視聴覚センターブログ
市民パソコンセミナー「プレゼンテーション作成入門」
11月7日(木)・8日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において「市民パソコンセミナー『プレゼンテーション作成入門』」を実施しました。2日間4回の講座に34名の受講者がありました。
本講座は、プレゼンテーションソフト『PowerPoint2019』を使い、基本操作を学んで2~3枚程度のプレゼンを作ることを目標とし、昨年度の講座後のアンケートに応えるために新設された講座です。
まず、講師が見本として自己紹介のプレゼンをお見せし、その画面で使用したソフトの機能を紹介しながら進め、プレゼンテーションの基本をお伝えしました。
パワーポイントの画面構成がWordに似ているので、Wordを使っている方からは、「どのタブのどのアイコンをクリックすれば、どんなことができるのか大体の予想がつくので操作が簡単」との声もありました。
講座の前半は、起動と終了の手順確認⇒背景の設定⇒タイトルの入力⇒スライド(ページ)の追加方法⇒ワードアートの挿入⇒アニメーションの付け方⇒テキストボックスや画像の挿入⇒画面切り替えの設定等の順にお伝えしました。
講座の後半は、前半で習った基本操作を使って『自己紹介』というテーマで3枚程度のスライドを作ることを目標に、起動から1人でプレゼンづくりに挑戦しました。
受講者全員が2~3枚のスライドを作り終えたところで、順番に発表していただきました。どの受講者もプレゼンテーションをしながら思い思いの発表をしていました。受講後のアンケートに「他の人の作品を見ることは、大変勉強になる」とも書かれていました。
↑ 自作のプレゼンを発表中 ↓
「時間があっという間に過ぎてしまったが、とても楽しかった」「自己流で使っていたパワーポイントにアニメーションをつけたり、ネットからの画像の挿入方法を教えていただいたりと、パワーポイントの楽しさを再発見できた」「今回、初めて使った。多くを語らないのがプレゼンテーションなのだということを学んだ。自分でスライドを作ることができてうれしかった」等の感想があり、本講座を新設して良かったと感じています。今後は、初級だけでなく中級も企画していこうと考えています。
市民パソコンセミナー『文書処理入門』
10月24日(木)・25日(金)の2日間、視聴覚センター3階メディア研修室において、「市民パソコンセミナー『文書処理入門』」を実施しました。2日間4講座に30名の方が参加し、大変人気のある講座となっています。
本講座は、文書ソフト『Word2019』を使い、文字入力はもちろん、図や画像、表を入れて簡単なチラシを作成し、印刷する内容でした。
講座の前半では『Word』でできる事の紹介や画面上のアイコンの説明等を聞きながら、起動・終了の仕方、ファイルの読み込み方・保存の仕方を体験しました。
講座の後半では、図やイラスト、表の挿入を体験し、文書全体を整えました。WordにExcelのような表が簡単につくれる機能があることを知り、「これは使えそう!」と喜んでいる受講者もいました。
「Word」ソフトの「基本的な説明を聞く→実際に操作する」を繰り返しながら、スモールステップで講座を進めました。
すべての説明が終わった後に、講座で習ったことを使って自由に操作する時間を設定しました。この段階で一人でできれば、家に帰ってからもWordを使うことができます。
最後に、出来上がったチラシを印刷しました。できあがったチラシをうれしそうに手にとる受講者を見て、こちらもうれしくなりました。
受講者から「初心者でしたが、丁寧に教えていただき学習しやすかった」「分からないときは、すぐに手を挙げられる環境で学習しやすかった」「図を挿入したりテキストボックスで『切り取り』の文字を入れたりすることができるようになり、今日も勉強になった」などの声が聞かれ、講座を企画して良かったと感じました。
市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」
10月12日(土)、13日(日)の2日間、春日部市視聴覚センター3階メディア研修室にて市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」を開催しました。今回の講座を開催するにあたり、日ごろ映像セミナーでお世話になっているビデオ特派員の方にもご協力いただきました。
1日目は、ビデオカメラを使った「撮影の基礎」に関する講義やビデオ撮影の演習をメディア研修室で行い、その後、粕壁宿の風景や建造物の撮影をしに外へ出ました。
講義の中で、撮影に行くときに持参するといいものということで、日ごろ様々な所へ撮影にいかれている特派員さんから貴重な情報をいただきました。
特派員さんのカメラバックから出てきたものは・・・
カメラの取扱説明書、ビニール袋、輪ゴム、2メートルほどのひも2本、マジックテープ、予備バッテリー等々。急な雨には、カメラを守るビニール袋、カメラを横に動かす時に便利なひも・・・等。参加者からも「役に立つ情報でありがたい」との声が聞かれました。
外へ出てからの撮影で最初に訪れたのは、今年もご協力くださった匠大塚さんの屋上でした。屋上からの素晴らしい景色に、参加者一同、感動するとともに、撮影にも熱が入りました。
その後、文化会館、東八幡神社、午後は、碇神社のイヌグス、道しるべ、古利根公園橋、春日部駅東口と歩き、その後、自由撮影時間を設けました。
視聴覚センターに戻り、撮影データーをパソコンに取り込んで、第1日目が終了しました。
2日目は、前日に撮影した動画の編集、ビデオ作品の発表会を行いました。
はじめに、ビデオ編集の目的やパソコンへの保存の仕方、トリミングやエフェクトなど、基本的なことについて学びました。
その後、ビデオ編集ソフト(PowerDirector)を使って、ビデオ編集体験をしていただきました。前日に保存した撮影素材を編集ソフト上に取り込み、ひと通りの編集過程を説明を聞きながら練習しました。
その後、自分が作りたいテーマに沿ってビデオ編集を行いました。
動画の配置やテロップの挿入、トランジション(つなぎ目の効果)の追加など、魅力ある作品に仕上げるために、編集作業を進めていきました。ここでも、ビデオ特派員の方が親身になって一人一人の疑問に答え、効果的な編集方法についても細かなところまでアドバイスしてくださいました。
最後に、受講者の方の作品を発表していただきました。限られた時間での撮影・編集でしたが、どの作品も粕壁宿の魅力が伝わる素晴らしい作品に仕上がっていました。
作品発表後、特派員の方から講評をいただきました。良かったところや改善点を具体的にお話しいただき、参加者の皆様も、さらにいい作品をつくろうという意欲がわいてきたようでした。
受講者の方から「講師の先生方が親切に熱心に指導してくださり、とても楽しい時間を過ごすことができました。」「撮影時に持参するツールや小物情報が役立ちます。」「参加者の皆様の編集された作品の鑑賞、作品ついての講評も、とても参考になりました。」と言っていただき、大変うれしく感じております。これもビデオ特派員の皆様のおかげです。今回の講座開催にあたり、様々なサポートをしていただきましたビデオ特派員の皆様、2日間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
R6生涯学習市民塾 8月~9月の様子をご紹介!
みなさんこんにちは!10月になり、すっかり秋の涼しさですね
厳しい酷暑から残暑にかけて開催した講座を、いくつかピックアップしてご報告いたします!
☆生涯学習市民塾とは「生涯学習人材情報登録者」が講師となった様々な学習会や体験会です。
前回の様子はこちらのブログ記事へ→ R6生涯学習市民塾(前期)7月の様子♪
7/27(土)~8月 「~ビニールを彫刻刀で彫るアート~ シャインカービング」
こどもから大人までできる、近年誕生したアート「シャインカービング」。
参加者はみな初心者でしたが、こんなに素敵な作品が完成しました!10月には毎年飾れるハロウィンドームを作ります→生涯学習市民塾の市公式HP
8/3(土)~「琵琶の歴史と語り」
なかなか聴く機会のない琵琶(びわ)の音色と、語りにあっという間に引き込まれます。
「心が洗われた」「また聴きたい」と大絶賛のひとときでした。
8/20(火)~「キーボード入力の基本」
アルファベットを言いながらひたすら練習!最初は皆さん苦手意識を持っていましたが、講師と繰り返すうちにどんどん慣れていき「打つのが楽しくなってきた」との感想も。市民塾(後期)でも実施予定です!
9/7(土)「楽しくナツメロを歌いましょう(ちょっぴりレッスン付き)元気になりますヨ」
歌詞ひとつひとつのニュアンスや、特に強調したいところなどを意識して歌うと更に深く、ナツメロを楽しめます。
最初は小さかった参加者の声も、どんどん感情が乗ってのびやかに帰る頃にはスッキリ笑顔な皆さんでした。
9/28(土)「玄関などに飾る生け花」
基本の生け方や、使う花や葉の選び方など、丁寧な指導に皆さん満足の出来栄えでした
玄関に花を飾ると運気が上がるんだとか……!
9/29(日)「みー先生のおかしな世界」
県内の様々な施設で腹話術・マジックの公演をされている、みー先生によるおかしな世界を楽しみました!
参加者がお持ち帰りできるマジックも伝授してくださいました
講座はまだまだありますが、今回はこの6講座をご紹介しました。
また、11月からは遊学1日体験教室として講座を開講します。申込みは10/9(水)の朝9:00~です!
詳しくは遊学1日体験教室(市公式ホームページ)をご覧ください。
文化の秋を楽しむ一助となれば、幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
市民パソコンセミナー「オンラインミーティング(参加者編)」
10月1日(火)・2日(水)の2日間、春日部市視聴覚センター3階メディア研修室において『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座』を開催しました。
今回の講座では、Zoomを用いたオンラインミーティングを『参加者側』として体験していただき、会議への入り方や会議中の基本操作を学んでいただきました。
講座のはじめにオンラインミーティングやZoomについて基本的なことを学んでいただきました。ミーティングの入り方として、Zoomのダウンロードや、主催者が作成した会議室のミーティングID・ミーティングパスコードの入力方法などを体験しながら学んでいただきました。
ディスクトップパソコンにウェブカメラを接続して実施したので、画面が明るく大きく、左側のモニターには先生の画面が投影されていたので、とても分かりやすく楽しく学べたとの声を多くお聞きすることができました。
会議に参加した後は、実際にオンラインミーティング機能を利用しながら講座を進めました。スペースキーを長押ししてマイクのON・OFFの切り替えが行えることをお伝えしたり、Zoomに用意されているチャットやリアクションなどの機能に触れていただいたりしながら、会議中に必要となる基本操作を学んでいただきました。
オンライン会議を体験している際に、チャットで文字を入力して参加者に伝えたり、発表を聞いた後にリアクションのスタンプを表示させたりと、体験しながら基本操作をマスターしていただきました。
ひととおりの講義が終わった後、講師の力を借りずに会議に参加できるか挑戦していただきました。Zoomの立ち上げから始めてもらいましたが、無事、全員の方が会議に参加することができました。参加した後は、参加者の方とオンラインミーティング上で「ご自身のマイブーム」についてお話をしていただきました。
「いつも分かりやすい説明で、理解することができます。楽しんで参加しています。」「初めて自分一人でZoomに参加でき、とても楽しい体験でした。」「11月の主催者として体験する講座を受講します」と、オンラインミーティングの楽しさや便利さを実感するとともに、さらなる学習意欲をかきたててくれたようです。
↓ 画面の見え方をかえることができます。↑
今回は、参加者としての体験講座でしたが、11月には講師を招いて主催者向けの講座を実施する予定です。詳しい内容や申込受付開始日等は、広報かすかべ11月号に掲載されますので、ご確認のうえご参加ください。
市民パソコンセミナー『親子で楽しむプログラミング』
9月29日(日)9:30~、および13:30~視聴覚センター3階メディア研修室において、市民パソコンセミナー『親子で楽しむプログラミング』を開催しました。今年も市民講師の吉田理子さんをお招きし、プログラミングを親子で楽しく学ぶことができました。
はじめに、生成AIを使った写真を提示し、「どちらが本物か?」「どこがおかしいか?」と参加者に考えてもらいました。
参加した子どもたちからは、人物写真については、「影がない」「手の合わさり方がおかしい」「頭が体に対して大きい」などの意見がでました。
風景写真については、「1つの田んぼが細長すぎておかしい」「稲がこんなに大きいのに桜が咲いている」など、活発に意見が出ました。
その後、「読書の秋のイメージ」「秋の運動会のイメージ」というテーマで、生成AIに絵を描いてもらいました。すると、子どもたちが思っていた絵とは違う絵が出てきました。そこで、少しずつ条件を加えていきながら何度も絵を描いてもらいました。
↓
この2つの体験から、コンピュータに命令するときは、あやふやな言葉ではだめ。より具体的で誤解のないような言葉で命令しないと、コンピュータは思ったとおりに動いてくれない。このことは、友達関係にも言える。正しい言葉で正確に相手に伝えるよう心がけましょうと、講師からお話がありました。
【 ↑ 運動会のイメージで描かれた生成AIによる絵 】
その後、コンピュータを使わないプログラミング体験を行いました。保護者の方にロボット役になっていただき、命令カードを組み合わせて「モフモフマスコットを机の左端から右端に移動させる」ことを課題として取り組んでいただきました。
人間であれば、「マスコットを机の右端まで運んで!」と言えば、やってくれそうな動作ですが、ロボットは忖度してくれないので、一つ一つの動きを正確に伝えないと思い通りに動いてくれません。「1歩前へ」「右腕を10度上げる」「手のひらを90度左に回転」「手のひらをひらく」「つかむ」など、細かな指示を出さないと、きちんと動いてくれないのです。
子どもたちは、自分でマスコットを掴んだり運んだりする動作を細かく確認し、与えられた命令カードを順番に並べていきました。そして、ある程度のプログラムができたら、実際にロボットに動いてもらい、足りない命令があったり命令を与える順番が違っていたりすると修正し、より良いプログラムを作り上げていきました。
参加者全員がマスコットを無事に運ばせることができたところで、考えたプログラムの発表を行いました。お題は同じはずなのに、それぞれのプログラムが少しずつ違っていました。
ここで、子どもたちは他の参加者の考えと自分のプログラムを比べながら「あのやり方のほうが簡単だ!」、「こっちの方が正確にマスコットをつかめるかも!」などと考えることができ、自分のプログラムに修正を加えている子もいました。
次は、パソコンを使ったプログラミング体験です。「Blockly Games」と「Scratch3」というプログラミングツールを使って、ブロック型プログラミングを体験しました。
「Blockly Games」では、ブロックの組み立て方に慣れるゲームや命令ブロックを組み合わせて、スタートからゴールまでたどり着くためのプログラムをスモールステップで作りながら、プログラミングの基本を体験するゲームに挑戦しました。
「Scratch3」では、「キャラクターに面白い動きをさせよう!」というテーマで、簡単なプログラムをつくっていきました。
「回転しながら移動する」、「色が変化しながら動く」、「壁にぶつかったら跳ね返る」といったプログラムを考えていました。親子で話し合いながら、納得のいく動作になるまで何度もプログラムを修正する姿が見られました。
講師の吉田さんから、小学校で学ぶプログラミング教育の目的や、家庭でもできるプログラミングなどのお話もいただきました。参加者の感想をみると、「大人でも楽しめる講座で、時間があっという間に過ぎました。」「子どもがプログラミングに興味を示しているので、家でもScratch3をやらせてみたいと思います。」「前までプログラミングは、そんなに好きではなかったけれど、今日のおかげで好きになれました。家でもプログラミングをやりたいと思いました。」などの記述もあり、とても充実したプログラミング講座だったことが感じられました。
【 ↓ 講座当日作った作品から(音が出ます)】
今回扱った「Blockly Games」や「Scratch3」は、ご家庭のPCでもインターネット環境があれば、無料でご利用いただけます。ぜひ、今後も触れていただき、プログラミングについての興味を深めていただければ幸いです。
※『Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。』
市民映像セミナー「デジカメ・スマホ写真加工入門」
9月11日(水)、視聴覚センター3階メディア研修室において『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門』を実施しました。
本講座は、デジカメやスマホで撮った写真をパソコンに取り込んで、加工編集し印刷するという内容で、5月にも同様の講座を開催しました。
デジカメやスマホで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整して雰囲気を変えたり、画質や画像の大きさを変えたり、トリミングして不要な部分をカットしたりすることができます。さらに、写真に文字やイラストを挿入してチラシやポストカードを作成したり、複数枚の写真を1枚に収めて印刷したりすることも可能となります。今回の講座も、Windows10付属ソフトの「フォト」や「ペイント」「ペイント3D」を用いて、簡単な写真加工体験していただきました。
まず、パソコンのディスクトップに写真を保存する新たなフォルダをつくる作業から始めました。その後、スマホとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、スマホ内にある写真をコンピュータへ取り込む作業を行いました。スマホは様々な機種があり、画面の見え方や操作の仕方が異なるので戸惑う場面もありましたが、無事に全員がパソコンへ写真を取り込むことができました。
次に取り込んだ写真を使って画像編集を体験していただきました。
「フォト」では、写真のトリミングや回転、補正を体験。「全体にもやがかかったように白っぽかった写真がフィルター機能で色が明確になった」「暗かった写真が明るくなった」と喜びの声が聞こえてきました。
「ペイント」では画像サイズの変更を体験。「今まで、画像サイズの変更なんて考えもしなかった」と驚かれている参加者の方もいらっしゃいました。
「ペイント3D」では、写真に文字や吹き出しを入れる体験をしていただきました。旅行先で撮影した写真に日付や撮影場所を入力したり、写っている人物の心情を短い言葉で表現して表示したりと、思い思いの写真加工を楽しんでいました。
最後に、加工した写真を印刷しました。印刷された吹き出し入りの写真を見て、ニッコリ笑顔の参加者の皆さんでした。
次回の講座は「オンラインミーティング(参加者編)10/1、10/2」です。すでにキャンセル待ちとなっております。
市民パソコンセミナー「聴覚障がい者対象PC入門講座」
9月7日(土)、視聴覚センター3階メディア研修室において「聴覚障がい者対象PC入門講座」を実施しました。
春日部市社会福祉協議会から手話通訳の方にもご協力いただき、パワーポイントを使ったプレゼンテーション作成やテレビ会議システムを使った手話交流を体験していただきました。
講座の前半では、パワーポイントの基礎を学んでいただき、実際に自己紹介のプレゼンテーションを作っていただきました。
文字を打ったり大きくしたり、写真を貼ったり、画面切り替えやアニメーション効果を入れながら、3枚前後のスライドを作成し、実際にスライドショーを体験していただきました。画面がクリック1つでかわっていくのを興味深そうにご覧になっていました。
さらに参加者同士で互いに作った作品を交流するために、テレビ会議システムを使って発表会を行いました。「共有」機能を使って、プレゼンの横に発表者が映る画面が配置されるようにしました。発表者は、クリックしながら手話で解説を行い、見ている参加者は、画面の手話を見ながらプレゼンテーションを見ることができ、それぞれの思いが伝わったようでした。
後半は、パワーポイントを使ったチラシ作りに挑戦しました。1から作るのではなく、サンプルを利用して作る方法をお伝えしました。
さらに要望のあったカレンダーについても、作り方を紹介させていただきました。
最後に、講座で作ったスライドを印刷していただきました。うれしそうにかばんに入れてくれたので、講座を実施してよかったと思いました。参加者から「今日は、楽しかった」「もっとたくさんの人が参加すればいいのに」「今日の講座内容は、とても参考になった。これからどんどん使っていきます」などの感想をいただきました。
また、手話通訳をやってくださった春日部市社会福祉協議会の方にもお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
市民パソコンセミナー『プログラミング入門』
8月27日(火)、28日(水)、視聴覚センター3Fメディア研修室において市民パソコンセミナー『プログラミング入門』を実施しました。本講座は、現在、小中学校の学校教育で実施されているプログラミング教育を体験していただく目的で新設された講座です。新設とあってか、2回とも複数のキャンセル待ちの方が出る人気の講座となりました。
当日は、「ソサエティ5.0」という政府広報としてつくられた30年後の未来を描いた動画を視聴し、学校教育にプログラミング教育が導入された経緯や意図をお伝えしました。
学校教育におけるプログラミングで重視されているのは「プログラミング的思考を養う」ことで、パソコンでプログラムを作ることが目的ではないこともお伝えしました。また、主に低学年で実施されているパソコンを使わないプログラミング学習例も紹介させていただきました。
続いて、信号機キットを使って、実際のプログラミングを体験していただきました。
初めは、講師と一緒に命令ブロックを左から右へ移動させ、それを組み合わせて、簡単なプログラムを作りました。
プログラムをつくったら、その通りに信号機が動作するか確認しました。緑色のLEDが灯ると、参加者の皆さんが笑顔になりました。
少しずつ難易度を上げ、少しずつ1人で考える量を増やしていきながら講座を進めました。
「赤色LEDが5回点滅とは?」→ → → 「赤ON→赤OFFが5回繰り返すこと」と言い換え、さらに、今回のプログラミングソフトでプログラムしやすいように、「『赤ON→1秒待つ→赤OFF→1秒待つ』を5回繰り返すこと」を確認してからプログラミングに挑戦していただきました。「1秒待つ」を入れないと一瞬でONとOFFが動作するので消えているようにしか見えないのです。
プログラミングに慣れてくると、参加者の皆さんからの質問の回数が減り、黙々とパソコンに向かっていました。何度も試行錯誤してプログラムに修正を加え、思い通りに信号機が動作すると笑顔になるのが印象的でした。
最後には、手押し式信号機のプログラムに挑戦し、参加者全員がプログラムを完成させることができました。
以下の動画は、「赤点灯→スイッチを押す→5秒後赤消灯→緑点灯(5秒間)→緑点滅5回→緑消灯→赤点灯」のプログラムを実行したところです。
参加者からは、「プログラミングというので文字を入力すると思いましたが、ブロックの組み合わせで体験できたので楽しめました。」「動作を考えながら、次の動作や繰り返し等をやっていくのが面白かった。」「『プログラミング』とは言葉だけの世界であったが、具体的にセミナーを受けて、いかなるものか一端を知れてうれしい。」「プログラミングと言えば、難しいアルファベットや暗号を入力して終わりかと思ったら、ゲーム感覚で楽しめ、良い頭の体操になった。」「今までは何も考えず信号を渡っていましたが、これからは、渡るたびに今日の講座を思い出しそうです。」等の感想をいただき、講座を新設して良かったなと感じました。
R6生涯学習市民塾(前期)7月の様子♪
みなさんこんにちは!毎日暑くて大変ですね
暑さに負けず、7月後半にかけての市民塾の様子をピックアップしてご報告したいと思います!
生涯学習市民塾とは「生涯学習人材情報登録者」が講師となった様々な学習会や体験会です。
前回の様子はこちらのブログ記事へ→ R6生涯学習市民塾(前期)が始まりました♪
6/22(土)~「和の文化体験」
1回目は華道を行いました。夏らしいヒマワリを使った作品が素敵です
ちなみに9月には「玄関などに飾る生け花」を実施しますので、気になる人は中期の市民塾をチェック!
2回目は茶道。和室&正座ではなくイスに座ってできるのが新鮮だと評判でした
6/22(土)~「はじめての障害年金」
今回が初の市民塾!社会保険労務士による初心者向け・基礎知識からの説明に、「受講してよかった」との声があがりました。
9月の市民塾でも初心者向けに講座を開催しますので、今回行けなかった方はぜひご参加を
6/23(日)~「必ず役に立つ「自彊術(じきょうじゅつ)もみ療法」を学ぼう」
1月の地震と被災地の様子から、「災害時に少しでも身体を楽にできるものが必要だ」という講師の判断で今回は「もみ療法」をメインに実施。自分や家族を癒す様々なもみ方を、講師&スタッフが丁寧に指導してくださいました
7/20(土)「古利根川周辺の「野鳥の生態」を見て語ろう」
毎回満員御礼の人気講座!講師が自ら撮影した野鳥や風景、様々な自然の写真(+動画)数は数百点にも及びます
環境アドバイザーの知識を生かした解説とユーモラスな語りに、あっという間の2時間でした。
7/24(水)「お花と炎の癒しで心と体をリフレッシュ」
今回が初市民塾でした!ハーバリウムやキャンドルライトなど、楽しく癒されリピーター続出
夏休みということもあり、小学生から大人まで思い思いの作品を作れました。とても綺麗!
まだまだ紹介し足りないくらいですが、今回はこのへんで…。
現在は生涯学習市民塾(中期)9月開始の講座まで受付募集中です(※講座により定員に達しているものがございます)。
また、10月から開始の講座は9/6(金)の朝9:00から受付開始!詳しくは、生涯学習市民塾のホームページをご覧ください。
おうちではクーラーで暑さ対策をしつつ、たまには公共施設で涼んだりしながら、無理なく夏を乗り切りましょう!
今後ともよろしくお願いいたします。