校長ブログNo241 師走
12月1日。いよいよ今年も残り最後の月が始まりました。
気嵐(けあらし:朝陽が昇り、太陽の光を浴びた海面から立ち上がる霧のこと)が見られる白浜。
海面から水蒸気が立ち上り、朝陽を受けて輝いています(木戸浜にて)
夏に見た流木がまだ残っていました。
2学期終業式(12月24日(火))までの登校回数も残り17日です。
年の瀬に入りました。1年を振り返ることも多くなります。1080余年前、ここ横芝光町・尾垂浜から上陸した不動明王像を鎮座している成田山新勝寺では、大本堂前に飾りつける大しめ縄づくりが大詰めを迎えているとのことです。
12月の異名月は、師走(しわす)ですが、言葉の由来の一説として、僧侶が年末に法要のために多忙で走り回るような忙しさに追われるという意味から名付けられたという説があります。
さて、先月中旬、地元の図書館を訪れたところ...ありました!今年もこのコーナーが!
12月12日の「漢字の日」は、12(いいじ)月12(いちじ)日の語呂合わせから(公財)日本漢字能力検定協会が定めているものです。
https://www.kanken.or.jp/kotoshinokanji/
ところで、昨年(2023年(令和5年))の漢字はどんな漢字だったか覚えていらっしゃいますか?
昨年の漢字は『税』
https://www.kanken.or.jp/kotoshinokanji/former/2023.html
昨年、筆を執った京都・清水寺の森清範貫主は「税」が選ばれたことについて
森清範 清水寺貫主は次のように述べています。
「国民がシビアに税の行方を見ている。税に対する意識が非常に強いことを改めて感じた。世の中は不穏な空気ばかりだが、来年こそは世界の人々が和むような『和』という字が選ばれることを願っている」
私は、昨年、この写真のコーナーを見て、初めて応募してみたのですが...はて、何て書いたっけ?
1年経つとすっかり忘れており、思い出すのに1週間もかかりました(苦笑)
私が昨年選んだ字は『活』。理由は、「新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、学校も社会も長いコロナ禍から抜け出しいろいろな活動が再びできるようになったから」です。残念ながらランキング外でした。
今年も1年を振り返り、写真にある応募箱に投票してみました。12月12日(木)の発表が楽しみです。今年も本当に厳しい1年でしたが、せめて人々の心が和むような温かく幸せな漢字が選ばれるといいです。最後の1か月、『終わり良ければ総て良し』といわれるように、よい1年のしめくくりにしたいですね。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
「し」あわせいっぱい
「ら」ンドセルにつめて
「は」つらつと
「ま」っすぐに