学校の様子
さぁ、今日はALRで授業だ!
本校の大きな特徴の一つであるALR。
以前にも数学科で活用する様子をHPで紹介しているので、みなさんはご存じですよね。
ALT?いやいやそれは英語の授業をサポートしてくれる、アクティブランゲージティーチャー・・・
BLT?いやいやそれはサンドウィッチのベーコンレタストマト・・・
TDR?いやいやそれは東京ディスニーランド・・・
そんなあなたに、今一度ALRをご説明しましょう
ALRとは・・・Active Learning Room(アクティブ ラーニング ルーム)の略で、
おおぐろ中の東棟2階にある教室のことです
机やイスにキャスターが付いていて、簡単に動かせるようになっていたり、
壁が一面ホワイトボードになっていたり、
可動式のプロジェクター付き電子黒板があったりなど、
様々な使い方を想像することができ、授業だけでなく、委員会活動や行事の準備などにも使われています。
メディアにも取り上げられ、本校の生徒や教員のインタビューも掲載されています。
https://labo.gaia-edu.co.jp/voice/school/16
そして今回は、1学年の社会科でALRを使用した授業を行っていたのでその様子を紹介します。
「世界の諸地域」という単元で、アジア州や北アメリカ州など、登場する州を班の中で分担し、
他班と同じ分担になった生徒同士で、州の特徴などをまとめるパワーポイントを共同編集で作成します。
生徒たちは同じグループでコミュニケーションを取りながら、一つのパワーポイントを同時に編集します。
自由に移動ができる机やイスは、それぞれのグループごとに様々な形に変形し、
ALRが活かされた活動が行われていました。
この教室は、教科や時間を問わず、様々な使い方がイメージできます。
こんな使い方やあんな使い方・・・こんな活動をしたらおもしろいかも・・・
そんな楽しい想像を掻き立てられる教室です。
教員も生徒も、アクティブにラーニングできるルームを
これからも様々な場面で活用していきたいと思います。
第3学年 千葉県公立高校入試を終えて
また、一つ乗り越えた表情の3年生!
2日間の千葉県公立高校入試が終わりました。
教室や廊下では、友達や先生の顔を見てホッとした表情を見せたり、学力検査や面接などの話をしたりと、安心感と結果発表までのドキドキ感の入り混じった雰囲気がありました。
結果発表は、来週月曜日の3月4日(月)9:00~です。各高等学校のHPでのWeb発表と各高等学校前に掲示される予定です。
さて、3年生は本日と卒業式を含めると残り11回の登校となり、本日から卒業式前日まで「学年内日課」として活動します。
学年内日課では、三年生を送る会や卒業式の行事の取り組みや卒業に向けた身の回りの整理整頓、清掃活動など「毎日のあたりまえの充実」をしてきます。生徒も教職員も一丸となって、「残り僅かな学校生活を大切にしよう」と心掛け、学校目標の「自律」や学年目標の「一生懸命」、各学級の学級目標の達成を目標に、様々な活動に取り組んでいきます。
給食が食べられるのは、あと7回です。
以下のリンクから、学力検査の問題を見ることができます。
千葉県公立高校入試問題(国数英)【千葉日報】 https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1165862
千葉県公立高校入試問題(理社)【千葉日報】 https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1166189
2学年 3年生送る会に向けて
3年生が卒業するまで残り10日・・・
そんな3年生に感謝の気持ちや、卒業後を応援する気持ち伝えるための、
3年生を送る会への取り組みが活発になってきました。
2年生は合唱に劇、ダンスなどで感謝の思いを伝えます。
劇の内容は・・・・『 』です!
ここではまだ言えないので当日を楽しみに待っていてください。
3年生も観ていて楽しい気持ちになること間違いなし!
今回はそんな送る会に向けた2年生の活動風景をお届けします。
写真に内容のヒントが隠されているかもしれません。
まずは学年合唱。2学期の後半からパート練習を始め、学年でのパート練習、クラスごとでの合わせ、
どんどん良くなっていく合唱。しかし一人一人が感謝の気持ちをもっと歌に乗せることができれば、
さらに良い歌声を響かせることができると思います。
・演劇
キャストによるキャラクターになり切った演技。登場人物にはおおぐろ中のあの人やあの人も・・・
いったい誰が出てくるのでしょう。
しっかりと役に入り込み、迫力のある声と動きで物語を盛り上げます。
・ダンス&アクロバット
2年生はダンスを習っている生徒やダンスが好きな生徒が多いため、非常にレベルが高いものとなっています。そんな2年生のダンス選抜メンバー。どんなダンスになるか楽しみですね!
ダンスだけでなくアクロバットも披露します。
ハンドスプリングにバク転やバク中。一人一人のレベルが高くどこを見ればいいのか。誰を見ても素晴らしいです。
・大道具
劇で使う門や旗などそれぞれが知恵を出し合い少しずつ形になってきました。最初に見た時よりクオリティがどんどん上がっています。
・衣装
衣装はキャストやダンスが使用するものを準備します。キャスト一人一人に合うように採寸し、布から作り上げました。ほかにもそのキャラクターにあった服を考え、少しでもキャラクターに寄せられるように努力しています。
・装飾
招待状づくりや劇中で使う細かい道具は装飾係が作りました。
繊細な作業が求められるなか、一つ一つ心を込めて、丁寧に作成。
一人一人が役割をこなしながら本番までの時間より良いものを作り上げられるように頑張っています。
当日は是非劇場でご覧ください。
けやこぶ校外学習~流山本町周辺散策~
2月20日(火)、けやき学級、こぶし学級の生徒で、校外学習に行ってきました。
今回の校外学習の目的は、
「流山市本町周辺の散策し、流山市の歴史や文化に触れたり土地の特徴を体感したりすることで自分の住む流山市の理解を深める」事です。
学校を出発して東武バスに乗車し、途中下車して、流山鉄道流山駅に向かいました。
流山鉄道は、大正2年(1913年)に開業した鉄道です。当時は都内に出るためには船での輸送が主であったため、松戸と流山の鉄道がつながり、大変喜ばれたそうです。駅舎の券売機では切符を購入し、電車に乗車します。
券売機で購入した人は左のピンクの切符、窓口で購入した人は硬券をもらえます。(硬券:日本の明治の鉄道創業期より使用されていた、厚紙で出来た切符の事です。昔はホームに入る際に、切符切りの駅員さんがいて、乗る際には切符を切ってくれました。)
流鉄の列車は赤(あかぎ号)、黄(なの花号)、黄緑(若葉号)、ピンク(さくら号)、オレンジ(流星号)の5種類があり、今回はさくら号に乗車しました。
平和台駅を下車し、まずは一茶双樹記念館に行きました。
一茶双樹記念館は、俳人小林一茶とみりん醸造創設者の一人と言われる五代目秋元三左衛門(俳号双樹)の資料の展示や保管がされている記念館です。
当時小林一茶さんは、秋元三左衛門さんと交友関係があり、流山の地を50回以上訪れていたそうです。記念館には、俳句と一緒に、みりんに関する資料が多く展示されています。
また、ひな祭りが間近なこともあり、ひな人形が展示されていました。
ここで教えていただいたことを少しご紹介します。
(関東雛と京雛の違い)
一番大きな違いは、ひな壇の一番上の段の男雛と女雛の位置が違います。
写真の雛飾りは、京雛です。(男雛が右、女雛が左)
(つるし雛について)
つるし雛が始まったのは、江戸時代といわれています。昔、特別裕福ではない一般のお家では、雛人形はとても高価なもので、なかなか手に入らないものでした。しかし、生まれてきた子供の幸せを願う気持ちはみんな一緒です。家族の皆から近所の人たちまで、みんなで少しずつ小さな人形をつくり、持ち寄って「つるし雛」が作られ始めたそうです。また、その人形にも意味があります。いくつかご紹介します。
花(はな)花のように可愛く育ちますように。
春駒(はるこま)子供が楽しく遊び、元気に育ってくれますように。
唐辛子 可愛い娘とお雛様に悪い虫がつきませんように。
次は、流山まちなかミュージアムに向かいました。
みりん工場の壁面に、展示されているのは、流山白みりんの資料です。給食のメニューでも登場した、みりんマフィンの良い香りが工場からよくしてきました。
2014年に流山の特産品である「白みりん」が誕生して200周年を迎えたことを記念し、「流山本町まちなかミュージアム」が設置されました。
現存する流山最古のみりんラベルや、流山のみりん醸造をけん引した秋元家の「天晴」と堀切家の「万上」のポスターを、皆で見学しました。
流山本町内を歩き、流山万華鏡ギャラリー&ミュージアムに到着しました。
館内には、流山市在住で、世界的に活躍する万華鏡作家の中里保子さんの作品をはじめ、多くの作家の万華鏡作品の展示・販売がされていました。厚い本の中やお花の中をのぞくと中が万華鏡になっていたり、まわりの景色が万華鏡になってしまったり・・・!素敵な万華鏡をたくさん見学できて、楽しかったと話してくれる生徒が多くいました。
ミュージアムの後は、江戸川河川敷に行きました。先週はぽつぽつと咲いていた菜の花が、一面に咲いています。心地の良い風が吹き、周りには新しくできた有料道路や、うっすらと東京スカイツリーを眺めることができました。
散歩をしている方から、良い天気だと、ここから富士山と筑波山、東京スカイツリーを一望できますよ。と教えていただきました。機会があったらぜひ見てみたいですね。
流山本町内へ戻り、閻魔堂へ。
閻魔堂は、安永5年(1776年)に建てられたお堂です。お堂には、閻魔大王が鎮座しています。
仏教では、人間は「四十九日」には、生前の行い如何により、天道から地獄までの「六道」に生まれ変わるとされていて、死後七日ごとに、冥府の十人の王(裁判官)の裁きを受けることになるそうです。その中でも、5番目で三十五日目の閻魔さまは、いくら罪を逃れようと嘘をついても必ず見破ってしまう一番強面で力があることで知られているそうです。
閻魔様を見て、誰も何も言っていないのに、「僕は悪いことしていない。」「私は日頃の行いが良いから・・・。」
とつぶやいていた人がいたようないなかったような・・・。不思議な力を感じる空間でしたね。
閻魔堂から流山駅に戻り、駅の前で記念撮影。駅の線路沿いの壁に描かれている流山の風景画を見ながら、流山市役所内の喫茶店「アモール」へ行きました。
来年度、1年生と2年生は校外学習があります。その時の練習も兼ねて、メニューを見て、注文し、自分でお金を支払いました。皆自分で注文し、お金を支払うことができました。
また、実際に喫茶店で働いている様子を見て、接客をしている様子を見学して学びました。学校でもお茶の出し方や注文の取り方を練習していたので、実際にお店で働いている様子を見せていただき、とても勉強になる時間を過ごすことができました。
今まで知らなかった流山のこと。自分のこと。仲間のこと。学校に帰ってきた後に、しおりに振り返りを書きながら、皆で発表し合い、たくさんの発見があったことを共有できました。
皆で過ごせた楽しい時間。3年生とはあと少しの時間。日々の生活がかけがえのない時間だと気づけた校外学習になりました。
校外学習で見学、利用させていただいた施設の方、快く校外学習に送り出してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。良い時間を過ごすことができたと思います。
おおぐろ中のシンボルでお出迎え
おおぐろ中のシンボルと言えば、何でしょう…
そう、フクロウ!!!
校章にもなっています。
日本でフクロウは、「不苦労」や「福来郎」という字があてられ、苦労しない、福を呼び込む縁起の良い生き物とされています。
また、海外では、「知性の象徴」や「森の賢者」とも呼ばれています。
生徒たちの調べによると、夜行性なので暗い中でも「見通しが明るい」や、首が270度回ることから「お金に困らない」とも言われていることがわかりました。
そんな縁起の良い本校のシンボルにちなみ、
1年生が美術の時間に、オリジナルのフクロウを考え制作しました!
まず、自分のオリジナルのフクロウがどんなパワーや特長を持っているかを考えました。
「学業成就」「夢をかなえてくれる」「家の厄を払ってくれる」「癒してくれる」など、思い思いの設定をしました。
次に、その設定=コンセプトを色や形に落とし込み、アイデアスケッチを描きました。
そして、そのコンセプトとアイデアスケッチをもとに、いよいよ紙粘土で具現化していきます。
皆自分の願いを込めて、細部にこだわって真剣に制作していました。
最後に、「フクロウは目と口ばしが重要!暗闇を見渡すぎょろっとしたまん丸の目ととがった口ばしでフクロウらしさが出る!」という話をしました。
しかし、学年全員に同じ話をしても、仕上がったフクロウたちを見ると、どれ一つとして同じ顔のフクロウはおらず個性豊かな作品ばかりでした。
生徒達は、完成した作品をタブレットで思い思いに撮影しオクリンク上で鑑賞したり、実際に展示して鑑賞したりしました。
ずらっと並ぶフクロウたちからは、生徒達の願いや前向きなパワーが伝わってきます。
こんなにたくさんのフクロウがいれば、おおぐろ中に多くの福が呼び込まれること、間違いないですね!