最近の学校の様子から

タグ:言語活動

5月8日 3年生国語「もっと知りたい、友だちのこと」

この学習は、必要なことを質問しながら聞き、自分の考えをもつことができるようになることを目指します。話を聞くためには話し手が必要となることから、併せて、伝え合うために必要な事柄を選んで話すことができるようになることも目指していきます。

質問をして話を広げるためには、話の中心を意識しながら聞き、話し手から引き出したいことを前提に質問を選ぶことが大切です。そのため、自分がした質問の内容によって、得られる情報が異なることを事前に知り、質問することを考えながら聞くことを意識付けます。同時に、友達へ質問することや対話を通して、相手を知ることの楽しさを味わえるようにしていきます。

 

今日の授業は単元の第1回目です。2年生の頃の学習を想起し、話を聞く際に大事なことをグループで挙げていきました。

 

続いて、出た意見を全体で交流しました。

 

子どもたちからは、2年生の頃の経験だけではなく、分からないことや気になることはさらに質問をして聞いていく、というこの学習の内容に沿った意見も出てきました。

4月28日 2年生国語「きょうのできごと」

2年生の国語には日記を書く学習があります。その学習から継続して定期的に日記を書く活動を長期に渡って行う事例もたくさんあります。

3年生になると、事実と感想の書き分けに気付いたり、自分でも書き分けたりという学習がありますが、2年生でも日記を通して、実際の出来事に対して自分の気持ちを添えながら書くことをしていきます。

 

今日が単元の開始なので、日記にはどんなことが書かれているか、例文から見付けました。

 

その後、実際に日記を書いてみます。ただし、自分の日記ではなく架空の設定について書きます。

シートの上には、家出をするウサギが描かれていました。

この設定の、「なぜ」について全員で考えた後で、個々に日記を書きます。

 

 

日記が書けた後は、読み合いをして、お互いの文章について交流をしました。

 

 

読み合いの後は、友達の日記に対する感想が発表されました。

友達や家族に読んでもらったり、感想を言ってもらったりすることで、書くことや書き溜めたものを見返すことに楽しさを感じられるようになります。

 

日記を書くことを通して、身近な生活の中で自分が行ったことや見聞きした身の回りの出来事から、自分が書きたいことや伝えたいことを見出して書く力が育ちます。また、経験したことを具体的に日記に書くことで、それらを伝える表現を考えて使えるようにするとともに、言葉には経験したことを伝える働きがあることにも気付いていけます。

4月28日 1年生国語「あつまって はなそう」

1年生の国語は、読んだり書いたり、だけではありません。

もちろん平仮名の読み書きもしますが、教科書ではそれらと並行して別の学習も進めていきます。

 

この単元は、「姿勢や口形、発声や発音に注意して話すこと」〔知識及び技能〕と、「身近なことや経験したことなどから話題を決め、伝え合うために必要な事柄を選ぶこと」〔思考力、判断力、表現力等〕がねらいになっています。しかし今日は初めての授業なので、自分の聞きたいことを落とさず聞けるようにすることが重点だったようです。

また、この単元は新しい友達との出会いを大切に、自分のことを知ってもらったり、相手のことを知ったりすることのできる課題です。

 

提示されたカードから好きな動物を選び、その理由について二人一組で伝え合います。

「わたしは 〇〇がすきです。 なぜなら △△だからです」と話型を提示しました。

 

 

その後、全体で集まり、質問などをしました。

代表の子が指名して、いくつかの質問が出されました。

その質問にも、きちんと答えていました。

 

自分の知らせたいことを言葉で伝えることと、友達の言葉を最後まで興味をもって聞くことができていました。

2月9日 2年生図画工作「なんつる美術館ツアー」

今週の火曜日から体育館が「なんつる美術館」になっています。

学習発表会(展示発表)は、自分の作品を見てもらうだけではなく、鑑賞し合い、感想等を伝え合うことも大切な学習です。

本校では、子どもたちに自由に鑑賞させるだけではなく、図画工作担当がツアーコンダクター役になり、鑑賞の仕方や視点を開設する時間も設けています。

今日は2年2組がツアーにやってきました。

2年生は初めての展示発表会なので、基礎的なことからしっかりと説明します。

それぞれの作品の工夫や見どころを伝えると、鑑賞の仕方に深まりが現れていました。

 

 

このあと、本ツアーは自由行動となり、子どもたちは自分で興味をもった作品のもとへ散っていきました。

2月2日 ふたば6年自立活動「友達作りの第一歩」

今日の自立活動のめあては、「初対面の人と仲良くなる方法を考えよう」です。

ふたば学級は、もうすぐ他校の特別支援学級と交流会を行います。

また、6年生は3月に小学校を卒業し、4月から中学校で新しい友達との出会いがあります。

人との関わり合いを大切なスキルととらえ、授業を作りました。

 

子どもたちは3点のポイントについて考えました。

①外見について考える

②内面について考える

③きっかけについて考える

 

それぞれがタブレット端末に自分なりの考えを構築した後で、意見交流を行いました。

話し合いの中で、「自分が伸ばしたいスキル」について、お互いの長所や課題について指摘し合う場面がありました。

話し合いが少しずつ上手になっていることが分かります。

最後に思考ツールを活用して、意見分類をしました。

交流会が楽しみになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2月2日 4年生・ふたば4年音楽「小さな勇気」

今日の音楽は、著名な合唱指揮者である栂野和子さんが作詞・作曲をした「小さな勇気」の歌詞を読み、子どもたち一人一人が歌唱に気持ちを込められるようにした授業でした。

 

歌詞を読み、友達と伝え合いをします。

 

自分なりの感想を色紙に書き、歌詞の近くに貼りました。

 

子どもたちの考えを幾つか紹介しました。

自分の今の学校生活に沿って書かれていたり、「涙が出そうになった」「心に刺さった」などがありました。

 

最後に、自分が感銘を受けた個所を立ち上がって歌いました。

 

 

 

 

 

 

 

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1月27日 6年生特別の教科 道徳 「ありがとうの気持ちを伝える」

本校では言語活動を中心に、伝える力を育む研究を推進していることは以前から紹介しているところです。

道徳科においても子どもたちが、考えを深め、判断し、表現する力を育くむことができるよう、言語活動の充実を目指しています。

今日の6年生の授業では、「感謝」する態度について書かれた資料を基に、自分でじっくりと考えたり、グループでそれぞれの多様な考えに触れたりすることで、協働的に議論できるようにしました。

 

今日の6年2組は考えたことや、書いたことを積極的に交流し、お互いに意見交換をし合っていました。

この力は、中学校へ進学しても発揮してほしいです。

1月27日 5年生理科「電磁石の性質」

5年生は、電流の大きさや向き、コイルの巻き数に着目して電磁石の性質を調べる学習をしています。

今日は、電磁石と通常の磁石の性質を簡単な実験により比べてみることにしました。

 

子ども同士による言語活動も活発に行われ、今日分かったことを基に、次の実験の計画まで立てていました。

1月26日 2年生国語「お手紙」

今日は2年2組が「音読劇」の練習をしていました。

音読劇の仕方として、

①大きくて分かりやすい声

②気持ちを込める

③動きを付ける

の3つの視点を確認した後で、グループで話し合いや練習をしました。

 

グループ学習では、互いにアドバイスし合う姿がたくさん見られました。

また、よい工夫をしている友達の紹介でも、具体的にどんな工夫をしていたのかを発表することができていました。

 

1月26日 ふたば4年国語「熟語の意味」

4年生は、これまでに習っている漢字を組み合わせて熟語を正しく読んだり書いたりする学習をしています。

今日の授業は、漢字の組み合わせ方を4つに分けて熟語の意味について考えました。

 

グループ分けの際には操作のできるプリントやタブレットを使います。

また、お互いに教え合う場面もたくさん見られました。

1月25日 3年生国語「つたわる言葉で表そう」

3年生も5年生と同系統の「伝えるため」の学習が配置されています。

「状況や気持ちを表す言葉を増やして、相手に伝わりやすい文章を書こう」というめあてで今日の学習を進めました。

文章に使う言葉を3つのカテゴリーに分けます。

①チームハッピー

②チームびっくり

③チームかなしい

この3つに属する言葉を教科書から拾い出し、類別した後にグループでも交流しました。

 

この時間は、相手に伝わりやすい文章を書くために、語彙を増やしたり豊かにしていく時間です。

授業の後半では、国語辞典や類義語辞典を用いて、どんな気持ちを表現したのか分かりにくい言葉を調べる活動も取り入れました。

次回は、実際に文章を書くようです。

1月24日 研究協議会

2年1組の授業について、校内の教員で研究協議会を行いました。

研究講師として、明星大学客員教授、元東京都小学校国語研究会会長の、邑上 裕子 先生が講評をしてくださいました。

邑上先生からは、2年1組の子どもたちが友達の発言をきちんと聞いていて、それに関わる内容の意見発表を次々としているので、全ての意見につながりがあった、と褒めていただきました。

確かに2年1組の子どもたちは自分の考えを発表する際に、「〇〇さんに付け加えると」「少し違うけれど」など、前の発言者の内容に関連させて発表を行っていました。

幼少の時期に見られるような、脈絡なく自分の言いたいことだけを言う、という場面はありませんでした。

 

 

 

余談になりますが、協議会の始まる前にふたば学級の子どもたちから邑上先生へ、養蜂で採取した蜂蜜をプレゼントする一幕もありました。

1月24日 2年生国語「お手紙」

本日は校内の研究授業として、2年1組が授業公開を行い、講師の先生をはじめ校内の教員が参観しました。

 

今日は第4場面を音読し、がまくんやかえるくんの様子を読み取り、その時の気持ちを考えます。

また、読み取ったことを振り返り、がまくんとかえるくんの気持ちを考え、役割を分けて音読をします。

登場人物の2名(匹)の気持ちを考え、全体や小グループで意見を交換し合いました。

1月17日 4年生算数「小数のかけ算とわり算を考えよう」

4年生は今日から小数のかけ算が始まりました。

第1回目の授業です。

問題から使う計算がかけ算に決定しました。

式が0.3×6になり、その計算の仕方を子どもたちが考えます。

 

 

自力で考えた方法について、友達と交流しました。

 

3通りの考え方が発表されました。

足し算に置き換える方法や0.1が何個分で考える方法、10倍して整数に置き換える方法が発表されました。

1月16日 3年生算数「▢を使って場面を式に表そう」

2年生では足し算や引き算の理解を深めるために、未知数に▢などの記号を用いることがありました。

3年生では、問題場面について、解決するために▢などの記号を使った未知数を用いることを自ら選択し、問題解決の学習に取り組んでいきます。

 

①本が38冊あります ②何冊か買い足しました ③?

 

子どもたちは自力解決の時間に考えた式を伝えあいます。

 

③に数値が入りました。

 

そうすると、未知数に▢などの記号を用いることのよさに気付き、その後、̻▢を求める計算へと発展していきました。

1月16日 6年生国語「大切にしたい言葉」

6年生は国語の学習で、座右の銘を伝える取り組みをしています。

学習の仕方は、自分で書く、交流する、を繰り返しながら、最終的には800字程度の意見文に仕上げます。

本単元では、伝えたいことを明確にし、自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫する力を育てていきます。

 

まずは文献や話し合いにより、自分にとっての座右の銘を考えます。

 

お互いに発表をし合いながら、感想を交流し合います。

具体的で分かりやすい、などの感想が述べられていました。

1月16日 1年生算数「なんじなんぷん」

1年生は時計を使った学習をしています。

長針と短針のはたらきに気付きながら、それぞれの針が示す数と、時刻を表す数との対応を理解し、時計を読むことができるようにします。

短針は「時間」、長針は「分」です。時間を表す数字のあいだにある4つの目盛りの読み方も学びました。

1月13日 3年生 理科「じしゃくのふしぎ」

3年生は磁石の性質を調べる学習に取り組んでいます。

今日の学習問題は、「どのようなものがじしゃくに引きつけられるだろうか」でした。

問題に対して、予想をします。

全員一致の予想は少なく、予想が二分されたものが大半を占めました。

予想には、根拠が必ず添えられますが、既習事項の電気を通す性質(豆電球を光らせる実験)から予想を立てる子がいました。

 

 

予想について、グループごとに実験です。

 

 

予想の結果が出ました。

予想を二分していたものが、どちらかに動いたようです。

 

予想から考えたことが、たくさん発表されました。

 

電気の通る素材とは少し違うことにも気付いていました。

 

考察したことをもとに、今日の問題について明らかになったことをまとめました。

 

今日の授業を通して、磁石の性質について更に深めていきます。

次回は、磁石の引き付ける力について、鉄との距離をもとに考えていく予定です。

実験結果が数値で表された際に、どのように比較して考察や問題に対するまとめにつなげていくかも学習していきます。

1月13日 ふたば1・2年生 自立活動「インタビュー名人になろう」

ふたば1・2年生の自立活動は、国語の単元と関連した教材で行いました。

学習のポイントを

①相手を見る

②最後まで聞く

③聞く(話す)ときの姿勢

④あいづち

の4点に絞り、冬休みの経験についてインタビューをし合います。

 

教員が出演するインタビュー動画の視聴に続き、子どもたちのインタビュー活動が始まりました。

動画を見て見通しが立つと、「しつもんする人」「こたえる人」への立候補が相次ぎました。

インタビュー形態は、

①「こたえる人」1名に対して、全員が「しつもんする人」になる記者会見のような方法

②「こたえる人」「しつもんする人」がそれぞれ1名のペアによる方法

の2パターンがあり、自分で選びました。

 

”公園に行った”という回答に対して、”どこの公園ですか” ”そこで何をして遊びましたか” ”誰と行きましたか” ”他にはどんなところへ行きましたか” など、関連する質問が次々と出され、全員が言語によるやり取りを活発に行うことができました。