして、昔から親しまれてきた和菓子だそうで、今では関東でも出回り食べられる機会が増えたそうです。暑気払いの氷をイメージした三角形の形をしており、外郎(ういろう)生地に悪魔払いをすると言われる小豆をのせた見た目も音の響きも涼しげな和菓子です。ぜひ機会があれば賞味してみたいものです。

校長ブログNo87  おいしい学校給食

▼ 6月21日(金)の献立

 麦ご飯 ひじきのサラダ とうふナゲット カレー 牛乳

▼ 6月24日(月)の献立

 ご飯 ピリットサラダ さばのごまだれがけ おろしじる アセロラゼリー 牛乳

 

▼ 6月25日(火)の献立

 ご飯 きゅうりの中華漬け シューマイ 酢豚 牛乳

 

▼ 6月26日(水)の献立

 シュガートースト 野菜のマリネ たれつき肉団子 米粉のシチュー メロン 牛乳

 

【給食レシピ】野菜のマリネ(7月献立表裏面に掲載されています。)

材料4人分

ロースハム30g 人参40g キャベツ135g キュウリ75g オリーブオイル4g 酢7g 食塩1.5g こしょう0.1g

砂糖7g

<作り方>

1 ロースハムは色紙切りにする。

2 人参は千切りにする。

3 キュウリは輪切りにする。

4 キャベツはスライスにする。

5 切った野菜はゆでて冷やしておく。

6 オリーブオイル、酢、食塩、こしょう、砂糖を混ぜておく。

7 野菜と6を混ぜて完成!! 

 

【6月の千産千消】メロン(6月献立表裏面より)

千葉県は高級温室メロンの生産県です。今の時季はタカミメロンやナイルメロンが多く出回ります。山武市や横芝光町で多く生産されています。

そういえば先日、千葉駅の駅の改札をすぐ出たところにある青果販売店に横芝光町の「ナイルメロン」(幻のメロンといわれる)が並んでおり、おもわず足をとめてしまいました。九十九里平野でも栽培がさかんなメロンは、一部の市町においては、ふるさと納税の返礼品の1つにもなっているそうです。

 

 

 

校長ブログNo86 はじまりはひとつのことば

1年生の国語科の学習では、ひらがなやカタカナ、漢字などの「文字を覚える」活動があります。また、もう一つの学習に「文を作って書く」活動があります。1年生の国語科の教科書の最初のページはしばらくの間、絵だけが掲載されています。大人にとって文を書くことは当たり前でも、1年生の児童にとっては広い世界の入口に立っているような気持ちです。

1年生は絵を見たり、自分で絵を描いたりすることが大好きです。休み時間や自由時間など、自由帳にお絵かきをする子供たちには子供たちならではの世界があり、のびのびといろいろな絵を描いています。絵を言葉に置き換えたとき、子供たちには子供たちならではの世界があり、のびのびと自分が思ったことを書くことにつながります。

学習のねらいは「〇〇が(または「は」)△△する。」という型にあてはめ、書きたいことの内容が正しく書くことができることですが、言葉という広い世界の入口に立っている児童が、学習や経験を通して「文を書く」ことに抵抗を感じることなく、のびのびと書くことができることに期待したいです。はじまりはひとつのことばを使って最初は、短い1文(「。」(句点)で終わる)を書くことができるようになります。慣れてくると2文、3文と文章が増え、文字を書く量が増えてくれば、子供たちの言葉の世界が広がっていきます。

校長ブログNo85 ルールを守って 二度と悲惨な事故が起こらないように

明日6月28日(金)は、2021年(令和3年)飲酒運転のトラックに八街市内の小学校児童5名がはねられ、児童2名が亡くなり、3名が重傷を負った交通死傷事故が起きた日です。あの日から3年が経ちます。尊い命は二度と戻って来ません。

 

事故の直接的な原因は運転手による飲酒運転でした。また、通学路の安全対策が十分とられていないことも指摘され、この事故をきっかけに県内では通学路の整備が急ピッチで進められてきました。本校学区内でも、歩道が設置できない場所は、グリーンベルトを設置し、自動車等の通行車両に通学路であることを視覚的に注意を促したり、ゾーン30を設置したりするなどして対策が進められてきました。しかし、過去ブログの写真にもあるように、グリーンベルトは人が1人やっと通れるくらいの幅しかありません。子供が歩いている脇を身長よりもはるかに大きなダンプカーやトラック、バスなどの大型車が通るときは怖いです。事故後の調査によると、対策必要か所は全国で76,404か所あり,このうち,教育委員会・学校による対策必要箇所については37,862か所ありました。

児童も登校班の班長を中心に下学年の様子を見ながら登下校しています。また、交通安全協会やスクールガードの方たちの見守りにより安全な登下校ができるようご協力をいただいています。しかし、依然として改善されないのが運転する側のマナーです。制限速度を上回るスピードで走ったり、信号機のない横断歩道で横断しようとする意志があるのに一時停止しなかったりと歩行者が危険を感じることが多々あります。交通安全指導の街頭指導で往復していると、歩道に明らかに車の車両の一部と思われる破損した部品があったり、ガードレールが衝突の影響で破損していたりと危険を感じる光景を見てきました。子供たちをはじめ地域の歩行者は危険と隣り合わせのため、非常に神経を使いながら歩行していることと思います。また、飲酒運転で検挙される人が依然としているということは、子供たちの手本となるはずの大人がルールを守れないことはとても恥ずかしいことであり残念なことです。千葉県でも条例を定めたり、千葉県警察を中心に取り締まりを強化しています。

関連リンク「飲酒運転根絶の取組」はこちら

https://www.pref.chiba.lg.jp/seikouan/koutsuuanzen/jikoboushi/inshu/torikumi.html

r5-inshu.pdf

 

 

校長ブログNo84 宿泊学習に向けて

5年生は、いよいよ明日27日(木)・28日(金)1泊2日の宿泊学習を東金青少年自然の家で行います。昨日は体育館でキャンドルファイヤーの練習を行い最終確認をしました。

5年生の宿泊学習は、学習指導要領の特別活動における学校行事の「遠足・宿泊的行事」として実施されます。その内容は次のとおりです。

「自然の中での集団宿泊活動などの平素と異なる生活環境にあって,見聞を広め,自然や文化などに親しむとともに,人間関係などの集団生活の在り方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むことができるような活動を行う。」

5年生も宿泊学習のめあてをつぎのように立てました。

◎ 集団生活や野外活動などの体験を通して、主体的に行動することができる。

◎ 美しい自然や雄大な自然の中で、友達のよさに気付き、友達と協力することの大切さを学ぶことができる。

◎ 仲間と一緒に助け合い、話力を深め、良い思い出をつくことができる。

 

2日間、学校ではできない、わくわくした活動が予定されています。

 1日目は現地到着後、ウォークラリー(雨天時はデコパージュ:手芸工作)、ピザづくり、テント設営、グラウンドゴルフ(雨天時はモルック:フィンランドの伝統的なゲーム)、キャンドルファイヤー

2日目はテント撤収後、現地を出発し、栗山川にてカヌー体験(雨天時は現地にてチャレンジランキング)学校到着後給食をいただきます。

「あなたが主役 自然の中へ 時間を守って 清潔・安全に」有意義な学習となるよう一人一人めあてをもって頑張ります!!

 

校長ブログNo83 いろいろな経験を通して

6月5日(水)の陸上競技大会が終わり、6月11日(火)から2つ(体操部と音楽部)の新たな課外活動が始まりました。4・5・6年生の希望者による活動で原則火・水・金曜日放課後の時間に活動しています。

体操部は10月26日(土)の山武郡市体操競技大会に向けて。(今年度で最後の競技会となります。) まずは基礎となる倒立を中心に。

音楽部は11月上旬に行われる予定の校内音楽集会での発表に向けて。今年は合唱と合奏の2つに取り組みたいとのことです。今日はリコーダー練習。リズムが難しい曲ですが、友達と教え合いながら一生懸命練習していました。

練習は始まったばかりですが、昨年度まで活動していた児童も多く久しぶりの活動でも昨年までの積み重ねを感じます。今年も活動を楽しみに参加を希望したとのことです。様々な活動を通して成長していってほしいです。今後も機会をとらえて活動の様子をお伝えします。

さて、5年生は明日27日(木)~28日(金)1泊2日で県立東金青少年自然の家へ宿泊学習を実施します。

 

校長ブログNo82 学びを深める

2年生が生活科学習で育てている野菜の苗(ミニトマト・ナス・ピーマン・シシトウなど)を観察していました。順調に育っていて早くも実がなっている様子にうれしそうでした。

観察学習は生活科の学習ですが、国語科でも「かんさつ名人になろう」という学習単元で、観察したことを記録する文章を書く活動を行います。2年生の国語科では、経験したことから書くことを見つけ、必要な事柄を集めたり確かめたりする力や自分の書きたいことに合う言葉を探して文の中で使う力の育成を目指します。今回の学習では、観察記録を書くことにより、何が起きていたのか、どのような変化があったのかを確かめることや、そのときに気付いたことや自分がどんなことを感じたのか思い出すことができます。観察記録文を書く力はさまざまな学習にも生かすことができます。このように教科相互を関連づけ、横断的に合科的に学習し学びを深めていきます。

子供たちが思いをもって育てている野菜です。おいしい夏野菜の収穫が楽しみですね。

 

 

 

 

校長ブログNo81 雨のちハレルヤ

22日(土)は午前中は晴れましたが午後から雲が多くなり、満月「ストロベリームーン」は残念ながら見ることがかないませんでした。写真は、前日21日(金)22時頃に撮影した月です。日中大雨でしたが、夕方から急速に天気が回復し、日中の大雨が嘘のように静かな夜空に月が煌々と輝いていました。

21日(金)午後。外は大雨ですが、高学年はB&G光海洋センターで水泳学習(2回目)です。写真は6月14日(金)1回目の水泳学習の様子。 

泳力別に3つのコースに分かれ、本校の教員が指導を行います。水泳学習は水の事故を起こすことのないよう、安全に十分配慮して水泳指導計画を立てます。過去ブログでも掲載した救急法研修の他、緊急連絡体制も確認し、各コースにおいて教師が工夫しながら学習を進めます。私もプールに入り各コースを見ながら補助にあたります。児童が笑顔で一生懸命練習に取り組んでいることをうれしく思います。あっという間に1時間30分が過ぎます。

白浜小学校にもかつてプールがありました。(過去ブログ4月30日参照。現在は駐車場となっています。)近年テレビや新聞等で報道されることも多く、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ここ数年の間に全国的に学校の水泳学習を民間の施設で行う、あるいは委託する市区町村が急増しています。私も担任だったころは、プール清掃に始まり、水泳学習期間中は薬剤投入による衛生管理の他、水温と気温による実施の判断、水泳指導とシーズン中は大忙しでしたが、時代と共に民間の施設での水泳学習へと移行する様子を見てきました。横芝光町もこんなにすばらしい公共施設で水泳学習ができることは恵まれています。衛生環境もよく、温かく泳ぎやすい。プールサイドには温風が流れ冷えた体を温めてくれる配慮もあります。今から30年前は、正課体育以外に、地区の水泳競技大会や夏休みの水泳学習等がありました。学校プールで忘れられないのは、なんといっても入る前にあの冷たい「地獄のシャワー」を突破しなければならなかったこと。コース別の泳法学習の他に、波のプールや流れるプールを始め、みんなで協力しなければできない楽しみもありました。今でも学習の最後に自由時間が10分くらいありますが、友達同士、児童と教師で鬼ごっこなど楽しそうな声で盛り上がります。外は雨でもみんなの笑顔を見ているとハレルヤです。そんな様子を見ながら、かつての学校プールでの学習を懐かしく思い出しました。

校長ブログNo80 梅雨入り

昨日、家の玄関先で見つけたカマキリの子供です。「カマキリ」と聞いて浮かぶのは、体が大きく鋭い鎌でシャーッと獲物を捕らえ、スズメバチでさえ食べてしまうという肉食の昆虫です。最初はカマキリの子供だと思ったものの、見れば見るほどあまりに小さく細く、本当にカマキリか?と何度も疑うほどでした。カマの部分や三角形の顔と特徴のある目を見るとやはりカマキリですね。

すでに過ぎていますが、七十二候では6月5日~6月9日を「カマキリ生ず(螳螂生)」といいます。秋の終わりごろに産みつけた卵からは200匹以上の赤ちゃんが生まれますが、成虫して生き延びるのはわずか数匹とのことです。このカマキリはこれから無事成虫になれるのかと思いながら写真に収めました。小さい頃はアリに食べられてしまうほど弱いカマキリですが、農作物を育てるにあたっては、アブラムシやダニなどの害虫を食べてくれる益虫です。

さて、6月21日(金)関東甲信越地方が梅雨入りしたものと見られると気象庁が発表しました。朝から降る雨でグラウンドは一気に池と化す。疲れる・フラフラ

さらに、前日6月20日(木)は沖縄が梅雨明けしたものと見られるとのことで(沖縄地方は5月21日に梅雨入り)南北に延びる日本列島は1か月の開きがあります。それにしても遅い梅雨入りでした。翌6月22日(土)に東海・北陸地方が梅雨入りし、東北を除くエリアが梅雨入りしたことになります。

これから傘の出番の日が増えます。花丸各学年の傘立ては整理されて置かれ、すっきりとしています花丸。よい習慣は続けたいものです。暦の上では梅雨に入ることを入梅(にゅうばい)と言います。このブログでよく使う二十四節気や七十二候は中国から伝わった暦の考え方ですが、このほかに日本独自に季節の変化をつかむための目安としてつくられた暦に「雑節」という考え方があります。彼岸、八十八夜、土用などといった言葉は皆さんも聞いたことがあるでしょう。「入梅」も雑節の1つです。梅雨」の字に「梅」が含まれるとおり、青かった梅がこの時季に熟し、カビが発生しやすくなることから「黴雨(ばいう)」と呼ばれたという説もあります。雨の日が続くのはうんざりですが、農作物にとっては恵みをもたらす大切な雨です。

 6月6日付の千葉日報では横芝光町の坂田城跡で梅の実が収穫のシーズンを迎えていることが紹介されていました。「県内の梅林では最大級の約1000本の梅の木が生える坂田城跡。町観光まちづくり協会は、梅林保全に取り組む「梅の里事業部」メンバーら約10名が大粒の品種「白加賀」の実をもぎとった。同協会は坂田城跡で約130本の梅の木を管理し、例年およそ3トンの実を収穫する。今年は受粉を十分にできなかったことなどが影響して全国的に梅の実は不作傾向というが、坂田城跡での収穫は大きな実がケースいっぱいに埋まった。(中略)収穫された梅はこの後、勝浦市の酒蔵「吉野酒造」に梅酒の材料として出荷。また、後日の作業で取った実は天日干しして梅干しにも加工し、JR横芝駅前にある観光案内所「ヨリドコロ」に並ぶ。」(「千葉日報6月6日付朝刊」より引用)

関連リンクはこちらから

一般社団法人 横芝光町観光まちづくり協会HP

 http://yokoshibahikari-kankou.com/souvernir/

 

 

校長ブログNo79  4年生校外学習(清掃工場見学)

6月18日(火)4年生社会科学習で山武市松尾町金尾の「山武郡市環境衛生組合」を見学しました。(1995年(平成7年)竣工)

環境衛生組合でのごみ処理の仕組みについて映像で説明をしていただきました。

ゴミを焼却することで生まれた灰です。

灰を固めたものは敷地内にある最終処分場で埋め立てます。

実際の作業服を着させてもらいました。

 あいにく雨でしたが、環境衛生組合の方のお話の後、清掃工場でどのようなものが処理されているのか施設を見学をしました。

4年生全員(約20人)が計量器に乗ると920㎏です。ペットボトル、アルミ缶、スチール缶をはじめ、様々な種類ごとにごみを分別し処理します。分別作業は機械を使用するものもあれば、人の手によって行われるものもあります。

地方のごみ処理場は住宅街から離れたくぼみのある山間部に作られることが多いそうです。周囲の自然環境に配慮して有害物質を取り除く工程がいくつもあり、煙突から出る白いものは煙ではなく水蒸気です。最終処分場はあと10年でいっぱいになってしまうとのことです。3R( Reduce(リデュース)Reuse(リユース)Recycle(リサイクル)の3つのRの総称)ゴミの減量化を進めるとともに、リサイクル(再利用)していくことの大切さを学びました。また、わたしたちのくらしのために清掃工場で実際にどのように作業をされているのか、一部見学することができ、貴重な学習となりました。

校長ブログNo78 夏至

今日、6月21日は夏至(げし)です。6年国語科の教科書(光村図書)には「1年の中で、日が最も長く、夜が最も短い日、昔の暦では夏の真ん中とされた。」とあり、併せて次の俳句も紹介されています。

短夜(みじかよ)や あすの教科書 揃(そろ)へ寝る  日野草城

日野草城(ひのそうじょう)(俳人。東京都出身。1901年(明治34年)~1956年(昭和31年))

夏至は、二十四節気のひとつで、6月21日~7月6日までの約2週間を指します。横芝光町の日の出は午前4時22分、日の入りは午後6時57分。正確には夏至の数日後が昼の長さがもっとも長いと言われています。今日はあいにく雨の予報ですが、日照時間は14時間35分にも及びます。夏至を境に冬至(今年は12月21日(土))に向かって日照時間は日ごとに短くなっていきます。ちなみに冬至の日照時間は9時間45分と夏至と比較してなんと約5時間も差があります。大きいですね!

まだ朝夕は涼しかった先週のこと、1校時、外の花壇を耕していたら音楽室から4年生が歌う文部省唱歌「まきばの朝」の歌声が聞こえてきました。なんとも心地よいものです。(「まきばの朝」は横芝光町の防災無線で朝6時に流れるメロディでもあります。今年の6年生のTDS校外学習と陸上大会当日の朝に聴く機会がありました。防災無線は校舎屋上に設置されています。)

今週は大雨と真夏の陽気とメリハリのある1週間でした。18日(火)は大雨。一夜明けた19日(水)は厳しい暑さの1日に。このまま梅雨入りが遅れ真夏のような晴天が続くのだろうかと思いきや、関東地方もここに来て今日明日あたりにようやく梅雨入りが予想されています。

前日の大雨から一夜が明けた朝の木戸浜です。早朝からハマグリ漁の人やサーファーでにぎわっていました。朝日を浴びたハマヒルガオの淡いピンクも鮮やかでした。

白浜小学校校歌2番にも歌われる「雲の峰 白く輝き 九十九里の 夏の潮」

目の前に絶景が広がります。「おお友よ 競いつつ 育とうよ 怒涛に負けぬ身体に そうだ 白浜小に 学ぶ子は たくましい 海のしぶきに」

海を離れれば、いつもの1日がスタートです。朝の交通街頭指導を終え、最後の登校班の児童と共に学校へ向かう途中で小さなアオガエルを見つけました。子供たちがキャッキャと叫びます。西門から入った体育館前でなんと今度はカニを見つけました。再び子供たちとワーッと盛り上がります。以前、職員から「カニもいるんですよ。」教えてもらったことを思い出し、あわててカメラを取り出すと私の足元の周りを行ったり来たり...どうやら私の足元がちょうど日かげになっていて、まぶしい太陽を避けていたようです。やっと写真がとれました。(ハサミを振り上げエイッと威嚇しているようですが、最後はカメラ目線でポーズをキメてくれました。芸能モデルになれますね。)

前日の雨の影響でしょうか。普段見かけることのない生き物が朝から登場し、この1時間後には低学年教室の前庭でヘビにも出くわしたものですから、児童や職員に危険が及んでは大変!と追い払うのに必死でした(汗)泣く

さて、昇降口前では、児童会の児童が登校してくるみんなに向かって元気よく「あいさつ運動」(白浜っ子の活動の様子でも紹介済み)をしています。さわやかに1日がスタートしました笑う

さて、19日(水)はロング昼休み。たてわり班で決めた遊びを行いました。体育館とグラウンドに分かれ、ドッジボール、だるまさんが転んだ、おにごっこなどなど楽しく活動しました。(20日(木)は児童の提案で初の全校遊び「こおりおに」を業間に実施。)

子供たちの元気な声が外に響き渡り、私たちも元気が出ます。あわせいっぱい ンドセルにつめて つらつと っすぐに」今日も充実した1日が終わります。

最後に...明日22日(土)は6月の満月「ストロベリームーン」が見られるとのことです。月の出は午後7時37分。月の入り午前3時54分。天気次第ですが、休日の夜にゆっくりと楽しみたいものです。

「2024年6月の満月「ストロベリームーン」名前の由来と意味は?」(日本気象協会HPより)へのリンクはこちらから

https://tenki.jp/suppl/satoko_o/2024/06/19/32430.html 

校長ブログNo77 旬の味覚 学校給食

もろこしの 畑を透かして 里の家

 5年生児童が詠んだ俳句です。おばあちゃんが育てたトウモロコシがとってもおいしかったそうです。横芝光町周辺でも早くもトウモロコシの収穫が始まり、早朝から畑ではトウモロコシを収穫している農家もあります。道路沿いの直売所に「おいしいトウモロコシあります」といった手書きの看板も立ち始め旬の味を楽しんでいる人も多いようです。

 そして、一昨日の大雨から一転して真夏のような厳しい暑さとなった昨日のメニューは・・・

▼ 6月19日(水)の献立

冷やし中華(中華麺、冷やし中華の具)キャベツの炒め物 トウモロコシ 牛乳

 トウモロコシは千産千消です。

トウモロコシの先にあるひげの部分に花粉が付くと実ができます。そのため、「粒」と「ひげ」は同じ数になります。(6月献立表裏面より)

さて、6月18日(火)梅雨前線が北上し、東海から関東にかけて警報級の大雨が降り続く1日となりました。気温は23度と低かったですが、湿度が高く蒸し暑く感じました。翌日は一転真夏を思わせる晴れで気温も29度まで上がりました。蒸し暑い日が続き、千葉県では食中毒注意報を6月1日~9月30日の期間発令し、注意を呼びかけています。今年度5月末日現在、千葉県ではすでに4件の食中毒が発生しています。

県民の皆様へ(令和6年5月31日 健康福祉部衛生指導課発表)

気温が高くなるこの季節は、細菌の活動が活発になり、細菌を原因とする食中毒が多く発生する季節です。特に、肉の生食、加熱不足によるカンピロバクター、サルモネラ属菌、腸管出血性大腸菌O157等の食中毒に注意が必要です。そこで、県は、食中毒の予防対策を徹底するよう注意喚起するため、「食中毒警報等発令要領」に基づき6月1日から「食中毒注意報」を発令します。

食中毒予防の三原則は「細菌を付けない・細菌を増やさない・細菌をやっつける」です。過去ブログでもお伝えしたとおり、学校給食の検食の実施の他、配膳についても一人一人が食事の前に手洗いをし、ランチョンマットをひくなど衛生面に心がけています。給食当番については年間を通して毎日衛生チェックを実施しています。

学校給食献立の紹介です。

▼ 6月17日(月)の献立

麦ご飯 キムチいため 鶏肉チーズ焼き 春雨スープ さくらんぼゼリー 牛乳 

▼ 6月18日(火)の献立

ご飯 もやしのごま酢あえ ホキフライ(ソース付) 豚バラ大根 牛乳

 夏の旬は他にもこんなにあります。

旬の食べ物はただ目新しいだけではありません。旬のものは太陽と大地から最高の恵みを受けて育っているため、生命力が強く、安価で、新鮮で栄養価も高く、免疫力を高めたり、抵抗力をつけたりと丈夫な体づくりにつながっていきます。現代では流通が昔に比べ便利になったことや、栽培技術の発達で旬に限らず年間を通して食べられるようになることが増えました。しかし、やはり忘れたくないのは 、その土地で取れる季節の食材を知り、料理に上手に取り入れながら、自然の恵みをしっかり受け、四季の変化を楽しむことです。今日の給食も感謝の気持ちをこめていただきました。

明日6月21日は夏至です。

校長ブログNo76  アジサイのいろどり

昨日は前線の動きが活発で1日雨となりました。今日は再び真夏の日差し。気象庁は全国を12のエリアに分け、梅雨入り・梅雨明けの発表をしています。昨日の時点で梅雨入りしているエリアは沖縄~四国地方。関東地方はまだまだ時間がかかりそうで、記録的な遅さになりそうだとか。

ひまわり学級の教室前の廊下掲示は色とりどりのカタツムリとアジサイでにぎやかです。

▼ 横芝光町図書館のアジサイ

アジサイの花の色はさまざまで曇天の中でとても映える色でありながらも、どことなく落ち着いた色合いで心が潤います。アジサイは土壌の質により花の色が異なります。また、咲き始めの頃と色が徐々に変化していくのも楽しみの1つです。土壌の質とは、土の酸性度(PH度)のことをいいます。小学校の理科の学習を思い出してみてください。酸性=青、中性=紫、アルカリ性=赤と変化します。土の中に含まれるアルミニウムがアジサイの根に吸収され、花の中に含まれる色素と結合して色が変化するのだそうです。日本は火山が多い国であることから、酸性の土壌が多く、青色のアジサイを多く見かけます。一方、フランスの土壌はアルカリ性のため、ピンクの花色のあじさいが主流とのことです。

▼ 白浜小学校のアジサイ

▼ フードショップいちはら様 駐車場のアジサイ

花言葉は国によって異なりますが、アジサイの花の色が変化することからでしょうか、日本での花言葉は、「移り気」「強い愛情」「一家団欒」「家族の結びつき」などなど。そういえば、アジサイの花はいくつもの花が寄り添いながらさいています。蕾はまるで子供のよう。アジサイの花を家族と見るとまたちがった趣で楽しめます。それにしてもこのまま梅雨入りが遅れるとアジサイの花も色がだんだんとあせてきそうな感じがして残念です。過去ブログでも何度か登場した白浜小のカタツムリも、今、植え込みに潜んでじっと眠って待っていることでしょう。たくさんのカタツムリとアジサイの競演が楽しみです。

 

校長ブログNo75 「租税教室」大切な私たちの税について考える

「消費税」(1989年(平成元年)4月1日導入導入当時は3%、現在は標準税率10%、軽減税率8%))私たちの生活の中で一番身近で児童もよく知っている税金の1つです。正直、商品を購入するときに「消費税」がかかることはとても気になりますね。しかし、「税金」はなぜ必要なのでしょうか。「税金」は何のためにあるのでしょうか。そんなことを考えるために日本の国の政治について学習する6年生を対象に今年も「租税教室」が開かれました。(6月11日(火))

税金を納めることは日本国憲法で定められ「納税の義務」(第30条)にあたり、「教育を受けさせる義務」(第26条)「勤労の義務」(第27条)と並び、国民の3大義務の1つです。

私たちが納めた税金は、国民の「健康で豊かな生活」を実現するために、国や地方公共団体が行う活動の財源となるのです。私たちは1人では生きていけません。税は、私たちが社会で生活していくための、いわば「会費」といえるでしょう。(国税庁ホームページ「税の学習コーナー」より引用)

租税教室の前半は、税の仕組みについてわかりやすく理解できるような映像教材を視聴しました。

国公立における小学校や中学校は憲法で保障された義務教育で無償(授業料を徴収しない)です。また、義務教育で使用される教科書の裏表紙を見てみると、次のように記されています。この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」改めてありがたさを感じたようです。

次に、わかりやすく具体例をあげていきました。公共施設で使用される例として、体育館の建設に約5億円。水泳学習で利用しているプールの改修工事に約1億円。と税金が使用されていることに、「へ~ぇッ」と驚きの声が上がりました。実際に使用している施設だからこそ、身近に感じたのでしょう。これはかなりグッときました。大切に使いたいですね。

最後に、実際の1億円はお札ではどれくらいの量になるのでしょうか。重いアタッシュケースを持ってきてくださった職員の方がふたを開けるとさらに盛り上がりました。

税金が私たちの生活を豊かにするために考えられて使われていること。税金を納めることの大切さに気付くこと。大きく2つのことを学習しました。

大切なお話をしてくださった横芝光町税務課の皆様ありがとうございました。

 

校長ブログNo74 旬のメニューをいただく

大雨梅雨入りしないことを不思議に思いながらも、今が旬の入梅イワシ(にゅうばいいわし)を墨で描いてみました。

6月~7月の「入梅」(梅雨の時期)に水揚げされるイワシは1年の中で最も脂が乗っておいしいと言われています。千葉県銚子港はイワシの主要な水揚げ港として知られています。南からの黒潮と北からの親潮がぶつかり、利根川からの淡水も加わり年間を通じてエサとなるプランクトンが豊富に発生する好漁場となっています。

九十九里地域沿岸や国道126号線を車で走ると、道路沿いに「刺身」「なめろう」「かばやき」などの看板を目にする機会が増えました。正直お腹が空いているときはツライ汗・焦るです(笑)。イワシ料理はバリエーションに富み、さまざまな調理法があります。煮ても焼いても美味しい「入梅イワシ」。今回の学校給食献立ではどのように提供されたのでしょうか。まずはこちらから。

▼6月14日(金)の献立

古代米ご飯(ごま塩付) 小松菜サラダ ミニトマト いわしのかばやき風 豚汁 牛乳

▼6月11日(火)の献立

ご飯 ツナとわかめのサラダ 豚肉の生姜焼き じゃがいもの味噌汁 パイン 牛乳

▼6月12日(水)の献立

まるパン ボイル野菜 ハンバーグてりやきソース ポトフ 牛乳

▼6月13日(木)の献立

ご飯 タコライスの具 コールスローサラダ チーズ オレンジ 牛乳

タコライスはこんな感じになります。スライスチーズも出ました。スライスチーズは単品で食べてもいいのですが、チーズを細かく切ってのせて食べるチーズタコライスにするとよりコクが出て美味です。

最後に、「タコライス」はメキシコ料理かなと思っていました。しかし、調べてみたらなんと沖縄で誕生した料理だそうです。(へぇ~(驚)) 沖縄には米軍基地があります。1980年代、米軍の兵士を相手に商売をしていた飲食店の店主が、「米兵たちが安価でお腹一杯食べられるように」と当時沖縄に持ち込まれていたメキシコ料理の「タコス」をアレンジしてご飯と一緒に食べられる新メニューとして誕生したといわれています。(諸説あり)

6月23日は忘れてはならない「沖縄慰霊の日」です。第二次世界大戦中、79年前の1945年6月23日、沖縄戦において旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされています。

 

 

 

校長ブログNo73 3年生社会科学習「横芝光町を知ろう」

6月、3年生社会科学習で「わたしたちの町」について学習しました。わたしたちが暮らす横芝光町の地形や土地利用、交通、主な公共施設や古くから残る建造物などの分布に着目し、実際に自分たちの目で見て確かめる校外学習です。

 

町のマスコットキャラクター とってもかわいい「よこぴー」のイラストがついた町バスに乗り学習のスタートです。

最初に訪れた町の中央部には、役場、体育館、町民会館、図書館の公共施設が集まっていました。3年生のみんなもときどき利用するために家族と訪れるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栗山川を渡り、JR総武本線「横芝駅」にやってきました。唯一の鉄道が通っており、横芝光町の玄関です。横芝駅は1897年(明治30年)に鉄道が開通したころから現存する最も古い駅舎とのことで、風格がありました。私たちの暮らす町の文化遺産を大切にしたいですね。駅のロータリーには観光案内所「ヨリドコロ」もあります。駅前には商店街もありずいぶん景色が変わってきたことに気づきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国道126号線とJR総武本線、銚子連絡道路と大きな交通網を目にしながら進んでいくと、目の前には丘陵が広がり、坂道を進んでいくことで土地の高さがだんだんと高くなっていることに気付きました。南条地区を抜け、町の北部、日吉地区にやってきました。「ひかり工業団地」には有名な大企業の工場いくつもあり、大きな建物に目を見張っていました。その中に、緑豊かな自然を生かした「光スポーツ公園」があり、野球をやっている子供は立派な野球場を目の前に興奮していました。ここで少し小休憩、緑の草原が広がる公園でのびのびかけ回りました。

 

 

 

 

 

再びバスに乗車し、北部から海岸のある南部へと一気に進みます。役場から海岸まではスクールラインの道をまっすぐ下ります。水田やネギ、麦、トウモロコシなどの畑が広がり農業がさかんであることがよくわかりました。最後に、過去のブログでも紹介した尾垂浜にある「成田山不動明王上陸之地」に到着。迫力ある不動明王像に、初詣などで訪れたことのある成田山新勝寺とゆかりがあることを知り驚いている児童が多かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生の生活科学習では、学校周囲のたんけんでしたが、3年生の社会科学習では、白浜小の周りの様子との違いをとらえわたしたちの町全体の特徴をとらえることが学習となります。4年生では視野を広げ、わたしたちの県(千葉県)について学習をします。

町探検を終え、後日、ゲストティーチャーとして町役場でわたしたちのくらしのために働いている方をお招きして、どのような仕事をしているのか、映像や〇✖クイズなどを織り交ぜながらお話ししていただきました。町役場や町民会館でお仕事をされている姿を目にしていたので、とても興味深くお話を聞いたり、初めて知ったこともあったりと今まで以上に関心をもつことができたようです。最後に配られた町の広報紙「よこしばひかり」もページをめくりながら、内容は難しいですが、豊富な写真を手がかりに、大切に目を通していました。お忙しい中ご来校くださりありがとうございました。

 

校長ブログNo72  不審者対応訓練

予期せぬことに備える。本当に恐ろしい世の中になったものです。想像を絶する惨事が学校で起きてもおかしくない時代です。

鉛筆大阪教育大学附属池田小事件鉛筆

今から23年前の2001年(平成13年)6月8日午前、大阪教育大学附属池田小学校に男性の不審者が凶器を持って侵入し、児童や教師を次々と襲った。1、2年生計8人が死亡、他の児童13人と教師2人が重軽傷を負った。

この事件の概要を児童に話したら、「エ~ッ?!」と驚いた様子でした。それもそのはず、普段は落ち着いた環境のなか、学校生活を送っているからです。

いざというときに備えて、不審者対応の避難訓練を多くの学校で実施しています。本校でも、毎年、警察署の協力をいただきながら、教職員と児童の対応訓練を実施しています。

今年度の訓練の想定は以下のとおりです。

「児童昇降口から忘れ物を届けに来たという保護者のふりをした不審者が、職員の問いかけにも答えず、押しきり、児童の教室のある方向へ侵入していく。異変に気付いた職員が職員室へ報告し、すぐさま校内放送と110番通報を行い、警察が到着するまでの間、教職員が児童の安全を確保しつつ、役割に従って不審者と対峙する。」

110番通報を受けた警察の方が現場へと急行するのに最低でも8分~10分はかかるとのことです。これは、過去のブログでもお伝えした救急法のときの救急車が現場へ到着する時間と同じです。

不審者の侵入を伝えた教職員は、すぐさま身に付けている笛を吹き、周囲に危険を知らせます。2階へと侵入した不審者の情報は、校内放送で暗号で伝わっているので、放送を聞いた職員が、防犯グッズの「さすまた」を手に取り現場へと向かいます。犯人は凶器を持っていました。児童の質問でなぜ不審者は凶器を持っているのか?という問いがありましたが、不審者自身も相手に恐怖を感じさせるため、自分の行為が悪いと分かっていてもそれを正当化し、相手を脅すために持っていると思われると警察署の方もおっしゃっていました。

1階からも2階からもさすまたを持った職員がかけつけると興奮状態になった不審者はさらにもう1本凶器を取り出しました。2本の凶器に驚きましたが、複数でさすまたで不審者が弱点(ウィークポイント)と感じる体の部分を抑えると、身動きができなくなり、こう着状態になりました。その後、ようやく警察署の方が到着し、不審者が確保されました。

不審者確保の情報が校内放送により周知されると、教室で身を潜めて避難していた児童が体育館へ全員集合し、人数の確認をし、安全を確認するという流れをとります

警察署の方から今回の訓練の振り返りと学校で想定される事件、児童からの質問等に丁寧に答えていただきました。今回の訓練で学んだことを生かして、日頃の防犯意識を高めていきたいと思います。防犯グッズのさすまたの効果的な使い方について教職員にご指導いただきました。ありがとうございました。

 

 

本校では、防犯のため、課業中は、正門(東門)及び体育館側の西門を閉めています。また、昇降口の扉も閉める習慣をつけています。皆様もご来校されたときはぜひご理解とご協力をお願いいたします。わたしたちは、今後も防犯意識をもちながら取り組んでまいります。

校長ブログNo71 歯を見せて 笑える今を 未来にも

6月4日~6月10日 歯と口の健康週間でした。

よくかんで食べることは体に良い働きがあります。6日のグミ、7日の黒豆、10日のスルメ、ごぼう、白玉などかむことをより意識できるようなメニューが提供されました。

▼ 6月6日(木)の学校給食

ご飯 きすチリソースフライ マーボー春雨 コーンかきたまスープ グミ 牛乳

▼ 6月7日(金)の学校給食

ご飯 のりあえ 鶏肉のごまだれがけ 肉じゃがに 黒豆 牛乳

 

▼ 6月10日(月)の学校給食

するめご飯 ごぼうサラダ 厚焼き玉子 白玉ポンチ 牛乳

 

 

 

 

 

校長ブログNo70 明日は千葉県民の日

やあ、みんな おひさしぶり~♪ 

キンキンキラキラ金曜日!今週も今日が最後。とても暑くなるそうだけれど1日元気に過ごそう!! 今日は高学年が水泳学習だね。忘れ物がないように気をつけようね。

ところで、5月に行われた白浜小学校運動会では1・2・3年生のみんなの「ち~ばダンス」とってもステキだったよ興奮・ヤッター!当日は遠くからみんなのことを応援していたよ。

さて、明日ドドドド土曜日 6月15日(土)は千葉県民の日だよ。

毎日、町の防災無線でもお知らせしてくれているけれど、白浜小学校からすぐ近くの木戸浜がある九十九里浜で、「千葉県誕生150周年記念事業フィナーレイベント」が行われるよ!

九十九里浜はちょうど僕の背中にあたるよ。夏の日差しを受けてピカピカ輝く美しい白浜を取り戻そう!!

校長ブログNo69 毎日の家庭学習の習慣を(第1回全校テスト実施)

今年度第1回目の全校テストを実施しました。 

基礎基本の学習内容がどの程度定着できているかを確認するテストです。内容は国語は漢字の読み書き各10問ずつの合計20問。算数は計算と文章題の混合問題で合計20問です。今年度第1回目のテストは、4月・5月に宿題や授業で取り組んだ問題の範囲を担任が指定し、その中から校長が選択して出題しました。ここに出題された内容はしっかりと理解してほしいものばかりです。今回のテストを機会に、基礎学力がどの程度身についているか自分で把握し、できなかった部分については十分に復習して弱点を克服できるようにしましょう。

できたときの喜び、わかったときのうれしさを味わえるように、学校でも毎日の授業での指導を大切にしてまいります。今年度から家庭学習カードの提出はなくなりましたが、引き続きご家庭で、お子さんがどのような宿題や家庭学習に取り組んでいるか確認し、励ましの声をかけていただければ、子供たちはさらにやる気が高まることでしょう。毎日コツコツと取り組むことが力を身に付けることにつながります。家庭学習の習慣と、特に復習を大切に、継続してがんばって取り組んでいきましょう。次回の実施は7月中旬を予定しています。

校長ブログNo68 会食形式で食べる楽しい学校給食

令和2年度からの3年間は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、給食における会食が長いこと制限されていました。しかし、昨年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられたことを受けて、コロナ前のような給食の会食形式が可能となりました。

しかし、本校では特に会食形式に戻さず、隣の座席の児童と間隔をとり、全員が同一方向を向いて給食を食べていました。そのことも影響しているのでしょうか。きちんとした姿勢で落ち着いて給食を食べている児童が多く、4月に着任した時にその姿を見て感心しました。

しかし、私は、本来の学校給食の目的(「給食指導」と「食に関する指導」)をふまえ、早く戻す必要があると考え、5月からコロナ前と同様の会食形式に戻しました。長いこと制限を受けてきた子供たちは、「本当に久しぶりだ。」「楽しい」「給食もおいしい。」と笑顔で感想を話していました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校の外では、6年生が昨年度の宿泊学習における会食や、今年の東京ディズニーシーファンタジースプリングスプレビューの際、対面での会食形式で食事をする機会がありました。さらに今月下旬には、5年生の宿泊学習で会食形式による食事の時間があります。また、今後、校外学習で昼食をとるときはグループごとに食事をとることも想定されます。

感染症予防のためすでに習慣となった食事前の手洗い・うがい・必要に応じた消毒等を心がけながら、今後も学校給食における会食の時間を大切にしていきたいと思います。

校長ブログNo67 最近の授業風景

運動会に続き、陸上競技大会を終え、校内では、落ち着いた態度で学習に一生懸命取り組んでいます。今日は全学年の授業風景をお届けします。教室の学習では、どの学年もご覧のとおり、黒板の他に電子黒板を活用しています。ICT機器の活用ということで、デジタル教科書を使用しながら児童が使用している教科書と照らし合わせてより見やすくしたり、考え方や解答をタッチペンで書き込みながら確認したりすることができ便利です。

【1年生】算数科のようす 10になる数の組み合わせを学習しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

【2年生】算数科 たし算とひき算の筆算について学習しています。

 

 

 

 

 

 

【3年生】外国語活動 英語講師による指導です。1~20の数の言い方について学び、2人~3人組でゲームを通して英語講師が発音した数字を正確に聞き取り、早い者勝ちで答える活動を行いながら定着を図っています。

 

 

 

 

 

 

 【4年生】図形 角の大きさ 分度器を使って角度を正確に測ったり、三角形を作図したりしています。

 

 

 

 

 

 

【5・6年生】体育館でボール運動「バスケットボール」ドリブルやシュートの練習をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

校長ブログNo66 6月・7月の目標

過去のブログでもお伝えしましたが、代表委員会で話し合われた4・5月の目標についての反省がまとまり、児童会から校内放送で発表がありました。

3段階評価(星(★)の数で評価します。)で一番評価の高い「キラリン」でした。評価は、高い方から「キラリン」「二コリン」「チャラリン」と名前がついています。下のニコちゃんの顔をご覧ください。)

3段階評価について・・・毎月職員で行う生徒指導委員会において、隔月の生徒指導目標に対して、学級の成果と課題について出し合い、反省を行います。それをもとに、学級で反省を行い、各月末のキラキラ度を決定します。(児童に3段階で評価させ、学級の平均をその学級の★の数として児童会に報告しとりまとめます。)

さて、6・7月の目標は... 勉強と運動に関する目標です。

「全校テストに向けて勉強をがんばり、運動もする。」です。

全校テストは13日(木)に1年生を除く2~6年生を対象に実施予定です。4月から5月にかけて各学年で学習した漢字(読み・書き)、算数の問題を校長が作成し、どれくらい学力がついたか自分の到達度を測ることができます。すでに学級担任から出題範囲については児童に伝えてあります。

続いて委員会からのお知らせとお願いです。

1学期も折り返しです。一人一人がめあてを意識し、落ち着いた生活態度で学校生活を送り、よりよい学校を創っていきましょう。

校長ブログNo65 本日、創立記念日

今日6月10日は白浜小学校の創立記念日です。

お祝い135回目のお誕生日です。おめでとうございますお祝い

1889年(明治22年)6月10日、町村制の実施により尾垂惣領村と木戸村が合併し白浜村が誕生しました。同時に、尾垂学校(1876年(明治9年)11月21日開校)木戸小学校(1877年(明治10年)5月1日開校)2つの小学校が統合し、白濱尋常小学校となりました。時代の変遷と共に校名も変更を重ねながら現在に至っています。

▼ 尾垂学校跡地(「創立百年誌」(1989年発行)より転載)

▼ 木戸小学校跡地(「創立百年誌」(1989年発行)より転載)

▼ 現在の白浜小学校正門風景

正門にある学校名の表示プレートです。 

正門を入ると正面にある掲示板には本校職員が毎月替わりで作成する案内掲示があります。(写真は6月の掲示)

エントランスをくぐり

玄関に入ると案内板があります。

ふだんは「ようこそ白浜小学校へ」を掲示してありますが、来校者がある場合は来客名や会議名などを表示してお迎えします。

さて、写真の下にある木製の「白浜小学校」の表示板にご注目ください。4月の頃は、もう少し奥まった、各種表彰の盾やトロフィーなどが置かれるショーケースの前に置かれていました。ショーケースに近づくにはこの看板のような木を移動させなければいけません。これがけっこう重いのです。それに、そのたびにこの看板を移動するのも申し訳ない気持ちで気になっていました。いったいこれはいつごろのものなのだろうか。ひょっとしたら以前過去ブログで記事にした昭和の時代に学校のどこかに掲げられていたものなのだろか。日に日に深まる疑問も限界になり、思い切って聞いてみました。 

 10年くらい前の白浜小学校を知っている職員に聞いたところ、当時本校に勤務していた方が制作したということがわかりました。

次のようなエピソードがあります。当時、学校の正門(現在の校門ができる前)をくぐると来校者にとって玄関の場所がわかりにくかったとのことです。そこで、玄関に入りここが白浜小学校ですよということが分かりやすいように、作られたものだということです。

でもこの木、いったい何の木でできているのでしょう。

実はこれは昔、白浜小学校にあった松の木なんです。

特別棟のある第二校舎と本校舎の間に当時、中庭がありました。そこにあった松の木が朽ちてしまい、その松の木を有効活用したとのことです。今流行しているDIYというのでしょうか。モノづくりが大得意な方だということで職員室にあるモノが現在も活用されています。すばらしいですね~!!

また、当時、100m走路はグラウンド東側(フードショップいちはら様~旧体育館側)に位置していました。その後、第二校舎を解体するとともに、本校舎との接続部分であった児童昇降口にあった渡り廊下をふさぎ、グラウンド西側(旧プール側~本校舎側)にまっすぐ100m走路を作り直し現在に至っています。

この他にも、玄関に入ると正面の掲示板には畳1枚(1畳)ほどの大きさの掲示板があり、ウェルカムボードとして活用しています。ここには校長が描いた校舎のイラストを季節に応じて張り替えています。以下、これまでに掲示したものです。

▼4月に掲示したウエルカムボード(カラー)と原画(鉛筆によるスケッチ)

 

 

 

 

 

 

▼5月のウエルカムボード。こいのぼりバージョン と 運動会バージョン(2種)(1つはこいのぼりと大玉送りの組み合わせ。もう1つはツバメと大玉送りの組み合わせ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月以降も季節を感じられるような掲示物を作成していきますのでお楽しみに。

完成したらまたこのブログと写真&スケッチコーナーに掲載します。

校長ブログNo64 力いっぱい取り組んだ山武郡市小学校陸上競技大会

6月5日(水)令和6年度山武郡市小学校陸上競技大会が行われました。

本大会は、山武地区(大網白里市・山武市・東金市・山武郡九十九里町・芝山町・横芝光町)の小学校35校が参加します。長い歴史があり、かつては、地元の横芝光町坂田池公園陸上競技場で行われていたこともありました。その後2年は東金、成東で開催し、今年度は大改修を終え、タータントラックと青々とした芝のあるすばらしい環境の東金アリーナ陸上競技場で開催しました。

真っ青なユニフォームを着て、すばらしい会場で競技できることを楽しみに笑顔で臨む選手たち。返事や挨拶も大きい声で会場に響きました。

 

午前は予選が行われ、午後は決勝種目が行われました。

夏空に映えるタータントラックの競技場で、目標をもって挑んだ5・6年生21名の選手たち。走・跳・投と体全体を使って精一杯力を発揮していました。また、他校の同級生と一緒に競技することで刺激を受け、また、競技の様子を観戦しながら友達を応援するなど、大会ならでは感じるものがたくさんあり、充実した1日になりました。この陸上大会に向けた学校での練習は、4月下旬から始まり、途中、運動会練習で一時中断し、合計10回程度でしたが、本校職員の全員による指導のもと、一つ一つ課題に向き合いながら練習を進め、個々の運動能力を高めることができました。これまで、ご家庭の皆様のあたたかい励まし、練習へのご理解とご協力いただいたことや、当日、多くの方が会場へ応援にご来場し、熱い声援を送ってくださりありがとうございました。

競技の結果、入賞はつぎの3種目です。

◆6年女子走り幅跳び 7位

◆5年男子1500m走 5位

◆5年男子4×100mリレー 8位

5年生にとっては来年度の陸上大会において、さらに白浜魂を抱きつつ、思う存分力を発揮することを楽しみにしているようです。これからも体育科の授業を始め、日々の外遊びや体力づくり等に励み、健やかな身体を育んでまいりたいと思います。

▼ 大会を終え、やりきった表情の選手たち。記念写真を撮りました。