校長室

夏休み「学習お助け隊」修了

学校支援地域本部として、初めての試みである夏の「宿題お助け隊」が25日()に終了しました。残念ながら、4日間を通じて小学生が数人参加しただけで寂しい結果ではありましたが、以下に述べるようにいろいろと学ぶことの多かった取り組みであったと思っています。

まずは参加してくれた小学生の感想です。

「中学校がおもしろかった。教え方がやさしくてわかりやすく楽しかった。昨日も来ればよかったです」

また、今回の取り組みでは地域のボランティアの方に10名以上参加していただきました。そのネットワークから大学生も3名も来校して手伝ってくれました。児童生徒の数が少なかったこともあり、こういった方々と膝を交えてじっくりとお話し(教育談議)ができたことは大きな収穫でした。

ボランティアの方の一人からはこんなお話をいただきました。

初めは参加することをためらっていたのですが、家族から「最初からうまくいくわけはない。今回のことがきっかけとなれば、素晴らしい取り組みなんだから協力すべきだ。それから、勉強でなくても小学生が中学校の校舎に入るのは、来年以後のことを考えるととても意義あることだ」というようなアドバイスをもらって手伝うことに決めました。

まさに、布佐中学校区で進めている小中一貫教育にも資する考え方だと思います。今回の教育談議で語り合ったことや意見を参考にして、2学期からも学校支援地域本部の活動を充実させていきたいと思います。

ご支援・ご協力をよろしくお願いします。