校長ブログNo230 「こども」という日を生きています!(11月20日世界こどもの日)
おはようございます。今日はあいにく冷たい雨模様の1日になりますが、昨日の「マラソン大会全校試走会」は雲1つない冬晴れ。風は強かったですが、日なたはあたたかく太陽が見守る中、子供たちは力いっぱい走り日頃の練習の成果を試していました。26日(火)の本番でもいい走りが期待できそうです。かぜをひいたりけがをしたりすることがないよう体調を整えていきましょう。
2年生 生活科学習(学区内町たんけん①)
11月12日(火)2年生は生活科学習で学区内の「まちたんけん」(3回シリーズ。1回目は1学期に実施。2回目の今回は木戸・辻・長塚・五ノ神方面)に行きました。1学期6月頃、徒歩で今回のエリアをざっと歩いて様子を見学してきましたが、今回は、数か所見学をお願いして、見学や質問をしてきました。
1 洋品店「マルコヤ」様
約60年前の1960年代に創業したマルコヤ(丸小屋)さん。紳士・婦人用の衣服の他に、白浜小学校の名札、白衣、体操服、黄色の安全帽子等学用品も取り扱っています。みなさんのおうちの方も昔からお世話になっているなじみの深いお店です。
2 白浜保育園
「なつかしい!!」そうです。ほとんどの児童が2年前に卒園したばかりですから。お世話になった園長先生をはじめ、先生方、給食の調理員さん、小さい園児たちがいました。あまりのなつかしさに「もう一度戻りたい」と思わず甘えた声が出てしまい、私たちも思わず笑ってしまいました。それだけあたたかいきもちでみんなのことをお世話してくださったのでしょう。(気持ちはよくわかります。)
小学生になって再び教室や遊戯室を訪れてみると、体が大きく成長しているので、当時は見えなかったものや気がづかなかったことがいろいろとあったようでした。今は50名程度ですが、数十年前は300名近くの園児が在園していたそうです。
3 光B&G海洋センターしおさい公園
学区に広い敷地をもつB&G海洋センターです。白浜小学校は体育科の水泳学習で温水プールを使用させていただいています。また、サッカー場では、先ほどの白浜保育園の年長組がコーチの指導を受けながらサッカーの授業をしていました。このような恵まれた施設で小さい頃からのびのびと身体を動かすことができることはとても幸せだなあと思います。以前、訪れたときはグラウンドゴルフをされていた方もいらっしゃいましたが、今回はテニスをしている方を見ることができました。
今回は、主に、プールの施設を2階のギャラリーから責任者の方からガイドしていただきました。
窓からプールをながめると、子供たちが習い事で教えていただいているコーチがいち早く気づき、こちらに手を振ってくれました。また、スイミング教室の生徒さんも笑顔で手を振ってくれました。
町たんけん第3弾(白磯・尾垂・関方面)は、後日11月18日(月)に実施予定です。
さて、今日、11月20日は「世界子どもの日」World Children’s Dayです。
11月20日の「世界子どもの日」は、1954年、世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的として、国連によって制定されました。
『子どもの権利条約』が1989年(平成元年)11月20日国連総会で採択されました。日本は、1994年(平成6年)4月22日に批准し、『こども基本法』が2022年(令和4年)6月成立し、『こども家庭庁』の発足と共に2023年(令和5年)4月に施行されました。
『出発』(2018年(平成30年)のNHK全国学校音楽コンクール小学校の部の課題曲)の歌詞は、詩集『のはらうた』シリーズで知られる詩人の工藤直子さんによって書かれました。
♪きみはだれ? ときかれたら 誇りをもって こたえよう 「こども」という日を生きています と
から始まり、最後は次のようにしめくくっています。
♪わかい「こども」の魂よ 歩幅は小さい 道は遠い 不安だらけの心よ
だけど... 東西南北 上下左右 360度 歩き出せば それこそが きみの輝く「第一歩」!
過去ブログでもお伝えしたように、今月は人権月間です。子供にも大人と同様に1人の人間としての人権があります。すべての子どもは条約の定めるすべての権利が保障されます。
【参考】子どもの権利条約の考え方(ユニセフ・Unicef HPより)
https://www.unicef.or.jp/crc/principles/
子どもの権利条約の「四つの原則」
1 差別の禁止
2 子供の最善の利益
3 生命、生存及び発達に対する権利
4 子供の意見の尊重
後日、本校の人権教育の取組の様子についてお伝えする予定です。
【参考】
『秋のこどもまんなか月間』(こども家庭庁HPより)