校長ブログNo256冬の話題
おはようございます。今日のブログは、冬にちなんだラインナップです。
1 コールドムーン
2 感染症流行にご注意
3 年賀状受付開始
1 12月15日(日) 満月 コールドムーン
ここ数日、朝の最低気温が氷点下を示し、横芝光町も昨日15日(日)の朝は-3.7℃まで下がりました。前日のブログで、天体観測をするときは風邪をひかないようにしっかりと防寒対策をして!と書きました。北風が強く、木枯らしが吹く寒い1日でしたが、夜には月が煌々と輝き、その隣には木星も輝いていました。
▼昨日15日(日)月の出から1時間が経過した午後5時ごろ撮影。今年最後の満月。月のとなりに輝く星が木星です。
2 12月11日(水)「インフルエンザ注意報」発令
とうとう「インフルエンザ注意報」が発令されました。千葉県結核・感染症週報 2024年 第49週(令和6年12月2日~令和6年12月8日)によると、2週間前の過去ブログでお伝えした第47週は報告数が795。定点当たりの報告者数が3.94(定点当たり報告数とは、報告数を定点医療機関数で割った数を示す)でしたが、最新情報の第49週は、報告数が2686、定点当たりの報告者数が13.23と急増。注意報基準値(10.0)を超えました。ウイルスの型としては、A型がほとんどを占めているそうです。
気温が急激に低下するとともに、晴天が続き、空気が乾燥しているためか、周囲では咳をする人が増えてきました。感染症流行の時期(先月は、手足口病、マイコプラズマ肺炎が、そして今月は、伝染性紅斑(通称りんご病)が流行)、体調管理に気をつけましょう。特に、疲れが続いて食事が不規則になったり、睡眠不足になってしまったりすると免疫力が弱くなり、体調を崩しやすくなります。
【参考】千葉県感染症情報センター
https://www.pref.chiba.lg.jp/eiken/c-idsc/
▼冬木立(常緑樹の深緑、イチョウの黄葉、完全に落葉したイチョウの3つを収めた。過去ブログNo254「冬が来た(高村光太郎・作)」を思わせる)
3 12月15日(日)から年賀状引き受け開始
いよいよ、今年も暮れに向けて、カウントダウンが始まりました。12月15日(日)から今年の年賀状の引き受けが開始となりました。年の瀬を迎え、郵便局前は人の出入りが多く忙しそうです。
今の時代は、SNSの普及と共に、従来の年賀状の慣習に縛られず、さまざまな形の新年の挨拶があるようです。今年のお年玉くじつき年賀状の発行枚数は、前年比約12%減の約14億4000万枚で、13年連続の減少となっており、2007年(平成19年)の郵政民営化以降で最も少ない発行枚数です。
郵便にちなんで、まずこちらは学校からすぐ近くの木戸郵便局前にあるポストです。
そして次は、過去ブログでも取り上げた、変わったデザインの郵便ポストです。JR東京駅丸の内中央口改札横にある、ご当地郵便ポストで、実際に使用されています。
この東京駅ですが、今月12月20日(金)で開業110周年を迎えます。みなさんもご存知のとおり赤レンガ造りの駅舎です。1914年(大正3年)に、日本近代建築の巨匠である辰野金吾が、オランダのアムステルダム駅をモデルに設計し、6年もの歳月をかけて建設されました。1923年(大正12年)の関東大震災と、1945年(昭和20年)5月の東京山手空襲により3階部分は焼失したものの、数々の災難をくぐりぬけてきました。戦後、資材不足により、応急的な復興修復作業により長いこと2階建ての駅舎でしたが、2003年(平成15年)に重要文化財に指定されたことを受け、復元工事が行われ、2012年(平成24年)には開業当時の姿がよみがえりました。
復元工事により、創建当時を思わせる南北のドームもよみがえった。
そして、こちらは丸の内南口にある旧型ポストです。2014年(平成26年)開業100周年を記念して、昭和50年代まで茨城県神栖市内で実際に使われていた大正時代の丸型ポストが、この東京駅に修復寄贈され、設置されました。(このポストも実際に使用されています。)
この他、調べてみると東京駅には歴史遺産などの見どころがあります。(今回、私が過去に撮影した覚えがある東京駅の写真で南北の天井ドームの写真を探したのですが、見つけられず掲載できないのが残念なのですが、)先ほどの丸の内南口と北口の天井ドーム(2枚目の東京駅のドーム屋根の写真が外観です。)には、方角を表す干支のレリーフがあります。(ただし、子(北)・卯(東)・午(南)・酉(西)はない。)今年は辰年。来年は巳年。来年もよい年にしたいものです。
▼12月14日(土)の東京駅舎上に見えた月と木星(知人提供による。夜8時半頃の月だそうですが、月明かりと地上の照明で空が明るく見えます。当然ですが、千葉で見る月とは趣も違います。)
ちなみに東京駅つながりで、東海道新幹線は開業60周年を迎え、こちらも節目の年となります。
初めて東京で開かれたオリンピック(1964年(昭和39年))に合わせて建設されたことを考えると、前々回の東京オリンピックからも60年が経つことになりますね。
今年も残すところ約2週間。コロナ禍が明けて2年。街に人が戻ってきたことを実感させる今年の年末です。今年も、年末年始は帰省客で大いににぎわいそうです。