日誌

押小日誌

読書の入り口「ブックトーク」

さくら市内の全小中学校には学校図書を扱う専属の図書事務員さんが配置されています。図書事務員さんは、図書の貸し出し業務や図書の整理、新しい本の購入や受け入れ業務、古くなった図書の廃棄作業、また地域のお話ボランティアさんとの連絡調整などを行っています。読書を推進しているさくら市としても本校としても、なくてはならない職員さんです。

さて、その図書事務員さんが先月から子どもたちに「ブックトーク」を実施しています。この前は2年生の教室で行っていたのでおじゃましました。

 

 

 

用意された本は5冊。ちょっと怖い話、ちょっと面白い話、スケールの大きいお話などなど2年生にぴったりの本です。ブックトークは読み聞かせとはちがいますので、内容(お話)を読んだりすることはありません。そのかわり、内容を簡単に紹介したり、挿絵などを見せたりしながら、「その本を読んでみたいな」と子どもたちに興味関心を高めるようにします。この教室でも、子どもたちが図書事務員さんのお話に引き込まれていました。ブックトークが終わった後はその本を教室に置いておいて子どもが手に取って読めるようにします。

ブックトークを聴いている子どもたちの目を見れば一目瞭然。子どもたちの読書の入り口・きっかけとしてもブックトークはとてもよいと思います。事務的なお仕事の他にこのような読書の興味を高める活動を行ってもらっている図書事務員さんに感謝です。

 

説明文を協力して(3年国語)

3年生の国語の時間です。

「こまを楽しむ」という説明文の学習で、この時間は、問いの答えを文章から読み取って簡単に表にまとめていく学習でした。3人程度のグループで、「読む」「問いの答えを考える「グループで確認」「ノートに書く」という流れで進めていきます。

 

 

 

こうだよね、ああだよね、と言いながら自分たちで進行して進めています。自分たちで進めるのでなんだか楽しそうに生き生きと学んでいます。ちょっと困ったときは先生に相談しながら子どもたちが学んでいる様子がとても素晴らしいことだなと感じました。

「夢中」「熱中」「集中」(2年生活科)

先日の午後、5時間目、2年生がわーっと楽しげに外に出てきました。

生活科「生きもの なかよし 大作せん」という単元で、生き物を探してみんなで世話をしながら生きものに親しみをもって大切にしようとする心を育てる学習です。この時間は、見つけたい生きものがどこにいるか予想しながらグループで校庭を探す活動でした。

 

子どもたちの目標は、ダンゴムシや蝶、ザリガニのようで、ダンゴムシもふだん目にしているものの、いざ見つけようとすると結構見つけるのが難しいです。それでも、子どもたちはいろいろなところに行って、地面に顔を近づけて、穴の中を見たり、石の下を探ったりしています。見つけた班はまだ見つけられない班の人に教える場面も見られました。

 

 

 

  

生きものを探す子どもたちはまさに、「夢中」「熱中」そして「集中」しています。子どもたちのこんな姿、大好きです。見ているだけでこちらも楽しくなってしまいます。私も一緒になってついつい「夢中」になってダンゴムシ探しに「熱中」してしまいました。

 

その後、教室に戻り、2年生の生きものランドができました。これから大切に育てて、生きものと仲良くなってね。

食べ物はどこから?(5年社会科)

「えーっ、エクアドル!?」

5年生の教室から歓声が聞こえてきます。

社会科の授業で、「食生活を支える食料の産地」を学ぶ授業でした。この時間は本校の学校栄養士が授業に参加し、学校給食の食材の産地を子どもたちに伝えながら、身近な給食に使われている食材の産地を学びました。

 

 

米や大根、ネギ、ニラ、牛乳、豚肉、卵などは栃木県産のものを使っています。特に米や豚肉はさくら市産です。

また、昆布、サバ、ジャガイモなどは他県のもの、そして小麦や大豆は外国産のものが使われるそうです。ブロッコリーはなんと中南米のエクアドルから。「エクアドル」と聞いてもどこのあたりか難しいので位置をパソコンで確認しました。日本の反対側、ずいぶん遠いところから来ているのですね。どうしてかな?と子どもたちもいろいろ考えていました。季節によってとれるところが変わるからかな、たくさんとれるからじゃない?など、子どもたちは一生懸命考えていました。

私たちの身の回りの食べ物がどこから来ているのか、ご家庭でもちょっと確認してみるのも楽しいかもしれませんね。

読み聞かせ2

先日15日の朝、今年度2回目の読み聞かせを行いました。

お話の会ポピーの会の方々、お話ボランティアの皆さんにお越しいただき子どもたちにいろいろな物語を読んでいただきました。

 

 

 

 

 

 

子どもたちは食い入るように本の挿絵を見たり、話を聴いたりしながら、本の世界に浸っていました。

読み聞かせは月に一度のお楽しみです。読み聞かせの皆さん、来月もよろしくお願いいたします。

3年書写指導

20日、3回目の地域講師の方による3年生書写(毛筆)指導がありました。

今回は「縦画」を学び、「土」を書きます。前回の横画「二」に、縦画を一本足すだけなのですが、この縦画と横画のバランスが意外に難しいです。前任校で私も3年生に書写を教えていたことがありますが、「二」から「土」になると一気に難しくなるなと感じました。

  

 

子どもたちは、講師の先生の説明をよく聴き、ポイントを学んで、筆をとり、半紙に向き合います。

  

どれも個性があってなかなかの力作が完成しました。縦・横のバランスにも気をつけて書けていますね。

 

講師の先生、次回もよろしくお願いします。

遠足(4年生・那須方面)

6月20日(火)、4年生が那須方面へ遠足に行きました。梅雨に入り天気が心配でしたが、当日は晴天で暑いくらいのまさに「遠足日和」の一日でした。

 

なす高原自然の家に到着後、午前中は自然の家周辺の森を回るオリエンテーリング、午後は木工クラフト製作の壁掛けづくりに挑戦しました。

 

 

オリエンテーリングでは、班ごとに協力して地図を読みながらチェックポイントを見つけ回ります。「あっちにあるんじゃない?」「この道で合っているかな」などと初めて見る地図にちょっと悪戦苦闘しながらも楽しく活動しました。

午後の活動に入る前に、楽しみのお弁当&おやつタイムです。

    

  

壁掛けづくりは、自分の思い思いの作品を楽しみながら制作活動に取り組みました。

  

 

 

 

 

この日は、自然の家の利用団体が多く、他の学校もたくさん訪れていました。自然の家の職員の方や他校の先生方にもしっかりとあいさつをする姿も見られ感心するとともにうれしく感じました。

楽しい1日を過ごせましたね。これで遠足は1から4年生まで無事に終えることができました。保護者の皆様、準備等大変お世話になりました。

「プール、始まりました」

先週プールに水を入れ、週末の晴天で水もほどよく温まりました。今週から多くの子どもたちが楽しみにしている水泳・水遊びが始まりました。

初日(19日)は6年生が今年度の「プール使い初め」をしました。1年ぶりのプール。「うわー冷たーい!」と絶叫しながらも暑い中気持ちよさそうです。

    

夏休み前までの約1ヶ月、プールを使用します。保護者の皆様には、プールカードの確認や水着等の持ち物についてお手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

言葉から式へ(1年算数)

少し前になってしまいますが、1年生の算数の授業(足し算)の一コマです。

これまで数の構成(例「5は1と4」)を学んできました。そしてそれをふまえて、この足し算の単元では「あわせていくつ」と言葉で表現し(例「1と4をあわせて5」)、それを式に表す(1+4=5)ことを学びます。

初めて出てきた記号「+」や「=」に子どもたちは興味津々に先生の説明をよく聴きノートに一生懸命書いていました。

 

 

  

子どもたちにとって、言葉で表していたものを「式」という「算数の言葉・記号」で表すことは簡単なようで実は大切なことです。この算数の式は、大人になっても必要で、そして世界共通で、ノーベル賞をもらうようなすごい学者でも「+」や「=」を使います。そう考えると1年生で習う「+」や「=」もすごいことだなと感じます。

基礎・基本の充実と学習習慣・意欲の向上に向けて(全校漢字テスト)

先日の、朝の活動の様子です。みんな集中してテストに臨んでいます。

 

 

 

 

本校では、基礎・基本の充実と学習習慣・意欲の向上に向けて「全校漢字テスト」「全校計算テスト」をそれぞれ年間4回実施しています。

出題内容はあらかじめ子どもたちに知らせ、同じような問題(同じ問題の場合もあり)をテストとして実施します。問題内容は分かっていますので、定着をはかるとともに、テストに向けて学習する習慣をつけさせることも大きなねらいです。この時間は「全校漢字テスト』を実施していた1から4年教室の様子をのぞいてみました。どの教室も真剣そのもの。学習に向かう態度がさらに育つことを願っています。

一人一人に寄り添って(教育相談)

先週から、教育相談を行っています。

新年度が始まり2ヶ月、児童一人一人と話し合う場をもち、その子が感じていることを把握し、不安や悩みがあれば相談にのって安心・安全な学級・学校にしていくことを目的としています。

  

 

今月6月はさくら市において「ストップいじめ月間」として各校でもさまざまな児童理解の取り組みをしています。本校でも、子供たちが安心して学校生活を送り、「幸せ」を感じ「また明日ね」と笑顔で帰れる学校となるよう努めていきます。

県民の日学習「祝・栃木県誕生150周年」

今年は栃木県が誕生して150年の節目の年です。県民の日の6月15日を中心に、栃木県について各学年でいろいろ学ぶ機会としました。

1・2年生 県に関係する絵の塗り絵、県民の歌の合唱

 

3~6年生 県ホームページ「栃木県誕生150年~みんなで創る、未来のとちぎ~」で「とちぎの歩み」「とちぎの魅力」の学習、振り返り(自慢できる点、理想の栃木県)の記入、県民の歌の合唱

※6月15日の県民の日には、お昼の放送で栃木県の歩みを簡単にお話しし、県民の歌を流しました。

  

※4年生では先月、社会の学習で栃木県について学びました。そのまとめです。有名な建物・名所、自然、土地、食、生き物、キャラクターなど、特徴がよくまとめられています。これも県民の日学習と言えますね。

 

 

 

 

 

  

万が一に備えて(職員研修の一コマから)

夏が近づき、水泳学習が始まることに合わせて、先日、職員による救急救命・AED研修を行いました。

氏家消防署のみなさんにお越しいただき、主に胸骨圧迫とAEDを利用した救命方法を学びました。

 

 

 

万が一のことが起こらないように事前確認や指導中、細心の注意を払っていきますが、万が一は「0」ではありませんので、もしものことを考えて毎年研修しています。真剣に声を掛け合いながら先生方が研修を行いました。

「より速く、より遠くへ」自分・記録への挑戦(陸上記録会 in さくらスタジアム)

6月13日(火)、さくらスタジアムで、5・6学年児童による陸上記録会を実施しました。

今年度から、市内の全小学校がさくらスタジアムを利用して記録をとることになり、5・6年生の子供たちがそれぞれの種目に挑戦しました。

100m、50mハードル、1000m、走り幅跳び、ボール投げの5種目で、自分がチャレンジしたい種目にエントリーして記録に挑戦です。

「より速く、より遠くへ」。自己記録更新もあるでしょうし、「あの友だちには勝ちたい」という気持ちで臨む子もいたでしょう。いずれにしても、自分のめざす目標に向かって一人一人が自分に挑戦していた姿に感動しました。

 

  

 

 

 

 

応援にも力が入ります。そして応援されると一層力が出ます。

 

終わった後、走り幅跳びに参加した6年生の子に記録は伸びた?と聞きました。すると「3、40cm伸びました。走るところが土とちがってクッションみたい感じで走りやすかったからかなと思います。」とうれしそうに話してくれました。

記録会が終わった後は、なかなか入れないスタジアムを堪能する時間を取り、各学年思い思いの活動(リレーをしたり、タグラグビーをしたり)をしました。それも子どもたちにとって貴重な体験になったと思います。

大きくなったね私のアサガオ(1年生生活科)

1年生がベランダで育てているアサガオがずいぶん大きくなりました。葉も増え、背丈も伸び、ぐんぐん育っているのがよく分かります。

この日は、子どもたちがアサガオのお世話(肥料あげと支柱立て)をし、アサガオの様子を観察しました。

 

 

 

葉っぱをよく見たり、さわったり、ちょっとにおいをかいだりと、体の感覚をいろいろ使って観察します。子どもは発見名人です。「さわるとザラザラした」「前より葉っぱがたくさんになった」「葉っぱのところに小さなアオムシがいる!」いろいろな発見があったようです。楽しそうに観察カードにスケッチをしたり気がついたことをメモしたりしていました。

4年生の楽しい学び(理科・図工)

4年生が楽しそうに学んでいる場面です。

理科のヘチマやひょうたんの観察です。季節による植物の成長の様子を観察するために育てています。ヘチマやひょうたんを種から育て、芽が出て少し大きくなりました。今度、農園に植える予定です。また、ベランダでは同じウリ系のゴーヤも育てています。夏には大きな実がなるのか楽しみですね。

 

 

図工「コロコロガーレ」という単元の活動です。いろいろ材料や用具を工夫してビー玉を転がして遊べる楽しいコースを作ります。4年生の図工では私個人的に一番と言っていいほど好きな単元です。みんな楽しそうにビー玉が転がるコースを想像しながら作っていました。「ピ〇ゴラス〇ッチ」のようなコースができるのかな?

 

 

 

 

 

設計図は事前に書いていますが、作り出すともう無我夢中。熱中して作っています。切ってははって、はがしてまた切ってつけてみて…中には床で作業をしている子もいます。子どもらしい活動です。試行錯誤しながら熱中している姿、いいですね。

高学年の働き(プール清掃)

6月6日(火)に5・6年生児童によるプール清掃を行いました。

3日(土)に消防団のみなさんにご協力いただいて清掃を行いました。この日は清掃の仕上げです。仕上げとはいえ、壁面や床にはまだ汚れがありますのでブラシで磨いたり、葉っぱをすくったりしました。また、プール周りの草や枯れ葉を取ったりして、美しいプールにしてくれました。5・6年生で1時間、6年生はさらに1時間かけて一人一人が自分の役割を果たしました。高学年の働きに感謝です。

 

 

 

 

 

 

1年生も伝え合い学び合います。聴く姿勢も素敵です。

1年生の算数の授業の一コマです。自分の考えをペアになって友だちに伝えます。同じかな、ちがうかなと考えて聞く練習にもなっています。さっと椅子を動かしてペアになってお話を始めます。その動作もとても楽しそうにおこなっているところがまた微笑ましいです。

 

そしてなんといっても聴くときの姿勢がよい子が多いのには感心します。集中して聴くことは学習の基本ですね。1年生の伝え合い、学び合い、聴く姿勢がすばらしいです。

 

 

4年ぶりのランチルーム給食(4~6年)

今週(6月5日)から、ランチルームでの給食が始まりました。

令和元年度までランチルームを利用して給食を行っていましたが、新型コロナウイルス感染症の関係で、令和2年度からランチルームでの給食を休止していました。このたび、本校の特色でもあるランチルームでの給食が4年ぶりに始まりました。現在は4~6年生が行っています。4年生はランチルームでの給食は初めてです(5年生も1年生まで、6年生も2年生までしかランチルーム給食は行っていません)。勝手が違うので最初は戸惑うかもしれませんがじきになれると思います。みんなで食事を楽しめることは心の成長にもよいことだと感じています。

 

 

 

  

ランチルームでのあいさつや献立放送も給食委員会で行います。5日の委員会活動では、給食委員会の子どもたちがその練習も行っていました。

おしピョンもランチルーム給食ははじめて。

ランチルームでみんなが集まって給食を食べられる…当たり前と思っていた日常が一度なくなってしまいましたが、再び戻ってきたことにとてもうれしさを感じます。楽しいランチルーム給食、いろいろな学年の子どもたちがおいしく食べる姿を見られ幸せを感じています。

押小美術館(3年図工)

3年生教室が華やかに、そしてなにやらにぎわっています。

図工の時間の鑑賞の学習で、これまで制作した絵画や工作をみんなで楽しんでしました。

行ったときには工作「くるくるランド」で作った作品を見回ったり実際に動かしたりしていました。

 

 

 

 

私に「校長先生、これはね水族館なんだよ。ここをこうするとね…」「ぼくのはここにこういうのをつけてあって、テーマは…」などといろいろ説明してくれたり、「この〇〇さんのすごいんだよ。だって…」などと友だちの作品の説明をしてくれたりする子もいました。説明を聞いていると、子どもは、いろいろ想像したり、自由に物事を考えたりできて、友だち同士納得し合ったりもできて素敵だなと感じます。

 

この日は雨が降ってちょっと憂鬱な気もしていましたが、3年教室では黒板には絵画も展示してあって、さながら教室が美術館のようになっていて、素敵なひとときを過ごすことができました。