日誌

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3月29日(水)晴れ 子育て・親育ちの眼「換え子教育」

  <子育て・親育ちの眼「換え子教育って?」>今日も穏やかで春を感じる一日でした。気象アプリの情報では、高根沢町の最高気温は13度だっと思います。 
●校庭南側のサクラのつぼみがピンク色に変色してきました。あと少しで、「開花」があるように感じます。
 (校庭南側の桜のつぼみ)
〇換え子教育とは・・・・・・江戸時代の農村指導者 大原幽学(ゆうがく)は、子どもを一定期間、他家に預けて教育してもらう「換え子(かえご)教育」を提唱しました。
●境遇の違う他家で学ぶのを大原幽学は重んじたのであります。子を預かった家は我が子と隔てなく愛情をかけて育てるのが「換え子」の心得とされました。

●何事も一人でできるようにするには、「口で教えると口で覚えるので、ともかく行いを示して教えよ」などの心得の中に、「食事については意地汚くならぬよう心がけよ」と示しました。
ひもじい思いを子どもにさせないのは、いつの時代でも同じであるようです。

●江戸時代の「換え子教育」に相反するような事件が、先日姫路市の認定こども園で起こりました。園児の「食の心」を害するような認定こども園の経営には「レッドカード」となるべきだろうと私は考えます。 
******参考文献 「毎日新聞」(H29,3,23)1面「余録」から

3月28日(火)晴れ 子育て・親育ちの眼「ボクの妻と」

<子育て・親育ちの眼「ボクの妻と結婚してください」> 日中は10度を超えて温かくなりました。午前中、いくつかの部活動が練習していました。
 

〇「ボクの妻と結婚してください」・・・・・・放送作家の三村修治さんは医師から余命6ヶ月と告げられました。長年バラエティー番組を担当してきた三村さんは、残された半年で妻を心から楽しませる企画作りに取りかかりました。
●妻の再婚相手を探し出して、愛する人の幸せを確かめてから旅立とうと考えたからです。

●樋口卓治さんの小説「ボクの妻と結婚してください」(講談社)はテレビドラマや映画にもなりました。

●夫を看取った妻に比べて、妻を看取った夫の余命ははるかに短いと、よく言われます。

●先立たれた奥さんに毎日「はがき」を出し、「あおの世の妻へのラブレター」を書いたのは永 六輔さんでした。どうして男は、こんなにボロボなるんだろう。命をつくる作業を知る女の人と違い、男は命と正面から向き合うことをしないからかなとも、話していました。
******最後の命を振り絞り、愛する妻への最後の贈り物が結婚相手さがしなんですね・・・。 参考文献「産経新聞」(H29,3,16) 1面「産経抄」から 

3月26日(日)小雨 子育て・親育ちの眼「温かい言葉」

<子育て・親育ちの眼「先生からの魔法のような温かい言葉」>今日は一日、小雨や霧雨が降っていました。最高気温は8度ぐらいと肌寒い一日になりました。
〇先生からの魔法のような温かい言葉・・・・・・TOKYO FM監修「ありがとう!先生(第2集)」飯塚書店2015年を読みました。 この本は、TOKYO FM「ジブラルタル生命 HEART to HEARTありがとう先生!」という番組で紹介された投書を編集したものです。 投書のあった先生からの魔法、宝物のような言葉をランダムに10個列挙します。
●1 行ける大学ではなく、本当に生きたい大学を受けろ
 2 夢は逃げない。逃げるのは自分
 3 合格は自分でつかみ取るもの!

 4 人と比べるより、自分に勝つことだ!
 5 どんな未来でも受け入れられる器の大きな人間になれ
 6 悩みも哀しみも人生の肥やしになる

 7 「ありがとう」は幸せのはじまり
 8 楽しい1分が積み重なって楽しい一生になる
 9 タンポポのようにたくましくタンポポのように笑顔をまき散らせ

 10あきらめなければ、夢は向こうから会いに来る 
******先生や担任からの一言が、教え子に大きな影響を与えることが読みながら分かりました。私も担任をしていた頃は、子どもたちに「忍耐」や「持久力」、「夢を持て」など言ってきたことを思い出しました。 

3月25日(土)晴れ 子育て・親育ちの眼「勉強の取り組む・・・」

<子育て・親育ちの眼「勉強に熱心になったきっかけ」> 春休み第1日目でした。風はありましたが、春めく陽気でした。ただし、明日は曇りから雨(山沿いは雪)のような天気予報がでています。

〇子どもが勉強に熱心になったきっかけは?・・・・・・公文教育研究会の「家庭学習調査」(昨年11月、小学1~3年の母親1,200人を対象)の結果についてお知らせします。
●子どもが以前より熱心に学習するようになったという回答では54,9%が「はい」と答えた。

●そのきっかけを問うと、1番が「自力で課題を解けるようになったから」が29,4%。
2位が学校の成績(テストの結果など)がよくなったから20,2%。
3位が学校の先生の影響で18,4%。
4位が勉強の面白さを覚えたからで16,6%。
5位が友人の影響で9,3%
第6位 親の影響で8,6% となりました。

●親の工夫としては、「ほめる」が26,9%。「自覚をうながす」が26,7%でした。

●小学1年から3年生が対象ですが、1日の家庭学習時間の平均は約36分でした。 ******子どもが勉強や学習に目が向いたり熱心になったりするためには、何でもいいのでプラスの褒められ(成功)体験が必要なようです。
  参考文献「読売新聞」(H29,3,17)18面から引用

3月24日(金)晴れ 子育て・親育ちの眼「仕事のストレスと」

<子育て・親育ちの眼「仕事のストレスと上手につきあえる人」> 少しだけ風はありますが、春の陽気が感じられる一日でした。今日は平成28年度の「修了式」の日でした。

〇仕事のストレスと上手につきあえる人、つきあえない人・・・・・・どんな仕事でもストレスはつきものです。ため込めばため込むほど対応は難しくなります。産業医の大室正志先生の記事を紹介します。
●ここ数十年で・・・ITやネット環境の変化により人々が対処すべき情報の量が飛躍的に増加しました。

●職場でのストレス要因は大きく3つあります・・・「仕事の量」と「仕事の質」と「職場での人間関係」です。最近、自殺で話題になった「長時間労働」はそれだけで大きなストレスになります。
また人と話すのが苦手な人は営業部に異動するだけで大きなストレスが発生します。

●人間関係のストレスは、2つのタイプに大別・・・一つは「空気を読みすぎて気疲れしてしまうタイプ」と「空気が読めずに周囲との関係が悪化するタイプ」があります。

●人間は負荷の大きい状態に置かれたときや過緊張の状態が長く続くと、強い疲労感や不眠、過食、拒食といった症状に加えて、脳の記憶中枢にも影響が出るそうです。

●ストレスの対応策・・・「自分の体は自分で守る」のが原則で、休息、休むことが大切です。 
「仕事ができる人は休みのも上手」と言われています。今日からできる「休み」対策としては、ゆっくりお風呂に入るや好きな食べ物をとる、ストレスが解消できる程度の飲み物(お酒)を飲むなどもいいようです。 
******参考文献「プレジデント」プレジデント社 2017,3,6号 28,29ページから引用