社会教育・生涯学習ブログ
子ども大学かすかべ3日目「大学の学園祭で商品のPRをしてみよう!」
11月3日(日)は、共栄大学の学園祭「樹麗祭(じゅれいさい)」の開催日です
子ども大学3日目となるプログラムは同日、大学生や地域の皆さんによる模擬店やステージ発表などが行れる賑やかなキャンパス内で行われました。
今回は商品のPRについて学び、実践していきます。
前半の講義では、まず共栄大学国際経営学部 中野浩一先生より、PRの目的や効果、よいキャッチコピーを作るために必要なことなどを学習しました。
今日の学園祭では、かすかべフードセレクション認定品である「栃惣の『片面しょうゆ』」、「米粉パンFUKU~福の『春日部ミルキーバナナカップケーキ』」、「折原果樹園の『春日部梨ジュース・幸水』」が販売されています。こどもたちが学園祭の来場者の皆さんにPRするのはこの3つの商品です。
次に登壇した春日部市教育委員会の山下先生からは、「かすかべフードセレクション」とは何か、事前にお店の方々に取材した商品のこだわりなどの説明がありました。
お店の方からのメッセージ動画や試食タイムもあり、実際に味わいながら商品の魅力を考えていきます。
ここからはPRに使うパネルの作成作業に入ります。
グループ毎に意見を出し合いながら、それぞれの商品のキャッチコピーを考え、PRパネルを完成させていきます。
絵を書いたり、色づかいを工夫するチームもありました。
後半は、完成したPRパネルを持ち、大学生ボランティアと一緒にみんなで外にくりだします。
お店の前や人が多い場所に移動しながら、来場者への声掛けや、お店のお手伝いなどをがんばりました。
中にはPRの効果で、早々に売り切れになってしまう商品も
下の6枚は、各グループが一生懸命考えたキャッチコピーです。
それぞれ学習と試食の成果が十分にみられたと思いますが、いかがでしょう
前日までの雨が嘘のような秋晴れの中でのプログラムとなり、屋外でのPR活動も無事終了
PR活動の合間には学内ツアーも実施され、学んで、食べて、考えて、ふれ合って、盛りだくさんな一日となりました。
実施にあたり、ご協力いただきました「かすかべフードセレクション」認定事業者の皆様、学生ボランティアの方々、誠にありがとうございました。
さて、子ども大学かすかべも次回がいよいよ最終回。おいしいプログラムが用意されているようです
「令和6年度 市民アカデミー」を開催しました!
令和6年10月25日(金)に粕壁市民センター(中央公民館)で「令和6年度 市民アカデミー」を開催しまし
た。(主催:春日部市人権教育推進協議会 春日部市教育委員会)
第1部は「人権作文優秀作品」と「人権ポスター優秀作品」の紹介。
作文は市内小・中・義務教育学校の児童・生徒の中から選ばれた4人の作品を
ご本人に発表していただきました。
発表後は、教育長から感謝状の贈呈を行いました。
ポスターは、79点の作品があり、その全てを会場外の廊下に現物を展示したことに加え、スクリーンに映し出しての紹介を行いました。
第2部は教育講演会。
パリ2024パラリンピック競技大会 車いすバスケットボール女子日本代表キャプテンの北田千尋選手をお招きし、「ともに生きる」と題してご講演いただきました。
車いすバスケットボールの紹介からはじまり、参加者にも身近な例も交えつつ、とてもわかりやすいお話でした。
(当日のお話をちょっと紹介!)
車いす用駐車スペースにある斜線の部分、(講演会ではシャッシャッシャの部分と紹介)なぜ必要かご存じでしょうか?
車いすを使用している方が車の乗り降りをする際には、ドアを全開にする必要があるため、このスペースが必要です。だから、この駐車枠が空いていなかったり、そこに物を置かれてしまうと大変困ってしまうとのことでした。
たとえば、カラーコーン1つ置かれただけでも駐車するのを諦めざるをえなくなってしまうそうです。
講演会終了後、「シャッシャッシャの部分に気をつけなきゃ」といった声も聞かれ、講演会でのお話を早速生かしていただけているようでとても嬉しかったです!
参加者アンケートでは、「心温まる小・中学生の作文発表を聞いてうれしくなりました。」や「北田さんの講演会素晴らしかったです。」といったお声を多数いただきました。
子ども大学かすかべ2日目講義
10月6日(日)、春日部市役所のひだまりホールにて、
共栄大学国際経営学部 北島先生によるプログラム「春日部の魅力を再発見しよう!」を実施しました。
はじめに、数ある春日部の魅力の中から、「ふじの花」「大凧あげ」「外郭放水路(龍Q館)」
「かすかべフードセレクション」の4つをピックアップし、どれが一番の魅力だと思うか
班ごとに意見交換を行いました。
その後は、みんなでララガーデン春日部に移動し、市場調査(アンケート)を行いました。
最初は緊張しながらも、大学生スタッフを筆頭に積極的に声掛けを頑張り、
たくさんの方からアンケートのご協力を得ることができました
教室に戻った後は、まとめ作業です。自分たちの最初の意見とアンケート結果はどう違ったか、
アンケートの結果、票があまり集まらなかった魅力は、どうしたらもっと伝えることができるかなど
班ごとに考え、発表してくれました
参加したこどもたちからは、
「ララガーデンで、街の人の声が聞けて、あらためて春日部市の魅力をもっと広めていきたいと思った。」
「何でだろうと考えることが大事ということが分かった。」といった感想が寄せられ、
自分たちの住む街の魅力について深く考える機会となりました。
子ども大学かすかべ入学式・1日目講義
【令和6年度「第13期 子ども大学かすかべ」が始まりました】
子ども大学は、こどもの学ぶ力や生きる力を育み、地域で地域のこどもを育てていくことを目的として、大学の先生や地域の専門家等が講師となり、こどもの知的好奇心を刺激する講義や体験活動を行う事業です。
春日部市では平成24年度から、共栄大学、公益社団法人春日部青年会議所、春日部市教育委員会の3者で実行委員会を組織し、小学校4年生から6年生までの児童を対象に「子ども大学かすかべ」を開校し、今期で第13期目を迎えます。
9月7日(土)、春日部新庁舎ひだまりホールで行われた入学式で、須田学長兼実行委員長は、「大学での学びの特徴は『なぜ?どうして?』といった疑問をもちながら、探究することです。子ども大学では『はてな学』『ふるさと学』『生き方学』の3つの分野で、体験し楽しく学んでください。」と入学生を歓迎しました。
また鎌田教育長は、「今年度の学習テーマは『春日部の魅力を考えよう!』です。自分で面白いと感じるものと出会い『春日部をもっと好きになる、もっと知りたくなる』ことを期待しています。」と激励の言葉を贈りました。
これを受け、入学生代表児童は「地元の食材に触れての調理体験が楽しみです。ここで学ぶことをこれからの生活に生かしていきたいと思います。」と力強く抱負を述べてくれました。
入学式に続いての1日目の講義は、春日部フィルハーモニー管弦楽団の3人の先生方による「クラシック名曲コンサート~お料理を食べちゃった犯人は誰だ?~」です。先生の大好きな宅配ピザを食べた犯人を見つける、演奏と謎解きの講義が始まりました。
犯人は、名作曲家であるバッハ・モーツァルト・ベートーヴェンの中のうちの一人。3人の代表的な曲の演奏を聴きながら、繰り出された資料をもとに見事?犯人にたどり着きました。
謎解き解決後は、リコーダーでのクラッシック体験。ベートーヴェンの第9「歓びのうた」を講師の先生の指導で練習です。さすが普段から音楽の授業でリコーダーに親しんでいる小学生、短時間でマスターできました。
最後は講師の先生方のピアノ、バイオリン、そしてこどもたちのリコーダーによる「歓びのうた」の演奏がひだまりホールに響き、第1日目の講義が終了しました。こどもたちは「音楽のまち春日部」を体感できたことと思います。
講師の春日部フィルハーモニー管弦楽団の皆さん、会場準備や児童支援をしてくださった共栄大学学生ボランティアの皆さん、ご協力ありがとうございました。
かすかべこどもフェスタ in イオンモール
8月20日(火)~8月25日(日)春日部市と包括的連携協定を締結しているイオンモール春日部にて、パネル展示と青少年体験活動事業「イオンこどもフェスタ」を実施しました。
主な体験活動内容は、「漢検桃鉄『地名漢字っておもしろい』」(日本漢字能力検定協会)、「ジャンボかるた体験会」(社会教育課)、「野外での活動体験」(春日部ボーイスカウト連絡協議会)、「見てみよう!おどってみよう!日本の文化を」(春日部市文化連合会)でした。
8月24日(土)ボーイスカウト体験。遊びながら新しい知識を得る活動体験では、新聞紙で作る防災スリッパに挑戦したり、SDGsゲーム&クイズで楽しみました。(協力:春日部ボーイスカウト連絡協議会)
8月24日(土) 漢検桃鉄「地名漢字っておもしろい」。人気ゲーム『桃鉄』を題材に、すごろくをベースとした漢検オリジナル教材で、日本全国の駅名の読み方や書き順を回答しながら得点を競います。オリジナルの日本全国路線図を使っての教材は、 こどもだけでなく家族で楽しめる内容でした。 (協力 日本漢字能力検定協会)
体験活動の他にも、春日部の社会教育団体の活動紹介パネル展示や、こどもたちの読書支援のための「夏休みこどもライブラリ」の設置など、夏休みの終わりにこどもたちに楽しみを提供してくれました。ご準備いただいた関係団体の皆様、ご協力ありがとうございました。
市展 ボランティア大募集!
第18回春日部市美術展覧会が令和6年11月19日~24日に開催されます。
開催にあたり、市民ボランティアを募集しています。
お手伝いいただくことは、展示の補助や受付などです。
イベントや美術にご興味のある方はぜひご参加ください
《活動期間》
令和6年11月16日(土)から11月24日(日)まで
《活動場所》
東部地域振興ふれあい拠点施設(ふれあいキューブ)
(〒344-0064 春日部市南1-1-7)
《活動内容》
準備期間中(11月16日~18日) 作品搬入補助、審査補助、展示作業等
開催期間中(11月19日~24日) 受付、会場管理、作品搬出補助等
《応募要件》
・ボランティア活動に積極的に参加できる方。(美術経験、ボランティア経験は問わない)
・活動初日現在で満15歳以上の市内在住・在勤・在学の方(中学生は除く)。
ただし、18歳未満の方は保護者の承諾が必要です。
・市展の出品者が応募する場合は、開催期間中のみの活動とします。
募集について詳しくは
春日部市美術展覧会市民ボランティア募集要項をご覧ください。
要項はこちらをクリック→→→市民ボランティア募集要項.pdf
皆様のご参加をお待ちしております
彫刻「収穫祭」が修繕のため不在です
東西ふれあい通り西口第2公園に設置されていた彫刻「収穫祭」
ねことりんごをモチーフにしたかわいらしい彫刻です。
現在、修繕を行っているため、不在です。
「収穫祭」は平成25年に設置しました。
モチーフとなっているねこは家族を、りんごは大切な人を思う気持ちを表現している作品です。作者の清水氏は「この彫刻を見ることで、大切な人をふと思い、一日を豊かに過ごすきっかけとしてただけたら幸いです」とコメントされており、現在は多くの方に大切にしていただいている彫刻です。
移動の当日はトラックに乗って出発していきました。
元の場所に戻ってくるのは、今年の12月ごろ令和7年2月下旬頃です。
(時期が変更になりました)
戻ってきた際はぜひお近くでご覧になってください。
このほかにも素敵な彫刻が市内にはたくさん設置されています。
↓彫刻についてご興味のある方はこちらをご覧ください↓
子ども大学(4日目)プログラムと修了式を実施しました。
12月2日(土)子ども大学かすかべ4日目講義「スポーツを楽しむコツ!~フラバレーボールを体験しよう!~」
が、共栄大学の体育館で行われました。
講師は、共栄大学 国際経営学部の北島信哉先生と春日部市スポーツ推進委員の皆さんです。
前半の講義は、北島先生による「スポーツを楽しむコツ」についてです。
軽スポーツの意義や効果、正しい姿勢のとりかたや正しい靴の履き方・選び方が、体の成長にとって大切であることなどを教えてくださいました。
後半は、春日部市スポーツ推進委員の皆さんの指導のもと、フラバレーボールに挑戦です。
フラバレーボールとは、平成20年に春日部市スポーツ推進委員協議会で考案された、
「ふらば~る」という丸みを帯びた、おにぎり形のボールを使ったバレーボール形式のスポーツです。
しっかりと準備運動をしたあとは、「ふらば~る」を使ってのパス練習から始めますが、
思い通りに飛ばないボールに、みんな笑いながらも四苦八苦。
だんだんと慣れてきたところで、いよいよチーム対抗試合です。
各チームには共栄大学学生ボランティアの皆さんも加わり、みんなで夢中になってボールを追う姿が印象的でした。
うっすら汗をかくほど白熱した時間もあっという間に過ぎ、この日のプログラムは終了となりました。
参加した子どもたちからは「フラバレーを通じてみんなと仲良くなれて良かった」「フラバレーを体験してスポーツの楽しさが分かった」といった感想が寄せられました。
今年度の子ども大学かすかべは今回が最終回です。
講義終了後の修了式では、子ども大学かすかべの須田学長より一人ひとりに修了証書が手渡されました。
代表児童からの「これまで楽しく学んだことを、これからの将来に活かしていきたいです。」という言葉を受け、
須田学長も「これからも学ぶことの楽しさを忘れずに、知的探究を続けていってくれることを期待しています。」と、お祝いの言葉を贈りました。
修了式に臨んだ子どもたち一人ひとりの顔にも4日間のプログラムを受講し終えた達成感が見られました。
今年度の子ども大学かすかべ4日間のプログラムも無事終了しました。
ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました共栄大学の皆様、春日部青年会議所の皆様、各講義指導者の皆様、学生ボランティアの皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
子ども大学(3日目)プログラムを実施しました。
子ども大学かすかべ3日目、この日は会場である共栄大学の学園祭「樹麗祭(じゅれいさい)」でした。模擬店が並び、学園祭の装飾が施された普段とは違う学内の様子に子どもたちの期待も高まります。
前半の講義では、フレッシュやおいちの福澤 潤先生を講師にお招きし、「実践!!喜びを作って販売を楽しもう」をテーマに、販売にあたっての効果的な声かけやあいさつなどを学びました。
福澤先生の力強い発声にならって、子どもたちの「いらっしゃいませ!」「何かお探しですか」といった元気な声が教室内に響きます。
後半では、グループに分かれ学園祭の模擬店での販売体験と学内見学が行われました。
販売体験では、模擬店の宣伝、チラシ配り、商品の受け渡しなどを体験しました。中には看板と商品を持って「いかがですか~!」と移動販売をするグループも見られました。
学内見学では、キャンパス内を歩きながら、共栄大学放課後子ども教室サークルの小学生向けのブースやSDGsのスタンプラリーなど様々なコーナーを体験してまわりました。
盛りだくさんの内容を終え、教室に戻った後は、みんなで今日の振り返りをします。代表で感想を発表してくれた参加者からは「いろいろな人に声をかけて買ってくれた時はうれしかった」「お店の大変さが分かった」といった感想がありました。
ご協力いただきました福澤先生、春日部青年会議所の皆様、樹麗祭関係者の皆様、ありがとうございました。
子ども大学(2日目)プログラムを実施しました。
10月28日(土)共栄大学の調理室において、菓子工房レガールのオーナーパティシエである
山根弘志先生をお招きし、第2日目のプログラムを実施しました。
今回のテーマは「つくる喜びで感謝の心を育もう~みんなで実際につくろう~」です。
早速、スペインのバスク地方発祥の「バスク風チーズケーキ」作りからスタートします。
まずはしっかり手を洗います。
山根先生のお手本を見ながら進めていきます。
室温に戻したクリームチーズを混ぜます。
混ぜるのには少し力がいりますが、大学生のスタッフがサポートしてくれます。
1人1つずつボウルを使って一生懸命混ぜます。
次は「卵を溶いて、あわせて混ぜる」です。みんな卵を割るところからチャレンジしました。
他の材料も全部入れ、よく混ぜ終わったら、用意してある型に流し入れます。
液をこぼさないように、みんな慎重に作業していました。
オーブンに入れてしばし焼きます。おいしく焼けますように…
チーズケーキが焼きあがるまでの時間、山根先生から児童の皆さんにお話をしていただきました。
今日の材料であるクリームチーズにどれだけの牛乳が使われているか。その牛乳がみんなのもとに届くまで
どれだけの人がかかわっているか。
みんなが学校で食べる給食やおうちで食べるご飯はなぜおいしいのか。
それは、みんなのところに届くまでいろんな人の愛情がこもっているからです。
作ってくれている人に感謝を込めて、「いただきます」「ごちそうさま」をしっかり伝えましょう、
と感謝の心を持つことの大切さを教えていただきました。
プログラムも終盤に差し掛かり、調理室に甘~い匂いが漂います。
みんなもオーブンの中が気になる様子。
山根先生の合図で、チーズケーキをオーブンから出します。
できたて熱々なので、ここは大学生スタッフにお任せです。
きれいに焼けたチーズケーキを見て、歓声があがっていました。
今日みんなが愛情をこめて作ったチーズケーキは、
おうちの皆さんにも食べてもらえるよう容器に詰めて持ち帰ります。
冷蔵庫で1時間ほど冷やすとおいしさが増すそうです。
プログラム実施にあたりご協力いただきましたレガールの皆さま、春日部青年会議所の皆さま
ありがとうございました。