視聴覚センター

2025年度 親子で楽しむ映画会

 7月6日(日)10時から、視聴覚センター2階の視聴覚ホールにおいて、春日部市立中央図書館との共催による『親子で楽しむ映画会』を開催しました。

 この映画会は、今の子どもたちにとってはあまり馴染みのない16ミリフィルムの映像作品を味わっていただくこと、また、それと同時に映像作品の内容に関連する本の紹介や読み聞かせ、工作体験などを通して、図書にも関心をもっていただこうと毎年開催しているものです。

 今回の映画は、小学校1年生の国語の教科書にも登場する「おおきなかぶ」と、人間とねこの交流を描いた心が温かくなる話「わたしおてつだいねこ」を上映しました。16ミリフィルム特有のノイズが入った映像でしたが、子どもたちは夢中で鑑賞し、物語の世界に浸っているようでした。

 

 16ミリフィルムは、現在のDVDとは違い、フィルムのセットや上映後のフィルムの巻き取りなどの行程があるため、映写できるようになるまでの準備に時間がかかります。その準備の時間を使い、図書館職員による、映画の解説や関連資料の紹介が行われました。また、休憩時間には、関連図書の所に子どもたちが集まり、興味のある本を手にとる姿もありました。

 

 2本の映画を鑑賞したあとは、大型絵本の読み聞かせが行われました。一般的な本の4~5倍の大きさの本を使った読み聞かせでしたが、2か所に分かれ、皆、集中して絵本を見つめていました。

 

 最後は、工作を行いました。今回は、本にはさむ栞づくりを行いました。図書館の方が栞の枠やシール状にした部品を準備してくれていたので、短時間で、すてきな栞をつくることができました。