日誌

Blog of Kitataka.jhs

11月11日(金)その2 校長室コラム「3年三者面談1日目」

<校長室コラム「3年三者面談1日目 他」> 朝から大粒の冷たい雨が降っていました。ただしその雨は午前中に止んで「曇り空」となりました。気温は上がらず廊下の温度計では「11,5度」が最高でした。
     

〇3年三者面談1日目・・・・・・3年生の保護者の皆様には、仕事を休んで御来校いただくことになり申し訳なく存じます。 今回の三者面談は、受検する高校の確認と「私立高校」受験有無を話し合うことになります。 面談後、「私立高校」受験希望の生徒は大会議室で、「願書」と「振り込み書」を記入いただきます。その後銀行や郵便局等で受験料を振り込み、「受領書」を学校に届けていただくことになります。
 

〇にじいろ保育園訪問・・・・・・今日の②,③校時、2年1組はにじいろ保育園に行って、保育学習をしてきました。
●年小組と年長組に分かれて、家庭科で作成した「手作りおもちゃ」を持参して、園児たちと遊ぶ学習を行いました。
●年小組に行った生徒たちは、1歳、2歳児を上手に抱きながらゲームや遊びに参加していました。
    

〇女子駅伝部、ミーティング・・・・・・明日、県駅伝競走大会当日になります。放課後、最終調整とミーティングを行いました。 
●3年の江連さんは写真のような「手作りお守り」を全員分と監督・コーチ(駅伝部顧問の先生方)の分も作ってきてくれました。心温まる思いやりと温かな心遣いに、私は嬉しくなってしまいました。
●校長からの激励の言葉を短めに話させていただきました。 これまでの長かった練習の成果を明日の大会で発揮してほしいと願っています、と伝えました。 
 

子育て・親育ちの眼「チームワークには」

<子育て/親育ちの眼「チームワークはその限界を突破する力がある!」>夏のリオ・オリンピックで陸上400mリレーで日本チームが「銀メダル」を獲得しました。
〇チームワークはその限界を突破する・・・・・・100m、10秒を切る選手がいない中での「銀メダル」。
●オリンピック100m3大会連続三冠のウサイン・ボルト選手は、「日本はチームワークがいい。この数年間彼らを見てきたが、彼らはいつもバトンパスの扱いがすばらしい」と高く評価しています。

●400mリレーは1人100mずつ4人でトラックを一周しますが、第2走者以降はリレーゾーンで加速するため、単純に4人の合計タイムより速くなります。特に、400mリレーは各走者が走る距離が短い分、バトンワークが大きく影響します。

●世界のトップランナーは100m9秒台の記録を持つ中で、日本人スプリンターは世界の潮流から取り残されているという指摘もありますが、日本人の4人のトップランナーを見ていると、「チームワークにはその限界を突破する力」があるのかもしれません。
******部活動や学級作りの中でも、この日本の400mリレー選手たちの「チームワーク」を取り入れていけると、限界を突破できることでしょう。 

子育て・親育ちの眼「結婚したくない倍増」

<子育て・親育ちの眼「結婚したくない男性8年前からは倍増!?」> 11月2日付けの読売新聞の記事を紹介します。この調査は、独立行政法人・国立青少年教育振興機構(東京)の結果です。

〇結婚願望の変化・・・・・・20歳代男性は、「早く結婚したい」が5.3ポイント減の12,1%。 「結婚したくない」は9,7%増の21,6%で、8年前の調査から比較すると2倍近く増加したそうです。
●20歳代女性でも、「早く結婚したい」が25,5%。 「結婚したくない」は12,9%で、どちらも増加しています。

●「結婚したくない」理由は、「経済的に難しい」(63,8%)。 「一人が楽」(50,4%。)でした。

●「子供がほしくない」と答えた20歳代男女は、21,9%という結果でした。

●今回の調査では、小学校時代、友人とよく遊んだ男女は、「結婚している」割合が5割を越え、逆に友人と遊んでいなかった男女で結婚している割合は3割だったそうです。
******時代とともに、「結婚観」が変化してきていますが、「結婚願望」が増加するような政府の施策や対応が必要ではないかと感じています。   参考文献 「読売新聞」(H28,11,2)32面から引用

11月10日(木)晴れ その1 校長室コラム「寒さを感じる」

<校長室コラム「室内も冷える一日でした」> 一日、冷蔵庫のようでした。 北海道や青森、岩手、秋田県では、雪が降っています。 晩秋がなく、季節は冬に突入したように感じます。
    
    (給食の配膳風景です)

〇今朝のニュースから・・・・・・アメリカの大統領選で、ドナルド・トランプ候補が勝利を収めました。このニュースは世界中を駆け巡りました。
●日本では 避難生徒いじめで不登校・・・東電福島第1原発事故で横浜市に自主避難した中1男子が、5年前、転校先の小学校の同級生からいじめを受け不登校になっていることが分かりました。 保護者が市教育委員会に被害を訴え、第三者委員会がいじめと認定しました。 報告書の内容では、小2の時には「菌」と呼ばれる。 暴力を振るわれる。 小5の時は、ゲームセンターで5万から10万円を約10回、10人前後に支払わされたなどのいじめにあっていました。
***あってはならない「いじめ」だと痛感しています。  引用文献「毎日新聞」(H28,11,10)31面


〇教室内、冷える中で授業を受けていました・・・・・・日中の気温は最高でも「10度」ぐらいの中で、生徒たちは授業に参加していました。 このような寒い日がこれからもあるかもしれません。暖房導入は12月からと思います。******暖かな下着などで、体温調整をしてほしいと思います。

〇いじめ・不登校対策チームの巡回訪問・・・・・・本日、14時から塩谷南那須教育事務所の「いじめ・不登校対策チーム」の巡回訪問がありました。
●最初に、校長から本校の「生徒指導に係る学校経営(グランドデザイン)」の概要について説明させていただきました。その後、訪問者の自己紹介。
●そして久郷生徒指導主事から「本校の生徒指導」について、詳しく説明をしました。その後、不登校生徒や問題傾向生徒について、話し合いを行いました。
******訪問者からいただいた貴重な助言やアドバイスを、今後の生徒指導に生かしていきたいと思います。  
  

11月9日(水)その2 子育て・親育ちの眼「午前5時間制」

<子育て・親育ちの眼「午前中5時間制の小学校」>読売新聞、11月4日(金)24面に面白い、興味をひく記事があったので紹介します。
〇学力向上へ午前中5時間制を取り入れる・・・・・・鳥取市立美和小学校の時間割が紹介されていました。
●時間割の特徴は、給食の前の午前中に、5時間目まで実施します。 給食後、1時間行い下校となります。 午前中は8時15分から1時間目がスタート。 5時間目終了が12時30分。 その後、給食になります。 下校は、午前中4時間制と同じ時間に下校できるようです。

●午前中5時間というユニークな取り組みですが、武蔵村山市や焼津市の小学校などでも実施され、全国でも広がりがでてきたようです。 美和小学校の子供や親、教師のアンケートでは、「集中力が高くなった」「教師の多忙感が少なくなった」「学力向上につながっている」など、好意的でよい結果がでています。 
******固定観念にとらわれないユニークな試みが注目されていると、千葉大学の特任教授 天笠 茂先生は話していました。 私も天笠先生と同じような固定観念を打破してユニークな考え方を持ちながら学校経営に当たりたいと考えています。 
今後の学校教育や学校経営では、新たな視点や発想、ユニークな取り組みが必要な時代になっていくように考えています。
 東小学校が北中北側に建設され、平成30年度から「小・中併設校」になります。 北中の体育館やプール、特別教室の共用なども検討していく上で、「午前中5時間制」はとても有効な取り組みだと思いました。