校長ブログNo243いもほりの豊作に感謝して
おはようございます。
今日のラインナップです。
1 小雪の七十二候
2 感謝の気持ちをこめてお礼参り(昆陽神社へ)
1 小雪の七十二候(初候・中候・末候)
11月22日に二十四節気「小雪(しょうせつ)」を迎え、12月7日に二十四節気「大雪(たいせつ)」を迎えるまで、日を追うごとに西高東低の冬型の気圧配置が形成され、冬らしくなってきます。
虹蔵不見(にじかくれてみえず)…日差しが弱まり、虹を見かけなくなる頃
これは、「虹始見 (にじはじめてあらわる)」 4/14~4/19頃と対になっています。春はだんだんあたたかくなり空気が潤ってくるので、雨上がりに虹を見ることが多くなりますが、冬は太陽からの光が弱
いので、夏のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとした淡い虹になることが多く、また、たとえ見ることが出来ても、じきに消えてしまいます。
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)…北風が吹き、木の葉を払いのける頃
冷たい北風が、木の葉を散らす頃です。木枯しが吹く季節です。日本海を渡る時に水分を含んだ北風は、山地にぶつかり日本海側では多くの雪を降らせます。そして、山を越えた太平洋側では乾燥した風になり、「空っ風」と呼ばれます。
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)…橘の実が黄色く色づく頃
橘(タチバナ)の実が黄色く色づき始める頃です。ここでの橘は柑橘類を総称して呼んでいます。
▼色づくタチバナの実
感謝の気持ちをこめてお礼参り(千葉市幕張・昆陽神社)
先日、1・2年生が学校でサツマイモを収穫(いもほり)したことを紹介しました。
【参考】過去ブログNo229(11月19日号)
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
千葉市幕張にある「昆陽神社」にお礼参りに訪れました。【参考】過去ブログNo58(6月4日号)
5月にサツマイモの苗を植えた後、豊作祈願に訪れた千葉市幕張の「昆陽神社」にお礼参りに訪れました。
【参考】過去ブログNo58(6月4日号)
https://schit.net/yokoshibahikari/shirahamasho/blogs/blog_entries/view/37/
江戸時代は、たび重なる飢饉(ききん)のため、多くの餓死者が出ました。こうした飢饉を救う農作物として導入されたのが、甘藷(かんしょ:サツマイモ)です。青木昆陽は江戸小石川(現在の東京・小石川植物園)、千葉の幕張(下総国馬加村)、九十九里(上総国不動堂村)の3か所で試作を行いました。
【参考】青木昆陽甘藷試作地(県指定史跡)HP
https://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/bunkazai/aokikonyoshisaku.html
【参考】青木昆陽不動堂甘薯試作地
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai/p411-046.html
▼「♪いしや~きいも~」の季節です。最近はコンビニやスーパー、JA、道の駅などいろいろな店頭にあったか~い焼き芋が販売されていますね。
今日の百人一首
このたびは 幣もとりあへず 手向山
紅葉の錦 神のまにまに
菅家『古今和歌集』
出典:国立国会図書館デジタルコレクションより