校長室

「留学生が先生」プログラムに思う

12月4日()、1年生を対象に「留学生が先生」プログラムを実施しました。これは国際交流協会の支援をいただいて、海外から日本に留学して大学・大学院で学んでいる学生が、自国のことについて工夫を凝らしながら中学生に教える授業です。

今年度は、スリランカ・マレーシア・アルゼンチンから3人の留学生が授業を行いましたが、生徒と和気あいあいに和やかな雰囲気の中で進められており、生徒たちも日頃の授業より?集中して熱心に参加していました。当日は学校評議員会と重なったので、短時間ではありますが、評議員のみなさんにも授業の様子をご覧いただけました。

グローバル人材の育成が声高に叫ばれている昨今、英語教育の早期実施が決定したり、それを待たずに実践している小学校も多いと聞いています(小中一貫教育の中で布佐中学区でも取り組んでいきます)。それはそれで大切な側面があることは間違いありません。ただ、本校では「布佐タイム」において「グローバルピース」という講座で異文化について学んでいますが、そういった営みや今回の授業などを通じて異文化と接し、その理解に努めるとともに、日本人としての考え方をしっかりともって交流を深めていくことが大事なんだろうと改めて思いました。