校長ブログNo207 山武郡市小学校体操競技大会
10月26日(土)山武市立日向小学校で行われた山武郡市小学校体操競技大会の模様です。
山武郡市内から小学生4~6年生を中心に、約180名の選手が集まり演技を披露しました。
山武郡市の体操競技会は私にとって初めて見る競技会でしたが、会場は、本校の児童も含め、朝早くからアップする児童と各校の指導教員たちで熱気にあふれていました。また、朝早くから応援にかけつけてくださった保護者の方で2階ギャラリーもギッシリでした。
本校は、男子7名、女子7名が団体チームを組み、マット、鉄棒、跳び箱の3種目の団体戦に出場しました。
【マットの部】【鉄棒の部】【跳び箱の部】
フロアは3種目のエリアに分かれて競技を進めていきます。選手の挨拶、演技に対する拍手、審判の声などが入り混じり、始まってしばらくは慣れるまでは少し落ち着かない環境でした。次々と演技を披露する選手たちは、技が決まる場面もあれば、思うように力を発揮できず悔しい思いをする場面などさまざまでしたが、同じチームの児童や会場の観客から温かい拍手を受けていました。このような雰囲気の中で選手児童たちは演技を発表するのですから想像以上に緊張することでしょう。演技は時間にしたらわずかに1~2分程度。一回限りの演技です。これこそが競技会です。「お願いします」「ありがとうございました」の声にも気合が入り会場に響きます。会場の雰囲気にのまれることなく演技終了の決めポーズまで集中して堂々とやりきる姿がとてもすばらしかったです。
今年の体操部の練習は、週2回、放課後30分程度の限られた練習時間の中で取り組んできました。今回惜しくも選手に選ばれなかった児童も含め、この練習を通して複数の学年の児童が交流しながら器械運動に取り組み、正課体育では触れない技や連続技に取り組むおもしろさにも触れることができたことと思います。特に、3年間続けてきた6年生は、指導者曰く、これまでの基礎があってこそ、最後の1年となった今年の成長がとても頼もしかったと言います。
児童の練習段階から児童の様子を見てきたので、「努力」「成長」「あきらめない」「継続は力なり」「練習は本番のように。本番は練習のように。」などの言葉が次々と浮かび、最後までやり抜く児童の姿から大切なことを改めて教えてもらいました。
保護者の皆様には、これまでご理解ご協力いただきながら子供たちを支えてくださりありがとうございました。
最後に、今日の体操競技大会は、他校の演技の様子も相互に見ることができ、これまでの努力をたたえ合うとともに演技を披露することで自分の力を試し、知ることのできる絶好の機会です。山武郡市の小学校体操競技大会の歴史は1981年(昭和56年)に始まったとのことです。約40年近く長く続けられてきたこの競技大会も、今年度で幕を閉じます。
今回の競技会に向けて取り組んで一人一人が感じたこと、得たことを大切にしてこれからの生活に生かしていけることでしょう。お疲れさまでした。