校長室

校長室から発信

法隆寺now!

法隆寺の班行動です。ガイドさんの話を一生懸命に聞いています。

         

     

薬師寺now!

薬師寺で大変に素晴らしい話を聞くことができました。生徒たちまも一生懸命に耳を傾け、メモん取りながら学んでいました。

    

出発です

    新幹線にて。みんな元気です。

      

今年度も4校で頑張ります!「マナーアップキャンペーン」

 5月18日()布佐駅で、その前は竹内神社参道入り口で、例月実施しているあいさつ運動を4校(布佐中・布佐小・布佐南小・我孫子東高)が連携して行いました。これは4校防犯健全育成会議のメンバーである地域の方にお手伝いいただき、4校の生徒会・児童会の子ども達を中心に、あいさつの和を地域全体に広げて活気ある街づくりに資することを目的としています。毎月、竹内神社参道→布佐南小→布佐駅とローテーションで場所を移動して行っていますが、ここ数年来の布佐の街の風物詩として定着し、地域のみなさんや通勤で布佐駅を利用する方たちにもすっかりお馴染みとなってきました。

 子ども達の元気な声に、恥ずかしそうに俯いて通り過ぎてしまう方もいますが、ほとんどの方はしっかりとあいさつを返してくれます。中には「ご苦労様」と声をかけてくれる人もいて、子ども達のやりがいにもつながっているようです。

 ほんのちょっとした「地域貢献」のひとコマではありますが、布佐中学校では地域のみなさんを笑顔にするための「地域貢献」活動を今年度も可能な限り実践していきたいと考えています。何かありましたら学校の方へお気軽に声をかけていただければと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

                  

「チーム布佐」の団結!市内陸上大会

 5月15日()、第55回我孫子市中学校陸上競技大会が行われました。これは陸上部の大会ということではなく、東葛駅伝大会と同じく学校全体で代表選手を選出し、全校をあげて応援を含めた取り組みをしていくものです。

 このような大会であるため、いつも断わっていますが、生徒数が市内中学校の中で圧倒的に少ない本校はエントリーする選手の人数も含め、高い得点をあげることが難しい面があります。そんな状況の中、選手たちはこの1ヶ月弱、多くの先生方や学級の仲間の支援を受けて本当に一生懸命に練習に励んで力をつけてきました。

 試合では、すべての選手たちが自分のためだけではなく、「チーム布佐」のために全力を尽くして頑張りました。総合得点は男子5位・女子4位ということで、学校規模からすると決して下を向くような結果ではありませんが、生徒たちは「自分たちはまだまだできる」と早くも次への決意を新たに、意欲溢れる表情をしていました。そして、入賞した選手、自己ベストを更新できた選手を始め、標準記録を突破して県通信大会へとコマを進める選手も多く輩出することができました(表彰選手一覧については学校だよりでお知らせします)。県大会出場選手には、県大会でも自らの力を存分に発揮することを期待するとともに、今回の練習と大会で学んだことを自分たちの所属している部活動やこの後の駅伝へと活かし、さらに大きく飛躍してくれることを願っています。

 

 ※市内陸上大会の様子は「生徒の活動」にアップします。
  

市長さんを訪問しました!

 10日()、吹奏楽部の生徒2人を引率して市役所に市長さんを訪問しました。30分ほどの訪問時間でしたが、2人とも緊張気味で表情が強張っていたとはいえ終始しっかりとした受け答えもでき、大変有意義で貴重な時間を過ごせたと思います。市長さんからは震災のときの苦労話や市の役割、本校吹奏楽部への激励の言葉をいただきました。       

さて、順序が逆になってしまいましたが、何故2人の生徒が市長を訪問することになったかについてです。4月1日()、吹奏楽部が春のコンサートを開催して盛況であったということは既にお知らせ済みですが、毎年、その場で東日本大震災の復興支援に利用していただくためのチャリティー募金を行っています。いただいた募金については、東北地方の陸前高田氏と我孫子市に寄贈しており、10日は我孫子市に贈る募金を市長さんに届けに行ったということです。

 吹奏楽部の生徒が代表して訪問させていただきましたが、言うまでもなく、生徒たちの頑張りはもちろん、これは地域のみなさんのご協力あっての賜だと思っています。改めて感謝申し上げるとともに、引き続き吹奏楽部を始めとした本校へのご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

     

絆を深める!1年生校外学習

 27日()、1年生の校外学習で県立房総の村に行きました。これまでの1年生の頑張りを神様が見ていてくれたのか、晴天の下、日中は暖かさの中に爽やかな風を感じる校外学習日和の1日でした。

 今回の校外学習の一番の目的は、新しい学年・学級の仲間と仲良くなって絆を深めることです。仲良くなる一番の近道はお互いの笑顔です。だから笑顔満載の1日にしよう、そして笑顔になってもらうために友だちの良いところをたくさん見つけようと開会式では話しました。生徒たちは電車・徒歩の移動、午前中のウォークラリー、お弁当、午後からのレクといった活動の中でそれを意識して頑張るとともに、ウォークラリーでは班がまとまって協力し合う(仲間割れがあった班もありましたが…)、レクでは学年みんなで声をかけ合って楽しむという光景が見られました。そして、生徒たちからは「みんなで一緒に遊んで楽しかった」という声も聞こえました。こんなふうに全員がいつまでもお互いを温かく認め合える仲の良い学年集団を目指してほしいと願っています。

 楽しく充実した1日を過ごした1年生、正式日課となって仮入部も終わり、授業も部活動も本格的にスタートしています。まだまだこれから山あり谷ありの学校生活になると思いますが、ここまで、この校外学習を含めてよいスタートが切れています。これをますます前進させ、一人ひとりをしっかりと育てていけるよう、職員一同、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

 

※この校外学習の様子は、後日、「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらの方もご覧ください。

ようこそ1年生!歓迎集会

 13日()、新入生歓迎集会が実施されました。今年度最初の生徒会行事ですが、時間の限られた中で、生徒会も2・3年生もしっかりと準備をし、1年生への歓迎の気持ちを込めた工夫を凝らした、かつ心温まる発表(委員会活動紹介、部活動紹介、全体合唱)が行われました。見ていた1年生たちも笑いあり、驚きあり、感心ありと、それぞれの発表を食い入るように、集中して見ていました。

 1年生の方からも、2・3年生へのお礼の気持ちを込めた合唱の発表がありました。まだまだボーイズソプラノのかわいらしい声での合唱ですが、「入学式の後、たった2日間でどうやって練習したの?」と思わせるようなしっかりとした合唱であったと思います。

 私からは1年生に向けて、「自分で考えて決めることの大切さ」という話をしました。中学校に入学して最初の大切な選択・決定がこの委員会活動と部活動です。「自分の意志で自分が輝ける活動をしっかりと選び、自分で決めたことには責任をもって中学校生活を頑張る」中学生として、そんな意識をもったスタートを切ってくれればと願っています。

 

※新入生歓迎集会の様子は、後ほど「生徒の活動」にアップします。

希望を胸に!第72回入学式

 例年にない早い春の訪れで、残念ながら桜の花は散ってしまいましたが、暖かい晴天に恵まれた10日()、本校第72回入学式が挙行されました。多くのご来賓・地域のみなさんにご臨席いただき、祝福された新入生の心にも強く残ったのではないかとも思います。

 1時間をやや超える時間の式でしたか、71名の新入生たちは、緊張感の中で終始立派な姿勢と態度で式に参加することができました。背筋を伸ばして堂々と歩く入場の姿、担任の呼名に応えるしっかりとした返事に、これからの布佐中のさらなる発展を予感することができました。

 在校生もわずか2時間に満たない入学式練習でしたが、先輩として新入生の見本となる素晴らしい姿と迫力のある歌声で彼らの度肝を抜き、かつ温かい心が伝わる歓迎の言葉で新入生を迎え入れることができました。

 11日()からは、本当の意味で平成30年度、全生徒がそろっての新生布佐中学校がスタートします。新入生には、初心を忘れることなく、新しい環境で、新しい先生・新しい仲間とともに充実した学校生活を送れるよう前向きな気持ちで頑張ってほしいと願っています。

 保護者のみなさまにも、これから布佐中PTAの一人として学校と手を携え、お子様の成長のために「共育」(学校と共に育てる)、そして「協育」(学校と協力して育てる)をよろしくお願い致します。

 

※入学式の様子につきましては、後日、「生徒の活動」のページにアップします。

大盛況!春のコンサート

1日()、本校吹奏楽部・第9回春のコンサートが盛大に開催されました。大変にお忙しい中、市長・副市長・教育長にもご来校いただき、約3時間にわたるステージを熱心にご覧いただきました。

そして会場内の熱気、いつも保護者・地域の方を始めとしたお客さんの多さに驚いているのですが、開場前の体育館に列ができるなど、今年もかなり余裕をもって用意したはずの座席がほぼいっぱいになるという状況でした。本当に、応援していただける方が、今でも増えていることに感謝申し上げる次第です。

今回のステージも、卒業生を含めた吹奏楽部の生徒たち、卒業生合唱団アンサンブル・ルミエール、本校OB、団友、そして布佐小学校と布佐南小学校が加わり、毎年協力をお願いしている、ソプラノ歌手の吉田真澄氏にも出演していただきました。地域の方もよくご存知の布佐中バンドのスタンダード曲やクラッシックに加え、プチオペラの上演など、時間が経つのをすっかり忘れてしまう楽しい3時間を過ごすことができました。たくさんのお客さんの前で、精一杯自分たちの力を出し切った生徒たちの満足そうな爽やかな笑顔と最後の演奏を終えて涙する卒業生の姿がとても印象的でした。

平成30年度も、きっと地域に出て地域のみなさまに笑顔を届ける活動を本校吹奏楽部はめざしていくと思います。引き続き、多くのみなさまの応援をよろしくお願い致します。

 

※春のコンサートの様子は、「生徒の活動」のページにアップしましたので、そちらをご覧ください

旧井上家住宅にて!

 17日()、相島新田の旧井上家住宅の茶室で、本校布佐タイム茶道講座でご指導いただいている先生方が中心となって運営する茶会が開催されました。

 旧井上家住宅は、手賀沼干拓の歴史と江戸時代の名主邸の面影を残すなど、我孫子の歴史を語るうえでも非常に貴重な建造物であり、普段は家屋の中には立ち入ることができない文化財です。1ヶ月ほど前にはBS朝日の名家100選という番組でも1時間ほどの特集が放映されていました。

 そんな貴重な文化財を利用して、我孫子東高校の茶道部の体験実習を兼ねて開催された茶会に、本校の茶道講座の生徒たちも招かれて参加したわけです。午前中2回、午後2回のお点前でしたが、午前中は市長、午後は教育長も忙しいスケジュールの合間をぬって参加されました。生徒たちは大勢のお客様を前に緊張した面持ちこそ見られたものの、講座で学んだ作法をしっかりと思い出し、(本校卒業生を含む)東高校の生徒たちと協力してお客様をもてなしたり、自らもお茶をいただいていました。

学校外での本格的な茶道体験をさせていただいた先生方に改めて感謝するとともに、来年度の布佐タイムがとても楽しみになった1日でした。
 
    

     

第71回卒業証書授与式

 13日()、第71回卒業証書授与式が、教育委員さんを始めとした何と51名もの来賓のみなさんにご臨席いただき、保護者や多くの地域の方々が見守る中、盛大に挙行することができました。
 2時間を超える長い時間でしたが、卒業生・在校生ともに生徒たちの式に臨む姿勢や態度は大変にすばらしく、終わって退場後、来賓のみなさまからも「今年もまた感動しました」など、口々にお褒めの言葉をいただきました。

 106名の卒業生は、証書授与のときの返事・巣立ちの言葉・歌(仰げば尊し・さくら)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現し、その一生懸命な姿・成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。私が赴任して2年目に入学した生徒たちであり、3年間をともに過ごした思い出が甦り、こみ上げてくるものもあったのだと思います。

 1・2年生も同様に素晴らしい送別の言葉と歌(ジュピター)で、卒業生への感謝の思いと別れの気持ちを表現しました。その見事な姿に、両学年ともにこの1年間の成長と進級に値する力がついたことを確信しました。

 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまで本当に多くの地域のみなさんに愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」

「鎮魂竹宵の集い」から

 東日本大震災の被災者の霊を悼み、復興への思いを多くの人々で共有する「鎮魂竹宵の集い」が、10日()・11日()とショッピングセンター・エスパの駐車場で行われ、本校吹奏楽部が招かれて演奏をしました。

 毎年お招きいただいているのですが、特に今年は3.11という震災に襲われた日の、14:46という地震発生時刻の少し前に演奏が終わって、そのまま参加者全員で黙とうをするという、大変に光栄なプログラムの順番での演奏でした。

 演奏前に挨拶をされた市長さんからも、「震災のときに被災地に力をくれた布佐中の吹奏楽部は私の宝です」といううれしい言葉をいただきました。また、演奏の途中にはプロの声楽家お二人とコラボさせていただき、大勢のお客様に喜んでもらえたのではないかと思います。

布佐の地域を離れても市民のみなさんに愛され、このような大切なイベントで演奏させていただける本校の生徒たちは本当に幸せであり、このような貴重な経験を通して一人ひとりが確かに成長していることを強く思います。この後、トップページにアップした「春のコンサート」も開催しますので、どうぞ、たくさんのみなさんのご来場をお待ちしています。
 
    
     
     

語り部さんに学ぶ!「ふさカリキュラム」の集大成

 本校総合学習の要である「ふさカリキュラム」のまとめとして、語り部さんへの訪問を今年も6日()に実施しました。ふるさと布佐の歴史と文化を学び、布佐に対する愛着と誇りを身につけ、布佐の地に貢献できる人材を育てるための大切な取り組みです。また「ふさカリキュラム」は、小中学校で推進している小中一貫教育の柱として開発された布佐中学校区自慢のカリキュラムでもあります。

 当日は、それまでの事前学習で調べたそれぞれのテーマごとに、各自が自分自身の課題をもって、語り部さんの話をただ聴くだけの受け身な学習ではなく、課題解決に向けた能動的な学習となるように準備して出かけていきました。

 私が訪問させていただいたときの様子を見ても、後から職員や何人かの語り部さんに話を伺っても、語り部のみなさんの大変に熱の入ったお話に、生徒たちが真剣な表情で耳を傾けると同時に、調べてきたことを基にした積極的な質問が飛び交い、大変に有意義な時間が過ごせたということです。こんなに素晴らしい学習の時間が卒業前にとれる3年生の生徒たちは本当に幸せだと思います。ご協力いただいた語り部のみなさんには改めて御礼申し上げます。

 この学習をもとに、3年生たちは地域の未来への提言を一人ひとりが考えて「布佐カリキュラム」を閉じますが、どんな前向きな意見や考えが出てくるのか今から楽しみにしています。

        

感謝を込めて!3年生を送る会

 5日()、3年生を送る会が行われました。寒さが一段落した参観にはもってこいの体育館で、笑顔と感動に溢れる温かい時間があっという間に過ぎ去っていきました。ご来校いただいた地域・保護者のみなさまには、ご多忙の中、本当にありがとうございました。

 1年生の発表は、オリジナルの脚本で1年生らしくかわいらしい笑いあり、工夫ありの発表でした。3年間の授業や日常生活を描いた場面では、3年生は自分たちの3年間を振り返りながら、楽しげな表情で劇に集中していました。コマーシャルをもじった映像を創作してみんなを喜ばせるなど、手の込んだ場面もふんだんにありました。

 2年生の発表は、昨年同様にミュージカルの要素を採り入れた素晴らしい発表でした。耳の不自由な伴奏者を加えた合唱団の葛藤とそれが原因の仲間割れ、幾多の試練を乗り越えて全員の心が一つになるまでを描いた「夢を信じて」という劇を見事に演じました。重いテーマの中に笑いを採り入れたり、合唱の中で苦労して覚えた手話を交えるなど、見ている者の目を釘付けにしました。

何よりも、両学年ともに大道具・小道具・背景など、裏方も含めて学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したものだと改めて思いました。それぞれの学年の合唱も最高の出来であったと思います。この3年生を送る会の成功をステップとして新しい学年に進級する、その証を全校の前で堂々と宣言したように感じさせる半日だったと思います。

 最後に、3年生からの素晴らしい発表もありました。入試の真っ最中、ほとんど練習する時間が取れなかった中での発表でしたが、先生方への感謝の手紙、学年合唱での真剣な表情からは、この送る会へのお礼だけでなく、今までお世話になった多くの人たちへ心を込めた感謝の発表であったと感じ取れました。

そして、これらの発表を支えた生徒会の幕間、「よくぞここまで」と思わせるほど手の込んだ、そしてよく考え工夫された創作映像は、会場で見ている人全員を笑いと驚きの渦に巻き込んでいきました。放課後遅くまで残り、手間暇かけて作った幕間の発表に加え、ここまでの企画・運営、入念な準備をしてきた生徒会役員のメンバーに敬意を払うとともに、改めてお礼を言いたいと思っています。
 
    
※3年生を送る会の様子(写真)については、別途「生徒の活動」のページ
 にアップします。

職員玄関にお雛様!

 昨年に続き、3月の雛祭りを前に玄関に立派なお雛様が飾られました。これは数年前に寄贈していただいたものですが、職員だけでは飾りつけができずに時間もとれないことから、一時は倉庫にしまったままで宝の持ち腐れとなっていたのもを、地域の方のご協力によって復活させることができたものです。

 まだまだ寒い日が続き、春遠からじという感じがする日々ですが、朝、出勤してお雛様が迎えてくれると、何だか心温まる思いで1日のスタートが順調に切れそうにも感じます。生徒たちもこれを見て春の訪れを感じると同時に、日本の伝統文化にも心を馳せてくれればと願っています。
  

本物の世界に触れる大切さ!音楽特別授業

 昨年に続いて3年生の特別授業・音楽鑑賞教室を19日()に実施しました。今年も邦楽分野の第一人者で、薩摩琵琶のプロ奏者であり、地元の出身(布佐中出身でもあります)でもある久保田晶子様をお招きし、生徒の前で生の演奏を披露していただきました。

 私も毎年拝見させていただいていますが、3年生の授業で1クラスずつ3時間、音楽室で、生徒たちの目の前で開かれたミニコンサートは本当に圧巻でした。時間の経過を忘れる素晴らしさで、私もその圧倒的な迫力に昨年以上に言葉を失いました。生徒たちも音の美しさや朗読の迫力を肌で感じとることができたのか、集中して1時間、真剣な表情で聴き入っていました。また、演奏の途中で薩摩琵琶の紹介、授業の終わりには自分が琵琶の世界に足を踏み入れたきっかけ、何事にも熱意をもって取り組むことの大切さ等々の話をしてくださいました。生徒の記憶にも強く残ったのではないかと思います。また、杜子春の朗読では、クラス2名ずつの代表が琵琶の演奏とコラボするという貴重な場面も用意していただき、本当にあっという間に時が過ぎったように感じます。

 まさに本物に触れ、本物を感じて、生徒たちの心も澄み渡ったのではないかと思います。音楽に限らず、このような有意義な取り組みをもっともっと学校教育に取り入れていけたら…と思った1日でした。

     
     

高校生が先生!テスト前学習会

 13日()・14日()に行われる3学期定期テストに向け、我孫子高校に依頼し、教員養成コースで学ぶ教員を志している生徒を派遣してもらって学習会を実施しました。

 この取り組みも、これまでの地域の方のサポートを含めると10数回を数え、生徒への指導経験を積んだ地域のみなさんや生徒たちと年齢が近い高校生が教えてくれるということもあり、とても充実した学習の時間を過ごすことができました。

 12日()は祝日ということもあり、3時間と長い時間の学習会でしたが、とても集中して頑張っていました。学習会で学んだことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と思っています。

 中学校は部活動もあり平日は時間的に厳しい面もありますが、このような補習体制がテスト前だけではなく、日常的にも展開できるような手段はないだろうかと思案していました。そんな時に、先日のミニ集会でも話があった「布佐子ども学習室」が産声をあげようとしていることは、生徒たちの学力向上にとって本当に願ってもないことだと思い、学校としても連携していきたいと考えています。

そんな地道な取り組みの一つひとつによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐地域の子ども達の学力を向上させたいと願っているところです。今後ともよろしくお願い致します。
      
      
      

疾風怒濤!「チーム駅伝・布佐」県大会第4位

 10日()、柏の葉公園周回コースで千葉県新人駅伝大会が行われました。好天に恵まれ、やや気温も高めの中、県内各支部を勝ち抜いてきた50チームの選手たちが全力で襷をつないで走りぬきました。本校は既にお知らせしているとおり、男子チームが一昨年に続き、この晴れの舞台への出場です。9:00からの開会式の後、女子に続いて11:20に男子の部がスタートしました。

 選手たちは一人ひとりがもっている力を十分に出し切って、何と4位という好成績を収めました。しかも3位とは2秒差、2位とも4秒差という快挙です。団体競技で、布佐中のような小規模校が県大会で4位に入賞するということは本当に奇跡的なことだと思います。

しかし、選手たちはもう一息で2位も夢ではなかったという結果に、満足というよりは悔しさを滲ませていました。私からは、県の4位だから堂々と胸を張ってよい素晴らしい結果であること、今の悔しさがまた次に繋がること、そして何よりも総体では関東大会出場をねらえる力があることを実感としてもてたことが大きな収穫であるということを話して激励しました。

この大会で選手たちがつけた自信、もう一歩で3位入賞を逃した悔しさが、彼らをまた次のステップに向けて大きく成長させてくれると信じています。また、駅伝部に限らず、冬季トレーニングで膨らませたそれぞれの部活動の蕾が、平成30年度の各大会で大きな花を咲かせることを期待したいと思います。今後とも応援、よろしくお願いします。


※大会の様子は「生徒の活動」にアップします。

小中一貫の要!小小交流活動実施

 8日()、かねてよりお知らせしている小中一貫教育の取り組みの一つである小学校6年生の中学校登校を1月30日()に続いて実施しました。今回は、入学を2ヵ月後にひかえ、小学生同士にもっと仲良くなってもらおうという目的で小小の交流活動を中学校体育館で実施。その後に生徒会長と私から中学校生活とその心構えについてレクチャーするという内容です。

 数えてみると、6年生の児童たちはもう6回目(合唱祭見学を加えると7回目)の中学校登校です。すっかり勝手知ったる他人の~で、何のためらいも躊躇もなく自然に中学校の校舎に入ることができるようになりました。

 開会式が終わり、布佐小・南小がレクリエーションをしながらグループを作り、グループごとに和やかに自己紹介をしました。見ていてとても微笑ましい時間でした。その後、合同チームでドッジボールを行いましたが、どのチームも一生懸命でとてもチームワークがよく、和やかな交流ができたと思います。

 もう入学に当たって布佐小・南小の壁は取り払われました。ここまでの取り組みで中学校へのギャップもかなり低くなってきています。3月にもう一回、中学校登校を実施しますが、子ども達の様子を見ていて、大きな成果が上がっていることを実感しています。今年度の実践をしっかりと振り返り、来年度もこの取り組みを、さらに充実した形で実施していけるように考えていきたいと思います。地域・保護者のみなさまにおかれましても、気づいたことやご意見等ございましたら学校までお知らせいただければ幸いです。

 
    
     
     
 

力作の宝庫!大空・太陽学級合同作品展

 2日()から5日()にかけて柏・我孫子地区特別支援学級合同作品展「花と太陽と希望の作品展」が、昨年から会場が変更となりましたが、パレット柏内の市民ギャラリーにて開催されました。ちなみに、子ども達が大変に熱心に取り組み、出展作品数が多くて会場が手狭になったため、来年度は柏地区と我孫子地区が別々の開催となるようです。

 本当に、会場中を埋め尽くす絵画、工芸工作、習字の展示、すべての作品が本当に素晴らしく、完成度の良し悪しは様々ですが、それぞれの作品の裏側には、子ども達が心を込めて一生懸命に制作に取り組んだ様子が垣間見えます。私も教育委員会に在職していた関係で、他校の子ども達も何人かは知っているのですが、その子たちが自分なりに頑張って作品を仕上げたことを想像すると感慨深いものがあります。

 本校の生徒たちも、受験を控えた3年生を含めて大変に忙しい中で、頑張って作品を作って展示しました。子ども達をたくさん褒めてあげたいと思います。また来年、1年間年齢を重ねた子ども達が、1年分成長して作った作品を見に行くのがとても楽しみです。
     

     

      

      

地域と共に!調理実習での笑顔

 1月の終わりから、2学期、そして昨年度に続いて家庭科の授業(調理実習)に地域のみなさんのサポートをいただいています。2学期は2年生が祭り寿司をつくりましたが、今回は1年生が1クラス3回ずつ、いわしのかば焼き・シチュー・ハンバーグに挑戦しています。そうなると、学年3クラス×3回ということになり全部で9回、これが3月の初めまで続き、1回の授業に4~6人ずつ、延べで50人以上もの方々にご協力いただくことになります。

 毎年書いていますが、1年生は初めての調理実習ということで、道具のある場所、扱い方等がわからずに先生一人では対応しきれないというのが現状です。包丁を持つ手の不慣れさなどを見るにつけ、目が行き届いて危険を回避できるという点でも本当に助かっています。地域のみなさんも、既に何度か経験されている方々が増えてきましたので、中学生との接し方にも大変にスムーズで会話を楽しみながら指導されている様子がとても微笑ましいです。そして多くのみなさんが「こんなに楽しい時間をもらって生き甲斐にもなる」と心から言っていただいているのが本当にありがたいです。

 ここのところ、時間に追われて忙しい日々が多かったのですが、自分たちでつくったかば焼きをおいしそうに食べている生徒たちから、私にもおすそ分けがあり、給食と併せてすっかり満腹になりました。生徒たちの満足気な顔と各グループに寄り添っていただいている地域の方の笑顔がとても素敵で印象的でした。

         

※調理実習の様子は、この後「生徒の活動」のページに随時アップし
    ていきたいと思います。

布佐中旋風全開!!バレー部1年生大会優勝

 27日(土)、バレーボール部の1年生大会が久寺家中学校を会場として行われました。 
 1年生大会ということもあり、試合の組み合わせは当日、抽選によって決定し、本校は白山中学校、我孫子中学校と同じグループリーグで戦うことになりました。初戦、白山中相手に1セット目の立ち上がりでつまづき、後半に素晴らしい追い上げを見せましたが、惜しくもジュースで取られてしまいました。しかし、ここから本領発揮、1セット失ったことでかえって肩の力が抜けたのか、声も出てチームワークも見違えるようによくなり、2・3セットを危なげなく取って初戦を白星で飾りました。続く我孫子中戦も競り合う場面こそありましたが、2セットを連取してグループリーグ1位で決勝トーナメントに進みました。準決勝はもう一つのリーグ2位の湖北中が相手です。この試合も立ち上がりこそ不安定なところがありましたが、波に乗ってからは相手を寄せ付けず、2-0の勝利で決勝へと進出です。決勝戦は湖北台中、この試合は今までよりもリラックスした表情で立ち上がりから自分たちのよいプレーを随所に見せ、後半こそ追い上げられたものの、1セット目を先取。2セット目もいい流れで中盤までリードしていたのですが、相手もさすがです。強烈なサーブにレシーブを乱され、1-1のタイにもちこまれました。運命の3セット目、選手たちは自分たちのプレーをやり切って自分たちの目標を達成しようということを確認し合い、元気よくコートに飛び出していきます。結果、3セット目は何と相手を5点に抑えて見事に優勝を勝ち取ることができました。
 実は、本校バレー部は部員が6人です。つまり、選手がコートに出るとベンチには応援生徒どころか交代選手もいない状況です。そんな状況でも生徒数3倍以上、部員数3倍以上の学校と戦って、正々堂々と勝ち切ることができること、努力してきたことが報われることを身をもって証明してくれました。この状況は、同じく1年生大会を制した野球部・男子バスケットポール部も同様です。結果は出なくても同じように頑張っている他の部活動、そして駅伝も含めた布佐中部活動の大活躍・大躍進を心からうれしく思うと同時に生徒たちを誇りに思います。
 いつも応援していただいている保護者のみなさんにも厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 ※大会の様子は新春マラソン大会の様子と一緒に「生徒の活動」の
  ページにアップします。

駅伝部大激走・県大会出場へ!!

 24日()、冷たい風が吹きすさぶ中、葛南新人駅伝大会が柏の葉競技場で実施されました。残念ながら前々日の降雪の影響で周回コースが使用できなくなり、競技場の外周を走って各区間選手のタイムを合計して順位を出すという競技方法となってしまいました。そのような状況ではありますが、14()の銚子駅伝大会で素晴らしい好成績を収め、幸先良いスタートを切った本校の生徒たちは、新チームとして万全を期して県大会出場を目標にこの日を迎えました。

 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、バスケ部やバレー部、クラブサッカーの生徒たちも加わっているのですが、インフルエンザや体調不良の生徒もおり、Bチームの部は棄権せざるを得ないという状況で、小規模校の現実は如何ともしがたく、本当にぎりぎりのメンバーで戦ってきました。

 ロードレースが終わり、午後から、まずは女子と男子1年生の部がスタート、最後に男子の部のスタートという日程でした。県大会出場の枠が3校と例年より厳しい状況でしたが、特に男子はその可能性が十分であり、自然と応援にも熱が入って寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果男子Aチームが準優勝、選手はすべての区間のレースで大いに見せ場をつくり、見事に県大会への切符を手にしました。1年生の部と女子の部は選手がインフルエンザでそろわなかったり、練習が十分にできていないで状況でしたが、ロードレースも含め、出場した全員が最後まであきらめることなく、今できる自分の力を出し切ることができました。

 閉会式後のミーティングでは、男子チームのこの結果は一緒に競い合い、励まし合ってお互いを伸ばし続けた「チーム布佐中駅伝」としての全員の成果であり、県大会上位校とも十分に競い合える力をつけてきたことを確認し、今後のさらなる躍進を誓い合いました。

 生徒たちは、爽やかな笑顔と自分たちのあげた結果に実感が湧いてないような複雑な表情をしていましたが、きっと「まだまだできる」「満足していない」という気持ちの裏返しがそうさせたのだと思います。規模の小さい生徒数の少ない布佐中が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、よくここまで成長できたと思います。厳しい練習に耐えて頑張った生徒たちを讃えるとともに、ここまで生徒たちを伸ばしてくれた先生方に改めて感謝です。

 そして、県の新人駅伝大会は同じ柏の葉で2月10日()、今度こそ周回コースで行われる予定です。晴れの舞台に立つ生徒たちの活躍に期待して、応援をよろしくお願いします。

 

※大会の様子は「生徒の活動」のページにアップしましたのでご覧く
 ださい。

林間学校の第一歩!佐藤公先生に学ぶ

 平成30年度6月、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を実施します。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習(総合学習)がいよいよ始まりました。

 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、布佐中学校は市内で唯一、東日本大震災の直後からその安全性に細心の注意を払い、福島県裏磐梯方面への林間学校を実施しています。これは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されているからであり、生徒の興味関心に応じたテーマがすべて設定できるからです。

 そして、18日()は生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業でした。この大切な授業に、布佐中は何と現地福島から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただいています。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、かってNHKテレビ「ブラタモリ」に出演されて案内役を務め、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っていらっしゃいました。布佐中には子ども達のために、今年でなんと8年連続で足を運んでくださっている先生です。

 私も昨年まで3年連続で授業を受けさせていただいています。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業であり、昨年よりも一段とパワーアップした印象を受けました。導入がこんなに楽しい授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じています。

 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現するということを再認識した次第です。

 

※授業の様子については「生徒の活動」のページにもアップしていま
 す。
 
    

新聞社による出前授業から学ぶ!

 ホームページのトップで紹介した新聞社による出前講座を17日()に1年生を対象に実施しました。

 この日は読売新聞社千葉支局から支局長の森昭雄氏にご来校いただき、新聞の必要性や役割について話しをしてもらう予定で昨年末にも打ち合せをしています。当日は、生徒人数分の朝刊・実際に記者が使用しているメモ帳・その他多数の資料を用意していただき、大変にわかりやすい話で「あっ」という間に時間が過ぎてしまいました。

 前半は新聞の構成と書き方について実際の記事を使って説明されましたが、生徒たちは新聞の読み方だけではなく、自分たちが学級新聞や行事の後に作成する新聞の参考になったのではないかと思います。後半は新聞ができるまでの過程を通して、新聞とネットニュースの違いや情報リテラシーに関する話でしたが、生徒たちは自分がネットを使っていて怖い体験をしたことを思い出して真剣な面持ちで耳を傾けていました。話を聞きながら、さっそくいただいたメモ帳を使ってメモを書いている姿が微笑ましかったです。最後に、生徒から「朝刊が家に配達されるまでの流れと時間について」「記事が少ない場合のページ数の増減について」質問がありました。

 昨今、新聞をとっていない家庭も急増し、3年生の校長面接をしていてもその多さに驚きます。その賛否はともかく、今日の話を聞いてネットニュースに潜む危険への理解や読解力の向上=学力の向上に果たす新聞の役割等について考えるきっかけとなればと願っています。

 

P.S.

 この新聞社出前講座については、21日()の読売新聞に掲載されます。また、先日の能楽体験教室については期日未定ですが、後日千葉日報に掲載されますので、ご覧いただければと思います。

        

※授業の様子については「生徒の活動」のページにもアップしていま
 す。

伝統芸能に触れる!能楽体験

 16日()、ホームページのトップ画面で紹介させていただいた2年生対象の能楽体験教室を実施しました。

 これは文化庁の補助金事業として、県が千葉県能楽連盟を通して実施するもので1年間に県内で6校程度が選出されて行われる取り組みです。今年で3年目を迎えるということですが、中学校での実施はまだほんの数校しかないということでした。

 実は、2年生は昨年からこの日に備えて能の歴史や演目について学習したり、能楽連盟の方にかんたんな所作を指導してもらっていたのですが、その甲斐があって本番の体験も大変にスムーズで中味の濃い時間となりました。内容としては、最初に能楽連盟のみなさんから実際の演舞を披露していただき鑑賞をする。その後、太鼓、大鼓、小鼓、舞、謡のグループに分かれて専門家の指導を受けながら体験する。そして体験の成果を全体の前で発表し、最後には貴重な面を実際につけさせてもらうという流れでした。

 生徒たちは真剣な表情で能楽師のみなさんの演舞に集中。自分達の体験には本当に一生懸命で真剣に取り組み、指導に当たってくれたみなさんから、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。そして本番の発表、緊張して声が小さくなってしまう生徒もいましたが、短い時間によくここまで…と感心させられる発表が多かったように思います。

 この体験教室を通して、生徒たちには日本の伝統芸能に脈々と受け継がれている心・精神の一片でも感じてもらえればと思っています。そして、これからのグローバル社会を生きていく中学生に必要な「日本の伝統や文化に親しみ、それに誇りをもって他に語ることのできる力」をつけていくための財産となることを願っています。

 能楽連盟のみなさんへの感謝とともに、能の鑑賞や生徒たちの様子を参観に学校まで足を運んでくださった大勢の地域のみなさんにも感謝申し上げたいと思っています。

 

※体験教室の様子については、「生徒の活動」のページにもアップし
 ています。
 
  

激走!銚子駅伝大会第5位

 14日()、銚子半島一周駅伝大会が行われました。昨年からコースの変更があり、8区間が6区間に短縮されたこともあって参加校が減りましたが、それでも県内各地から強豪44校が参加し、一般道に通行規制を行って実施する大きな駅伝大会です。当日は学校外で参加しているクラブの試合がある生徒がいるなど、チーム全員での参加とはいきませんでしたが、参加できた選手たちは前日より現地に入り、コースの下見・練習・打ち合せと万全の準備をして本番に臨みました。

 午前11時30分、銚子漁港のシンボルロードをスタートし、1区は3.8㎞という長丁場、2・3区は箱根駅伝さながらの山登りと山下り、他にも海沿いの風の強いコースなど、東葛駅伝とはまた一味違った6区間のコースを選手は走りぬき、付き添いの部員たちも選手をよくサポートして助けました。

 結果、44チーム中・5位と、3年生も走っている他の強豪校を相手に布佐中の過去の最高成績を上回る結果(我孫子市内では白山中に続いて2位)でした。全選手が全力疾走で襷をつなぎ、当初の目標であった10位入賞を立派にクリアする疾走だったと思います。

私は1区で選手の引率をしていましたが、身が凍るような寒さの中、選手は自分の立てた計画に沿ってしっかりと準備をし、ストレッチやアップ走など、完璧にこなしている姿に感心しました。選手がスタートした後は、ライブのネット中継に釘付けとなっていましたが、とにかく、すべての区間の選手が自分の役割を自覚し、それぞれのベストに近い走りを見せてくれました。4区では一時、トップに立つかという場面もあり、見ている私の方が緊張して興奮してしまったほどです。 

 「チーム布佐中駅伝」は、この新年最初の大きな大会を、チームワークよく見事に結果にも結びつけました。しかし、彼らがこの結果に満足しきっていないことは一人ひとりの表情や会話からも強く感じられます。この後、今月24日()には葛南新人駅伝大会という大切な大会が控えています。「チーム布佐」の健闘とさらなる躍進を信じて、できる限りの支援をしていきたいと思います。保護者・地域のみなさまにも、引き続きの応援をよろしくお願い致します。

 

P.S

 銚子駅伝と日程が重なってしまい応援に行けませんでしたが、バスケットボール部男子は1年生大会で優勝、バレーボール部も近隣大会で第3位と、昨年の野球部・テニス部の県大会出場に続いて大健闘をしています。

※銚子駅伝大会の様子については「生徒の活動」のページにもアップ
 しています。
 
        

1年の計は3学期始業式にあり&避難訓練

 保護者・地域のみなさん、明けましておめでとうございます。「校長室から」の更新が遅くなってしまい申しわけありませんでした。今年もこのページに限らず、布佐中学校ホームページは、随時最新のものに更新していきますので、ご愛読よろしくお願いします。

 さて、9日()は3学期の始業式でしたが、私からは平成30年を迎えるに当たって、身近にある例をあげながら、自分の「志」について考えてほしいこと。自分を変えるために、自分の未来の可能性や好ましい未来像を頭に描き、それに向かって具体的な行動目標を立て、一歩ずつ成功体験を積み重ねていってほしいこと。「意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人間そのものも変わっていく」ということについて話しました。そして、話の終わりには全校を代表して生徒会長に「今年初詣に行って神様の前で宣言した具体的行動目標」について聞いてみましたが、見事に自分の決意を述べることができ、体育館いっぱいの拍手が起こりました。その後、各学年代表の生徒から「3学期の決意」が発表されましたが、どの生徒も意欲に溢れ、特にさすが3年生、式が終わった後に思わず駆け寄って「先生の代わりの始業式式辞でも大丈夫、素晴らしい発表だったね」と生徒を褒めました。入試のため出席できなかった生徒、体調を崩して欠席した生徒もいましたが、2週間ぶりに全校生徒のしっかりした様子を見て、平成30年も布佐中学校は安泰でたくさんの教育活動に全力で邁進できることを強く確信しました。

 始業式終了後、避難訓練が予定されており、今回は訓練終了後に本校コーディネーターであり、東日本大震災当時に「ふさの風まちづくり協議会会長」を務め、震災避難・復興の陣頭指揮をとられた村田正敏さんにお話をもらいました。村田さんからは、震災当時の映像を交えながら、地震に限らず自然災害から自分の命を守るために日頃から備えておかなくてはいけない心構え、いざ自然災害が発生したときに地域が中学生に期待している役割等について、生徒のインタビューに答える形で教えていただきました。いつもの避難訓練とはちょっと違った雰囲気の中、生徒たちは村田さんの話から多くを学んで心に留めことができたようです。村田さん、ありがとうございました。

   


   

小中高連携・地域連携書初大会

 23日()、布佐中学校武徳館(武道場)にて小中高連携・地域連携書き初め大会を実施しました。祝日にも関わらず、当日は早朝より地域にお願いした講師の先生・地域ボランティア(地域ルーム)のお手伝いの方々・小中三校の先生方、そして我孫子東高校の先生・生徒とたくさんの方々に応援いただき、大変にスムーズな運営ができ、参加した子ども達も満足感いっぱいに過ごすことができていました。

 子ども達の感想の中には、「先生方が丁寧に教えてくれて上手な字が書け、宿題も終わってよかった」とか「小中学生が一緒で最初は緊張したけど、交流もできたし、中学生の上手な字が見られて参考になった」「たくさんの人に教わり、家でやるより集中してはかどった」等々の意見がありました。また、高校生からは「普段は教えてもらう方なのに、アドバイスをする立場になって勉強になった」との感想がありました。

 この後、子ども達からの意見を基にして、来年度の方向性を決めていくことになりますが、「来年も参加したい」という多くの子ども達の声に応え、より意義のある書き初め大会にしていきたいと思います。また、新年1月11日から16日()(土日を除く)は布佐中学校B棟2階に参加者全員の作品を展示し、地域・保護者のみなさんや小学生にも開放します。たくさんの方々のご来校をお待ちしていますので、よろしくお願いします。

 終わりになりますが、ご協力いただいた地域のみなさん、我孫子東高校のみなさん、小中学校の先生方、特に小中三校の中心となって企画・運営に携わってくれた実行委員のみなさんに改めて御礼申し上げます。


     
       

「後ろ姿で教える!」大掃除での地域の教育力

 21日()、学期末の大掃除では毎回になりましたが、地域の方にお手伝いしてもらい、生徒ともにトイレ掃除に汗を流していただきました。

 清掃が大好きできれい好きの方が黙々便器を磨いていたり、ご高齢の方が、トイレの床に膝をついて一生懸命に拭いている姿を見て、生徒たちは自然と無言になり、全力で清掃に取り組むようになったのが印象的でした。きっと自分たちのために、地域の方が無心で働く姿に心を動かされたのだと思います。

 私たち教職員も、清掃に限らず日頃から率先垂範を意識して活動していますが、なかなか生徒の心を動かして行動化させるところまでには至りません。まさにこれが「地域の教育力」なんだろうなということを実感しました。

 この例に漏れず、これからも学校・家庭・地域が連携した「みんなで創る地域の学校」で、よりパワーアツプした教育力をもって生徒を育てていきたいと考えます。今回、お手伝いいただいた方へのお礼とともに、今後のさらなるご支援とご協力をお願いする次第です。

「布佐タイム」29年の歴史の集大成!文化活動発表会

 12月2日()、平成29年度文化活動発表会が保護者・地域の方々にご参観いただき盛大に開催されました。この発表会は、本校の特色ある教育活動の一つ「布佐タイム」の講座で3年間学んだ成果を発表するものです。

 午前中は琴講座を皮切りに、ハーモニカ講座、三味線講座と見事にそろったきれいな音色の演奏、そして郷土芸能、なぎなたと見る者を釘付けにするような演舞や演武、最後に吹奏楽部の会場を魅了する演奏。午後は書道、華道、絵画、美術部の作品展示、大空・太陽学級の菓子販売。名人顔負けの作品が並んでいました。さらに、柔道の演武、気象学の発表、茶道のお茶体験、グローバルピースの発表など、見る者・参加した者を惹きつける工夫や努力の跡が感じられて本当に楽しく有意義な1日でした。

 フィナーレでも、広島平和記念式典参加報告と英語スピーチコンテスト代表生徒発表があり、しっかりと充実した1日を締めくくりました。私からは、生徒たちの頑張りを讃えるとともに、改めて「布佐タイム」の素晴らしさについて「こんな発表会は日本中どこの学校に行ってもやってない。専門の先生や地域の方が30名以上、しかも年間に10回前後も、29年にもわたってご指導いただいているというのは奇跡的。」「3年間継続して同じテーマを学習することで、初めて布佐タイムで目標としている力(探究心、表現力、異文化理解、日本の伝統・文化理解、地域との関わり方・つながり方を学ぶ等々)が身につく。1年間の学習ではとてもこんな発表会はできない。」ということ、そして「今後、中学校を卒業してからも継続して学んでいける生涯学習のきっかけとなるものをつかんだ人が少しでも増えてほしいと願っている。」という話をしました。

 今年度はこの発表会をもって「布佐タイム」の幕を閉じますが、来年度以降もこれをさらに継続・発展させ、子ども達にとってさらに有意義なものにしていきたいと強く思っています。今年度もお忙しい中、講師を引き受けていただいた諸先生方に感謝し、再度御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

※文化活動発表会の様子につきましては、後日「生徒の活動」のページにアップしますので、ご覧いただければと思います。

認知症を学ぶ!地域のために

 29日()、一昨年、昨年に引き続き、我孫子市消費者の会のみなさんによる出前授業「認知症講座」を3年生対象に実施しました。パワーポイントを使用したり、ロールプレイングを交えながら大変にわかりやすく丁寧に授業をしていただき、生徒たちも真剣な表情で参加し、ワークシートにも質問に対する答えや自分の考え・感想をしっかりと記入していました。

 我孫子市、特に布佐を含む東部地域は高齢化率が非常に高くなっています。そのような地域に暮らす生徒たちに認知症について学ばせることはとても大切なことだと思っています。また、この学習を通して、例えば祖父母と一緒に暮らしている生徒たちが当事者意識をもったり、地域を歩いているときに認知症の疑いがある方と出会ったときにどんな対応をしたらよいかを考えることは、生徒たちに社会参画意識を育てるうえでもとても重要であると思います。また、このこと自体が地域貢献に結びつくとも考えています。

 「みんなで創る地域の学校」を掲げる布佐中学校です。また来年度以降もこの学習を継続させ、この地域で生きる、布佐の明日を担う大切な生徒たちの「生きる力」を育てていきたいと思います。

 消費者の会のみなさん、ありがとうございました。

      
     

大盛況!70周年記念誌発刊の集い

 昨年度、創立70周年を迎えた本校は、3月に記念式典、及び記念行事を実施することができました。そしてこの度、本校関係者並びに地域の方々のお力添えにより記念誌が完成し、そのお披露目を兼ねて 集いの会をもたせていただきました。

  当日は市長・副市長・教育長にもご臨席いただき、本校OBや関係者、たくさんの地域のみなさんなど、総勢150名近い方々にご参会いただき、吹奏楽部のアンサンブル演奏もあって、短い時間ながらも大変に内容の濃い盛大な会となりました。

 また、布佐の会ボランティアのみなさんを始めとした有志の方々が準備に、後始末にと本当によくお手伝いしてくださり、会の成功に向けて力を貸していただけました。改めて感謝申し上げます。

 これに限らず、この70周年に関わる一連の事業には、地域ルーム関係を中心とした地域のみなさんの献身的な働きが大であり、学校だけでは到底、実施することは不可能であったとつくづく思います。昨年からここまでの長期間にわたるご苦労には、感謝してもしきれない思いです。本当にありがとうございました。

  今年度は創立71年目ということで、また新たな布佐中学校の歴史を刻むべく、職員生徒共々頑張っているところですが、次の節目に向けて保護者・地域のみなさまの一層のご支援とご協力を改めてお願い申し上げる次第です。


      

    

響け感動の歌声!平成29年度合唱祭

11月17日()、印西市文化ホールにて平成29年度合唱祭がたくさんの地域・保護者のみなさんにご来場いただき、また、布佐小・布佐南小の6年生も3年生の演奏を聴きに会場を訪れ、盛大に開催されました。

それぞれの学年・学級で、それぞれの特色を出した素晴らしい合唱の発表でした。本当に1日があっという間に過ぎていったという思いです。生徒たちの素晴らしい歌声がホールいっぱいに響き渡り、それに聴き入っていたら時間がとても短く感じました。

開会式で1・2年生には1学期の歌声交歓会よりも大きく成長した姿を、3年生には中学校生活最後の合唱祭に懸ける思い、2年間を共に過ごし、数ヶ月後には一緒に卒業していく学級の仲間への思いが溢れる演奏を期待しているという話をしましたが、各学級の演奏と生徒たちの一生懸命に歌う表情から見事にそれが伝わってきました。どの学級にも歌声活動が嫌いとか苦手な生徒が何人かいるはずですが、誰1人としてそれを感じさせないステージで、賞をとった、とれなかったはありましたが、見ていて学級による差などほとんど感じさせない発表であったと思います。学級全員が心を一つにして、合唱祭に懸ける思いを全力で表現していたからであり、そのメッセージが伝わったからこそ、歌の完成度云々に関わらず、聴く側の人たちが真剣な眼差しでステージ上の全ての学級の発表に魅せられていたのだと思います。

  2人の講師の先生からも、それぞれの学級のよさや布佐中全体が年々レベルアップしていること。合唱曲では、その詩のもつ意味をしっかりと理解し、聴く側にどう伝えていくかが大切であり、多くの学級でそういったことを意識した取り組みがされていたというお話をいただきました。

次は3学期、学級を越えて3年生を送る会や卒業式での歌声、つまり学年や全校でのまとまりが問われることとなります。最優秀賞も優秀賞もない日々の歌声活動にどう取り組めるかで布佐中生の真価が問われます。みんなのために心を合わせて人とつながることの大切さを学んだ合唱祭の経験を活かし、さらに聴く人の心に感動を与える歌声を自分たちの手でつくりあげていってほしいと願っています。

  会場を訪れて、生徒たちに温かい応援と拍手を送っていただいた全てのみなさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。

 

※合唱祭の様子については、後日、「生徒の活動」のペー
ジにアップしますのでご覧いただければと思います。

あびとくフェスタ(我孫子特別支援学校文化祭)での交流

 11日()、我孫子特別支援学校であびとくフェスタ(文化祭)が開催され、本校からも吹奏楽部が招かれて演奏を行いました。我孫子特別支援学校には小学部と中学部の子ども達が在籍していますが、それ以外にも来賓の方や地域のみなさんなど多くの方々に見守られて大変に盛大で、発表に、展示にと子ども達の頑張った様子が伝わってくる文化祭でした。

 本校の吹奏楽部は午後からの演奏でしたが、プログラムが進むにつれて次第にお客さんが増え、いつのまにか体育館に溢れるほどの人が演奏を聴きにきてくれました。私は今年が4回目の参加でしたが、いつも感動するのは、子ども達が本当に純粋で、心から音楽を楽しみ、いつの間にか音楽に乗せて自然と身体を動かしている姿です。「やっぱり音楽は人の心を動かすんだ」ということを再認識する思いです。本校の生徒からも、「私たちの演奏を純粋に楽しんでくれている姿を見てうれしかった」という感想がありきした。

 インクルーシブ教育の推進という言葉をよく耳にします。本校でも居住地校交流等で特別支援学校との交流を行っていますが、まさにインクルーシブを実践し、両方の学校の子ども達にとって、とても意義深い時間になったということを強く感じました。

 

※あびとくフェスタでの吹奏楽部演奏の様子は、同日に行われていた上町文化祭に展示した美術部の作品とともに「生徒の活動」のページにアップします。

Win-Winの関係!学校&地域

 先日も「生徒の活動」のページに「布佐文化祭」に展示させていただいた美術部の作品や布佐タイム華道講座の作品をアップしましたが、先月半ばから今月にかけて行われている地域の祭りや催し物での布佐のみなさんの活気とエネルギーには本当に頭が下がります。まさに布佐地域の一体感は、地域の方々がお元気で活発に活動されている賜であり、布佐の地域色がとても強く感じられます。

 11月3日()の「平和台祭」にも本校から吹奏楽部と特設合唱団・布佐タイム郷土芸能講座が参加をさせていただき、演奏や演舞を披露してきました。そういった場所を訪れると、みなさんが口々に「中学校の御協力をいただきありがとうございます」という言葉をかけてくださいます。そんな一言からも、「生徒たちが地域の一員として、しっかりと地域貢献しているんだな」と思うわけですが、逆に、学校としても、生徒たちが日頃頑張っている活動の成果を発表する場をたくさん与えていただけることは大変にありがたく、生徒の成長にとっても大きなプラスになると感謝しています。

 学校と地域がWinWinの関係である今の状況が、今の布佐中の落ち着いた教育環境に結びついていることは間違いなく、これからもずっとこうありたいと思った11月のスタートでした。

 

※「平和台祭」での吹奏楽部・特設合唱団の演奏や郷土芸
能講座の演舞は、特設合唱団の南小音楽集会・布佐小音楽フェスタでの演奏の様子と一緒に「生徒の活動」のページにアップします。どうぞご覧ください。

疾走!東葛駅伝大会

 21日()、第71回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸スタート、野田ゴールの32.2㎞を10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地区の71校がすべて参加し、交通規制をして実施する、全国でも例を見ない大規模で伝統のある大会です。71回目の大会ということで、実は布佐中も昨年に70周年を迎えた学校ですから、まさに東葛駅伝の歴史は布佐中の開校以来の歩みと同じ伝統があるということになります。

 本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、サポートの選手を含めた一人ひとりが自分の力を出し切り、見事に38位という好成績を収めました。これは目標として掲げた20位以内に届かなかったとはいえ、本校規模(生徒数)の学校としては本当にすばらしい順位です。3日()に行われた葛南駅伝大会では、今一歩不完全燃焼であったこともあり、選手たちの表情も、とても晴れ晴れとしていました。

 今回の結果に自信をもち、生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたことが、それぞれの大きな成長に結びついているはずです。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える財産や心の支えを手に入れたと思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、今回の結果に誇りをもって精一杯頑張ってくれることを期待しています。

 選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者・卒業生のみなさん、本当にありがとうございました。

 

※東葛駅伝大会(含壮行会)の様子は、後日「生徒の活動」
 のページにアップします。

郷土料理を学ぶ!

 11日()・17日()の2日間、例年行っているクラスごとの家庭科授業での祭り寿司作りを行いました。これは家庭科単元の一つとして郷土料理について学ぶ時間があり、それを実習で実現するために教育委員会の先生にもご来校いただき、授業支援をしてもらって実践しているものです。

 何年か前から実施している調理実習の一つですが、今年度も地域の方に10名ほどお手伝いいただき、見事なお寿司を完成させることができました。

 地域のみなさんも経験を積んで慣れてきたこともあり、生徒たちと一緒に調理しながらアドバイスをしてくれたり、出来上がったお寿司を褒めてくださるなど、とても和やかな雰囲気で授業が進みました。生徒たちも和気あいあいと作業を進め、とても楽しそうな満足した表情が印象的でした。

 授業の終盤に自分たちで作ったお寿司を地域の方と会食するのですが、(子どもにはちょっと酸っぱいかな、という心配をよそに)口々に「美味しい」という言葉が飛び出していました。とても有意義な触れ合いの時間にもなったと思っています。

 御協力いただきました地域の皆様・支援していただいた教育委員会の先生には、貴重な時間を割いていただき、このような素晴らしい取り組み(多くの学校では郷土料理の単元は紙上で学ぶだけになっています)を実現できたことに対し深く御礼申し上げるとともに、今後とも布佐中学校への御支援・御協力をよろしくお願い致します。


※この授業の様子については、後日、「生徒の活動」のページに
  アップします。

全力で頑張る!合同運動会

 14日()、大空・太陽学級が参加した市内合同運動会が我孫子市民体育館で開かれました。柏市との合同から諸般の事情で我孫子市の単独開催となって今年で6回目ですが、今年は収容人数の関係で残念ながら午前中のみの開催となりました。当日は、雨の中、早朝より市内全域から保護者・生徒・応援の方々が続々と体育館に集まり、あっという間に駐車場が満車になるほどの盛況ぶりでした。

 本校の生徒たちは元気に競技・演技に参加し、一生懸命な姿を見せてくれました。本校に限らず、子どもたちの様子を見ていて、すべての児童・生徒が自分のもっている力を最大限に発揮し、目を輝かせて走ったり、踊ったりしている姿に改めて感動しました。徒競走でもリレーでも、前を走っている人に追いつくのが不可能なほど差がついても(ゴールし終わっていても)全力で走り切ります。ダンスの振りが多少おぼつかなくても、本気で楽しみながら笑顔で頑張っています。そんなすばらしい姿から、私もたくさんの笑顔と元気をもらえた半日でした。

 子ども達には100点満点をたくさんあげて褒めながら、こんなに素晴らしい運動会を準備してくださった関係者のみなさんに感謝するとともに、みんなの一生懸命な姿がお父さんやお母さん、先生方を笑顔にすることを忘れずに、次のお楽しみ会も頑張ろうという話をしました。子ども達に精一杯の声援を送ってくださった保護者のみなさん、関係者のみなさん、すばらしい半日をありがとうございました。


            

葛南駅伝大会&市内音楽発表会での活躍

 10月3日()・柏の葉公園で葛南駅伝大会が行われました。結果は男子Aチームが22チーム中8位(Bチームを除いた学校対抗にすると6位)、Bチーム15位、女子は18チーム中12位、駅伝以外の生徒もロードレースの部で精一杯の走りを見せてくれました。私はコースの途中で生徒たちの応援をしていましたが、どの生徒も全力を尽くして必死の形相で目の前を駆け抜けていきました。

 残念ながら県大会出場は逃しましたが、次の東葛駅伝大会に向けて「十分に戦える」という予感を感じさせてくれる走りでもありました。閉会式では、優勝チームのタイムが男女ともに昨年度より上がり、レベルの高い大会であったという話もあり、チームの目標に届きこそはしませんでしたが、本校の学校規模を考えると、8位というのは立派な成績です。ただ、夏の駅伝合宿、一番頑張った生徒は4日間で実に150㎞以上の走り込みをしたと聞いています。ここまで辛い練習に耐えて頑張った生徒たちには「まだまだできる」という気持ちもあったようです。

 2週間半後、21日()にはいよいよ伝統の東葛駅伝大会があります。この日の反省をもとに生徒たちが悔いのない走りができるよう、20位以内という目標に届くよう、さらに支援していきたいと思いますが、勝負ですから勝つこともあれば負けることもあります。でも、本気で努力した者にしか味わえない「目標を達成したときの喜び、達成できなかったときの涙」が、生徒たちのさらなる成長につながると信じています。

 続く4日()、市内音楽発表会が柏市民文化会館で行われ、本校からは吹奏楽部と3年生の特設合唱団が学校代表として出演しました。私は残念ながら午後からの出張と重なってしまい、特設合唱団の演奏は聴けなかったのですが、この発表会に向けた壮行会での演奏を聴く限り、他の学校に勝るとも劣らない演奏を披露してくれたのではないかと思います。

 発表会ですからコンクールのような賞はありません。でも音楽を愛し、音楽を心から楽しんでいる市内19校の児童生徒たちが、他の学校の演奏から学び、自分たちの演奏をさらに向上させていこうというすばらしい発表会です。

 この取り組みを活かし、この後も小学校では未来の布佐中生の前で、地域では布佐中を支援していただいているみなさんの前で、今よりもっと素晴らしい演奏をお聴かせすることができると思っています。どうぞ、次の機会を期待してお待ちください!!

 

※葛南駅伝大会と市内音楽発表会(含壮行会)の様子は、後
日、「生徒の活動」のページにアップします。

主体的な地域貢献活動

 10月に入ると生徒会役員の改選や委員会委員長の交代があり、学校の屋台骨となる学年は2年生へと代わっていきますが、3年生の生徒会役員が公約していた清掃改革・地域貢献を実現する部活動での地域清掃が27日()に実施されました。

 放課後の短い時間でのボランティアでしたが、今回はバレーボール部の生徒たちが額に汗を流しながら一生懸命に取り組みました。自分たちで発案し生徒総会を経て自分たちで可決・実現にこぎつけた主体的な取り組みです。地道な活動となりますが、部活動単位でバトンをリレーしながら息の長い活動となることを願っています。

 私も時間の許す範囲で生徒たちの支援をしていきたいと考えています。また、この日も通りすがりにお会いした方たちが「ご苦労様、ありがとう」と声をかけてくださいました。地域のみなさんにも、近所で中学生たちが活動しているのを目にしたら励ましの言葉をかけていただけると子ども達のさらなる意欲につながるかと思います。よろしくお願いします。

   

    

社会で学ぶ!2年生就職体験

 20日()~22日()、2年生の就職体験学習を実施しました。布佐地域を中心として、全部で30の公的機関や事業所様に生徒を受け入れていただきました。お忙しい中、生徒のためにご指導・ご協力をいただいたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 期間中、私もいくつかの職場を訪問して生徒の様子を見せてもらいましたが、どちらを訪問しても、業務に支障が出ていると言われることなど一言もなく、「逆に助かっています」「挨拶がしっかりできて意欲もありますね」といったお褒めの言葉をいただきました。本校のことをよく知っている事業所様からは「布佐中できめ細かく指導しているハローワーク方式の成果ですね」という声も聞くことができました。求人広告の作成等、事業所様に多大なるご協力をいただき、指導にも時間と手間はかかり(エントリーシートのチェックや所長面接等)ますが、「布佐中が継続して取り組んでいるキャリア教育の方向性が間違っていない」ということを裏付けるありがたい言葉だと思っています。

 この3日間の体験を通して生徒たちが学んだり考えたりしたことは、学校の中だけでは決して得ることのできない教育効果をもたらし、生徒たちの成長の糧となって今後に返ってくると信じています。

 今後とも布佐中の生徒たちを地域から見守っていただくと同時に、来年度の就職体験も含め、学校への変わらぬご支援とさらなるご協力をお願いして御礼の挨拶に代えさせていただきます。「本当にありがとうございました」

 

※就職体験中の生徒の様子は、後日、「生徒の活動」の
 ページにアップします。

小学校6年生の中学校登校№2

 昨年度に引き続き、小中一貫教育の取り組みの一つとして小学校6年生の中学校登校を実施しています。6月に続いて今年度は20日()が2回目の実施でしたが、2年目を迎えた取り組みでもあり、より充実したものとなるよう思案しているところです。給食の関係等もあり半日単位の実施しかできないのですが、そこから始まって、将来は週に1日、毎週○曜日は6年生は中学校へ登校する日となるような構想も描いています。

 口で言うのは簡単ですが、これを実現するとなるとやはり大変な準備と労力が必要です。それにも関わらず実施に踏み切ったのは、子ども達にもかんたんに説明しましたが

 ①布佐小と布佐南小の児童の交流の場を増やして仲良くなって中学校に入学してほしい。

 ②中学生との交流や施設・設備に慣れることで中学校生活への不安を少しでも解消して小から中への接続を滑らかにしたい。

という目的とともに、次のような効果が得られることを確信しているからです。

 ①6年生が中学校に登校して専門性をもった中学校教員の授業を受けることで学力の向上に資するとともに、新学習指導要領の英語の教科化にも対応できる。

 ②英語に限らず、いろいろな教科で小中の教職員の協働ができ、6年生での教科担任制にも道が開ける。

 ③教職員の専門性を活かしたり小中の教職員が協働することによって、児童生徒のためはもちろん、教職員にも大きなメリットがある。

 昨年度に実施した後の(現中学1年生の)感想は、「楽しかった」「他の小学校の子と初め

て話せてよかった」「また中学校に来たい」といった答えがほぼ全員の児童から聞かれる、もしくはアンケート用紙に記入されていました。

 これを2回、3回…と継続し、さらに終日できるようにするためには、朝、登校してくる小学校の児童、特に距離が長くなる南小児童の安全確保のために地域の見守りをお願いしたり、前述した給食の問題を解決したり、部活動まで参加する場合の帰宅時間等々、しっかりと考えて解決していかなくてはならないことが山積みです。

 しかしながら、「学校・保護者・地域が協働し、総ぐるみで子どもたちを育て、学校と街を創造する地域の小中一貫・ふさ学園」では、これらの課題を解決して子ども達の健やかな成長に向けて一致団結して取り組んでいくことができると信じています。

 保護者・地域のみなさまには6年生の中学校登校という、この取り組みへのご理解とご協力、今後のご支援をよろしくお願い致します。

 

※小学校6年生の中学校登校の様子については、後日「生
徒の活動」のページにアップします。

地域と一体になって!竹内神社例大祭

 布佐の祭り(竹内神社例大祭)に参加し、その盛大さに改めて度肝を抜かれました。この盛大な祭り(本校職員は「祭りの世界大会」と言っています)を3日間連続で、しかも毎年実施しているという布佐の伝統と各地区のみなさんの熱い心意気には本当に頭が下がる思いです。

 そんな祭りの中で、小学生が一生懸命に子ども神輿を担いでいる姿がとても微笑ましく、見ていて思わず応援したくなります。また、中学生にも活躍の場がところどころにあり、式典では巫女さんとして女子生徒が4名、彼女たちは履きなれない下駄で、特に3日目は暑い中、ずっと神輿の後をついて歩いていました。他にも大人の神輿を担いだ男子生徒、地区の山車を懸命に引っ張っていた生徒、子ども神輿の世話役をしていた生徒、そして郷土芸能講座の生徒たちは、2日間にわたって(中日が雨のため中止)演舞で祭りを盛り上げる大切な役割を果たしていました。

 というように、この3日間にわたって、学校では目にすることのできない生徒たちの姿・表情・活躍ぶりを見ることができたのが、とても大きな収穫であったと思っています。生徒たちの地域貢献を改めて讃えてあげたいと思います。

 この300年にわたる伝統を、この生徒たちがしっかりと引き継ぎ、将来、布佐のまちの発展に貢献できる人材としてたくましく育っていけるよう、学校としても全力を尽くしていかなくては…という思いを改めて強くもった今年の祭りでした。

 

※祭りと郷土芸能講座の演舞の様子については「生徒の活
 動」のページをご覧ください

大成功!!第71回体育祭

 9日()、布佐中学校第71回体育祭が大成功のうちに幕を閉じました。生徒たちは競技に、応援に、係活動に全力で取り組み、早朝からフィナーレまで声援を送っていただいた来賓のみなさんや地域の方々、家族、そして我々職員を笑顔にし、感動とともに元気をプレゼントしてくれました。本当に充実した1日であったと思います。

天候不順でグラウンド状態も今一つの練習期間でしたが、生徒たちはそんな悪条件の中、本当に精一杯、全力で頑張りました。木曜日の予行練習も天気との戦いになり、雨に濡れながら決して十分にできたとは言えなかったのですが、当日、生徒たちは臨機応変、自分で考え、自分で判断しながらしっかりと動いて71回目の素晴らしい体育祭を創り上げることができました。

 すべての競技についてのコメントは書けませんが、とにかく生徒たちの一生懸命さが伝わった体育祭でした。組体操、そして昨年のエッサッサに代わって全校男子が行った新しい集団行動では、自分たちで布佐中体育祭の新しい1ページを開くという意気込みに燃え、「何が何でも成功させる」という気持ちが前面に溢れ、見事に成功(本番が一番よい完成度でした)。周囲の人たちからは温かい拍手をいただきました。女子のダンスも練習のときよりもはるかに素晴らしい出来でした。ダンス自体のレベルも上がっていましたが、何よりも演技をしながら一人ひとりの生徒が輝くような笑顔で、全力で楽しみながら踊っている様子が伝わってきました。演技終了後、朝礼台の前に集まった生徒たちの満足感いっぱいの表情が、ダンスの大成功と達成感を象徴していたように思います。そして各色の応援、応援団中心に、よくここまで全校生徒の心を掴んでまとめあげることができたと感心しています。閉会式の結果発表では競技優勝・応援賞ともに赤組となりましたが、すべてが終わった後には両方の組がお互いの健闘を讃え合い、ともに達成感一杯の満足気な表情であったのが印象的でした。

 そして、地域の方々やPTAを始めとした保護者のみなさんのご協力があってこそ、この体育祭の大成功があるということを改めて実感しています。例年通り、グラウンドには自治会等からお借りしたテントがいくつも並び、積極的にお手伝いただいた多くのみなさんのおかげで、準備も片付けも「あっ」という間に終えることができました。本当にありがたく感謝してもしきれない思いです。また、当日を含めて6日間、マイクを通しての大きな声や大音量の音楽でご迷惑をおかけした学校近隣のみなさんにお詫びするとともに、温かいご理解とご協力に対して改めて御礼申し上げます。

 この体育祭で学んだことを糧に、生徒のさらなる成長を期して、我々教職員も今後の教育活動に精一杯取り組んでいきたいと決意を新たにしています。今後とも学校へのご協力・ご支援をお願いして体育祭の報告とさせていただきます。

 

※体育祭の様子(写真)は、後日「生徒の活動」のページに
 掲載いたします。

地域からのプレゼント

 8日()、地域の公園などでボランティア清掃をしてくださっている平和台自治会悠悠クラブから2名の方が学校にお見えになり、生徒たちに使ってもらいたいということで、一昨年、昨年に引き続き、3年連続でクラブで作ったぞうきん、かなりの枚数を寄贈していただきました。これまでにいただいたぞうきんは大掃除や環境整備などに大変に役立っており、以前には台風の襲来時に雨漏り防止やその後の片付けにありがたく使わせてもらったこともあります。今回も大切、かつ有意義に使わせていただき、学校を今よりもっときれいにしていきたいと思っています。ありがとうございました。