八木崎小学校 校長室より

校長室より

プラスチックごみ問題

 最近のニュースや新聞記事で目につくことが「プラスチックごみ」の記事。クジラの死骸を解剖すると、クジラの胃からビニール袋が大量に発見されたとか、最近、奈良の鹿が相次いで死んでいて、そのすべての胃袋から、ビニールごみの固まりが出てきたなどのニュースが流れていた。日本から大量に輸出されていたプラスチックごみ。それが、今後、すべて日本で処理しなければならなくなったという記事もあった。当然と言えば当然のこと。日本人が出したプラスチックごみを外国に売っていたこと自体が、そもそもおかしい。中には、正規のルートを外れた不法な売買もあったらしい。もし事実なら、同じ日本人として恥ずかしい限りである。
 子どもたちにも、食品ロスの問題やプラスチックごみ問題等の環境問題に関心をもってもらいたいと強く思う。総合的な学習の時間で学習するのに「もってこい!」の課題である。

五輪聖火が春日部市にも!

 午前中、大沼中と春日部中の体育祭に行ってきた。本校の卒業生の成長ぶりを伺える貴重な機会だ。少し大人びた見慣れた顔の生徒が活躍している姿を見ると嬉しくなる。ソーラン節を見ていても、本校の卒業生の踊りはひと味もふた味も違う。(と、ニンマリ)特に、今年の一年生の腰の落とし方は、半端ない。力強さも感じられる。一緒に見ていた本校の若手職員たちも、満足気に微笑んでいた。
 市長の挨拶の中で、来年の東京五輪の話題に触れる部分があった。五輪の聖火が、春日部市を通過するとのこと。さて、どのルートで聖火がリレーされるのか?今から楽しみである。

早くも5月が終わる

 本日、5月の最終日。曇り空だが、心地よい風も吹き、過ごしやすい。プールの水も入り、来週から水泳学習も始まる。1学期の折り返し地点。明日から、後半戦突入!
 毎日、欠席者が一桁という安定した前半戦。保護者の皆様の我が子の健康管理の素晴らしさの表れである。感謝。
 後半戦も、子どもたちが目標をもって元気に学校生活が送れるよう、学校、家庭、地域が一体となって地域の宝物を見守っていきましょう!

市長緊急メッセージ

 昨日、神奈川県内において、通学途中の児童らが襲われる痛ましい事件が発生しました。そのため、春日部市長から緊急メッセージが出されました。
『市民の皆さま、子どもたちの安全を守るため、登下校時の見守りなど、地域における防犯活動に市を挙げて取り組んでまいりましょう。』

令和元年5月29日

またも、想定外

 川崎市で今朝、凄惨な事件が発生した。登校のためスクールバスを待っていた児童を含む19名が十数秒という短い時間の中で殺傷された。犯人は、その場で自殺。死ぬ気で、捕まる気で行動を起こす犯人ほど防ぐのは難しい。想定外のことを実行するからだ。
 マスコミは、対応策と騒ぐが、想定外の今回の事件に対応策なんてあるの?こんな犯人を想定した防御策なんてありますか?保護者が学校まで送り迎えでもしない限り無理でしょ。
 スマホを子どもに持たせてGPS機能で見守る、防犯ブザー、防犯ホイッスル、安全見守りシステム等々、防犯グッズはいろいろあるが、今回の事件のようなケースでは、無力であることが分かる。やはり、大事なのは、マンパワー。
 本校は、数年前から保護者・地域の皆様に向けて、児童の見守りを呼びかけている。子どもが一人になる区間を「0」にするのが、究極の目標。そのために、犬の散歩やウオーキング、庭いじりの時間を子どもの下校時刻に合わせて欲しいと呼びかけている。地域の見守る眼が、抑止力となるからだ。
 地域の宝物である子どもたちを地域ぐるみで見守っていきましょう!