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4月4日(火)その2 子育て・親育ちの眼「人生を楽しむ技」

<子育て・親育ちの眼「人生を楽しむ技を教えてくれる落語」> 今後、日本の人口は減少し少子化の中、労働人口も少なくなっていきます。かつてのような高度経済成長時代のような成長は望めないと思われます。
●このような「低成長時代」にどう生きていくかというと、「知恵をみがいていく」ことや「人生を楽しみ幸せに暮らす術」を持っていくことが大切だそうです。
 
  (玄関前のプランターにはチューリップが咲き始めました) 

〇人生を楽しむ技を教えてくれる落語・・・・・・「落語」の中には、生活を楽しく暮らしていける知恵や技がちりばめられていることをご存じでしょうか・・・。
●「長屋の花見」という古典落語は・・・大家(おおや)さんに長屋の住人が呼び出されます。家賃の催促かなと思いきや、パーッと景気をつけようと大家が「花見に行こう」と言うのです。

●ところが、大家が用意したお酒は「お茶を薄めたもの」。かまぼこは「大根」で、卵焼きは「たくわん」。つまりすべて偽物だけれど、世間に見栄をはろうというのである。

●長屋の一行は「上野」に行き花見をしながら、お茶を飲んで酔ったふりをしたり、大根やたくわんを酒のつまみに美味しそうに食べたりと大騒ぎ。
最後に、長屋の一人が「これからこの長屋には、いいことがありますよ。なぜって、酒柱(?)が立っています!」と言って、オチになります。 

●「茶柱」をお酒のふりして洒落たのだが、他愛のない話だが聞いていて楽しくなります。この「落語」に登場する人物たちは、楽観的で人生を前向きに楽しむことを知っています。
******これからの時代に生きる生徒にとって、この落語の登場人物のような「知恵」や「心」「心意気」を持っていってほしいです。 
 参考文献「プレジデント2017,4,3」プレジデント社 97ページから引用

3月31日(金)曇り 子育て・親育ちの眼「夫婦の家事分担」

<子育て・親育ちの眼「夫婦の家事役割分担を」> 今日はまた「冬に逆戻り」のような天候になってしまいました。 山沿いや「箱根」では「雪」が降っています。

〇今日は3月31日です・・・・・・平成28年度最後の日となりました。高根沢町では本日、10時から「辞令交付式」が町改善センターで行われました。
●参加した職員は、退職者と転採(他市町に異動する職員)になる教職員でした。北中からは小川教頭と山口先生、榎本先生、横須賀先生が参加して、「口頭辞令」を受けました。
   

●「辞令交付」後、4名の職員は北中に戻り、最後の仕事や荷物の整理、部活動指導をして午前中に退勤されました。
私見ですが、4名とも退勤時の後ろ姿は何とも悲しさを感じました。2日間後の4月3日には、それぞれ別の学校に着任されます。「お世話になりました!」
   

〇夫婦の子育て・家事の役割分担を・・・・・・男性の「育児・家事をする時間」について、国際調査をした結果、日本は「25位」(62分/日)でした。
●育児・家事の時間上位を紹介します。第1位はデンマークで(186分)。デンマークでは父親が1日に約3時間、育児や家事を行っていることにびっくりです。
第2位はオーストラリア。第3位はドイツ。第4位は米国。第5位がフランスでした。

●出産後、妻の仕事復帰時の大きな悩み事は、「家事や育児の負担が重く、仕事と両立できない」という悩みが多いそうです。 
是非、復帰前に、夫婦で家事や育児の分担と話し合う、考えることが重要であるとNPO法人ファザーリング・ジャパン理事の林田香織さんは話していました。

●「暇なら掃除して!」などと、場当たり的に妻が夫に指示するケースは夫婦関係のトラブルの原因になるそうです。
逆に、家事や育児に役割がある夫は、「自分でやるのはこれと決まったことで、楽しくやれるようになった」「夫婦のチームワークが大事だ」などと、好評のようです。
 ******復職ではなくお家の中で家事や育児で、夫婦の役割分担が決まっていない家庭は、是非、話し合いをすることを期待します。 
 参考文献「読売新聞」(H29,3,21火) 19面から

3月30日(木)晴れ 子育て・親育ちの眼「藤原校長」

<子育て。親育ちの眼「藤原校長の学校経営」> 今日は、ここ最近一番暖かかったのではないでしょうか・・・。高根沢町の最高気温は16度から17度まで上昇したと思います。上着のフリースを脱いてもいられるくらいの陽気でした。
●ただし、明日はまた気温が低くなるようです。
〇ヤマト、時間帯指定見直し・・・・・・私は最近、本やで電気、パソコン関連の商品は「アマゾン」から購入しています。週に1,2回、自宅に配達をしていただいています。
●3月中旬に、大きくニュースになったのが、宅急便の「時間帯指定サーボス」の見直しと「再配達」でした。

●宅配便大手のヤマト運輸は労働組合との労使交渉で、労働環境条件改善で合意に達したと発表されました。6月中に時間帯指定サービスでは「正午から午後2時」を廃止。「午後8時から9時」に時間帯は「午後7時から9時」にしてドライバーに余裕を持たせる。再配達は午後8時までを午後7時まで(4月24から)にします。******私の知人にヤマトの運転手がいます。これからは、余裕を持って仕事ができると思います。  参考文献「産経新聞」(H29,3,17)17面から

〇藤原和博校長先生・・・・・・藤原校長は、平成29年度から奈良市立一条高等学校の校長先生です。「藤原 和博校長」と聞いて気づいた方がいますか?
●藤原さんはリクルートに勤務中、東京の公立小中学校で初の民間人校長に就任して「時の人」となった方です。

●藤原さんが47歳の時、杉並区立和田中学校の校長になりました。赴任後、取り組んだことが「校長室を開放する」と「よのなか科」(外部講師から社会の仕組みを学ぶ)でした。校長室の扉を開けっぱなしにして生徒たちが漫画などを読みながら自由に話ができる場所にしました。

●「何かを仕掛けたい」という藤原校長の考えは、現在の私の学校経営にも生きているものと考えます。
******4月からは「夢と冒険の中学校」作りを考えています。そして校長室のドアも大きく開放したいと考えています。  参考文献「読売新聞」(H29,3,16)16面から引用 

3月29日(水)晴れ 子育て・親育ちの眼「換え子教育」

  <子育て・親育ちの眼「換え子教育って?」>今日も穏やかで春を感じる一日でした。気象アプリの情報では、高根沢町の最高気温は13度だっと思います。 
●校庭南側のサクラのつぼみがピンク色に変色してきました。あと少しで、「開花」があるように感じます。
 (校庭南側の桜のつぼみ)
〇換え子教育とは・・・・・・江戸時代の農村指導者 大原幽学(ゆうがく)は、子どもを一定期間、他家に預けて教育してもらう「換え子(かえご)教育」を提唱しました。
●境遇の違う他家で学ぶのを大原幽学は重んじたのであります。子を預かった家は我が子と隔てなく愛情をかけて育てるのが「換え子」の心得とされました。

●何事も一人でできるようにするには、「口で教えると口で覚えるので、ともかく行いを示して教えよ」などの心得の中に、「食事については意地汚くならぬよう心がけよ」と示しました。
ひもじい思いを子どもにさせないのは、いつの時代でも同じであるようです。

●江戸時代の「換え子教育」に相反するような事件が、先日姫路市の認定こども園で起こりました。園児の「食の心」を害するような認定こども園の経営には「レッドカード」となるべきだろうと私は考えます。 
******参考文献 「毎日新聞」(H29,3,23)1面「余録」から

3月28日(火)晴れ 子育て・親育ちの眼「ボクの妻と」

<子育て・親育ちの眼「ボクの妻と結婚してください」> 日中は10度を超えて温かくなりました。午前中、いくつかの部活動が練習していました。
 

〇「ボクの妻と結婚してください」・・・・・・放送作家の三村修治さんは医師から余命6ヶ月と告げられました。長年バラエティー番組を担当してきた三村さんは、残された半年で妻を心から楽しませる企画作りに取りかかりました。
●妻の再婚相手を探し出して、愛する人の幸せを確かめてから旅立とうと考えたからです。

●樋口卓治さんの小説「ボクの妻と結婚してください」(講談社)はテレビドラマや映画にもなりました。

●夫を看取った妻に比べて、妻を看取った夫の余命ははるかに短いと、よく言われます。

●先立たれた奥さんに毎日「はがき」を出し、「あおの世の妻へのラブレター」を書いたのは永 六輔さんでした。どうして男は、こんなにボロボなるんだろう。命をつくる作業を知る女の人と違い、男は命と正面から向き合うことをしないからかなとも、話していました。
******最後の命を振り絞り、愛する妻への最後の贈り物が結婚相手さがしなんですね・・・。 参考文献「産経新聞」(H29,3,16) 1面「産経抄」から