ブログ

校長ブログ

校長ブログNo112 正しく使おう情報機器

夏休みが始まり1週間が経ちます。今日は、夏休み前に行われた「情報モラル教育」をお伝えします。

7月18日(木)、PTAの家庭教育学級と共同開催で、「情報モラル教育」(インターネットをはじめとする情報機器の適正な利用の仕方について)を開催しました。千葉県環境生活部県民生活課より講師にお招きし、本校児童4~6年生と参観希望の保護者、教職員を対象にご指導いただきました。

情報機器の急速な普及に伴い、インターネットやSNSを利用することに伴って起きる、ネット依存、ネットいじめ、情報の拡散、誘い出し、なりすまし、個人情報、ネット詐欺、著作権・肖像権などの項目について大人だけでなく子供たちに迫る危険の実態を正しく知り、トラブルを未然に防ぐことを学びました。

グループ 参観者からの主な感想グループ

【保護者】具体的な内容を知ることができわかりやすかった。改めて子供とスマートフォンの使い方や約束事を確認したいと思った。

【児童】SNSに投稿した画像には個人情報や場所が特定されるなどさまざまな危険な情報が映りこんでいる危険を感じた。インターネットは楽しいけれど危険だということを感じた。正しく使用することの大切さを感じ、気持ちよく使おうと感じた。

 重要情報機器を使用することで実際に起きた事例重要

【ネットの偽情報の例】

1月に起きた能登半島地震でSNS上で倒壊家屋の中で動けず救助を求める虚偽の投稿や実在しない地名への救助要請が発信され、警察や消防を混乱させた。また、東日本大震災の被災状況の動画を加工した映像をあたかも能登半島地震の被害であるかのように発信された。

【ネットいじめの例】

インターネット上の掲示板やSNS等を利用して、特定の児童生徒に対する誹謗・中傷が行われる「ネット上のいじめ」は、他のいじめと同様に決して許されるものではありません。個人への誹謗・中傷により被害者が尊い命を絶つ例もあります。

情報処理・パソコン【千葉県が行うネットパトロール】情報処理・パソコン

青少年がインターネットを利用して様々なトラブルに巻き込まれるケースは後を絶ちません。千葉県では、ネットパトロールを継続し、子どもたちを見守りながら、関係機関と連携・協力し、指導や保護につなげています。 

お知らせ【関連リンク】インターネット、携帯電話の安全で安心な使い方について

https://www.pref.chiba.lg.jp/kkbunka/kenzenikusei/internet.html

校長ブログNo111 給食白衣の洗濯と保管

7月18日(木)1学期最後の給食終了後、各学級から回収した白衣を用務員さんが翌日から2日間かけて洗濯しました。ご家庭の負担軽減と、管理の面から学校で一括回収し、2学期の給食開始まで保管します。夏休みに入り子供たちが家庭へ帰り、静まり返った校舎の中で洗濯され干している白衣を見ていると、にぎやかだった子供たちの声が聞こえてきそうでなんだかさみしい感じがします。

7月22日(月)は暦の上では二十四節気の「大暑」。1年の中で暑さがいちばん厳しくなる頃です。また、7月24日(水)は土用の丑の日です。(8月5日(月)も土用の丑の日)記録的な猛暑が続きますが、健康に十分気をつけて元気に夏休みを過ごしてください。丑の日は「鰻(うなぎ)」を食べるとよいと言われますが、鰻以外にも「う」のつく食べ物がよいと言われています。

「う」のつく食べ物

うなぎ・・・胃腸を養い体力をつける。「ぢ」を防ぐ。

うどん・・・消化促進。 おなかをあたためる。

うめぼし・・・食欲増進。のどの渇きに。解毒に。

うし・・・胃腸を養い体力をつける。

うり・・・体の中の余分な熱や水分を追い出す。

 

 

校長ブログNo110 防災無線の時報メロディに思うこと

今日は少し学校の話から離れます。過去ブログで花壇で作業していたら3階の音楽室から音楽科の学習で歌う文部省唱歌「まきばの朝」の歌声が聞こえてきた話を書きました。あれから1か月が経ち、朝から高温多湿の日が続きます。「今日も暑いですね。」が挨拶代わりです。1か月前は、朝は涼しい空気が漂い「まきばの朝」にぴったりでしたが、もし今聞いたとしても6月ほどではないでしょう。さて、「まきばの朝」といえば横芝光町では防災無線から流れるメロディを連想させます。防災無線は時報代わりになっており、地区によりチャイムやメロディなど様々です。今から30年前の昔、教師になりたての頃、山の中に学校があり、夜9時に「ウゥ~」とサイレンが遠くから聞こえ、遅くまで仕事をして退勤するときに真っ暗な中で聞くときほど怖かったことはありません。その年のうちに騒音になるからという理由でなくなり、内心ホッとしたことを覚えています。現在でも、時報代わりに防災無線でチャイムやメロディを流しているところもあるようですが、全国では農村地区を中心に早朝や夜間の時報チャイムが残っているところもあるようです。

先月末のある日のこと。給食の検食中に「恋はみずいろ」の音楽が遠くから聞こえてきます。はて?音楽室では「まきばの朝」だったし、子供の歌声でも鑑賞用CDの音楽でもない。何度聞いても「恋はみずいろ」で「なぜ???」と戸惑いました。本ブログ記事を書くにあたり調べたら謎が解けました。隣の山武市蓮沼・成東・松尾地区では5月~8月に「恋はみずいろ」が流れているとのことでした。はるか遠くから栗山川を隔てて本校まで聞こえてきたのでしょう。この日の天気は雨が降る前の曇天。雨の日は遠くの音が伝わりやすいことが理由だったのです。(参考:日本気象協会HP)

Q:遠くのチャイムが聴こえてくるのは

A:ふだんは地表付近よりも上空の方が気温が低いので、音は上に流れます。 けれども、低気圧が近づくと上空に暖かい空気が流れ込んで地表付近の方が気温が低くなることも。 すると、音は上に行かず水平方向に広がるので、ふだんは聴こえない遠くの音が聴こえるのだそうです。)

白浜小学校での勤務も3か月が経ち、防災無線の時報メロディにも慣れ、時刻の感覚もつかめてきました。

音楽横芝光町防災無線の時報メロディ音楽

音楽午前6時「まきばの朝」(小学校4年生音楽科教科書掲載の文部省唱歌)

音楽正午「歓喜の歌」(ベートーヴェンの名曲中の名曲。この音楽を聴くともう少しで授業が終わり、給食だと児童が少し落ち着かなくなる。学校現場あるある。)

音楽午後3時「恋はみずいろ」

原題は仏語でL'amour est bleu ラムール・エ・ブル。私が生まれる前にヒットしたポピュラー音楽。日本人歌手によりカバーされている。)

音楽午後6時「家路」(今日もお疲れ様です。この曲を聴くと誰に言われなくても自然と家へ急いで帰らなければという気持ちになる。)

私の中でのヒットは音楽午後3時の「恋はみずいろ」です。理由はなんといっても曲がいい。この時季にぴったり。もう一つの理由が児童の下校時刻と近いため、今日1日も終わりに近づく、静けさを取り戻した校舎にどことなく寂しさを感じセンチメンタルになるからです。

 

校長ブログNo109‐1 夏季休業中のブログ更新について

いつも校長ブログをご覧いただきありがとうございます。

これまで毎日更新してまいりましたが、夏季休業中のブログ更新はペースダウンして不定期で更新させていただきます。よろしくお願いいたします。

昨日、第1学期終業式を行い、児童は44日間の夏休みに入りました。健康で安全な夏休みを過ごせるよう、全体でそして学級でそれぞれ指導をしました。9月2日(月)第2学期始業式で再び元気に会えることを楽しみにしています。

▼ 梅雨明けしたナツゾラ(7月19日 朝 本校屋上より太平洋方向を望む)

今年の夏休みは特別な夏です。それは、7月26日から8月11日まで夏季オリンピックパリ2024大会が開催。また、8月28日から9月8日までパリ2024パラリンピック大会が開催されるからです。

前回の夏季オリンピック東京大会は1年延期開催。あれから3年があっという間に過ぎたという感じがします。(東京大会は2020年(令和2年)開催予定が新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で1年延期して2021年(令和3年)に開催された。)競技はもちろんのこと、多様化の時代、様々な視点でオリンピック、パラリンピックを楽しめることと思います。

 

校長ブログNo108 第1学期終業式

 今日で1年生は69日間、2~6年生は71日間の3か月にわたる1学期が終了します。

4月、ホトトギスの美しい鳴き声がこだまする中で迎えた始業式、入学式に合わせたかのように咲いた満開の桜などを思い出すと、梅雨明け到来とともに潮騒がより近くで鳴り響く今、季節の移り変わりを感じます。今日の終業式において校長の話として1学期をふりかえります。また、健康や安全に気を付けて夏休みを無事故、無事件で過ごすこと。つまり、自分の命を大切にすることについて話をする予定です。

1学期の間、保護者の皆様をはじめ、地域の皆様には教育活動にご理解とご支援賜りましてたいへんお世話になりました。ありがとうございました。夏休みは44日間という非常に長い期間の休みとなりますが、ゆっくりと身体を休め、それぞれのご家庭での時間を大切にお過ごしください。

 ▼ 写真は毎朝登校後すぐに三旗(国旗・町旗・校旗)を揚げてくれた児童会のメンバー

 ▼ 1学期、どの学年も一生懸命学習に生活に取り組みました。

 


 

 

 

 

 

 

校長ブログNo107 ごちそうさまでした。給食終了(1学期)

明日で1学期最後の給食になります。横芝光町学校給食センターの皆様、毎日とってもおいしい給食をありがとうございました。

給食センターよりメッセージが届きましたのでお伝えします。

1学期の給食は明日で終わりです。好き嫌いしないで毎日楽しく給食を食べることができましたか?あさって20日(土)から長い夏休みが始まります。学校があるときとは違う生活になるので、生活リズムが乱れがちです。今日は夏休みも元気に過ごすためのポイントを話します。

1 夜ふかししない。

2 朝、起きる時刻を決め、毎日、朝ご飯を食べる。

3 涼しい部屋の中でだらだらせず、積極的にお手伝いをする。

4 おやつは決められた時間と量を守る。

5 こまめに水分補給をする。(水や麦茶、牛乳など甘くないものにする)

この5つのことを意識して栄養バランスのとれた食事をしっかり食べ、夏休みを元気に過ごしましょう。

では、今週の献立紹介です。

▼ 7月16日(火)の献立

ご飯 キャベツのいためもの ポークケチャップ わかめスープ レモンソーダゼリー 牛乳

▼ 7月17日(水)の献立 

冷やしきつねうどん 鶏天 小松菜ホットサラダ スイカ 牛乳

▼ 7月18日(木)

麦ご飯 夏野菜カレー 野菜のマリネ プリンタルト 牛乳

 

校長ブログNo106 水分補給のススメ

蒸し暑い日が続きます。養護教諭が保健室前に「熱中症危険Lv(レベル)」の掲示板(活用例)を設置しました。過去ブログでもお伝えしたとおり、熱中症予防のため、本校教職員も毎日の天気予報を確認し、養護教諭が毎日熱中症警戒指数の測定機器を設置し測定しています。毎日校内放送で測定の結果と、外遊びが可能かどうかの判断や、水分補給・汗の始末・エアコンの活用など注意を促しています。

放送で知らされたときは「気をつけよう」と意識が働くのですが、その後時間が経つと忘れてしまいがちです。そこで、「できるだけ目で見ても分かりやすいように、保健室前に設置してはどうでしょうか。」と養護教諭が提案して掲示物を作成してみました。保健室前は昇降口から階段へと向かう場所にあたり、職員や児童の目にもつきやすい場所です。早速、気づいた児童が「ここに掲示してある。」と会話をしていました。一人一人の意識が高まることはとてもいいことですね。

児童が熱中症等で倒れることがないよう、私たちも最善を尽くしています。幸い、海風が吹くこの白浜地区は厳重警戒でも運動制限になることは数回程度で済んでいます。しかし、あくまでも測定値であり、実際の体感は子供も大人も人により感じ方は異なります。そのため最近では、今日は無理せず室内で過ごすようにしようとか、外遊びの時間は短めにしておこうなど児童も自分たちで判断することができるようになってきました。

梅雨も終わりに近づき、予報では今週末から全国各地続々と梅雨明けの発表がされるとのことです。猛暑が再びやってきますが、体調には十分気をつけていきましょう。

笑う水分補給のススメ了解笑う

こんな動画もあります。

NHKforSchool 子ども!安全リアルストーリー「熱中症」

みなさんにも起こるかもしれない“危険”について、この番組を見て、いっしょに考えてみませんか?

https://www2.nhk.or.jp/school/watch/bangumi/?das_id=D0005170662_00000

 

 

 

校長ブログNo105 気持ちよく夏休みを迎えるために

いよいよ1学期最後の週になりました。児童に関わる学期末の予定についてお知らせします。

1 今週の給食当番の白衣について

7月18日(木)で1学期の学校給食が終了となります。今週の給食当番の白衣について、当番の児童は家に持ち帰りません。ご家庭の負担軽減と保管上の観点から、18日(木)の給食終了後に学校で一括して回収し、学校で洗濯乾燥し2学期まで保管します。 


 

 

 

 

 

2 図書の貸し出しについて

夏季休業中の読書用の図書を図書室から1人3冊まで借りることができます。16日(火)~18日(木)に学級ごとに図書室に借りる予定です。みんなで使う大切な図書ですので、汚したり、破損や紛失したりすることのないようお気をつけください。

3 夏季休業中の生徒指導上の注意事項

夏季休業中、安全に過ごすための留意点について19日(金)終業式の日にスクリレで配信予定です。また、各学年、お子様を通じてお渡しする「夏休みのしおり」に具体的な内容を記載しました。お子さまと一緒にご確認をお願いします。

4 「夏休みのしおり」をお子さまとご確認ください

40日近い長い夏休みです。一人一人が有意義な夏休みを過ごすことができるよう「夏休みのしおり」をもとに、児童に夏季休業中の学習・生活について事前指導を行います。お子さまに聞いてもご不明な点は、19日(金)までに担任へご連絡ください。特に、夏休みが始まってから、宿題やしおりが見当たらない。しおりをなくした。ということがないようお気をつけください。 夏季休業中になりますと、私たち教職員も学校以外の場所を会場とする出張や研修等に参加し、在校しない日が多くなります。ご理解とご協力をお願いします。

校長ブログNo104 海に寄せる想い

童謡「海」(林柳波作詞、井上武士作曲)(1941年(昭和16年)発表)

うみはひろいな おおきいな つきはのぼるし ひはしずむ

うみはおおなみ あおいなみ ゆれてどこまで つづくやら 

うみにおふねを うかばせて いってみたいな よそのくに

この童謡は2007年(平成19年)に日本の歌100選にも選出されている曲です。

海をテーマにした歌は、このほかにも文部省唱歌の「海」や「われは海の子」などがあります。

▼ 写真は尾垂浜

夏の海 心開けば あたたかい

本校の3年生児童による俳句です。「夏といっても海は冷たいのに、どうして「温かい」なのか考えたくなります。きっと海に入った瞬間は冷たくても、遊んで心が開いてくると、温かく感じるほど楽しいということなのかもしれません」と指導した教員が評しています。

今日7月15日(月)は、祝日 海の日です。

鉛筆祝日 海の日鉛筆(参考資料:ウィキペディア)

国民の祝日に関する法律では、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。国土交通省は「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」としている。海の日は、1995年(平成7年)に制定されて1996年(平成8年)から施行された日本の国民の祝日の一つである。制定当初は7月20日であったが、2003年(平成15年)に改正された祝日法のハッピーマンデー制度により、7月の第3月曜日となった。日化される前は「海の記念日」と呼ばれていた。海の記念日は、1876年(明治9年)に明治天皇が東北地方に巡幸した史実を記念して、1941年(昭和16年)に制定された。このとき使用した船は「明治丸」と呼ばれ、現在でも東京海洋大学越中島キャンパスに保存されている。

▼ 写真は屋形海岸の夕波千鳥

さて、冒頭の俳句のほかにも、本校の児童(5・6年生)はこんな短歌や俳句を詠んでいます。

たのしみは ゴーグルつけて 海に行き 砂浜かけて 落ちていくとき

たのしみは 晴天の日に 海に向かってわくわくしながら 走っているとき

砂浜に 黒と緑の風船だ

ダイビング ジンベイザメと 海の旅 

子供らしくのびのびとしたエネルギーを感じる作品です。海のある地域に生まれ育った子供たちでなければ詠むことのできない短歌や俳句が生まれました。