ブログ

校長ブログ

校長ブログNo259 冬の話題(その2)

おはようございます。今日のラインナップです。

1 月が火星に接近

2 サザンカ

3 学校給食

1 月が火星に接近

昨日、朝の登校指導で出会った4年生児童から、「ふたご座流星群を見ていて、流れ星が見えたんですよ。」という話を聞きました。過去ブログでも掲載したように、4年生は理科の学習で月の動きに学習したことをきっかけに、関心をもち、夜空を見上げたそうです。こんな話をしてくれることが私にとってとてもうれしいです。そうこうして歩いているうちに十八夜の月が西の方角には月が沈みかけるところでした。「そういえばこの間もこの景色を見ながら登校したよね。」「あれから1か月経つんだね。」なんて話をしながら南門をくぐりました。15日の満月は夕方4時半頃が月の出でしたが、それから日に日に遅くなり、翌日の十六夜は「いざよい(ためらうという意味の古語)」、一昨日の十七夜は「立ち待ち月(立って待っている間に出る意味)」、昨日十八夜は「居待ち月(座って待つ意味)」と風情ある名前に、月と共に暮らしてきた日本人の繊細な感覚に驚かされます。

昨晩も寒い夜、自分の子供を駅に迎えに行くときに、雲間から月がときどき姿を見せてはまた隠れていました。そしてすぐその上には火星が輝いていました。

【参考】国立天文台HP 月が火星に接近(12月17日~12月19日)

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/12-topics05.html

2 サザンカ

♪サザンカ サザンカ 咲いた道 たき火だ たき火だ 落ち葉たき

『たき火』より

冬晴れの青空の下咲くサザンカの色が映える12月です。

本校の支援員さんが自宅から持ってきてくれました。先月は菊を、

そして今月はサザンカ(山茶花)を。サザンカの紅色が何とも言えない色で美しいです。

早速、玄関に飾りました。

横芝光町のマスコットキャラクターと共に

3 おいしい給食

今週前半の学校給食の献立を紹介します。(12月16日(月)~12月18日(水))

▼12月16日(月)の献立

ご飯 いか中華焼き 棒々鶏サラダ コーンかきたまスープ 牛乳

 ▼12月17日(火)の献立

ご飯 鶏肉のレモンバジル焼き ポテトリヨネーズ ひよこまめのスープ 牛乳

 ▼12月18日(水)の献立

うどん みそけんちんのしる ちくわの磯辺揚げ ツナとわかめのサラダ お米のタルト 牛乳

昨日、12月18日(水)横芝光町学校給食センターにて、第2回横芝光町学校給食センター運営会議が開催されました。委員は、各小中学校校長の他、町議会議員の代表の方々、学校医の方々、各小中学校PTA会長の方々などで構成されます。白浜小学校からは私とPTA会長さんの2名が出席しました。会議の後、当日の献立が提供されました(上の写真)。今日は、委員だけでの給食でしたので、全員が中学校と同じカロリーで計算された量で提供されました。さて、横芝光町の学校給食の特色として、できるだけ手づくりのメニューを心がけています。「ちくわの磯辺揚げ」は、1つ1つ小麦粉をまぶして揚げてくださったものです。また、うどんも温かく体があたたまりました。また、いつもは学校でストローで飲む牛乳も、今日はストローではなくパック上部を開けていただきました。パックにはこのような図が載っていて開けて飲むことができるんですね。初めて知りました。ちなみに横芝光町は多古町にあるフルヤ乳業成田工場から牛乳の提供を受けています。

1 牛の絵(フルヤン)を押す

2 開いて引き出すとゴクゴクと飲めるのです。

今日もおいしい給食に感謝して、「ごちそうさまでした!!」

(この後、千葉市への出張があったため食後すぐ千葉へ向かいました。)

このブログでは早くも第2号で学校給食の献立を紹介することを初めていますが、その際に、学校給食センターから発行される献立表に掲載されていた本町の学校給食の特色を紹介しています。

【再掲】過去ブログNo2(4月18日号)

「横芝光町の学校給食について」 横芝光町学校給食センターより

1 おいしく、安全で安心な給食づくりを心がけています。

2 成長期の小中学生に必要な栄養素がとれるような1食になっています。

3 旬の食材、地元の食材を優先して使っています。

4 みなさんの声を生かした給食になるよう、月1回リクエストメニューを取り入れています。

毎日の給食がみなさんの1回の食事の理想の量、組み合わせです。元気に過ごすためにもしっかり食べましょう。

また、学校給食法に基づき、児童生徒の学校給食の食材に係る費用(いわゆる給食費です。ただし、給食費には人件費や燃料費等は含まれません。)は町が負担補助することで、無償提供してくださっています。たいへんありがたいことです。(教職員は給食費を納めています。)

さて、毎月の献立は栄養士さんがアイデアを出しながら考えてくださっています。児童生徒の健康や成長のことを考えた栄養素やカロリーを計算するとともに、食を通して季節や行事、国際理解などさまざまな視点からバラエティあふれる内容を考えて毎月の献立を考えてくださっているのです。また、地産地消(千葉県産の食材を使用するときは「千産千消」という言葉を使用します。)により、地元横芝光町や山武地区の食材をふんだんに使用し、(千葉県は全国でも1、2位の生産量を誇る農業県です。)おいしい給食を提供してくださっています。感謝の気持ちを忘れずにいただきたいものです。

過去ブログでもご紹介しましたが、子供たちはきれいに給食を食べています。ご家庭でもご家族で楽しくお食事をしながら、マナーよく食事をされていることがうかがえます。そのため、月1回食育のためにご来校され給食の様子をご覧になる栄養士さんからも、「白浜小学校のお子さんたちは給食をおいしくいただいている様子がよくわかる。町内で一番残菜率が低いんですよ。」とうれしそうにほめてくださいます。これからも感謝の気持ちを忘れずにいただきたいと思います。

2学期の学校給食は終業式の前日、12月23日(月)まで提供されます。後半の献立紹介は12月24日(火)に紹介する予定です。

校長ブログNo258児童の絵画を校内展示しています

第69回こども県展(主催:千葉日報社、後援:千葉県教育委員会ほか)入選作品

入選作品は、千葉日報社「こども県展特設サイト」で、2025年3月末日まで「Web展覧会」が開かれています。おめでとうございます。

入選

【2年生】

【4年生】

【6年生】

『こども県展』は、第69回を迎えました。この展覧会は、次代を担う子どもたちの豊かな心と個性や創造性を育むことを目的として開催しています。本年は、小・中学校576校からの応募があり、第35回展から加わったデザイン作品を含めて総点数は53,131点に達しました。これも関係者各位の造形教育への熱意とご協力の賜物と感謝申し上げます。(主催者HPより引用)

図画工作科の各種展覧会が終了し、学校に戻ってきた作品が廊下に掲示されています。

明日19日(木)・明後日20日(金)と行われる個人面談でご来校されるときにぜひゆっくりとご覧ください。

【1年生】

【2年生】

【3年生】

【4年生】

【5年生】

【6年生】

最後に、過去ブログNo256冬の話題に関連して、「こども県展」の特別賞(本年度は終了しました。)の展示会場となった千葉県立美術館は、開館50周年を迎えました。いろいろな美術に触れたい方はぜひこちらのリンクから

【参考】千葉県立美術館HP(開館50周年に関連するページ)

https://www.chiba-muse.or.jp/ART/

 

校長ブログNo257「人権」を考える

だいぶ前の話になりますが、1年生の教室を訪れたとき、折り紙を持っていた児童が私に、「校長先生は何色がいいですか?」と聞かれたので、「ピンクがいいな。」と答えたら「えっ?!」と驚いた顔をしていました。男性だからピンクを選ぶことはないだろうなと思ったのでしょう。意外な答えが返ってきて戸惑っている様子でした。私は、ピンクの色も好きです。この文を読まれている方の中には「えっ?!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。はっきりとは覚えていませんが、子どもの頃に好きな色は青色だったと思います。でもその後、成長するにしたがって、色はそのときに出会った印象や思い出などの影響もあり、今は青よりも、紫、黒、赤などが好きな色はさまざまです。

ピンクは、大人になるにつれて好きな色に加わった色です。といっても目に染みるような鮮やかなピンク(いわゆるショッキングピンク)から、薄紅色や桜色といった淡いピンクまで色の濃淡が幅広くある中、私が好きなピンクは、桜色に近い淡いピンクです。理由は、温かみのあるやさしい感じがするからです。30代前半くらいまでは、淡いピンクのセーターや、ネクタイ、ワイシャツなど着用していたこともありました。そして、今は服を着ることはなくても、イラストを描いたり、画用紙を使ったりするときは、ピンクを使うことで明るく華やかな雰囲気になることから好んで使います。

12月4日(水)~12月10日(火)は人権週間

12月10日は「世界人権デー」です。

人権デー
第二次世界大戦後まもない1948年12月10日、国連総会で「世界人権宣言」が採択されました。この日を記念し、12月10日は「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、初めて人権保障の目標や基準を国際的にうたった画期的なものです。この日を中心に、全国各地で様々な啓発活動を実施します。

冒頭の話に戻りますが、先月、読み聞かせボランティアの皆さんによる時間帯に、1・2年生の方が短めの本で、わりと早く傾向があるため、学年順に教室を回っていたところ、この日は6年生教室を訪れた時はすでに本は読み終わっていたようでした。6年生の読み聞かせの本は、『ピンクはおとこのこのいろ』(ロバートキャンベル・著)でした。ボランティアさんと6年生がお互いに向かい合った状態で、本に関連した内容のて、ご自身が思っていることを児童に話していました。

【参照】ピンクはおとこのこのいろ

https://m.media-amazon.com/images/I/71Fky0mRroL._SY466_.jpg

ボランティアさんのお話では、「昔だったら、男の子は青、女の子は赤と決まったかのような固定概念がありました。今だったら色のバリエーションが豊富だけれども、ランドセルも男の子は黒か青、女の子は赤って決まっていたんですよ。でも、男の子が赤が好き、ピンクが好きといってもおかしくないと思うんです。」(そうだよなあ。)と同感しながら他にも固定概念に関連する内容の話を続けて聞いていると...「自分と違うからと言って偏見をもつことは残念なこと。自分らしさを大切にすること、他人との違いも受け入れること大切であること。6年生のみなさんの中には、好きな人がいる人もいると思うけれど...」と話し、「好きな人は異性とは限らない。人を好きになる気持ちそのものが大切であって、性は関係ありません。」と、ジェンダーにつながる話もされていました。「みんなはもう6年生だから、人を好きになる経験があるかもしれないけれど...」の場面では、照れや恥ずかしさもあり、多少ニヤニヤしてざわつく場面もありましたが、真剣な表情で話を聞きながらいろいろなことを感じている様子でした。

 今年の人権週間において本校で取り組んだことを紹介します。

まずは、校内で児童から募集している「人権標語」の紹介から。

道徳の時間に、人権に関する動画(参考:法務省HP)を各学級で視聴し、感想を話し合いました。

各学年で話し合って考えた人権標語を紹介します。

【1年生】

【2年生】

【3年生】

【4年生】

【5年生】

【6年生】

▼12月9日(月)、校内放送で各学年の代表児童が人権標語を発表しました。放送直前の緊張した面持ちで待つ様子。

▼1年生から6年生まで学年順に発表しました。

人権を大切にする姿勢は、本校の教育目標にも反映されています。

すすんで学び 思いやりがあり心豊かで 力いっぱいやりぬく 児童の育成

~しあわせいっぱい ランドセルにつめて はつらつと まっすぐに~

 

 

校長ブログNo256冬の話題

おはようございます。今日のブログは、冬にちなんだラインナップです。

1 コールドムーン

2 感染症流行にご注意

3 年賀状受付開始

1 12月15日(日) 満月 コールドムーン

ここ数日、朝の最低気温が氷点下を示し、横芝光町も昨日15日(日)の朝は-3.7℃まで下がりました。前日のブログで、天体観測をするときは風邪をひかないようにしっかりと防寒対策をして!と書きました。北風が強く、木枯らしが吹く寒い1日でしたが、夜には月が煌々と輝き、その隣には木星も輝いていました。

▼昨日15日(日)月の出から1時間が経過した午後5時ごろ撮影。今年最後の満月。のとなりに輝く星が木星です。

2 12月11日(水)「インフルエンザ注意報」発令

とうとう「インフルエンザ注意報」が発令されました。千葉県結核・感染症週報 2024年 第49週(令和6年12月2日~令和6年12月8日)によると、2週間前の過去ブログでお伝えした第47週は報告数が795。定点当たりの報告者数が3.94(定点当たり報告数とは、報告数を定点医療機関数で割った数を示す)でしたが、最新情報の第49週は、報告数が2686、定点当たりの報告者数が13.23と急増。注意報基準値(10.0)を超えました。ウイルスの型としては、A型がほとんどを占めているそうです。

気温が急激に低下するとともに、晴天が続き、空気が乾燥しているためか、周囲では咳をする人が増えてきました。感染症流行の時期(先月は、手足口病、マイコプラズマ肺炎が、そして今月は、伝染性紅斑(通称りんご病)が流行)、体調管理に気をつけましょう。特に、疲れが続いて食事が不規則になったり、睡眠不足になってしまったりすると免疫力が弱くなり、体調を崩しやすくなります。

【参考】千葉県感染症情報センター

https://www.pref.chiba.lg.jp/eiken/c-idsc/

▼冬木立(常緑樹の深緑、イチョウの黄葉、完全に落葉したイチョウの3つを収めた。過去ブログNo254「冬が来た(高村光太郎・作)」を思わせる)

3 12月15日(日)から年賀状引き受け開始

いよいよ、今年も暮れに向けて、カウントダウンが始まりました。12月15日(日)から今年の年賀状の引き受けが開始となりました。年の瀬を迎え、郵便局前は人の出入りが多く忙しそうです。

今の時代は、SNSの普及と共に、従来の年賀状の慣習に縛られず、さまざまな形の新年の挨拶があるようです。今年のお年玉くじつき年賀状の発行枚数は、前年比約12%減の約14億4000万枚で、13年連続の減少となっており、2007年(平成19年)の郵政民営化以降で最も少ない発行枚数です。

郵便にちなんで、まずこちらは学校からすぐ近くの木戸郵便局前にあるポストです。

そして次は、過去ブログでも取り上げた、変わったデザインの郵便ポストです。JR東京駅丸の内中央口改札横にある、ご当地郵便ポストで、実際に使用されています。

この東京駅ですが、今月12月20日(金)で開業110周年を迎えます。みなさんもご存知のとおり赤レンガ造りの駅舎です。1914年(大正3年)に、日本近代建築の巨匠である辰野金吾が、オランダのアムステルダム駅をモデルに設計し、6年もの歳月をかけて建設されました。1923年(大正12年)の関東大震災と、1945年(昭和20年)5月の東京山手空襲により3階部分は焼失したものの、数々の災難をくぐりぬけてきました。戦後、資材不足により、応急的な復興修復作業により長いこと2階建ての駅舎でしたが、2003年(平成15年)に重要文化財に指定されたことを受け、復元工事が行われ、2012年(平成24年)には開業当時の姿がよみがえりました

復元工事により、創建当時を思わせる南北のドームもよみがえった。

そして、こちらは丸の内南口にある旧型ポストです。2014年(平成26年)開業100周年を記念して、昭和50年代まで茨城県神栖市内で実際に使われていた大正時代の丸型ポストが、この東京駅に修復寄贈され、設置されました。(このポストも実際に使用されています。)

この他、調べてみると東京駅には歴史遺産などの見どころがあります。(今回、私が過去に撮影した覚えがある東京駅の写真で南北の天井ドームの写真を探したのですが、見つけられず掲載できないのが残念なのですが、)先ほどの丸の内南口と北口の天井ドーム(2枚目の東京駅のドーム屋根の写真が外観です。)には、方角を表す干支のレリーフがあります。(ただし、子(北)・卯(東)・午(南)・酉(西)はない。)今年は辰年。来年は巳年。来年もよい年にしたいものです。

▼12月14日(土)の東京駅舎上に見えた月と木星(知人提供による。夜8時半頃の月だそうですが、月明かりと地上の照明で空が明るく見えます。当然ですが、千葉で見る月とは趣も違います。)

ちなみに東京駅つながりで、東海道新幹線は開業60周年を迎え、こちらも節目の年となります。

初めて東京で開かれたオリンピック(1964年(昭和39年))に合わせて建設されたことを考えると、前々回の東京オリンピックからも60年が経つことになりますね。

今年も残すところ約2週間。コロナ禍が明けて2年。街に人が戻ってきたことを実感させる今年の年末です。今年も、年末年始は帰省客で大いににぎわいそうです。 

校長ブログNo255 おいしい給食

先週の給食献立紹介です。

▼12月9日(月)の献立

ご飯 あじのチーズパン粉焼き 春雨の炒め物 さつま汁 牛乳

【ひとくちメモ:白菜】

白菜の原産地は東南アジアや中国といわれています.中国では11世紀頃から栽培記録があり、現在中国では、最も栽培量の多い野菜だそうです。日本のおもな産地は、茨城県が全体の約40%を占めており、他にも愛知県、長野県、千葉県、北海道、群馬県などがあげられます。白菜の成分のほとんどが水分ですが、風邪予防に効果があるビタミンC、骨の主成分となるカルシウム、貧血やめまいを防ぐ鉄分、食物繊維を多く含んでいます。今日の給食では、さつま汁に入っています。風邪をひかない丈夫な体を作るためにも残さず食べましょう。

【参考】ハクサイ(千葉県旬鮮図鑑「教えてちばの恵み」)

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/hakusai.html

▼12月10日(火)の献立

ご飯 スタミナ焼き肉 キュウリの中華づけ エビボールスープ 牛乳

 

▼12月11日(水)の献立

まるパン チキン南蛮 ボイル野菜 パンプキンスープ 牛乳

▼12月12日(木)の献立

ご飯 小松菜サラダ 焼き餃子 酢豚 リンゴ 牛乳

▼12月13日(金)の献立

玄米ご飯 ハヤシルー きなこ蒸しパン ひじきのサラダ 牛乳 

 

校長ブログNo254 明日は満月コールドムーン

この「校長ブログ」は、1週間前の週末に記事を8割方作成しておきます。そして、投稿前夜、テーマの内容に合わせて記事や写真を最終確認調整し、翌朝予約更新されるようにセットしています。

今夜(このブログが更新される頃には前夜)は、金曜ロードショーのクリスマスにちなんだディズニー映画を見ながら記事を見直しているところです。

昨日朝の様子。久々に雲が多め。いつものようなまぶしさがありません。東方向の朝陽とのコントラストが美しく1コマ、カシャッ。墨を流したかのような美しい模様。

昨日12月13日(金)朝の冷え込みは厳しく真冬並みでした(寒寒)。朝の通勤時、横芝光町内の国道を走っていたら、外気温が-1度(驚)。九十九里平野は海に面しているので、国道を境に海側は比較的温暖な傾向ですが、今年初めて氷点下をさしていたので、驚きました。海沿いでこの気温ですから、内陸はもっと冷え込んだはず。成田市の最低気温は-3.8度(驚驚)。成田山新勝寺で早朝に行われたすす払いの様子がテレビで映し出されていました。

もう少し冬らしくなってきたら紹介しようとあたためておくはずだった掲示物の写真を予定を前倒しして掲載します。いきなり真冬並みの寒さがやってきたので、急遽予定変更。職員玄関前のウェルカムボードに掲示しました。詩『冬が来た』(高村光太郎さん作)をイメージして作りました。冬ということでいつもと比較して「じみ~な」感じになりましたが...このあとこの掲示は着せ替えで変化させる予定ですのでお楽しみに!まずはピンと張り詰めた冬の空気を感じていただければ。

 県内は各地で今季一番の冷え込みとなりました。さて、昨日13日(金)、職員室で話題になったのが、13日(金)夜から14日(土)未明にかけてピークとなる「ふたご座流星群」の話。星の観察が大好きな職員がいて、家族で空を見上げることが楽しみにしていたのですが、久々に曇りのち雨という今日の予報にがっかりしていました。でも、ピークを過ぎても1日~2日は見られるかもしれないねということになり...見られるといいですね。

【参考】ウェザーニューズHP2024年12月13日付

https://weathernews.jp/s/topics/202412/120065/

今月初めに1階廊下を歩いていたら次のような川柳を見かけました。(過去ブログでもお伝えしたように、2学期になり教務主任が中心となり募集しているは川柳。まだまだ続いていますよ。)

そうなんです。ここ数日、月を見上げるとその西側に明るく輝く星があります。それは木星(Jupiterジュピター)です。日に日に月に近づき、明日15日は満月(コールドムーン)と木星が最接近するのです。師走は地上だけでなく、天空もイベント続きで星たちが走り回り?!(いえいえ、星が回っているのではなく、地球を含めた惑星が太陽の周りを回っているのです。)大忙しですね!!

宇宙をテーマとした音楽は数多くありますよね。イギリスの作曲家ホルストが1914年~1916年にかけて作曲した組曲『惑星』の中の『Jupiter(木星)』は、約20年前に小学校音楽科の教科書に掲載され、鑑賞や音楽づくりの学習で親しまれています。その『Jupiter(木星)』のメロディをもとに歌手の平原綾香さんが歌う『Jupiter』(2004年)は人気曲です。また、詩人であり作詞家の覚和歌子さんが中心となり作った『星つむぎの歌』も壮大な宇宙の世界観を平原綾香さんによって歌われています。

『星つむぎの歌』

2008年3月、国際宇宙ステーションの日本モジュール「きぼう」の取り付けを行うためにスペースシャトルに搭乗した宇宙飛行士の土井隆雄さんへの応援歌として贈られた歌。歌詞は約2000名の公募による連詩から成る。

星空を観察される方は風邪をひかないよう、しっかりと防寒して楽しんでくださいね。

【参考】国立天文台 星空情報のサイトへ

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/12-topics04.html

【参考】 日本気象協会HPへ まだ見られるふたご座流星群、宇宙ステーション「きぼう」も

https://tenki.jp/forecaster/y_maki/2024/12/14/31751.html

校長ブログNo253 地区児童会

12月11日(水)ロング昼休みを利用して、地区児童会が行われました。

長塚・木戸・五ノ神・尾垂5区・尾垂6区・白磯・関・辻(丘・浜)の各地区に分かれて行います。

今回は、登校班の振り返りと、冬休み前の事前指導を行いました。

1 登校班の振り返り

(1)集合時刻を守れたか。

(2)安全帽子をかぶって登下校できたか。

(3)右側一列歩行・横断時の左右確認ができたか。

(4)学校到着時刻は昇降口解錠(7時45分)以降かどうか。

(5)挨拶ができているか。(一時停止の車、安全パトロール隊の方へ)

2 冬休み前の安全指導

(1)危険な場所についての確認

(2)冬休み中の過ごし方について

 ① 特に自転車走行について

 ② 帰宅時刻の確認

 ③ 危険な遊びをしない

その翌朝、12月12日(木)の登校状況を学区を車で回りながら確認したところ、昨日の地区児童会での指導が生かされていて、児童も意識しながら登校班でまとまって登校している光景を見ました。

終業式24日(火)まで登校回数も残り8日になりました。事故が起きないよう安全に一人一人が意識しながら安全な登下校をしていけるよう、引き続き学校でも指導してまいります。ご家庭や地域の方のご協力も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

校長ブログNo252家庭教育学級「クリスマスリースづくり」

晴天続きの毎日です。

昨夜、某局の天気予報で、気象予報士の方が撮影した今日は冬の季節の花「サザンカ」にちなんで、

今日は朝冷え込むとのことで、

:カ(乾燥)

:かびえ(風冷え)

:かき(寒気)

いせい(快晴)

と語呂合わせを紹介していました。

冬の澄んだ空気のため、夜空には数々の星がまたたき大きく見えます。ただし、これからだんだんと月が満ちてきますので、暗い星は少しずつ見にくくなっていきますが...

一昨日(12月10日(火))夕方、外に出たとき、ちょうど校舎の上(南の方角)に半月を過ぎた月が夕暮れの空に輝いていました。

写真は12月10日(火)月齢8.9の月を撮影したものです。今月15日には満月を迎えます。

この1週間前、12月4日(水)月齢2.9の月については、メロンのような三日月でした。(退勤時、学校近くの田んぼで撮影)オレンジ色の三日月の上に輝いているのは金星です。月などはいつもスマホで撮影しているため、撮影技能はもちろんのこと、設定が難しく限界があり、見苦しくてすみません。実際の三日月はちぎれてしまうくらい細く、オレンジ色のメロンのような形でした。また、金星も輝いていました。平野部で撮影しているのでさえぎるものが何もなく、とても幻想的でした。翌日が月と金星が再接近する日だったことです。今月はさまざまな天体ショーが見られるとのことです。

【参考】国立天文台HP

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/12-topics01.html

夜空には冬の大三角形も見頃になってくる季節です。

12月の校門掲示です。

12月も中旬に入り、街中も人があふれにぎやかになってきました。横芝光町のヨリドコロにはイルミネーションが点灯し、大勢の人が集まる場所にはクリスマスツリーが飾られるなど、華やかな雰囲気です。

本校も、12月に入り、給食の時間に流れるBGMはクリスマスにちなんだ曲が流れています。子供向けのクリスマスソングをはじめ、JPOPや映画音楽など聴いているだけでちょっとしたクリスマス気分になります。また、学級によっては掲示物を作成したりとだんだんとクリスマスが近づいてきたことを感じさせます。

▼特別支援学級廊下掲示の様子。ステキですねぇ!!

サンタクロースの笑顔や、プレゼントボックスには子供たちの願いや夢がこもっているようで、胸がぽかぽかしてきます。

12月12日(木)に買い物に行き、翌13日(金)はお楽しみ会でホットケーキを作りました。

▼イラストクラブの児童の作品掲示

▼図書室入口のウェルカムボード このほかにも保健室や配膳室などの扉にも担当が掲示物で飾りつけをして、校内のいたるところからクリスマスの雰囲気が伝わってきます。

今年もこの時期がやってきました。

12月4日(水)家庭教育学級(1・2年生対象)「親子クリスマス飾りつけ」が行われました。

講師は、夏季休業中、私たち教職員へフラワーアレンジメントをご指導してくださった「伊藤園芸」様です。

【参考】過去ブログNo123(8月6日号)

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

数々の種類の飾りやモミの葉もどっさりと持ってきてくださり、これからどんなクリスマスリースができるかワクワクした気分で、講師の先生から作り方についてお話をうかがいました。

「どのようなリースを作ろうか。」「そこにつける?」「いいね」「かわいい」などなど相談しながらさっそく作り始めました。

リースの土台に、リボン、キラキラの飾り、鈴、サンタの帽子、綿の花などをつけていきます。

講師の先生も、みんなが作っている様子を目を細めながら見て回り、アドバイスやいい感じですねなど声をかけてくださいます。リボンを結んだり、グルーガンを使ったりするところは大人の力を借りて作っていきます。モミの葉をつけると緑と赤のコントラストでリースが一段と映え、華やかな雰囲気になりました。

実質40分程度であっという間にこんなステキなわたしだけのクリスマスリースが完成!! 

飾りだけではありません。仲良く色々とアイデアを出し合いながら、終始、教室はにぎやかであったか~い雰囲気でした。

皆さんに大好評だった「親子クリスマス飾りつけ」。「伊藤園芸」様、年末のたいへんお忙しい中、今年もたいへんお世話になりありがとうございました。

興奮・ヤッター!今年のクリスマスがいつも以上にみなさんにとってすてきな時間になることでしょう。興奮・ヤッター!

星メリークリスマス !! Merry Christmas!!星

星ハッピークリスマス!! Happy Christmas!!星

校長ブログNo251なかよし班活動

「みんな~! あつまれ~~~!!」

今日は水曜日ロング昼休みを活用した「なかよしタイム」の日です。

▼なかよし班には手づくりのこんな楽しいデザインの旗があります。

今日のロング昼休みは、6年生が国語科の学習で取り組んだ「全校児童が楽しめるような遊びを考えて実行しよう」ということで

【参考】過去ブログNo229(11月19日号)掲載 6年生の授業風景

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

早速、どんな遊びをしているか見てみましょう。

体育館では

王様ドッジボール ボール鬼ごっこ

グラウンドから教室へ

時限爆弾ゲーム いす取りじゃんけん おにぎりの具

再びグラウンドへ向かうと

反対信号 ボール当てゲーム

教室で活動しているもう1つの班

●●王  絵しりとり 

体育館でも盛り上がっているようです。

フィールドビンゴ おにごっこ 

再びグラウンドへ。

冬の日差しは傾くのが早く、少し寒そうですが元気に活動していました。

陣取りゲーム かくれおに

もうひとつの班は

ことろことろ 陣取りゲーム

 

優しいドッジボール かくれおに

今日のなかよし班活動はいつも以上に盛り上がり楽しそうでした。

1年生から6年生まで笑顔や笑い声、ちょっと困ったときには上級生が下級生に声をかけてあげたり励ましたりしながら楽しんでいました。

6年生が一生懸命調べて計画を立ててくれたおかげでしょう。複数の種目があり、また次回以降楽しめそうです。 

校長ブログNo250 12月7日「大雪(たいせつ)」を迎えて

日の出 太平洋の水平線から昇る太陽

遠くに見える突堤では、日の出前から海釣りや写真撮影をする人、沖合には漁に出る漁船が見えます。

過去ブログでもお伝えしてきたように、この時期、通勤の時間帯、天気さえよければ、夜明け前の里山では、ブルーモーメントと朝もやが毎日のように楽しめます。朝陽を受けて映える落葉樹は、藤城清治さんや滝平二郎さんの切り絵のような美しい景色、刻々と変化する空の美しさに感動します。また、犬の散歩をされている方を多く目にします。冬の早朝、とても寒そうですが私と同じような気持ちだと思われます。遠くの景色を見ながら歩いています。

12月7日、二十四節気「大雪(たいせつ)」を迎えました。

閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)(大雪初候12月7日~12月10日)

本格的な冬が到来します。天気図を見ていても西高東低の冬型の気圧配置。
北日本では雪の日が本格的に続きます。真冬にむかって寒さが厳しくなっていきます。一方、越後山脈を境に関東地方では冬晴れの日が続き、関東平野では乾燥した冷たい「からっ風」が吹き込みます。

朝陽を浴びながら海上を渡る海鳥と漁船

「飛ぶ」鳥からヒントを得て人間が創り上げた現代文明の飛行機 どちらも美しい

 美しい景色を見ていると、心が温かくなり時間が経つのを忘れてしまいそうです。11月も記録的な高温が続いたので上着が必要のない日もありましたが、12月に入るとさすがに海風に当たっているとが体がじんじんと冷えてきます。いよいよ冬将軍到来。コートやマフラー、手袋などが必要になります。 

▼早朝の栗山川河口風景 寒さが増すごとにカモの数も増えてきました。

そんな寒さも気にせずに、子供たちは元気に学校で友達と仲良く遊ぶ姿がたくさん見られます。

「子どもは 風の子 元気な子」は昔から変わりませんね。

▼なかよし班(たてわり活動)の様子。明日のブログをお楽しみに。

校長ブログNo249冬の交通安全運動

12月4日現在、千葉県の交通事故死者数は121人。(前年度比+9人)

ワースト3位(1位東京都132人、2位愛知県128人、4位大阪府109人)

年末年始、交通事故が増加する時期。

午後5時台の高齢歩行者の事故が急増中。

自転車・車の運転では、凍結注意。

余裕をもって安全運転。

一人一人が自分の身を自分で守る強い覚悟で!

交通安全に十分気をつけていきましょう!!

横断歩道を渡るときは

「とまる・まつ・見る(右・左・右)」です。

冬の交通安全運動

運動期間:令和6年12月10日(火曜日)から12月19日(木曜日)までの10日間

スローガン:飲酒運転は絶対しない、させない、許さない

【重点3項目】

1 飲酒運転の根絶に向けた取組の推進
2 夕暮れ・夜間・明け方における交通事故防止
3 自転車ヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底

飲酒運転は犯罪です。

いまだになくならない飲酒運転。

飲酒運転は絶対にしてはいけません。許されるものではありません。

小学生は、

2 夕暮れ・夜間・明け方における交通事故防止
3 自転車ヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底

を心がけましょう。

千葉県における自転車ヘルメット着用率は、6.5パーセント(全国ワースト2位)です。

自転車の交通事故は、頭部が致命傷となることが多いです。

被害軽減のため、自転車ヘルメットを必ず着用する習慣をつけましょう。

お出かけ前に「ヘルメットかぶった?」の確認を忘れずに。

※自転車運転中の「ながらスマホ」、「酒気帯び運転および幇助」の罰則が整備されました。

【参考】過去ブログNo222(11月12日号)「道路交通法が改正されました。」

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

飲酒運転の根絶

https://www.police.pref.chiba.jp/content/common/000062708.pdf

思いやり交通千葉(12月号)

もう一度確認!!横断歩道を渡るときは

「とまる・まつ・見る(右・左・右)」です。

 

校長ブログNo2486年校外学習(佐倉「日本遺産北総四都市」を訪れて)

12月8日 今日は、1941年(昭和16年)12月8日太平洋戦争開戦の日です。

この日未明、ハワイ真珠湾に停泊していたアメリカ合衆国の軍艦に奇襲攻撃をし、日本はアメリカやイギリスなどの連合国へ宣戦布告をしました。この戦争で、日本は、約310万人もの方が亡くなりました。(軍人 約230万人、外地一般邦人 約30万人、内地戦災死亡者 約50万人)

 1945年(昭和20年)8月15日、日本政府はポツダム宣言を受諾して連合国に降伏しました。 

▼横芝光町木戸にある護国神社敷地内の「忠魂碑」

【参考】過去ブログNo133-1(8月15日号)「シリーズ白浜小学校はあのとき⑦終戦の日に」

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

▼同 護国神社敷地内にある旧奉安殿と思われる建物

6年生は12月3日(火)千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館に校外学習に訪れました。

【参考】白浜っ子の活動の様子

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/38/

小春日和の穏やかな晴天に恵まれた1日でした。国立歴史民俗博物館は佐倉城址の一角に位置します。佐倉城址は当時の地形を生かしたままの「佐倉城址公園」があり、広大な敷地には樹齢が高いさまざまな樹木が茂っています。特に、春には桜の花見としてにぎわったり、秋から冬にかけて紅葉を楽しんだりすることができる、人々の憩いの場となっています。

今回は、6年生が訪れた佐倉が日本遺産(北総四都市)の1つになっていることから、先日紹介した4年生の校外学習で訪れた佐原に引き続き、佐倉の歴史について触れたいと思います。

▼写真は11月30日(土)の城址公園の様子

現在は穏やかなゆったりとした時間の流れる空間となっていますが、この国立歴史民俗博物館のある場所は、もともとは中世(1500年半ば)に千葉氏の城が起源です。その後、江戸時代になり、徳川幕府の重臣であった堀田氏が城主となり、徳川家3代将軍徳川家光の頃から幕府終焉まで約140年間にわたり下総国佐倉藩の藩主として藩政を行いました。幕末には老中を務めた堀田氏の居城である佐倉は、11万石に発展したのです。ちなみに、現在の横芝光町にあたる地域も下総国佐倉藩の領地にあたります。海防のため、木戸には幕府の陣屋が置かれたことは、過去ブログNo179(9月29日号)https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

でもご紹介したところです。

▼「木戸陣屋跡 よみがえる海の要塞」 横芝光町図書館ギャラリー展示パネルより 

▼江戸時代に作成された地図に残る白浜付近の村名(栗山川東岸に木戸、尾垂、惣領などが見られる。)

鎖国をしていた日本の近海に、19世紀頃から諸外国の船が現れるようになり、通商を求めるようになります。他国に先がけ、アメリカ合衆国は日本と条約を結んだことは、皆さんも歴史で学習したことと思います。1858年日米修好通商条約が締結され、日本とアメリカの国交が結ばれることになります。

▼老中も務めた堀田正睦(ほったまさよし)

▼タウンゼント・ハリス

▼2人の銅像が並んで立っている 

その後、不平等条約改正により、1911年に日米通商航海条約に発展解消しました。しかし、1937年日中戦争勃発により1939年にアメリカが日本との条約を一方的に破棄し、失効となりました。さらに、アメリカによる経済制裁、原油輸出禁止、日米交渉の決裂により、日本とアメリカの関係が修復のつかない状況となったのです。1941年(昭和16年)12月8日、日本空軍がハワイ真珠湾に停泊するアメリカ軍艦を奇襲攻撃し、日本政府は宣戦布告し太平洋戦争が開戦したのです。

さて、江戸幕府瓦解後、明治時代になると、富国強兵政策により佐倉城は解体され、兵営学校と施設が築かれました。そしてこの佐倉連隊から日清・日露戦争をはじめ、日中戦争や太平洋戦争において各方面へ出兵し、多くの戦死者が出たのです。1945年(昭和20年)8月15日に終戦を迎えるまで、首都防衛の軍事都市の1つとして重要な役割を担いました。

▼佐倉兵営学校ジオラマ(国立歴史民俗博物館展示品より) 

戦後、陸軍病院が厚生省に移管され、国立佐倉病院となり、昭和50年代に移転するまでこの地にありました。同時期、国立民俗博物館建設計画が本格的に進められ、歴史的に重要な舞台となった地である佐倉がふさわしい場所であることも理由となり、1970年(昭和45年)佐倉城址の一角に建設されることが決定し、1983年(昭和58年)国立歴史民俗博物館が開館し40年が過ぎました。博物館内は時代ごとに大きく6つの展示ゾーンに分かれ、順次リニューアル工事が行われ、最新の歴史研究の成果を学ぶことができます。(6年生が見学当時は、第5展示場(ペリー来航から昭和初期までの時代)がリニューアル中でした。) 

このように今の歴博のある場所は長い歴史の中でいろいろな役割を果たしてきたため、城址公園内には現在も歴史的な遺跡や構造物が多く残され、目にすることができます。

現在も、世界で紛争や戦争が絶えません。まもなく迎えるノーベル平和賞授賞式(12月10日)で草の根活動を行ってきた「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」が表彰されるのを目前として、平和のありがたさを感じるとともに、83年前の12月8日に起きた歴史事象を教訓に忘れないでおきたいものです。

▼佐倉城天守跡

▼現在の航空写真と佐倉城の構造

(写真中の椎木曲輪のあたりが国立歴史民俗博物館の建物が位置する場所になる。)

▼佐倉城本丸跡(写真は2024年8月撮影)

▼猛暑のためか涼を求めて城址公園内を本丸跡方面へ向かって移動中。人間をちっとも恐れない。

佐倉城はこのような高台にあり、佐倉の城下町は馬の背中に作られた天然の要塞でした。そのため、城下町周辺にはたくさんの坂があります。中でもインスタ映えとして話題の坂「ひよどり坂」は非日常的な空間で侍の時代にタイムスリップしたかのようです。

今回、6年生はこのような「歴史と文化の町・佐倉」を訪れました。歴史民俗博物館の他に、武家屋敷も訪れガイドさんの説明を受けたとのことです。また、国立歴史民俗博物館は展示数が非常に膨大のため、第1展示室から見学や体験を進めていくと、後半の展示室の方がどうしても見学時間が不足してしまったとのことでした。私は、9月下旬に箱根・鎌倉方面への修学旅行(1泊2日)の時間を6年生と共にしましたが、学校の授業の様子を見ていても、常に課題意識をもち、向学心のある6年生のことです。バスの車内でレク係が考えた歴史クイズは、しっかりとした知識がないと解けない問題でしたが、車内のあちこちから解答する答えが一発正解。たくさんのクイズ問題を解き、盛り上がりました。さらに、さまざまな見学地先で熱心に見たり感想を述べたりしていた姿勢も印象に残っています。

「佐倉をたずねて新しきを知る」今回の校外学習がきっかけとなり、歴史や人々の生き方などに少しでも興味をもち、また機会があればぜひ訪れてゆっくりと時間をかけて見学し、興味関心や疑問をもって学んでいってほしいなと思います。

▼佐倉城下、武家屋敷につながる通称「ひよどり坂」

 秋は「竹の春」とも呼ばれ、美しい竹林の景色が広がります。

 

校長ブログNo247おいしい給食

今日のラインナップです。

1 山武郡市小中学校図画工作・美術作品展のご案内(再掲)

2 今週の学校給食献立紹介

1 山武郡市小中学校図画工作・美術作品展のご案内(再掲)

過去ブログNo236(11月26日号)でもご紹介しましたが、本日12月7日(土)(10時~18時)・8日(日)(10時~17時)の2日間、東金市にある東金サンピアアートギャラリーにて「第21回山武郡市小中学校図画工作・美術作品展」が開催されています。

5年生児童作品が特選に選ばれました。おめでとうございます。

電動糸のこぎりで製作したジグソーパズル『何かおかしい動物園』です。

2 今週の学校給食献立紹介

今週12月4日(水)横芝光町学校給食センター栄養士さんが来校され食に関する指導の校内放送と、各学級を巡回し、給食の様子をご覧いただきました。

校内放送でのご指導を掲載します。

こんにちは、給食センター栄養士です。皆さんお元気ですか?今年も残すところあとわずかとなり、寒さも本格的になってきました。体温が低下し免疫が弱ってくるとかぜをひきやすくなります。体調を崩さないように規則正しい生活習慣と栄養バランスのよい食事をして、寒さに負けない体をつくりましょう。

さて、みなさんにクイズを出します。毎日欠かさず給食に登場する飲み物は何でしょう。

はい、牛乳ですね。

みなさんは残さず飲んでいますか?

寒くなってくると残りが増える牛乳ですが、それでも毎日給食には出ています。今日は牛乳を飲むことがどれだけ大切かについてお話します。

みなさんは今、成長期です。その中でも20歳までい特に意識してほしい栄養素が「カルシウム」です。それはなぜでしょう。カルシウムは骨や歯をつくる栄養素で、不足すると将来、骨がもろくなり骨折しやすくなります。骨量は10代で増加し、20歳前後でピークになります。そのため、10代の頃に骨密度を高めてカルシウム貯金をすることが大切です。牛乳はカルシウムを筆頭にビタミンB2といった栄養を豊富に含むだけでなく、カルシウムの吸収率が最も高い食品です。学校給食では、1日に必要なカルシウムの50%を提供しているので「牛乳」が毎日出ています。

これから寒い日が続きますが、今だけのことでなく、将来のことを考えて給食がない日でもぜひ積極的に牛乳を飲んでほしいと思います。

今週の給食献立の紹介です。

▼12月2日(月)の献立

ご飯 豚肉の香味焼き たくあん和え ジャガイモの味噌汁 牛乳

【今月の千産千消:ダイコン】

全国で一番の生産量を誇ります。サラダや煮物、漬物にします。山武市や銚子市、八街市、富里市で多く生産されています。

【参考】教えてちばの恵み だいこん(旬鮮図鑑)

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/daikon.html

▼12月3日(火)横芝中学校リクエストメニュー

わかめご飯 鶏肉のから揚げ ブロッコリーのおかか和え サイダーポンチ 牛乳

▼12月4日(水)の献立

中華麺 味噌ラーメンスープ 肉団子もち米蒸し ピリットサラダ はなみかん 牛乳

【ひとくちメモ】「みかん」の話

みかんは、冬に旬を迎える果物の1つです。種類にもよりますが、今の時期に甘くておいしいみかんが出回ります。みかんには体によい栄養がたくさんつまっています。例えば「すっぱい」の正体であるクエン酸は疲労回復に効果があり、みかんの橙色の色素は食べると体の中でビタミンAに変化し、鼻やのどの粘膜を保護してくれる働きがあります。寒さに負けない体づくりのためにぜひ食べてほしい果物です。今日の給食では、半分に切ってお花に見える「はなみかん」にしました。残さず食べましょう。

★「はなみかん」は、愛媛県で岬で大切に育てられた温州みかんを指す言葉です。愛媛県の方言で「岬」を意味する「はな」と温州みかんを組み合わせた言葉で、外皮が薄くやわらかく、甘味と酸味がしっかりつまったのが特徴です。

▼ほけんだよりから

▼12月5日(木)の献立

麦ご飯 シルバー西京漬け ひじき煮 いももち汁 牛乳

▼12月6日(金)の献立

ご飯 もみの木型ハンバーグ 野菜のマリネ 米粉のシチュー 牛乳

 

校長ブログNo246かぜの予防

過去ブログでお伝えしたように、今年のインフルエンザはすでに流行シーズンに入り、すでに1か月が経過しました。最新の情報(千葉県感染症情報による)では、 第47週(11月18日から11月24日まで)では、インフルエンザ定点当たり患者報告数が『3.94』となり、患者数が前週よりさらに増加しています。今後、更なるインフルエンザ患者報告数の増加が見込まれます。手洗いや咳エチケットなど自分たちができることに努め、感染予防策をとりましょう。

かぜに負けない!白浜っ子かるた(養護教諭作成)

 本校HPメニュー欄「各種おたより」のコーナーに「ほけんだより」が掲載されています。そちらもぜひお読みください。

【参考】インフルエンザの感染を防ぐポイント「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」

(あしたの暮らしをわかりやすく政府広報オンラインHP)

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/6.html

今日の百人一首

嵐吹く 三室の山の 紅葉葉は

竜田の川の 錦なりけり

能因法師『後拾遺和歌集』

出典: 国立国会図書館デジタルコレクション より 

校長ブログNo245 授業風景

12月に入り、日ごとに日の出の時刻が遅くなってきたことを実感します。一昨日、12月3日(火)の日の出は6時34分。珍しく雲がなく、朝焼けが美しかったです。下の画像は、南東の方角。朝焼けが反射して、西の方角まで薄いオレンジ色に染まり、まるで浮世絵のようでした。1日の寒暖差が大きく、川や田畑などでは水蒸気が発生し、朝もやがたちこめる景色を最近よく見かけます。日中は太陽のあたたかな日差しがふりそそぎ、この時期にしては暖かい「小春日和」の日が続いています。また、青空に紅葉が映えとても美しいです。

▼白浜小学校のイチョウも完全に黄色に色づき黄葉しています。

【千葉県の紅葉名所】ちば観光ナビHPより

https://maruchiba.jp/feature/detail_48.html

今日のラインナップです。

1 授業の様子

2 ノーベル平和賞

3 今日の百人一首

1 授業の様子

2学期も最後の単元の学習やまとめにさしかかっています。

【1・2年生合同体育】

体育科「鉄棒遊び」の学習です。個人のめあてを立てていろいろな技に取り組んでいます。

【2年生】

算数科 教室の中にある直角を探しました。折り紙を4つに折って作った直角マシーンを使ってみると、たくさんの直角を発見しました。

【3年生】

外国語活動の学習で、グリーティングカードを作ります。COLOR(色)の学習をし、形を組み合わせたイラストを描きカードづくりを進めていきます。

国語科『ことわざ』国語辞典を使ったり、ことわざに関する本を参考に、ことわざの意味を調べています。

【4年生】

小数のかけ算 小数×整数のかけ算の計算の仕方について考えています。位と小数点の位置に気をつけてよく考え丁寧に問題を解いていました。

【5・6年生合同体育】

バレーボールの学習です。チームに分かれてゲームで対戦できるまで上達しました。

2 ノーベル平和賞授賞式(12月10日(火))

今日12月5日は、1996(平成8)年 国連教育科学文化機関(ユネスコ)が、厳島神社と原爆ドームの世界文化遺産への登録を決めた日です。過去ブログで取り上げたとおり、今年のノーベル平和賞に、被爆者の全国組織、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の受賞が決まりました。2024年のノーベル平和賞の授賞式は、12月10日(火)(現地時間午後1時~2時半(日本時間午後9時~午後10時半)にノルウェーの首都オスロで開催される予定です。

【参考】日本被団協68年の歩みと核をめぐる世界の動き

https://www.nippon.com/ja/japan-topics/l00348/?cx_recs_click=true

3 今日の百人一首

山川に 風のかけたる しがらみは

流れもあへぬ 紅葉なりけり

春道列樹『古今和歌集』

出典:国立国会図書館デジタルコレクションより

校長ブログNo244書き初め練習

おはようございます。今日のラインナップです。

1 書き初め練習の様子

2 障害者週間

3 今日の百人一首

 

1 書き初め練習の様子

3年生以上の学年は、書写の授業で「書き初め練習」行いました。

本当は、初めての書き初めとなる3年生の授業をはじめ、全学年の授業を見たかったのですが、出張が多く、授業を参観できたのは4年生の練習会の始めの部分だけでした。今回は、試し書きをしている部分を少しだけ写真で紹介します。

「令和6年度 第77回千葉県小・中・高校書き初め展覧会」

 小学校学年別課題一覧

 1年 つる、 2年 あさひ、 3年 手まり、

 4年 うめの花、5年 新しい年、6年 初春の風

詳細はこちらのサイトをご参照ください。

【参考】一般社団法人 書星会HP

https://shoseikai.wixsite.com/shoseikai

書き初め

書き初めは、日本の伝統行事です。平安時代の宮中行事「吉書の奏(きっしょのそう)」が始まりとされます。新年の抱負や目鎌倉・室町時代へと継承され、江戸時代、寺子屋の普及と共に庶民に広がりました。新年の抱負や目標の他、新年の季節にふさわしい字を書くことが多いです。書き初めを書くにあたり、元日の朝に最初にくんだ水(若水)を使って1月2日に行われていました。新しい水を使って新年の抱負や目標を書くことは、気持ちを新たにするほか、書の上達を願う意味もあります。

学校では、今年の各学年の題材について、11月頃、3年生以上の各学年が2時間ずつ書道の指導者から指導を受けました。教わったことをもとに練習して、3学期はじめの提出日(1月10日)までに作品を書き上げてください。みなさんの作品を楽しみにしています。

【追加連絡】横芝光町教育委員会社会文化課よりのお知らせ

https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/soshiki/14/25580.html

 

2 障害者週間
毎年12月3日から9日は「障害者週間」です。この期間を中心に、障害や障害のある人に対する国民の関心と理解を深めるとともに障害のある人が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加することを促進するための啓発行事が全国で行われます。

こんなマークを見かけたことはありませんか?

バリアフリーに関するサインやシンボルマーク

【参考】内閣府HP「障害者週間」

https://www8.cao.go.jp/shougai/kou-kei/index-kk.html

【参考】街の中のバリアフリーと「心のバリアフリー」

(あしたのくらしをわかりやすく政府広報オンラインHP)

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201812/1.html

3 今日の百人一首

小倉山 峯の紅葉葉こころあらば

今ひとたびの みゆき待たなむ

貞信公『拾遺和歌集』

出典:国会図書館デジタルコレクションより 

校長ブログNo243いもほりの豊作に感謝して

おはようございます。

今日のラインナップです。

1 小雪の七十二候

2 感謝の気持ちをこめてお礼参り(昆陽神社へ)

1 小雪の七十二候(初候・中候・末候)

11月22日に二十四節気「小雪(しょうせつ)」を迎え、12月7日に二十四節気「大雪(たいせつ)」を迎えるまで、日を追うごとに西高東低の冬型の気圧配置が形成され、冬らしくなってきます。

虹蔵不見(にじかくれてみえず)…日差しが弱まり、虹を見かけなくなる頃

これは、「虹始見 (にじはじめてあらわる)」 4/14~4/19頃と対になっています。春はだんだんあたたかくなり空気が潤ってくるので、雨上がりに虹を見ることが多くなりますが、冬は太陽からの光が弱

いので、夏のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとした淡い虹になることが多く、また、たとえ見ることが出来ても、じきに消えてしまいます。


朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)…北風が吹き、木の葉を払いのける頃

冷たい北風が、木の葉を散らす頃です。木枯しが吹く季節です。日本海を渡る時に水分を含んだ北風は、山地にぶつかり日本海側では多くの雪を降らせます。そして、山を越えた太平洋側では乾燥した風になり、「空っ風」と呼ばれます。

橘始黄(たちばなはじめてきばむ)…橘の実が黄色く色づく頃

橘(タチバナ)の実が黄色く色づき始める頃です。ここでの橘は柑橘類を総称して呼んでいます。

▼色づくタチバナの実

感謝の気持ちをこめてお礼参り(千葉市幕張・昆陽神社)

先日、1・2年生が学校でサツマイモを収穫(いもほり)したことを紹介しました。

【参考】過去ブログNo229(11月19日号)

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

千葉市幕張にある「昆陽神社」にお礼参りに訪れました。【参考】過去ブログNo58(6月4日号)

5月にサツマイモの苗を植えた後、豊作祈願に訪れた千葉市幕張の「昆陽神社」にお礼参りに訪れました。

【参考】過去ブログNo58(6月4日号)

 https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

江戸時代は、たび重なる飢饉(ききん)のため、多くの餓死者が出ました。こうした飢饉を救う農作物として導入されたのが、甘藷(かんしょ:サツマイモ)です。青木昆陽は江戸小石川(現在の東京・小石川植物園)、千葉の幕張(下総国馬加村)、九十九里(上総国不動堂村)の3か所で試作を行いました。

【参考】青木昆陽甘藷試作地(県指定史跡)HP

https://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/bunkazai/aokikonyoshisaku.html

【参考】青木昆陽不動堂甘薯試作地

https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai/p411-046.html

▼「♪いしや~きいも~」の季節です。最近はコンビニやスーパー、JA、道の駅などいろいろな店頭にあったか~い焼き芋が販売されていますね。

今日の百人一首

このたびは 幣もとりあへず 手向山

紅葉の錦 神のまにまに

菅家『古今和歌集』

出典:国立国会図書館デジタルコレクションより

 

校長ブログNo242 かけ算のお話づくり

おはようございます。まずは、お知らせから。

過去ブログでもご紹介したとおり、5年生の校外学習で「千葉テレビ放送」の見学に訪れたときに学校CMの収録がありました。11月に放映されましたが、今月12月も今週いっぱい放送日が決定しましたのでお知らせします。

▼実際の放送の様子

【千葉テレビ放送 いずれもメインチャンネルでの放映です。】

以下の番組の放映時間帯に流れるCMの中の1本として10秒程度放映されます。

12月2日(月)20時~ 番組名『カラオケ大賞第2060回【ゲスト】池田桃子』

12月3日(火)6時45分~番組名『ちば朝ライブ モーニングこんぱす』

12月4日(水)17時30分~『僕のヒーローアカデミア第51話 入れ寮』

12月6日(金)7時30分~番組名『ちば朝ライブ モーニングコンパス』

さて、次は、2年生が頑張って取り組んでいる算数科『かけ算』の学習の様子から。

2年生はかけ算九九の学習をしています。みんなのおじいさん、おばあさんも、お父さん、お母さんもみんな小学校2年生ではかけ算九九について初めて学習し、何度も何度も繰り返し練習して覚えてきました。そして、実際に文章問題の中でかけ算をどのように使って解くか習熟を深めています。

より理解を深めるために、問題づくりをしました。今回は、2年生9名が作った九九のかけ算の問題をご紹介します。みなさんも一緒に考えてみてくださいね。

みなさん、鉛筆とメモ用紙の用意はよろしいでしょうか?では早速、いきますよ!

【第1問】 

かごが4つあります。1つのかごにカキが5個のっています。かきは全部でなんこでしょう。

【第2問】

ゼリーがはこに8個入っています。4はこだとゼリーは全部で何個になりますか。

【第3問】

1枚8円の折り紙を9枚買います。何円になりますか。

【第4問】

ウォータースライダーは1列2人乗れます。2列だと何人になりますか。

【第5問】

かごが3つあります。1つのかごにドーナツが4つ入っています。全部で何個ありますか。

【第6問】

1週間は7日です。9週間は何日ですか。

【第7問】

りんごが3個入ったかごが2つあります。りんごは全部で何個ありますか。

【第8問】

1枚9円のおりがみがあります。9枚買うと全部で何円になりますか。

【第9問】

おかしの箱が2箱あります。1つの箱には、おかしが7個ずつ入っています。おかしは全部で何個ありますか。

みなさんできましたか?おうちの人と答え合わせをしてみてくださいね!

最後に、12月に入り、ようやく千葉県でも紅葉が見頃となり赤・橙・黄・茶色と日に日に濃さが変化していく中、私たちの目を楽しませてくれています。

今週は、百人一首に詠まれる紅葉にちなんだ句(5首)の中から、1日1句ずつ紹介していきます。写真は見頃を迎えた千葉県内の様子です。

奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の

声聞くときぞ 秋は悲しき

猿丸太夫『古今和歌集』

出典:国立国会図書館デジタルコレクションより 

校長ブログNo241 師走

12月1日。いよいよ今年も残り最後の月が始まりました。

気嵐(けあらし:朝陽が昇り、太陽の光を浴びた海面から立ち上がる霧のこと)が見られる白浜。

海面から水蒸気が立ち上り、朝陽を受けて輝いています(木戸浜にて)

夏に見た流木がまだ残っていました。

 2学期終業式(12月24日(火))までの登校回数も残り17日です。 

年の瀬に入りました。1年を振り返ることも多くなります。1080余年前、ここ横芝光町・尾垂浜から上陸した不動明王像を鎮座している成田山新勝寺では、大本堂前に飾りつける大しめ縄づくりが大詰めを迎えているとのことです。

12月の異名月は、師走(しわす)ですが、言葉の由来の一説として、僧侶が年末に法要のために多忙で走り回るような忙しさに追われるという意味から名付けられたという説があります。

さて、先月中旬、地元の図書館を訪れたところ...ありました!今年もこのコーナーが!

12月12日の「漢字の日」は、12(いいじ)月12(いちじ)日の語呂合わせから(公財)日本漢字能力検定協会が定めているものです。

https://www.kanken.or.jp/kotoshinokanji/

ところで、昨年(2023年(令和5年))の漢字はどんな漢字だったか覚えていらっしゃいますか?

昨年の漢字は『税』

https://www.kanken.or.jp/kotoshinokanji/former/2023.html

昨年、筆を執った京都・清水寺の森清範貫主は「税」が選ばれたことについて

森清範 清水寺貫主は次のように述べています。
「国民がシビアに税の行方を見ている。税に対する意識が非常に強いことを改めて感じた。世の中は不穏な空気ばかりだが、来年こそは世界の人々が和むような『和』という字が選ばれることを願っている」

私は、昨年、この写真のコーナーを見て、初めて応募してみたのですが...はて、何て書いたっけ?

1年経つとすっかり忘れており、思い出すのに1週間もかかりました(苦笑)

私が昨年選んだ字は『活』。理由は、「新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、学校も社会も長いコロナ禍から抜け出しいろいろな活動が再びできるようになったから」です。残念ながらランキング外でした。

今年も1年を振り返り、写真にある応募箱に投票してみました。12月12日(木)の発表が楽しみです。今年も本当に厳しい1年でしたが、せめて人々の心が和むような温かく幸せな漢字が選ばれるといいです。最後の1か月、『終わり良ければ総て良し』といわれるように、よい1年のしめくくりにしたいですね。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。

「し」あわせいっぱい 

「ら」ンドセルにつめて 

「は」つらつと 

「ま」っすぐに

校長ブログNo240おいしい給食

今週は、火曜日夜から水曜日未明にかけて大荒れの天気になりました。せっかく色づいたイチョウの葉も一晩にして葉っぱが散ってしまい、芝生の上が黄色く染まりました。

朝、登校する子供たちが、イチョウの落ち葉が学校の外の畑まで吹き飛ばされて落ちているのを見て、不思議に思いながら拾い集めていました。「ハートの形をしている。」とイチョウの葉を見せてくれながら南門をくぐると、児童クラブの建物前の芝生は一面イチョウの葉だらけでした。遠く「成長の庭」のブランコあたりまで葉っぱが吹き飛ばされています。

今週の献立を紹介します。

▼11月25日(月)の献立

ご飯 豆腐ハンバーグ ポテトサラダ わかめスープ 牛乳

【ひとくちメモより】

豆腐は昔から食べられてきた食品の1つです。さて豆腐は何からできているでしょうか?

答えは大豆です。みなさんわかりましたか?

では続いての質問です。大豆は豆腐以外でどんな食品ができるでしょうか?

答えは、納豆、味噌、しょうゆ、きな粉、豆乳、油揚げなどです。いくつかわかりましたか?

豆腐は「畑のお肉」と言われるように、たんぱく質やカルシウムが豊富です。カロリーは豚肉や鶏肉と比べると低いので、とてもヘルシーです。

今日の給食の豆腐ハンバーグは、調理員さんが1人ずつ手でこねてつくりました。

今日も残さず食べましょう。

▼11月26日(火)の献立

ご飯 切り干し煮 あじフライ 鶏ゴボウ汁 牛乳

▼11月27日(水)の献立 (画像なし)

きなこ揚げパン 照り焼きつくね 小松菜サラダ 白菜のシチュー ラ・フランスゼリー 牛乳 

▼11月28日(木)の献立

ご飯 さばの塩焼き 春雨サラダ かきたま汁 牛乳

▼11月29日(金)の献立

麦ご飯 カレー レンコンサラダ 手づくりパインゼリー 牛乳

 

校長ブログNo239 全校テスト

本校の学力向上の取組として、過去ブログで「100ます計算」を紹介しました。今回は11月から1年生も参加となった「全校テスト」を紹介します。本校では、4年前から基礎基本の学習内容の定着を図る1つの確認方法として、「全校テスト」を実施しています。(概要については、前期6月と後期は1年生が参加する11月にスクリレで配信しました。以下、その内容です。)

全校テストについて

年間6回(6・7・9・11・12・1月)実施予定です。

担任が、出題範囲を指定し、問題は校長が作成します。

実施後、担任が採点し、校長も確認します。漢字や平仮名は誰が見ても正しく読める字で解答していることも基準となります。

全校テストは児童に返却後、学級全体で弱点を中心に復習し、基礎基本の定着を確実なものとします。

また、優秀な成績を収めた場合、前期・後期・年間の3回表彰をします。

家庭学習について

今年度から家庭学習カードはご家庭の負担の軽減のため使用していませんが、家庭学習をしなくてよいということではありません。毎日、家庭学習にこつこつ取り組むことが大切となります。ご家庭でお子さまが勉強している様子を見ながら、励ましの声をかけていただくことにより、さらに意欲が高まることと思います。保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

授業研究会も実施しています

過去ブログで教職員の研修について紹介しましたが、今回は、授業研究会の様子をお伝えします。

教師も日々、児童へわかりやすい授業に向けて工夫に努め研修を実施しています。相互に授業を参観したり、教育委員会の先生にご指導をいただきながら授業改善に努めています。

今回は、算数科の授業においてICTの効果的な活用の仕方を考えた授業について実施しました。

▼3年生「式と計算」▼5年生「図形の面積の求め方」▼6年生「図形の拡大と縮小」▼研究協議会の様子

GIGAスクール構想に基づき1人1台の端末(タブレット)を活用する「ICTの効果的な活用」ですが、各教科の指導において児童生徒に育成すべき資質・能力を育むために、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けたツールとしてICTを活用しながら授業改善にとりくんでいます。そのための手だてとして、「『思考し、表現する力』を高める実践モデルプログラム」の内容に基づき、本校の教育課程においてどのように取り組んでいったらよいか意見を出し合いながら授業を振り返りました。

校長ブログNo238てるてる坊主に願いをこめて 

♪てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ~

なつかしく思われたかたも多いことでしょう。最後にてるてる坊主を作ったのはいつだったかな?子供の頃、楽しみにしているイベントがある前には作って飾ることが多かったなあ。

11月21日(木)1年生が生活科校外学習『秋をさがそう』で横芝光町坂田池公園へ出かけました。前日の天気予報では、「雨のち晴れ」。午前中の降水確率が高いとのことで、担任が実施の可否を心配していました。前夜、何人かの職員で気象サイトを調べていたのですが、みんなそれぞれ違うので、こうなったら「てるてる坊主」を作り、晴れるようにお願いしてみては?ということになりました。

それは、次のようなエピソードがあったからです。以前、1年生のクラスで「てるてる坊主」の話題になったとき、作ったことがある児童が、「ティッシュでこうくるくるっと作るものでしょう?」と担任に話していたのを、周りの子供たちがキョトンとして聞いていたそうです。もしかしたらみんなで作った経験がないのかも?!では、この機会に願いをこめて、「てるてる坊主」を作ってみたら?ということになり、急なことでしたから、校長室に買い置きしてあったボックスティッシュを数箱担任に渡し、早速、翌日みんなで「てるてる坊主」をつくって廊下に掲示したとのこと。それがこれです↓

▼パワー!!!!(写真は、1人1つ作ったものをコラージュしたものです。)暦の上ではすでに冬に入っていますが、今年は秋めくのが遅かったため、ゆっくりと楽しむ余裕がないのが残念です

▼特別支援学級の廊下掲示

▼2年生の廊下掲示にも

おかげさまで願いが通じ、出発時には雨がやんだこの日、「あきを見つけ」に1年生は笑顔で出かけてきました。興奮・ヤッター!

行ってらっしゃい!!

おかえりなさい!!

「だあれだ?」私(校長)の顔をすっぽりと隠してしまうほどの大きな葉っぱです。

「おおきな秋 みぃつけた!!」

ほら!こんなに!

「たくさんの あき み~つけたっ!!」

白浜小のイチョウもほら!! ようやく遅い秋がやってきましたよ~!!

後日のことです。

1年生が、わざわざ校長室にお礼の手紙と残ったボックスティッシュを届けに来てくれました。

どうもありがとう!!

せっかくなので、記念写真をとりました。

みんなの願いを「てるてる坊主」さんがかなえてくれてよかったね!!

そして、たくさんドングリを拾うことができてよかったね!!

校長ブログNo237横芝光町芸術鑑賞会

おはようございます。昨夜、千葉テレビを見ていたら...流れましたよ! 5年生児童による学校CMです。大きな声で「挨拶・歌声・花いっぱい」から始まり、元気いっぱい、笑顔いっぱいの表情で学校をアピールしていました。普段見慣れている子供たちがテレビに映るとさらにかっこよく、かわいく見えます。「横芝光町立白浜小学校」としっかり学校名もテロップで入っていました。見ていてとってもうれしくなりました。貴重な機会をいただいたことに感謝いたします。

今日のラインナップです。

1 校内マラソン大会【速報】

2 横芝光町芸術鑑賞会

まずは、校内マラソン大会【速報】から。どの児童も自分がたてた目標に向かって力いっぱい走りぬきました。

▼入賞者には賞状。さらに上位3位まではメダルが授与されました。また、2年生2名、4年生2名、5年生1名が新記録を樹立しました。すごいですね!!おめでとうございます!!

マラソン練習に1日も休まずに参加した児童には「皆勤賞」を、マラソン大会で走りぬいてゴールした児童には「完走証」を渡しました。毎日のマラソン練習で走った分を色ぬりして進める「マラソンカード」もいろいろな先生方からシールなどをいただき、最後は校長のところまで到達した人もいます。大会が終わっても走りたいと思っている児童もおり、休み時間に走り続けています。

保護者の皆様、毎日お子さまの健康観察、体温測定などをはじめとするお子さまの健康観察、朝早くから児童の応援ありがとうございました。また、運営委員としてご協力くださった方、おかげさまでスムーズな運営ができました。ありがとうございました。

令和6年度横芝光町芸術教室

11月20日(水)横芝光町内の小学校5・6年生を対象に「令和6年度横芝光町芸術教室」が町体育館を会場に開かれました。 

なじみのある名曲を、生のオーケストラの演奏で鑑賞できるすばらしい鑑賞教室でした。

指揮者の山上純司さんが1曲1曲、歴史や背景をふまえながら丁寧に説明しながら進行しました。

▼千葉交響楽団の皆さんによる演奏が始まりました。

▼『アイネクライネナハトムジーク』(弦楽合奏)

楽器紹介のコーナーでは、普段は教科書やテレビなどで見ることの多いオーケストラを構成している楽器について、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器の種類ごとにさらにわかりやすく、深く、そして何よりも各演奏者が楽器で小曲を交えて紹介してくださいました。

一緒に楽しもうのコーナーでは、会場は一気ににぎやかな雰囲気に。サンバの名曲「BRAZIL(ブラジル)」に合わせ、代表的なリズムを2つ、手拍子や足踏みなどボディパーカッションで参加し、演奏に合わせて楽しみました。数回リズムを練習しただけですぐ曲に乗ってみんなで楽しんだのですが、さすが、子供たちです。すぐに体で覚え、呼吸もピッタリ!ノリノリで盛り上がりました。

当日は今季一番の冷え込みでしたが、音楽で心もやわらかく、ポカポカしてきました。温まりました。

すばらしい音楽に子供たちも感動した様子で、目を丸くさせたり、驚いたり、また、曲の雰囲気を味わいながら体を揺らしたりしながらとてもよい表情で鑑賞していました。子供たちは、「どの曲も知っていたのでとても楽しかったです。」「プロの方の演奏の技がかっこよかったです。」「あこがれてしまいました。」「やってみたいと思いました。」などなど感想を話していました。

当日は、体育館の会場を大型ストーブで温めていただいたり、児童一人一人に携帯カイロが配付されるなどご配慮いただきました。このような貴重な機会を作ってくださった千葉県教育委員会、横芝光町教育委員会の皆様をはじめ、関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

千葉交響楽団 https://chibakyo.jp/about/index.html

1985年に「ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉」として発足以来38年間、県内唯一のプロのオーケストラとして、音楽文化の創造・発展を使命とし、地域に根差した音楽活動を続けています。
定期演奏会・特別演奏会をはじめ、県民芸術劇場や各地での演奏会など、毎年およそ50回のコンサートで演奏し、千葉県の音楽文化の向上に努めています。また、千葉県及び各市町村教育委員会との共催事業である「小中高等学校音楽鑑賞教室」や特別支援学校への訪問演奏を、年間100校ほど実施し、児童生徒に生のオーケストラの持つ素晴らしいハーモニーと迫力を届け、音楽教育にも多大な貢献を果たしています。2016年4月からは山下一史氏を音楽監督に招聘し、同年10月に名称を千葉交響楽団に改め、同氏の指導のもと演奏水準のさらなる向上に取り組み、その新鮮で熱気あふれる演奏は高い評価を得ています。より多くの千葉県民に「おらがまちのオーケストラ」と親しみを持って呼ばれ、県民が誇れるオーケストラを目指して着実に歩みを進めています。

校長ブログNo236姿を現した富士山

おはようございます。今日のラインナップです。

1 姿を現した冬の富士山

2 お知らせ3点

(1)5年生による千葉テレビCM放送(スクリレでも配信)

(2)山武郡市小中学校図画工作・美術作品展

(3)児童会活動の様子

1 姿を現した冬の富士山

昨日(11月25日(月))の朝は冷え込み、川面からは朝霧が、大地にはうっすらと霜が降りていました。家のすぐ近くからも真っ白な富士山が見えたので、きっと横芝光町でも今日は見えるに違いない。そう信じて先日、交通安全ボランティアの方に教えていただいた富士山のビュースポットに立ち寄ってみたところ...よく見えました!!おかげで気持ちのよい1週間のスタートを切ることができました。

そして、白浜小学校の3階や屋上からも雪化粧の真っ白な富士山が見えました。ちょうど音楽室に入って来た6年生に教えると、子供たちも驚いて、あっという間に窓に押し寄せ美しい富士山を眺めていました。

▼屋上から眺めた富士山(見やすいように少しコントラストをつけて加工してあります。)

青空高く そびえ立ち からだに雪の 着物着て
霞のすそを 遠く曳く 富士は日本一の山

文部省唱歌『ふじの山』2番より。作詞は巖谷小波、作曲者は不詳。

▼反対側を眺めると、太陽の光を受けてキラキラ輝く穏やかな太平洋が見えました。

▼夕方マラソン大会の会場作成を終えて

▼再び屋上からの夕景

▼富士山のシルエット

▼日没後のブルーモーメント。金星が輝き、海上からは飛行機が成田空港へ向かっていきます。

 右下にはるか遠くの富士山のシルエットが見えます。

さて、今日は、いよいよ校内マラソン大会です。午前中はなんとか天気がもちそうでよかったです。

各学年のレース時間帯は、11月の学年だよりをご参照ください。

天気予報によると、今夜から明日にかけて、低気圧や前線が通過するため、全国的に雨や風が強まる見込みです。雨でも気温は最高気温は20℃と高く、10月下旬並みですが、前線が通過した28日(木)はまたグッと冷え込むそうです。気温差でかぜなどひかないよう気をつけたいですね。今日は語呂合わせで11(いい)月26(ふろ)日=「いい風呂の日」(笑)湯船にしっかりとつかって深部体温を上げあげましょう!そして、マラソンを全力で走った体をいたわり、筋肉のつかれもしっかりととりましょう!!

2 ここからはお知らせが3点あります。

(1)お知らせ(その1)5年生による学校CM放送決定

5年生が今月校外学習で訪れた「千葉テレビ放送」で収録した『学校紹介CM』の放映予定(11月分)が決定しました。以下の日程と番組の中で放映される予定です。

26日(火)

<メインチャンネル>0:00~『★痛快!買い物ランドショップ島★』

<ミライチャンネル>13:00~『戦国鍋TV【再】』

<メインチャンネル>21:30~『newsチバ:チバテレSDGsWEEKおいしいごはんで防災』

27日(水)

<メインチャンネル>12:00~『猫のひたいほどワイド』

<ミライチャンネル>17:00~『チバミライチャンネル』

30日(土)

<メインチャンネル>15:30~『宝塚カフェブレイク』

千葉テレビ放送HPはこちらから

https://www.chiba-tv.com/

チバテレミライチャンネルの視聴方法はこちらから

https://www.chiba-tv.com/program/detail/1129

https://www.chiba-tv.com/support/1900

(2)お知らせ(その2)山武郡市小中学校図画工作・美術作品展が開かれます。

12月7日(土)・8日(日) 会場:東金サンピア アートギャラリー

▼5年生児童が特選に選ばれました。おめでとうございます!

 作品名『何かおかしい動物園』

 電動糸のこぎりで製作したジグソーパズルです。

(3)お知らせ(その3)児童会活動の紹介

11月・12月の各委員会の目標です。

校内行事や季節に応じた目標、全校児童への呼びかけをしています。 

 

校長ブログNo235明日、マラソン大会

 いよいよ明日は校内マラソン大会です。

 

ぼくはマラソン競走で白いスタートラインに並ぶ時が好きだ

軽く腰を浮かせ きっと遠い前方の山を うかがうあの瞬間のぴんと張った気持ちが好きだ

ぼくたちはかけ出す 

友をぬいたり 友にぬかれたりする

みなぎってくるいろいろの思いを 

しずかにおさえて 友と友の間にはさまれて 先生の笛の合図を待っている

あの不思議でしずかでゆたかな出発の時がすきだ

これまでの練習の成果を

自分のチカラに変えて

ベスト記録をめざそう!!

校内マラソン大会実施にあたり、ご協力くださる保護者ボランティアの皆様お忙しいなかありがとうございます。タイムテーブル・配置等につきましてはスクリレ配信の資料をご参照ください。寒い気候の中でのお願いとなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

【マラソンコースの紹介】

★コース概要(マーカー部分)

スタート後グラウンドを周回し、外周コースへ向かいます。

1・2年生 外周コース2周後 ゴール (約  800m)

3・4年生 外周コース3周後 ゴール (約1,200m)

5・6年生 外周コース4周後 ゴール (約1,500m)

1スタート(集合台付近)

2グラウンド西側(フードショップいちはら様側)を走り

3体育館脇東門側駐車場へ向かいます。

4東門前

5体育館南側

6南門側「成長の庭」遊具広場前(1・2年教室前)を通過し

7職員室前を走り

8西側道路ぞいの通路を走り

9正門前広場を走りぬけ

10グラウンド周回コースへ入ります。

11ゴールをめざしてあと少し

12フィニッシュ!!

校長ブログNo234和食の日(11月24日)おいしい給食

今日11月24日(日)は和食の日です。

2013年(平成25年)12月、「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

【参考】ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」とは

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/pdf/naiyo_washoku.pdf

先週の献立を紹介します。

▼11月18日(月)の献立

ご飯 かつおぶしサラダ 豚塩こうじ焼き おろし汁 ヨーグルト 牛乳

▼11月19日(火)の献立

ご飯 きんぴらごぼう 五目オムレツ なめこ汁 はなみかん 牛乳

▼11月20日(水)の献立

中華麺(勝浦タンタンメンのスープ付)胡麻マヨサラダ 鶏肉おろしソース ミニみかんゼリー 牛乳

 【勝浦タンタンメン】(ちば観光ナビHP)https://maruchiba.jp/gourmet/feature/detail_148.html

<勝浦タンタンメンの発祥と歴史>
人気店「元祖 勝浦式担担麺 江ざわ」の前身である大衆食堂「江ざわ」により、1954年から提供が始められました。その後、市内を中心に急速に広がり、現在では県内外を含めて40店舗(※2023年11月現在)が「正規取扱店」として認定されています。

▼11月21日(木)の献立

ご飯 たくあんあえ 野菜コロッケ 生揚げの中華煮 牛乳

▼11月22日(金)の献立【千産千消デー】

玄米入りご飯 いわしのあげ玉フライ ピーナッツあえ フルーツトマト さつま汁 牛乳

<食材>

体をつくるもの(赤):牛乳、いわし、豚肉、豆腐、味噌

熱や力のもとになるもの(黄):米、パン粉、油、ピーナッツ、砂糖、サツマイモ

体の調子を整えるもの(緑):キャベツ、ニンジン、小松菜、ダイコン、ゴボウ、トマト

▼濃霧の朝。

 千葉県特産の落花生畑とニンジン畑。初冬の朝陽を受けて。(11月22日)

【ひとくちメモより】

千産千消(ちさんちしょう)デー

今日の給食は「千産千消デー」のメニューです。千葉県では毎年、千葉県全部の小中学校で11月に、千葉県産の食材を使って千葉の恵みを感じる給食を作る日があります。日頃から給食の食材には地元でとれたものを多く使うよう心がけていますが、特に今日の給食では、町内でとれたお米や野菜、ミニトマトを使っています。さつま汁のサツマイモとゴボウは町内の農家さんからみなさんへといただいたものです。感謝しながら、よく味わって残さず食べましょう。

【参考】令和6年度ちばを食べよう!ちばの食育月間(11月)について(千葉県HP)

https://www.pref.chiba.lg.jp/annou/shokuiku/shokuiku/r06-11gekkan.html

校長ブログNo233-2『生きる』

数々の詩、絵本、翻訳など幅広く活躍された詩人の谷川俊太郎さんがご逝去されていたことが先日報道されました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

私も授業等をきっかけに谷川俊太郎さんの詩に出会いました。皆さんもお子さんやお孫さんに読み聞かせたり、歌ったりと谷川さんの作品を通して、心が豊かになったり、ことばのおもしろさを感じたりしてきたことでしょう。大切なものをことばを通して「ハッ」と気づかされたこと、しみじみと感じさせられたことなど尽きません。

現行の小学校国語科の教科書(光村図書)にも数多くの作品が掲載され、子供たちにもなじみの深い方です。

代表作として紹介される『生きる』の詩は、6年生の国語科の教科書に掲載されています。

生きているということ
いま生きているということ

鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
         

 

 

校長ブログNo233-1勤労感謝の日に

11月18日(月)2年生の「まちたんけん②」(関・白磯・尾垂方面)

学校から町特産のネギ畑を見ながら海岸方面へ向かって20分程度歩くと、県道(九十九里ビーチライン)にたどり着きます。道路を横断すると、白浜(九十九里浜)の潮騒が聞こえ、潮の香りが漂ってきます。

最初に訪れたのは「民宿 山柄荘」様です。民宿の塀沿いにサザエの貝殻が並んでいて、海にやってきたなあと感じます。スポーツチーム(小学生から社会人までの野球やサッカーなど)を対象とした合宿用の民宿です。

私たちの到着を外で待っていてくださいました。玄関からおじゃまし、大広間に上がりました。その広さに子供たちの目もまんまるです。壁には船の櫂(オール)が飾られ、囲炉裏(いろり)もあり、風情を感じるすてきなつくりでした。また、海岸に流れ着いた流木を使ったおしゃれなインテリアです。普段目にすることのないものに興味津々。ようやく落ち着いたところでインタビュー開始です。

ご家族を中心に経営され、お客さんの案内、そうじ、洗濯、グラウンド整備など大忙しです。早いときは朝5時から朝食の支度にとりかかり、最終入浴の夜10時過ぎにお客さんが部屋へ戻ってから片付けに入り1日の仕事が終わります。

仕事をしていて楽しいことや大変なことについては、料理が「おいしい!!」とたくさん食べてくれたときや、「ありがとうございます。」とお礼を言われたときはとてもうれしいそうです。1回のお客さんがだいたい2~3泊するので年間1、000人以上の利用。グラウンド利用だけでも年間数千人のお客さんが利用します。大変なのは、年間を通じて数千人もの宿泊客が利用するため、大きな団体客が入ると人数をこなさなければならないので大忙しとのことでした。ちなみにスポーツ合宿用の民宿なので、食事は塩分補給のために濃いめの味付け(笑)だそうです。

使用した布団の片付けなどは宿泊客にお願いすることもありますが、使用した広い部屋の掃除はたいへんだそうです。また、提供する食事にも衛生面で気を遣い、宿泊するお客様が気持ちよく泊まれるように努力や工夫をされていることがわかりました。

つぎに訪れたのは、「橋村商店」様です。

こちらも、私たちの到着をお仕事のかたわら、窓からまだかまだかと待ちわび、外に出てお迎えしてくださいました。肉の加工を主な仕事として、スーパーマーケットや店舗への卸売やトラックでの配達の仕事をしています。すてきなデザイン風の社屋はコンパクトにまとめられていました。7時~18時と長時間にわたる作業を交代制で行っているそうです。直接店にお店に購入される方もいるそうです。

焼き肉が大好きな子供たちは多いですが、肉を加工している場面をふだんなかなか目にすることはできません。さっそく、見学用の白衣と帽子をかぶり加工や冷蔵の様子を見学しにいきました。髪の毛が落ちないように不織布の帽子をいただき長靴に履き替えて整列しました。最初の関所は、汚れやほこりを持ち込まないように「エアシャワー」でほこりを取り除きます。キャッキャ言いながら外部のほこりを取り払うと次の部屋にはたくさんの方が働いていました。奥には冷凍庫がいくつもあり、氷点下で貯蔵されている部屋の見学もできました。

鶏・豚・牛などの肉を主に扱うのですが、ものすごい数の種類があることを知りました。加工している部屋でその様子を見させていただきましたがこれはほんの一部だそうです。貯蔵庫では、冷凍保存しながら新鮮さを保っています。見上げるほどの広さの貯蔵庫には、1頭の動物からたくさんの種類の肉が加工され保管されているのだなと思いました。人気のある牛肉のヒレはキロあたり1万円もする高価なお肉です。食品を扱うのでなによりも衛生面と安全に作業できることを大切にしながらお仕事をされているとのことでした。また、ナイフやスライサーなど機械を使用するため、事故が起きないよう、安全・安心して作業を行うことに注意をはらっていると真剣な表情でお話してくださいました。仕事をされていて大変なことは冷蔵・冷凍室が寒いことで、やはりお客さんに「おいしかったです。」「ありがとうございます。」と言われることがいちばんうれしいとおっしゃっていました。 

さて、前回のまちたんけんも含めて、今回のまちたんけんでも、お仕事をされている民宿や食肉加工などお店ではたらく人たちの見学を行いました。まちたんけんを通して共通するものは、お仕事をされている方の現場を見学させていただいたことです。私たちの学校のすぐ近くには、けっして数は多くないですが、いろいろなお仕事をされている方のお店や施設がありました。たいへんお忙しい中にもかかわらず、日々いろいろなご苦労がある中にも笑顔でお話しされる姿が印象的でした。また、お話の内容も、子供たちにわかりやすく、さまざまな気づきを与えてくださいました。どうもありがとうございました。

ということで... 

今日は祝日「勤労感謝の日」です。

(「あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン」より引用)

勤労感謝の日 (11月23日)勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。

「勤労感謝の日」は、昭和23年の祝日法の制定当初から設けられている国民の祝日です。
祝日法の制定前、11月23日は、祭日の「新嘗祭(にいなめさい)」として休日とされており、国民の生活の中でも、新穀に感謝する日でした。「勤労感謝の日」は、いにしえからの収穫感謝の風習を生かしつつ、新しく設けられた感謝の日であるといえます。

祝日法の制定時の資料では、この「感謝」について、「国民が毎日生活を続けていられるのは、お互いがお互いを助け合っているからである。従って、ここにいう感謝というのは、すべての人がすべての生産とすべての働きとに感謝し合うのでなければならない。この感謝の心もちは、今日のような世相のけわしいときには最も必要なものであるが、世の中が落ち着いたときにも常に大切なものである」と説明されています。

【給食センター栄養士さんによる勤労感謝の日の話】(過去ブログNo215(11月5日付)再掲)

11月23日(土)は勤労感謝の日です。わたしたちが毎日食べている給食はいろいろな人たちが働いていることでできあがっています。さて、どんな人たちがいるか、みなさんも一緒に考えてみましょう。米や野菜などの農作物を育てる人、豚や鶏などを育てる人、魚をとる人、野菜や肉、魚などを選ぶ人、お店で販売する人、献立を考える栄養士、給食を作る調理員さん、給食を学校へ届けてくれる運転手さんなど、多くの人たちがかかわっています。

また、私たちが食べている食べ物も、元は生き物です。米や野菜、肉や魚など多くの生き物たちの命をいただいて、私たちは健康な体をつくり、生きていくためのエネルギーを得ることができます。このように、生き物や多くの人のおかげで、毎日、食事ができることに感謝をしましょう。そして、食べ残しをしないようにし、心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶をしましょう。

町内産コシヒカリを給食用に寄附(広報よこしばひかり10月号で紹介)
 今年も、町農業振興会営農集団部会から、新米の町内産コシヒカリ3俵(1日使用量相当分)
が寄附されました。新米は学校給食で提供され、児童や生徒が味わいました。 農業後継者が少なくなるなど、お米づくりも大変になっています。新米を食べた子ども達から、将来、農業の担い手が誕生することを部会のみなさんも楽しみにしています。

水稲新品種「粒すけ」を給食用に寄附(広報よこしばひかり11月号で紹介)
 10月8日、ちばみどり農業協同組合から、学校給食用として水稲新品種「粒すけ」300キロの寄附が寄せられました。
この「粒すけ」は、千葉県が13年かけて開発した新品種で、茎が短く長雨や強風でも倒れにくく、多くの収穫量が見込めるお米で、大粒で食感が良いことが特徴です。10月15日と10月17日の学校給食に提供され、おいしくいただきました。

いつも私たちのためにありがとうございます!!

これからもよろしくお願いいたします!! 

校長ブログNo232 冬がはじまるよ

朝晩の冷え込みが進み、学校のイチョウも黄色く色づいていきました。

▼10月7日

▼10月31日

▼11月12日

▼11月18日

 

▼そして昨日、11月21日

朝、1年生教室からゆったりとしたテンポに乗って明るい子供たちの歌声が響いてきます。

♪「ゆうやけこやけの赤とんぼ おわれてみたのはいつの日か」

今月の歌(11月)は童謡『あかとんぼ』です。

▼寒くなってきた11月にもなるとひなたぼっこしたくなるのでしょう

11月22日は二十四節気「小雪(しょうせつ)」

雪が降りはじめる頃。北国や山沿いでは雪が降り始める頃。山林の木々も葉を紅葉の見ごろを過ぎ、葉を落とし、柑橘類は黄色く色づき始めてくる頃です。空気がだんだんと冷たく感じ、冬本番へと進んでいきます。先日、11月20日(水)は今季一番の冷え込みで最高気温がなんと9度でした。

冬の空に光る月は寒々しく、「モチモチの木」を思わせます。

写真のコントラストがはっきりするように加工してみると...絵本「モチモチの木」と似たような画像になります。

11月8日二十四節気「立冬」七十二候初候である「山茶始開(つばきはじめてひらく)」の「山茶」は「つばき」と詠ませていますが、これは「サザンカ(山茶花)」がツバキ科であり、ツバキ科の中で最初に咲く花だからだそうです。サザンカは冬の始まりの時期の代表的な花です。今日のブログ記事後半で取り上げる童謡「たきび」の歌詞にも登場します。♪さざんか さざんか 咲いた道 たきびだ たきびだ おちばたき~ 

山茶花(サザンカ)と椿(ツバキ)の違いは何か調べると、サザンカは冬(11月~1月にかけて)咲く花、ツバキは(12月~3月にかけて)春咲く花で、サザンカはツバキと比較すると一回り小さいです。

間もなく12月を迎えますが、来月6年生は校外学習で佐倉市にある国立歴史民俗博物館を見学予定です。その附属施設の「くらしの植物苑」では、特別企画・季節の伝統植物シリーズとして秋の「伝統の菊」に続き、冬は「サザンカ」が見頃となります。https://www.rekihaku.ac.jp/event/2024_plant_kikaku_sazanka.html

かきねのかきねの曲がり角 たきびだたきびだ落ち葉たき で有名な童謡『たきび』(巽聖歌:作詞、渡辺茂:作曲1941年(昭和16年)発表)戦後から平成時代まで長いこと1年生の教科書にも掲載されてきた曲です。この歌の発祥の地はなんと東京・中野です。作曲者がこの屋敷の付近を散歩中に歌詞を思いついたと言われています。以下の写真は、当時勤めていた学校の今月の歌(10月)で「たきび」を歌っていたときに子供たちが歌う声がこの歌の情景にピッタリで、日に日にこの歌の舞台となった場所を再び訪れたい気持ちが高まり「たきび」発祥の地を実際に訪れたときの写真です(笑)。

▼童謡『たき火』発祥の地(昨年10月撮影)

最近では都市部だけでなく、郊外や農村地帯でも環境や近隣の住宅に配慮してたき火や野焼きなどができなくなり昔のような光景を見られなくなりました。うっかりしようものなら火事と思われて通報されてしまう時代です。(この時期になると、町の防災無線でも野焼きが禁止されていることを放送しています。)

今はすっかり都心の住宅密集地の中の一角に残された(「中野区認定観光資源」に認定されている)場所となりましたが、この一角だけは、竹の垣根とけやきの大木に囲まれた趣ある場所です。角を曲がると本当に子供たちがたき火をしているのではないかと錯覚させるようなタイムスリップしたかのような場所です。訪れた日は小雨降る朝でしたが、すれ違う車や人もほとんどなく、静かな場所でした。みなさんもぜひ、童謡『たきび』を歌いながら、もしくはスマホなどで音楽を流してBGMとしながらこの写真をごらんになってみてください。どうですか?なんだか垣根を曲がるとたき火をしている子供たちがいそうな雰囲気がしませんか?

校長ブログNo231運転者も歩行者もゼブラ・ストップ

11月14日(木)千葉県知事熊谷俊人氏のX(旧Twitter)に、次のようなコメントがポストされていました。

「運転時、横断歩道で歩行者が横断しようとしている際、一時停止されていますか?今年のJAF調査では千葉県の一時停止率は46.8%で全国30位(全国平均53.0%)。前年31.9%で全国37位(全国平均45.1%)なので、全国と比べるとまだまだですが、改善は進んできています。」

https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/survey-report/2024-crosswalk

(関連記事:過去ブログNo223(11月13日号)停まってくれた自動車のドライバーさんへ挨拶する心がけを。)

https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/

▼本校の登下校風景(木戸交差点付近)朝の登校時は、通勤通学の車がかなりの速度で往来します。

信号機のない横断歩道では児童が横断歩道に近づくと、警戒して安全のために一時停止してくださる車が多く、ありがたいです。また、毎日、交通安全パトロール隊の方のご協力により児童の登下校を見守っていただきながら、長距離におよぶ登下校の安全が守られていることにも感謝です。

(資料用画像のため春夏の風景ですが、今週からずいぶん寒くなり、ジャンパーやパーカーなど上着を着用してくる児童も増えました。ポケットに手を入れたまま歩くと転倒したときに手をつくことができず危険です。手袋を着用するとよいでしょう。また、上着のフードをかぶると音が聞こえにくくなります。安全面から防寒着の着用の仕方についても指導していきます。)

さて、横断歩道の一時停止率全国1位は長野県の87.0%です。

一昨年の夏、私が長野県を訪れたときのことです。街中の移動の小回りがきくレンタサイクルしたときに不思議に思った出来事があります。それは、横断歩道を渡ろうとするとほとんどの自動車が停まってくれるのです。横断歩道に近づき、左右の安全確認をしながら車の方を見ると、ドライバーさんと目が合い、必ずと言っていいほど一時停止してくれるのです。停止してくれる車が多くてこちらも安心して渡ることができたのですが、帰ってきてから調べたら、案の定、JAFが毎年実施している本調査の結果を知り、長野県の一時停止率は非常に高く、なるほどと納得したのです。

改めて千葉県・千葉県警察が強化しているキャンペーンをご紹介します。この活動は、横断歩道等における歩行者等の優先義務を運転者に徹底し、横断歩道上における歩行者等の保護を強化する事を目的に実施するもので、横断歩道の和製英語であるゼブラゾーンの「ゼブラ」にかけて、「前方」・「ブレーキ」・「ライト」をドライバーに強く意識させ、横断歩道手前での確実な「ストップ(一時停止)」を徹底することにより、交通事故を「ストップ」させるものです。

https://www.police.pref.chiba.jp/kotsusomuka/traffic-safety_revision-zebra_stop.html

自動車が横断しようとする歩行者がいる場合、横断歩道で一時停止する「ゼブラ・ストップ」は千葉県警察でも啓発運動を強化していますが、より安全・安心な交通環境であってほしいものです。

横断する歩行者がいたら、「ストップ」し、交通事故を「ストップ」しましょう。

 

 

校長ブログNo230 「こども」という日を生きています!(11月20日世界こどもの日)

おはようございます。今日はあいにく冷たい雨模様の1日になりますが、昨日の「マラソン大会全校試走会」は雲1つない冬晴れ。風は強かったですが、日なたはあたたかく太陽が見守る中、子供たちは力いっぱい走り日頃の練習の成果を試していました。26日(火)の本番でもいい走りが期待できそうです。かぜをひいたりけがをしたりすることがないよう体調を整えていきましょう。

2年生 生活科学習(学区内町たんけん①)

11月12日(火)2年生は生活科学習で学区内の「まちたんけん」(3回シリーズ。1回目は1学期に実施。2回目の今回は木戸・辻・長塚・五ノ神方面)に行きました。1学期6月頃、徒歩で今回のエリアをざっと歩いて様子を見学してきましたが、今回は、数か所見学をお願いして、見学や質問をしてきました。

1 洋品店「マルコヤ」様

約60年前の1960年代に創業したマルコヤ(丸小屋)さん。紳士・婦人用の衣服の他に、白浜小学校の名札、白衣、体操服、黄色の安全帽子等学用品も取り扱っています。みなさんのおうちの方も昔からお世話になっているなじみの深いお店です。

2 白浜保育園

「なつかしい!!」そうです。ほとんどの児童が2年前に卒園したばかりですから。お世話になった園長先生をはじめ、先生方、給食の調理員さん、小さい園児たちがいました。あまりのなつかしさに「もう一度戻りたい」と思わず甘えた声が出てしまい、私たちも思わず笑ってしまいました。それだけあたたかいきもちでみんなのことをお世話してくださったのでしょう。(気持ちはよくわかります。)

小学生になって再び教室や遊戯室を訪れてみると、体が大きく成長しているので、当時は見えなかったものや気がづかなかったことがいろいろとあったようでした。今は50名程度ですが、数十年前は300名近くの園児が在園していたそうです。

3 光B&G海洋センターしおさい公園

学区に広い敷地をもつB&G海洋センターです。白浜小学校は体育科の水泳学習で温水プールを使用させていただいています。また、サッカー場では、先ほどの白浜保育園の年長組がコーチの指導を受けながらサッカーの授業をしていました。このような恵まれた施設で小さい頃からのびのびと身体を動かすことができることはとても幸せだなあと思います。以前、訪れたときはグラウンドゴルフをされていた方もいらっしゃいましたが、今回はテニスをしている方を見ることができました。

今回は、主に、プールの施設を2階のギャラリーから責任者の方からガイドしていただきました。

窓からプールをながめると、子供たちが習い事で教えていただいているコーチがいち早く気づき、こちらに手を振ってくれました。また、スイミング教室の生徒さんも笑顔で手を振ってくれました。

町たんけん第3弾(白磯・尾垂・関方面)は、後日11月18日(月)に実施予定です。

さて、今日、11月20日は笑う「世界子どもの日」期待・ワクワクWorld Children’s Dayニヒヒです。

https://www.unicef.or.jp/wcd/

11月20日の「世界子どもの日」は、1954年、世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的として、国連によって制定されました。

『子どもの権利条約』が1989年(平成元年)11月20日国連総会で採択されました。日本は、1994年(平成6年)4月22日に批准し、『こども基本法』が2022年(令和4年)6月成立し、『こども家庭庁』の発足と共に2023年(令和5年)4月に施行されました。

『出発』(2018年(平成30年)のNHK全国学校音楽コンクール小学校の部の課題曲)の歌詞は、詩集『のはらうた』シリーズで知られる詩人の工藤直子さんによって書かれました。

♪きみはだれ? ときかれたら 誇りをもって こたえよう 「こども」という日を生きています と

から始まり、最後は次のようにしめくくっています。

♪わかい「こども」の魂よ 歩幅は小さい 道は遠い 不安だらけの心よ

だけど... 東西南北 上下左右 360度 歩き出せば それこそが きみの輝く「第一歩」!

過去ブログでもお伝えしたように、今月は人権月間です。子供にも大人と同様に1人の人間としての人権があります。すべての子どもは条約の定めるすべての権利が保障されます。

【参考】子どもの権利条約の考え方(ユニセフ・Unicef HPより)

https://www.unicef.or.jp/crc/principles/

子どもの権利条約の「四つの原則」

1 差別の禁止

2 子供の最善の利益 

3 生命、生存及び発達に対する権利

4 子供の意見の尊重

後日、本校の人権教育の取組の様子についてお伝えする予定です。

【参考】 

『秋のこどもまんなか月間』(こども家庭庁HPより)

https://www.cfa.go.jp/policies/gekkan

校長ブログNo229運動も勉強もがんばっています!!

「キラリンだ!!」私がこの写真を撮っていたとき、児童がうれしそうに声をあげて後ろを通り過ぎていきました。2学期も残すところ終業式まで約1か月となりました。昨日の校内放送による児童集会で、代表委員会による9月・10月の目標の振り返りは「キラリン」でした。花丸ピース

長い夏休みが明けたあと、例年になくきびしい残暑となった2学期のはじめ。集中して学習に取り組み、落ち着いた生活態度で過ごすことができ、子供たちは頑張っていました。

そして、11月・12月の目標です。残り2か月さらに頑張り、「実りある2学期」を目指します!!

さて、今日はマラソン試走会の予定です。

日曜日の最高気温は22℃でしたが、今週に入り毎日6~7℃ずつ最高気温が下がり、今日の予報では最高気温は11℃。クリスマスの時期とほぼ同じ気温です。

▼業間マラソンでの練習の様子(1年生スタート直前の模様)

▼昨日の放課後。職員による試走会コース作成の様子

▼毎日高学年の当番の子供たちが、清掃の時間にグラウンドの草取りをしてくれました。

今日の試走会で、実際のコースで本番さながらのレースを行い、スタート位置の決定と自分の走りの状況を把握します。校内マラソン大会は11月26日(火)の予定です。

最近の授業風景から

【1・2年生】 

11月12日(火)1・2校時に芋掘りをしました。「校長先生も一緒にやりましょう!!」とうれしいお誘いの声がかかったので(どうもありがとうござます!!声がかからなくても一緒にやる気満々でした(笑))私も一緒に楽しく参加しました。土の中を、下へ...横へ...と一生懸命手で掘りながら進めていくと...「あった~!!」「やった~!!」喜びの声があちこちから。赤紫色のサツマイモが次から次へとゴロゴロと出てきました。その間15分くらいでしたでしょうか。あっという間の出来事だったと思います。イモについていた葉やつるをさらに取り除いて一段落すると、用務員さんが農具のフォークでさらに深く掘ってくれました。すると...まだまだありましたよ。最後の最後まで念入りに掘り、最後にみんなで集合写真を。青空に負けないくらいの笑顔で写真を撮ることができました。掘ったおいもは家族へのお土産です。ただ、今年は猛暑だったため、例年と比較するとサツマイモの収穫量は少なめだったかもしれません。すごく気にはなっていましたが、子供たち一人一人にサツマイモがいきわたり、無事収穫できてよかった!!と胸をなでおろしました。後日、サツマイモの神様(青木昆陽)を祀る神社(千葉市・幕張)へお礼参りに行き報告してまいります。いも掘りの後、昼休みに校長室まで届けてくれて私にもおすそ分けしてくれました。どうもごちそうさまです!ありがとう!!1・2年生のみんなもおうちの人と一緒に味わってくださいね!!

【3年生】図画工作科の授業

べニアのボードにくぎを打ち、コリントゲームを作ります。今日は、ボードの部分のデザインを考えています。先生や友達と自分の描きたい図案について話しながら進めていました。野球や果物、楽器、宇宙など自分が好きなものをデザインしていました。明るく楽しいボードができそうです。

11月15日(金)校外学習 「県立房総のむら」と「航空科学博物館」に見学に行ってきました。今回は、教頭先生が引率してくれました。朝は雨が降っていましたが、現地ではやみ、外での見学も予定どおり実施できてよかったです。「房総のむら」では、「畳ストラップづくり体験」でかわいいストラップを作りました。また、班別行動で見学をしました。「航空科学博物館」では、施設内にある飛行機やヘリコプター等の模型や実際に使用されていたものを間近に見ることができました。また、操縦士体験やなども行うことができました。成田空港を目の前にして離着陸する飛行機が想像以上に大きく歓声が上がりました。(この日、成田空港周辺では珍しく昼に霧が発生したことが新聞で報道されていました。)

 【4年生】タブレットを使用して社会科新聞づくり

10月下旬に実施した佐原への校外学習のまとめを行っていました。写真や文章のレイアウトが上手で、キーボード操作も4年生にもなるとずいぶん慣れ集中して作業を進めていました。

4年生の社会科の学習では、今回の校外学習で深く調べた伊能忠敬以外にも、県の発展に尽くした著名な人物について学習を進めています。

【5年生】図形の面積の求め方

タブレットを活用して、既習の面積の求め方を使って図形の面積を工夫しながら求めます。求め方について、図を分けたり移動したりすることで今まで学習した図形の求め方を応用して求めるやり方を考えています。考えることができたらクラスの児童に聞いてもらいます。

11月13日(水)千葉市方面への校外学習を実施しました。5年生も教頭先生が引率しました。「千葉市科学館」でのマジックショーを見たり班別行動で見学したり科学の不思議と面白さを感じることができました。また、日頃鉄道を利用する機会がないので、今回は、自分で切符を買い、千葉都市モノレールに乗り、高い位置からの眺めを楽しみました。約半数の児童が初めて乗車するとのことで、モノレールが動き出すと歓声があがり、興奮した様子だったそうです。千葉公園で昼食後、千葉テレビで情報をつくり伝える仕事についてテレビ局の様子を見学しました。千葉テレビでは、「千葉県民が出るテレビ ぐんぐんチバテレ」の番組企画があり、後日、白浜小学校もCMとして放送されることになりました。楽しみですね。

【6年生】

国語科の目的や条件に応じて話し合おうという単元でみんなで楽しく過ごすために「なかよしタイム」の遊びを決める内容です。6年生は、学校行事で中心となって活動を行うことがたくさんあります。いつも6年生がどのような活動を行えば、参加する人みんなが楽しめるか、これまでもたてわり班の活動を行う「なかよしタイム」の様子を過去ブログでお伝えしてきました。

今回は、自分が知っている遊びのレパートリーを増やすために、参考図書の他に、自分のタブレットを活用し、情報収集したり話し合ったりしながら自分の意見をまとめながら深めていく内容です。

「鬼ごっこ」「校内外ゲーム」「1年生から6年生 外遊び」などキーワードを入力して検索していきます。タブレットだけで名、参考図書をよく読みながら参考にしている児童もいました。

どんな「なかよしタイム」の遊びの意見が出るか楽しみですね。

校長ブログNo228ギャラリー(晩秋の白浜小学校)

やあみなさんお久しぶり。ボクが今どこにいるか見つけられたかな?

種がギッシリとつまったヒマワリの花のがく(咢)の部分が隠れ家のように、ここはポカポカして居心地がいいんだよ。今年は秋が終わりに近づいているというのに、いつもより暖かい日が続いて本当に助かるよ。けれども、最近すこしずつ寒くなってきたね。かぜなどひかずに元気にすごしているかな?

では、ずいぶん時間が経ってしまったけれど晩秋の景色をふりかえってみよう!

10月もきれいな月がたくさん見られました。

三日月からの

半月へ。10日目の夜に見られる月を「とおかんや」

▼十三夜

▼雲隠れの月

▼雲間の月

▼やっと晴れた

▼十六夜

星月夜 空の高さよ 大きさよ  江左尚白※

 ※江左 尚白(えさ しょうはく)1650年~1722年。江戸時代前中期の医師・俳人、松尾芭蕉を師とする。

▼横芝光町図書館のハロウィンデコレーション

▼秋色。子供たちが見つけたいろいろな秋。

▼季節外れのサクラの花。秋なのに猛暑の影響でこの時期に2回目の開花となりました。

写真は横芝光町民会館前▼朝の冷え込みで川面から立ち上るもや。1日の気温差が大きくなります。

▼朝陽を受けて彩雲

▼秋も終わりに近づき鴨がやってきました。

▼柿の実

▼色づくイチョウ

▼読書の秋 新しい本がたくさん入りました。読書賞の大きな木もたくさん花を咲かせています。

▼11月26日(火)のマラソン大会に向けて練習が始まりました。

♪走る 走る オレたち

▼実りの秋

ひかりねぎ

▼落花生畑

▼色あざやかに

しずかに秋も終わりになり冬じたくをはじめます。 

金色の ちひさき鳥の かたちして 銀杏ちるなり 夕日の岡に 与謝野晶子

次回、12月もお楽しみに。

掲載した、江左尚白の俳句「星月夜~」は小学5年国語科教科書(光村図書)に。正岡子規の俳句「柿食へば~」と与謝野晶子の短歌「金色の小さき鳥のかたちして~」の2首はいずれも小学4年下巻国語科教科書(光村図書)に掲載されています。

校長ブログNo227まわってまわってまわってまわる

立冬から10日を過ぎました。三旗が真っ青な青空にはためいています。(写真は11月7日立冬の日に撮影)先日、毎日掲揚する校旗が傷んでしまい布が破れてしまったのですが、業者さんにきれいに補修していただき、再び青空にはためいています。この日は朝から風が強めでした。気象庁によると立冬を待っていたかのように東京都内と近畿で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が吹いたと発表しています。昨年と比較して4~6日ほど早かったそうです。上着が必要な季節になりました。

 

体操部お別れ演技発表会

11月12日(火)ロング昼休み、「体操部お別れ演技発表会」が開かれました。

毎年、体操部活動の納会として実施している演技発表会です。

10月26日(土)の山武郡市小学校体操競技大会に向けて取り組んできた今年度の体操部員たちの活動も今日の演技発表会で最後になるとともに、今年度を最後に山武地区の体操競技大会が幕を閉じることから、今年度限りで課外活動として本校の体操部の歴史にも幕を閉じることになります。

お別れ演技発表会は、児童会の進行により、2部構成で行われました。

【第1部】練習に参加して来た部員、競技大会に出場した部員たち全員が種目ごとに演技発表をします。その後も練習を地道に重ねてきた成果でしょう。今日の演技はさらに磨きがかかっていました。練習のときには補助をお願いしていた部員たちも、今日は自分の力でしっかりと演技をこなしていました。【第2部】6年生によるシンクロマットです。♪RPGの曲に合わせて会場からも自然と手拍子が始まり盛り上がります。交互に、対照的に、連続的に次から次へと気持ちを一つにアイコンタクトをとりながら披露されれる演技にハッピーな気持ちになりました。

今回の発表会でもう一つうれしかったことがあります。体育館に集合した全校児童も、以前とは全く異なり、発表会が始まる前から静かに待ち、発表会では気持ちのこもった拍手で部員たちを応援していたことです。当日の模様は別ページの「白浜っ子の活動の様子」の記事もご参照ください。

晴れた日は元気に外遊び

休み時間になると昇降口から子供たちのにぎやかな声と共にあっという間にグラウンドは外遊びをする子供たちの姿が見られますサッカー、ドッジボール、鉄棒、鬼ごっこ、そして1年生は生き物さがしなど楽しんでいます。

寒くなり、以前ほど簡単に生き物を見つけることができなくなりましたが、そんなときは、生き物のすみかを虫かごの中に作っています。貝殻や苔の生えた土や石、砂で下地づくりをしていました。(自分も小さい頃はこんなことをやったなあ。)この後、草や木の枝などを入れていくそうです。さすがに冬が近づいてきたため、先週、虫かごを持ち帰りました。

さて、10月から体育科の授業では鉄棒運動を学習していることから、休み時間はいつも鉄棒をする子供たちでにぎわっています。また、先月行われた体操部の壮行会が相乗効果となり、鉄棒をする子供たちが増え、上の写真のとおり、いつも鉄棒は「満員御礼」の状態です。過去ブログでもお伝えしましたが、上達がめざましい。先週見たときは、(がんばれ!!あともう少しでいける!)と思っていた子供たちが、「校長先生見てください!!」とできるようになった技を披露してくれます。「やったぁ!!!!」拍手で共に喜び合います。がんばる子供たちの上達ぶりがすごいです!!鉄棒練習をやり始めた頃は、鉄棒を握る手や、鉄棒が当たるお腹がいたいと言っていた子供たちも、練習を続けるようになりだんだんと手の「まめ」も固くなり平気になり、笑顔でくるくる回って回って回って回りながら楽しんでいます。

校長ブログNo226 今夜は満月(今年最後のスーパームーン)

今日は満月。今年最後のスーパームーン「ビーバームーン」が見られるチャンスです。

横芝光町の月の出16時30分、月の入時刻翌日(17日)6時27分

横芝光町より、イベント紹介です。(横芝光町HPより)

https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/site/yokoshibahikari-navi/25253.html

「横芝光町星空 - 屋形の海で星とあそぼう -」

日時:2024年12月20日(金)19時~20時、20時~21時の2回開催(同じ内容)

   曇天・雨天時は別プログラムで実施予定

会場:屋形海岸マリンピアくりやまがわ(曇天・雨天時は別会場予定)

対象:小学校5年生~中学生(要保護者同伴)

親子で楽しむ星ソムリエによる星空案内ツアー ]

九十九里浜の夜空をキャンパスにレーザーポインターや双眼鏡を使って星空や宇宙について楽しく学べます。

屋形海岸周辺は明かりがなく、くっきりとした綺麗な星空が広がります。

ちょうど昨日、4年生の理科の授業で「月と星の位置の変化」について学習していました。

月は時間によってどのように位置が変化するのか、児童に予想をさせ、教科書の資料の他、動画で実際に月の位置の変化を確かめながら学習を進めていました。「明日は満月ですよ。」と教えると、子供たちは「え~ッ?!」と驚きの声。(ん?!子供たちは意外と空を見上げて月を見ていないんだな)と感じましたが、「先生、1か月後の12月にまた満月が見られるんですよね?」とすぐ問いかけてきた子供の様子から、(月の周期はよく理解しているんだな。)と思いました。(余談ですが、くしくも明日の大河ドラマ『光る君へ』の予告では、藤原道長が満月を見上げ、あの有名な和歌を詠む場面がうつされていましたよ。)

これからは空気も一段と澄み、美しい横芝光町の夜空に輝く星空をこれまで以上に楽しめそうですね。

さて、今週の給食の献立を紹介します。

▼11月11日(月)の献立

ご飯 納豆和え 赤魚の一夜干し 肉じゃがに 牛乳

▼11月12日(火)の献立

ご飯 ブロッコリーのおかか和え 手づくりメンチカツ コーンかきたま汁 お米のムース 牛乳

▼11月13日(水)の献立

フレンチトースト ツナサラダ ソーセージ ビーフンスープ 牛乳

【ひとくちメモより】

ビーフン

ビーフンの原料は、さて、なんだと思いますか?ラーメンやスパゲティの原料は小麦粉ですが、ビーフンは、なんと米の粉です。ビーフンは漢字で「米粉」と表記します。お米を細かくし、細長く加工して麺にします。今日のスープに入っているビーフンは、横芝光町内でとれた「ミズホチカラ」という品種で、町内のお米屋さんが麺に加工してくれました。今年は猛暑続きで、お米の収穫にはたいへん苦労されたようです。町内産のビーフンをよく味わって食べましょう。

▼11月14日(木)の献立

いなかご飯 鶏肉のごまだれがけ いものこ汁 りんご 牛乳

【いものこ汁】秋田県や岩手県に伝わる郷土料理

秋田県の郷土料理例 農林水産省「次世代に伝えたい大切な味 うちの郷土料理」より

「いものこ汁」とは、里芋を用いて作られる汁料理で、鍋料理としても食される。
岩手や秋田の郷土料理として知られており、また東北地方をはじめとする各地で食されている。

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/29_7_akita.html

岩手県の郷土料理例 農林水産省「次世代に伝えたい大切な味 うちの郷土料理」より

「いものこ汁」は秋に旬を迎えるさといもを、にんじん、大根、ごぼう、きのこ、こんにゃく、豆腐、鶏肉等をひと口大の大きさに切ったものを煮込んだ汁物の料理。

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/28_13_iwate.html

いなかご飯 茨城県の郷土料理

https://www.ibaraki-shokusai.net/recipe/detail/7794

▼11月15日(金)の献立

麦ご飯 ナムル 揚げ餃子 麻婆豆腐 牛乳

今週も地元の豊富な食材!栄養満点!秋の味覚満点!とてもおいしい給食をいただきました!!

ごちそうさまでした!

なお、明日11月17日(日)は、「第19回横芝光町産業まつり」が開催される予定です。

会場:役場駐車場・町体育館・町民会館

(横芝光町HPより)https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/soshiki/8/25370.html

 地元を支える農林水産業や商工業が一堂に集結する「横芝光町産業まつり 横芝光まるごとフェア2024」が開催されます。
 町内農家のみなさんが丹精込めて育てた旬の新鮮野菜や畜産物の販売、各商店自慢の逸品が勢ぞろいする商工会青空市、さまざまなグルメを楽しめるキッチンカー、姉妹都市・姉妹町のりんごや川魚の塩焼きの販売など、たくさんの催し物を用意しています。
 また、町体育館では、「それいけ!アンパンマンショー」をはじめ、農畜産物共進会入賞農産物や友好・姉妹都市・姉妹町の特産品展示などが行われ、町民会館では、キッズダンス、光ウィンドオーケストラによる演奏会が行われます。
 ご家族、ご友人などをお誘いあわせの上、ぜひご来場ください。

校長ブログNo225 季節は冬へ

今日は暦の上では「七五三」です。今年「七五三」をお迎えになられたご家族の皆様、おめでとうございます。11月になり、近隣の社寺では七五三詣の姿を目にすることが多くなりました。

さて、11月も中旬になると、七十二候「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」(11月2日~6日)モミジやツタが色づきはじめる頃です。温暖な千葉では、街路樹をはじめ野山などでも少しずつ黄や赤と色づいてきましたが、本格的な紅葉まではもう少し時間がかかりそうです。

まずは6年生児童が詠んだ俳句から3首を紹介しましょう。

学校のイチョウは今週になりようやく黄色く色づき始めたところですが、千葉県内でも日当たりと風通しのよい場所では、下の写真のようにしっかりと色づいているところもあります。

さあ出かけよう 思い出のあふれる道をかけぬけ

さあ語り合おう すばらしい僕らの夢の世界を(『夢の世界を』より)

先日、「校長ブログ」を読んでくださった、地域で大変お世話になっている交通安全ボランティアの方が、校歌を作詞された伊橋虎雄先生の写真のことや、百周年記念行事に携わったときのことなどを懐かしくお話してくださいました。また、学校近くの「富士山ビュースポット」を教えていただきました。11月7日(木)立冬の日、甲府地方気象台は富士山で初冠雪を観測したと発表。(昨年より33日、平年より36日遅く、1894年の観測開始以来、最も遅い記録とのことです。山頂の気温は前日11月6日の21時に氷点下10.5度)平地からも見える富士山ビュースポーットは、昔は何か所かあったそうですが、近年、山の木々が育ち見えなくなってしまったところもあるとのことです。これから空気が澄む冬の時期、西の方角を少し注意して探してみたいと思います。

さわかやな秋から寒さの冬へ季節が移る中、マリーゴールドがこの寒さでいちだんと鮮やかな色になっています。すでに時期を終えた花の後には、冬・春の季節の花へ植え替えをしました。

最後に...

今週は、昨日まで暖かな小春日和が続きました。恵まれた天気の中、今月末に行われるマラソン大会に向けて業間マラソンを実施しています。マラソンコースを1周走った分丸を塗り進めていきます。

練習初日に配付されたマラソンがんばりカードを見てタイトルに驚きました。「めざせッ!校長先生!!」と書いてあります。

来週19日(火)は本番と同様の形式で「全校試走会」を実施する予定です。

天気予報では、温かいのは今週まで。来週はシベリアから寒気団が下りてきて気温がグッと下がり師走(12月)の寒さが一気にやってきそうです。みなさんのご自宅では暖房器具の準備や、コートや手袋など用意されましたか?

明日16日(土)は満月。今年最後のスーパームーン「ビーバームーン」です。夜空にはオリオン座も大きくまたたく季節になりました。季節は冬へと向かっています。

インフルエンザが流行期に入ったことやマイコプラズマ肺炎も今年は大流行しています。美しい夜空の星をゆっくりと見上げたいものですが、かぜをひかないよう気をつけていきましょう。

校長ブログNo224 めざせ!最速の満点!(全校100ます計算)

1年生教室の黒板にかわいい絵が貼ってあります。

「あさ ⇒ けいさん!(じかん を はかります。)」

今日は「朝のドリルタイム」に「100ます計算」の日です。

かわいい人形は1年生の男の子が折り紙を組み立てて作ってきてくれたそうです。

朝の全校ドリルタイムを使って取り組んでいる「100ます計算」

2学期から友達と競い合いながら刺激し合い、より意欲を高くもち基礎学力を向上していくことができるよう、「100ます計算」に全校で取り組んでいます。

1・2年生は引き算を。3~6年生はかけ算に取り組んでいます。

各クラスの成績上位者は児童昇降口の掲示板で紹介しています。

だんだんとタイムが上がってきています。早く・正しく計算できるようがんばっています。

最近のランキング表にあった各学年の1位のタイムです。(1・2年生は「ひき算」、3年生以上は「かけ算」です。)

算数科の授業の様子

1年生の授業では、友達に自分の考え方を伝えたり、教え合ったりしながら学習を進めていました。2年生ではかけ算九九の学習に入り、がんばりカードを励みにしながら確認しながら進めていました。3・4年生では9月から少人数指導の教師が入り、担任と2人体制で教室の中できめ細かに指導しています。

毎日の積み重ねが大切

小学4年生までに四則計算(たし算・ひき算・かけ算・わり算)を段階的に学習していきますが、これらの計算は、基礎学力として確実に身につけることが大切です。学校の授業以外にも毎日の家庭学習で教科書やドリル教材の問題を繰り返し取り組むと学習内容が定着します。また、今日ご紹介した「100ます計算」などは、自分でも作ることができます。たて10・横10のます目を作り、たてと横の一番外側のます目にランダムに0~9までの数を書き込めばできあがりです。あとは、時計又はおうちのかたに時間をはかっていただきどれだけ早くできるかチャレンジしてみるのもいいですね。ご家庭でもぜひ、お子さんが頑張っている様子を励ましながら学習の習慣化を続けてください。 

校長ブログNo223 あいさつの日

おはようございます!!11月13日(水)の朝です。

昨日(11月12日(火))の朝景色。畑から水蒸気が立ち上り朝もやが生じています。昨夜からの雨もやみ、小春日和の1日の予報です。

今日11月13日は、(社)日本あいさつ検定協会が制定した記念日で、「いい(11)あいさつ(13)」の語呂に由来しているそうです。

あいさつは 

かるく

つも自分から

きに

づけよう(習慣を)

「あいさつ」「歌声」「花いっぱい」

10月の全校集会校長講話(校内放送)で「挨拶と返事」・「正しい言葉遣い」について話をしました。ここのところ、こちらから挨拶をしても目は見るものの挨拶をしないまま通り過ぎたり、集会や集団下校のときに教職員が児童に呼びかけても一部の児童しか反応せず、確認の返事をやり直したりする場面が見られたからです。もちろん、誰に対してでも立ち止まって挨拶をすることができる児童や、しっかりと返事ができる児童もいますが、いつでもどこでも時と場に応じた挨拶や返事がしっかりとできる子供たちになってほしいです。

「挨拶」や「返事」をお互いにできると、とても気持ちがいいものです。先日の学校関係者評価委員会でも、1つの事例として「どうもありがとう。」と子供たちに挨拶をされると「こちらがとても気持ちよく、自然ともっと子供たちのことをお世話したくなります。」といったお話をいただきました。

また、信号機のない横断歩道や押しボタン式信号機のついている横断歩道を渡った後、停まってくれた車のドライバーさんに対しておじぎをして挨拶することについても教職員の打合せで話をしたところ、早速、学級で伝達指導し、翌日から渡った後にドライバーさんにおじぎをして挨拶をしている姿が見られました。このように、話をすれば思い出したかのようにそのあとはすぐできる素直な子供たちです。

このような好ましい行動が習慣づき、いつでもどこでも自然とできるような子供たちに育てていきたいと思います。 

校長ブログNo222 道路交通法が改正されました。

10月28日(月)~11月1日(金)の5日間、お忙しい中、早朝より保護者の皆様には秋の交通安全指導へご協力くださりありがとうございました。初日から雨で大変だったと思います。

さて、今月から道路交通法が改正されました。(あしたの暮らしをわかりやすく「政府広報オンライン」HPより)

「ながらスマホ」が罰則強化!

「酒気帯び運転」は新たに罰則対象に!

https://www.gov-online.go.jp/article/202410/entry-6604.html#secondcolumnSection

道路交通法が改正され、令和6年(2024年)11月から自転車運転中にスマートフォン等を使用する「ながら運転」(「ながらスマホ」)の罰則が強化され、また、「自転車の酒気帯び運転」が新たに罰則の対象とされました。自転車の酒気帯び運転に関しては、運転をした本人はもちろん、酒気帯び運転をするおそれがある者に対し酒類を提供した者等、酒気帯び運転をほう助した者にも罰則が科されます。自転車による事故から自分自身や周囲の人を守るために、改めて自転車の運転に関するルールを確認しておきましょう。

守ろう!自転車安全利用五則
警察庁の調査では、自転車の事故で亡くなった人の8割、けがをした人の7割が何らかのルール違反をしていたことが分かっています。事故防止のための5つの心がけです。

自転車安全利用五則

1 自転車は車道が原則、左側を通行/歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用

【参考】ちばサイクルール(千葉県HPより)

「ちばサイクルールチラシ」

https://www.pref.chiba.lg.jp/seikouan/koutsuuanzen/jikoboushi/jitensha/documents/saikuru-ru-r0502.pdf

過去ブログNo16(5月2日号)https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/もご参照ください。

本格的な冬を前にして 

冬至(2024年12月21日(土))に向かってどんどん夜が長くなっていきます。事故が起きやすいのは日没前後です。歩行および自転車や車の運転には十分気をつけましょう。

横芝光町11月12日の日の出時刻 6時11分

横芝光町11月12日の日の入り時刻16時33分

▲月と金星  11月は金星・土星・木星・火星が空で輝き、月の接近するタイミングもあります。しし座流星群やおうし座流星群の出現も。晴れた日は天体観測が楽しめます。(防寒対策を忘れずにね。)

【参考】「月と惑星の接近に注目!流星群の出現も」ウェザーニューズHPより

https://weathernews.jp/s/topics/202410/300105/ 

校長ブログNo221ピーナッツの日(11月11日)

千葉県の特産物といえばこれ!

全国一の生産高を誇る落花生を栽培している畑の風景です。

収穫の作業をしながら「ぼっち」と呼ばれる「落花ぼっち」を作っていきます。

(「ぼっち」とは「突起」という意味。時代劇などで見られる浪人笠や水田地帯で作業のときにかぶるわらでできた編み笠に由来することからこう呼ばれています。)

1枚目の写真のように最初は地面で干した後、3枚目の写真のように円筒状に重ねていきます。風通しをよくしながら秋から冬にかけて吹く北寄りの季節風を受けて、1か月程度時間をかけて落花生を乾燥させていきます。落花ぼっちの作り方は地域によって様々ですが、雨やカラスなどの鳥獣から守るために昔はわらをてっぺんに乗せる「落花ぼっち」が主流でした。近年はビニールシートをのせて包んだ後に、さらにブルーシートをかけててっぺんに乗せて包む形が多いようです。白浜地区のぼっちは、きちんとおもりとなるビニル袋が四隅につけられていますね。

今日11月11日は「落花生の日」です。「11月はおいしい落花生の新豆が出回る時期です。 また、落花生は1つのサヤに2つの豆が双子のように並んで入っていることから、1が2つ、11が2つ重なる11月11日を「ピーナッツの日」として、昭和60年に全国落花生協会が制定しました。」(全国落花生協会HPより)

今月の給食にも落花生を食材としたメニュー(11月22日(金)予定)が提供されます。楽しみですね!!学校周辺の畑で落花生の収穫が始まっていることは過去ブログでも紹介してきました。今は熟成の時期です。

▼学校周辺の「落花ぼっち」風景(尾垂地区)

▼ぼっちにズームイン(尾垂地区)

県内一の生産高を誇る八街。隣接する市との境界にはこのような看板が立っています。

(ちょうどこの記事を書いていたとき、テレビ番組(11月10日(日)夜)で八街の落花生農家を舞台に、中華料理の巨匠から教わりながら作る「落花生チャーハン」と「落花生の白玉団子」が紹介されていました。ネットには早速、何人かの料理研究家がレシピを載せていますので興味がある方は参考にしてみてくださいね。)

また、JR総武本線八街駅北口に次のようなモニュメントがあります。この落花生は食べることはできませんのでご注意ください。記念碑は2005年(平成17年)に、八街駅が木造駅舎から、落花生をモチーフとした新しい駅舎に建て替えられると共に、周辺の再開発にともなってできた北口広場に設置されたものです。

落花生 讃

いつ知らず葉は繁り花咲きて人知れず土に稔りぬ(白鳥省吾)

白鳥省吾氏(しらとり・せいご1890-1973(明治23年-昭和48年)宮城県出身の詩人)は、千葉県内各地の小中高校の校歌を数多く作詞しています。近隣では、東金中学校をはじめとする山武地区、成田高校、成田小学校、佐原中学校、千葉大学教育学部附属中学校等多くの伝統校の校歌に見られます。晩年は千葉県に居住し、1963年(昭和38年)千葉県文化功労者に認定されました。

この詩は、八街高校校歌制定のために昭和33年6月に八街を訪れた際の即興詩だそうです。(ちなみに八街高校の校章のデザインには落花生のまるい葉と実の形が取り入れられています。)ご存知のとおり、落花生が土の中に実ることを詠んだものですが、人生もそれに例えられ、緑の葉を茂らせ、黄色の花を咲かせ、成長することで最後に実を結ぶそんな人生を歩んでもらいたい気持ちが込められたものとも言われています。 

校長ブログNo220-2 11月は児童虐待防止推進月間

189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン

令和6年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」標語 最優秀賞作品

「オレンジリボン運動」をご存知でしょうか?

過去の児童虐待事件をきっかけに始まった運動です。千葉県でも2019年(平成31年)に児童虐待による死亡事件が起きました。

オレンジ色は子供たちの明るい未来を示す色として選ばれたとされています。

11月は児童虐待防止の推進キャンペーン月間です。

広報よこしばひかり11月号にも、「秋のこどもまんなか月間~オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン~」について掲載されています。

https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/uploaded/attachment/28048.pdf

国(こども家庭庁など)や子育て関連団体は「オレンジリボン運動」を展開し、児童虐待撲滅をアピールしています。

https://kodomoshien.cfa.go.jp/no-gyakutai/

11月17日(日)は「家族の日」

11月10日(日)~11月23日(土)は「家族の週間」です。
こどもや家庭を社会全体で支える大切さ等について理解を深めてもらうため、内閣府にて2007年度(平成19年度)から11月第3日曜日を「家族の日」、その前後各1週間を「家族の週間」と定めました。令和5年4月以降はこども家庭庁において、この期間を中心として広報啓発を図っています。

校長ブログNo220‐1 おいしい給食

先週の給食を紹介します。

▼11月5日(火)の献立

ご飯 ジャーマンポテト ポークチャップ ひよこ豆のスープ 牛乳

【ひとくちメモより】

「いろいろな味」について

今日は「いろいろな味を楽しむこと」について話をします。みなさんは、食べ物にはどんな味があると思いますか?またどんな味が好きですか?甘味、酸味、苦味、塩味などいろいろな味がありますね。このほかに、味噌汁などの出汁(だし)に使う旨味(うまみ)もあります。これらの味を楽しむためには、いろいろな食品や料理を食べることが大切です。給食でも毎日、たくさんの食材を使い、いろいろな味付けをしています。ちょっと苦手な料理が出ても、自分の健康のために一口でも食べてみましょう。きっといろいろな味が楽しめますよ。今日もよくかんで食べましょう。

▼11月6日(水)の献立

カレーうどん ゆでぶたの味噌あえ やさいのかきあげ みかん 牛乳

 

▼11月7日(木)の献立

ご飯 大根の葉の炒めもの いかてりやき 道産子汁 牛乳(コーヒーミルメーク付)

ダイコン(教えてちばの恵みHP)

https://www.pref.chiba.lg.jp/ryuhan/pbmgm/zukan/yasai/daikon.html

▼11月8日(金)の献立

焼肉チャーハン にんじんサラダ スパイシーチキン フルーツヨーグルト 牛乳

本日、ちばアクアラインマラソン2024大会

食欲の秋。栄養とスポーツと健康は大切な関係です。スポーツの秋。今日11月10日(日)は2年に1度の大イベント「ちばアクアラインマラソン2024」が行われます。

【参考】オフィサシャルサイトはこちらから

https://chiba-aqualine-marathon.com/2024/ 

例年より早くインフルエンザ流行シーズン入り

インフルエンザが全国的に流行期に入りました。千葉県は定点あたりの報告者数としては2.00と全国平均の1.04の約2倍と高く、注意が必要です。自分でできる感染症対策をしっかりと行い、予防に努めましょう。

【参考】インフルエンザに関する報道発表資料(厚生労働省プレスリリースより)

https://www.mhlw.go.jp/content/001328397.pdf

▼11月の給食献立表(裏面)今月の特集「かぜ予防のポイント」より

校長ブログNo219‐2 お知らせ「横芝光町文化祭開催中」

横芝光町教育員会社会文化課からのお知らせです。

本日11月9日(土)と明日10日(日)に横芝光町町民会館、町体育館において横芝光町文化祭が開催されます。

本校からは児童代表の図画工作や書写等の出品作品展示をはじめ、町内小中学校各種団体から出品された作品が展示されます。

詳細は横芝光町HPをご参照ください。

https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/soshiki/14/24753.html

チラシ及び会場図

https://www.town.yokoshibahikari.chiba.jp/uploaded/attachment/28010.pdf

【作品展示会】 会場 町体育館

11月9日(土曜日)午前9時から午後4時
11月10日(日曜日)午前9時から午後3時30分

【芸能発表会】 会場 町民会館1階大ホール

11月9日(土曜日)午前9時から正午
11月10日(日曜日)午前9時から午後3時

【俳句会】 会場 町民会館2階学習室
11月9日(土曜日)午前9時から正午
※1人当季雑詠5句で当日に投句受付

【短歌大会】 会場 町民会館2階学習室
11月10日(日曜日)午前9時から正午
※事前申し込み制(10月23日(水曜日)に締め切りました)

校長ブログNo219‐1心あたたまる音楽集会

11月7日(木)校内音楽集会が開かれました。子供たちが音楽科の授業を通して学習したことを発表する機会です。今年の音楽集会は、授業で学習する楽曲を発表することから、教科書から器楽と歌唱の曲を1曲ずつ選曲し、低学年(1・2年生)、中学年(3・4年生)、高学年(5・6年生)の3つのブロックごとに発表することにしました。手づくりのプログラム、児童会による進行、音楽クイズなど工夫がなされ、音楽以外の場面でも心があたたかくなりました。学年によっては、児童による指揮と伴奏で演奏。どの児童もよく練習してきたことがうかがえ、堂々と指揮や伴奏をすることができました。

開会式のはじめの言葉で児童が「音楽はみんなの心をつなげる力があります」と話していたとおり、とてもすてきな時間を過ごすことができました。お忙しい中、会場で鑑賞された保護者の皆様をはじめ、地域の方々、学校支援ボランティアの皆様(交通安全パトロール隊、読み聞かせ)、学校関係者評価委員の皆様ありがとうございました。あらかじめ用意させていただいた80席の保護者席はすぐに満席、椅子をさらに追加して120名近くの方々に鑑賞していただきました。

また、この機会に、日頃たいへんお世話になっている学校関係者評価委員の皆様と、学校支援ボランティアの皆様を保護者の方々にご紹介させていただきました。今後とも白浜小学校の教育活動のためにお力をお貸しいただきたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

さて、時間の都合上、閉会式でお伝えすることができなかった各学年の発表に対する校長の講評を含め、音楽集会の模様をお伝えします。

「ありがとうの花」の全校合唱で開会。生き生きと指揮をする6年生の児童会長の児童の表現にひきこまれ、会場いっぱいに子供たちの元気な声が響き、聴いている人が幸せな気持ちになりました。

最初の発表は3・4年生です。

器楽『エーデルワイス』3拍子のリズムにのりながら、初めて取り組んだリコーダーの他、鍵盤ハーモニカ、鉄琴による演奏でかわいらしい花の美しさを表現していました。

歌唱『にじ』手話を取り入れながら歌いました。手をのびのびと大きく動かすことできれいな虹がかかる場面を表現していました。また、笑顔で生き生きとした表情で歌っているところが印象的でした。

2番目に発表した1・2年生です。

歌唱『ドレミの歌』ドレミファソラシドの音階の高さに気をつけて、ふりつけや声のかけあいなどを取り入れながら元気よく歌っていました。

器楽『アイアイ』なんといっても、自分でかいたアイアイのお面がとてもよく似合っていてかわいかったこと。友達の歌声や楽器の音をよく聴きながら鍵盤ハーモニカを中心に楽しく演奏していました。

前半最後の発表、5・6年生です。

器楽『威風堂々第一番』誰もが1度は聴いたことのある曲ですが、リコーダーの旋律をよく聴きながらいろいろな打楽器の数が増えていく様子や、音が重なり盛り上がる場面がよく表現されていました。曲のタイトルのとおり、堂々とした演奏でした。

二部合唱『Believe(ビリーブ)』曲想をよくとらえたピアノの前奏から始まりました。曲に対する5・6年生の思いや気持ちがとてもよく伝わり、曲に引き込まれました。何度も練習を重ね、考えながら試行錯誤していた様子を見てきましたが、今日の発表ではこれまでの練習で積み重ねてきたことを丁寧に表現していました。ソプラノの旋律が引き立つようにアルトパートが強弱をよく考えながら合唱していました。

さすが高学年の演奏です。会場が静まりかえり、空気が一変しました。ハーモニーの美しさと優しさに包まれました。卒業式での6年生の歌が楽しみであるとともに、5年生が在校生をリードしていくことを期待できそうです。

休憩をはさみ、後半はいよいよ音楽部児童による演奏です。

音楽部のメンバーは4・5・6年生の希望児童による構成です。今年は合奏に加え、合唱にもチャレンジすることになり、短期間の練習の中でたいへんだったとは思いますが、練習を積み重ねて頑張ってきました。

二部合唱『Best Friend』。友情を描く波のようなやわらかなピアノ伴奏に乗り、少人数での二部合唱でしたが、会場にいる様々な世代の方が自然と身体を揺らしながら聴いていました。児童の友達に対するやさしさが伝わってきました。

合奏『ミックスナッツ』人気アニメの主題歌ということで子供たちも練習を重ね、最後まで軽快なリズムで演奏していました。大太鼓・小太鼓の伴奏に合わせ、鉄琴・木琴が音の粒をそろえて演奏することで曲全体がひきしまり、かわいらしい雰囲気と楽しい様子がよく伝わってきました。ポーズも決まり、会場からは「アンコール」の声が!ハッピーな気持ちになりました。

さて、ここでお知らせがあります。残念なことに音楽部は今年度をもって活動終了となります。コロナ禍の影響や近年の社会情勢の変化に伴い、学校の課外活動や対外行事について見直しをする中、行事が精選されることになりました。また、山武地区で音楽発表会が行われることがなくなってから数年が経過していることも影響しています。これにより課外活動は地区の陸上大会のみを残すことになりました。

閉会式では、 会場にいらっしゃる保護者や地域の方の中には白浜小学校の卒業生もいることから、児童が保護者席の方を向いて、『白浜小学校校歌』を歌いました。笑顔で一緒に歌ってくださる方や、子供たちの歌う表情をほほえましく見てくださる方などがいらっしゃいました。春夏秋冬の四季が織り交ぜられた歌詞に感動して感想を伝えてくださる方もいらっしゃいました。音楽集会を進行した児童会のみなさんによる音楽クイズやインタビューも集会を盛り上げることになり、とてもよかったです。

最後に、5・6年生が発表した『Believe』について作詞・作曲の杉本竜一さんは次のようなメッセージを寄せています。(教育芸術社『5年小学生の音楽』に掲載)

「信じることの大切さ」をこの曲に託しました。人間一人一人が、ほんのちょっとした思いやりを他人や自然に対してもつだけで、世の中が明るくなるのではないかと、私は考えています。それは、おおげさな行動をとることではなく、お互いに道を譲り合うとか、困ったときに助け合うというような身近なことです。皆さんが、歌詞の内容を理解して、心を一つにして歌えば、きっとすてきなハーモニーになるでしょう。」

今回の音楽集会で発表した曲は私もこれまで何度もいろいろな場所で聴いたことがありそれぞれ思い出のある曲です。音楽はそのときにしか味わえない生のものです。今日の白浜小学校の児童が演奏した姿と発表曲が結びつき、新たに私の心の中に残るかけがえのないものになりました。どうもありがとう。それは、会場で聴いた児童や指導してきた教職員をはじめ、保護者や地域、ご来賓の皆さまにとっても同じことと思われます。さっそく感想を寄せてくださる保護者の方もいらっしゃり、とてもうれしかったです。あの日あのときに歌ったり合奏したりした曲を聴くと当時の出来事を自然に思い出す。音楽にはそんな不思議な力もあります。これからも子供たちにとって音楽が身近で親しむことのできる大切なものであることを願っています。

ありがとうございました。 

校長ブログNo218いい歯でよくかんで味わおう

昨日はお忙しい中、校内音楽集会をご参観くださりありがとうございました。子供たちは音楽科の授業で学習した成果を一生懸命発表していました。閉会式が遅れて始まったため、校長の講評は児童には本日の給食の時間に校内放送で伝える予定です。保護者や地域の皆様には明日11月9日(土)のブログでお伝えする予定ですのでしばらくお待ちください。

さて、音楽発表会では子供たちが笑顔になると白い歯が見えてかわいい表情がキラキラ輝いていましたが、今日11月8日は「いい歯の日」です。

日本歯科医師会は1993年(平成5年)より、11月8日を「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせでPR重点日として設定し、この日に合わせて国民へのさまざまな歯科保健啓発活動を行っています。
その他、4月18日(よい歯の日)、6月4日(歯と口の健康週間)、9月第3月曜日(敬老の日)をPR重点日に定めています。過去ブログNo71(6月15日号)でも取り上げましたが、いい歯の日にちなみ、再掲します。

11月5日(火)横芝光町給食センター栄養士さんが来校しました。毎月1回定期的に実施している、給食の時間を利用した「食に関する訪問指導」です。

以下、栄養士さんからのメッセージを掲載します。

こんにちは給食センター栄養士です。みなさんお元気ですか?

11月23日(土)は勤労感謝の日です。わたしたちが毎日食べている給食はいろいろな人たちが働いていることでできあがっています。さて、どんな人たちがいるか、みなさんも一緒に考えてみましょう。米や野菜などの農作物を育てる人、豚や鶏などを育てる人、魚をとる人、野菜や肉、魚などを選ぶ人、お店で販売する人、献立を考える栄養士、給食を作る調理員さん、給食を学校へ届けてくれる運転手さんなど、多くの人たちがかかわっています。

また、私たちが食べている食べ物も、元は生き物です。米や野菜、肉や魚など多くの生き物たちの命をいただいて、私たちは健康な体をつくり、生きていくためのエネルギーを得ることができます。このように、生き物や多くの人のおかげで、毎日、食事ができることに感謝をしましょう。そして、食べ残しをしないようにし、心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶をしましょう。

校長ブログNo217立冬と向寒マラソン

今日は二十四節気「立冬(りっとう)」です。英語ではFirst day of winterとかbeginning of winterなどと呼ばれます。 

朝が寒くなりましたね。夏は長く、秋が短く、あっという間に冬が来てしまいました。

昨日11月6日(水)、公式の観測とはならないものの、ようやく富士山山頂付近に雪が降ったとの知らせが入りました。この記事を書いている11月2日の時点では富士山の初冠雪がないまま11月に突入がニュースとなりました。(甲府気象台によると1894年の観測開始以来、初めて11月に持ち越された。ちなみに、統計開始からこれまで最も初冠雪が早かったのは2008年の8月9日、最も遅かったのは1955年と2016年の10月26日。)

百人一首 第29番より、この時期の和歌をご紹介しましょう。

心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花

凡河内躬恒 (おおしこうちのみつね) 

あてずっぽうに折るならば折ってみようか。真っ白な初霜が降りて、白菊の花と見分けがつかなくなっているから。

出典:菱川師宣 画『[小倉百人一首]』,本問屋,延宝8 [1680]. 国立国会図書館デジタルコレクションより

最高気温が20度を下回り、最低気温も10度を下回る日が増えることでしょう。体調を崩さないようお気をつけください。

11月5日(火)から業間休みを中心に今年も「向寒マラソン」練習が始まりました。

わたしもマイペースですが、子供たちと元気に走って体をきたえる機会にしたいと思います!

恒例の玄関のウェルカムボードもマラソンバージョンに模様替えしました。

校長ブログNo216 1・2年生校外学習(葛西臨海水族園)

10月25日(金)1・2年生の校外学習で「葛西臨海水族園」に行きました。

校外学習の日が近づき、1・2年生はとてもウキウキして楽しみにしていました。前日ぐっすり眠れた子供もいれば、興奮してなかなか眠れなかった子供もいるようです。なつかしいなあこの気持ち!!

さて、秋もたけなわ、校外学習のシーズンですが私も1週間に多いと2回ほど児童引率が続きます。教室や校内で会話する毎日とは違い、いつもよりも長い時間児童と行動を共にして過ごすことができるこの校外学習は貴重な機会です。往復のバスで楽しく歌ったり話したり、ゲームをしたりしながら過ごしました。東京湾岸沿いの高速道路をバスで走っていくのですが、途中、「東京の海は小さいんだよ。」と後ろから子供の声が。「?!」そうでした!九十九里浜で育つ子供たちにとっては埋め立ての東京湾をそう感じるのでしょう。おもしろい表現です。ビルの谷間から見え隠れする東京湾や東京スカイツリー、東京ディズニーリゾート、葛西臨海公園の大観覧車、JR京葉線などの景色にバスの車内は首を右に左にせわしく動かしながら口々に叫ぶ子供たちの声に包まれました。千葉を出発するときはあいにくの雨でしたが、東京が近づくにつれ雨が上がり曇り空でしたが過ごしやすい陽気でした。

葛西臨海水族園は1989年(平成元年)に開園し、今年で35周年を迎えます。開園当時、私はまだ学生でした。開業間もないJR京葉線が東京駅に乗り入れベイエリアの開発が行われていた頃です。東京湾のランドマークともいえるガラスドームのエントランス(谷口吉生氏設計)の水族館は今までにない斬新でスケールの大きな水族館でした。今回、ペンギンの生態広場が仮設の施設で公開されているように、段階的に大規模改修工事を進め、4年後の2028年(令和10年)3月リニューアルオープン予定です。

【葛西臨海水族園HPより】葛西臨海水族園は、東京湾岸地区整備事業の一環として上野動物園開園100周年を記念して計画され、「海と人間との交流の場」となることを目指し、1989(平成元)年にオープンしました。 水族園には、世界ではじめてクロマグロの群泳展示を実現した2,200トンの大水槽があり、1999(平成11)年には世界ではじめて水槽内での産卵にも成功しました。ほかにも、100羽を超えるペンギンや、「世界の海」エリアの世界各地から集められた多種多様な生き物、「東京の海」エリアの東京湾から小笠原諸島にいたる海域の生き物を展示しています。

▼「空の広場ガラスドーム」前で記念撮影

▼水族園の中でたくさんの生き物と遭遇。口をぽかんと開けてじっと見入っていました。照明を落としているため暗い園内でしたが、2年生が1年生のことをよく見ながらグループごとに見学していました。マグロ(2m)は校長先生の身長よりもずっと高く、学校で一番背が高いA先生に近い身長で驚いていました。先生、見て見て~!おうちの人が作ってくれたお弁当を友達と一緒に食べる時間は特に楽しかったようです。

最後に

明日は校内音楽発表会です。9:00開会予定です。学年発表や曲目等についてはスクリレにて配信してありますのでご確認ください。みなさまのご来場をお待ちしております!!

▼わたしたち、おサルさんも登場します。お楽しみに!!

校長ブログNo215ギャラリー「仲秋の白浜小学校」

だれかさんが だれかさんが だれかさんが み~つけた!!

前回お届けしたギャラリーからもう1か月が経つんだなあ。

さて、今月も季節の風景をお届けします!

ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 み~つけた!!

一緒にふりカエルよ!!

▼ 秋の日は釣瓶落とし(栗山川夕景)

▼夜の学校 昼間とは全く違い闇に包まれます。聞こえる音は飛行機と体育館から聞こえるスポーツ少年団ミニバスケットボールの練習の音です。

▼残念ながら紫金山・アトラス彗星を見ることがかないませんでした。10月16日~20日あたりの18時過ぎが見頃とのことでしたが、私の肉眼では見つけることがかないませんでした(残念)。

写真は木戸浜にて。夕方の空には宵の明星(金星)が輝いていました。

▼竹林

秋になると竹林は青々とした緑に包まれます。これを「竹の春」と呼び、俳句では秋の季語にもなっています。逆を言うと、春は竹の子が芽生えるため、竹の栄養分が吸い取られ竹林は枯草色になります。これを「竹の秋」と呼ぶのです。ですから春先は竹林の周りには落ち葉が広がっています。

▼秋色

▼秋の代表的な花 コスモス(秋桜)

やさしいね陽のむらさきに透けて咲く去年の秋を知らぬコスモス 俵万智

▼チカラシバ

▼アキノノゲシ(秋の野芥子)

▼センニチコウ(千日紅)

▼陽光に照らされて銀色に光るススキの穂

サヨナラの形にススキが手を振って 駆け抜けてゆく 風の輪唱 俵万智

▼稲架(はさ)

今年の秋は「令和の米騒動」と呼ばれた米不足で大変な思いをされたかたも多かったですが、その後、新米も出回りなんとか落ち着いてきましたが、例年と比較して価格が高騰しました。

学校給食でも貴重な新米を寄贈していただきおいしくいただきました。

▼最初に刈り取った後に再び生えて稔った稲穂(ひこばえ(孫生え))近年はやっている方法だそうです。

▼刈り取りが終わるとこんなにすっきりとしてしまう田んぼです。これから冬にかけて寂しい光景が広がりそうです。

▼もみ殻焼き 耳を澄ますとプスプスとくすぶっています。秋を感じる1シーンです。

▼実りの秋

ネギ畑

▼ラッカセイ畑

▼勉強の秋

▼スポーツの秋

▼芸術の秋

あっ!校長先生に見つかっちゃった汗・焦るだんだん寒くなってきたね。今日はこんなところに隠れてひなたぼっこ中晴れ今月はギャラリー第2弾として「晩秋の白浜小学校」の後日掲載を予定しているよ。また一緒にふりカエろうね!次回をお楽しみに!! 

 

校長ブログNo214授業で学ぶ日本の文化②(日本遺産・佐原)

10月22日(火)4年生の校外学習で香取市佐原を訪れました。(同じ日に3年生は昨日ブログで紹介した横芝光町にある国の重要無形民俗文化財である『鬼来迎』について学校で講師の先生による授業を受けました。)

千葉県香取市佐原 10月9日~11日の佐原の大祭(秋まつり)から約2週間。祭を終えた佐原はあたたかな秋の日差しに伝統的な街並みが映え、町の中心部を流れる小野川もゆったりと穏やかな流れで多くの観光客でにぎわっていました。

佐原は、2016年(平成28年)4月25日に文化庁「日本遺産審査委員会」の審議を経て「日本遺産」に認定されました。香取市のほか佐倉市・成田市・銚子市にまたがる北総四都市の町並み群が北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並みとして候補として挙げられたのです。北総地域(佐倉・成田・佐原・銚子)には、百万都市江戸を支えた江戸近郊の四つの代表的町並み群が現存します。百万都市江戸に隣接し、関東平野と豊かな漁場の太平洋を背景に、利根川東遷により発達した水運と江戸に続く街道を利用して江戸に東国の物産を供給し、江戸のくらしや経済を支えました。江戸からは庶民も観光旅行に訪れ、江戸文化を取り入れた独自の町が発展しました。特に、城下町の佐倉、成田山の門前町成田、利根水運の河岸、香取神宮の参道の起点の佐原、漁港・港町、そして磯巡りの観光客で賑わった銚子の北総地域の4市は、東京近郊にありながら、4種の町並みや風景が今も残り、江戸情緒を体感することができます。海外から大勢の観光客が来日する成田空港からも近く、江戸庶民も訪れたこれらの都市は、世界から一番近い「江戸」ともいえるのです。

ここ佐原は歴史的な偉人伊能忠敬が暮らした町としても有名です。忠敬は佐原の造り酒屋である伊能家へ養子に入ったのです。「どこから来たの?」と地元の方から何回か尋ねられました。「白浜小学校です。」と学校名で答えてもピンとこないので、「横芝光町です。」と答えるとパッと地元の方の表情も変わります。「横芝光町は伊能忠敬のお父さんが生まれた土地だよ。(横芝光町小堤(おんづみ)」佐原とゆかりのある横芝光町、そしてその後伊能忠敬が生まれた九十九里町(九十九里町小関)のことにも触れ縁を感じました。

▼九十九里町小関にある伊能忠敬生誕の地

【参考資料】横芝光町「ヨリドコロ」HPより

横芝光町と伊能忠敬

https://yoridokoro.chiba.jp/article/201/

学校を出発すると早速4年生担任によるガイドが始まります。これがまたとても勉強になります。子供たちと共にバスの車窓から見える景色にガイドの説明やクイズに答えながら、うんうんとうなずき話を聞いていました。九十九里平野から北総台地へとバスは道を進めていきます。刈り取り後の二番穂の景色がゆるやかな坂を上りながら北総台地にさしかかると、やがてサツマイモ畑が広がる景色に。畑のあちこちにオレンジ色の集荷箱が置かれています。ほかにも広大な畑にニンジンやダイコンの青々とした葉が陽光に照らされていました。やがて坂を下っていくと利根川水郷佐原へ到着しました。

▼小江戸「佐原」の町並み。

10日前に大祭が終わった佐原の町は静かでゆったりとした時間が流れているように感じました。山車会館に展示されている山車は、まだもう1台が祭で使用されたため戻ってきていませんでしたが、豪華で立派な山車の飾りを何度も見上げていました。

▼「佐原町並み交流館」が入るレンガ造りの旧三菱銀行(1914年(大正3年))建設されて今年で110年が経ちます。ガイドさんが巻き上げた後に自重式で降下してくるシャッターを見せてくれました。

佐原町並み交流館・佐原三菱館

https://maruchiba.jp/spot/detail_10170.html

▼しおりに綴じた地図をたよりにグループごとに街並みを見たり、お土産を買ったりしながら散策。町並み保存の看板を見ながら伝統ある町に驚いていました。サツマイモを使ったお菓子を味わったり和の小物をお土産にしたりした子供も。30分に一度流れる樋橋(通称:ジャージャー橋)の時刻のことを気にしながらグループ行動を進めます。

▼伊能忠敬の旧宅、記念館ではガイドさんや学芸員さんから説明を聞くことができました。

伊能忠敬旧宅

https://maruchiba.jp/spot/detail_10179.html

伊能忠敬記念館
https://maruchiba.jp/spot/detail_10178.html

▼山車会館で展示されている山車や佐原囃子で使われる楽器などの展示物を見学し、江戸から利根川を経て栄えた江戸まさり「佐原」の伝統と活気を感じました。

水郷佐原山車会館

https://maruchiba.jp/spot/detail_10169.html

【参考資料】

日本遺産北総四都市江戸紀行活用協議会HPより

北総四都市江戸紀行~江戸を感じる北総の町並み~

https://hokuso-4cities.com/

千葉県が発行する漫画で旅する『日本遺産北総四都市江戸紀行』も読むことができます。

https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/bunkazai/press/2023/mangahokusouyonntoshi.html

終わってしまいましたが、10月下旬にはこんなイベントも開催されました。

「第14回全国発酵食品サミットinかとり」

https://hakkousummit-katori.com/

校長ブログNo213授業で学ぶ日本の文化①(鬼来迎)

今日は祝日 文化の日です。

文化の日 (11月3日)(あしたの暮らしをわかりやすく「政府広報オンライン」HPより引用)
自由と平和を愛し、文化をすすめる。
「文化の日」は、昭和23年の祝日法制定当初から設けられている国民の祝日です。
祝日法の制定前、11月3日は、明治天皇の誕生日であったことから祝日の「明治節」として休日とされていました。祝日法の制定に当たっては、この日が、昭和21年に日本国憲法が公布された日であり、憲法において戦争放棄という重大な宣言をし、国際的にも文化的意義を持つ重要な日であることから、平和を図り、文化を進める意味で「文化の日」と名付けたと説明されています。

「文化の日」にちなみ、横芝光町が日本に誇る重要無形民俗文化財「鬼来迎(きらいごう)」を紹介します。(※鬼来迎の「鬼」は正式には異字体で角のない鬼ということで一画目のはらいがない字。仏道に帰依した鬼や人を助ける鬼、角のない鬼の意味です。)鬼来迎 (きらいごう、または 「鬼舞」 ともいわれる)は、 千葉県 山武郡 横芝光町 虫生(むしょう)の 広済寺(こうさいじ)に伝わる、 地獄 の様相と 菩薩 の救いを 仮面 狂言 にした日本唯一の 民俗 芸能 です。 因果応報・勧善懲悪を説く、全国で唯一の古典的仏教劇です。その起源は、約800年前、鎌倉時代初期にまで遡るといわれ、1975年 (昭和50年)の 文化財保護法 の改正によって制定された 重要無形民俗文化財 の第1回の指定を受けました 。

【参考資料はこちらから】

横芝光町「ヨリドコロ」HPより

https://yoridokoro.chiba.jp/article/170/

横芝光町商工会HPより

https://www.yokoshibahikari.jp/kiraigou/kiraigo.html 

▼1学期に3年生が町探検で訪れた横芝光町民会館のエントランスホールにある『鬼来迎』のレリーフ

10月22日(火)に3年生の総合的な学習「横芝光町の観光大使になろう」の学習の一環として、先月、町教育委員会社会文化課の学芸員の方をお招きし、児童へわかりやすく映像教材や鬼来迎についての解説をしていただきました。事前に授業で学習していた「鬼来迎」を子供たちにわかりやすく解説してくださり、真剣な表情で話を聞いていました。また、郷土に伝わるすばらしい伝統芸能を知る貴重な機会となりました。ありがとうございました。

【参考動画はこちらから】

『鬼来迎 鬼と仏が生きる里』(ポーラ伝統文化記録映画)

https://www.youtube.com/watch?v=NbguBi1vsNU

『鬼来迎 鬼と仏が生きる里』2013年度 製作(カラー38 分)監督:村山正実 片岡希 井上実
【文部科学省選定、教育映像祭優秀作品賞、文化庁映画賞・文化記録映画優秀賞、映文連アワード・優秀作品賞(準グランプリ)、キネマ旬報文化映画ベスト・テン第5位など】

千葉県山武郡横芝光町虫生には、数世紀にわたり仮面劇・鬼来迎が伝えられてきた。それを支えているのは、わずか25戸の集落(*撮影時からさらに減り、2023年現在は23戸)の人々である。毎年8月16日施餓鬼会のあとに演じられる。大人も子供も、里人たちが心をひとつにしていくさまを丹念に記録。里人たちの生活と共にある民俗芸能の姿を描きだす。

鉛筆文化財について鉛筆(文化庁HPより)

演劇,音楽,工芸技術,その他の無形の文化的所産で我が国にとって歴史上または芸術上価値の高いものを「無形文化財」という。無形文化財は,人間の「わざ」そのものであり,具体的にはそのわざを体得した個人または個人の集団によって体現される。「民俗文化財」とは衣食住、生業、信仰、年中行事等に関する風俗慣習、民俗芸能、民俗技術及びこれらに用いられる衣服、器具、家屋、その他の物件など人々が日常生活の中で生み出し、継承してきた有形・無形の伝承で人々の生活の推移を示すものである。国は、有形、無形の民俗文化財のうち、特に重要なものを「重要有形民俗文化財」、「重要無形民俗文化財」に指定し、その保存と継承を図っている。