校長ブログNo233-2『生きる』
数々の詩、絵本、翻訳など幅広く活躍された詩人の谷川俊太郎さんがご逝去されていたことが先日報道されました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
私も授業等をきっかけに谷川俊太郎さんの詩に出会いました。皆さんもお子さんやお孫さんに読み聞かせたり、歌ったりと谷川さんの作品を通して、心が豊かになったり、ことばのおもしろさを感じたりしてきたことでしょう。大切なものをことばを通して「ハッ」と気づかされたこと、しみじみと感じさせられたことなど尽きません。
現行の小学校国語科の教科書(光村図書)にも数多くの作品が掲載され、子供たちにもなじみの深い方です。
代表作として紹介される『生きる』の詩は、6年生の国語科の教科書に掲載されています。
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ