視聴覚センター

子どもTV番組制作体験

 7月6日(土)9:00~「子どもTV番組制作体験」が実施されました。このイベントは、テレビ番組がどのように制作されているのかを、本格的な機材がそろった本センターのスタジオで実際に体験しようというもので、当日は、市内の小学3年生から5年生までの10人が参加しました。

 参加した児童は、異なる小学校から集まったので、まずは自己紹介を行いました。その後、講師からTV番組制作に必要な役割とその仕事の内容について説明を受けました。

 その後、ジャムボードを使って希望の役割に立候補しました。大型モニターにタブレットPCの画面がリアルタイムで表示されているので、その様子を見ながら希望する役割をチェンジする子もいたようです。平和的に話し合い、無事、個々の役割が決まりスタジオへ移動しました。

 講師から個々の機器の説明を受けた後、それぞれのポジションについてみました。スタジオでは、自分の立ち位置でテキストを見ながら台詞を練習する子もいました。機械を担当する子は、モニター画面を見ながらスイッチを動かすことやスタジオの様子を見ながら作業することなどの説明を受けました。

 ひと通りの流れを確認したあと、別室に移動して台詞の練習や講師との打ち合わせを行いました。

 いよいよ、スタジオでの練習が始まりました。緊張しながらの練習でしたが、みんなで声を掛け合い最後までたどりつきました。すると、子どもたちから「もう1回練習したい!」との声。再度、最初から最後まで流して練習を行いました。

 休憩をはさんで、リハーサルを行いました。

 プログラムディレクターから良かったところ、直してほしい所などの助言が伝えられ、いよいよ本番。最後は、笑顔でフィナーレのカットを撮ることができました。

 撮影が終わるとメディア研修室に移動して「メディア・リテラシー講座」を受講しました。この講座で、TV 番組ができるまでの過程やニュース番組の裏側について知りました。ニュース番組編集体験では、「相手に分かりやすく伝える」「事実と私見を分けて考える」等、記事を作る上で大切なことを学びました。

 最後に感想発表を行いました。子どもたちは、テレビ番組づくりには、たくさんの人がかかわっていることを体感してくれたようでした。仲間と協力しながら楽しくTV番組制作体験に取り組み、どの子も満足そうな表情でした。