日誌

2019年2月の記事一覧

本日の様子(2/1)立志式

 おはようございます。昨晩の雨で、乾燥した空気が、やや湿った空気の朝をむかえました。今朝は路面凍結が心配でしたが、さほど交通渋滞になうような状況でなく、安心しました。
 今日から2月、そして本校では2年生の門出ともいえる「立志式」が10:00から行われます。昨日の練習の成果を本番でも落ち着いて式に臨んでほしいです。(現在7:00です。終了後、様子を報告いたします)
【会場の様子】
 ステージ上は花が飾られ、結婚式のようです。

写真がたくさん掲示されています。   大型ジェットヒーター3台が燃焼中です。
 
一人一人の作品が展示されています。(宿泊学習時に作成)
 
【給食メニュー】 しもつかれ、赤米入りご飯、塩サバの柚子焼き、むらくも汁、たいやきです。立志式のお祝いのメニューです。

【立志式】 生徒代表の進行で10時から開始された「立志式」は1・2年生、来賓の皆様、2学年保護者の皆様の参列の中、厳粛且つ暖かな雰囲気の中、約1時間の式を終了いたしました。
※式前のクラス集合写真(1組)

※2組

※進行(生徒会役員)           ※国歌伴奏
 
※式辞

※記念品贈呈(町教育委員会より)

※励ましのことば(保護者代表)

※一人一人によることば発表


    
 
※校歌伴奏                 ※閉式の言葉
 
※保護者へ感謝の言葉

※退場
 
※ステージ上の花(校長室に・・・)

【式辞】 ※式の中でお話しさせていただいた文章です。
 暦の上では間もなく「立春」を迎え、日差しも少しずつ暖かさを感じるようになってまいりました。この良き日に、御多用にもかかわらず、高根沢町長様、議会議長様をはじめ、多くの御来賓の皆様、二年生の保護者の皆様の御臨席のもと、北高根沢中学校立志式を挙行できますことに対し、心から感謝申し上げます。

 二年生の皆さん、立志の日を迎えることができたこと、本当におめでとうございます。皆さんの胸中は、きっと夢の実現に向かって邁進していくんだとういう気概に満ちあふれているのではないかと思います。今日はまさに人生の記念日、そして新たなスタートの日です。スタートラインに立った皆さんには、これからも無限の可能性があります。そのような中で皆さんに求められるのは、未知の分野へのチャレンジです。自由な発想で様々な課題を発見し、解決していく能力と、その結果に責任を持つことです。この可能性と時間を有効に活かせるかどうかは、皆さんのこれからの努力と研鑚にかかっているのです。
 札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭であったウィリアム・スミス・クラーク博士の有名な言葉、"Boys, be ambitious!" (少年よ、大志を抱け)は、よく知られています。しかし、この言葉には続きがあります。その続きとは、お金を望み、私欲を満たし、名声を求める大志であってはならない。人間が本来持つべきもののために大志を抱けというものです。皆さんも、人間としてどうあるべきかを考え、大志を抱いてください。
 若いゆえに持てる気力と体力をもって、時には豊かな経験と知恵を持つよき先輩方の助言に耳を傾けながら、これから訪れる様々な節目を大切に生き、充実した人生を歩むことを願っています。

 保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。立派に成長した姿を拝見し、今までの苦労が一瞬に飛んでしまったのではないでしょうか。
 お子様は、現在、思春期という、人生において最も多感な時期に差し掛かっています。この時期は、しだいに自発性が高まり、自ら考え、自ら判断し、自ら行動できるようになる時期でもあります。「親」という字は、「木の上に立って見る。」と書きます。乳幼児期とは違って、この時期は、あれこれと口を出すのを控え、少しずつ手を離し、少し離れたところから、決して目は離さず、お子様を見守るような姿勢も必要ではないかと思います。
 この時期に、勉強や部活動を通して、様々なことに、目標をもち、その実現に向けて、地道に努力するという、いわば「人生の基本」とも言うべき、心構えや態度をしっかりと身に付けることが、とても大切なことであると強く感じています。学校では、生徒一人一人がこの基本を確実に身に付けられるよう、教職員が一丸となって、様々な教育活動を行ってまいりますので、より一層の御理解と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 結びに、二年生の皆さんの輝かしい未来を期待するとともに、自分が生まれ育った郷土を愛し、家族やお世話になった方々への感謝の心を忘れず、国際的な広い視野とより高い志を持って、大きく羽ばたくことを祈念し、式辞と致します。

        平成31年2月1日                         高根沢町立北高根沢中学校長