校長室

校長室から発信

感謝を込めて!「3年生を送る会」

 3日()、3年生を送る会が行われました。底冷えのする体育館で、笑顔と感動に溢れる温かい時間が、本当にあっという間に過ぎ去っていきました。

 1年生の発表は、劇と映像に加え、合唱団を組織して3年生の思い出を振り返りつつ、感謝の気持ちとメッセージがふんだんに込められたすばらしいものでした。大道具・小道具・衣装など、裏方も含めて学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したと改めて思いました。

 2年生の発表は、観ている者を感動の渦に巻き込むような、素晴らしいミユージカル仕立ての劇でした。第二次大戦中にナチスによって行われたユダヤ人迫害をテーマにしたシリアスな劇ですが、生徒たちの迫真の演技と見事な演出、学年全生徒のチームワークに、観ていた3年生がみるみる惹き込まれていくのが手に取るようにわかりました。

 両学年とも、この3年生を送る会の成功をステップとして新しい学年に進級する、その証を全校の前で堂々と宣言したように思えた発表でした。

 最後に、3年生から感謝を込めた合唱の発表もありました。入試の真っ只中、ほとんど練習する時間が取れなかった中での発表ですが、その真剣な表情からは、今日の送る会へのお礼だけでなく、今までお世話になった多くの人たちへの感謝を込めた歌声であったように感じ取れました。

 楽しかった幕間の発表に加え、ここまでの企画・運営、入念な準備をしてきた生徒会のメンバーに敬意を払うとともに、改めて感謝したいと思っています。

 

快走!県新人駅伝大会

 14日()、柏の葉公園周回コースで千葉県新人駅伝大会が行われました。身が縮むほどの寒さと強風の中で、県内各支部を勝ち抜いてきた男女それぞれ60チームの選手たちが全力で襷をつないで走りぬきました。

 本校は既にお知らせしているとおり、布佐中では初めてとなる男女アベックでのこの晴れの舞台への出場です。9:00からの開会式に続いて10:15に女子の部がスタートしました。女子チームも控えの選手や補助の生徒を含めて、全員一丸となって大会に臨みましたが、けがや故障の影響で本来の力までは出し切ることができませんでした。でも、この経験を活かし、この悔しさをバネにして、次は大きく飛躍してくれる可能性を強く感じさせてくれた大会後の一人ひとりの表情でした。

 11:20スタートの男子チームは、正直20番前後ならOKという気持ちでいましたが、予想を大きく上回る快走、一人ひとりがもっている力を十分に出し切って13位という成績を収めました。県で13位というのも見事ですが、我孫子市内では白山中に次いで2番目というのが何よりも大したものだと思います。生徒たちにも大きな自信となった1日でした。逆に、ここまで力をつけた生徒たちですので、入賞を逃した悔しさをバネに、次回はさらに大きく飛躍してほしいと願っています。

 最後に、顧問からは「布佐中のような小規模な学校でも、県大会を経験してこれだけできることが証明された。この後、駅伝部以外の生徒は、それぞれの所属部活動に戻ってこの経験をしっかりと伝え、目標を高くもって取り組んでほしい」という話がありました。冬季トレーニングで膨らませたそれぞれの部活動の蕾が、平成27年度に大きな花を咲かせることを期待したいと思います。

地域色満載の一週間!「みんなで創る地域の学校」

 今週は(も?)地域の方々に様々な場面でお世話になりました。いつも技術科の授業でコンピュータの指導に入っていただいている方々には、月曜日から大空学級の生徒たちにワードやエクセルの使い方について基礎から指導してもらっています。一人ひとりに指導が行き届き、生徒の理解も早くなって担任としても大助かりです。                 

木曜日には、1月に続いて家庭科の調理実習で生徒たちの手伝いと指導をお願いし、教科担任一人では目が届かない細かい味付け指導や安全面でのサポートをしていただきました。ちなみに、今回はブリの照り焼きとけんちん汁を作り、笑顔いっぱいで一緒に食事の時間を過ごすことができました。                         

同じ木曜日から金曜日にかけては、本校周辺の上町の方々が、1月上旬から製作を続けていた手作りの椅子やテーブルの仕上げに、3年生の奉仕作業の生徒たちと一緒に活動し、最後のニス塗り指導もしてくださいました。腐りかけた木の根から美しい椅子やテーブルが完成し、その説明を聞いた生徒たちは驚きの声を上げていました。今、本校2階・A棟とB棟の間の通路にセッティングしてありますので、多くのみなさんに一目、ご覧いただきたいと思います。この後、これに合わせてマガジンラックの製作もしていただける予定ですので、生徒たちの憩いや談話の場、ちょっとした読書のできる場としていきたいと考えています。

金曜日には、英語の授業では今年度初めて、地域の方に教科担任の補助に入って生徒たちの学習支援をしていただきました。自己紹介では、これからの英語の大切さについての話があり、生徒たちは真剣な表情で聴き入っていました。その後、英語での生徒とのコミュニケーション活動では、何人かの生徒が恥ずかしそうに質問し、丁寧に教えていただいていました。

今週も「みんなで創る地域の学校」に向けて、地域色満載の布佐中学校の様子を報告させていただきました。

本物に触れる!プロの演奏家が音楽の授業に

 国(文化庁)の補助金事業として、全国の小中学校に音楽・美術等のプロフェツショナルを派遣し、講演や演奏会を行っていただく「芸術家派遣事業」というのがあるのですが、9日()、本校にプロの演奏家5名をお招きし、音楽の授業で生徒の前で生の演奏を披露していただく機会を得ることができました。

 演奏家のみなさんは「風の五重奏団」という木管五重奏のグループで活動し、各自のオーケストラでの演奏を含め、全国各地を飛び回っている方々です。3年生の授業で1クラスずつ3時間、音楽室で、生徒たちの目の前で開かれたミニコンサートは本当に圧巻でした。時間の経過を忘れる素晴らしさで、私もついつい3時間すべてのクラスにお邪魔して聴かせていただきました。生徒たちも音の美しさを感じとることができたのか、集中して1時間、真剣な表情で聴き入っていました。また、演奏の途中で楽器の紹介であるとか、音の出る仕組みについて説明をしてくれましたが、生徒の記憶にも強く残ったのではないかと思います。授業の最後には、東日本大震災の復興支援歌である「花は咲く」を演奏していただき、生徒たちが歌うという貴重な体験もすることができました。

 まさに本物に触れ、本物を感じて、生徒たちの心も澄み渡ったのではないかと思います。音楽に限らず、このような有意義な取り組みをもっともっと学校教育に取り入れていけたら…と考えた1日でした。

冬季トレーニング終了 今後の布佐中生に期待!

 1月の登校日も今日(30日)で終わりますが、今月いっぱいまで予定していた冬季トレーニングを降雨()予報のために昨日で切り上げました。最後のタイムトライアルでは生徒たちが大きな声でお互いを応援し合い、とてもいい雰囲気の中で今年度の最後を飾ることができたと思います。

 市内を始め、多くの中学校でこのような冬季トレーニングを実施していますが、学校によっては最初に大勢いた生徒たちが日が経つにつれ、一人減り、二人減り、最終日には半分以下に減っていたということも耳にします。本校の生徒たちは、小規模校なりの人数でのスタートでしたが、全員が最終日まで走り切りました。生徒たちの頑張りとそれを励ましながら一緒になって支援してくれた各部活動顧問の先生方に感謝です。

 最後に生徒たちには「春に大き花を咲かせるためには、厳しい冬の寒さに耐えて蕾をしっかりと膨らませておかなければいけない。冬季トレーニングで膨らませた蕾が夏の大会やコンクールで花開くことを信じて、これからもチーム各部活で頑張っていこう。」という話をしました。2月以降、駅伝に続く布佐中生徒たちの大活躍を楽しみにしたいと思います。

笑顔満載 地域の家庭科授業支援(PART2) 

 27日()から、2学期に続いて家庭科の授業(調理実習)に地域のみなさんのサポートをいただいています。2学期は2年生が祭り寿司をつくりましたが、今回は1年生が1クラス3回ずつ、シチュー・ハンバーグ・魚料理に取り組みます。そうなると、学年3クラス×3回ということで全部で9回、これが2月の半ばまで続きますが、1回の授業に3人ずつ、延べで27人もの方々にご協力いただくことになります。

 1年生は初めての調理実習ということで、道具のある場所、扱い方等がわからずに先生一人では対応しきれないというのが現状です。包丁を持つ手の不慣れさなどを見るにつけ、目が行き届いて危険を回避できるという点でも本当に助かっています。

 昨日は時間に追われて大忙しでしたが、自分たちでつくったシチューをおいしそうに食べている生徒たちの満足気な顔と各グループに寄り添っていただいている地域の方の笑顔がとても印象的でした。

林間学校に向けて 福島からの出前授業

 平成27年度6月、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を実施します。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習(総合学習)がいよいよ始まりました。

 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、布佐中学校は市内で唯一、東日本大震災の後もその安全性に細心の注意を払い、福島県裏磐梯方面への林間学校を実施しています。これは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されているからに他ならず、生徒の興味関心に応じた数のテーマがすべて設定できるからです。

 そして、27日()は生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業でした。この大切な授業に、布佐中は何と現地福島から専門家の先生をお呼びしてお話をいただいています。磐梯山噴火記念館の佐藤先生という方で、布佐中には今年で5年連続で来ていただいているということでした。

 私も2時間の授業を受けさせていただきましたが、火山の噴火実験などを生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていくお話でした。導入がこんなに楽しい授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じました。

 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現するということを再認識した次第です。

葛南新人駅伝 感動の男女アベック県大会出場!!

 21日()、冷たい雨の降りしきる中、葛南新人駅伝大会が柏の葉周回コースで実施されました。前回書いたように、銚子駅伝大会を1・2年生だけの新チームで走り切って好成績を収めた本校の生徒たちは、万全を期して県大会出場を目標にこの日を迎えました。

 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、サッカー部やバレー部の生徒たちも加わっているのですが、駅伝の前にあるロードレースの部で男子70名中布佐中は0・女子53名中布佐中は2と小規模校の現実は如何ともしがたく、本当に駅伝の部を走るぎりぎりのメンバーで戦っています。

 ロードレースが終わり、いよいよ女子駅伝からのスタート、県大会出場がかかり、男女ともその可能性も十分にあり、自然と応援にも熱が入って寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果男子Aチームが19チーム中5位・女子チームが16チーム中9位で、見事にアベックで県大会へのキップを手にしました(葛南の中学校は県や関東の駅伝大会で常に優勝を始めとした上位に入賞しており、そのレベルの高さから他の地区より県大会に出場できる枠が多くなっています)。また、男子Bチームや1年生チームも最後まであきらめることなく全力で襷を繋ぎ通すことができました。

 閉会式後のミーティングでは、この結果は県大会出場を勝ち取ったチームだけのものではなく、一緒に競い合い、励まし合ってお互いを伸ばし続けた「チーム布佐中」としての全員の成果であることを確認し、県大会での健闘を約束しました。部長からは、先生方や学校の仲間たちへの感謝の言葉と素直に県大会出場を喜ぶ言葉がありました。

 生徒たちは、爽やかな笑顔と自分たちの成し遂げた結果に実感が湧いてないような複雑な表情をしていましたが、きっと徐々にその喜びも爆発してくると思います。本当に、こんな規模の小さい生徒数の少ない学校が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、よくここまで成長できたと思います。厳しい練習に耐えて頑張った生徒たちを讃えるとともに、ここまで生徒たちを伸ばしてくれた先生方に改めて感謝しています。

 そして、県の新人駅伝大会は2月14日()に同じ柏の葉周回コースで行われる予定です。

晴れの舞台に立つ生徒たちの活躍に期待して、応援をよろしくお願いします。

激走! 銚子駅伝大会

 11日()、銚子半島一周駅伝大会が行われました。神奈川県から参加した中学校を始めとして、千葉県内を中心に全82校の参加があり、県内というよりも全国屈指の大きな駅伝大会です。本校生徒は前日より現地に入り、コースの下見・練習・打ち合せと万全の準備をして本番に臨みました。

 午前11時30分、銚子漁港のシンボルロードをスタートし、1区は4.9㎞という長丁場、4・5区は箱根駅伝さながらの山登りと山下り、他にも海沿いの風の強いコースなど、東葛駅伝とはまた一味違った8区間のコースを選手は走りぬき、付き添いの部員たちは生徒をよくサポートして助けました。

 結果、本校は82チーム中・23位と、昨年を大きく上回る順位で襷をつなぎ、生徒たちの当初の目標であった30番台も大きくクリアする激走でした(東葛駅伝と同じく10数年ぶり?の快挙)。そして、他の多くの学校が順位を一つでも上にあげるために、3年生を何人かずつ起用していたのに対し、本校は1・2年生だけで正真正銘の新チームで挑んでの結果であったことが何よりもすばらしいと思っています。

 私は7区で選手の引率をしていましたが、選手は補助の生徒としっかりタッグを組み、自分たちの力でストレッチやアップ走など、完璧にこなし準備していた姿に感心しました。また、6区の選手がゴールした後、力を出し切って走り終えた満足感いっぱいの爽やかな笑顔を見せてくれたことがとてもうれしかったです。

 上にも書いたように、このチームは1・2年生だけでこの大きな大会を、チームワークよく見事に結果にも結びつけました。この後、今月22日()には葛南新人駅伝大会という大切な大会が控えています。「チーム布佐」の健闘とさらなる躍進を信じて、できる限りの支援をしていきたいと思います。保護者・地域のみなさまにも、引き続きの応援をよろしくお願い致します。

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

昨年は多方面にわたって大変にお世話になり、本当にありがとうございました。

本年も布佐中学校を、どうぞよろしくお願い致します。

 

 昨年末、書初大会が大成功に終わった後、改めて1年間を振り返ってみると、本当にあっという間の9ヵ月であったという思いとともに、布佐中の職員・保護者のみなさん・そして地域の方々に支えられてここまでたどり着けたということをしみじみと感じました。

新年を迎え、生徒たちには具体的な行動目標を頭に描き、初詣で神様に宣言してくるように話してありますが、私自身も気持ちを引き締め、「みんなで創る地域の学校」と「小中一貫教育の推進」に向けて、自分が為すべき具体的な設計図を描きながら取り組んでいくことを宣言してきました。

明日の始業式では「志のある生き方」という話をしようと思っていますが、、今年も生徒たちの「志」や「夢」の実現に向かって、布佐中学校職員一同、力を合わせて全力で頑張っていきますので、これまで同様のご支援ご協力をよろしくお願いします。

小中連携・地域連携書初大会 大成功!

 23日()、布佐中学校武徳館(武道場)にて小中高連携・地域連携書き初め大会を実施しました。休日にも関わらず、当日は早朝より地域にお願いした講師の先生・地域ボランティア(地域ルーム)のお手伝いの方々・小中三校の先生方、そして我孫子東高校の先生・生徒と多くの方々に応援いただき、大変にスムーズな運営ができ、参加した子ども達も満足感いっぱいに過ごすことができていました。

 子ども達の感想の中には、「地域の先生が丁寧に教えてくれて上手な字が書け、宿題も終わってよかった」とか「小中学生が一緒で最初は緊張したけど、交流もできたし、中学生の上手な字が見られて参考になった」「たくさんの人に教わり、家でやるより集中してはかどった」等々の意見が数多くありました。

 この後、子ども達からとったアンケートを基にして、来年度の方向性を決めていくことになりますが、「ぜひ来年も参加したい」という多くの子どもの声に応え、より意義のある書き初め大会にしていきたいと考えます。また、新年1月7日からは布佐中学校B棟2階に参加者全員の作品を展示し、地域・保護者のみなさんや小学生にも開放します。たくさんの方々のご来校をお待ちしていますので、よろしくお願いします。

 終わりになりますが、ご協力いただいた地域のみなさん、我孫子東高校のみなさん、小中学校の先生方、特に小中三校の中心となって企画・運営に携わってくれた実行委員のみなさんに改めて御礼申し上げます。

地域の教育力に 感謝!!

 12月18日()、1学期に引き続き、地域の方に本校の大掃除をお手伝いしてもらい、生徒ともに汗を流していただきました。今回は地域団体の定例会と日が重なってしまい、人数が少なくなってしまったこともあり、お手伝いしてもらった方には、それぞれ時間内に複数の場所を回っていただくなど、大変なご苦労をおかけしてしまいました。

 そんな中、ご高齢の地域の方が、トイレ掃除で膝をついて一生懸命に床を拭いている姿を見て、生徒たちは自然と無言になり、黙々と清掃に取り組むようになったのが印象的でした。きっと自分たちのために、地域の方が無心で働く姿に心を動かされたのだと思います。

 私たち教職員も、清掃に限らず日頃から率先垂範を意識して活動していますが、なかなか生徒の心を動かして行動化させるところまでには至りません。まさにこれが「地域の教育力」なんだろうなということを実感しました。

 この例に漏れず、これからも学校・家庭・地域が連携した「みんなで創る地域の学校」で、よりパワーアツプした教育力をもって生徒を育てていきたいと考えます。今回、お手伝いいただいた方々へのお礼とともに、今後のさらなるご支援とご協力をお願いする次第です。

「留学生が先生」プログラムに思う

12月4日()、1年生を対象に「留学生が先生」プログラムを実施しました。これは国際交流協会の支援をいただいて、海外から日本に留学して大学・大学院で学んでいる学生が、自国のことについて工夫を凝らしながら中学生に教える授業です。

今年度は、スリランカ・マレーシア・アルゼンチンから3人の留学生が授業を行いましたが、生徒と和気あいあいに和やかな雰囲気の中で進められており、生徒たちも日頃の授業より?集中して熱心に参加していました。当日は学校評議員会と重なったので、短時間ではありますが、評議員のみなさんにも授業の様子をご覧いただけました。

グローバル人材の育成が声高に叫ばれている昨今、英語教育の早期実施が決定したり、それを待たずに実践している小学校も多いと聞いています(小中一貫教育の中で布佐中学区でも取り組んでいきます)。それはそれで大切な側面があることは間違いありません。ただ、本校では「布佐タイム」において「グローバルピース」という講座で異文化について学んでいますが、そういった営みや今回の授業などを通じて異文化と接し、その理解に努めるとともに、日本人としての考え方をしっかりともって交流を深めていくことが大事なんだろうと改めて思いました。

大盛況・布佐中学校文化活動発表会

 11月29日()平成26年度文化活動発表会が保護者・地域の方々にご参観いただき盛大に開催されました。この発表会は、本校の特色ある教育活動の一つである「布佐タイム」の講座で学んだ成果を発表するものです。

 午前中は琴を皮切りに、ハーモニカ、三味線と見事にそろったきめ細やかできれいな音色の演奏、そして郷土芸能、なぎなたと見る者を釘付けにするような踊りや演武、最後に吹奏楽部の会場を魅了する演奏。午後は書道、華道、絵画、また、美術部、家庭科、大空学級の作品展示。名人顔負けの作品も並び、一生懸命制作した様子が強く伝わってきました。さらに、柔道の演武、気象学の実験、茶道のお茶体験、グローバルピースのプレゼンなど、見る者・参加した者を惹きつける工夫や努力の跡が感じられて本当に楽しく充実した1日でした。

 閉会式では、生徒たちの頑張りを讃えるとともに、改めて「布佐タイム」の素晴らしさについて次のように話しました。「こんな発表会は日本中どこの学校に行ってもやってない。専門の先生や地域の方に30名以上も、しかも年間に10回以上、長年にわたってご協力いただいているという状況は奇跡。」「3年間継続して学習することで、初めて布佐タイムで目標としている力が身につく。1年間の学習ではとてもこんな発表会はできない。」ということ、そして「今後、中学校を卒業してからも継続して学んでいける生涯学習のきっかけみたいなものをつかめる人が少しでも増えてくれればと願っている。」という内容です。

 ある講師の先生には「校長先生は布佐中に赴任できて幸せです。こんな意義のある取り組みを続けていける学校は他にないです。」という言葉もいただきました。来年度以降、この「布佐タイム」をさらに継続・発展させ、子ども達にとって今年度以上に有意義なものにしていきたいと強く思いました。

 今年度、お忙しい中、講師を引き受けていただいた諸先生方に、再度御礼申し上げます。ありがとうございました。

ホールいっぱいに響いた感動の歌声・合唱祭を終えて

   11月21日()、印西市文化ホールにて平成26年度合唱祭
が地域・保護者のみなさ
んや小学校の先生にも足を運んでいただ
き開催されました。

私自身、3年ぶりに聴く学級合唱の発表でしたが、本当に1日があっという間に過ぎていったという思いです。生徒たちの素晴らしい歌声がホールいっぱいに響き渡り、それに聴き入っていたら時間がとても短く感じました。

閉会式では、学年ごとに次のような話をしました。まず3年生、「歌声は全員で取り組むもの」というのは当たり前だけど、実はとても難しい。でもそれを乗り越えて見事に各学級の思いが伝えられていました。どの学級にも歌で表現することが苦手な人が何人かはいるはずですが、そんな人たちを取り込んで心を一つにして一生懸命表現していたと思います。そのメッセージが伝わったからこそ、聴く側の人たちも真剣な眼差しでステージの3年生の発表に魅せられていたと思います。

続いて2年生、これも素晴らしい発表でした。1学期の交歓会よりもはるかに向上しました。しかし、ここまで到達するために多くの困難を乗り越えてきたとも聞いています。「一つのことに取り組もう」ということがうまくいかない現実の中で、自分たちの課題が何なのかもはっきりと見えた行事であったかもしれません。逆に言えば、今、これだけできる2年生が、これからどこまで伸びていけるかがとても楽しみです。2年生のもつ可能性にさらに期待しています。

そして1年生、やはり1学期の交歓会よりもかなりレベルアップしたことに加え、名実ともに中学生らしい歌声になったことを感じました。また、先輩たちの発表を真剣な表情で見つめていたのが印象的でした。上級生の完成度の高さを肌で感じることができた勉強の1日となったと思います。これからきっと布佐中の一員として、先輩たちの伝統を引き継いでさらなる「感動の歌声」を表現してくれることと期待しています。

  2人の審査員の先生からも、それぞれの学級のよさや布佐中全体が年々レベルアップしていること、合唱曲では、その詩のもつ意味をしっかりと理解し、聴く側にどう伝えていくかが大切であり、多くの学級でそういったことを意識した取り組みがされていたというようなお話をいただきました。

次は、学級を越えて3年生を送る会や卒業式での歌声、つまり学年や全校でのまとまりが問われることとなります。合唱祭の経験を活かして、さらに聴く人の心に感動を与える歌声を自分たちの手でつくりあげていってほしいと願っています。

 会場を訪れて、生徒たちに温かい応援と拍手を送っていただいたすべてのみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。

我孫子特別支援学校・あよう祭にて

 8日()、我孫子特別支援学校であよう祭が開催され、本校からも吹奏楽部が招かれて演奏を行いました。我孫子特別支援学校は、今年から高等部が新設の湖北特別支援学校に移動したため、小学部と中学部生徒だけでの初めての開催ということでしたが、大変に盛大に、多くの方々に見守られて発表に、展示にと子ども達の頑張った様子が伝わってくる文化祭でした。

 本校の吹奏楽部は午後からの演奏でしたが、プログラムが進むにつれて次第にお客さんが増え、いつのまにか体育館に溢れるほどの人が演奏を聴きにきてくれました。特別支援学校の先生方も演奏に合わせて華麗な()ダンスを披露してくれましたが、何よりも子ども達が本当に純粋に、心から音楽を楽しみ、音楽に乗せて身体を動かしている姿が印象的でした。本校の生徒からも、「私たちの演奏を純粋に楽しんでくれている姿を見て涙が出た」という感想があったようです。

 インクルーシブ教育の推進という言葉をよく耳にします。本校でも居住地校交流等で特別支援学校との交流を行っていますが、まさにインクルーシブを実践し、両方の学校の子ども達にとって、とても意義深い1日になったということを強く感じました。

子ども議会を傍聴して

 6日()の新聞数紙にも紹介されていましたが、5日()に市議会本会議場において平成26年度の子ども議会が行われました。本校からは3年生の旧生徒会メンバーである山田君と大塚さんが学校代表として参加、それぞれ「地域との交流活動の活性化」「市内公共施設等のバリアフリー化」について質問し、市長・教育長から答弁をしていただきました。二人とも朝から緊張した面持ちで自分たちの順番(午後1時55分)に備えていましたが、大変に堂々とした態度で立派に役割を果たすことができたと思います。

 他校の小中学生たちからも、「あびバスの運行」「成田線の複線化」「Q-U検査の活用」「学区と学校規模の適正化」「スポーツ・文化施設の建設」といった質の高い質問が相次ぎ、傍聴席から見ていた私たちも感心させられました。最後に代表生徒から市民の生活向上のために行っている市政への感謝と子ども議会開催へのお礼、市長からは子ども議員への評価と市政・県政・国政の役割分担について、教育長からは講評と将来、市民として議員席に座ることや答弁席に座る可能性も含めた市政への参加という話がありました。小中学生の年代でなかかな経験することができない貴重な1日を過ごした子ども達のこの後の活躍に期待したいと思います。

地域との結びつき

 9月にも記載しましたが、布佐の竹内神社の例大祭には度肝をぬかれました。そしてあれから2ヵ月、先月半ばから今月にかけて、行われている地域の祭りや催し物の多さに改めて驚いています。まさに地域の方がお元気で活発に活動されている証であり、布佐の地域色が感じられます。

 本校からも吹奏楽部や特設合唱団・郷土芸能クラブ・美術部と参加をさせていただき、演奏を披露したり作品を展示していますが、そういった場所を訪れると、口々に「中学校の御協力をいただきありがとうございます」という言葉をいただきます。そんなことからも、「生徒たちの地域貢献が為されているんだな」と思うわけですが、逆に、学校としても、生徒たちが日頃頑張っている活動の成果を発表する場を与えていただけることは大変にありがたく、生徒の成長にとっても大きなプラスになると感謝しています。

 学校と地域がWinWinの関係である今の状況が、今の布佐中の落ち着いた教育環境に結びついていることは間違いなく、これからもずっとこうありたいと思った11月のスタートでした。

地域との触れ合い(家庭科の授業を通して)

 21日()・22日()・24日()と3日間にわたり、クラスごとに家庭科の授業で祭り寿司を作りました。これは家庭科の単元の一つとして郷土料理について学ぶ時間があり、それを実現するために教育委員会の先生からも支援をいただいて実現しているものです。

 何年か前から実施している調理実習ですが、今年度は地域の方を一回に10人ずつ招待させていただき、全部で30人ものみなさんに御協力いただきました。

 生徒たちが作っている段階からアドバイスをいただいたり、出来上がったお寿司を褒めていただいたり、とても和やかな雰囲気で授業が進みました。生徒たちも和気あいあいと作業を進め、とても楽しそうな満足した表情が印象的でした。

 授業の終わりに自分たちで作ったお寿司を地域の方と会食するのですが、(子どもにはちょっと酸っぱいかな、という心配をよそに)口々に「美味しい」という言葉が飛び出していました。最後に、地域の代表の方から「地域貢献と地域からの学校支援」のお話などもしていただき、生徒のお礼の挨拶と相まって、とても有意義な触れ合いの時間になったと思っています。

 御協力いただきました地域の皆様・支援していただいた教育委員会の先生には、貴重な時間を割いていただき、このような素晴らしい取り組みを実現できたことに対し深く御礼申し上げるとともに、今後とも布佐中学校への御支援・御協力をよろしくお願いしたいと思っています。

平成26年度教育功労者(学校教育の部・団体)受賞

 10月20日()標記の受賞が決定しました。表彰式は11月4日()に行われ、その後、報道発表等があるかもしれません。なお、受賞理由については下記(千葉県教育委員会ホームページより抜粋)の通りであり、この数年にわたって布佐中を支え、前進させていった学校関係者、そして地域のみなさまに対して贈られたものだと考えています。

 改めて関係各位のみなさんに御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」

☆受賞理由について 

平成22年開校。以来、地域からの厚い支援を得ながら先進的な教育活動に取り組み、生徒の健やかな成長を育んできた。平成22年度から、生徒が「地域」と接点を持つことができるキャリア学習の場を設定した就職体験を実施し、平成23年度に「キャリア教育優良校」として文部科学大臣表彰を受賞した。また、平成2324年度には、我孫子市教育委員会の研究指定を受け、子ども達が地域に出て郷土について学習する「ふさカリキュラム」を開発した。その後も継続して小中連携と地域との関わりを深めるよう、研究実践に取り組んでいる。これらの教育実践は高く評価されており、本県教育の進展に寄与した功績は大である。

新生徒会スタート!

 21日()、生徒会役員・委員会委員長の引継式が行われました。長時間となりましたが、「式」という形にふさわしく大変に厳かな雰囲気の中で実施されました。立会演説会のことを記載したときにも触れましたが、新生徒会役員・委員長ともに、ほどよい緊張感の中に意欲に満ちた表情も感じられ、一人ひとりが述べた決意もやる気をアピールするだけではなく、例えば「2分前着席を2分前学習に切り替えます」とか「家庭学習のサイクルを学校全体で統一します」といった具体的な公約まで堂々と述べることができていました。彼らには、これからの生徒会行事の企画・運営にとどまらず、ぜひ政策提言した「地域貢献」や「学力向上」に向け、思い切って具体的な活動を展開していってほしいと思います。全教職員で応援していきます。

 また、この1年間頑張ってきた旧生徒会役員・委員長も後輩に後を託し、立派に最後の挨拶を終えました。彼らのここまでの苦労、そして一つ一つのことをやり遂げた後の成就感や感動は、間違いなく彼らの成長のエネルギーとなっているはずです。1年間の活動の成果を誇りとして、今後の学校生活でますます自分を向上させていってほしいと願っています。

 なお、新生徒会役員・委員会委員長の名前は、ホームページの「生徒会から」にて紹介いたします。

東葛駅伝大会・堂々の26位!

 18日()、第68回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸スタート、野田ゴールの31.9㎞を10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地方の70校以上がすべて参加し、交通規制をして実施する、全国でも例を見ない大規模で伝統のある大会です。68回目の大会ということで、実は布佐中も68周年を迎えた学校ですから、まさに東葛駅伝の歴史は布佐中の開校以来の歩みと同じ伝統があるということに改めて驚きました。

 本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、サポートの選手を含めた一人ひとりが自分の力を出し切り、見事に26位という好成績を収めました。これは本校規模(生徒数)の学校としては、本当にすばらしい順位です。昨年度が54位という成績だったと聞いていますので、その躍進ぶりにも目を見張ります。葛南駅伝では、今一歩不完全燃焼であった面もありますので、努力が報われた今回の結果には校長としてもとてもうれしく思っています。駅伝チームの生徒たちの表情も、とても晴れ晴れとしていました。

 今回の結果を誇りとして、生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も残念ながら走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたことが、それぞれの大きな成長に結びついているはずです。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える財産や心の支えを手に入れたとも思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、今回の結果を自信にして精一杯頑張ってくれることを期待しています。

 選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。すばらしい1日でした。

部活動・葛南新人戦

  ここ数週間、各部活動の葛南新人戦の応援に行っています。日程が重なったり、他の行事があってすべての部活動には行くことができず、生徒たちには大変に申しわけないのですが、本当に本校の生徒は一生懸命頑張っています。

 生徒数から考えると、対戦校によっては小国が大国に挑むという構図にもなります。応援に行って校長特権?でベンチに座らせてもらったりすると、選手が試合をしている間、本校のベンチには交代する選手がほとんどいません。全員がレギュラーという部活動もあります。当然、他校とは違って1年生もたくさん試合に出ています。怪我をしたり、反則で退場となる選手がいたりすると大変なことになりますから、顧問の先生方も一層気を遣って指導したり、指示を出したりしています。試合の最初から最後まで走り回っているサッカーやバスケットボールなど、体力がもつだろうかと心配にもなってきます。そんな不利な条件の中、まだすべての競技が終わってはいませんが、バレーボール部(女子)が第3位(準決勝もセットカウント1対1、最終セット23対25という僅差)、バスケットボール部(女子)も第3位という立派な成績を残しました。

 この結果を励みにして、どの部活動も少人数というハンデに負けず、少数精鋭の意気込みで、目標を明確にもって、達成する度に一段一段上向きの軌道修正をしながら、日々の練習にさらに励んでほしいと思います。そのためにも、この冬は冬季トレーニング等で体力と気力をじっくりと養うことが大切です。保護者のみなさまも子ども達への応援、よろしくお願いします。

 フレー!フレー!布佐中部活動

大空学級合同運動会参加

 11()、市内の特別支援学級合同運動会が我孫子市民体育館で開かれました。以前は柏市と合同で実施していたのですが、諸般の事情で我孫子市の単独開催となって今年で3回目です。当日は、早朝より市内全域から保護者・生徒・応援の方々が続々と体育館に集まり、駐車場は第2も含めてすぐに満車になるほどの盛況ぶりでした。

 本校からは大空学級の生徒たちが参加して元気に競技・演技を行いました。1日、子どもたちの様子を見ていて、本校に限らず、すべての児童・生徒が自分のもっている力を最大限に発揮し、目を輝かして走ったり、踊ったりしている姿に改めて感動しました。徒競走でもリレーでも、を走っている人に追いつくのが不可能なほど差がついても(ゴールし終わっていても)全力で走るのを止めません。ダンスの振りが多少おぼつかなくても、本気で楽しみながら笑顔で頑張っています。そんなすばらしい姿からたくさんの元気をもらえた1日でした。

 閉会式で話をさせていただく機会がありましたので、子ども達に100点満点をたくさんあげると同時に、すべての頑張った仲間たちに感謝の拍手を贈り合って講評とさせていただきました。子ども達に精一杯の声援を送り、おいしいお弁当を準備してくださった保護者のみなさん、関係者のみなさん、すばらしい1日を本当にありがとうございました。

立会演説会&音楽発表会

 7日()、生徒会役員立会演説会・投票が行われました。いよいよ布佐中学校のリーダー学年が2年生へと引き継がれ、1年生がそれをサポートしていく新体制がスタートです。

 生徒会の新執行部には、意欲に満ちた7名の生徒が立候補しましたが、どの生徒も(特に2年生は)大変にすばらしい演説内容でした。中学校の立会演説会だと、ややもすれば立候補の意欲とやる気を前面に出した話の内容であったり、取りあえずは「こんな学校にしたい」という目標を話して終わることがほとんどです。しかし、昨日の立候補者の演説は、一人ひとりがそれぞれの視点で学校を向上させていくためのビジョンをもち、そのために「こんなことに取り組んでいく」といった具体的な(立候補者の言葉を借りると)政策提言が為されていました。校長としても大いに感心しました。

 生徒の演説を聞き、布佐中学校のこれからを託す新生徒会役員中心に、全校一丸となって「学校力」向上と生徒個々の成長をめざし、今以上に「地域に愛され、地域に貢献できる学校」にしていきたいと改めて考えさせられた次第です。

 また、本日・8日()は10日()に行われる市内音楽発表会の壮行会が行われます。本校からは吹奏楽部と特設合唱団が参加します。御存知のように、吹奏楽部は地域に積極的に出て地域のみなさんに愛されながら演奏活動を展開しています。特設合唱団については、発表会の後、布佐小学校の音楽フェスタに招かれて未来の布佐中生の前で演奏を披露します。小学生たちが先輩の歌声に圧倒され、中学校生活への憧れや期待をもってくれたら…と願っているところです。実は、私がこの後2泊3日の出張に出てしまうため、本番の発表を聴くことができないのですが、生徒たちには布佐中学校の代表として、堂々と自分たちの力を出し切って演奏を楽しんでほしいとエールを送りたいと思っています。

 「フレーフレー!!吹奏楽部&特設合唱団」

葛南駅伝大会を終えて

 10月2日()・柏の葉公園で葛南駅伝大会が行われました。結果は男子Aチーム10位、Bチーム19位、女子15位、駅伝以外の生徒もロードレースの部で精一杯の走りを見せてくれました。私はコースの途中で生徒たちの応援をしていましたが、どの生徒も全力を尽くして必死の形相で目の前を駆け抜けていきました。

 夏の駅伝合宿、一番頑張った生徒は4日間で実に170㎞の走り込みをしたと聞いています。前日のミーティングで部長(男子)から「チームとしての目標は5位、個人では区間4位」という話がありました。個人の目標は見事な走りでほぼ達成できましたが、昨年度より2分近く全体のタイムが上がり、レベルの高い大会であった分、チームとしての目標には届きませんでした。布佐中の学校規模を考えると、10位というのは立派な成績であるのですが、ここまで辛い練習に耐えて頑張った生徒たちには「まだまだできる」という感があったようです。

 2週間後、18日()にはいよいよ伝統の東葛駅伝大会があります。昨日の反省をもとに生徒たちが悔いのない走りができるよう、あえて「失敗は成功の途中」という話もしました。勝負ですから、勝つこともあれば負けることもありますが、本気で努力した者にしか味わえない「目標を達成したときの喜び、達成できなかったときの涙」によって、さらなる生徒たちの成長を信じて応援していきたいと思います。女子チームについては、全員が2年生以下のチームですので、また来年の葛南新人駅伝大会が楽しみです。

 加えて、同日行われたPTAバレー東葛大会で本校チームはベスト8という成績をあげたことをお知らせ致します(敗れた試合もセットオールの13対15という紙一重の差でした)

今日の「布佐タイム」から

 本校は総合学習で「布佐タイム」を実施し、生徒が3年間にわたって同一の講座を学んで思考力や判断力、課題解決力等の「生きる力」を育んでいます。今日(9月26日)は、その講座の一つであるグローバルピースにJICA(国際協力機構)職員の方を講師としてお招きしました。

 お話しいただいた内容は、自身が母の病気や自分の発病(足に障がいを負って歩行が不自由になる)で絶望しかけた夢である「国際協力」を、孤児院で出会った少女とのかかわりやあるセミナーでの学びを機に「国際協力という夢と障がい者としての経験や思いを生かす」という前向きな考えに転化し、障がい者支援を日本ではなく国際協力という形で実践し、世界のあちこちで活躍されている体験談、そして「障がいをもっている人に開かれた社会を全世界で実現していきたい」という目標についてでした。パワーポイントや映像を交えたわかりやすいお話でもあり、生徒たちは食い入るような表情で聞き入っていました。私も含めて大変に有意義で勉強になった時間であったと思います。この時間を通して、生徒たちが「目標の実現に向けての努力」や「障がい者支援」についてじっくりと考えることを期待しています。

 すべては紹介できませんが、これ以外でも三味線を学んでいる生徒がプロの演奏家と一緒にステージに立つという話や、郷土芸能が先日の祭りに続いて11月の地域の催しに参加するという話、とても素晴らしい作品を完成させている絵画の生徒たちの表情を見るにつけ、本当に講座を担当していただいている先生方や地域のみなさんには感謝しかありません。11月29日()には、すべての活動の成果を発表する「文化活動発表会」もあります。詳細については後日お知らせしますので、保護者・地域の皆様、どうぞ学校に足を運んで生徒への声かけをお願い致します。

「祭りの世界大会」を見て

 今まで話には聞いていましたが、今年、初めて布佐の祭りに参加し、その盛大さに度肝を抜かれました。このすごい祭り(本校職員は「祭りの世界大会」と呼んでいます)を3日連続で、しかも毎年実施しているという布佐の伝統と各地区のみなさんの熱い心意気には改めて頭が下がる思いです。

 そんな祭りの中で、小学生が一生懸命に子ども神輿を担いでいる姿がとても微笑ましく、見ていて思わず応援したくなりました。また、中学生にも活躍の場がところどころにあり、式典では巫女さんとして女子生徒が4名、彼女たちは履きなれない下駄で、ずっと神輿の後をついて歩いていました。他にも大人の神輿を担いだ男子生徒、地区の山車を懸命に引っ張っていた生徒、子ども神輿の世話役をしていた生徒、そして郷土芸能の生徒たちは、3日間にわたって祭りを盛り上げる大切な役割を果たしていました。式典の際の演奏は実に見事であったと思います。

 というように、この3日間にわたって、学校では目にすることのできない生徒たちの姿・表情・活躍ぶりを見ることができたのは、私にとっても大きな収穫であったと思っています。生徒たちの地域貢献を改めて讃えてあげたいと思います。

 翌日、やや疲れ気味かな?ちょっと登校が遅れたかな?という生徒も若干いましたが、昼過ぎにはいつもの布佐中生に戻って頑張っていたことを報告させていただきます。

2年生・就職体験学習を終えて

 体育祭代休明けの9日()~11日()、2年生の就職体験学習を実施しました。布佐地域を始めとして、全部で30前後の公的機関や事業所様に生徒を受け入れていただきました。お忙しい中、生徒のためにご指導・ご協力をいただいたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 期間中、私も各職場を訪問して生徒の様子を見させていただきましたが、どこに行っても、業務に支障が出ていることはさておき、「逆に助かっています」「挨拶がしっかりできて意欲もありますね」といったお褒めの言葉をいただきました。なかには、「布佐中でやっているハローワークの成果ですね」という声もいくつかありました。事業所様にご協力いただき、指導にも時間と手間はかかりますが、「布佐中が継続して取り組んでいるキャリア教育の方向性が間違っていない」ということを裏付けるありがたい言葉だと思っています。

 この3日間の体験を通して生徒たちが学んだり考えたりしたことは、学校の中だけでは決して得ることのできない教育効果をもたらし、生徒たちの成長の糧となって今後に返ってくると信じています。

 今後とも布佐中の生徒たちを地域から見守っていただくと同時に、来年度の就職体験も含め、学校への変わらぬご支援をお願い致します。

感動の体育祭、大成功!

 6日()、布佐中学校第68回体育祭が大成功のうちに幕を閉じました。生徒たちは競技に、応援に、係活動に全力で取り組み、早朝からフィナーレまで声援を送っていただいた来賓のみなさんや地域の方々、家族、そして我々教職員を笑顔にし、感動を与えるとともに元気をプレゼントしてくれました。本当に充実した1日であったと思います。

 すべての競技についてのコメントは書ききれませんが、とにかく生徒たちの一生懸命さが伝わった体育祭でした。男子組体操では、「9段ピラミッドは今年が最後になるぞ!」という指導者の声に対し、「何が何でも成功させる」という生徒たちの気持ちが前面に溢れ、もの凄い気合いと大きな掛け声の中、見事に完成、周囲の人たちを感動の渦に巻き込みました。女子のダンスは、予行練習のときよりもはるかに素晴らしい出来でした。ダンス自体のレベルも上がっていましたが、何よりも演技をしながら一人ひとりの生徒が輝くような笑顔で、全力で楽しみながら踊っている様子が伝わってきました。演技終了後、朝礼台の前にカメラを持って集まった人の多さが、ダンスの大成功を象徴していたように思います。そして各色の応援、応援団中心に、わずか一週間でよくここまで全校生徒の心を掴んでまとめあげることができたと感心しています。閉会式の結果発表では競技優勝・応援賞ともに赤組ということで、勝った赤組は歓喜の声と感動の涙、敗れた白組には悔しさの涙もありましたが、一生懸命に全力を尽くしたという清々しい表情と、うつむきながらも私の話をうなずきながら聞いている応援団生徒の姿が印象に残っています。

 また、地域の方々やPTAを始めとした保護者のみなさんのご協力があってこそ、この体育祭の大成功があるということを改めて実感しています。本当にありがとうございました。グラウンドには自治会等からお借りしたテントが何と17もあり、それだけの数を設置したのに、積極的にお手伝いただいた多くのみなさんのおかげで、準備も片付けも「あっ」という間に終えることができました。こんな経験は、私の長い教員生活でも初めてのことです。そして、この一週間、マイクを通しての大きな声や大音量の音楽でご迷惑をおかけした学校近隣のみなさんにお詫びするとともに、温かいご理解とご協力に対して改めて御礼申し上げます。

 この体育祭で学んだことを糧に、生徒のさらなる成長を期して、我々教職員も今後の教育活動に精一杯取り組んでいきたいと決意を新たにしています。今後とも学校へのご協力・ご支援をお願いして体育祭の報告とさせていただきます。

2学期スタート!

 2学期がスタートしました。若干の欠席者はいるものの、44日間の夏休み中、大きな事故や問題等もなく、始業式で生徒たちの元気な顔を見られたことをうれしく思っています。

 始業式の中では、切り替えスイッチをOFFからONにして今日から始まる体育祭の練習に臨むこと、「協力は掛け算」という話から、協力して体育祭に取り組めば個々の力の何倍もの結果が出ること、逆に一人でも手を抜くと全員の結果がゼロになってしまうこと、2学期の各学年への願いなどを話しました。生徒たちは、その後に実施した避難訓練と併せて、長期休業明けとは思えない集中力と立派な態度で参加することができました(気温が低いというのも幸いした…?)

 避難訓練は、今回は学級がバラバラになっている清掃中に発生した地震を想定して実施しましたが、どう行動したらいいかを判断できずにとまどっている生徒も多くいたようです。全体への話では、関東大震災のことや今後発生する可能性のある地震、自分の身を守るために必要な力・準備、普段から家族と話し合っておいてほしいことなどを指導しました。大地震が起こったときに家族が集まる場所や非常時に持ち出す物品等、ぜひ何らかの機会に家庭での話題にしていただければと思います。

 そして、6日()は第68回体育祭です。わずか1週間の練習期間で、どこまで完成させることができるか不安もありますが、「みんなの一生懸命な姿を見てもらって、地域や家族の人を笑顔にし、元気をプレゼントしよう。それが中学生が2学期最初にできる地域貢献だよ」という話もしてあります。体育祭期間中、音楽やマイクを通した大声など、迷惑をおかけする場面も多々あるかと思いますが、生徒たちは自らの成長はもちろん、仲間のため、地域のため、家族のために精一杯頑張りますので、温かいご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

夏休み「学習お助け隊」修了

学校支援地域本部として、初めての試みである夏の「宿題お助け隊」が25日()に終了しました。残念ながら、4日間を通じて小学生が数人参加しただけで寂しい結果ではありましたが、以下に述べるようにいろいろと学ぶことの多かった取り組みであったと思っています。

まずは参加してくれた小学生の感想です。

「中学校がおもしろかった。教え方がやさしくてわかりやすく楽しかった。昨日も来ればよかったです」

また、今回の取り組みでは地域のボランティアの方に10名以上参加していただきました。そのネットワークから大学生も3名も来校して手伝ってくれました。児童生徒の数が少なかったこともあり、こういった方々と膝を交えてじっくりとお話し(教育談議)ができたことは大きな収穫でした。

ボランティアの方の一人からはこんなお話をいただきました。

初めは参加することをためらっていたのですが、家族から「最初からうまくいくわけはない。今回のことがきっかけとなれば、素晴らしい取り組みなんだから協力すべきだ。それから、勉強でなくても小学生が中学校の校舎に入るのは、来年以後のことを考えるととても意義あることだ」というようなアドバイスをもらって手伝うことに決めました。

まさに、布佐中学校区で進めている小中一貫教育にも資する考え方だと思います。今回の教育談議で語り合ったことや意見を参考にして、2学期からも学校支援地域本部の活動を充実させていきたいと思います。

ご支援・ご協力をよろしくお願いします。

PTAバレー優勝!

 24日()、我孫子市PTA連絡協議会主催の(ママさん)バレーボール大会が開催されました。本校代表チームは7月に行われた市民大会で優勝して実力は折り紙つきでしたが、7月の大会はチームに男性2人の加入や教職員が何人入っても可という親睦を目的とするものでした。それに対して24日の試合は勝ちあがれば東葛大会、県大会と上に続く大会で、どの学校も本気で勝ちをめざして取り組んでいます。

 本校チームは生徒の部活動同様、10人というぎりぎりの人数で試合(9人制)に臨み、1回戦から順調に勝ち進んで、決勝まで1セットも落とさないという完璧な勝ち方で優勝を果たしました。鉄壁の守備に強烈なサーブとアタック、そして何よりも、笑顔を絶やさずに声をかけあって試合を楽しんでいる姿が強さの秘訣かな?と思いました。次は10月2日()に県大会出場をかけて東葛大会に挑みます。保護者の皆さんも、本校代表チームに熱いエールをお願いします。

 試合後の懇談で、お母さん達がこれだけやれるんだから、「生徒の部活動も小規模の学校だから…なんて言い訳はできませんね」なんて話をしていたら、翌日、バスケットボール部の女子が市内大会準優勝といううれしい報告が飛び込んできました。

サマーコンサートを聴いて

 8月10日()、「ふさの風サマーコンサート」が行われ、本校卒業生が結成している合唱団「ルミエール」と本校吹奏楽部が演奏させていただきました。

 会場となった近隣センターふさの風の多目的ホールに入って、まず驚いたのが、雨風の強い中にも関わらず、足を運んでいただいたお客さんの多さです。会場いっぱいに、立ち見の方もかなりいらっしゃる盛況ぶりでした。そして、いつも吹奏楽部の演奏会等で感じるのは、地域の方が楽しみにしてくれて、本当にたくさんの声援をもらっているということです。学校の部活動のコンサートというと、生徒の保護者や家族・学校関係者が聴きにくるというのがほとんどですが、本校の場合には、それに加えて生徒とは直接の関係がない地域のみなさんが、多数応援に訪れてくれています。

 演奏が終わった後の感想をいくつか見せていただきましたが、どれにも称賛とお褒めの言葉が書かれていました。夏休み以降、この日まで1日も休まずに練習を積み重ねてきた生徒たちにとって、これに勝るご褒美はないと思います。生徒たちも楽しく演奏し、かつ確実に一歩成長したと感じた真夏の1日でした。

FUSA MY ♡ プロジェクト 2014 を終えて

8月4日()FUSA  MY  ♡ プロジェクト 2014  「マップ作り」が昨年に引き続いて実施されました。これは、我孫子東高・布佐中・布佐小・布佐南小の児童生徒たちが協力し合い、地域の方々の力をお借りして以下の目的に沿って行っているものです。

①地域を知り、将来、布佐の町づくりを担う資質や能力を育成する

②4校児童生徒、及び地域との連携により、企画力・コミュニケーション力・課題解決力などを養い、「生きる力」を育成する

③児童生徒の地域防災、及び地域安全への意識を向上させる

午前中、市長・教育長を始めとした来賓のみなさん御出席のもと、開会行事が行われ、       その後、8班に分かれてそれぞれの地域にフィールドワークに出発しました。昨年度は防犯、今年度は防災をテーマに地域の施設・設備や工夫が見られるところ、改善が必要と思われることなどをメモし、写真を撮り、話し合ってまとめながら歩いて回ります。大変に暑い中でしたが、参加した児童生徒は汗を流しながら、どの顔も真剣な表情に溢れていました。

午後からはフィールドワークの成果を地図に書き込んで防災マップを完成させるのですが、ここでも高校生をリーダーとして世代の異なる子ども達がしっかりと協力し合い、地域の方がこれを支えている素晴らしい光景を目にすることができました。

最後に、完成したマップを掲示して各班の発表となるのですが、全員が何らかの形で発表に加わり、堂々とした態度で調べたこと、考えたことや意見を述べることができていました。ある班からは「防災のために用意された施設や工夫された取り組みが為されているけど、使う側がそのことについて理解していなければ意味がない。自分は今日のマップ作りを通して、わかったことを精一杯地域のために役立てたい」といった感心させられる内容のまとめもありました。

この1日を通して生徒が学んだこと、身につけたこと、体験したことの数々は、一言では言い表せない貴重なものであり、生徒の成長にとって大きな糧であると思っています。

このように有益な機会を作っていただいている4校防犯健全育成会議のみなさんを始め、参加していただいた地域の方々には改めて感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。

小中一貫教育説明会について

 2日()10:00~小中一貫教育に関する地域向け説明会・教育ミニ集会が開催されました。大変に暑い中、40名前後の方に参加をしていただき、大変にありがたく思っています。土曜日ということもあり、会場の準備や片付けをどうしようかと思っていたところ、部活動で登校していた吹奏楽部やバスケ部、陸上部の生徒たちが進んで手伝ってくれてとても助かりました。特に吹奏楽部には、説明会の会場となったために練習場所と時間を割いてしまったことを申し訳なく思っています。

 最初に教育長より挨拶があり、続いて市教委より我孫子市全体に関わる小中一貫教育の方針等についての説明がありました。その後、布佐中学校・布佐小学校・布佐南小学校から布佐中学校区の小中一貫教育について、その特色、具体的な取り組み方、目標、ここまでの経過等について説明し、布佐中学校区の目玉である「地域の教育力を積極的に学校教育に取り入れた小中一貫教育」の一環である地域ルームについて、本校コーディネーターより説明をしてもらいました。

 参加者の方からも、「もっと市民にわかりやすい言葉やネーミングを」「学校と地域をつなぐツールとして双方向での情報発信を」「小学校で実施している福祉関係の教育を中学校でも」「人や予算の積極的要望を」「学力の捉え方を幅広く」といった貴重なご意見を頂戴しました。

 まだまだ小中一貫教育は本番前の助走の段階ですが、これからも地域や保護者のみなさんの話に耳を傾けながら、一歩ずつ着実に、そして何よりも「すべては子ども達のために」というスタンスで進めていきたいと考えています。今後ともご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

葛南大会を終えて

 18日()に終業式が終わり、梅雨も明けて夏休みに本格的に突入しました。10日()に陸上・駅伝部を皮切りにスタートした葛南大会も今日が最終日です。地域・保護者のみなさまには、猛暑の中、それぞれの部活動での精一杯の応援、ありがとうございました。

 私も全ての部活動の試合を見ることができました。どの部活動も生徒は一生懸命に汗を流し、練習の成果を出そうと必死にプレーしていました。残念な結果に終わり、涙があふれてとまらなかった3年生が何人もいました。きっとそれまでの苦しかった練習やつらかった日々が頭をよぎったのでしょう。本気を出して全力で取り組んできた者のみに与えられる瞬間だと思います。こういった生徒たちは、この悔しさをバネに、次の進路開拓の目標を必ずや成し遂げてくれると信じ応援しています。

 今回の葛南大会、小規模校が大規模校に挑むわけですから、結果として勝つのが難しいのは当然のことです。ただ、ほとんどの部活動は接戦となり、弱気になって最後に競り負けてしまう、或いは緊張からか、試合開始直後に入れられてしまった得点分だけ最後まで追いつけない、といったパターンが多かったようにも思い、私も残念です。

 もう2年生主体の新チームとして活動している部の元気な声がグラウンドから、体育館から聞こえてきます。メンタル的にも強くなって、日々、本当に頑張っているその成果を試合で100%出し切り、3年生のリベンジを果たせるよう期待したいと思います。

地域のみなさんに感謝!(地域ルームからの活動)

 地域ルームの開設から半月が経ちますが、学校支援地域本部の活動として、16日()に実施した大掃除と、それに向けての2日間のトイレ清掃を地域の方々にお手伝いいただきました。

 地域の方とお話しさせていただくと、学校が思っている以上に、地域の方たちにとって学校のハードルが高いということがわかります。今回の取り組みは、そのハードルを少しでも低くして、地域のみなさんがいつでも学校に足を運び、地域ルームを利用していただける仕組みづくりのきっかけにもなれば…と思っています。

 大掃除のときには、地域の方に10名の参加をいただき、生徒たちと汗を流していただいたのですが、生徒たちに清掃の手順やきれいにするコツを教えていただいたり、生徒とコミュニケーションを取っていただいたりと、学校としても大変に助かりました。清掃中に担任教師から「今までで一番一生懸命に掃除してるじゃない」と声をかけられて照れている生徒や「校長先生、すごくきれいになったから見に行ってよ」と話しかけてくる生徒の笑顔が輝いていました。1階の職員トイレもピカピカで、使うのが惜しくなるような気さえします。

 今回は初めてということもあり、このような場を意図的に設定してお願いをしましたが、いつの日か、地域ルームに自然に集った地域の方たちが、当たり前のように生徒と一緒に活動できているような学校が実現できたら…と思っています。

葛南大会に向けて

 いよいよ運動系部活動の集大成である夏の葛南総合体育大会が幕を開けます。そのトップバッターとして10日()に陸上部が試合に臨みました。

 結果は団体としては男子7位・女子8位、総合8位で、県大会に3名の生徒がコマを進めたのに始め、最後の大会で自己新記録を更新した3年生が出るなど、葛南地区の中で最も規模の小さな布佐中ですが、そんなことを感じさせない頑張りで、応援していた私も手に汗握る1日となりました。

 学校に帰ってから、引退する3年生を囲んで最後のミーティングに涙した生徒もいたようです。この後、陸上部に続いてすべての部活動で同じような光景が見られると思いますが、結果はどうあれ、最後の大会に力を出し切ったと胸を張れる葛南大会になってほしいと願っています。

 そして、3年生は日々の練習で培ってきたこれまでの努力を自信にして次の目標に、1・2年生は3年生の跡を引き継いで布佐中○○部の伝統を守っていく決意を新たにできるフィナーレとなることを願っています。

布佐中の生徒たち(嬉しかったこと)

 先日、校庭で草刈り作業をしていたときのうれしかった出来事です。生徒の部活動の様子等を見たかったので、放課後の時間帯、グラウンドのフェンスに沿って刈り払い機で草を刈り、ビニール袋に詰め込む作業をしていました。

 葛南大会本番に向けて、野球部のバッティング練習やサッカー部、少し離れてテニス部の生徒たちが一生懸命に汗を流して練習していました。頑張る生徒たちの姿もうれしかったのですが、部活動を終えて下校する生徒が私の姿を見て、「ありがとうございます」とか「ご苦労様です」「大変ですね」と声をかけてくれたのです。

 最終下校時間が近づくにつれ、どんどん多くの生徒たちが下校していきましたが、ほとんどの生徒が自分から同じように声をかけてくれました。また、自分からではなくても、私が「さようなら」と声をかけると、あいさつを返してくれた後に、同じような言葉をかけてくれるのです。また、草を詰めたビニール袋を捨てに行くとき、陸上部の生徒たちが「先生、自分たちが持っていきます」と取りに来てくれました。

 とてもうれしく、布佐中学校の生徒たちの純粋な気持ちの一端に触れることができたようで、私も爽やかな汗を流せた一時でした。

 

歌声交歓会を終えて

 7月を迎え、1学期も残り半月となりました。昨日(30日)は保護者の皆さんに参観していただき、歌声交歓会を実施しました。

 それぞれの学年・学級で精一杯練習した成果を発表することができました。3年生は3クラスともに学級の特色を生かし、リーダー学年としてふさわしい、後輩の見本となる発表でした。2年生は男子の変声があったり、自我の強さから合唱でクラスをまとめるのが難しいとも言われる時期ですが、それを乗り越えて曲を完成させていました。1年生は、まだ幼さの残る声ですが、全員が一生懸命に全力で歌っている姿が印象的でした。そして、会の最後は特設合唱団の素晴らしい発表が心を打ちました。

 学級の合唱作りは、そのまま学級の仲間作りにもつながります。学級全員の心が一つになり、信頼関係が育まれないと聴く者の心に響く合唱はできないとも言われます。そういった意味でも、今日の交歓会を聴いていただいた保護者のみなさんには、布佐中学校の各学級の様子が手に取るようにわかったのではないかと思います。

 講評の中では、会が始まるまでの騒々しさと、演奏と演奏の間にある移動時の話し声について指摘しましたが、次回、秋の合唱祭では、この点も見事に修正して、さらにレベルの高い発表会が開催できると確信しています。どうぞ、秋の合唱祭には多く保護者・地域のみなさんのご来場をお待ちしています。

地域ルーム開室にあたり

 学校だより6月号等でもお知らせしましたが、25日()15:00より本校多目的室において布佐中学校区地域ルームの開室式が行われました。大変な雨の中、地域のみなさん50名前後の参加をいただき、教育長を始めとした市教育委員会や地元議員の方々をお招きして1時間余りの充実した式となりました。

 地域ルームは学校・家庭・地域の連携を強め、地域全体が布佐中学校区の小中学生を他人の子ではなく『布佐の子』という意識をもち、多くの大人の目で子ども達を見守りながら育てることで、将来にわたって布佐の地の未来を切り拓く人財を育成するための拠点です。

 具体的には、地域のみなさんによる学校支援ボランティアの活動を通して教育環境を整備したり、様々な方策を用いて学校の教育力を上げ、子ども達の「生きる力」を育んでいきます。そして、このような取り組みを中学校区3校(布佐中・布佐小・布佐南小)が共有して展開することによって、布佐中学校区のミッションである小中一貫教育の礎を築いていきたいと考えています。

 また、そんなボランティアのみなさんが集う地域ルームで「学校を核とした地域コミュニティー」の再生が図れれば、こんなうれしいことはありません。これまでも地域の教育力をお借りしながら学校運営を進めてきた布佐中学校ですが、今後、さらにこれを強化し、「みんなで創る地域の学校」が現実のものとなるよう、ご支援・ご協力をお願い致します。

生徒総会を終えて

 13日()に生徒総会が実施されました。事前に資料を読み、各学級で協議を重ねてきたこともあってか、冒頭から生徒会が提案したスローガンに対して多様な意見が出て白熱した議論がかわされました。当日は、第2回目の評議員会議の開催日であったため、評議員の皆さんにも生徒総会の様子を参観していただき、「民主的に物事を決める手法を生徒たちが理解していますね」といった趣旨の感想をいただきました。

 そのような状況であったため、時間的には厳しい面があり、すべての議案を討論し尽くすとまではいきませんでしたが、多くの生徒が意欲的に参加(議長からは何人かに対して厳しい指摘もありましたが…)し、成功に終わった生徒総会であったと思っています。

 最後に「学校が明るく生徒が活き活きと活動している学校は、すべて生徒会活動が活発に行われている」という内容と民主主義についての話、校内で生徒が活動して生活改善が図られた例を話し、民主主義で決定したスローガンのもと、今後もチーム布佐中として全員が一丸となって取り組んでいくことを確認しました。次の行事での生徒たちの活躍が楽しみであり、大いに期待したいと思っています。

校内授業研究会から


 11日()に今年度1回目の校内授業研究会を実施しました。理科と特別活動の提案授業を2名の先生にお願いし、私たち布佐中職員で研究協議を行うとともに、東葛教育事務所・我孫子市教育委員会から招いた講師の先生からご指導をいただきました。また、当日は市内中学校初任者研修の会場として、本校の2名を含む14名の初任者の先生が、上記に加えて社会科の模範授業を参観し、研修を深めてそれぞれの学校に戻りました。さらに、小中連携・交流のひとつとして、小学校の先生4名にも参加していただきました。

 当日は、本校の研修の柱である「活動と協同的な学びのある授業」に沿った授業が行われ、社会科ではグループによるジグソー学習・理科ではグループでの実験と結果の共有、考察・特別活動では学級の問題を解決するための話し合い活動が展開されました。それぞれに先生方の個性や工夫が感じられる授業でしたが、どの授業にも共通していた点、それはただの一人として「学ぶこと」から逃げている生徒がいなかったことです。すべての生徒が目を輝かせて意欲的に授業に参加し、意見を述べ、活き活きと活動していました。

 他校の初任者で「グループ活動をしようとすると机の移動だけで時間がかかりすぎたり、グループ内で私語ばかりするようになって授業が成立しない」という悩みを話してくれた先生がいました。もちろん、布佐中学校が完璧な授業を展開しているというわけではありませんが、前向きに頑張る職員集団とそれに応えてくれる生徒達によって、日々の学校生活や授業がしっかりと運営されているということを感じています。

 しかし、本校も若年層教員を始めとして、まだまだ授業改善を要する部分があり、生徒の学習意欲や学力向上にも課題を抱えていることは事実です。今後とも、生徒たちのために、本校のめざす「自主性」と「共生」を育むための「B型学力」向上に向けた取り組みを職員一丸となって進めていきたいと考えています。

成長の修学旅行・林間学校


 5月26日()~28日()に3年生の修学旅行(京都・奈良方面)、そして6月1日()~3日()に2年生の林間学校に同行しました。

 修学旅行は「古都の歴史や文化をしっかり学び、修学旅行をめいいっぱい楽しもう」というスローガン、林間学校は「五感を駆使し自然を学び、共に成長しよう」という目標のもと、生徒たちは実行委員を中心に入念に事前準備を行い、当日を迎えました。

 それぞれの学年カラーに彩られた3日間でしたが、共通して感じたこと。一つは上記目標とスローガンに「学び」とあるように、この修学旅行と林間学校は、総合学習の時間に各自が設定したテーマに沿って一生懸命に事前学習を行った検証の場であったこと。そして、生徒たちはその目的に沿って、誰もが目を輝かせて寺院を、仏像を、雄大な自然を見たり、ボランティアガイドさんの話に食い入るように耳を傾けていました。ガイドさんたちからは、「今まで一緒に行動してきたどの学校の生徒よりも熱心でした」というお褒めの言葉をいただいています。

 二つ目は、1日目よりも2日目、2日目よりも3日目と生徒の行動変容が実感できたことです。修学旅行も林間学校も、初日はたくさんの失敗がありました。リーダー生徒や先生方から笑顔が失われる場面もありました。しかしながら、生徒たちは自分たちの力でしっかりと課題を捉え、改善に向けて行動にうつしたのです。修学旅行も林間学校も、事前指導で「みんなが適切に判断したり、行動できているかの基準は周囲の人たちの笑顔だ」という話をしました。まさに、日を追うにつれ笑顔が満載で多くの人がつながった二泊三日であったと思います。

 この修学旅行と林間学校を成功のうちに終えた2・3年生の生徒たちが、この成果を次にどう活かしていくのかがとても楽しみです。この後、すぐに定期テストがあり、夏の葛南大会も「あっ」という間。その隙間をぬうように生徒総会や歌声交歓会も計画されています。生徒の成長とは、まさに「どう行動が変容していくか」ということで可視化できます。生徒たちの「自主」と「共生」(学校目標)に向けたさらなる成長を心から期待しています。


斜めの関係で子どもを育てる

 布佐中学校では、地域の方を始めとしたたくさんの大人と触れ合う中で、コミュニケーション能力を高めたり、社会性を育みながら「生きる力」をつけていきたいと考えています。これは、家庭での親と子、学校での先生と生徒という縦の関係と友達・仲間という横の関係だけでなく、地域や第三者の大人という斜めの関係を意図的に加え、より強固な体制でしっかりと子どもを育てていきたいという発想です。
 16日(金)に総合学習の一環である本校の「布佐タイム」がスタートしました。これは、生徒が自らの興味・関心に基づいた課題を設定・選択し、思考し探究しながら解決し、表現していく過程を通して学校教育目標である「自主」と「共生」を実現しようとするものです。教員だけでは成立し得ないこの学習には、全部で12ある講座に地域の方を始めとした30名前後のみなさんにご協力いただいており、これから実施される「布佐カリキュラム」についても同様で多くの斜めの関係に支えられて実現できていることを改めて実感します。
 また9月に行われる「就職体験」に向け、現在、地元を始めとした多くの事業所様に依頼に伺っているところですが、これも大変好意的かつ積極的に受け入れOKの回答をいただいています。ここでもキャリア教育そのもののねらいに加え、斜めの関係を活かした教育活動が展開できると感謝しています。
 さらに、近日中に学校内に「地域ルーム」を開設し、ここを学校支援地域本部の拠点としながら、多くの学校支援ボランティアや大人の目で生徒を見守り、育てていきたいと考えています。詳細は後日、学校だより等で連絡させていただきますが、多くの皆様のご理解とご協力をいただければ…と思っています。よろしくお願い致します。

部活動を応援して…

 21日()に部活動集会を行い、1年生も正式入部となり、さっそく翌日から元気な姿で活動しています。72名の新入生ということで、どの部も人数確保が課題であり、チームを組むことが厳しい状況になってしまった部もありますが、各顧問も一人ひとりの生徒の可能性を伸ばすことに主眼を置いて、きめ細かい指導に努めているところです。        

さて、そのような少数精鋭の布佐中部活動ですが、どの部も本当に一生懸命に練習し、大会では勝利をめざして全力で頑張っています。27日()は野球部が市内大会で優勝したといううれしい報告もありましたが、多くの部活動が他の中学校よりも圧倒的に少ない部員数でありながら、それに左右されない結果を出したり、どの学校にも負けない応援の声や挨拶の声を聞くにつれ、うれしさも倍増しているところです。

また、5月14日()には、学校代表として市内陸上大会に選手団を派遣します。こちらも、年々、子ども達の頑張りで成績が上向いていると聞きました。一つでも上位をめざし、自信をもって大会に臨んでほしいと願っています。

保護者の皆様、引き続き、応援よろしくお願いします。

保護者会で伝えたこと

 14日()に年度始め保護者会を実施しました。入学式から1週間も経っていない日の設定で、特に1年生の保護者の皆様にはご迷惑をかけた点も多々あったことをお詫びいたします。

 さて、保護者会の中では、「教育=共育・協育」であり、「子どもは家庭で生まれ、学校で学び、地域で育つ」のであるから、三者がそれぞれの役割をしっかりと果たすと同時に、足りない部分を連携・協力して補い合うことで、子どもを育てるという崇高な営みが成立する。また、学校と家庭の間で誤解、或いは意見や考え方の相違が生じたときには、常に「子どものためには何がベストなのか」というスタンスに立ち、両者が十分に話し合い、共通点を見い出して同じ歩調で子どもに接していくことが、子どもにとって最善の結果を生む、という話をさせていただきました。

 これまでも家庭や地域に愛され、支援をいただいてきた布佐中学校ですが、これをさらに大きな支援の輪に巻き込み、たくさんの大人の目で見守りながら、子どもたちの健全な成長を促していきたいと考えています。

 ご協力、よろしくお願い致します。

避難訓練で伝えたこと

 先週、木曜日に避難訓練を実施しました。東日本大震災の発生時、湖北台中学校に教頭として勤務していた私は、生徒たちの安全を確保するために、どのような指示を出せばいいのか、瞬時に判断することが困難で四苦八苦していたのを思い出します。

 そして、しばらく時間が経ってから布佐地区の甚大な被害の状況を知り、大変に驚きました。小中学校に通う児童生徒の中にも被災した家庭が多かったのだろうと思います。そんな布佐地区にある中学校として、将来にわたって布佐の地を愛し、誇りをもって地元に貢献し、復興にも携わることができるような人材を育成することは本校のミッションであると考えています。そんな人材を育成するために、前回、お示しした学校教育目標を設定しているということもご理解いただければ、と思います。

 さて、避難訓練では、災害から身を守るためには「自助」「協助」「公助」の考え方があるけれど、命を守るために一番大切なのは「自助」であり、それを為すためには場の状況を考え、冷静に判断して自ら行動する力が求められる。そんな力をつけるために学校の様々な教育活動を通じて勉強しているという話をしました。その際に、大津波から避難し、小中学校の全児童生徒が助かった岩手県釜石市のいわゆる「釜石の奇跡」を実現した「自助」を重視した防災教育のこと、釜石の中学生がお年寄りや幼い子供たちの手を引いたり、リヤカーに乗せて多くの命を救った「協助」についても取り上げて話しました。

 避難訓練への生徒の参加態度を見ていると、震災から時が流れ、ややもすると記憶が薄れてしまっているような心配もされます。私の話が生徒たちにどのくらい浸透したかはわかりませんが、生徒が自らの命を守るための思考力や判断力・行動力を身につけられるような学校での教育活動をさらに展開していかなくては…と改めて考えています。


 



着任から10日を過ごし…

4月1に我孫子市教育委員会・教育研究所より布佐中学校に着任しました校長の石井美文と申します。よろしくお願い致します。

さて、初任校長として、新年度に入って慌ただしく時を過ごし、気がつけば10日が過ぎてしまいました。余裕がなく、HPでのご挨拶、更新が遅れてしまったことをお詫び致します。

今年度、本校の学校教育目標は「自ら学び、共によりよく生きる生徒の育成」としています。これについて、始業式と入学式の式辞の中では「自主的に学んだり行動し、みんなで助け合ってよりよく生活できる生徒になろう」という意味であり、学校は自立した大人になるための勉強をするところであるから、中学校では「自分で考え、自分から誰かのためになる一歩を踏み出す」練習をたくさんしてほしい、という話をしました。

また、進学・進級した生徒たちに贈るエールとして、「成功」の反対は「何もしない、何も行動しない」ことであり、「失敗」とは「成功」の途中である。今までに多くの「失敗」をしてきた人も、胸を張って中学校の活動にチャレンジしていこう、という話もしています。

始業式も入学式も、生徒たちは大変に立派な態度で式に参加し、特に、入学式で2・3年生が歌った「ジュピター」は1年生の心に響くすばらしいものでした。今後、いろいろな場面での布佐中生の活躍を予感させるうれしい入学式の1日となりました。

布佐中学校は、保護者のみなさんと地域の方々の支援を受け、多くの大人が生徒たちを見守り、育てている学校です。本年度も、学校・保護者・地域が連携し「みんなでつくる地域の学校」をさらに推進していきたいと考えています。保護者・地域のみなさんには、そんな理想の学校づくりに向けて積極的に参画し、お手伝いいただければ幸いです。

どうかよろしくお願い致します。「教育」は「共育・協育」です。