日誌

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12月2日(金)晴れ 子育て・親育ちの眼「流行語」

<子育て・親育ちの眼「新語・流行語大賞」> 昨日、今年話題になった言葉に贈られる「ユーキャン新語・流行語大賞」の発表がありました。

〇新語・流行語大賞・・・・・今年の世相や政治、経済、ニュースなどから話題となった言葉が選ばれる賞で、年末のイベントになってきています。 
●その中で、年間大賞には、「神ってる」が選ばれました。 この「神ってる」は広島カープの緒方監督がインタビューの中で「鈴木選手に言った、神っていますね」が、「神ってる」に変化して若者の間に広まった言葉でした。
●選考委員特別賞には、「復興城主」(熊本市)が選ばれました。
●今年の流行語大賞ベスト10・・・・・・1「神ってる」  2聖地巡礼  3トランプ現象  4ゲス不倫  5マイナス金利  6盛り土  7保育園落ちた日本死ね  8ポケモンGO  9(僕の)アモーレ  10PPAP  でした。
******今年の流行語大賞ベスト10について、出所(でどころ)はどこ? などと、親子の会話ができるといいですね。 参考文献「毎日新聞」(2016,12,2) 26面から

11月30日(水)その2 子育て・親育ちの眼「読書と・・・」

<子育て・親育ちの眼「読書と読解力の関係」> OECD「PISA 2009」の資料が日本教育新聞に紹介されていました。
〇小説・漫画と読解力の関係・・・・・・15歳対象のこの調査では、活字の多い小説を週に数回読む集団とほとんど読まない集団の読解力(文章を正しく読み理解する力)では、テスト1000点満点で読む集団の方が「70点から80点」平均点が高いという結果がでています。
●100点満点の国語科テストに置き換えると、小説を読む集団の方の平均点の方が「7点から8点高い」という結果になります。

●次にコミック本(漫画)を週に数回読む集団とほとんど読まない集団の読解力テストでは、どのような差異が出ると思いますか?
 答えは、平均点では2つの集団にほとんど差はなく、同じという結果でした。 ただし、この調査で注目したのは「コミック本を週に数回読む」と回答した生徒の割合が「50%」(2人に1人)ということでした。
******読む力や創造力などを向上していく上で、「小説などの活字本」を読むことの重要性をこの調査から感じました。
  参考文献 日本教育新聞社「日本教育新聞」(H28,11,28)10面

11月29日(火)その2 子育て・親育ちの眼「悪い状況に」

<子育て・親育ちの眼「悪い状況にあるときこそ、別の能力が発揮される」> 人は誰でもプラスの道を歩いてばかりはいられません。 時として、坂道や峠にさしかかることもあると思います。
〇このような悪い状況や・・・・・・問題、失敗したときに、別の能力が発揮されること(恩恵)があります。それら7つを紹介します。
●1つ目・・・バランスのとれた物の見方ができるようになる。

2つ目・・・感謝の気持ちがもてるようになる。

3つ目・・・潜在能力を引き出してくれる

4つ目・・・変化を起こし、(まわりが)しかるべき行動をとるよう激励してくれる。

5つ目・・・貴重な教訓を与えてくれる。

6つ目・・・新しい扉(仕事や人間関係)を開いてくれる。 

7つ目・・・(決断と勇気を持つとき)自信と自尊心を築き上げてくれる。
******失敗の中で、模索、考えながら方向付けをして進むことで、人は一回り大きく育っていくと考えています。
  参考文献  ジェフ・ケラー著 「できる人とできない人の小さな違い」 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015年 p88,89から

11月28日(月)その2 子育て・親育ちの眼「江戸しぐさ」

<子育て・親育ちの眼「江戸しぐさ」> 今日の産経新聞3面に「過保護な大人が嫌うスポーツ」という小見出しの記事がありました。
〇全国高体連まとめ 平成27年度競技別登録人数によると・・・・・・10年前より増加している競技は、陸上、競泳、バドミントンなどです。これらの競技は接触プレーによるリスクが低い競技です。
●一方、ラグビーや柔道などは怪我のリスクを考えて入部数が減少しています。ラグビーは2万3146人(平成27年度)で、10年前からでは6千人以上も減少しています。「歴史的勝利」をあげたワールドカップのイングランド大会での日本チームの活躍はあるものの、各県ともラグビー部が減少しています。***参考文献「産経新聞」(H28,11,28) 3面から

〇江戸しぐさとは・・・・・・「江戸しぐさ」とは、江戸町民の公衆マナーであり、コミュニケーション・スキルであり、他者への優しさ・思いやりの心を表すものです。大都市、江戸の自治、治安を守ることから生まれてきた習慣でした。
●例えば、「肩引きしぐさ」・・・狭い道で、対向者とすれ違うとき、道路中央側に肩を引けばぶつからない動き。 
●「カニ歩きしぐさ」・・・もっと狭い道では、お互いが「カニ」の」ように横向きに歩いて通過します動き。 
●「こぶし腰浮かせしぐさ」・・・後から来た客が席に座れるようにと、先客たちが「こぶし」一個分ずつつめて席を空け、座らせるという配慮の動きです。 
******「江戸しぐさ」をインターネットで検索すると、50個ぐらいの「しぐさ」が出てきます。 北中の中でも、「江戸しぐさ」のいくつかが取り入れられないか、と考えているところです。 

11月27日(日) その2 子育て・親育ちの眼「あきらめない」

<子育て・親育ちの眼「絶対にあきらめない」> 「成功の法則」を発見したアメリカのジェフ・ケラー氏の話を紹介します。
〇絶対にあきらめない・・・・・・チャーチル首相は次のように言っています。失意と挫折の中でも、「絶対に、絶対に、絶対に、絶対にあきらめるな」と言っています。
●アメリカのヘビー級ボクサーのジュエイムズ・コーベット氏は、こんなアドバイスをしました。「あなたはもう1ラウンド戦うことによって,チャンピオンになる。状況が厳しいときは、さらにもう1ラウンド戦うのだ」と。
●自分の目標を達成すると決めたなら、あなたは非凡な忍耐力があれば、いずれ「勝利」を収めることができます。それは、「平凡な才能と、非凡な忍耐力があれば、どんなことでも成し遂げられる」と。 
******「成功の法則」では、「忍耐力」が勝負のカギになるそうです。「忍耐力」をこの中学校生活の中で身につけていってほしいです。   参考文献 ジェフ・ケラー著 「できる人とできない人の小さな違い」 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン 2015年