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10月14日(金)その2 子育て・親育ちの眼「勝利の法則は?」

<子育て・親育ちの眼「勝利の法則は現場で拾え!」> 「キリンビール高知支店の奇跡」という本が、この4月に販売されました。インパクトのある書名なので、早速購入し読んでみました。 今週、またこの本が気になり2度目の読みとなりました。
〇キリンビールのシェアは?・・・・・・1907年に誕生したキリンビール株式会社は、高度成長期がはじまる1954年に国内シェア1位になります。
●それからは長らく「ビールはキリン」「キリンのラガー」という時代が続きます。 1972年からはビールの国内シェア60%という王者の座を長い期間守ってきました。 1979年には、キリンビール高根沢工場が創業を開始しています。

●しかし、1987年にアサヒビール株式会社が「スーパードライ」を発売したことからキリンビールの売り上げは急落します。 2001年にはシェア40%に割り込み、半世紀ぶりにビール販売の座をアサヒビールに明け渡すことになります。

●この時期に、筆者、田村潤さんは45歳の時、販売戦争で大苦戦している「高知支店長」として四国に異動になります。 田村支店長も当初は大きな戸惑いがありましたが、次第に地域の実情を把握しつつ、部下社員に指示を出します。

●その指示とは、「単純なことを愚直に地道に徹底してやる」でした。 社員が市内の飲食店や店舗に毎日、毎日、足繁く出向き、あいさつすることで、店長や店の人にキリンイメージが好転していきました。 着任から4年後、高知ではキリンビールのシェアが44%まで上がり、県内で1位に返り咲いたそうです。
******田村潤さんが指示した「単純なことを愚直に地道に徹底してやる」は、学習や部活動の練習にも当てはまる言葉だなと、私は感じました。
  参考文献 田村 潤著書「キリンビール高知支店の奇跡 ー勝利の法則は現場で拾えー」 講談社 2016年から引用     

10月13日(木)その2 子育て・親育ちの眼「道徳教育・・・」

<子育て・親育ちの眼「道徳教育が必要なのは大人も・・・」> 産経新聞にこのような小見出しの記事が掲載されていました。
〇子供にとって大人は教師・・・・・・子どもは親や教員、周りの多くの大人たちから多くのことを学び成長します。 子どもにとって大人はいわば「教師だ」と言えるだろう。
●こんな「教師たる」大人が、飲食店やコンビニで気に入らないと店員を罵倒する。大人の過剰なサービスや要求、クレームは、今や珍しいことではなく、その行為自体もはや「いじめ」である。

●平成27年度に鉄道の駅や車内で起きた駅員、乗務員への「暴力行為」が792件だったと公表された。その加害者を年代別にみると、最多が60代で24%。50代が19%と続く。40代以上の中高年層で、暴力を加える者が「6割」いたそうです。このようなことから、現状を改め大人自身が変わらなければいけない。

●大人が変われば子どもも変わる。その責任は重い。将来の日本を担う子どもが心身ともに健やかに心豊かに成長し、社会の一員として主体的に行動してくれることは誰しも願うことである。

●そのためには、大人社会が子どもを育てるという認識を広げることを忘れてはならない。大人が「反面教師」をするのではなく、子どもの前で「手本」となるような振る舞いが求められている。 ******この記事を読んで、「なるほど、大人一人一人が襟を正さないといけないな!」と感じてしまいました。   参考文献「産経新聞」(H28,10,12) 7面から引用  

10月11日(火)その2 子育て・親育ちの眼「逆転の発想」

<子育て・親育ちの眼「逆転の発想」> 今から36年前の1983年4月にカシオ計算機の腕時計「Gショック」が誕生し、2015年度まででに累計で8,706万個が出荷されています。

〇逆転の発想・・・・・・「腕時計」は精密機器で、落とすと壊れるもの、というのが通常の考え方です。
●「腕時計」は壊れるのもという常識に疑問を持ち、当時、薄型時計の設計担当の伊部菊雄さんは、逆転の発想で「落としても壊れない丈夫な時計」の開発をはじめます。

●開発当初は、失敗の連続だったそうです。部品をどんなに強度を上げても落とせば壊れてしまいます。 結果を出せない伊部さんは精神的に追い詰められ、退職を覚悟しました。 しかし、女の子の鞠つきの姿を見て、鞠(ボール)の中に時計が浮いているイメージがひらめいたそうです。 この発想により、「初代Gショック」が完成し、量産化にこぎつけることができたそうです。
******私が、教員になった頃に「Gショック」が発売されていたんですね。 この頃からでしょうか? 文字盤が数字の「デジタル時計」が出てきたように感じています。 
通常の人は考えないであろう、「壊れない時計」を作ろうとした誰も考えない「逆転の発想」を持つことも、人間には大切なことだなと考えてしまいました。   参考文献 「月間」プレジデント」プレジデント社 (2016,10,17) 27ページから引用

10月10日(月)曇り その1 今週の行事予定表

<今週の行事予定表> 今日は、「体育の日」、そして「秋休み3日目、最終日」となりました。 明日から、第2学期がスタートします。
〇今週の行事予定
●9日(日) 

●10日(月) 体育の日  秋休み3日目(最終日) さくら市マラソン大会

●11日(火) 第2学期始業式  特別時間割  学級活動③④ 火曜③④①②⑤⑥  部活動17時終了・17時15分下校***日没がはやく部活動終了時間が早まっています。

●12日(水) 学年朝会  特別時間割  職員運営委員会(主任会)  駅伝試走(3回目)   廃油回収日  水曜①②③④⑤  部活動17時終了・17時15分下校

●13日(木) 特別時間割  租税教室(3年⑥校時)  高松スクールカウンセラー来校  木曜①②③④⑤⑥  部活動17時終了・17時15分下校  

●14日(金) 県新人大会1日目  特別時間割  3年実力テスト  清掃なし  金曜①②③④⑤⑥  金曜①②③④⑤⑥(3年国社数理英・金⑥)  部活動17時終了・17時15分下校

●15日(土) 県J新人大会2日目  上高根沢小・中央小運動会(8時45分から 校長参列)  いぶきの里まつり(教頭参列)  

10月9日(日)その2 子育て・親育ちの眼「思春期の接し方」

<子育て・親育ちの眼「思春期の子どもへの接し方」> 思春期は「疾風怒濤」の時期と昔から呼ばれていて、子育ての難しい時期と考えられています。特に、「男子」の子育てやしつけが母親には難解ではないでしょうか? 
〇思春期の両面・・・・・・思春期は、大人に心も体も近づいていく時期です。
●「自我」が芽生え、自分作りのために、そのまま問題なく育つお子さんもいますが、迷走や戸惑いから親や教師(大人)に反抗、反発をしてくるお子さんもいます。 最悪の場合、いじめや暴力、不登校、飲酒、喫煙、夜間徘徊、ドラッグなどの問題で、親子で悩み苦しむことがあります。
●逆に、人間として成長していく上で、ポジティブに心や性格が変化していく時期でもあります。
子どもが、プラスの大人像の見本になるのは、「親」です。 夫婦仲良く、話や関わりの時間を意図的に取ることで、見本(手本)となる「よい男像・女像」を見ていきます。
●女子は、母親に恋人や恋愛、結婚のことなどを話してくると思います。 そのときは、一人の大人として「自分の経験や体験、苦心談」などを話してあげてください。 
●男子は、思春期になると親に話をしなくなります。 第二次性徴があって、異性への興味が増大するなどしますが、心の面や精神的には未成熟です。 この時期、親に「うそ」をついたり「隠し事」もします。 分かっていても黙って見守ることも必要です。 同性である父親とよく相談して、お子さんの傾向と対策を練っていってほしいです。  
******参考文献「日本教育新聞」(H28,8,22)10面から引用