視聴覚センター

市民パソコンセミナー「タブレットPC入門」

 7月9日(火)・10日(水)、春日部市視聴覚センターメディア研修室において「市民PCセミナー タブレットPC入門」が開催されました。

 本講座では、WindowsタブレットPCの基礎的な使い方や生活に生かせるような活用法を、タブレットPCを操作しながら学んでいただくことを目的としています。

 講座のはじめに、タブレットPCとスマホやノートパソコンの違いを知り、それぞれの良さがあること、タブレットPCは大きく分けて3種類のOSがあり、特性が異なることなどを確認しました。その後、視聴覚センターにあるWindowsタブレットPCを使って、実際に操作の体験をしていただきました。

 タブレットPCの電源の起動・終了の仕方から始まり、タッチキーボードの操作、文書編集ソフト「ワードパット」を使った文字の入力、カメラアプリでの写真や動画の撮影を体験していただきました。

 休憩をはさんで、インターネットを使った目的地までのルート検索の仕方、Youtubeアプリを使った動画視聴の方法などを体験していただきました。

 講座の終盤には、今話題のAIチャットについて紹介した後、実際に「ChatGPT」を使って、それぞれ聞きたいことを入力し、どんな回答が示されるのかを体験していただきました。

 「ChatGPT」をはじめとするAIチャットは、インターネット上にある膨大な情報の中から質問に対するもっともらしい回答を考え出すので、未来の事柄については弱いこと、個人情報は入力しないことなど、弱点や留意点についても確認しました。また、「出力された回答(情報)は、必ずしも正しいとは限らない」ので、最終的な判断は自分であることなども確認しました。

 タブレットPCなどの情報端末は、気軽にインターネットにアクセスできて便利な反面、危険と隣り合わせであり、インターネット利用上のルールやマナーを身に付ける必要性があります。ルールやマナーを守り、正しく情報端末を活用していただき、生活をより豊かにしていただければ幸いです。

 受講生の皆様、ご参加いただきありがとうございました。