校長室

葛南大会を終えて

 18日()に終業式が終わり、梅雨も明けて夏休みに本格的に突入しました。10日()に陸上・駅伝部を皮切りにスタートした葛南大会も今日が最終日です。地域・保護者のみなさまには、猛暑の中、それぞれの部活動での精一杯の応援、ありがとうございました。

 私も全ての部活動の試合を見ることができました。どの部活動も生徒は一生懸命に汗を流し、練習の成果を出そうと必死にプレーしていました。残念な結果に終わり、涙があふれてとまらなかった3年生が何人もいました。きっとそれまでの苦しかった練習やつらかった日々が頭をよぎったのでしょう。本気を出して全力で取り組んできた者のみに与えられる瞬間だと思います。こういった生徒たちは、この悔しさをバネに、次の進路開拓の目標を必ずや成し遂げてくれると信じ応援しています。

 今回の葛南大会、小規模校が大規模校に挑むわけですから、結果として勝つのが難しいのは当然のことです。ただ、ほとんどの部活動は接戦となり、弱気になって最後に競り負けてしまう、或いは緊張からか、試合開始直後に入れられてしまった得点分だけ最後まで追いつけない、といったパターンが多かったようにも思い、私も残念です。

 もう2年生主体の新チームとして活動している部の元気な声がグラウンドから、体育館から聞こえてきます。メンタル的にも強くなって、日々、本当に頑張っているその成果を試合で100%出し切り、3年生のリベンジを果たせるよう期待したいと思います。