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押小日誌
卒業祝いカレー作り(6年家庭科)
6年生が先日のお弁当の日にカレーの調理実習を行いました。
これまで、家庭科担当の先生とどんなカレーにしようか班ごとに計画を立てました。衛生上、生肉は使わないことにしたので、お肉の代わりにベーコンや調理済みハンバーグなどを使用しようと話し合っていました。「サラダチキン」という班も。いろいろ考えますね。
当日、これまで家庭科で学んだ調理技術を総動員しての実習です。切って、炒めて、煮て・・・作り方も「最初から煮る」班もあれば、「最初は炒めてそれから煮る」という班も。また、ある班は、タマネギを別で炒めて、カレーができたらタマネギをあとからのせる「タマネギあとのせ」というのもありました。訳を聞いてみたら「タマネギのシャキシャキ感が好きなので」とのこと。いろいろこだわりがあります。また、担任の先生も「シェフ」になってカレーを作ります。「大人のカレー」作りも楽しそうです。
完成です。みんなでそろって「いただきます」。どの班も満足そうに、そして楽しそうに食べていました。
自分たちの卒業を記念してお祝いの気持ちを込めてのカレー。たくさん作ったカレーは全部平らげたそうです。最高学年になってとても成長した子どもたち。心も体も「胃袋」もたくましくなりました。
自分の技にジャンプ!(スポーツタイム)
子どもたちがいろいろななわとびの技に挑戦しました。
19日(水)、今回の朝のスポーツタイムは「なわとび」でした。前回は、まつのみ班で「長なわとび」をしましたが、今回は一人一人が自分のなわでとぶ「短なわとび」をしました。前回しとび、片足とび、かけあしとび、後ろ回しとび、二重とびなど、いろいろな技に挑戦しました。長なわとびはみんなで記録を重ねていきましたが、今回は自分の記録と向き合いながらの挑戦です。約10分間、みんな一人一人ががんばってジャンプしました。
先日、ホームページで紹介した子も二重とびをがんばっていました。
その日の業間休み、3年生の子どもたちがジャンプ台まわりに集まっていました。なんと3重とびに挑戦していました。先生からもアドバイスをもらいながら、見ているとあと少しでできそうです。速く回すのでなわが足に当たると痛いと思いますが、それでも時間いっぱい挑戦していました。この前のまつDのように、練習を重ねれば ”someday” いつかできるようになる。そう信じてがんばってほしいなと思います。
みんな、これからも自分の記録にがんばって挑戦してね。
まつのみDJランチトーキング第8弾(学校運営協議会推進プロジェクト)
17日(月)の給食時、ランチルームで8回目の「まつのみDJランチトーキング」(略して「まつD」)を行いました。今回で土日を挟んで3日連続の「まつD」でした。今回はゲストの方がいらっしゃいましたので「ひとりまつD」ではなく、”通常”の「まつD」に戻りました。
今回の学校運営協議会委員さんは、本校の前PTA会長だったIさんです。委員さんには早めに来てもらい、校長室で一緒に給食を食べていただきながら、まつDの打合せです。打合せでは子どもの頃の給食の話や今回のリクエスト曲の思い出などで盛り上がり、まつDでも子どもたちにお話ししてもらいました。カボチャフライや花野菜サラダ、冬野菜シチューの献立も好評でした。
ランチルームでまつD開始。はじめに今日の給食の感想、また、子どもの頃の思い出を伺いました。Iさんは「給食は栄養士の先生がみんなのことを考えて献立を考え、調理員さんが一生懸命つくってくれている”パワーフード”です。しっかり食べてくださいね」とお話しいただきました。また、Iさんは子どもの頃、給食のミートソーススパゲッティが好きだったそうで、「(後入れの)『ソフト麺』を袋の上から4つに切って入れたんだよ」など「プチ情報」もお話しくださいました。
さて、気になるリクエスト曲は・・・光GENJIの「パラダイス銀河」。リリースは1988年ですので、もう37年前の曲です(時代を感じます…)。Iさんは小学生で、クラスでもとても人気があったそうです。私はその頃大学生で、家庭教師で教えていた子が光GENJIの大ファンで、私もその曲を聴きながら勉強を教えた…そんな記憶があります。ローラースケートで歌うグループでしたね。なつかしい!!
続いて子どもたちの質問コーナー。お年のことや好きな食べ物の質問に、Iさんが楽しくお答えいただきました。
最後に子どもたちへのメッセージとして「勉強はどうしてするのかな」と問いかけをし、「将来に向けて、いろいろ知識を増やしていろいろな人とお話ができる人になって」とお話しくださいました。校長室で私とお話ししているときも「相手に分かるように話ができること」「言いたいこと・伝えたいことを自分の言葉で伝えられること」が大切とおっしゃっていました。そのためにも家族の会話が大切だと思うとのこと…元PTA会長さんの重い言葉です。
終了後、「とっても楽しかった~」とIさん。子どもたちをのせるのがとてもお上手で、楽しいランチタイムになりました。Iさん、お世話になりました。子どもたちにとっても、運営協議会委員さんにとっても楽しいひとときになったらうれしく思います。「もしかして明日も『まつD』があるのかなあ」と、昼休みに私のところにたずねてきた子も。次回はいつ?どなたが?リクエスト曲は?そろそろゴールが見えてきたという話も…次回を楽しみにしていてね。
大切な役目を後輩に
毎朝、6年生は国旗を掲揚しています。学校の最高学年としての大切な役目で忘れずに毎日行っていて感心します。先日の朝、国旗をあげる様子が目に入り、「あれ?いつもより(人数が)多いな」と思っていたら、5年生も一緒に国旗をあげていました。
6年生が卒業することを見据えて、5年生に国旗掲揚・降納をバトンタッチするために、6年生と5年生が一緒に国旗をあげているのでした。次の日の朝、様子を見ていたら、6年生と5年生が一緒に2階から降りてきました。職員室に入って国旗を預かり、ロープのここに結びつけて…その時、旗を地面につけないで…など、細かいポイントなどを5年生に教えます。あげたら掲揚塔にひもを回して最後にここに結んで…けっこうコツがいります。5年生も興味津々で6年生の教えをよく聞いて実践しました。もう少ししたら、5年生も独り立ちで国旗のあげおろしを行うそうです。
国旗掲揚・降納という大切な役目を後輩に引き継ぎます。これから卒業までの約一月、6年生の大切な役割をいろいろと後輩に引き継いでいくと思います。6年生のみんな、これまでありがとう。がんばって、5年生のみんな。
「さくら市の火事は誰が消す?」(3年社会科)
先週14日、3年生が「安心・安全なまちづくりのために」の学習で、地域の消防団をお招きし、消防団について学びました。この特別授業は今年度で3回目。防災教育の大切な活動・授業として毎年3年生を対象に行っています。
2校時は、さくら市の消防団を統括する団長さん(本校の田植え・稲刈りでもお世話になっている土屋さんです!)からあいさつをいただいた後、「さくら市の火事は誰が消す?」という質問からスタートし、消防団の様々なことを教えていただきました。また、地域のハザードマップを基に、自分の住むところが危険でないかどうか、地域の消防団の場所はどこかなどを調べました。
そして、3校時、消防団に関する体験活動を行いました。実際に消防服を着てみたり、消防車を観察したりと通常ではなかなかできない体験を行いました。
はじめに2校時の話にも出てきた消火栓を見てみることに。子どもたちはホースをつないだ消火栓に興味津々。こんな風になってるんだ!と興奮気味でした。そして、消防服に身を包んだ児童は実際に放水を行いました。的に向かって放水!水の勢いに目を丸くする子どもたちが大勢でした。見て触って体験できるようにしていただきました。感謝申し上げます。
これまでも、地元消防団の方にお世話になり、実施したこの学習ですが、全国的にも消防団の担い手不足も課題となっています。このような活動を通して、自分のまちを安心安全にしていく担い手が育つことを願っています。
自分たちの安全は自分たちで守るぞ!おーっ!
※今年はドローンも出動です。
お弁当の日5
今日18日(火)はお弁当の日でした。
朝、子どもたちはお弁当の入ったバッグを大切に持って登校です。
待ちに待ったお昼がやってきました。「いただきます」お弁当を開けるときのドキドキはうれしいものですね。各学年の様子を見て回ると、子どもたちが今日のお弁当のことをたくさん教えてくれました。
かわいらしい卵焼き発見。(ハートの卵焼き、ショートケーキ型卵焼き、キャラクターの卵焼き)
6年生は卒業祝いのカレー作りを行いました。(ご飯(中にはうどん持参の子も)は各自持参)詳しくは後日ホームページに掲載する予定です。
今年度のお弁当の日は、今回で最後です。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。
まつのみDJランチトーキング第7弾(学校運営協議会推進プロジェクト)…今回は「ひとりまつD」
14日(金)の給食時、ランチルームで7回目の「まつのみDJランチトーキング」(略して「まつD」)を行いました。実は、今回のゲストのTさんはどうしても都合が付かずお越しになれないということで、前もって子どもたちへメッセージをいただいていました。ということで、今回のランチトーキングは私が代わってメッセージを読む「ひとりまつD」になりました。
Tさんからは、野球選手のイチローさんの考え方や生き方に触れ「夢や目標に向けてこつこつと努力して、夢を叶えてほしい」という心のこもったメッセージをいただきました。ありがとうございました。
そしてリクエストもいただいていたので子どもたちに紹介。曲は佐野元春さんの「SOMEDAY」。いつかみんなの夢が叶うことを願っていますというTさんからの思いです。感謝申し上げます。
子どもたちもよく見たり聞いたりしてくれていました。私も昔はよくこの曲をカラオケで…つい「若い頃を思い出しました」と子どもたちにお話ししてしまいました。
Tさん、お世話になりました。すてきなメッセージ本当にありがとうございます。さあ、次回はどなたかがDJとなってお越しになります。いったいどなたでしょうか。リクエスト曲は?ちょっとワクワクドキドキですね。次回をお楽しみに!
まつのみDJランチトーキング第6弾(学校運営協議会推進プロジェクト)
13日(木)の給食時、ランチルームで6回目の「まつのみDJランチトーキング」(略して「まつD」)を行いました。冬休みをはさんでの久しぶりの「まつD」。ということで装いも新たに「まつD リターンズ」に生まれ変わりました。(内容は変わってません)
今回の学校運営協議会委員さんは、本校のボランティアコーディネーターでもあるFさんです。委員さんには早めに来てもらい、校長室で一緒に給食を食べていただきながら、まつDの打合せです。打合せでは小学校(宇都宮の小学校)での昔話などに花が咲き、まつDでも子どもたちにお話ししてもらいました。ちゃんぽん麺の給食もお褒めの言葉をいただきました。
まつD開始。合い言葉「まつD!」も元気で、6回目を迎えたまつD、久しぶりでしたが子どもたちの反応もよくちょっと一安心。今日の給食の感想、また、子どもの頃の思い出をお話しいただきました。Fさんの小学校時代(宇都宮)は近くに水をまいてつくる天然のスケート場で冬はもっぱらスケートだったそうです。それだけ寒かったんですね。
さて、Fさんのリクエスト曲は・・・三波春夫さんの「世界の国からこんにちは」。この曲は初回大阪万博のテーマソングです。この4月には大阪・関西万博が始まりますが、Fさんが中学生の頃、前の大阪万博があって修学旅行で行ったそうです。これを聞くとその頃を思い出し、また万博に行きたいなと感じるそうです。私も行ってみたいです!(キャラクターの「ミャクミャク」も気になります。)
最後は、子どもたちの質問コーナー。お子さんのこと、リクエストの曲のことの質問に、Fさんに丁寧にお答えいただきました。
子どもたちへのメッセージでは「みなさんはとても明るく、そしてとてもやさしい子どもたちです。これからもそのやさしさをもち続けてくださいね」と伝えていただきました。(Fさんからは、まつDが終わった後、校長室で、子どもたちがやさしいなと感じたエピソードをお話しくださいました。Fさんは子どもたちと接することが本当に多いので、日々、子どもたちの様子からやさしい子どもたちだなと感じているそうです。とってもうれしいことです。)
最後は恒例の「拍手」&「いいねポーズ」でしめくくりました。終了後、Fさんは「みんなで給食を食べて、子どもたちがとても楽しそうにしていていいですね。」とうれしそうに微笑んでお帰りになりました。
Fさん、お世話になりました。子どもたちにとっても、運営協議会委員さんにとっても楽しいひとときになったらうれしく思います。次回はどなたがDJとなってお越しになるのでしょうか。リクエスト曲は?ちょっとワクワクドキドキですね。次回をお楽しみに!
読み聞かせ9
先週13日の朝、今年度9回目の読み聞かせを行いました。
アリスの会の方々、お話ボランティアの皆さんにお越しいただき子どもたちにいろいろな物語を読んでいただきました。
今回、個人的にちょっと「ツボ」に入ってしまったのは6年生の教室で読まれていた「だじゃれ世界一周」。いろいろな国の名前をだじゃれで紹介していきます。クスッと笑ってしまう楽しい気分になる本でした。
読み聞かせは月に一度のお楽しみです。次回が今年度最後の読み聞かせです。読み聞かせの皆さんよろしくお願いいたします。
※読み聞かせが終わった後、会の方々は本の内容や子どもたちの反応などを話し合っていらっしゃいました。日々勉強を重ねていらっしゃることに頭が下がる思いです。感謝申し上げます。
ワクワクの新しい給食センター
先日、市の校長先生方の研修会で、さくら市給食センターの新築工事の様子を見に行きました。(さくら市鷲宿)
4月から本格的に工事が始まり、建物工事は折り返し地点を過ぎたそうです。個人的に建設現場でいろいろな機械や重機で建物ができあがっていく様子を見るのが好きなので少し楽しみでもありました。実際に見てみると思っていたよりも大きく(「鎌倉の大仏様」のようです)立派な建物だなと感じました。教育委員会の担当の方から説明をいただきながら、外側をぐるっと回ります。「ここが調理場です。洗浄するのはこの先です」「ここから配送トラックに運ばれて各学校に届けるようになります」「2階には見学ゾーンもあって子どもたちが見学できるようになります」など、話を聞いていると想像も広がって少しワクワクします。たくさんの方が工事に携わっていることにも感謝です。
センターは今年の夏に完成し、夏休み明けから提供開始となる予定です。建物の完成と、新しいセンター給食を今から楽しみにしています。
表彰朝会(松の実賞6、理科展)
12日朝は表彰朝会を行いました。
はじめに「松の実賞」の表彰(6回目)を行いました。
つづいて地区理科展覧会の表彰を行いました。地区に出品した作品の中から入賞した子どもたちの表彰です。
さて、今回で、今年度の「松の実賞」表彰は最後です。歴史ある「松の実賞」を今年度も全ての子どもたちに渡すことができました。あらためて、子どもたちのよさを感じ、表彰できる幸せを感じています。めあてに向かって、またみんなのため、一生懸命に取り組んでいるみなさん、受賞おめでとう。
※全体でも、あいさつがすばらしかったです。継続していけるように声かけ、働きかけをしていきたいと思います。
フットゴルフゴール贈呈式&なかよしタイム7
10日の昼休みは、なかよしタイムでした。今回は、始まる前に、フットゴルフのゴールをいただくことになり、その贈呈式を行いました。
市内のゴルフ場の方と、さくら市役所の担当の方がお越しになり、フットゴルフのゴールをいただきました。さくら市では、数年前から市内のゴルフ場を舞台に、フットゴルフ(大きめのボールを足で蹴って、ゴールに入れる)を推進しています。将来的には「フットゴルフの聖地」を目指しているそうです。市内の学校でもその体験活動を進めていて、本校でも高学年で実施しています。5月に6年生が市内のゴルフ場で体験をしてきました。また5年生は今月末に校庭で体験し、来年度6年生になったら「ゴルフ場デビュー」をする予定です。楽しみですね。寄贈いただいた皆様、ありがとうございます。感謝申し上げます。
その後は、班ごとに遊ぶなかよしタイムを行いました。
次回のなかよしタイムは6年生にかわって5年生がリーダーとなって班遊びをする予定です。がんばれ5年生!
部活動報告
本校HPのメニュー欄に、『体育文化後援会(野球・バスケ・金管)』があります。バスケ部の活動報告を載せましたので、ぜひご覧ください。
子どもの力や可能性は無限大その2
「校長先生!見ていてください」
先日の業間休み、なわとびをしている2年生の子に呼び止められました。
その子は二重跳びを練習していて、まだ1回(単発)しか跳べないので、連続で跳べるように練習しているとのことでした。体育の授業でもコツは教えてもらっているようです。リズムはね…こんな風に… などと、その子にお話ししながら見守ります。すると、だんだんリズムが整って2回連続で跳べるようになりました。「そのままだと連続5回いけそうだよ」と声をかけてさらに見守っていると3回、4回、そして一気に7回ほど跳べるように。「10回いけるかな」とその子も自信をつけたようでさらに回数を伸ばそうとがんばります。休み時間終わりのチャイムがなり始め、これで最後!と跳び始めたら、なんと14回跳びました。私もこんなにできるとは思ってもみなかったので一緒に大喜びしました。
同じ日の昼休み、2年生の男の子も仲間入り。一緒に二重跳びの練習です。その子も連続跳びをもっと跳べるようになりたいと練習していました。見ていると、2人で「こんなふうにしたらいいかな」「こうするといいよ」「すごいじゃん!」などとアドバイスし合ったり喜び合ったりしています。すると、その男の子も記録を伸ばしはじめ、その時間に12回も跳べるようになりました。私も入って3人で大喜びでした。
休みを挟んで次の日、さらに一人女の子が増えて3人で練習です。二重跳びの練習に3人でがんばります。休みを挟んだこともあって連続二重跳びの記録がなかなかのびません。でも、やっているうちに徐々に感覚も戻って、上手に跳べるようになります。3人で場所を譲り合ったり(この練習台がいいんだよな…というのがあるようです)、見合ったりしながらお互いに応援しているのが微笑ましいです。
その後も、ある上学年の子が「連続二重跳びを練習したい」と、休み時間一人で練習をし始めました。今までまだ二重跳びを連続で跳べないとのことでした。リズムの取り方などを一緒にやってみていざ練習。もう少しで跳べそうだな…と見ていたら連続で2回跳ぶことができました。その後、地面の上でもチャレンジし、地面で3回、練習台の上で4回跳べるようになったととてもうれしそうに教えてくれました。
少しの間でしたが、見ていると本当に子どもは「できるようになりたい」と思っていて、そのために努力を積み重ねられるのだなと感じています。そしてできるようになったときのうれしそうな顔は本当に幸せそうです。見ている方も幸せな気持ちになります。昨年、竹馬がどんどん上手になっていった子どもたちを見て「子どもの力や可能性は無限大」と感じたいう記事を載せたことがありますが、今回もそれを実感しました。これからも「できるようになりたい」という気持ちを大切にしてあきらめずにがんばってほしいなと思っています。そして、その様子を見守りながら、心から応援し一緒に喜べる幸せを感じています。
さくら市教育委員会からのお知らせ(中学生海外派遣帰国報告会)
さくら市教育委員会からのお知らせです。小学生も含めて、興味のある方はどなたでも参加できます。
「生きているだけで百点満点」(5年生・健康教室)
先日(7日)の授業参観に合わせ、助産師さんに協力いただき、5年生の健康教室を行いました。「生命の誕生」という学習で、生・性に関する大切な学習です。
みんなが生まれるまでの過程について学び、この世に生を受けることや赤ちゃんの育ちと誕生について学びました。折り紙の中の針の穴で受精卵の大きさを確認したり、赤ちゃんの人形(3500g)を抱いたりする体験もしました。自分の誕生月ごとにいかにおうちの方が心配したり大変な思いをしたかもお話ししてくださいました。今回、保護者の方にも参加いただきましたので、子どもたちもいろいろと感じることがあったと思います。
助産師という、命を扱うお仕事をされているからこそ思うこと…「寿命はそれぞれちがうけれど、命を大切にしてしっかり生きてほしい」、「みんなは、自分で選んで自分で生まれてきた、これってすごいことなんだよ」というお話をいただきました。
むすびに、助産師の先生から「生きているだけで百点満点」という言葉を教えていただきました。大変な確率で、おうちの方から喜ばれ、大切にされてきたみなさんの命、もうそれだけで・生きているだけで「百点満点」というメッセージです。子どもたちの心にしっかり刻まれたと思います。
心の鬼を追い出そう(1年教室から)
先週は節分がありました。1年教室に節分にちなんで「心の鬼を追い出そう」と、子どもたちが自分の心の中にどんな「鬼」がいるのか、どんな風に追い出そうか・退治しようかをカードに書いたものが掲示されていました。先日の授業参観で1年生の保護者のみなさんはご覧になったかもしれませんが、ホームページでも紹介いたします。
よく読んでみると、いろいろ工夫して、心の中にいる「鬼」を追い出そうとしているみたいです。「心配鬼」には「『大丈夫』って思う」、「いらいら鬼」には「いらいらしたら深呼吸」など「なるほどな」と思うことばかりです。
さあ、1年生のみなさん、しっかりと心の中の鬼退治、がんばってね。
お世話になりました(授業参観・学年末PTA)
7日(金)、授業参観ならびに学年末PTAを開催しました。多くの保護者の皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。
授業参観(5校時):少し緊張もあったかもしれませんが、子どもたち、授業参観ではいつも以上に張り切ってがんばっていました。がんばれるっていいなと感じました。
1年 国語 読みの時間「小さい『や』『ゆ』『よ』」
2年 学活 自主学習レベルアップ大作戦
3年 学活 野菜をしっかり食べよう(食育授業)
4年 総合 2分の1成人式を祝おう
5年 学活 生命の誕生(さくら市健康教室)…あらためて後日ホームページで紹介する予定です
6年 総合 自分向上プロジェクト
全体会(オンライン):PTA会長さん、副会長さん、大変お世話になりました。
学年PTA:今年度の子どもたちの様子等を話し合ったり、来年度の役員などを決めていただいたりと大変お世話になりました。
あらためて、今年度、お世話になりました。引き続きよろしくお願いいたします。
感謝申し上げます
8日(土)、地元の建設会社さんのご厚意で、校庭の野球場のところに土が入りました。さらに重機で整地も行っていただきました。
校庭の野球場のところはどうしても練習や雨などの影響ででこぼこしてしまい、練習や試合などで影響が出てしまいます。昨年も少しでも状態をよくしようと砂をまいていました。今回は表面の土も削って整地することで、土の部分のでこぼこもなくなり、きれいなグラウンドとなりました。また、野球部の保護者の方々もご協力いただきました。ありがとうございました。
土をいただき、また整地もしていただいた建設会社様(元・本校のPTA会長様でもあります)、本当にありがとうございます。感謝申し上げます。
「しもつかれ」は「しみつかれ」「しもつかり」「すみつかり」「すもつかれ」?
7日(金)の給食に栃木の伝統食「しもつかれ」が出ました。
「しもつかれ」は、鬼おろしでおろした大根や人参とサケの頭、大豆や油揚げ、酒粕などをいっしょに煮込んだ料理で、初午(今年は2/6でした)に合わせて作る、地域や行事と結びついた食べ物です。主に栃木県とその周辺で作られ、地域や家庭によって材料や作り方、味付けが異なり、それぞれの「味」があります。栃木県を代表する郷土料理「ソウルフード」と言えるかと思います。
給食のしもつかれはとても食べやすくアレンジされていて子どもたちに大好評です。
お代わりする子も多く、「しもつかれは飲み物です」と言わんばかりにがっつり食べている子も。いいですね。
先日、さくら市ミュージアムで「しもつかれ」の料理の歴史と呼び名についてのお話があり、ちょっと興味がわいたので参加してみました。
歴史的には・・・
1 「しもつかれ」の大元は「宇治拾遺(うじしゅうい)物語」(1,220年頃の書物)に出てきた「すむつかり」(酢+憤り)という食べ物(・・・煎った大豆に酢をかけたもの。今のように煮ませんでした。)と考えられる。
2 はじめは煮ない調理法でしたが、だんだんコトコトと煮る料理に変化。(でも、煮ないタイプ(!)のしもつかれも残っている・・・煎った大豆に大根おろしや酢をかける など)
3 入れる食材や調味料が増えてきた。(さいしょは「大豆と酢」だけだったが、そのうち大根や人参、サケ、酒粕などが入るようになった)
4 (特に似るタイプのしもつかれでは)酢を使わなくなってきた。
と考えられるそうです。
呼び名について・・・
実はこの料理を「しもつかれ」と呼ぶようになったのは昭和40年代後半の頃で、それまでは、それぞれの地域で「しもつかり」「しみつかり」「すみつかり」「すもつかれ」などと呼んでいたようです(「り」や「れ」は、なまりが関係していると考えられます)。今でも、その呼び名が残っている所もある(呼んでいる人もいる)ようです。大雑把に呼び名がどう変わったかを見てみると次のようになります。
すむつかり → す(酢)み(味)つかり(浸かり)・すみつかれ → しみ(浸み)つかり(浸かり)・しみつかれ → しもつ(下野)かり・しもつかれ
呼び名は料理法とも関係していて(例えば 煮ると味がしみる→「し〇〇〇〇」、酢を使っている→「す〇〇〇〇」、など)、栃木県(しもつけ)に特有の食べ物なので、いつの間にか「しもつ〇〇」に変化して「しもつかれ」が一般的になったのではと考えられるようです。今は、全県的に「しもつかれ」と呼んでいますが、歴史や経緯、そしてその土地その土地に料理法と呼び名があったのですね。料理法や呼び名は大切にしたいなと感じたところです。
ちなみに、さくら市氏家地区では「しみつかれ」と呼ばれていたそうです。もし、みなさんのご家庭でそのように呼んでいたらぜひお教えください。また、しもつかれを作る地域に住んでいる親戚や知り合いの方で、「どこどこに住んでいるだれだれは「〇〇〇〇〇」と呼んでいる」など、ちがう呼び方で呼んでいるケースがあったらお子さんを通じて教えていただけるとうれしいです。
【参考】
・郷土文化特別講演会「〔しもつかれ〕の方言地図を読む-料理の内容とその歴史に照らして-」(1月25日(土) さくら市ミュージアム 講師:新井小枝子先生(群馬県立女子大学教授))
・「郷土料理〈しもつかれ〉を表す語の形成と方言分布」(新井小枝子先生)
・「郷土料理 しもつかれ ~初午に作る行事食~」(文化庁「食文化ストーリー」リーフレット)
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