2017年7月の記事一覧
2040年問題?
さて、日本は、レベルの低い次元でのやり取りが国会で行われているが、大丈夫だろうか。車産業は、現在の日本の経済を支えていると言っても過言では無い。トヨタやホンダ、日産は、諸外国でも名前が通用する有名な企業だ。これらの企業が世界の流れに乗り遅れると、日本の経済自体が危うくなる。
「匠の技をもつ日本」よ、がんばれ。そして、それを支えるのは、今の子どもたちである。その子どもたちを指導しているのは、我々教職員である。そのことを肝に銘じて粛々と仕事を進めていきたいと感じるニュースであった。
サマースクールⅠ
初日の様子を見ていると、ほぼ1対1対応状態。まさに家庭教師がついているようである。5年生の時には、林間の疲れからか、参加者が20人を割ったたため、児童1人を中学生2人が囲んでいる場所もあった。せっかく暑い中、来てくれたのに申し訳なく感じた。それにしても中学生の小学生を見守る優しい眼差しは、いつ見てもいいものである。
5年生、無事帰校
反省会で先生方の話を聞いていると、ある時期から子どもたちが変わったという。その時から、自分たちでしおりを見て、時計を見て、皆で相談し合って行動を始めたという。9月からの5年生に注目していきたいと思う。
事前指導・準備をしてくれた5年生の担任の先生方、引率してくれた先生方に感謝。今回の林間学校にかかわった皆様に感謝。そして、保護者の皆様に感謝です。
掃除細胞
この免疫細胞は、脳内の「掃除細胞」として知られるミクログリア。アルツハイマー病の原因とされる異常たんぱく質を食べ、発症や進行を抑える働きがあると考えられているらしい。
研究が進めば・・・不老不死の薬につながるのか?これからの研究が楽しみである。
1学期終了
また、明日から5年生が林間学校を実施。長野県志賀高原で2泊3日を過ごす。親元を離れ、大自然の中で友だちと過ごす2泊3日は、子どもたちにとっては大きな冒険かもしれない。中には、親から離れて泊まることが初めての子もいるだろう。キャンプファイヤーや高原のハイキング、ホタル観賞等々、自然に親しみ、豊かな心を育み、自ら考え行動する絶好の機会と捉えている。怪我をせず、病気にならず、元気に過ごして帰ってきて欲しいと願っている。頑張れ!5年生!
日野原語録
聖路加国際病院名誉院長で看護師養成や予防医学の発展に尽力、「生活習慣病」の言葉を提唱するなどし、100歳を超えても、なお多彩な活躍をしてきた医師の日野原重明さんが18日亡くなられた。105歳だった。子どもたちを対象とした「命の授業」は、いつか八木崎小でも実施したいと考えていた。
日野原先生は、国内でいち早く人間ドックを開設、予防医学に取り組んだ。生活習慣の改善による予防を念頭に「成人病」の代わりに「習慣病」という新語を提唱。アジア人として初の国際内科学会会長も務めた。
昭和20年3月の東京大空襲では聖路加国際病院で被災者の治療に当たり、平成7年の地下鉄サリン事件では陣頭指揮を執り、多数の被害者を受け入れた。昭和45年の赤軍派によるよど号ハイジャック事件では、偶然飛行機に乗り合わせて人質になり死を覚悟したという。
「あの事件で人生観が変わった。与えられた命を人のためにささげようと思った」と語っているように、その後の先生の活動に変化を与えた事件となった。
日野原語録が好きで「http://earth-words.org/archives/3747」にアクセスしては、日野原先生の素晴らしい生き方に触れ、自分自身を振り返る機会としてきた。教育について語った名言を1つ紹介する。
『これまでの教育は、出来あがったデータを記憶させる教育であった。困難な問題にぶつかったときに、 問題解決が出来るような能力を与えられていない。本当に学ぶべきなのは、 問題とどう取り組むか、どういう戦略を立てるべきかということである。 学校を出てからも自分で出来るような頭の仕組みを作る。 そして、その仕組みに従って生活をし、行動することが必要なのである。』
日野原先生の御冥福をお祈りします
地域の中で育つ
反面、参加していない八木崎っ子も多くいる。様々な事情があると思われる。
お祭りの中心で活躍している人たちの高齢化は、どの地域に行っても共通の課題のようだ。
地域というものは、大きな教育力をもっている。「いけないことは、いけない」と教えてくれる大人がいる、そんな光景を今回の祭り中にも見ることができた。
保護者の皆さん、我が子を地域の中に放り込んでみませんか。
情報提供
□8月2日(水)、3日(木)「こども霞が関見学デー」について〔生涯学習政策局男女共同参画学習課〕
「こども霞が関見学デー」は、文部科学省をはじめとした25府省庁等が連携して、業務説明や省内見学などを行うことにより、親子の触れ合いを深め、子供たちが夏休みに広く社会を知る体験活動の機会を提供しています。文部科学省では80を超える展示・体験イベントを用意していますので、親子での触れ合いをさらに深めるきっかけとして是非御参加ください。
<実施概要>
期間:平成29年8月2日(水)・3日(木)
対象:全国の小・中学生・幼児等(原則として保護者同伴)
詳しい情報は下記のホームページを御覧ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/kengaku/index.htm
◆あらかじめ申込みが必要なプログラムと、当日参加できるプログラムがあります。お申込み項目及び方法などの詳細は、各府省庁等のホームページを御覧いただくか、問合せ先まで御確認ください。
また、夏休み期間中、国の関係機関や各地方公共団体においても同趣旨の取組が行われます。(詳細は上記ホームページ参照)
(お問合せ先)
男女共同参画学習課 家庭教育支援室
電話:03-5253-4111(内線3467)
以上
『漢検』検定日
子どもたちは様々な目標をもっている。その目標は、それぞれ違う。しかし、目標をもっている子の動きは、もっていない子と大きな差が出てくる。あきらかに、より『主体的』なのだ。今回の漢検についても、だまっていても待ち時間には漢検問題集を開いて問題を解いたり、過去に練習してきた所を見返したりして、ぎりぎりまで全力を尽くしている光景が多く見られた。
本日受検したのは、125人の八木崎っ子と5名の大人。残念ながら実現しなかったが、3世代受検の可能性もあった。児童、母、祖父が受検を申し込んでいたのだ。当日、急な仕事が入り、母の受検は叶わなかった。しかし、今後も、このご家族は挑戦を続けるに違いない。親子受検、御近所受検、近隣の小中学校と連携した受検等々、ボランティアの方と話していると様々なアイデアや展望を聞くことができ、今後の展開が楽しみである。
並行して学力が向上すれば、言うことなしだ。
『漢検』の模擬テスト
模擬テストが配付され、ボランティアの方の「始め!」の声で一斉にスタート。本番さながらの緊張感が生まれ、皆、真剣な顔で問題に挑戦し始めた。
今週末の金曜日が本番だが、机間を巡っていると、ちょっと心配な児童もちらほら。今日の体験で自分の弱点を発見した子は、残り4日間で軌道修正を行い、本番に備えて欲しいと思う。あきらめるのは、まだ早い。
外国語は早い時期から
交流が始まると、あちこちでワイワイガヤガヤ。「有名な観光地は?」「世界遺産はありますか?」「子どもたちの間で流行っている遊びは?」等々、質問は続く。
そんな中、タイ人の方の説明が気になったので、立ち止まって、しばらく子どもたちとのやり取りを聞いていた。その方は、タイ語の他に英語、日本語を話せる。すると、タイでは、どの家庭でも5歳くらいからタイ語と並行して英語も習っているとのこと。早い子は2歳。正式に学校で習うのは9歳。そこで、本当にどの家庭でも英語を習っているのか聞くと、どの家庭でもとの返事。
やはり、絶対音感と同様に英語の発音も小さいうちから始めるのがいいのかもしれない。
七夕
7月7日、今日は七夕。子どもたちが書いた短冊を見ながら、ふと「五色の短冊、私が書いた~」と、『たなばたさま』の歌が思い浮かんだ。五色の色?調べてみると、赤、青(緑)、黄、白、黒(紫)の5色らしい。5色の色にはそれぞれ意味があり、中国の「陰陽五行説」と儒教の「五常の徳」に対応しているらしい。赤は、父母や祖先への感謝、黄色は、人間関係を大切にする心、黒(紫)は、学業の向上という具合だ。
先ほどの1年生の短冊。赤の色紙に「家族が長生きしますように」と書いていた子は、知っていたのか偶然か。
いずれにせよ、今夜は、星空になってくれますように。
南極の氷
約2時間の特別授業の中で、子どもたちから大きなどよめきが起きた時があった。それは、「地球温暖化が進むと南極の氷が溶けて海面上昇につながる」と思っていたことを覆された時だった。自衛官の方の話によれば、「温暖化で北極海の氷は溶けているが、反対に、南極の氷は増えている」とのこと。思わず「えっ!」と声が出てしまった八木崎っ子たち。よく話を聞いているなあ。感心、感心。さあ、温暖化なのに、なぜ南極の氷が増えるのか?誰が一番に調べてくれるかな。
ゆっくり走ろう
自動車や自転車で牧場の脇を行き来していた人が、ある日、歩いて牧場の脇を通った時の話。いつも元気に走り回っていた牛たちを見ていたこの人が、二頭の牛に注目。「いつも元気に走り回っていたのに、どうして立ったまま。座ったままなのか?」
すると、牧場の方が「自動車や自転車で牧場付近を走られたのでは、この二頭の状態はみつけられません。この二頭は怪我をしていて、・・・(中略)自動車や自転車では、活発に動いている牛たちしか目に入らないのです。」と話された。
教育界にいた筆者は、感動した。「あなたは、自動車に乗って教育をしているのではないか。だから、元気で活発に動く子どもたちのことは目に入るが、じっと立ったり座ったりしている子が、目に入らないのではないか」と言われているように感じたという。
この資料に出てくる牛の話のように、我々教師は、じっと立ったり、座ったりしている児童を発見し、寄り添ってあげる視点を忘れてはならない。「自動車や自転車に乗って授業を行っているのではないか」と常に自分自身に問いかけながら児童に寄り添った教育を推進させたいものである。
授業参観Ⅰ
校門付近には、PTAの役員さんが立ってくださり、自転車でいらした方の誘導を行ってくれた。感謝。暑い中、本当にありがたいことだ。こうして隙間を埋めてくださる方がいらっしゃるおかげで、先生方は授業を進めることができる。
また、春日部市が設置してくださったエアコンも威力を発揮してくれている。外は猛暑だが、締め切った教室なら、80人近く人がいても快適に学習できる。本当に感謝である。
山開きと初山参り
7月1日といえば、我が子が誕生したとき、市内の御嶽山へ行き、初山参りというのをやった記憶がある。
初山参りとは、子どもの無病息災を祈る行事であり、前年の初山以後に生まれた子どもを連れてお参りをするというものである。健やかな成長を願って子どもの額に朱印が押され、お札やうちわをいただいた。
我が子の健やかな成長を願う気持ちは、昔も今も変わらない。初山参りは、現在も、続いているようで、赤ちゃんを連れた親子連れが御嶽山に向かっていく。