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市民パソコンセミナー「はがき作成入門(年賀状編)」

 11月13日(木)、15日(土)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー はがき作成入門(年賀状編)』を実施しました。

 本講座は『PowerPoint2019』を使用して、イラストや写真、飾り文字等を使った年賀状の文面を作成する入門講座です。今回、初めてPowerPointを使用しての年賀状作りとなりました。

 まず最初に、スライド画面をハガキサイズに設定することから始めました。デザイン→ユーザー設定→ハガキサイズの順で大きさを整えました。

 続いて、インターネット上にある著作権フリーのイラストを検索して年賀状に使いたいイラストをさがし出し、画面に挿入する方法をお伝えしました。

 その後、ワードアートやテキストボックスを使って、文字を入力し、文字の大きさや色、フォントの変更方法等を体験し、文面を整え、印刷まで行いました。

 残り30分を使って、PowerPointの起動から1人で行い、年賀状の文面づくりに挑戦していただきました。

 受講生の皆さんは、画面に集中して取り組まれていました。インターネット上からイラストや画像を探したり、こちらで用意した素材を使ったりして思い思いの年賀状を作成していました。

 参加された皆さんの作品を視聴覚センター3階のエレベーター前に展示しておりますので、ご来館の際には、ぜひ、ご覧いただければと思います。

市民パソコンセミナー「プレゼンテーション作成入門」

 10月22日(水)・24日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において「市民パソコンセミナー『プレゼンテーション作成入門』」を実施しました。

 本講座は、プレゼンテーションソフト『PowerPoint2019』を使い、基本操作を学んで2~3枚程度のプレゼンを作ることを目標とした講座です。まず、講師が見本として自己紹介のプレゼンテーションをお見せし、その画面で使用した機能の紹介をしながら講座を進めました。

 

 講座の前半は、起動と終了、背景の設定、タイトルの入力、スライド(ページ)の追加、ワードアートの挿入、アニメーションの付け方等々、盛りだくさんの内容でした。

 休憩をはさんで、後半は、インターネットからイラストをさがし出す方法やそのイラストをコピーしてプレゼン画面に貼り付ける方法、画面切り替えの設定等を操作をしながら学んでいただきました。

 パワーポイントの基本をひととおりお伝えした後、講座の最後の30分間を使って『自己紹介』というテーマで3枚程度のプレゼンづくりに挑戦していただきました。起動から1人で始めました。受講生の皆さんは、時折テキストをみながら、黙々と作業を進めていました。

 受講者全員が2~3枚のスライドを作り終えたところで、順番に発表していただきました。どの受講者も個性ある画面を作成し、実際にプレゼンテーションをしながら、思い思いの発表をしてくれました。

市民パソコンセミナー「オンラインミーティング体験(主催者編)」

 10月11日(土)、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験(主催者編)』を開催しました。この講座は、オンラインミーティング会議を『主催する側』に焦点をあてて講座を進めました。

 

  今回の講座は、埼玉県のネットアドバイザーとして県内の小中学校でネットリテラシーの授業等を行っていらっしゃる市民講師の吉田理子様をお招きして開催しました。

  まず、オンラインミーティングツールのZoomについて、利用にあたっての基礎、実施する際に必要なものについてお話しいただきました。様々なオンラインミーティングツールがある中で、コロナ禍以降、Zoomが多くの人に使われている理由、日本人に合っている理由などをお話ししていただきました。

 あらかじめアカウントを準備していただいていたのでZoomの立ち上げはスムーズにいきました。その後は、主催者側の立場を意識しながら、実際に操作を中心に進めました。

 オンライン会議の主催者として、会議前に設定しておくべきことや、事前に会議の詳細設定をネット上で行っておくとよいこと等のお話がありました。実際の設定画面を表示しながら、数多くの設定項目がある中、「10個程度に絞って、ここだけはONにしたほうがよい」というお話は、受講生も参考になったようでした。

 会議開催後の主催者としての操作については、共同ホストを設定しておくことや、マイクの設定を確認しておくこと、参加者の名前を会議に合わせた形で変更させておくこと等、主催者としてスムーズな進行を行うためのポイントについてもお話いただきました。

 

 また、オンライン会を開催するにあたって、よくあるトラブルや、その対処法等についてもお話いただき、実際に主催者として会議を開催した際に役立てられる有益な情報を数多く提供していただきました。スマホで参加してくる方は、名前が機種名になっていることや電話回線ではなくインターネット回線を使うよう促すことなど役立つ情報がたくさんありました。

 

 終盤には、3人1組で順番に主催者体験をしていただきました。画面を見ながらヘッドセットごしの会話でしたが、何回もIDやパスワードを入れる作業をすることで、だんだんオンライン会議への入り方が何を見ないでもできるようになっていきました。

 また、チャット機能やリアクション機能、背景のかえ方、画面共有の手順等々、主催者だからこそできる機能を色々教えていただき、受講生も笑顔で操作を楽しんでいました。

 最後に、主催者として会議を設定する場合、スケジュールをつくることから始まるということを教えていただきました。実際に「スケージュール」ボタンをクリックして、会議の名前や開催日時、ミーティングIDやパスコードがどこに表示されるか、会議に参加する人へ「何を、どう伝えるか」などのお話もいただきました。

市民パソコンセミナー「オンラインミーティング体験(参加者編)」

 10月3日(金)・4日(土)の2日間、春日部市視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験(参加者編)』を開催しました。

 

  講座のはじめにオンラインミーティングやZoomについて基本的なことを学んでいただきました。ミーティングの入り方として、Zoomのダウンロードや、主催者が作成した会議室のミーティングID・ミーティングパスコードの入力方法などを実際に操作しながら学んでいただきました。

  無事、全員が会議室に入った後は、実際にオンラインミーティング機能を利用しながら講座を進めました。Zoomに用意されているチャットやリアクションなどの機能を操作しながら、会議中に必要となる基本的なことを学んでいただきました。

 

 ひととおりの講義が終わった後、講師の力を借りずに会議に参加できるか挑戦していただきました。帰ってから家でもできるようにZoomの立ち上げから始めてもらいましたが、無事、全員の方が会議に参加することができました。

 

 その後は、参加者同士でオンラインミーティング上で「自己紹介や今、気になっているニュース」についてお話をしていただきました。

 

 さらに4日の午後3時から参加できる方だけを対象に、センターと自宅を結んでのZoom会議を体験していただきました。

夏休み応援プロジェクト「親子で体験 生成AI」

 9月28日(日)の午後、視聴覚センター3階メディア研修室において、夏休み応援プロジェクト「親子で体験 生成AI」を開催しました。本講座は8月3日に予定されていましたが、台風の影響で延期になっていたものです。講師に吉田理子さんをお招きし、親子で一緒に生成AIを学ぶことができました。

 

 「生成AIってなんでしょう?」「生成AIの『生成』ってどういう意味?」「AI」とは違いますよ」という講師の問いかけから始まりました。最近、よく聞く言葉だけど、説明を求められると答えが難しいのが現実。それを子どもでも分かるように具体例を交えながら説明してくれました。

 

 その後、実際に生成AIを使って絵を描いてもらう体験をしました。受講者全員が「ねこがアイスを食べている絵をかいて」と生成AIに伝えました。すると、どのパソコンの画面にも「アイスをもったねこの絵」が生成されてきました。でも、1つとして同じ絵はありませんでした。似てはいますが微妙に異なるねこの絵が出てきたのです。

 次に「ハロウィンのカボチャの絵をかいて」→「おんぶしているハロウィンのカボチャの絵を描いて」と伝え、生成AIに絵を描かせました。結果は、ねこの時と同じで微妙に異なるカボチャの絵が出てきました。

 さらに、「〇〇風に描いて」「〇〇のように描いて」と指令を重ねていきながら絵の変化をみていきました。

  これらの体験から、「生成AIは、いろいろなパターンから学んで絵を描いている。でも気持ちはこもっていない」「生成AIが出す答えは、正解とは限らない。その都度、違う答えを出してくるかもしれない。最後は、あなた自身で判断することが大切」と講師から話がありました。

 生成AIをじょうずに使うコツとして「自分の名前や住所(個人情報)を入れない」「いやな事、いじめにつながる内容は入れない」「AIの言うことを信じすぎない」「使い過ぎない」等々のお話もあり、親も子もうなずきながら聴いているのが印象的でした。

  最後に「提示された見本の絵と同じような絵を描いてみよう」という問題が出され、どのような命令を打ち込めばいいか親子で相談しながらキーボードで命令を打ち込んでいました。生成された絵を見て、さらに足りなかった命令や修正した命令を加えながら、見本の絵に近くなるよう具体的な条件を親子で考えていました。

 この体験から「命令を出す人間の側がしっかり勉強していないと生成AIを使いこなせない」「だから、今、学校でやっている勉強をしっかりやりましょう」ということを講師から教えていただきました。 

夏休み応援プロジェクト「親子で体験 プログラミング」

 9月28日(日)の午前中、視聴覚センター3階メディア研修室において、夏休み応援プロジェクト『親子で楽しむプログラミング』を開催しました。本講座は8月2日に予定されていましたが、台風の影響で延期になっていたものです。今年も市民講師の吉田理子さんをお招きし、親子で一緒にプログラミングを学ぶことができました。

 

 本講座は、低学年を対象としていたので、コンピュータを使わないプログラミング体験を中心に行いました。保護者の方にロボット役になっていただき、命令カードを組み合わせて「マスコットを机の左端から右端に移動させる」ことを課題として取り組んでいただきました。

 

 人間であれば「マスコットを机の右端まで運んで!」と言えば、やってくれそうな動作ですが、ロボットは忖度してくれないので、一つ一つの動きを正確に伝えないと思い通りに動いてくれません。最初にマスコットをつかませるために、「右腕を30度上げる」「手のひらを90度左に回転」「手のひらをひらく」「つかむ」など、適切な順序で細かな指示をロボットに出さないとミッションは達成できません。

 

 子どもたちは、自分でマスコットをつかんだり運んだりする動作を細かく確認しながら与えられた命令カードを順番に並べていきました。そして、ある程度のプログラムができたら実際にロボットに動いてもらい、足りない命令があったり命令を与える順番が違っていたりすると修正し、より良いプログラムを作り上げていきました。

 

 全員がミッションをクリアーした段階で職員がロボット役になって、子どもたちが作ったプログラム(指令の順序)をひとりひとり発表してもらい、実際に職員ロボットが動くか確かめてみました。

 どのロボットでも同じように動けなければ、作ったプログラムは完成していないことになります。どの親子のプログラムも、なんとか職員ロボットは動くことができました。

 次は、パソコンを使ったプログラミング体験です。「Blockly Games」というプログラミングツールを使って、ブロック型プログラミングを体験しました。

 

 「Blockly Games」では、ブロックの組み立て方に慣れるゲームや命令ブロックを組み合わせて、スタートからゴールまでたどり着くためのプログラムをスモールステップで作りながら、プログラミングの基本を体験しました。分からないときは、親子で相談し合いながら進めていました。

 

 最後に「Scratch3」を使ってプログラム作りを体験しました。「ネコ型キャラクターに面白い動きをさせよう!」というテーマで、簡単なプログラムをつくっていきました。

 

「ネコが回転しながら移動する」、「ネコの色が変化しながら動く」、「ネコが『ニャーニャー』言いながら前進する」等々のプログラムを考えていました。背景を変えたり、新しいキャラクターを作ったりする子もいました。親子で話し合いながら、納得のいくまで何度もプログラムを修正する姿も多く見られました。 

 今回扱った「Blockly Games」や「Scratch3」は、ご家庭のパソコンでもインターネット環境があれば、無料でご利用いただけます。ぜひ、今後も触れていただき、プログラミングについての興味を深めていただければ幸いです。

 ※『Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。』

市民パソコンセミナー「表計算入門」

 9月25日(木)、27日(土)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において、市民パソコンセミナー「表計算入門」を開催しました。

 

 本セミナーは、表計算入門なので表計算ソフトExcel2019を使って、起動や終了の手順、ファイルの保存の仕方、画面の各部分の名称や働き等々、表計算ソフトの基本的なところから講座を始めました。

 

 その後、講師が用意したサンプル教材を呼び出して、数字や四則計算の計算式を入力する練習を行いました。元の数字を変えて「エンター」キーを押すだけで、瞬時に計算結果が変わるのを見て感嘆の声をあげる方もいました。

 

 2つ目の演習は、サンプル教材をもとに、文字や数字、計算式を入力して表を完成させたり、見やすく色を付けたりする体験をしていただきました。数式を1つ1つ入れなくても、コピー機能で簡単に入力できることや関数を使うことで労力を軽減できる体験をすることで、表計算ソフトの便利さを体感することができたようでした。

 後半は、前半で作った表を整える作業から始めました。文字に色を付けたり、表に色を付けたりする作業では「ワードに似てる」「意外と簡単」などの声も聞かれ、受講者の皆さんが、少しずつエクセルに慣れていっているのを感じました。

 表計算ソフトでは、たくさんの空白のページを印刷することになる可能性もあるので、印刷するときに範囲指定をすることの重要性も説明させていただきました。


 講座の最後に、金銭出納帳や会計報告書、月間家計簿、持ち物整理簿等のサンプルファイルを提供させていただきました。自由に操作する時間をとり、受講生それぞれが気になったファイルをダブルクリックして立ち上げ、操作をしていました。

 

市民パソコンセミナー「文書作成入門」

 9月11日(木)・12日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において、市民パソコンセミナー「文書作成入門」を実施しました。

 

 今回は、文書ソフト『Word2019』を使い、文字のフォントや大きさ、色の変更方法、テキストボックスの作り方やボックスの背景色や枠線の付け方、図形やイラストの挿入の仕方など、編集作業に重点をおいて進めました。

 

 講座の前半では『Word』でできる事の紹介や画面上のアイコンの説明等を聞きながら、起動・終了の仕方、ファイルの読み込み方・保存の仕方を体験しました。

  その後、本講座で目指すチラシの完成品をお見せし、それを目標にチラシ作りを行いました。「Word」ソフトの「基本的な説明を聞く→実際に操作する」を繰り返しながら、スモールステップで講座を進めました。

 

 まず、講師側で用意した練習用チラシ文書を読み込みました。その文書は、文字だけ左揃えで打ち込んであり、これを利用して様々な編集作業を体験していただきました。

 

 その後、文字を右揃えにしたり中央揃えにしたり、フォントを変えたり、文字サイズを変えたりしながら文書を整えていきました。

 

 テキストボックスや図形、イラストを挿入したときに、思い通りの大きさに変えたり、文字が動かないように位置を決定したりするために「文字の折り返し」が重要であることをお伝えしました。

 

 何度か繰り返しているうちに、受講者の皆さんは、「文字の折り返し」作業を忘れずに行えるようになりました。

  その後、チラシが完成した方から印刷を行いました。苦労して作ったチラシがカラー刷りでプリンターから出てくると、サッと手にとって笑顔でチラシを眺めていました。

  すべての説明が終わった後に、講座で習ったことを使って自由に操作する時間を設定しました。この段階で一人でできれば、家に帰ってからもWordを使うことができます。

 最後に、ワードでできる便利な技をまとめたプリントを配付し、ワードの便利な面をお伝えしました。 

市民パソコンセミナー「聴覚障がい者対象パソコン入門」

 9月7日(土)、視聴覚センター3階メディア研修室において、市民パソコンセミナー「聴覚障がい者対象パソコン入門」を実施しました。春日部市社会福祉協議会から手話通訳の方にもご協力いただき、今回は、パワーポイントを使ったチラシづくりを体験していただきました。

 講座の初めに、見本となるチラシを提示し、それを目標に講座を進めることをお伝えしました。

 まず、パワーポイントの起動と終了から始めました。次に、用紙設定の手順を1つ1つ確認しながら進め、チラシの大きさをA4判縦に決定しました。その後、文字を入力したり、文字のフォントや大きさ、色を変えたりしてチラシの体裁を整えていきました。

 さらに、テキストボックスの作り方やその背景に色を付ける方法、イラストの挿入の仕方をお伝えしました。

 最後に、完成したチラシを印刷しました。複数枚印刷し、参加者同士で交換もし、互いの成果を称え合いました。

 参加者から「今日は、ゆっくり分かりやすく指導してくれて楽しく参加できた」「インターネットから画像を探して、挿入する方法を教えてもらい参考になった」などの感想をいただきました。

 また、手話通訳をやってくださった春日部市社会福祉協議会の方にもお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

市民パソコンセミナー「プログラミング入門」

 8月27日(水)、28日(木)、視聴覚センター3階メディア研修室において市民パソコンセミナー『プログラミング入門』を実施しました。

 まず、2018年に政府広報としてつくられた「ソサエティ5.0」という30年後の未来を描いた動画を視聴し、学校教育にプログラミング教育が導入された経緯や意図をお伝えしました。


 次に、学校教育におけるプログラミングで重視されているのは「プログラミング的思考を養う」ことで、パソコンでプログラムを作ることが目的ではないこともお伝えしました。そして、身の回りにある電化製品等の多くにプログラムが組み込まれていて、私たちの生活を便利にしてくれていることも確認しました。


 講義のあと、さっそく、線を読み取って動くライントレース型ロボット『オゾボット』を手にとっていただき、実際のプログラミングを始めました。


 電源の入れかたや切りかたをお伝えし、黒い線上を走らせました。受講生から「はみ出さないで、うまくに走ってる!」と声が上がりました。

 さらに、色々な色で描かれた線上を走らせてもらいました。すると、「線の色と同じ色に光りながら走ってる」「線がなくなると、止まってしまう」などの気付きを声に出されている方が多く見られました。

 次に「T」字路の上を走らせて、左折するのか右折するのかを数えてもらいました。結果は・・・ランダム。そこで、左折すると宝物のイラストがある「T」字路で、常に左折させたい場面の紙を渡しました。この段階で出てくるのが左折の命令です。オゾボットは、色の組み合わせで命令をすることができるので、左折の命令をするための色とその組み合わせをお伝えしました。これがオゾコードといわれるものです。

 受講者の皆さんは、上手にシールを貼り、見事、左折の命令をオゾボットに伝えることができました。その後、この日に使う4つのオゾコードをお示しし、シールを貼る練習をしていただきました。(下の写真)

 前半の大きな目標は、ここからです。A3判の白い紙に描かれた地図上で色シールを貼り、左折や右折等を繰り返しゴールを目指すという設定でアンプラグドのプログラミングを体験していただきました。途中、思い通りに動かないので、その原因を考え、シールを貼りなおす作業を何度か経験しながら、ゴールを目指しました。

 無事、ゴールに着いたときは、笑顔と拍手で喜ぶ姿を多く見ることができました。

 後半は、パソコンを使ったプログラミングを体験していただきました。

 ここでも、「失敗→原因究明→解決策を考える」ことを何度も体験していただきました。皆さん、あきらめることなく何度も挑戦してくれました。

夏休み応援プログラム「走らせよう!プログラミングミニカー講座」

7月19日(土)、26日(土)に春日部市視聴覚センターメディア研修室において、小学校1~3年生対象の「夏休み応援プログラム 走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。

本講座は、プログラミング用教育ロボットである「オゾボット」を用いて、体験しながらプログラミングについて知っていただく講座となっています。

 

 オゾボットは、紙に描かれた線を読み取りながら動くライントレース型のロボットで、ゴルフボールぐらいの大きさです。線上に、赤・緑・青の丸シールの組み合わせで成り立つ命令を与えると左折したり右折したり、スピードを変化させたりすることができます。

 

  

講座の最初に、プログラミングやプログラムについて知っていただき、身の回りには、プログラミングされたものがたくさんあること、コンピューターで動くものには、必ずプログラムが使われていることなどを確認しました。

 

 その後、一人一人がマジックで様々な色の線を画用紙に描き、その上を動くオゾボットの様子を確認しました。一本線を引いては走らせる…を繰り返して行く中で、子どもたちからは「線の色を変えるとオゾボットの色が変わる!」「線が細かったり、曲がり角が急すぎたりすると動かないのかな?」等の、つぶやきが聞こえてきました。 

 試行錯誤をしながら、子どもたちは線の色や形とオゾボットの動きの関係について色々と気付いたようでした。

 その次の課題は、「 T 」の字の上を走らせ、右左折する様子を観察してもらいました。結果は、決まりはなく、ランダムに右や左に曲がっていることが分かりました。

 

 そこで講師から、交差点(線の分岐点)で曲がってほしい方向を、「オゾコード」というプログラムで指示することで、オゾボットを思い通りに走らせることが出来ることを説明しました。

 

 その後、子どもたちは、宝のイラストが示された「 T 」の字の課題に挑戦です。「宝があるのは左だから左に曲がりたい。左折は、緑と赤のシールが必要だ!」と、コード表を見ながら丸シールを黒い線の上に貼っていました。

 講座の後半には、A3判用紙に印刷した地図を配付し、保護者の方にミッション(3つ以上のお店を選んで、そのお店を通過してゴールインする)を考えていただき、児童の皆さんには、ゴールを目指すためのプログラムを考えてもらいました。

  試行錯誤しながら、時には、親子で話し合いながら、シールを貼っていきました。途中でオゾボットを走らせ、思い通りに動かなかった時は、なぜ、だめなのかを考え、シールを貼りなおす。この作業を繰り返しながら、ゴールを目指していました。

 課題をクリアーした子には、3つの指令(易しい、普通、鬼レベル)と4つのコースから自分に合った課題を選び、挑戦してもらいました。

 

  小学校のプログラミング教育では、問題を解決するために、どのような動きが必要であるか考え、それら1つ1つの動きをどのように組み合わせていけば良いか筋道を立て、論理的に考えていく力(プログラミング的思考)を身に付けていくことが求められています。

 講座を通して、粘り強く繰り返し、ゴールを目指す子どもたちの姿や、できた喜びを笑顔で表現する子どもたちの姿をたくさん見ることができました。

 

2025年度 親子で楽しむ映画会

 7月6日(日)10時から、視聴覚センター2階の視聴覚ホールにおいて、春日部市立中央図書館との共催による『親子で楽しむ映画会』を開催しました。

 この映画会は、今の子どもたちにとってはあまり馴染みのない16ミリフィルムの映像作品を味わっていただくこと、また、それと同時に映像作品の内容に関連する本の紹介や読み聞かせ、工作体験などを通して、図書にも関心をもっていただこうと毎年開催しているものです。

 今回の映画は、小学校1年生の国語の教科書にも登場する「おおきなかぶ」と、人間とねこの交流を描いた心が温かくなる話「わたしおてつだいねこ」を上映しました。16ミリフィルム特有のノイズが入った映像でしたが、子どもたちは夢中で鑑賞し、物語の世界に浸っているようでした。

 

 16ミリフィルムは、現在のDVDとは違い、フィルムのセットや上映後のフィルムの巻き取りなどの行程があるため、映写できるようになるまでの準備に時間がかかります。その準備の時間を使い、図書館職員による、映画の解説や関連資料の紹介が行われました。また、休憩時間には、関連図書の所に子どもたちが集まり、興味のある本を手にとる姿もありました。

 

 2本の映画を鑑賞したあとは、大型絵本の読み聞かせが行われました。一般的な本の4~5倍の大きさの本を使った読み聞かせでしたが、2か所に分かれ、皆、集中して絵本を見つめていました。

 

 最後は、工作を行いました。今回は、本にはさむ栞づくりを行いました。図書館の方が栞の枠やシール状にした部品を準備してくれていたので、短時間で、すてきな栞をつくることができました。

市民映像セミナー『ビデオ編集入門』

 6月29日(日)、視聴覚センター3階メディア研修室において「市民映像セミナー『ビデオ編集入門』」を実施しました。

 本講座は、動画素材をコンピュータを使って編集し、3分程度の映像作品に仕上げる体験をする講座となっております。この日は、2名のビデオ特派員さんにもご協力いただきました。

 午前中は、センターで用意した動画素材でソフトの基本操作を覚えていただきました。

 ソフトを立ち上げ、データの取り込みが済んだら、動画編集ソフトを使い、余分なシーンの削除、カットのつなぎと並び替え、特殊効果の追加、タイトルやテロップの追加、BGMの追加等、受講者の皆さんと一緒にやり方を確認しながら編集作業を進めていきました。

 後半は、各自で持ってきた動画素材をパソコンにダウンロードし、編集作業を行いました。参加者の皆さんは、テキストを見ながら黙々と編集作業を行っていました。

 ひととおりの編集体験が済んだところで、編集データを1つの動画として出力し、DVDに記録する作業を行いました。初めて編集ソフトを使う方もいらっしゃいましたが、受講者の方全員が1つの映像作品に仕上げることができました。

 最後に、完成した作品を1人1人発表し、どのような作品ができたか鑑賞会を行いました。

 その後、支援者として参加してくださっていたビデオ特派員さんから講評をいただきました。作品の良い所、改善点をお話しいただき、受講者も今後の作品づくりの参考になったようでした。

 最後に、講座を進めるにあたり、ご協力いただきました視聴覚センタービデオ特派員の皆様、ありがとうございました。

市民パソコンセミナー『はがき作成入門』

 6月6日(金)、8日(日)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室にて市民パソコンセミナー『はがき作成入門』を実施しました。

 本講座は、Word2019を使用して、はがき裏面(文面)を作成し、印刷するまでを行う入門講座です。

 Wordを立ち上げて、まず行ったのが用紙サイズの変更。A4判だった用紙の初期設定を「はがきサイズ」に変更し、余白や行数の設定も行いました。

 次にEdgeを立ち上げ、インターネット上にある著作権フリーのサイトからイラストを選ぶ作業を行いました。選択したイラストは「コピー&ペースト」で文面に貼り付けました。

 さらに、あいさつ文を打ち込み、テキストボックスの背景色や枠線を消す作業を行いました。

 前半の最後に、イラストやテキストボックス等の配置を微調整しながら文面を整え、印刷を行いました。

 講座の後半は、講座用に用意した写真素材から好みの写真素材を選んで2枚目のはがき作りを行いました。前半で学んだことを思い出しながら、1人で作成する時間を設けました。分からないときはテキストを見ながら進め、思い思いの「暑中見舞いはがき」を完成させていました。


 苦労して作った「はがき」がカラーで印字されると、にっこり微笑む参加者の皆さん。とてもうれしそうでした。

市民映像セミナー『デジカメ・スマホ写真加工入門』

 5月28日(水)、29日(木)の2日間(いずれも9:30~12:00)、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門』を実施しました。本講座は、デジカメやスマホで撮った写真をパソコンに取り込んで、加工編集し、印刷するという内容です。

 デジカメやスマホで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整して雰囲気を変えたり、画質や画像の大きさを変えたり、トリミングして不要な部分をカットしたりすることができます。さらに、写真に文字やイラストを挿入してチラシやポストカードを作成したり、複数枚の写真を1枚に収めて印刷したりすることも可能となります。

 

 今回の講座では、Windows10付属ソフトの「フォト」や「ペイント」「ペイント3D」を用いて、簡単な写真加工体験していただきました。

 

 まず、パソコンのディスクトップに写真を保存するための「新しいフォルダ」をつくる作業から始めました。その後、スマホとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、スマホ内にある写真をコンピュータへ取り込む作業を行いました。

 

 次に取り込んだ写真を使って画像編集を体験していただきました。「フォト」では、写真のトリミングや回転、補正を体験。「ペイント」では、画像サイズの変更を体験。「ペイント3D」では、写真に文字や吹き出しを入れる体験をしていただきました。

 

 写真に文字やイラストを入れる時間は、皆さん、集中して黙々とパソコンに向かっていました。写真に日付を入れたり、吹き出しをつくって言葉を入れたりしながら、写真加工を楽しんでいました。

  

 最後に、加工した写真を印刷しました。

 

「クリックひとつで、写真の雰囲気が変えられる」「写真に文字や吹き出しが入れられるなんて、便利だ」「家でもやってみます!」と、うれしそうに話してくれた方もいました。

 

 ※Windowsのパソコンであれば、加工したい写真データーの上にカーソルをもっていき、右クリックすると新しいWindowが出現するので、その中から、「編集」をクリックすると「ペイント」、「写真の編集」をクリックすると「フォト」、「ペイント3D」をクリックすると「ペイント3D」が、自動的に動き始めます。

 

市民パソコンセミナー『インターネット入門』

 5月22日(木)23日(金)の2日間(いずれも9:30~12:00)、視聴覚センター3階メディア研修室にて『市民パソコンセミナー インターネット入門』を実施しました。

 

 今回のセミナーは、インターネットの基本について学ぶ内容です。インターネットを介してWebサイトを閲覧するために必要となるブラウザソフトの種類を確認後、実際に検索や閲覧方法等を体験をしながら学んでいただきました。なお、今回はWindowsパソコンの標準ブラウザである「Microsoft Edge」を使って講座を進めていきました。

 まずは、ブラウザの起動と終了方法やEdgeの画面構成などを確認しました。その後、ホームページへアクセスするための検索窓やニュース、天気予報など、様々なコンテンツが掲載されているポータルサイトを使って、検索方法やコンテンツの利用方法などを確認していきました。

 検索では、複数のキーワードを入力することで目的の情報が探しやすくなることや、お気に入りのサイトの登録方法などを実際に操作しながら学んでいただきました。

 

  コンテンツの利用では、地図やルートの検索、路線情報の利用等、生活の中で役立つ機能などを中心に紹介しました。

 GoogleMapを使ってストリートビュー体験をしていたときは、特に盛り上がり、参加者の方の中には、外国へ飛び出して行かれた方も。とても楽しそうでした。

 基本的な使い方を学んだあと、自由に閲覧する時間をとりました。テキストの後半部分にも活用編の資料を掲載していたので、テキストを見ながらクリックする方もいらっしゃいました。音楽を聴いたり、料理のレシピを調べたり、旅行先への経路を調べたり、思い思いの時間を過ごしていました。

 インターネットの便利さや楽しさを体感したあとに、利用する上でのルールやマナー、危険性についても情報提供しました。そして最後に、生成AIの体験をしていただきました。

「Microsoft Edge」の検索窓に標準でついている「Copilot(コパイロット)」を体験しました。対話形式で調べたいものの条件を絞っていき、目的のものを探す体験は、とても新鮮だったようで「家でもやってみよう」という声が多く聞こえてきました。

市民パソコンセミナー『基本操作・パソコン入門』

 5月8日(木)、9日(金)の2日間(いずれも午前中)、視聴覚センター3階にあるメディア研修室にて『市民パソコンセミナー 基本操作・パソコン入門』を実施しました。

 

 今回の講座は、パソコンに初めて触れる方を対象とした基本的な内容の講座でした。講座の前半では、パソコン本体の各部の名称、マウスの基本操作やウィンドウズ10の基本、また、キーボードのキーの配列や主要なキー操作を学びました。講座の後半には文書作成ソフト「Microsoft Word2019」を使って、本講座の修了証を作成・印刷をするという内容でした。

 

 まず、パソコンやキーボードの各名称やマウスの持ち方を確認し、その後、基本的なマウス操作について学びました。「左クリック」「右クリック」「ダブルクリック」「ドラッグ&ドロップ」について、解説と操作を繰り返して実際に使っていただけるように工夫しました。右クリックすると、何もない場所に突如として新しい画面が出てくるので、不思議に思った方もいらしたようです。

 その後、ウェブ上のマウス操作練習ソフトで、楽しみながらマウス操作の練習を行いました。もぐらたたきゲームでは「クリック」の練習を、ジグソーパズルゲームでは脳トレを兼ねて「ドラッグ&ドロップ」の練習を行いました。受講者の方も、実際に操作する方が楽しいようで、笑顔で画面に向かってマウスクリックを繰り返していました。

 

 講座の後半では、windows10の基本や、ディスクトップ、アイコン、フォルダー等の解説を行ったあと、実際に「Word2019」を立ち上げて、修了証づくりを体験していただきました。

 事前に用意しておいた「ひながた」を利用して、文字の書体や大きさ、配置などを変更する操作を行いながら、パソコン操作の練習をしていただきました。画像の挿入や拡大縮小、移動等も、最初は苦戦していたようでしたが、慣れてくると自在に操っている方が多くみられました。

 


 その後、修了証が完成した方から印刷をしていただきました。自分で作った修了証を手にとると、皆さん、笑顔になっていました。

 

「ゆっくりしたペースで、ていねいに教えていただき楽しく学べました」「印刷された修了証は、記念になります」「楽しかったので、他の講座も申し込もうと思います」というご感想をいただきました。

 

R6生涯学習市民塾 2月の様子をご紹介!

みなさんこんにちは興奮・ヤッター!生涯学習推進担当です!

春の訪れを感じる、ぽかぽかした日が多くなってきましたね晴れ

今回は2月分の市民塾を一部ピックアップしてお届けします。

 

星自動走行ロボットをScratchで自由に走らせよう!

「Scratch(スクラッチ)」という誰でも使えるサイトで、プログラミングを一から学びます。

初めてプログラミングに触れる方ばかりでしたが、新田講師の指導により、後半は夢中で取り組んでおりました。

 

星ふわふわねんど教室

市民塾でおなじみ、香山講師によるねんど教室です。親子で、兄弟で、大人も一緒にカラフルでやさしい手触りのねんどを楽しみました!

キャラクターを作ったら、一緒に飾れる花や傘などの小物にも挑戦ピース癒しの時間となりました。

 

星カーレット(卓上カーリング)を楽しもう

越谷発祥の軽スポーツで、老若男女問わず楽しめるのがカーレット。指導者の遠藤講師はカーレット春日部の代表です。

実際に石を投げた時の手触りや音に癒されたり、最後まで結果が読めないゲームにワクワクしたり、みんなで盛り上がりました。

 

星自分と向き合い子供に向き合える自分に「子向力(しこうりょく)UPセミナー」

 

様々な観点から自身を見つめ直すことで、自然と子や周囲に良い影響を及ぼす、というのが松坂講師が築いた「子向力」とのことです。

新鮮な考え方に、参加者からは「もっと早く知りたかった・子育て中に聞きたかった!」という声があがりました。

 

R6市民塾(後期)は3月実施分で終了となりますが…

次は令和7年度 生涯学習市民塾(前期)として6月より実施いたします!

詳細は4月下旬~5月に市公式HP・パンフレット(市内公共施設にて配架予定)等で公開予定です。お楽しみにハート

 

市民塾が、人と人とのつながりや、新しい趣味・知識との出会いのきっかけとなりますように。

今後ともよろしくお願いいたします。お辞儀

市民パソコンセミナー「表計算入門」

 2月6日(木)、7日(金)の2日間(9:30~、13:30~の1日に2回)にわたり市民パソコンセミナー「表計算入門」を開催しました。

  本セミナーは表計算入門なので、起動や終了の手順、ファイルの保存の仕方、画面の各部分の名称や働き等々、表計算ソフトの基本的なところから始めました。

 

 ワークシート内にある1つ1つの枠(=セル)に言葉や数字を入力し、さらに計算式を入力することもやりました。その後、元の数字を変えて「エンター」キーを押すと、瞬時に計算結果が変わったのを見て感嘆の声をあげる方もいました。

  表計算ソフトでは、たくさんの空白のページを印刷することになる可能性もあるので、印刷するときに範囲指定をすることの重要性も説明させていただきました。

  後半は、用意されたサンプルファイルを使い、表を完成させる作業を行いました。セルに日本語や数字、数式、関数を入力したり、文字の色や太さを変えたり、セルに色を付けたりしながら表を完成させていきました。

 

 数式をコピーしたり、関数を使うことが、作業を簡略化する体験をすることで、表計算ソフトの便利さを体感することができたようでした。

 

 講座の最後に、金銭出納帳や会計報告書、月間家計簿、持ち物整理簿等のサンプルを提供させていただきました。

 

 講座後のアンケートにも、「今まで自己流でPCを使ってきたが、今回学んだことは、大変役に立つと思う」「表計算の機能は『スゴイナ!』と思った」「今回の講座のステップアップした講座があるといい」「Excelをもっと勉強したいので、レベルアップしたやり方も知りたい」等、プラスの感想を多くいただきました。

 

 本講座で、令和6年度の市民パソコンセミナーが終了となりました。1年間、多くの市民の皆様にご参加いただき、大変ありがとうございました。

R6生涯学習市民塾 1月の様子をご紹介!

みなさんこんにちは晴れ生涯学習推進担当です!

暖冬かと思ったら大寒波で大雪予報など、せわしない冬ですね雪

そんな冬をも吹き飛ばす勢いで、元気に市民塾を実施中!今回は1月分をピックアップしてご報告いたします。

 

星特殊災害対策(化学・生物・放射線・核・爆炎物・放火・群衆災害対策)

 

今回が初開催ですお祝い講師は陸上自衛隊化学学校長等さまざまな経歴を持つ井上先生。

専門性の高い知識やイザという時の心構えなど、大変わかりやすく有意義な講義だったと大絶賛でした。

 

星街道寄席

 

毎回人気の、生一本(きいっぽん)先生の街道寄席!巧みな語りに大人から子どもまで初笑い興奮・ヤッター!

今度は3月15日(土)開催です!ぜひお気軽にお越しくださいキラキラ

 

星親子で作ろうポンポンマスコット

 

今回が初開催お祝い!先生の見本を見て作りたいコのイメージを膨らませ、毛糸やパーツを選ぶ姿は真剣そのもの。

難しいところは大人や講師の長谷部先生に手伝ってもらいながら、自分だけのマスコットを作りましたハート

 

星気功入門

 

講師の池上先生の丁寧な指導に沿って、気や身体のツボを意識しながら行います。

ゆっくりとした動きと深い呼吸に、心身ともにリラックスできた!と大変好評でした喜ぶ・デレキラキラ

 

2~3月もドンドン実施してまいります!3月開始分は2/7~より受付を開始しております。

講座の詳細は生涯学習市民塾の市公式HP、または市内公共施設にある黄色いパンフレットをチェック!

もし「気になる講座はあるけど、日にちが合わなかった…泣く」という場合には、事務局を通した講師の紹介制度や、「かすかべし出前講座」として講義いただける場合がございますので、詳しくは市公式HPをご覧ください。

 

引き続き、よろしくお願いいたしますお辞儀

令和6年度 春日部市ビデオフェスティバル

 1月25日(土)9:30から令和6年度『春日部市ビデオフェスティバル 第1部 作品発表会の部』を開催しました。

 市内で活動するビデオ愛好家の皆さまが、日ごろ撮りためている映像を編集し、1本の作品に仕上げた作品が集まりました。本フェスティバルは、その作品を発表するいい機会となったようです。

 作品の上映前には、作者から一言ずつ話をしていただきました。

 作品への思いや制作中の苦労話、エピソード等を聞いたあとに作品を鑑賞したので、作品をより身近に感じながら鑑賞することができたようです。

令和6年度の遊学1日体験教室も大盛況でした!

少し遅くなってしまいましたが……

あけましておめでとうございます晴れ

今年も視聴覚センターおよび生涯学習推進担当をよろしくおねがいいたしますお辞儀

 

今回お送りするのは、11~12月に実施した遊学1日体験教室の様子ですキラキラ

全19講座より、一部ピックアップして報告させていただきます!

 

星新たな学び!「朗読講座~「読む」ことは脳の老化予防~

 

朗読の基本がわかると楽しく、今後も活用できる!と満足度の高い講座となりました。

 

星身体を動かす!「楽しいラテンエクササイズ!

 

 ラテンのステップでテンションUP上とっても楽しかった!と好評でした音楽

 

星子どもも参加!「貼るだけ簡単ロゼットキーホルダーづくり体験

 

かわいくできた!世界に一つだけの作品ができた!と喜んでいただけましたハート

 

星作品作り!「楽しくいけましょう!花のある生活を

 

個々に丁寧に教えていただき、心安らぐひと時を過ごせたようですキラキラ

 

総勢19名の講師(生涯学習人材情報登録者)のみなさま&アシスタントの方々、そして企画・運営担当の生涯学習市民推進員によりどの講座も大好評にて終了いたしました。そして、ご参加いただいた市民のみなさまには、厚くお礼申し上げますお辞儀また来年、11~12月の開催をお楽しみにハート

 

そして!これからの1~3月は生涯学習市民塾(後期)を開催中!

早速、先日1講座目がスタートしました。

季節のお花を飾り、彩りましょう(フラワーアレンジメント)」より、参加者さまの作品でした花丸

 

まだ空きがある講座もありますので、気になる講座がありましたらぜひお気軽にお問合せくださいひらめき

詳しくは、生涯学習市民塾の市公式ホームページをチェック!

公民館等には、黄色い表紙のパンフレットとして配架もしてあります。

お申込み&ご参加お待ちしておりますお辞儀

市民パソコンセミナー『オンラインミーティング体験(主催者編)』

 11月29日(金)、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験(主催者編)』を開催しました。この日は、午前の部を9時30分~、午後の部を13時30分から実施し、オンライン会議を主催する側に焦点をあてて講座を進めました。

 

  今回の講座は、中小企業のICTサポートや、ネットアドバイザーとして県内の小中学校でネットリテラシーの授業等を行っていらっしゃる吉田理子様を講師としてお招きして開催しました。

  まず、オンラインミーティングツールのZoomについて、利用にあたっての基礎、実施する際に必要なものについてお話しいただきました。様々なオンラインミーティングツールがある中で、Zoomが多くの人に使われている理由の話などは興味深いものがありました。

 

Zoomを立ち上げてからは、実際に操作しながら話を聞きました。

まず初めに行ったのは、主催者として、会議前に設定しておくべきこと。実際に詳細設定をネット上で行いました。各参加者がご自身のアカウントでログインしたので、この設定が、ご家庭に帰ってからZoomを使用しても有効になるので、受講者も質問しながら真剣に設定を行っていました。

 

 会議開催後の主催者としての操作等については、共同ホストを設定しておくことや、マイクの設定を確認しておくこと、参加者の名前を会議に合わせた形で変更させておくこと等、主催者としてスムーズな進行を行うためのポイントについてもお話いただきました。

 

 また、Zoomの利用にあたって、よくあるトラブルや、その対処法等についてもお話いただき、実際に主催者として会議を開催した際に役立てられる有益な情報を数多く提供していただきました。スマホで参加してくる方は、名前が機種名になっていることや電話回線ではなくインターネット回線を使うよう促すことなど役立つ情報がたくさんありました。

 

 終盤には、3人1組で順番に主催者体験をしていただきました。画面を見ながらヘッドセットごしの会話でしたが、受講者の個性が垣間見られ、楽しいひと時を過ごせたようです。

 

 主催者役以外の受講者は、Zoomの参加者としての体験ができたので、同じことを何度か繰り返し体験できたので、Zoomの操作がより確かなものになっていったようです。

  受講者からは、「楽しく学べました。ホスト側を、ぜひ、やってみたくなりました。活用したいです。」「オンラインミーティングは、参加する立場しか経験していませんでした。でも今回受講して、自分がホストになっても対応できるようになれました。さっそく、家でもやってみます」「ゆっくりと分かりやすく説明していただけたので良かった」等々、前向きの声を直接聞くことができました。

 

 講師の吉田様には、ご自身の体験をもとに失敗談やエピソード、オンラインミーティングを主催する際の細かな留意点までお話いただき、参加者からも大変参考になったとの声を多く聞くことができました。ご多用の中、ご教授いただきありがとうございました。

市民パソコンセミナー「はがき作成入門」

 11月14日(木)、15日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー はがき作成入門』を実施しました。

  本講座は『Word2019』を使用して、午前中に、はがき表面用の「住所録」作成を行い、表面を印刷。午後に裏面の文面を作成し、印刷するまでを行う1日がかりの入門講座です。今回は、年賀状の作成を行いました。

 

 まず、講座前半は、宛名面の作成です。1枚1枚に住所や宛名、差出人情報を入力するのは大変な作業となります。そこで、Wordに付属している『はがき宛名印刷ウィザード』を使って、差出人情報や宛名を入力して住所録を作成しました。1度つくっておけば次回からは、そのまま使えるところがパソコンの利点です。

 後半は、文面の作成を行いました。まず最初に、インターネット上にある著作権フリーのイラストを検索して画面に挿入する方法をお伝えしました。その後、文章を入力するためのテキストボックスの作成、文字の大きさや色、フォントの変更方法、ワードアートの使い方等を体験し、文面を整えました。

 ひと通りの機能説明が終わると、Wordの起動から1人で行い、年賀状の文面づくりに挑戦していただきました。受講生の皆さんは、画面に集中して取り組まれていました。1時間ほどでオリジナルの素敵な年賀状が完成しました。

 参加された皆さんの作品を視聴覚センター3階のエレベーター前に展示しておりますので、ご来館の際には、ぜひ、ご覧いただければと思います。

【今年度予定されているセミナー(あと1つとなりました)】

・表計算入門(Excel2019入門講座)・・・2/62/7午前9:30~午後13:30~

 ※同じ内容で4セット予定。詳細は、1月の広報かすかべに掲載されますので、募集開始日時等をご確認ください。

市民パソコンセミナー「プレゼンテーション作成入門」

 11月7日(木)・8日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において「市民パソコンセミナー『プレゼンテーション作成入門』」を実施しました。2日間4回の講座に34名の受講者がありました。

 本講座は、プレゼンテーションソフト『PowerPoint2019』を使い、基本操作を学んで2~3枚程度のプレゼンを作ることを目標とし、昨年度の講座後のアンケートに応えるために新設された講座です。

 まず、講師が見本として自己紹介のプレゼンをお見せし、その画面で使用したソフトの機能を紹介しながら進め、プレゼンテーションの基本をお伝えしました。

 パワーポイントの画面構成がWordに似ているので、Wordを使っている方からは、「どのタブのどのアイコンをクリックすれば、どんなことができるのか大体の予想がつくので操作が簡単」との声もありました。

 

 講座の前半は、起動と終了の手順確認⇒背景の設定⇒タイトルの入力⇒スライド(ページ)の追加方法⇒ワードアートの挿入⇒アニメーションの付け方⇒テキストボックスや画像の挿入⇒画面切り替えの設定等の順にお伝えしました。 

 講座の後半は、前半で習った基本操作を使って『自己紹介』というテーマで3枚程度のスライドを作ることを目標に、起動から1人でプレゼンづくりに挑戦しました。

 受講者全員が2~3枚のスライドを作り終えたところで、順番に発表していただきました。どの受講者もプレゼンテーションをしながら思い思いの発表をしていました。受講後のアンケートに「他の人の作品を見ることは、大変勉強になる」とも書かれていました。

     ↑ 自作のプレゼンを発表中 ↓

 「時間があっという間に過ぎてしまったが、とても楽しかった」「自己流で使っていたパワーポイントにアニメーションをつけたり、ネットからの画像の挿入方法を教えていただいたりと、パワーポイントの楽しさを再発見できた」「今回、初めて使った。多くを語らないのがプレゼンテーションなのだということを学んだ。自分でスライドを作ることができてうれしかった」等の感想があり、本講座を新設して良かったと感じています。今後は、初級だけでなく中級も企画していこうと考えています。

 

市民パソコンセミナー『文書処理入門』

 10月24日(木)・25日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において、「市民パソコンセミナー『文書処理入門』」を実施しました。2日間4講座に30名の方が参加し、大変人気のある講座となっています。

 本講座は、文書ソフト『Word2019』を使い、文字入力はもちろん、図や画像、表を入れて簡単なチラシを作成し、印刷する内容でした。

 講座の前半では『Word』でできる事の紹介や画面上のアイコンの説明等を聞きながら、起動・終了の仕方、ファイルの読み込み方・保存の仕方を体験しました。

 

 講座の後半では、図やイラスト、表の挿入を体験し、文書全体を整えました。WordにExcelのような表が簡単につくれる機能があることを知り、「これは使えそう!」と喜んでいる受講者もいました。

 

 

 「Word」ソフトの「基本的な説明を聞く→実際に操作する」を繰り返しながら、スモールステップで講座を進めました。

 

 すべての説明が終わった後に、講座で習ったことを使って自由に操作する時間を設定しました。この段階で一人でできれば、家に帰ってからもWordを使うことができます。

 最後に、出来上がったチラシを印刷しました。できあがったチラシをうれしそうに手にとる受講者を見て、こちらもうれしくなりました。

  受講者から「初心者でしたが、丁寧に教えていただき学習しやすかった」「分からないときは、すぐに手を挙げられる環境で学習しやすかった」「図を挿入したりテキストボックスで『切り取り』の文字を入れたりすることができるようになり、今日も勉強になった」などの声が聞かれ、講座を企画して良かったと感じました。

市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」

 10月12日(土)、13日(日)の2日間、春日部市視聴覚センター3階メディア研修室にて市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」を開催しました。今回の講座を開催するにあたり、日ごろ映像セミナーでお世話になっているビデオ特派員の方にもご協力いただきました。

 

 1日目は、ビデオカメラを使った「撮影の基礎」に関する講義やビデオ撮影の演習をメディア研修室で行い、その後、粕壁宿の風景や建造物の撮影をしに外へ出ました。

 講義の中で、撮影に行くときに持参するといいものということで、日ごろ様々な所へ撮影にいかれている特派員さんから貴重な情報をいただきました。

 

 特派員さんのカメラバックから出てきたものは・・・

 カメラの取扱説明書、ビニール袋、輪ゴム、2メートルほどのひも2本、マジックテープ、予備バッテリー等々。急な雨には、カメラを守るビニール袋、カメラを横に動かす時に便利なひも・・・等。参加者からも「役に立つ情報でありがたい」との声が聞かれました。

 

 外へ出てからの撮影で最初に訪れたのは、今年もご協力くださった匠大塚さんの屋上でした。屋上からの素晴らしい景色に、参加者一同、感動するとともに、撮影にも熱が入りました。

  その後、文化会館、東八幡神社、午後は、碇神社のイヌグス、道しるべ、古利根公園橋、春日部駅東口と歩き、その後、自由撮影時間を設けました。

 視聴覚センターに戻り、撮影データーをパソコンに取り込んで、第1日目が終了しました。

2日目は、前日に撮影した動画の編集、ビデオ作品の発表会を行いました。

 はじめに、ビデオ編集の目的やパソコンへの保存の仕方、トリミングやエフェクトなど、基本的なことについて学びました。

 その後、ビデオ編集ソフト(PowerDirector)を使って、ビデオ編集体験をしていただきました。前日に保存した撮影素材を編集ソフト上に取り込み、ひと通りの編集過程を説明を聞きながら練習しました。

 その後、自分が作りたいテーマに沿ってビデオ編集を行いました。

  動画の配置やテロップの挿入、トランジション(つなぎ目の効果)の追加など、魅力ある作品に仕上げるために、編集作業を進めていきました。ここでも、ビデオ特派員の方が親身になって一人一人の疑問に答え、効果的な編集方法についても細かなところまでアドバイスしてくださいました。

 最後に、受講者の方の作品を発表していただきました。限られた時間での撮影・編集でしたが、どの作品も粕壁宿の魅力が伝わる素晴らしい作品に仕上がっていました。

 作品発表後、特派員の方から講評をいただきました。良かったところや改善点を具体的にお話しいただき、参加者の皆様も、さらにいい作品をつくろうという意欲がわいてきたようでした。

  受講者の方から「講師の先生方が親切に熱心に指導してくださり、とても楽しい時間を過ごすことができました。」「撮影時に持参するツールや小物情報が役立ちます。」「参加者の皆様の編集された作品の鑑賞、作品ついての講評も、とても参考になりました。」と言っていただき、大変うれしく感じております。これもビデオ特派員の皆様のおかげです。今回の講座開催にあたり、様々なサポートをしていただきましたビデオ特派員の皆様、2日間、大変お世話になりました。ありがとうございました。

R6生涯学習市民塾 8月~9月の様子をご紹介!

みなさんこんにちは!10月になり、すっかり秋の涼しさですねにっこり

厳しい酷暑から残暑にかけて開催した講座を、いくつかピックアップしてご報告いたします!

 

生涯学習市民塾とは「生涯学習人材情報登録者」が講師となった様々な学習会や体験会です。

前回の様子はこちらのブログ記事へ→ R6生涯学習市民塾(前期)7月の様子♪

 

1ツ星7/27(土)~8月 「~ビニールを彫刻刀で彫るアート~ シャインカービング

 

 こどもから大人までできる、近年誕生したアート「シャインカービング」。

参加者はみな初心者でしたが、こんなに素敵な作品が完成しました!10月には毎年飾れるハロウィンドームを作りますキラキラ生涯学習市民塾の市公式HP

 

1ツ星8/3(土)~「琵琶の歴史と語り

 

なかなか聴く機会のない琵琶(びわ)の音色と、語りにあっという間に引き込まれます。

「心が洗われた」「また聴きたい」と大絶賛のひとときでした。

 

1ツ星8/20(火)~「キーボード入力の基本

 

アルファベットを言いながらひたすら練習!最初は皆さん苦手意識を持っていましたが、講師と繰り返すうちにどんどん慣れていき「打つのが楽しくなってきた」との感想も。市民塾(後期)でも実施予定です!

 

1ツ星9/7(土)「楽しくナツメロを歌いましょう(ちょっぴりレッスン付き)元気になりますヨ

 

歌詞ひとつひとつのニュアンスや、特に強調したいところなどを意識して歌うと更に深く、ナツメロを楽しめます。

最初は小さかった参加者の声も、どんどん感情が乗ってのびやかに音楽帰る頃にはスッキリ笑顔な皆さんでした。

 

1ツ星9/28(土)「玄関などに飾る生け花

 

基本の生け方や、使う花や葉の選び方など、丁寧な指導に皆さん満足の出来栄えでした花丸

玄関に花を飾ると運気が上がるんだとか……!

 

1ツ星9/29(日)「みー先生のおかしな世界

県内の様々な施設で腹話術・マジックの公演をされている、みー先生によるおかしな世界を楽しみました!

参加者がお持ち帰りできるマジックも伝授してくださいました音楽

 

講座はまだまだありますが、今回はこの6講座をご紹介しました。

また、11月からは遊学1日体験教室として講座を開講します。申込みは10/9(水)の朝9:00~です!ひらめき

詳しくは遊学1日体験教室(市公式ホームページ)をご覧ください。

 

文化の秋を楽しむ一助となれば、幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。お辞儀

市民パソコンセミナー「オンラインミーティング(参加者編)」

 10月1日(火)・2日(水)の2日間、春日部市視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座』を開催しました。

 今回の講座では、Zoomを用いたオンラインミーティングを『参加者側』として体験していただき、会議への入り方や会議中の基本操作を学んでいただきました。

 

  講座のはじめにオンラインミーティングやZoomについて基本的なことを学んでいただきました。ミーティングの入り方として、Zoomのダウンロードや、主催者が作成した会議室のミーティングID・ミーティングパスコードの入力方法などを体験しながら学んでいただきました。

 

  ディスクトップパソコンにウェブカメラを接続して実施したので、画面が明るく大きく、左側のモニターには先生の画面が投影されていたので、とても分かりやすく楽しく学べたとの声を多くお聞きすることができました。

 

 

  会議に参加した後は、実際にオンラインミーティング機能を利用しながら講座を進めました。スペースキーを長押ししてマイクのON・OFFの切り替えが行えることをお伝えしたり、Zoomに用意されているチャットやリアクションなどの機能に触れていただいたりしながら、会議中に必要となる基本操作を学んでいただきました。

 

 オンライン会議を体験している際に、チャットで文字を入力して参加者に伝えたり、発表を聞いた後にリアクションのスタンプを表示させたりと、体験しながら基本操作をマスターしていただきました。

 

 ひととおりの講義が終わった後、講師の力を借りずに会議に参加できるか挑戦していただきました。Zoomの立ち上げから始めてもらいましたが、無事、全員の方が会議に参加することができました。参加した後は、参加者の方とオンラインミーティング上で「ご自身のマイブーム」についてお話をしていただきました。

 

 

「いつも分かりやすい説明で、理解することができます。楽しんで参加しています。」「初めて自分一人でZoomに参加でき、とても楽しい体験でした。」「11月の主催者として体験する講座を受講します」と、オンラインミーティングの楽しさや便利さを実感するとともに、さらなる学習意欲をかきたててくれたようです。

 

  ↓ 画面の見え方をかえることができます。↑

 今回は、参加者としての体験講座でしたが、11月には講師を招いて主催者向けの講座を実施する予定です。詳しい内容や申込受付開始日等は、広報かすかべ11月号に掲載されますので、ご確認のうえご参加ください。

市民パソコンセミナー『親子で楽しむプログラミング』

 9月29日(日)9:30~、および13:30~視聴覚センター3階メディア研修室において、市民パソコンセミナー『親子で楽しむプログラミング』を開催しました。今年も市民講師の吉田理子さんをお招きし、プログラミングを親子で楽しく学ぶことができました。

 

  はじめに、生成AIを使った写真を提示し、「どちらが本物か?」「どこがおかしいか?」と参加者に考えてもらいました。

 参加した子どもたちからは、人物写真については、「影がない」「手の合わさり方がおかしい」「頭が体に対して大きい」などの意見がでました。

 

 風景写真については、「1つの田んぼが細長すぎておかしい」「稲がこんなに大きいのに桜が咲いている」など、活発に意見が出ました。

 

 その後、「読書の秋のイメージ」「秋の運動会のイメージ」というテーマで、生成AIに絵を描いてもらいました。すると、子どもたちが思っていた絵とは違う絵が出てきました。そこで、少しずつ条件を加えていきながら何度も絵を描いてもらいました。

    ↓

 

 この2つの体験から、コンピュータに命令するときは、あやふやな言葉ではだめ。より具体的で誤解のないような言葉で命令しないと、コンピュータは思ったとおりに動いてくれない。このことは、友達関係にも言える。正しい言葉で正確に相手に伝えるよう心がけましょうと、講師からお話がありました。

 

【 ↑ 運動会のイメージで描かれた生成AIによる絵 】

 

 その後、コンピュータを使わないプログラミング体験を行いました。保護者の方にロボット役になっていただき、命令カードを組み合わせて「モフモフマスコットを机の左端から右端に移動させる」ことを課題として取り組んでいただきました。

 

 人間であれば、「マスコットを机の右端まで運んで!」と言えば、やってくれそうな動作ですが、ロボットは忖度してくれないので、一つ一つの動きを正確に伝えないと思い通りに動いてくれません。「1歩前へ」「右腕を10度上げる」「手のひらを90度左に回転」「手のひらをひらく」「つかむ」など、細かな指示を出さないと、きちんと動いてくれないのです。

 

 子どもたちは、自分でマスコットを掴んだり運んだりする動作を細かく確認し、与えられた命令カードを順番に並べていきました。そして、ある程度のプログラムができたら、実際にロボットに動いてもらい、足りない命令があったり命令を与える順番が違っていたりすると修正し、より良いプログラムを作り上げていきました。

 

 参加者全員がマスコットを無事に運ばせることができたところで、考えたプログラムの発表を行いました。お題は同じはずなのに、それぞれのプログラムが少しずつ違っていました。

 ここで、子どもたちは他の参加者の考えと自分のプログラムを比べながら「あのやり方のほうが簡単だ!」、「こっちの方が正確にマスコットをつかめるかも!」などと考えることができ、自分のプログラムに修正を加えている子もいました。

 次は、パソコンを使ったプログラミング体験です。「Blockly Games」と「Scratch3」というプログラミングツールを使って、ブロック型プログラミングを体験しました。

 

「Blockly Games」では、ブロックの組み立て方に慣れるゲームや命令ブロックを組み合わせて、スタートからゴールまでたどり着くためのプログラムをスモールステップで作りながら、プログラミングの基本を体験するゲームに挑戦しました。

 

「Scratch3」では、「キャラクターに面白い動きをさせよう!」というテーマで、簡単なプログラムをつくっていきました。

 

「回転しながら移動する」、「色が変化しながら動く」、「壁にぶつかったら跳ね返る」といったプログラムを考えていました。親子で話し合いながら、納得のいく動作になるまで何度もプログラムを修正する姿が見られました。

  

 講師の吉田さんから、小学校で学ぶプログラミング教育の目的や、家庭でもできるプログラミングなどのお話もいただきました。参加者の感想をみると、「大人でも楽しめる講座で、時間があっという間に過ぎました。」「子どもがプログラミングに興味を示しているので、家でもScratch3をやらせてみたいと思います。」「前までプログラミングは、そんなに好きではなかったけれど、今日のおかげで好きになれました。家でもプログラミングをやりたいと思いました。」などの記述もあり、とても充実したプログラミング講座だったことが感じられました。

【 ↓ 講座当日作った作品から(音が出ます)】

 今回扱った「Blockly Games」や「Scratch3」は、ご家庭のPCでもインターネット環境があれば、無料でご利用いただけます。ぜひ、今後も触れていただき、プログラミングについての興味を深めていただければ幸いです。

※『Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。』

市民映像セミナー「デジカメ・スマホ写真加工入門」

 9月11日(水)、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門』を実施しました。

 

 本講座は、デジカメやスマホで撮った写真をパソコンに取り込んで、加工編集し印刷するという内容で、5月にも同様の講座を開催しました。

 

 デジカメやスマホで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整して雰囲気を変えたり、画質や画像の大きさを変えたり、トリミングして不要な部分をカットしたりすることができます。さらに、写真に文字やイラストを挿入してチラシやポストカードを作成したり、複数枚の写真を1枚に収めて印刷したりすることも可能となります。今回の講座も、Windows10付属ソフトの「フォト」や「ペイント」「ペイント3D」を用いて、簡単な写真加工体験していただきました。

 

  まず、パソコンのディスクトップに写真を保存する新たなフォルダをつくる作業から始めました。その後、スマホとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、スマホ内にある写真をコンピュータへ取り込む作業を行いました。スマホは様々な機種があり、画面の見え方や操作の仕方が異なるので戸惑う場面もありましたが、無事に全員がパソコンへ写真を取り込むことができました。

 

 次に取り込んだ写真を使って画像編集を体験していただきました。

 

「フォト」では、写真のトリミングや回転、補正を体験。「全体にもやがかかったように白っぽかった写真がフィルター機能で色が明確になった」「暗かった写真が明るくなった」と喜びの声が聞こえてきました。

 

「ペイント」では画像サイズの変更を体験。「今まで、画像サイズの変更なんて考えもしなかった」と驚かれている参加者の方もいらっしゃいました。

 

「ペイント3D」では、写真に文字や吹き出しを入れる体験をしていただきました。旅行先で撮影した写真に日付や撮影場所を入力したり、写っている人物の心情を短い言葉で表現して表示したりと、思い思いの写真加工を楽しんでいました。

 

 最後に、加工した写真を印刷しました。印刷された吹き出し入りの写真を見て、ニッコリ笑顔の参加者の皆さんでした。

 

 次回の講座は「オンラインミーティング(参加者編)10/1、10/2」です。すでにキャンセル待ちとなっております。

市民パソコンセミナー「聴覚障がい者対象PC入門講座」

 9月7日(土)、視聴覚センター3階メディア研修室において「聴覚障がい者対象PC入門講座」を実施しました。

 

 春日部市社会福祉協議会から手話通訳の方にもご協力いただき、パワーポイントを使ったプレゼンテーション作成やテレビ会議システムを使った手話交流を体験していただきました。

 

 講座の前半では、パワーポイントの基礎を学んでいただき、実際に自己紹介のプレゼンテーションを作っていただきました。

 文字を打ったり大きくしたり、写真を貼ったり、画面切り替えやアニメーション効果を入れながら、3枚前後のスライドを作成し、実際にスライドショーを体験していただきました。画面がクリック1つでかわっていくのを興味深そうにご覧になっていました。

 

 さらに参加者同士で互いに作った作品を交流するために、テレビ会議システムを使って発表会を行いました。「共有」機能を使って、プレゼンの横に発表者が映る画面が配置されるようにしました。発表者は、クリックしながら手話で解説を行い、見ている参加者は、画面の手話を見ながらプレゼンテーションを見ることができ、それぞれの思いが伝わったようでした。

 後半は、パワーポイントを使ったチラシ作りに挑戦しました。1から作るのではなく、サンプルを利用して作る方法をお伝えしました。

 さらに要望のあったカレンダーについても、作り方を紹介させていただきました。

 最後に、講座で作ったスライドを印刷していただきました。うれしそうにかばんに入れてくれたので、講座を実施してよかったと思いました。参加者から「今日は、楽しかった」「もっとたくさんの人が参加すればいいのに」「今日の講座内容は、とても参考になった。これからどんどん使っていきます」などの感想をいただきました。

 また、手話通訳をやってくださった春日部市社会福祉協議会の方にもお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

市民パソコンセミナー『プログラミング入門』

 8月27日(火)、28日(水)、視聴覚センター3Fメディア研修室において市民パソコンセミナー『プログラミング入門』を実施しました。本講座は、現在、小中学校の学校教育で実施されているプログラミング教育を体験していただく目的で新設された講座です。新設とあってか、2回とも複数のキャンセル待ちの方が出る人気の講座となりました。

 当日は、「ソサエティ5.0」という政府広報としてつくられた30年後の未来を描いた動画を視聴し、学校教育にプログラミング教育が導入された経緯や意図をお伝えしました。

 学校教育におけるプログラミングで重視されているのは「プログラミング的思考を養う」ことで、パソコンでプログラムを作ることが目的ではないこともお伝えしました。また、主に低学年で実施されているパソコンを使わないプログラミング学習例も紹介させていただきました。

 続いて、信号機キットを使って、実際のプログラミングを体験していただきました。

 初めは、講師と一緒に命令ブロックを左から右へ移動させ、それを組み合わせて、簡単なプログラムを作りました。

 プログラムをつくったら、その通りに信号機が動作するか確認しました。緑色のLEDが灯ると、参加者の皆さんが笑顔になりました。

 少しずつ難易度を上げ、少しずつ1人で考える量を増やしていきながら講座を進めました。

 「赤色LEDが5回点滅とは?」→ → → 「赤ON→赤OFFが5回繰り返すこと」と言い換え、さらに、今回のプログラミングソフトでプログラムしやすいように、「『赤ON→1秒待つ→赤OFF→1秒待つ』を5回繰り返すこと」を確認してからプログラミングに挑戦していただきました。「1秒待つ」を入れないと一瞬でONとOFFが動作するので消えているようにしか見えないのです。

 プログラミングに慣れてくると、参加者の皆さんからの質問の回数が減り、黙々とパソコンに向かっていました。何度も試行錯誤してプログラムに修正を加え、思い通りに信号機が動作すると笑顔になるのが印象的でした。

 最後には、手押し式信号機のプログラムに挑戦し、参加者全員がプログラムを完成させることができました。

 以下の動画は、「赤点灯→スイッチを押す→5秒後赤消灯→緑点灯(5秒間)→緑点滅5回→緑消灯→赤点灯」のプログラムを実行したところです。

  参加者からは、「プログラミングというので文字を入力すると思いましたが、ブロックの組み合わせで体験できたので楽しめました。」「動作を考えながら、次の動作や繰り返し等をやっていくのが面白かった。」「『プログラミング』とは言葉だけの世界であったが、具体的にセミナーを受けて、いかなるものか一端を知れてうれしい。」「プログラミングと言えば、難しいアルファベットや暗号を入力して終わりかと思ったら、ゲーム感覚で楽しめ、良い頭の体操になった。」「今までは何も考えず信号を渡っていましたが、これからは、渡るたびに今日の講座を思い出しそうです。」等の感想をいただき、講座を新設して良かったなと感じました。

R6生涯学習市民塾(前期)7月の様子♪

みなさんこんにちは!毎日暑くて大変ですね汗・焦る

暑さに負けず、7月後半にかけての市民塾の様子をピックアップしてご報告したいと思います!

 

生涯学習市民塾とは「生涯学習人材情報登録者」が講師となった様々な学習会や体験会です。

前回の様子はこちらのブログ記事へ→ R6生涯学習市民塾(前期)が始まりました♪

 

1ツ星6/22(土)~「和の文化体験

1回目は華道を行いました。夏らしいヒマワリを使った作品が素敵ですキラキラ

ちなみに9月には「玄関などに飾る生け花」を実施しますので、気になる人は中期の市民塾をチェック!

2回目は茶道。和室&正座ではなくイスに座ってできるのが新鮮だと評判でした驚く・ビックリ

 

1ツ星6/22(土)~「はじめての障害年金

今回が初の市民塾お祝い!社会保険労務士による初心者向け・基礎知識からの説明に、「受講してよかった」との声があがりました。

9月の市民塾でも初心者向けに講座を開催しますので、今回行けなかった方はぜひご参加を了解

 

1ツ星6/23(日)~「必ず役に立つ「自彊術(じきょうじゅつ)もみ療法」を学ぼう

1月の地震と被災地の様子から、「災害時に少しでも身体を楽にできるものが必要だ」という講師の判断で今回は「もみ療法」をメインに実施。自分や家族を癒す様々なもみ方を、講師&スタッフが丁寧に指導してくださいましたひらめき

 

1ツ星7/20(土)「古利根川周辺の「野鳥の生態」を見て語ろう

毎回満員御礼の人気講座!講師が自ら撮影した野鳥や風景、様々な自然の写真(+動画)数は数百点にも及びます!

環境アドバイザーの知識を生かした解説とユーモラスな語りに、あっという間の2時間でした。

 

1ツ星7/24(水)「お花と炎の癒しで心と体をリフレッシュ

 

 今回が初市民塾お祝いでした!ハーバリウムやキャンドルライトなど、楽しく癒されリピーター続出グループ

夏休みということもあり、小学生から大人まで思い思いの作品を作れました。とても綺麗!

 

まだまだ紹介し足りないくらいですが、今回はこのへんで…。

現在は生涯学習市民塾(中期)9月開始の講座まで受付募集中です(※講座により定員に達しているものがございます)。

また、10月から開始の講座は9/6(金)の朝9:00から受付開始!詳しくは、生涯学習市民塾のホームページをご覧ください。

 

おうちではクーラーで暑さ対策をしつつ、たまには公共施設で涼んだりしながら、無理なく夏を乗り切りましょう!晴れ

今後ともよろしくお願いいたします。お辞儀

 

走らせよう!プログラミングミニカー講座(高学年の部)

 8月17日(土)、春日部市視聴覚センターメディア研修室において、小学校4年生~6年生を対象に「走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。

 

 7月に実施した小学校1年生~3年生を対象とした講座内容よりも難易度を高め、パソコンを使ってのプログラミングに挑戦しました。

 本講座では、「オゾブロックリー」というソフトを使用しました。命令が記されたブロックを組み合わせてプログラムをつくり、ミニカーを自分の思い通りに動かすという課題に取り組みました。

 講座のはじめに、プログラミングとは何か、身の回りにはプログラムが使われているものがたくさんあるということを知ってもらいました。

 そして、いよいよロボットが配られました。子どもたちからは「かわいい~」の声。ゴルフボールくらいの大きさの「オゾボット」です。

 このロボットは、線を読み取って動くこと、そのため、そこの部分にセンサーが5つあること、などの説明を受け、実際に電源を入れました。

 まず最初に行ったのは、キャリブレーション。準備運動のようなものです。テキストに描かれた黒い丸の上に電源を入れたオゾボットを置き、緑色に光れば成功です。

 次に、テキストに描かれた黒い線上に置いてみました。すると、描かれた線に沿って、はみ出さずに動く姿に驚きの声があがりました。

 さらに、カラーの線上に置くと、再び歓声が起こりました。赤い線の上を走ると赤色に光り、緑の線の上を走ると緑色に光るのです。子どもたちは、すぐに気づきました。

 次に行ったのは、「T」の字に描かれた線の上を走らせることでした。左に曲がったり右に曲がったり、決まりはないようです。

 そこで、左に曲がると宝が描かれた「T」の字が登場。常に左に曲がらせるというプログラムが必要になりました。その命令を赤、青、緑の丸シールの組み合わせで行う活動をしました。この組み合わせを「オゾコード」といいます。

 子どもたちは、オゾコード一覧表を見ながら、「左へ」「Uターン」「はやく」「ターボ」などの命令を、丸シールの色の組み合わせでロボットに伝えていました。

 講座の後半は、この命令をパソコンで行いました。子どもたちが学校で使っているタブレットパソコンと同じChromebookを使用しました。

 子どもたちは、慣れた手つきで画面をタッチしながら「線の進み方」「繰り返し」「音」の命令ブロックをつなぎ合わせてプログラムを作っていきました。

 親子で参加していたご家庭は、保護者の方が隣で見守りながらも、我が子が困っていると、そっとアドバイスをおくっていました。

 プログラムができあがると、オゾボットを画面の上に置き、できたプログラムをオゾボットに転送。その後、実際に紙の上の地図上を走らせました。

 思い通りに動かないこともありましたが、トライ&エラーを何度も繰り返して、ゴールを目指して粘り強く取り組んでいました。

 

 受講後のアンケートでは、「オゾボットを動かすのが楽しかった。もっと色々なプログラミングをやってみたい」「うまくできない時は、モヤモヤするけど、ゴールに着くと達成感があって、すごくうれしかった。」

 また、一緒に受講した保護者の皆様からも、「何度か直しながら、工夫してゴールを目指してがんばっていました。大変そうでしたが、楽しく参加できました。」「子どもが自分で考えるように促してくださり勉強になりました。このような素晴らしい機会を、どうもありがとうございました。」「自分でつくりだすことに興味が出たようでうれしいです。」などという感想もいただきました。

 自分がつくったプログラムによって、オゾボットが意図する動きをしてくれることを体験し、プログラミングの楽しさを味わってくれたようです。

 8月31日(土)には、Scratchを使った「親子で体験プログラミング入門講座」を開催します。興味がある方は、ぜひ参加してみてください。

※台風10号の影響により、9月29日(日)に延期しました。まだまだ、参加者を募集しています。

教職員対象研修会「オクリンクプラス入門」

 7月26日(金)、粕壁小学校を会場に、教職員対象研修会「オクリンクプラス入門」を実施しました。

 本講座は、市内小中学校の先生が授業で使用する「オクリンクプラス」の入門講座で、その特長や使い方、教材作成までを演習しました。

 まず、講師から、「オクリンクプラス」についての説明を行いました。従来使用していた「オクリンク」と「ムーブノート」の長所を統合して誕生した授業支援ソフトであることや動作が軽くなったこと、日々バージョンアップしていることなどの説明を参加した先生方に解説していただきました。

 その後、先生方に児童・生徒役になってもらい、オクリンクプラスを体験していただきました。特に好評だったのが、グループで共同編集ができることでした。複数人でアクセスしていても動作が軽くサクサクと動いていたので、2学期の授業で使えそうな手ごたえを感じてくれたようでした。

 後半は、実際に授業で使う教材づくりを行いました。それぞれの先生が作りたいものをすでに考えてきていたようで、教科書や指導書を片手に画面に向かっていました。

 講座の最後には、それぞれの先生がつくった教材を発表していただき、研修の成果を共有しました。キャストという受信装置で、それぞれのパソコンの画面を中央前面にあるモニター画面に投影しながら説明を聞きました。

 参加した先生方からは、「色々な機能があることが知れて良かった。話し合い活動などで、たくさん使える場面がありそうなので、どんどん使っていきたい」「様々な小技を教えていただき感謝。カードのサイズ感を変更して答えを隠すやり方は、とても面白い発想だなと思う」「このように、たっぷり時間をとって個別対応していただける機会は、とても助かる」などの感想をいただきました。

市民パソコンセミナー「スマホ入門」

 7月24日(水)、25日(木)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において「市民パソコンセミナー スマホ入門」を実施しました。2回ともキャンセル待ちが出るほど人気のある講座となりました。

 本講座は、スマホを購入したけど使い方がよく分からない市民の皆様の要望に応えるために開設した講座で、スマホの電源の入れ方から始める入門講座です。

 今回は、アンドロイドスマホに限定しましたが、スマートフォンには、たくさんの種類があり、画面の見え方やボタンの配置も様々です。定員10名に対して3人の講師で対応し、受講者一人一人に個別対応ができる環境を整えました。

  講師が説明を行い、受講生は実際にお使いのご自身のスマートフォンを操作していただくという形で講座を進めていきました。

 講座の内容としては、スマートフォンの各種ボタンの操作、電話の受け方、インターネットの使い方、カメラの使い方等々、基礎的な内容から、音声検索や2次元コードの読み取りといった応用的な内容まで扱いました。

 特に好評だったのが、グーグルレンズを使った検索や翻訳でした。

 名前の分からない植物を見かけたら、グーグルレンズを立ち上げて撮影するだけで、その植物の名前が検索できることや、外国語のラベルがあったら、グーグルレンズの翻訳をタップしてから撮影すると自動的に外国語を日本語に翻訳してくれる機能を体験しました。

 受講者からは、「まだ知らないスマホの機能を勉強でき、非常に役に立った」、「簡単に翻訳機能が使用できることが分かり、うれしい」「最近購入したスマホには説明書がなく、今まで出したことがない画面などを見ることができて勉強になった」といった感想をいただき、講座を開催して良かったと感じております。

 

 今年度の後半にも、様々な講座が計画されております。その都度、広報紙に募集の情報を載せますので、ご興味のある講座がありましたら、ぜひ、ご参加ください。広報かすかべ8月号には、8月下旬に実施する「プログラミング入門(8/27,28)」や「親子で体験プログラミング(8/31)」、9月上旬に実施する「聴覚障がい者対象PC入門(9/7)」「デジカメ・スマホ写真加工入門(9/11)」の募集情報が掲載されます。

走らせよう!プログラミングミニカー講座

 7月21日(日)、春日部市視聴覚センターメディア研修室において、小学校1~3年生対象の「夏休み自由研究応援プログラム 走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。(午前、午後1回ずつ)

 

 本講座は、プログラミング用教育ロボットである「オゾボット」を用いて、体験しながらプログラミングについて知っていただく講座となっています。

 

 オゾボットは、紙に描かれた線を読み取りながら動くライントレース型のロボットで、ゴルフボールぐらいの大きさです。線上に、赤・緑・青の丸シールの組み合わせで成り立つ命令を与えると左折したり右折したり、スピードを変化させたりすることができます。

 

  講座の最初に、プログラミングやプログラムについて知っていただき、身の回りには、プログラミングされたものがたくさんあること、コンピューターで動くものには、必ずプログラムが使われていることなどを確認しました。

 その後、実際にオゾボットに電源を入れ、キャリブレーション(準備運動)を行い、線の上に置いてみました。すると、ロボットが線の上を走る様子を見て、参加された皆さんから歓声があがりました。

 次に、緑や青、赤の線上を走らせてもらいました。すると、子どもたちから「赤い線の上を走る時は、赤く光った!」「あっ、今度は、青になった」「次は、緑に光るかな?」などのつぶやきがあちこちから聞こえてきました。黒い線の上を走らせている時との違いを、子どもたちは、すぐに気づいたようでした。

 その次の課題は、「 T 」の字の上を走らせ、右左折する様子を観察してもらいました。結果は、決まりはなく、ランダムに右や左に曲がっていることが分かりました。

 そこで講師から、交差点(線の分岐点)で曲がってほしい方向を、「オゾコード」というプログラムで指示することで、オゾボットを思い通りに走らせることが出来ることを説明しました。

 その後、子どもたちには、宝が示された「 T 」の字の課題に挑戦してもらいました。「宝があるのは左だから左折だ。左折は、緑黒赤だ!」と、コード表を見ながら丸シールを黒い線の上に貼っていました。

 

 講座の後半には、A3判用紙に印刷した地図を配付し、保護者の方にミッション(3つ以上のお店を選んで、そのお店を通過してゴールインする)を考えていただき、児童の皆さんには、ゴールを目指すためのプログラムを考えてもらいました。

 試行錯誤しながら、時には、親子で話し合いながら、シールを貼っていきました。途中でオゾボットを走らせ、思い通りに動かなかった時は、なぜ、だめなのかを考え、シールを貼りなおす。この作業を繰り返しながら、ゴールを目指していました。

 課題をクリアーした子には、さらに難しい課題にも挑戦してもらいました。

  小学校のプログラミング教育では、問題を解決するために、どのような動きが必要であるか考え、それら1つ1つの動きをどのように組み合わせていけば良いか筋道を立て、論理的に考えていく力(プログラミング的思考)を身に付けていくことが求められています。

 講座を通して、トライ&エラーを粘り強く繰り返し、ゴールを目指す子どもたちの姿や、できた喜びを笑顔で表現する子どもたちの姿をたくさん見ることができました。


 保護者の方からも「こんなに集中して、何かに頑張れる姿を初めて見ることができビックリしました」「プログラミングは難しいものと考えていたが、今日受講して、パソコンを使わず、シールの組み合わせでプログラミング的思考を養う方法だったので分かりやすかった」「たくさん失敗して、ゴールにたどり着けるか不安でしたが、なんとかゴールイン。我が子の特性や個性が見られたので良かった」と、うれしい感想もいただけました。

 8月17日(土)には、4~6年生対象の同様の講座(7/5~募集中)が予定されています。ただし、高学年は、クロームブックでプログラミングを体験します。(下図 昨年度の様子)午後の部は、余裕がありますので、よろしければ問い合わせをしてみてください。

 さらに8月31日(土)には、「親子で体験プログラミング」が予定されております。こちらは、8月号の広報かすかべに詳細が掲載されます。よろしければ、ご応募ください。(下図 昨年度の様子)

市民映像セミナー「16mm映写機簡易技術講習会」

7月13日(土)、視聴覚センター2F視聴覚研修室において、市民映像セミナー『16ミリ映写機簡易技術講習会』を実施しました。本講習会は、16mmフィルムを映写するために必要な知識と簡易的な技術について習得していただくことを目的とした講習会です。

最初に、30cmほどに切った16mmフィルムを手にとっていただき、16mmフィルムと呼ばれる理由やフィルムの構造について説明がありました。

次に、「16mmフィルムと映写機」という作品を視聴し、映写機の全般的な取り扱い方について学びました。

その後、実際に映写機を使った演習を行いました。

まず、講師から映写機の各部分の名称と場所の説明を行い、さらに、空転試験(映写会開始前に必ず行っておくこと)の手順を演示しました。その後、1人ずつ順番に、一つ一つの手順を確認しながら、演習を行いました。

空転試験を終えると、実際にフィルム(3分で終わる演習用フィルム)を装着し、ランプをつけて投影。上映が終わったら、フィルムを巻き戻すまでの操作を講師が演示し、その後、受講者が1人ずつ演習を行いました。

受講者は、何度も繰り返して練習し、最後はテキストを見ないで、ひと通りの作業ができるようになっていました。

途中、フィルムが切れるハプニングがあり、講師の手による「切れたフィルムのつなぎ方」の演示も見ることができました。

終了間際には、「春日部市誕生」という20分ほどの16mmフィルムを視聴しました。このフィルムは、昭和29年に、春日部町と豊春村、武里村、幸松村、豊野村が合併して春日部市が誕生した際につくられた貴重な映像資料でした。

 

講義・演習が終わり、閉講式では、新規に本研修会を受講された皆様に、修了証を交付させていただきました。

個人でのご利用はできませんが、団体登録をすることで皆さんが所属するサークルや職場等で、春日部市視聴覚センター所管の16mm映写機及び周辺機器、所蔵の16mmフィルムを利用することができます。

ぜひ、映画会等を開催していただき、講習会の成果を発揮していただきたいと思います。利用に関する詳しい内容につきましては視聴覚センターホームページご覧ください。

市民パソコンセミナー「タブレットPC入門」

 7月9日(火)・10日(水)、春日部市視聴覚センターメディア研修室において「市民PCセミナー タブレットPC入門」が開催されました。

 本講座では、WindowsタブレットPCの基礎的な使い方や生活に生かせるような活用法を、タブレットPCを操作しながら学んでいただくことを目的としています。

 講座のはじめに、タブレットPCとスマホやノートパソコンの違いを知り、それぞれの良さがあること、タブレットPCは大きく分けて3種類のOSがあり、特性が異なることなどを確認しました。その後、視聴覚センターにあるWindowsタブレットPCを使って、実際に操作の体験をしていただきました。

 タブレットPCの電源の起動・終了の仕方から始まり、タッチキーボードの操作、文書編集ソフト「ワードパット」を使った文字の入力、カメラアプリでの写真や動画の撮影を体験していただきました。

 休憩をはさんで、インターネットを使った目的地までのルート検索の仕方、Youtubeアプリを使った動画視聴の方法などを体験していただきました。

 講座の終盤には、今話題のAIチャットについて紹介した後、実際に「ChatGPT」を使って、それぞれ聞きたいことを入力し、どんな回答が示されるのかを体験していただきました。

 「ChatGPT」をはじめとするAIチャットは、インターネット上にある膨大な情報の中から質問に対するもっともらしい回答を考え出すので、未来の事柄については弱いこと、個人情報は入力しないことなど、弱点や留意点についても確認しました。また、「出力された回答(情報)は、必ずしも正しいとは限らない」ので、最終的な判断は自分であることなども確認しました。

 タブレットPCなどの情報端末は、気軽にインターネットにアクセスできて便利な反面、危険と隣り合わせであり、インターネット利用上のルールやマナーを身に付ける必要性があります。ルールやマナーを守り、正しく情報端末を活用していただき、生活をより豊かにしていただければ幸いです。

 受講生の皆様、ご参加いただきありがとうございました。

子どもTV番組制作体験

 7月6日(土)9:00~「子どもTV番組制作体験」が実施されました。このイベントは、テレビ番組がどのように制作されているのかを、本格的な機材がそろった本センターのスタジオで実際に体験しようというもので、当日は、市内の小学3年生から5年生までの10人が参加しました。

 参加した児童は、異なる小学校から集まったので、まずは自己紹介を行いました。その後、講師からTV番組制作に必要な役割とその仕事の内容について説明を受けました。

 その後、ジャムボードを使って希望の役割に立候補しました。大型モニターにタブレットPCの画面がリアルタイムで表示されているので、その様子を見ながら希望する役割をチェンジする子もいたようです。平和的に話し合い、無事、個々の役割が決まりスタジオへ移動しました。

 講師から個々の機器の説明を受けた後、それぞれのポジションについてみました。スタジオでは、自分の立ち位置でテキストを見ながら台詞を練習する子もいました。機械を担当する子は、モニター画面を見ながらスイッチを動かすことやスタジオの様子を見ながら作業することなどの説明を受けました。

 ひと通りの流れを確認したあと、別室に移動して台詞の練習や講師との打ち合わせを行いました。

 いよいよ、スタジオでの練習が始まりました。緊張しながらの練習でしたが、みんなで声を掛け合い最後までたどりつきました。すると、子どもたちから「もう1回練習したい!」との声。再度、最初から最後まで流して練習を行いました。

 休憩をはさんで、リハーサルを行いました。

 プログラムディレクターから良かったところ、直してほしい所などの助言が伝えられ、いよいよ本番。最後は、笑顔でフィナーレのカットを撮ることができました。

 撮影が終わるとメディア研修室に移動して「メディア・リテラシー講座」を受講しました。この講座で、TV 番組ができるまでの過程やニュース番組の裏側について知りました。ニュース番組編集体験では、「相手に分かりやすく伝える」「事実と私見を分けて考える」等、記事を作る上で大切なことを学びました。

 最後に感想発表を行いました。子どもたちは、テレビ番組づくりには、たくさんの人がかかわっていることを体感してくれたようでした。仲間と協力しながら楽しくTV番組制作体験に取り組み、どの子も満足そうな表情でした。

R6生涯学習市民塾(前期)が始まりました♪

みなさんこんにちは!社会教育課の生涯学習推進担当ですにっこり

6月より生涯学習市民塾の前期が始まりましたので、講座の様子をピックアップしてご報告いたします♪

 

ちなみに、生涯学習市民塾とは「生涯学習人材情報登録者」が講師となった様々な学習会や体験会です。

初心者大歓迎な講座は、ジャンルもテイストも講師次第!あなたにピッタリな講座・講師との出会いのきっかけになれたら幸いですハート

 

1ツ星6/1(土)「やさしいチェアヨガ講座~ヨガ初心者の方、運動不足の方、シニアの方も大歓迎~

 

座ったままできるヨガは楽しく、簡単なのに「すっきり感がある」「気持ちよかった」と大好評でした♪

講師が親しみやすいとの声もキラキラ

 

1ツ星6/2(日)~「自筆証書遺言書の書き方講座

 

「終活」といえば遺言書を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

講師による豊富な知識と資料で、ゼロから始める遺言書作成も安心です。

 

1ツ星6/2(日)「街道寄席

 

今回は津軽三味線&落語の2本立て!前半は軽快な三味線と唄による民謡、後半は軽妙な語りの落語で拍手喝采な公演となりました。

リピーター続出グループ 次回は8/25(日)に開催予定(観覧者は引き続き受付中!)です。

 

1ツ星6/12(水)~「健口(けんこう)朗読de認知症予防!!

 

朗読は口(くち)からできる認知症予防です。みんなで揃えて読むだけではなく、

リレーのように言葉をつなげたり、ハーモニーを楽しんだり…様々な声出しで脳が活性化ひらめき

 

1ツ星6/13(木)~「英語のやさしい表現を覚えて英会話を楽しむ

 

「とにかく間違いを恐れず話してみよう」というのが上達の近道だそうですキラキラ

 ホームステイのシチュエーションを辿りながら、日常で使える表現を学びました。

 

他にも講座はよりどりみどり!現在は7月開始の講座まで受付募集中です(※講座により定員に達しているものがございます)。

また、8月から開始の講座は7/5(金)の朝9:00から受付開始!

詳しくは、生涯学習市民塾のホームページをご覧ください音楽

 

また、今回講師となっている生涯学習人材情報登録者は希望により紹介することも可能です。

なかには、市民向けの「かすかべし出前講座」として講師謝礼無料で講座を開催できる講師もいらっしゃいますので、お気軽に社会教育課生涯学習推進担当までお問い合わせください。

 

今後とも生涯学習市民塾および視聴覚センターをよろしくお願いいたします。お辞儀

市民映像セミナー「ビデオ編集入門」

 6月22日(土)、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民映像セミナー ビデオ編集入門』を実施しました。

 本講座は、ビデオカメラやスマートフォンで撮影した動画をコンピュータを使って編集し、映像作品に仕上げることを目的としています。この日は、3名のビデオ特派員さんにもご協力いただきました。

 まずは、ご持参いただいた映像データのコンピュータへの取り込みを行いました。スマホやSDカード、USB、DVD等のメディアに入れてご持参いただきましたが、中には、うまく動画素材を取り込めず、センターで用意した動画素材を使って動画編集作業を行っていただいた方もいらっしゃいました。

 データの取り込みが済んだら、動画編集ソフトを使い、余分なシーンの削除、カットのつなぎと並び替え、特殊効果の追加、タイトルやテロップの追加、BGMの追加等、受講者の皆さんと一緒にやり方を確認しながら編集作業を進めていきました。

 ひととおりの編集が済んだところで、編集データを1つの動画として出力し、DVDに記録する作業を行いました。初めて編集ソフトを使う方もいらっしゃいましたが、受講者の方全員が1つの映像作品に仕上げることができました。

 最後に、完成した作品を1人1人発表し、どのような作品ができたか鑑賞会を行いました。その後、この日参加してくださったビデオ特派員お一人お一人からご講評をいただきました。作品の良い所、改善点をお話しいただき、受講者も今後の作品づくりの参考になったようでした。

 動画編集と聞くと、ハードルが高く感じますが、今では、Web上で作業できるものや、直感的に操作できるソフトもたくさんあります。受講者の中には、普段、スマホで簡単に編集してYoutubeへアップされている方もいらっしゃいました。

 秋(10/12,13)には、ビデオの撮影から編集までを2日間連続で行う講座が予定されております。ご興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

 最後に、講座を進めるにあたり、ご協力いただきました視聴覚センタービデオ特派員の皆様、ありがとうございました。

市民パソコンセミナー「インターネット活用」

 6月20日(木)視聴覚センターメディア研修室において、『市民パソコンセミナー インターネット活用』を行いました。

 インターネットは、わからないことを検索して調べるだけでなく、様々な活用ができます。インターネットを利用したコンテンツを上手に活用することで、暮らしを豊かなものにしてくれたり、生活をサポートしてくれたりします。本講座では、手軽に活用できるコンテンツを知っていただき、インターネットの活用の幅を広げていただくことを目的に実施しました。

  講座の最初に、検索だけでなく、ニュース、路線案内やレシピ情報など、様々なコンテンツがまとめられているポータルサイトの活用方法を確認していきました。

  まず、Microsoft Edgeを使っての体験をしていただきました。Edgeを立ち上げ、ポータルサイトの1つ「yahoo」を検索し、Yahoo! japanのトップページを開きました。そして、このトップページの登録方法や、文字の拡大表示の方法を確認した後、自由に閲覧する時間を設けました。参加された皆さんは、思い思いのページを検索し、インターネットを楽しんでいました。

 

 次に、Google Chromeを使って、同じような体験をしていただきました。少しやり方が違いますが、参加された皆さんは、テキストを見ながら、ニュースを見たり、気になる事柄を検索してホームページを開いて閲覧していました。その後、Googleアプリの中から「翻訳」を選んで、日本語を外国語に翻訳する方法なども確認していきました。翻訳された外国語の音声を繰り返し再生して、聞こえてきたとおりに発音して外国語会話の練習をしている方もいらっしゃいました。

 

 休憩をはさんで、インターネットで利用できる様々なサービスの体験として、動画や音楽、読書を楽しめるサイトの体験をしていただきました。

 料理の動画やレシピが掲載されている「クラシル」にアクセスしたときは、気になる料理名や食材名で検索すると多くの料理が画面に出てきたうえ、動画で食材の切り方やつくる手順まで見ることができ、驚きと感嘆の声が聞こえてきました。

 Youtube体験では、音楽を聴く方、かわいい動物の動画を見る方、クイズやパズルに挑戦する方、植木の手入れの仕方の動画を視聴する方・・・思い思いのページに飛んで、インターネットを楽しまれていました。

 青空文庫にアクセスして本を読む体験もしました。文字の大きさを調節して読みやすい大きさで読めるので、電子書籍の利点にも気が付かれたようでした。

 yahoo!Japanのサイドバーにある「路線情報」の使い方もお伝えしました。夏に行く旅行先を到着地にして調べていた方は、画面に出てきた駅名をクリックすると周辺の地図が出現したので、地図を拡大したり縮小したりドラッグしたりして旅行先の様子も調べていました。

 次に、今話題のAIチャットサービスの紹介をさせていただきました。

「親戚が2月に怪我をして入院。2か月前に退院。親戚を気遣う文面」「自分が引っ越したという近況を入れる」という条件を入力してチャットGPTに暑中見舞いのあいさつ文を作ってもらいました。

すると・・・以下の文面が作成されました。

 参加者の皆さんは、講師の画面を見るだけでしたが、瞬時に文面ができると驚きの声をあげていました。使い方によっては私たちの生活を豊かにしてくれる道具の1つになりそうです。

 最後に、インターネットの負の側面についてお伝えしました。ネットの情報は不特定多数の人が発信しているので「信用しすぎない」「個人情報は、原則入力しない」などの留意点について確認させていただきました。

 参加者の皆様、セミナーで習ったことを色々と試していただきながら、ご自宅でもインターネットを楽しんでいただければと思います。セミナーにご参加いただきありがとうございました。

市民パソコンセミナー『はがき作成入門』

 6月5日(水)、6日(木)の2日間、視聴覚センターメディア研修室において『市民パソコンセミナー はがき作成入門』を実施しました。

 本講座は、Word2019を使用して、午前中に、はがき宛名面用の「住所録」作成を行い、宛名面を印刷。午後に裏面の文面を作成し、印刷するまでを行う1日がかりの入門講座です。

 

 まず、講座前半は、宛名面の作成です。1枚1枚に住所や宛名、差出人情報を入力するのは大変な作業となります。そこで、Wordに付属している『はがき宛名印刷ウィザード』を使って、差出人情報や宛名を入力して住所録を作成しました。1度つくっておけば、次回からは、そのまま使えるところがパソコンの利点です。差出人情報は、1度作れば、50枚でも100枚でも自動的に印字されます。手書きだと100枚あれば100回書かなければなりません。

 後半は、文面の作成を行いました。文章を打ち込んだ後に、インターネット上にある著作権フリーのイラストから気に入ったイラスト素材を挿入したり、講座用に用意した写真素材から好みの写真素材を選んで挿入したりしながら文面を整えていきました。

 イラストや写真は、挿入後に大きさを変えたり位置を移動したりできるので大変便利です。

 最後に、はがき判の用紙に印刷しました。苦労して作ったハガキがカラーで印字されると、にっこり微笑む参加者の皆さん。とてもうれしそうでした。

 参加された皆さんの作品を視聴覚センター3階のエレベーター前に展示しておりますので、ご来所の際には、ぜひ、ご覧いただければと思います。

 11月には、年賀状作成を目的とした講座を実施予定です。詳しくは、広報かすかべをご参照いただき、是非ご応募いただければと思います。

 

【今後の募集予定セミナー(8月末までの実施分)】※2024.6.12現在

・インターネット活用入門(6/20)・・・まだ若干名余裕があります。

・ビデオ編集入門(6/22)・・・まだ若干名余裕があります。

・親子で楽しむ映画会(6/29)・・・6/11~募集中

・子どもTV番組制作体験(7/6)・・・6/4~募集中

・タブレットPC入門(7/9,10)・・・6/12~募集中

・スマホ入門(7/24,25)・・・7/11~募集予定

・走らせよう!プログラミングミニカー講座(7/21,8/17)・・・7/5~募集予定

・プログラミング入門(8/27,28)・・・8月の広報かすかべ参照

・親子で体験プログラミング(8/31)・・・8月の広報かすかべ参照

市民映像セミナー『デジカメ・スマホ写真加工入門』

 5月30日(木)、視聴覚センターメディア研修室において『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門』を実施しました。

 本講座は、デジカメやスマホで撮った写真をパソコンに取り込んで、加工編集し印刷するという内容です。

 デジカメやスマホで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整して雰囲気を変えたり、画質や画像の大きさを変えたり、トリミングして不要な部分をカットしたりすることができます。さらに、写真に文字やイラストを挿入してチラシやポストカードを作成したり、複数枚の写真を1枚に収めて印刷したりすることも可能となります。今回の講座では、Windows10付属ソフトの「フォト」や「ペイント」「ペイント3D」を用いて、簡単な写真加工体験していただきました。

 

  まず、パソコンのディスクトップに写真を保存する新たなフォルダをつくる作業から始めました。その後、スマホとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、スマホ内にある写真をコンピュータへ取り込む作業を行いました。スマホは様々な機種があり、画面の見え方や操作の仕方が異なるので戸惑う場面もありましたが、無事に全員がパソコンへ写真を取り込むことができました。(左クリックと右クリックの使い分けが難しいとの声)

 

 次に取り込んだ写真を使って画像編集を体験していただきました。「フォト」では、写真のトリミングや回転、補正を体験。「ペイント」では画像サイズの変更を体験。「ペイント3D」では、写真に文字や吹き出しを入れる体験をしていただきました。写真に文字やイラストを入れる時間は、皆さん、集中して黙々とパソコンに向かっていました。写真に日付や撮影場所を入れたり、吹き出しをつくって言葉を入れたりしながら、写真加工を楽しんでいました。

 

 最後に、加工した写真を印刷しました。「写真に文字や吹き出しを入れる作業は、意外と楽しい。今日来て良かった」と、うれしそうに話してくれた方もいました。

 

 コンピュータを利用すれば、普段デジカメやスマホでとった写真を簡単に加工して楽しむことができます。今回の講座で学んだことを生かして、日々の生活を豊かにしていただければ幸いです。

 次回の講座は、「はがき作成入門」です。Word2019を使って暑中見舞い葉書に挑戦します。まだ、参加者を募集しておりますので、興味のある方はご連絡ください。

市民パソコンセミナー「インターネット入門」

 5月24日(金)、視聴覚センターメディア研修室において『市民パソコンセミナー インターネット入門』を開催しました。

 

 今回は、インターネットの基本について学ぶ講座です。インターネットを介してWebサイトを閲覧するために必要となるブラウザソフトの種類を確認後、実際に検索や閲覧方法等を体験をしながら学んでいただきました。なお、今回はWindowsパソコンの標準ブラウザであるMicrosoft Edgeを使って講座を進めていきました。

 

 まずは、ブラウザの起動方法やEdgeの画面構成などを確認していきました。その後、様々なホームページへアクセスするための検索窓やニュース、天気予報など、様々なコンテンツが掲載されているポータルサイトを使って、検索方法やコンテンツの利用方法などを確認していきました。

 検索では、複数のキーワードを入力することで目的の情報が探しやすくなることや、お気に入りのサイトの登録方法などを実際に操作しながら学んでいただきました。

 コンテンツの利用では、地図検索やルート検索、路線情報の利用等、生活の中で役立つ機能などを中心に紹介させていただきました。

 GoogleMapを使ってストリートビュー体験をしていたときは、特に盛り上がり、参加者の方の中には、外国へ飛び出して行かれた方も。とても楽しそうでした。

 

 また、便利な設定として、ブラウザを起動した際に表示されるトップページの設定方法について、実際に手順をゆっくり確認しながら設定していただきました。

 インターネットを利用することで、様々な情報を瞬時に得ることができ、生活を豊かなものにしてくれます。その反面、世界中のネットワークとつながっているため、危険とも隣り合わせという影の部分もあります。

 講座の最後には、危険から身を守るための知識やルール、マナーなども身に付けていく必要性があることを確認しました。時には、画面を消したくても消せないこともあるので、そのような時の対処法についても学んでいただきました。

 

 視聴覚センターでは、インターネットに限らず、パソコン利用の入口となる基礎的な講座を多数実施しています。詳しくは、視聴覚センターホームページ内の「講座・イベント」をご覧ください。広報かすかべにも、毎月、講座情報が掲載されていますので、参考にしてください。皆様のご参加をお待ちしています。

市民パソコンセミナー『基本操作・パソコン入門』

 5月8日(水)、視聴覚センター2階にあるメディア研修室にて『市民パソコンセミナー 基本操作・パソコン入門』を午前の部、午後の部の2回実施しました。

 

 今回の講座は、パソコン本体の各部の名称、マウスの基本操作やウィンドウズ10の基本、またキーボードの基本操作を学び、最後には文書作成ソフト「Microsoft Word」を使って、本講座の修了証を作成・印刷をするという内容です。

 まず、パソコンやキーボードの各名称やマウスの持ち方を確認し、その後、ウェブ上のマウス操作練習ソフトで、楽しみながらマウス操作の練習を行いました。受講者の方も、一方的に説明を聞くよりも、実際に操作することのほうが楽しいようで、笑顔で画面に向かってマウスをクリックしていました。

 マウス操作では、「ドラッグ&ドロップ」がなかなか難しいようでしたが、講座の後半になると、画面をスクロールしたり、画像を拡大縮小したり、画像を移動したりと、思い通りに操作できるようになりました。 

 講座の後半では、Wordを立ち上げて、文字の書体や大きさ、文字の配置などを変更する操作を行いました。画像の挿入も体験しました。その後、ここまでに習ったことを使って、実際にご自身の「修了証」作成に挑戦していただきました。

 修了証のひな形をもとに、文字の大きさや書体の変更、画像の挿入等の操作を行い、体裁を整える作業をしていただきました。

 そして、完成した方から印刷をしていただきました。自分で作った修了証を手にとると、皆さん、笑顔になっていました。

「自分だけでは理解できない所を親切に教えていただき助かりました」「印刷された修了証を見てうれしくなりました」「今回の講座に参加して、今までの疑問点が解消されました」「楽しかったです。他の講座も申し込もうと思います」というご感想をいただきました。

 視聴覚センターでは、入門者を対象としたパソコン講座を実施しております。講座の内容や日程等につきましては、視聴覚センターホームページの「講座・イベント情報」や「広報かすかべ」でご案内しております。ぜひ、ご覧いただき、ご興味のある講座がございましたら、どんどん申し込んでください。お待ちしております。

教職員対象 ホームページ作成研修会

 4月19日(金)、視聴覚センターメディア研修室において「教職員対象 ホームページ作成研修会」を開催しました。今年度、新たに学校のホームページ作成担当になられた先生の支援になればと、年度当初の繁忙期ではありますが企画させていただきました。

  市内の学校ホームページは「スキットコモンズ3」という学校ホームページ作成サービスを利用してつくられています。

 今回の講座では、まず、「スキットコモンズ3」の基礎として、ホームページ作成を体験していただきました。

 ログインの仕方からはじまり、ホームページの画面構成を確認後、プラグインの追加方法を学びました。

 さらに、学校での主な更新作業である「教育活動の様子をブログとして掲載する方法」、「学校だよりを掲載する方法」などについて、各校の研修用のページを使い、具体的な作業を通して学んでいただきました。

 講座の後半では、ご自身でテキストを参考にしながら、研修用ページに学校だよりを掲載していただきました。「学んだことをすぐやってみる」時間を多くとり、個別に対応したことで、日ごろ疑問に思っていたことを解決できた様子がうかがえました。 

 

 視聴覚センターでは、今年度も、授業や校務におけるICTの活用や、情報モラル教育などの内容を扱った教職員対象の研修会を予定しています。

 また、市民向けのパソコンやビデオに関する講座も予定していますので、ぜひ、ご参加ください。

 詳しくは、視聴覚センターホームページの『講座・イベントページ』や『広報かすかべ』をご覧ください。

 

市民パソコンセミナー「表計算入門」講座

2月7日(水)、8日(木)の2日間(9:30~、13:30~の2回ずつ)にわたり、市民パソコンセミナー「表計算入門」講座を開催しました。4回とも定員いっぱいとなる盛況ぶりで、表計算ソフトに対する市民の皆様の関心の高さがうかがえました。

今回は入門講座なので、起動や終了の手順、ファイルの保存の仕方、画面の各部分の名称や働き等々、表計算ソフトの基本的なところから講義が始まりました。

ワークシート内にある1つ1つの枠(=セル)に簡単な数式を入力してから「エンター」キーを押すと、瞬時に計算結果が表示されると感嘆の表情を浮かべている方が多く見られました。

表計算ソフトでは、たくさんの空白のページを印刷することになる可能性もあるので、印刷するときに範囲指定をすることの重要性も説明させていただきました。

後半は、用意されたサンプルファイルを使い、表を完成させる作業を行いました。セルに日本語や数字、数式、関数を入力したり、文字の色や太さを変えたり、セルに色を付けたりしながら表を完成させていきました。

数式をコピーしたり、関数を使うことが、作業を簡略化する体験をすることで、表計算ソフトの便利さを体感することができたようでした。

講座の最後に、金銭出納帳や会計報告書、月間家計簿、持ち物整理簿等のサンプルを提供させていただきました。

講座後のアンケートにも、「今日学んだことは、今後、役に立つと思う」「新しい発見があった。セル幅を調節するのに、カーソルを合わせてWクリックする方法があるとは!知りませんでした」「Excelの次の段階の講座を望む」「Excelを使っていて気になっていたことがあったが、解決できてよかった」等、プラスの感想を多くいただきました。

本講座で、令和5年度の市民パソコンセミナーが終了となりました。1年間、多くの市民の皆様にご参加いただき、大変ありがとうございました。令和6年度も、さらに充実した講座を提供できるよう全力を尽くしてまいりますので、どうぞ、よろしくお願いします。