学校の様子

学校の様子

1年生も真剣な表情で初めての選挙を学ぶ

 本日の評議委員会では、9月に実施予定の「令和7年度 生徒会役員選挙」に向けて、全校の学級委員を対象にした説明会を行いました。生徒会担当の先生から、選挙の目的や日程、立候補に関するルール、そして選挙管理委員の役割について詳しい説明がありました。

 特に、中学校で初めて生徒会選挙に参加する1年生にとっては、すべてが新しい経験。メモを取りながら話を聞いたりする姿から、これからの学校づくりに対する真剣な気持ちが伝わってきました。

 また、2年生・3年生の学級委員たちも、自分たちが選挙を支える立場になるという意識を持ち、選挙管理委員の役割や運営のポイントについて積極的に確認していました。

  

  


◆ 生徒会選挙の目的 ◆
今回の選挙では、

「自分たちの代表を、自分たちの手で選ぶ」経験を通じて、
学校や生徒会の一員であることを自覚し、
自分の考えを持って、学校づくりに主体的に参加する
ことを目指しています。

このような活動を通して、学校の教育目標である「自律」の力を育てるとともに、「自立・協働・貢献」といった力も身につけていきます。


◆ 今後の主な流れ ◆
7月3日~8日:選挙管理委員選出(各学級1名)
7月10日:第1回選挙管理委員会(準備スタート)
9月2日・3日:立候補受付(推薦責任者と共に)
9月11日・12日:選挙放送ビデオ撮影
9月16日・17日:選挙運動(放送や教室演説など)
9月18日:立会演説会・投票
9月19日:投票結果の掲示

今年度は、生徒の意見をより分かりやすく伝えるために「選挙公報」の導入や、「記名式投票」の工夫も行います。担任や学年団の先生方と連携しながら、すべての生徒が安心して選挙に参加できるようサポートしていきます。


今回の説明会での1年生の真剣な眼差しや、2・3年生の頼もしい姿は、これからの選挙活動をより意義あるものにしてくれると感じました。
これからの学校をつくるのは、生徒一人ひとりの力です。
みんなで選挙に向けてしっかり準備し、主体的に学校づくりに関わっていきましょう。キラキラ 

『学び多き1日』 市教委 指導課訪問が行われました

 

 本日、流山市教育委員会教育長 吉田瑞穂様をはじめ、流山市教育委員会の指導主事や、流山市の教科指導員の先生にお越しいただき、本校教職員の授業を参観していただきました。

 

 授業を展開したクラスは、以下の通りです。

小曽根先生(数学):3年1組

吉田先生(国語):3年6組

黒岩先生(保健体育):2年1・2組女子

川﨑先生(道徳):2年6組

鈴木先生(社会):1年1組

山本先生(外国語):1年5組

石田先生(自立活動):こぶし学級1組

 

 開校からこれまでの間、おおぐろの森中では「ICTの活用」に重きを置き、研究を積み重ねてきました。「ICTの効果的な活用」さらに「楽しく学ぶ」ことで授業内の「深い学び」と「主体性の育成」を目指して進めてきました。その結果、おおぐろの森中学校のICTの活用は、日常化されています。 

 そこで、今年度の研究主題は、『ICTを活用した教育の探求』~1人1台端末の効果的な活用で、楽しく学び、より考え、学びをさらに豊かに~」です。「生徒が考える時間を増やす」授業を行うことで、おおぐろの森中学校の学校教育目標である「自律」の姿に迫っていくことをねらいとしています。

 本日は、日々の授業実践を参観していただき、生徒が「より考える授業」を創り出すために、ご助言をいただきました。

 

 3年生の数学と国語の様子です。

  

 

 2年生の道徳と保健体育の様子です。

  

 

 1年生の社会、外国語の様子です。

 

 

 こぶし学級1組「自立活動」の様子です。

 

 

  授業後は、指導主事や教科指導員の先生方と教科毎に分かれて、今回の授業に関するお話や、今後の授業をどのように展開していくかなど、様々な話し合いや意見交換をする場を設けていただきました。

  

 

  授業展開をした中で、今回は「保健体育」の授業の様子について、ご紹介します。

2年生の女子のマット運動です。

 マット運動は、個人で演技を披露する種目ですが、個人でひたすら技の練習をたくさんするといった授業ではなく、今回の授業では、5人前後のグループを作り、タブレットを使用しながら進めていきます。

 

<演技をより良くするために、見つけた課題をどのように改善していくか>が今回の授業のねらいでした。

 それぞれのグループが、タブレットで撮影された動画を見て会話を弾ませていました。

Aさん「後転やったんだけど、動きどうだった?」

Bさん『手を付く位置が定まっていないかもしれないね。だから、上手く回れるときと上手く回れないときがあるのかもしれないから、手をしっかり付けるといいね』

 

Cさん「跳び前転をやったんだけど、あまり跳べてなくて、前回とあまり状況が変わらなかった。」

Dさん『そうしたら今度は手を付く位置に目印を置いて、やってみるといいんじゃない』

 

など、様々な視点でコミュニケーションを取っている様子が見られました。

 自分の体の動かし方は、自分で想像しているものと一致している場合や、思っている動きと全然違う場合があるため、知らないうちに怪我に近づいてしまうことも考えられます。

 タブレットで自分の動きを見ることで、体の重心の位置や、手・足の付き方などがわかり、正しい技に繋がったり、怪我を防止することに繋がったりすることがあります。

 今後も正しい動きを理解し、取り組んでいくことはもちろんですが、怪我を防止していくためにも、タブレットを有効活用して、自分の動きを客観的に見ることで、楽しく、より考えながら競技に取り組んでいきたいと考えています。

 本日の授業について、谷口指導主事から次のようなお言葉をいただきました。

「おおぐろの森中の生徒がタブレットを上手に使いこなし、技によって撮る角度を変えたり、コミュニケーションを取ったりしながら活動していることに、驚きました。最後の振り返りでも、どうしたら良いかアドバイスを求めてきた仲間に対し、真摯に答えている姿がたくさん見られ、素晴らしいと感じました。」

 また、器械運動に限らず、安全に授業を行うために、授業前と授業後のストレッチを念入りに行うこと、場の設定を考えることが重要であると御指導いただいたので、今後の授業に生かしていきたいと思います。

 

 改めまして、本日ご来校いただき、御指導してくださった流山市教育委員会の先生方、教科指導員の先生、大変お忙しい中、私たちの授業を参観し、たくさんのご助言をいただき、本当にありがとうございました。

紀伊國屋書店流山おおたかの森店 特別企画開催!!

紀伊國屋書店流山おおたかの森店様で、特別企画

『おおぐろの森中生の心に残ったイチオシ本』

が開催されます!!

 

生徒達は、どうしたら手にとってもらいやすいか考え、読書POP(おすすめしたい本を紹介するためのメッセージカード)を工夫を凝らして作成しました。

本の表紙だけでは、伝えきれない魅力や面白さをPOPで表現しています。

読んでみたいなと思わず手に取ってしまいそうな、興味を惹くものばかりです!

中には本のストーリーに合うように、段ボールで制作したPOPや、

飛び出す絵本のような立体的なPOPを作成した生徒もいました!

6月30日(月)の放課後、図書委員を中心に特設コーナーの設置を行い、

どうしたら、目に付きやすく手に取ってもらいやすいかを考えて、工夫してレイアウトをしました。

 

途中、朝日新聞からの取材にも一生懸命に答えていました。

 

 

特設ブース設置

場所:紀伊國屋書店流山おおたかの森店(流山おおたかの森S・C2階)

期間:6月30日(月)~7月30日(水)10時~21時

ぜひ足を運んでいただき、気になる本を手に取ってみてください☆★

 

また、おおぐろの森中学校 数学科池田教諭の授業実践本 「答えのない教室パート2」

「考える力」を育み、子どもたちをワクワクドキドキさせる授業実践が公開されています。

そちらも手に取っていただけると幸いです。

  

思いやりのつぼみと花  校内美化ボランティア

 ボランティア委員会では、まずは思いやりのつぼみと花活動校内美化ボランティア活動を行っています。

 

思いやりのつぼみと花活動

 おもいやりのつぼみ・・・自分が受けたおもいやり

 おもいやりの花・・・施設や設備で見つけたおもいやり(7月以降実施予定)

 

 各クラスの委員会生徒がおもいやりのつぼみや花の紙を配布し、1年生は校外学習、2年生はグロースクール、3年生は修学旅行で受けたおもいやりを書いてもらい、集めたものを掲示しています。3年生は今後掲示する予定ですが、各学年フロアに掲示されていますので、ぜひご覧ください。

1年生 校外学習のおもいやりのつぼみ

バスレクで皆を楽しませてくれた!!前から準備してくれてありがとうキラキラ
美術館で作品についての解説が見えなかった。その時に読み上げて教えてくれる子がいた。オリエンテーリング後に自分もつかれてるはずなのに扇風機の風を当ててくれる子がいた。班行動でずっと地図を読んでくれる子がいた。
校外学習のオリエンテーリングで体力が切れておいてかれたときに班の人が待っていてくれたこと。
お弁当届けてくれた人たちありがとう!!おいC!!
いやなことや失敗したことがあったら、はげましてくれたり みかたしてくれた
バスの運転手さん ぼくたちを、目的地まで安全に運んでくれた。
同じ班の人が、足の裏についている虫を教えてくれた
オリエンテーリングの坂道が急すぎて登れなかったときに友達が手をつないで一緒に登ってくれた。

2年生 グロースクールのおもいやりのつぼみ

信濃町の人や民泊の人と仲良くなれた。信濃町のことも知れた。
話したら、笑顔で聞いてくれたこと。
一日の予定を詳しく教えてくれた。分からないことがあったら優しく教えてくれた。いつも楽しい面白い話をしてくれた。虫が出たら追い出してくれて心強かった。
ホテルの人たちが自分たちをかんげいするために食事などの準備をしてもらった。
こっち(生徒側)の気持ちを考えた上で時間配分をし、行動してくれました(民泊)
バスで転んだ人(おじいさんおばあさん)を助けていた人たちにあこがれた!
初めて行った畑仕事やパン作り、山菜採りなどで分からない時、優しく丁寧に教えてもらった。

温かいごはんがよういしてあった。おかわりをたのんだらすぐにあたらしいのをもってきてくれた。

トイレットペーパーがなくなっても、上に新しいのがよういしてあって助かった。

 皆のおもいやりがたくさん広がっていくように、委員会でも活動していきたいと思います。

 

校内美化ボランティア活動

 ボランティア委員会では、各学年のボランティア委員会で気になったポイントを相談し、月に数回美化活動を行っています。今年の2月からスタートし、今月が5か月目になります。

 

皆が学校をきれいにしていこうと意識して生活できればいいな・・・。

この活動なら委員会発信で全校生徒誰でも関われるかも・・・。

 

という思いで始まったボランティア活動です。

今月、1年生は「教室のロッカーまわり」

2年生は昇降口まわり

3年生はロッカーの上をきれいな環境で過ごせるよう、活動を行っています。

 全校生徒皆で活動できるボランティア活動を今後も発信していきたいと思います。

皆さんのご協力をお願いいたします。

東葛飾教育事務所指導室長が視察にいらっしゃいました!

本日3校時、東葛飾教育事務所の小川指導室長が

池田教諭の「答えのない教室」の視察にいらっしゃいました。

これまでも、様々な形で注目していただいている「答えのない教室」ですが、

東葛地域の先生方を管轄する東葛飾教育事務所からも、

ぜひ授業を拝見したいということで、来校してくださいました。

今日の課題は「お魚屋さんでの買い物」です。

あまり細かくは紹介できませんが、最初の課題はどのグループも勢いよく手が上がり、

池田先生待ちが多数!!

みな次の問題に進みたくてうずうずしています。

 

1つ目の課題をクリアすると、2つ目の課題へ。

今度は勢いよく手があがっていた様子から、じっくりと相談しながら思考する様子に変わってきました。

気がつくと課題にのめり込み、思考することが楽しくなる「答えのない教室」

濃密な時間があっという間に経過します。

終わった後は、心地よい頭の疲労感が。

小川指導室長からは、

「とても生徒たちがいきいきと活動されていますね。」

というお言葉をいただきました。

本の影響もあり、今後も様々な方が視察にいらっしゃる予定です。

この「答えのない教室」の良さが、少しずつ広がっていくと嬉しいです。

本日は、お忙しい中、ありがとうございました!