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押小日誌
「6年生との懇談会」2日目
今日のメンバーは4人。
お茶碗を選んで、茶筅をしっかり振って、自分のお茶を点てました。真剣です。お茶を点てたことがある子が1名。昨年の氏家雛めぐりで体験をしたとのことでした。
小学校6年間は楽しかったとみんなお話しします。修学旅行や臨海教室など、学校の外での思い出が心に残っているようです。また、将来の夢をしっかり決めていて、立派だなと感心します。「校長先生に質問です!校長先生の座右の銘は何ですか。」とドキッとする質問が。私から二つの言葉を4人にお話ししました。
いろいろお話をして楽しく大切なひとときとなりました。みんなありがとう。
全員が松の実賞を受賞
今朝の表彰朝会で渡せなかった児童に、さきほど、昼休みに、校長室で松の実賞を授与できました。
いい笑顔です!
これで、今年度、109人の児童全員が松の実賞を受賞したことになります。みんな本当におめでとう。自分のよいところ、さらにたくさん伸ばしてくださいね。
朝会
7日と14日、朝会をランチルームで実施しました。
7日は、表彰(1件)と校長講話を行いました。
表彰(地区席書大会3位)おめでとうございます。各種書道展で入賞・入選している6年生児童です。返事や姿勢がとてもすばらしく皆の手本です。
講話は「挨拶はなぜ大切か」を子どもたちと一緒に考えました。
子どもたちの挨拶は、登校のとき、日中廊下ですれ違ったときなど、本当によくできる子が多く、とても感心しています。だからこそ、ここで一度立ち止まって「なぜ挨拶は大切なのか」を子どもたちと考えたかったのです。
まず、子どもたち自身で考えて、話し合ってもらいました。1年生も一生懸命話し合ってくれました。
そして、何人かの考えを聞きました。「うれしくなるから」「コミュニケーションの基本だから」という意見が出されました。(私が伝えたかったこと、ズバリ!でした。子どもってすごいと密かに感じていました。)
次に、私から「挨拶はこんな力だから大切だと思う」ということをお話ししました。
1 挨拶は、互いにうれしくなる力がある
2 挨拶は、仲直りの力・やり直す力がある
3 挨拶は、大人になったときにも必要とされる力である
という3つの力が挨拶にあって、「挨拶」は、みんなが幸せに生きるためにとても大切なことだとお話ししました。
子どもたちはとても一生懸命考え話し合い、真剣に聴いてくれました。朝会のあと、子どもたちの挨拶がさらによくなったように感じています。打てば響く子どもたちに幸せを感じます。
引き続き、ご家庭でもお子さんとの挨拶をさらにお願いできればありがたいです。
14日は、表彰朝会を行いました。
はじめに「ミュージアムこども絵画展(氏家観光協会長賞)」「地区席書大会3位」「地区理科展入選(優良賞・良賞)」の3点を表彰しました。返事もしっかりできてすばらしい態度でした。
次に「松の実賞」の表彰(6回目)を行いました。
やはり、どの子も返事や姿勢がよく、聞いている・見ているだけでうれしくなります。(上の写真は2年生と1年生なのですが、立ち方や礼の仕方、すばらしいです。低学年でも「凜」とした所作で、こちらが身が引き締まります。)
今回で、今年度の「松の実賞」表彰は最後です。以前にご紹介しましたように、歴史ある「松の実賞」を今年度も全ての子どもたちに渡すことができました。まさに「一人一人が主人公」です。あらためて、子どもたちのよさを感じ、表彰できる幸せを感じています。めあてに向かって、またみんなのため、一生懸命に取り組んでいるみなさん、受賞おめでとう。(お休みだった子には後日、表彰を行いますね。)
※全体でも、あいさつがすばらしかったです。継続していけるように声かけ、働きかけをしていきたいと思います。
6年生とのひととき「6年生との懇談会」1日目
6年生もいよいよ卒業まであと約1ヶ月となりました。
そこで、6年生に昼休みに校長室に来てもらいお話をすることにしました。
その際に、ちょっと特別に、お茶とお菓子を一緒に楽しみながらお話しすることとしています。(自分でいいなというお茶碗を選んでもらい、茶筅を振ってお茶を点ててもらいました。)
小学校の思い出は… 中学校に行ったら… 将来の夢は… など、6年生といろいろとおしゃべりをします。卒業まであと少し。6年生との時間を大切に過ごしたいと考えています。
1日目の今日は4人。初日でしたが、4人とも自分の夢や思い出をしっかりお話ししてくれました。修学旅行が楽しかった、臨海自然教室も楽しかったなど楽しい思い出話のほか、中学校は少し心配など心の内をお話ししてくれました。
いろいろお話をして楽しく大切なひとときを過ごすことができました。みんなありがとう。
かたちづくり・かたちあそび(1年図工・算数)
1年生の教室で、子どもたちが真剣になっています。
この日は図工で、紙版画を作っていました。下書きにあわせて、色紙を切っていきます。下書きの形に合わせて切るのは結構難しく、はみ出たり、形がちょっと変わってしまったり…でもそれもまた、よい「味」になっています。この色紙は、シールになっていて貼りやすく、そして、水にぬらすと色が出てくるので、そのまま(ローラーでインクをつけなくても)紙に刷ることができるのだそうです。教材も進化しています。ちょっと驚きでした。
翌日、今度は算数の時間、数え棒を使っていろいろな形を作っていました。前の時間に、色板を使って形を作っていました。この日は、格子点を数え棒(直線)で結んでも形が作れることを学びます。図形の学習の基礎(頂点や辺、多角形など)になるわけですね。
この子はオリジナルの形を作っていました。「毛虫」です。
いろいろな教科の学習で、それぞれに学んでいることがつながっているなと感じます。子どもたちの真剣かつ楽しそうに取り組んでいるのもとてもいいなと感じます。
「生きているだけで百点満点」(5年生・健康教室)
助産師さんに協力いただき、5年生の健康教室を行いました。「生命の誕生」という学習で、生・性に関する大切な学習です。
みんなが生まれるまでの過程について学び、この世に生を受けることや赤ちゃんの育ちと誕生について学びました。折り紙の中の針の穴で卵子の大きさを確認したり、赤ちゃんの人形(3500g)を抱いたりする体験もしました。自分の誕生月ごとにいかにおうちの方が心配したり大変な思いをしたかもお話ししてくださいました。(写真で、目を閉じているのは、赤ちゃんが生まれたときの泣き声を聞いている場面です。)
助産師という、命を扱うお仕事をされているからこそ感じること…「寿命はそれぞれちがうけれど、命を大切にしてしっかり生きてほしい」、「みんなは、自分で選んで自分で生まれてきた、これってすごいことなんだよ」というお話をいただきました。
むすびに、助産師の先生から「生きているだけで百点満点」という言葉を教えていただきました。大変な確率で、おうちの方から喜ばれ、大切にされてきたみなさんの命、もうそれだけで・生きているだけで「百点満点」というメッセージです。子どもたちの心にしっかり刻まれたと思います。
たのしくうつして(2年・図工)
2年生が夢中になって紙を切ったり貼ったりしています。
図工の「たのしくうつして」という単元で、紙版画を楽しむ学習です。保護者のみなさんは、先日の授業参観で教室に掲示してあった作品をごらんになったかもしれません。作品になるまでの様子です。
版画にしたい絵を下書きします。そして、下絵に合わせて型紙を切って貼っていきます。型紙のでこぼこの特徴を生かすのもポイントのようです。また、紙だけでなく、毛糸など、紙以外の素材を使う子もいます。
版ができあがったら、いよいよインクをつけて刷ります。刷り上がりはどうかな…ちょっとドキドキです。それから、黒一色でなく、他の色をのせたりもします。多色になると雰囲気が変わります。
みんなの作品ができあがりました。どの作品も個性があってとてもいいです。大きく表現もできていていいです。
「なんだか、美術館みたいだね。」という子がいました。「じゃあ、『ミュージアムおしあげ』かな。」とその子に言うと、「看板をつくる!」と言ってさっそく看板ができあがりました。かわいらしい看板もいいですね。
書写指導、お世話になりました(3年書写)
6日(火)、今年度最後の書写指導(3年生)がありました。
地域の先生を招いての書写指導は、この日が最後です。最後は、これまで習った筆運びを使って「水玉」を書きました。
横画、縦画、止め、はらい、はね、点など、習ったことを総動員して書き上げます。昨年度まで、私も3年生の書写を教えていましたが、筆先の向きや筆の持ち方などを意識する、縦画と横画のバランスに注意する、そして1枚の紙に2文字の漢字を入れるのが、子どもたちにとってとても難しいです(「水」が大きくなってしまい、「玉」が小さくなったり紙に入らなかったりします)。どうかな…と見ていましたが、子どもたちの「水玉」は、2文字のバランスもなかなかよく仕上がっていました。先生の教え方に秘訣がありそうです。
先生、1年間、大変お世話になりました。引き続き、子どもたちのためにお力をいただければと思います。ありがとうございました。
認知症サポーター養成講座(4年生)
5日(月)、市役所高齢課の方をお招きして、認知症サポーター養成講座を行いました。
これは、認知症に関する正しい知識を身につけ、認知症の方やその家族が安心して暮らし続けることのできる地域づくりを目指した講座です。これからますます高齢化社会となり、認知症となる方が増える恐れがあり、小さいうちから認知症のことや、その支援の仕方を学ぶという目的で行われています。
はじめに、高齢化社会になっていることや脳のこと、そして認知症の特徴について学びました。
次に、高齢者の方や認知症かな…という方にどのように接するとよいか考えました。そして、担任が高齢者役になり、その場でどう行動したらよいかを実際にやってみました。子どもたちは、はじめ「どうしよう…」と少し戸惑っていたようでしたが、すぐに「大丈夫ですか?」「いっしょに帰りましょうか」などと声をかけ始めました。この「関わろうとすること」がとても大切だそうです。「見守ることも大切です」とも教わりました。
これから、社会の担い手になる子どもたちです。ぜひ、学んだことをもとに、「サポーター」として地域社会を支える人になってほしいと願っています。
雪景色
昨日から降り出した雪は、夜に一度止んだようですが、朝方また少し降り出しました。でも、お昼前には雪も止み、なかなかできない雪遊びを子どもたちが楽しむ様子が見られました。
2時間遅れの登校でしたが、無事子どもたちが登校できてほっとしています。明日以降も道は凍っている場合もあるかもしれませんので十分注意いただくようご家庭でもお話しくださればと思います。
登校の様子から
雪の日も並んで登校、寒いですが元気に挨拶ができています。
雪って集めたくなります。
雪の校庭から見える貨物列車
雪の日も勉学に励む金次郎像
子どもたちの雪遊びの様子から…雪だるまやかまくらづくり、雪合戦、中には寝転んで雪の感触を全身で味わっている子も。
1年生が「校長先生!」と言って見せてくれました。かわいらしい「雪うさぎ」です。
こちらは謎のオブジェ。正体不明の芸術家、バン〇シーが来ていたのでしょうか。
5年生特製雪だるま…なんとも言えないいやしの表情です。これはまさに「押上小の守り神」。子どもたちを見守っているようです。
こんなメニューを提案します!(6年家庭科)
6年生の家庭科では、食事に関して、栄養のバランスを考えて、献立を考える学習があります。先日は、その学習の一環で調理実習を行いました。野菜やキノコのベーコン巻きを作りました。私もお誘いを受けて、ベーコン巻き3種をちょうだいしました。とてもおいしかったです!ごちそうさまでした。ありがとうございました。
さて、その数日後、その続きで、給食の献立を基にしてメニューを考える学習を行いました。はじめに、本校に勤務する学校栄養士の先生から給食の献立をどのようにして考えて計画するのかお話を聞きました。
その後、個人個人でこんな献立はどうかな…というものを考えた後、グループで「私たちはこんな給食の献立を提案します!」としてメニューを話し合いました。用意された資料の情報を確かめながら、タブレット端末を使ってメニュー化していきます。
そして、翌日、自分たちのメニューを発表。栄養士の先生に教室に来てもらいプレゼンしました。なにやら栄養士の先生の目にとまった献立は3月の献立に採用されるかもしれないとのことでかなり子どもたちは「本気モード」。実現するとなると、やっぱり俄然やる気になるんですね。
自分の班の献立の「アピールポイント」もあって、「和食(洋食)に統一した」「栄養のバランスを考えつつ好きなメニューにした」「色合いをよくした」「揚げパンを入れるために主菜や副菜を工夫した」「みんなの好きそうなメニューにした(残しを減らすため)」など「なるほど・・・」と子どもたちの考えに感心しました。
6年生も卒業まであと2ヶ月を切りました。3月の給食献立が楽しみですね。さて、みんなの献立は採用されるでしょうか?
雪
今日のお便りとメールでお知らせしましたとおり、降雪のため、明日の登校時刻は2時間遅らせ、10:05にいたします。気を付けて登校するようご家庭でもお子さんに伝えてくださいますようお願いいたします。
今日の6時間目、環境飼育委員会の子どもたちが昇降口前の雪かきをしてくれました。みんなのためにありがとう。
クラブ見学(3年生)
1月29日(月)のクラブ活動の時間に、3年生が見学をする「クラブ見学」が行われました。
本校では4年生からクラブ活動が始まります。ですから、4年生になる前のこの時期、3年生がクラブの様子を見て回り、来年度の参考にします。
それぞれのクラブでは、事前に話し合い、3年生にどんな様子を見てもらおうか、体験をしてもらうかなど話し合ってきました。
科学クラブ(不思議な…「動き出す魚」)
創作クラブ(水族館モビールづくり)
パソコンクラブ(早押しクイズ大会)
屋外スポーツクラブ(ケイドロ)
屋内スポーツクラブ(ドッジボール)
3年生もワクワクしながら見学、体験をしていました。自分たちで時計を見ながらグループ行動もできました。クラブ活動の様子はイメージついたようですね。4年生になったら楽しみですね。
※クラブ活動の内容(〇〇クラブ)は、その年その年で変わることがあります。
お世話になりました(授業参観・学年末PTA)
本日2日(金)、授業参観ならびに学年末PTAを開催しました。
多くの保護者の皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。
授業参観(5校時)…緊張の中にも、子どもたちとてもがんばっていました。いつも一生懸命でがんばっているのですが、授業参観ではいつも以上に本当に張り切ってがんばっていました。がんばれるっていいなと感じました。
1年 国語 読みの時間
2年 生活 明日へジャンプまとめ発表
3年 国語 音訓カルタ
4年 書写 夢に一歩、近づこう
5年 算数 変わり方を調べよう
6年 国語 言葉について考えよう
全体会(オンライン)…PTA会長さん、副会長さん、大変お世話になりました。
学年PTA…今年度の子どもたちの様子等を話し合ったり、来年度の役員などを決めていただいたりと大変お世話になりました。
あらためて、今年度、お世話になりました。引き続きよろしくお願いいたします。
※メジャーリーガー大谷選手のグローブも展示しました。お手にとっていただいた方も多かったかと思います。いかがでしたでしょうか。
心の鬼を追い出そう(1年教室)
1年生の教室入り口に、たくさんの「鬼」がいました。ちょっとどっきり。
「心の鬼を追い出そう」と、1年生が、いろいろな「心の鬼」を飾っていたのでした。(恵方巻きもいいですね。)
「いたずら鬼」「わがまま鬼」「めんどう鬼」「はなしきかない鬼」「ねぼすけ鬼」「くいしんぼう鬼」「おこりんぼう鬼」「ぐずり鬼」「ゲームやめない鬼」といった心の鬼がいるようです。鬼らしい鬼もいますが、よく見てみると、かわいらしい鬼、ユーモアあふれる顔の鬼もいます。
明日、2月3日は「節分」です。この機会に、心の鬼退治、がんばってね。
読書の入り口「ブックトーク」(4年)
1日(木)、4年生対象に、朝の活動の時間に図書室で「ブックトーク」を実施しました。
図書事務員の先生が、本の紹介や選び方の他、いよいよ高学年の仲間入りを控えた4年生に、5年生の国語の教科書で出てくる教材文の図書などを紹介してもらいました。
また、少し敬遠されがちな文学作品に関しては、読んでみようかな…と思わせるような本についてもお話しがあり、子どもたちの目がキラッと輝いた気がしました。
1冊でも多く手に取って、読書に親しもうとする子が増えることを願っています。
漢字検定に挑戦
1月26日(金)の放課後、希望者による漢字検定を実施しました。
日本漢字検定協会による検定で、学校を会場として実施するものです。今回は、4級(中学校在籍レベル)~8級(小学校3年生修了レベル)に24人が挑戦しました。
開始時刻まであと少し。緊張感が漂います。教科書の漢字一覧を見たり、ドリルや問題集でおさらいをしたりしています。
いよいよ開始です。問題を見てみると、なかなかの難問もあります。私も悩む問題がちらほら…子どもたち、最後まであきらめずにがんばりました。
結果は1ヶ月後ぐらいに学校に届く予定です。合格を祈っています。
伝統工芸に触れる・体験する(4年社会科見学)
先日、4年生が社会科見学で那珂川町(小砂地区)を訪れました。
地域の伝統産業を学ぶ学習で、この地区の「小砂焼き」についての見学・実習です。
教室で、栃木県の伝統工芸の益子焼に関する学習をした子どもたちですが、同じ陶芸が盛んな小砂の小砂焼きを体験したり見学したりして学びます。
はじめに、さっそく陶芸体験(てびねり)です。係の方に作り方(コップ型とお皿型)を教えていただき、スタート。はじめは恐る恐る土を触っていた子どもたちもだんだん慣れてきて、途中からはすっかり「ミニ陶芸家」になっていました。
できあがった作品は、どれも個性的。その子ならではの特長もでているようです。焼いて完成までには2ヶ月ほどかかるそうで、できあがりが楽しみです。
その後は、土(粘土)作りの工場や、工房を見学しました。陶芸に向いた土が見つかったことや当時のお殿様(江戸末期の頃だそうです)が「作ろう」と決めて陶芸が盛んになったことなど、歴史なども教わり、子どもたちの関心も高まったようです。
関係の皆様に感謝申し上げます。お世話になりました。
表彰朝会(第5回松の実賞表彰)
24日(水)の朝、表彰朝会を行いました。
はじめに各種表彰で、ミニバスケットボール(第13回スマイルカップ第3位)、県教委主催とちぎっ子体力向上チャレンジランキング(立ち幅跳びの部2年生トップ賞、1年生トップ賞、1年生エントリー賞)、書写書道展(県展)を表彰しました。
続いて、今年度5回目の松の実賞を表彰しました。今回は6年生4名、5年生3名、4年生3名、3年生3名、2年生5名、1年生1名、計19名の児童が受賞しました。
子どもたちががんばった成果、日頃の努力や積み重ねがこのようなすばらしい結果としてあらわれ、とてもうれしく思います。松の実賞も、その子の「キラリ」と光るよさを表彰できてうれしく思います。
おめでとう!
給食今昔物語その2(「学校給食週間」にちなんで 3)
先日の記事でご紹介しましたように、1月24日~30日は「全国学校給食週間」、本日が最終日です。
先日の記事に引き続き、給食に関する今昔物語の第2弾です。
以前、さくら市内の栄養教諭・学校栄養士の先生方とお仕事をしていたときに、「昔の献立表があったんです!」と、ある先生から献立表(コピー)をいただきました。それはなんと、昭和36年6月(これも古い!)の、押上小学校の献立表でした。ご紹介します。
(昔のいわゆる「わら半紙」のコピーと思われますので、不鮮明です。ご勘弁を…)
中身をよく見てみると…いろいろなことが発見できます。
・当時は土曜日も学校がありました。そして土曜日も給食が出ていたんですね。
・ご飯は当時はまだ給食では出されていなかったようです。(毎日パンだったんですね。私も小さい頃はそんな記憶が…)
・多くの日で「ミルク」が出されていました。「牛乳」と記載されていないところをみると「粉ミルク(脱脂粉乳)」だったと思われます。
・今と比べると、おかずが一品少ないようです。(現在は、おかずとして基本、主菜と副菜の2種類が出ます。)
・6月10日(土)「パンに納豆」そして「りんごジャム」です。どうやって食べていたのでしょう…
・6月6日(火)「鯨(クジラ)肉のフライ」、6月29日(木)「西洋風くじら煮込み」です。また、他の日にもお肉としてクジラ肉が使われていたようです。クジラがよく食べられていたのですね。時代を感じます。
・6月20日(火)「うどんケチャップあえ」気になります。スパゲティのような感じでうどんが使われていたのでしょうか。おいしそうな気がします。
・6月8日(木)イチゴが出ています。さすが「イチゴ王国」栃木県です。この頃もイチゴが出ています。
・大人気の「やきそば」も、この献立表にしっかり載っていました(6月5日(月))。パン・ミルク・マーガリン・やきそばのシンプルなメニューでした。この頃もやっぱり「やきそばパン」にして食べていたのでしょうか。
当時のことが偲ばれる、貴重な資料です。学校給食は、その時その時の時代をよく反映すると言われます。今は、郷土食や世界各国の料理など、献立が多種多様で、子どもたちが食べやすいように素材選びから調理・味付けの工夫など、本当に関係の先生方や調理員さんには感謝をしています。(2月には、栃木県人の「ソウルフード」である「しもつかれ」も出される予定です。)
給食を楽しみにしている子も本当に多く、もちろん私もその一人です。これからも、安心安全でおいしい給食を提供していくよう細心の注意を払いながら努めていきます。それにしても、何十年後には、今の給食を「こんなものを食べていたのか~」と言われるのでしょうか…不思議な感じもしますね。
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