校長ブログNo202 学びを広げる(2年生国語科学習から)
過去ブログで触れたように、2年生が国語科で学習した説明文『どうぶつ園のじゅうい』のクイズ問題づくりをしていました。
先々週、まず1年生と3年生の教室を訪れてそれぞれの学年にクイズを行いました。写真は3年生の教室での発表です。3年生は去年、この『どうぶつ園のじゅうい』について学習をしているので、一生懸命思い出しながら解答していました。そして10月15日(火)には、いよいよ校内放送で全校児童向けにクイズを実施しました。
給食の時間に放送したので、2年生はいつもよりも早めに給食を食べ終え、ワクワクドキドキしながら放送のマイクの前へ。9人で上手に役割分担をしていざ発表です。
それでは、みなさんもいっしょに考えてみてください。
【問題】
なかなかくすりをのまないニホンザルに、じゅういさんはどうやってのませたでしょう。
① えさの中に くすりを入れて のませた。
② バナナに くすりをはさんで のませた。
③ くすりを はちみつにまぜて のませた。
答えは ③の「くすりを はちみつに まぜてのませた。」です。
問題と答えが放送されると、上の階から歓声や拍手が聞こえてきました。
問題をつくるためにはしっかりと読み取り理解していないと問題の文章や選択肢を考えることができません。また、一人一台のタブレットを活用して問題づくりを実施したので、パワーポイントのスライド資料の作成や、キーボードの入力等情報機器に関する知識と技術が必要です。今回の学習を通して国語科の学習を教室だけで終わらせるのではなく、相手(他の学年)に話す(伝える)力も含めてたくさんの学びを広げることができました。